いったい何が起ころうとしているのか?6(前半)
書きたいことをすべて書くとあまりに長くなるので、今回は記事を二つに分けることにする。前半では予言の紹介をメインにし、社会や経済情勢の分析は後半に譲ることとする。後半は一両日中にアップする予定である。
金融破綻に関する予言
まず最初にはっきりさせておかなければならないことがある。何度かこのブログでは、4月半ばの金融破綻を予告する予言を紹介してきた。筆者としても、4月半ばから始まる米国大手銀行の決算発表が引き金となり、ニューヨークダウの大幅な下落から金融破綻が始まるのではないかと考えていた。その日は4月17日ではないかとも言われていた。
だが、JPモルガン、シティーグループなど大手金融機関は巨額の損失を出したものの、市場の予想を下回ったとして株価は逆に上がった。当然、この日は金融破綻は起きなかった。
この意味では、このブログや「Web Botの予言」など、4月半ばの破綻を唱えていた予言はすべて外れたことになる。これは認めねばならないだろうう。
金融破綻は先延ばしされただけでこれから発生する可能性があり、そしてそのようなことが実際に起こったとしても、4月半ばという特定の時期には何も起こらなかったので、この時期を指定した予言は外れたとみてよいように思う。
このブログではさまざまな予言を取り上げるが、そうしたものの中には具体的な日時を指定したものもある。このブログはあくまで予言の検証をテーマにしているので、予言の結果は正確に報告して行きたいと考えている。
ただし、今回当たらなかったからといって、「Web Bot」の方法論やその予言そのものが否定されたのかといえば、筆者はそのようには考えない。予言の実現時期はどうあれ、「Web Bot」は、将来発生する可能性のある事態を予測する強力な方法論になり得ると思う。それはいわば、未来にどのようなことが起こる可能性があるのか、その全体的な傾向性と方向性を指し示す指示器のようなものなのだと考える。したがって、それをどのように使えばより正確度の高い未来の見通しが立つのか発見することが今後の課題なのではないかと思う。その意味でも、「Web Bptの予言」は今後も掲載してゆくつもりである。
Web Botの最新予言
数日前、Web Botの主催者であるクリフとジョージ・ウレはレンスドットコムに出演し、最新データの解析結果を公表した。ほぼ同じ内容は、有料サイトにも同時に掲載されている。
ラジオ番組では分析結果が彼ら自身によって詳しく解説されているため、予言には彼ら自身の解釈が入っていることをここに断っておく。
これからの事態の全体的な推移
・9月にかけてイラン攻撃の緊張は最大限に高まり、米国が実際にイランを攻撃する可能性が出てくる。
・10月には、中国はイラン攻撃に強く反対し、これを阻止するために、ないしはこの時期にすでに攻撃が開始されてしまった場合は、米国を制裁する目的から、保有する米国債の一斉売りを仕掛ける。
・11月には、このためドルは大きく暴落し、ドル基軸通貨体勢は、その終焉へと向けた最終段階にいたる。
経済に関して
・現在の株価の状況は、1929年恐慌の前年の1928年に酷似している。
・崩壊の前年の28年は、実体経済の悪化は進みつつあったにもかかわらず株価は上昇し、実体経済の悪化を覆い隠していた。
・確かに5月はある意味の転換点になるだろう。だがそれは株価の崩壊を意味しない。まったく逆の意味の転換点だ。5月から株価は急に上げに転ずる。この結果、市場には金融危機は完全に去ったという楽観的なムードが広がる。
・楽観的なムードによって、株価は夏にかけて急激に上昇する。
・だが、これは長く続かない。10月の初旬には株価は壊滅的に暴落する。株価の上昇幅が大きければ大きいほど、暴落幅は大きいだろう。これは1929年の大恐慌に近似した事態となる。
・株の暴落の引き金になるのは、イラン戦争とこれに伴う中国の米国債売りである。
社会情勢全般
・Botの収集したメタデータをみると、今年の後半は、社会的な緊張の高まりが蓄積される時期と、その緊張が暴動や騒乱などという形で発散される時期の二つにはっきりと分れている。緊張の蓄積は9月くらいまで続くが、それは特定の日時に一気に放たれるようにみえる。
・その時期は10月7日である。
クレイとジョージ・ウレは「このテクノロジーはまだ開発の初期段階にあり、的中を保証するものではない」ことを何度も断っている。
ところで、指定された時期にこうした事態が発生するかどうかは別にしても、今年の秋までに、以下の系列の出来事の発生が予告されている。
「株価の上昇と楽観的なムード」→「イラン攻撃の危機」→「中国の米国債一斉売り」→「株価の暴落とドルの極端な減価」→「米国内の騒乱」
これは的中するのだろうか?注視して行きたい。
ブレイクするかもしれない「Web Bot」
ところで、このブログの投稿欄で、ディレクTVのヒストリーチャンネルが最近「2012年特集」を放映したことを知った。投稿してくれた方に感謝する。番組すべて以下のサイトで見ることができる。すべて英語だが、比較的に分かりやすいのでぜひ見るとよいだろう。
DOOMSDAY 2012: End of Days - Part 1
DOOMSDAY 2012: End of Days - Part 2
この番組は、2012年に関するさまざまな予言を紹介しているが、その中でももっとも時間をさいているのが「Web Botの予言」だ。おそらく、今回がテレビでの初めての紹介になるはずだ。
この番組は二つの予言を中心に構成されている。一つは「Web Bot」だが、もう一つは「タイムウェーブゼロ理論」である。「タイムウェーブゼロ理論」米国の思想家、テレンス・マッケナが1980年代に発表した理論だが、日本でもすでに広く紹介されているので、知っている人も多いと思う。
要するに、この番組が柱の一つとして「Web Bot」を取り上げたことは、「Web Bot」は「タイムウェーブゼロ理論」とほぼ同程度のパブリシティーを得るにいたったということであろう。
また、「Web Bot」は有料の登録者に限ってニュースレターを背信しているが、それによると今度はより大きな枠で「Web Bot」がヒストリーチャンネルに特集されるということである。
タイムウエーブゼロ理論
すでの知っている人も多いかもしれないが、一度ここでテレンス・マッケナの提唱する「タイムウェーブゼロ理論」を確認しておきたい。
これは、中国の占いである「易経」を、ソフトウェアーを使って数学的に処理することで、歴史の流れを支配している時間構造のパターンを読み取り、それをもとにこれからどんな時代になるのか特定しようとする理論である。以下にウィキペディアから引用する。
「1980年には、『易経』の六十四卦をもとにコンピュータで計算し、2012年12月22日に何かが起こるという理論を提唱し、変化のサイクルは近代科学が起こるまでが4300年間のサイクル、その後384年間のサイクルで科学が大きく発展し、次の1945年ごろからの67年間のサイクルでさらに科学の発展が加速し、次の384日で以前の発展を超えてさらに発展し、最後に6日間、135分間、 0.0075秒間のサイクルが来て人類は大きく変化を遂げるということである。このとき予測できないことが起こるとしている。後に、マヤ文明のマヤ暦も同じような日に終わるという研究結果を、ホゼとロイディーンの夫妻が発表している」
ここでもう少し補足する。マッケナは六卦を縦軸にして、その組み合わせの総体である六十四卦を横軸にして『易経』全体をグラフ化すると、そこにはマッケナがノベルティーと呼び、「陰陽」の「陽」を表す山と、ハビットという「陰」を表す谷が構成するジグザグのグラフが現れるという。マッケナは、グラフの出発点を『易経』が発明された4700年前に設定した。
ところで、この数学的な処理方法はネットでも詳しく説明してある文献は手に入るが、数学の公式が難しく、筆者の能力を越えるため、これの解説は行わない。
マッケナによると、このグラフを実際の歴史と対応させると興味深いことが分かるという。グラフの「陽」にあたる部分はルネッサンスや科学革命といった、文明や社会の興隆期に対応し、「陰」の部分は戦争や不況といった沈滞期に対応ししているという。以下の図を参照。
Timewave Zero
マッケナの理論でもっとも興味深いことは、このグラフの終点が2012年12月21日であるということだ。周知のようにこれはマヤカレンダーの終わる日である。マッケナがこの理論を考え出した時点では彼はマヤカレンダーの存在は知らなかったという。
さらに興味深いことは、この終点にいたるまでの時間の流れが、ある時期を過ぎると急に加速するということだ。
ウィキペディアの解説にあるように、『易経』の発明から近代科学が起こるまで4300年かかる。当然、その間に多くの「山」と「谷」を通過する。そして、その後の384年間で科学は最大限の発展をみるが、1945年から、終点の2012年12月21日までの67年間はこれまで経過した4700年間の変化がすべて67年間に圧縮される時間の加速が起こるとされる。
さらに時間の加速化は進行し、2012年12月21日の384日前、すなわち2011年12月2日からは、384日間に4700年の変化がすべて圧縮されるという恐ろしいほどの加速化が起こり、さらにこの期間は6日間、135分間、 0.0075秒間とどんどん短縮する恐ろしいほどの時間の加速化をみるのだという。
コルマンインデックスとタイムウェーブゼロ
一見して分かるように、タイムウェーブゼロはコルマンインデックスと近似していることに気づく。
コルマンインデックスでは、マヤカレンダーは進化のそれぞれ異なったテーマをもつ九つのサイクルに分かれるが、サイクルが上昇するにしたがって時間は加速化するとされている。
9つのサイクル
第1サイクル 164億年前~2011年10月28日
ビッグバンによる宇宙の形成から体細胞生物の形成へといたる進化の過程
第2サイクル 8億4000万年前~2011年10月28日
多細胞生物が進化し哺乳類が発生する過程
第3サイクル 4千100万年前~2011年10月28日
哺乳類が人間へと進化し、さらに社会単位として家族が発生する過程
第4サイクル 200万年前~2011年10月28日
家族を越えたより大きな社会集団である部族が形成される過程
第5サイクル 10万200年前~2011年10月28日
多くの部族が共有する文化の誕生
第6サイクル 5116年前~2011年10月28日
複数の部族を包含しその上位にたつ国家が誕生する過程
第7サイクル 西暦1755年~2011年10月28日
世界経済の発展と通信手段の発達にともない、国家の枠を越えて地球規模のネットワーク
が作られる過程
第8サイクル 1999年1月4日~2011年10月28日
(現在われわれがいるサイクル)
統合の原理が左脳の分析的な知から右脳の直観的な知に移行し、物質に限定されない宇宙的な意識が出現する過程。
第9サイクル 2011年2月10日~2011年10月28日
マヤカレンダーの最終段階。人類の意識の進化が完成するとされる。
コルマンによれば、どのサイクルも7つ昼と6つの夜の交互の組み合わせによって進むとされるが、第1サイクルから順に上昇するに従い、以下のように昼と夜の時間はどんどん短くなるとされている。
各サイクルの一つの昼および夜の期間
第1サイクル 12億6000万年
第2サイクル 6億3100万年
第3サイクル 310万年
第4サイクル 18万年
第5サイクル 7900年
第6サイクル 396年
第7サイクル 19.7年
第8サイクル 360日
第9サイクル 20日
コルマンインデックスは2011年10月28日に終了し、タイムウェーブゼロは2012年12月21日に終了するという時期の違いが存在しており、それに合わせて両者では時期のタイミングに若干の不一致が存在していると思われるが、タイムウェーブゼロで時間が更なる加速が開始される2012年12月21日の384日前、すなわち2011年12月2日と、コルマンインデックスで最後の第9サイクルが始まるとされる2011年2月10日は時期的に近似している。さらに、コルマンインデックスの終了点である2011年10月28日は時期としては、2011年12月2日とわずかのずれしかない。
タイムウェーブゼロの時間の加速開始点
2011年12月2日
コルマンインデックスの第9サイクルの開始点
2011年2月10日
コルマンインデックスの終了点
2011年10月28日
これは何を意味しているのだろか?やはり、この時期の前後に何かがおこるのだろうか?
終了点で起こること
また両者は、終了点で発生が予想される事態のイメージに関してもよく似ているように思う。終了点では新しい意識を獲得し、人類が進化するとされるているが、これが具体的にどのような事態を指しているのか、両者は特定していない。
このような類似点をもつ「コルマンインデックス」は、最近では広く紹介され、方々のメディアで取り上げられるようになった。
それとともに「Web Botの予言」も最近注目を集めており、少なくともタイムウェーブゼロと匹敵する扱いを受けるようになっていることは注目に値する。今後、本格的にブレイクするのかもしれない。
ソフトウェア系の予言
ところで、「Web Botの予言」は、ウェッブ上に無数に存在しているチャットやディスカッションサイトから使用頻度の高い語句を収集しその感情価を分析するという、あくまでソフトウェアを用いた予言だ。タイムウェーブゼロも、「易経」をコンピュータで分析処理したソフトウェアである。その意味では、両者とも「ソフトウェア系予言」と呼ぶことができるだろう。
メルリンプロジェクト
実はこの二つの他に、かなり注目を集めているソフトウェア系の予言がもう一つある。それはメルリンプロジェクトである。
メルリンプロジェクトは、米国の次世代防衛システムで通称「スターウォーズ構想」とも呼ばれている「戦略防衛構想」に所属する物理学者のジョージ・ハート博士と、未来学者として著名なポール・グリシオが1970年代から取り組んできたプロジェクトである。ジョージ・ハート博士の専門は、複雑なシステムの振る舞いの数学的な解析であるという。明らかに、フラクタルなどの複雑系システムの解析が専門のようだ。
彼らは、複雑系システムの分析から得られた数学的なモデルを時間の解析に用いることで、ある事件や状況、または個人や集団がたどる変化のパターンを析出し、それらの未来を予言しようという試みだ。
このプロジェクトによると、個人でも社会でもその誕生の時期が確定できると、それがたどる変化のリズムのようなものを析出することができるという。そのため、同じ生年月日、または近似した生年月日に生まれた個人であれば、ほぼ同じ時期に人生の変化を経験し、シンクロするようになるそうである。1937年4月5日生まれの前国務長官コリン・パウエルと、1937年4月28日生まれの前イラク共和国大統領、サッダーム・フセインとは実は運命的にシンクロしているという
後半に続く
投稿に関しては以下の方針に従い、どうしても必要な場合以外は削除しないことにしております。
意味産出の現場としてのBBSやブログ
また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。
いま何がおこっているのか?
ヤスの英語
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コメント
でもまたはずれたら怒っちゃうかも。。。
ところで、WEB BOTのお二人は、はずれたことについてはコメントその他はないのですか?はずれたこと自体を認めない?
ヤスさんはお金を払っているんですから、それなりに主張して欲しいですね。
それに引き替え、タダで見ているのに怒ってごめんなさいね。
お疲れ様です
株価や為替などの儲けにしか興味がない人々が、きっと予言についての反論や中傷に走っているのではないかと少し心配ではありました。でも、価値ある記事を冷静に見つめ、その先にある深い意味を読み解くことの方が、これからのわたしたちにとってよほど有益な行為ですよね。
できれば世界の混乱など起きない方が良いですし、そのような予言ならば外れることをむしろ喜んでもいいくらいです。他者の被害で利益を得るような金融商品もあるようですが、罪深い行いであり、結果的に穀物や現物市場の値上りによって、最後にはその者たちも高騰の煽りを受け、場合によっては食糧危機の被害に遭うかもしれないのですから、したことは結局は自分に帰って来てしまうのではないでしょうか。
実は、ヤスさんがかなり前に書かれた、「サイクルマガジン」の記事のことを思い出しています。リンゼーの変動サイクルの話です。日本の財政赤字が借金ツケ先送り型公共事業体制の結果出来た大赤字解消のため、社会的安定をかなぐり捨てて税金や社会保障費用の値上げラッシュになり始めているとNHK特集で放送していました。いよいよ日本が日本でなくなる時が来ているのでしょうか?赤字に陥った地方自治体の施設を外資に投げ売りさせるために、地方を最初に破綻させ、財政再建団体になった地域に官僚が天下り出来る場所を確保するためにやっているのかとも思いたくなります。構造的な激変が迫っている気がします。
またアメリカも、格好をつけていられなくなりつつあるように見えます。ブッシュさんが穴を開けたアメリカという巨大な堤防が決壊すれば、投げ出されて経済破綻の中で溺れるのは米国民だけではすみませんし。アメリカに関するリンゼー氏の変動サイクル論もきっとよい情報を提供してくれるのでしょうね。何か本当に大きな変化の始まりの年が今年、2008年であることだけは確かだと思いました。
ドル高転換か?
先週のドル高は、
http://www.shinseibank.com/fx_info/y_report/080421.html
がうまく説明しています。
それ以外にも今月の円安傾向は、アメリカとヨーロッパの銀行が新規融資する余裕がなく貸し渋りしているので、もはや融資する体力があるのは邦銀しかないので、円建てで借りてUSドルなりユーロなりに両替する企業が多いからです。
これが松藤氏が主張する円高ドル安です。
円キャリートレードとの違いは、円安トレンドではなく中長期的なドル安傾向にも関わらず、貸し手が邦銀しかいないので円建てで借りるしかないことです。
僕が危惧しているのは、この傾向が加速して(おそらく投機的な円売りドル買いトレードも誘発して)ドル高が進み→ヘッジファンドが原油買いポジションで含み損が出て手じまう→株先物買いポジションも手仕舞う
という連鎖です。
そういえば年初のCoast to Coastで、Sean David Morton said
"we may see strengthning of US dollar in this year"と語っていました。 ヤスさん、彼はこの件について後に何かコメントしていたかご存知ありませんか?
なし
為替の方が実態を素直に反映してくれるようです。
株価は現在、史上空前の「空売り」がたまっており、そう簡単には下がりそうにないです。
ジョージソロス?も6週間から6カ月の株価上昇を指摘してましたから、夏から秋にかけてが危険な時期ではあるようですね。
kuさんへ
そもそも、予言・予測が当たらない場合は責任を取る人なんていませんよね?信じるも信じないも読み手の自由です。
余談ですが、2ちゃんねる管理人のひろゆき氏の講演会に出たことがあります。「真実の書き込みと嘘を見分けるコツは何か?」という質問に対して「全部ウソだと思っておけばいいんじゃないですか?」と笑いながら答えていました。
堅苦しいことを気にせずに気軽にディスカッションできる環境で、いいアイデアが生まれることが理想ですよね。
有り難う御座います
ヒストリーチャンネルの番組、早速解説してくださって有り難う御座います。
私が思っていたよりも興味深い内容だったんですね。さすがヤスさん!これからもよろしくおねがいします。
進行中だと思います
とても楽しみに、拝見させて頂いております。
なるほど、予言としては目に見える形での事象があったわけではありません。その意味では、はずれたと言えるにかもしれませんが、時期よりも内容であるし、実際は破綻への動きは、確実に進行中だと思います。
というのは、4月17日付の日経新聞の夕刊に掲載されていたのですが、米国の証券取引委員会(SEC)が暗に企業の「粉飾決算」を認める内容だったそうだからです。
いわば国家が、犯罪を認めていることになるのです。
このなりふり構わないアメリカの姿勢は、やっと本性が表に出てきたと言えるでしょう。
中国がアメリカ国債を売り出すと書かれておられましたが、その前に日本が売り出してしまわないと、本当はいけないと思うのですが、「アメリカ国債売ろうとしたら、軍に攻めさすぞ!」なんて言ってしまう野蛮国アメリカですから、しかもそのアメリカの未だ植民地になり下がっている日本国政府には、それだけの勇気があるか?と考えて、憂鬱になってしまいます。
話が逸れましたが、こんなSECの動きが出てきているので、医療で言えばターミナル・ステージで、もはや人工呼吸器をはずすと、自発呼吸が出来ない状況に陥っている事は、間違いないと思います。
ヤスさんいつもご苦労様です
それから、4/18に私が投稿した「最近の異常気象について」の中で、気象に関する「高緯度・中緯度・低緯度」の関係について説明が不足していたのでないかと思われましたので、投稿文に分りやすい図を追加しました。見ていただければ、ご理解いただけるかと思われます。参考になれば幸いです。
(参考)大気循環の図
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6d/Earth_Global_Circulation.jpg
これからも、ブログの更新など大変でしょうが、興味深く読ませてもらっております。今後とも宜しくお願い致します。
ニコニコ動画のヒストリーチャンネル分かり易い解説ですね
神とは何か?真に理解できれば謎は解けると思います。読んでも理解不能で私の勝手な推測かもしれませんが・・・・。

※ちよっと紹介を♪ 2chの「オカルト板」だけれども、珍しく、今の所はまともに流れが進んでいる様な感じです。中には脱線の投稿もあるけれども。 アセッションについての話題で投稿が進んでいます。
アセッションに興味があれば、覗いてみて下さい。
■2012年に本当にアセンションあるわけ? Part15http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1208890075/l50
弥勒菩薩はいつ下生する?
1×2×3×4×(5×5×5×5×5×5×5)×6×7×8×9=??????????途中で5を7回かける 感謝
弥勒菩薩はいつ下生する?パート2
2×5×8= 80…公差3の直方体の体積
3×5×7=105…公差2の直方体の体積
4×5×6=120…公差1の直方体の体積
5×5×5=125…公差0の立方体の体積
上記の5種類の直方体(立方体)の体積をかけます
45×80×105×120×125=?????????感謝
弥勒菩薩の正体=????
電卓をご用意ください
(10)×(5×5)×(6×6×6)×(5×5×5×5)×(13-1)×(13+1)=??????????感謝
キープレイヤーは投資銀行ではなくヘッジファンド
金融の世界での行き詰まりは、いつ爆発するやら全く読めませんね。
解約を迫られるファンドもありますが、全体としてはヘッジファンドに預けられる総額は増えているそうdすよ。この流れが継続する限りは暴落は免れるでしょうか。
今日は重大な情報が多い。
まず、日本国債の暴落が起きている模様。ストップ安で、130兆円借り換え債担保どころではない。これで金利が大幅に上昇、6月段階でデフォルトの可能性が出てきた。政府は個人購入に活路を求めたが、自民党政権の無能に呆れて、誰も信用しなくなった。
この1週間、ありえない奇怪な株価上昇が見られたが、これは巨大資本家、売り抜けの思惑、ストップ安は、幕引きサインか? ファンドが株を担保にしているため、先物追証の負荷を避けるために、株価の維持を図る必要があった。石油暴騰の利益確定で、株買いが一段落か? 上のリンクから
ネバダ情報など参照されたい。 (※ネバダ情報ノリンク先を見つけられなかった・・orz )
次に、アメリカ議会で、北朝鮮がリビアへの核技術協力について公式の追求を始めた。これは、
北朝鮮への本格侵攻を示すサインかもしれない。北京五輪まで、ことを荒立てない中国との密約があるはずだが、政権の統制がきかず、北京五輪破壊、北侵攻がスケジュールに乗ったのかもしれない。
こうなれば、アメリカはイランと北朝鮮相手の二面作戦で、大戦争を始める可能性が増してきた。崩壊寸前のドルを救うためには、もはや戦争以外のいかなる手段も存在しない。あとはタイミングを読むだけだ。今日、ホワイトハウス声明が出たことが何を意味するのか?
・・・・※ との内容でした。
刺激を期待する者と観察する者
今は変化途中の踊り場的な状況でしょうか。常に変化を求めてやまない人間の心模様は相変らずのようですので、この先も行くところまではゆくのではないかと思います。おっかなびっくり怖いものみたさの野次馬的心境もまーあるみたいですが、イザ自分の身に起きつつあるのを感じた場合には、さてどうなることやら・世界を動かしていると自負している人間達は、マジになって演じているかもしれませんので、恐いものみたさの、コロシアムの観衆の要望に応えるかも知れませんね(笑)
田中 宇さんのニュース解説にはいつも鋭い感性とそれに付随する緻密な観察・情報分析を感じています。近未来予想確率に関してはは高いと思っています。事後報告など誰にもできるわけで、このような真摯な追求心を現したニュース解説は、今の時期大変貴重であると勝手ながら思います。
ご返事が遅れて申し訳ありません。
中島さん
いつもありがとうございます。日本人がファンタジックであるとのご意見ですが、私もまったく同意見です。ファンタジックとは実に的確な言葉ですね!もう大昔になりますが、大手語学学習機関でサラリーマンをやっていた頃の話ですが、外国人講師の研修が私の仕事の一部でした。そこで外国人講師から寄せられた悩みとして一番多かったのが「30歳を過ぎているにもかかわらず、男女関係やレストラン、そして車にしか関心がない日本人の生徒に向かって私は何を話せばいいの?社会的な事柄に一切関心がない人間って始めてみた。これってなに!」というものでした。ある社会学者は「日本人は自分の個人的な感情が直接投影できる小さなバブルのような世界で生きている。当然、これを超える大きな社会的な世界が存在するわけだが、日本人はこれを理解するすべをもたない。それはいっさい現実感覚のないファンタジーとしてしか感じられないようだ。」といっていましたが、まさにそうですね。
また明日詳しく書かせていただきます。
「東方が巨大な実験の場になる」--「永遠の未成年者集団」の出現
を見事に言い当てている事になる。 ヒトラー予言は凄いと感動をしている場合ではなくなった。 これから先に日本から多くのロボット人間が誕生して来るのかも知れない。
そうならない様に努力をしてみるつもりだけれども、凹む現実を見る事になるのかも知れない。 救いがあるとすれば、ロボット人間になった事さえも気が付かない日本人になると言うことだろうと思う。
①驚異的な物価上昇
②高度のインフレは中国動乱の前兆か
英・タイムズ紙(16日)の報道によると、食品価格の高騰と、冬の異常な大雪は、
中国経済の高速成長にピリオドを打ち、中国社会を、オリンピックを前にした不安定な
苦境に陥れているという。中共当局はこれを恐れており、オリンピックの力を借りて
自己のイメージを高めようとした当初の手法が逆効果になることを懸念している。
中共当局は、インフレ抑制のために様々な措置を講じているが、ますます多くの事実が、
これらの措置に効果がないことを示している。3月期のCPIは、前年同期比で8.3%の上昇となり、
過去12年来の最高値を記録したといえ、また、中共が今年定めたインフレ目標値4.8%を
遥かに上回っている。最近の数十年間において、高度なインフレは、街頭での抗議や、
他の動乱の火種となってきた。
(08/04/22 11:24)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d46195.html
我が家も徐々に生活水準が下がってきている
こんなコメントを書くからヤスさんはきっとファンタジックに思えるでしょうね。
やっぱり、自給自足を真剣に考えていかなければなりませんね。経費を削る事しか考え付きません。どうしたら生活が楽になるの??ゴメンネ


余談 「株価の回復」 東証が14000円を回復した。これは理論的にありえない事態だ。大方のアナリストの予測を完全に覆している。筆者も信じられない思いだ。
しかし、当然、裏がある。(以下ネバダなどより引用)
【前場の東京市場では銀行株が急騰しているが、その背景には『政治的な動き』がある。空売り筋を徹底的に締め上げる動きだ。年金資金等の公的資金で猛然と買い上げると共に、『逆日歩』攻勢をかけている。
【みずほ】、【三井住友】、【三菱UFJ】は本来なら逆日歩は付かない筈だが、売り込まれた【みずほ】、【三井住友】には『逆日歩』がつけられているのだ。買い上げ+逆日歩で、今まで売り込んできた空売り筋は買戻しを迫られ、株価が一気に急騰している。
まさに、銀行株は空売り筋と年金資金等におもちゃにされているものだが、外資系からするとここで膨大な損を被った以上、損を埋め合わすために、『国債』を売ってくるかもしれない。この動きで【銀行株】を一時的に表面上は救えたかもしれないが、国債で膨大な損を抱えることになれば、何にもならない。外資系と公的資金等の攻防では第一幕は公的資金の<勝ち>となったが、第2幕は国債急落となり<惨敗>となるかも知れない。】
世界のファンドの8割が金融収縮による資金不足に陥り、危機的な状態にあるという。株や国債が担保になっているため、上海バブル崩壊で資産価値の半分、2500兆円の資産が消滅したあおりで、追証に応じきれず、これ以上株価が下がれば破綻を通り越して消滅の危機に晒されるため、必死になって担保株を買い続けた。 現段階、それらの資産も収縮崩壊に至り、残る手だては国債を売るしかない。世界のファンドが国債を売り始めたため、日本国債が暴落し、ストップ安となっている。しかし、この事実を報道したマスコミは皆無であった。 株価のありえない上昇に、「サブプライム問題の底が見えた」と勘違いしてはいけない。本番はこれから、繰り返し津波のように世界経済を襲うのだ。投機依存型で実体資産、技術力の空虚なアメリカ巨大企業は、すべてツインタワーのような突然の大崩壊が待ちかまえている。ベアスタンがまさに、その典型だった。
いよいよアメリカの崩壊が見え始めた。日本国債の暴落は金利上昇を招き、直接デフォルト宣言に行かざるをえない。時期をどう読むか? シティ・メリルの倒産に連動すれば、とりあえず、言い訳でごまかせる。6月から11月、日本国家の破綻が起きると予想している。
筆者の、「株価世界同時大暴落」の予測を信じて売りに出ている方から心配の電話がかかってくる。筆者は株屋ではないが、世界同時恐慌への趨勢は不動と確信している。昨年11段階で予測した通り、(数ヶ月遅れて)上海バブルは完全崩壊し、2500兆円の虚構マネーが紙屑に変わった。
問題の焦点はサブプライムだが、これが「8割方決着」などとゴールドマン・アナリストが吹聴しているが、完全な八百長である。怪獣サブプライムは決して決着していない。現段階で半分程度しか姿を現していない。今後も津波のように繰り返し襲ってきて、株価を波間に叩きつけるとしか思えない。
株価の売り買いの指南などするつもりは毛頭ないが、時間の問題で、世界同時大暴落から大恐慌の流れが実現するだろう。繰り返しているように、一時的反発は、すべて計算された売り抜け陰謀にすぎない。今回は、ネバダが指摘している通り、空売りに弾圧をかけている事情と、ファンドの買い支えが原因で暴落すべきが逆に上がっている。しかし、それは断崖絶壁に向かって漕ぎまくってきる自転車操業である。
大暴落は必ずやってくる。副島氏の指摘も読まれたい。(重たい気持ちで書く掲示板853参照)
うーん、なかなか予定が成就しないな、まだかな
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変すぎてまともが変な時代?
この下の文章は、何か破滅を期待しているわけでもなく、今の国家の有り様を真面目に危惧していると思います。特別な考え方ではなく、古くからある全うな考え方であるわけですが、皆、今この時点、おかしな地点にいることが分からないようなことになってしまったのでしょうか。当たり前の考え方をしようと思うのが、ちょっと変になっているのが、面白いといえば、面白いですが、決して妥当ではないわけです。
http://archive.mag2.com/0000101181/index.html
ご返事
マッチョマンさん
いつもありがごyございます。上は「フォトンベルトレポート」ですね。私もいつも読んでおります。マッチョマンさんのおっしゃるように、私もおそらく危機が迫っていると思います。
ただ、時期はもっと先なのではないか、というのが正直な実感です。外国人投資家の売りにより、国債先物市場で日本国債が値崩れを起こし15分間の取引停止になったということなのですが、これはあまり怖くないようなんですよ。日本の国債の実に93パーセントは日本国内で消化されており、外国人が購買したのはたかだか7パーセント程度だといわれています。したがって、この7パーセントの部分がどれだけ売られても、日本国債の中長期的な価格にはさほど大きな影響がないとも言われています。国債の約50パーセント近くが外国人投資家が購買している米国債とは対照的ですね。
そして日本の財政破綻なのですが、どうもこれもけっこう怪しいように思います。政府の借金は約850兆円とも言われ、これは日本のGDPの160パーセント程度で先進国の中でも突出していることが指摘されています。
ただ、どうもこれは危機をあおる選挙キャンペーンとしての色彩が強く、現実とはちょっと違っているようなんです。政府は約600兆円の金融資産を持っており、OECDの算定ではこの一部が借金を相殺する資金として使うことができるとされています。ですから、実際の対GDP比は70パーセント以下で、これは確かに高いことは高いのですが、フランスやドイツよりもちょっと高く、イタリアやギリシァよりも低いというのが現実のようです。
http://www.tek.co.jp/p/index.html
ですので、経済学者の中には「まったく危機的ではないので、じっくり時間をかけて健全化すればよい」という考えも圧倒的に多いのです。2004年にはコロンビア大学の経済学者のチームが「日本の財政は危機的な状態ではまったくない」という論文を発表し、注目を集めました。以下です。「Happy news from the dismal science:
Reassessing Japanese fiscal policy and
sustainability Christian Broda, David E. Weinstein」
http://digitalcommons.libraries.columbia.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=1013&context=japan_wps
日本でもこれに似た論文は多数あります。
財政悪化、なぜ問題か
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/kobayashi/21.html
日本財政危機破綻説は財務省が必死になってキャンペーンを行っていますが、おそらく危機感を利用した省益の確保なのではないかと感じております。なので、私は6月の財政破綻はないと思っています。
実は、本当の危機はこうしたことの背後に存在しているのではないかと考えています。いずれ書くつもりです。
6月売りの国債問題
関係者の間で「小渕の呪い」と呼ばれる130数兆円の「借換債」の引き取り手が、見つかっていないからです。しかも「借換債」の発行は3年間続きます。これまでは売れ残りの未消化国債の最終的な引き取り手として郵政省が存在してましたが、民営化でもう押し付けられる機関がありません。そこで昨年ぐらいから財務省は欧州やロシアなどでセールスプロモーションを展開しましたが、現地での評判は芳しくなかったと報道されています。日本国内では3年前から「個人国債」の販売を開始しましたが、1年間はそこそこ売れましたがその後ぱったりと売れ行きが止まっています。財務省は今年5月からは歌手の谷村新司を起用し、団塊の世代の退職金を狙ったキャンペーンを展開します。もう個人しか国債の最終の引き受けて手がいないというのが、日本の国債の命運を暗示しています。最終的には日銀が引き受けるぐらいしかないのですが、理論家肌の白川総裁がそうそう簡単に引き受けるどうか、見通しは暗いのではないでしょうか。(福田総理以下財務省首脳は、民主に否決された武藤氏を総裁の座につけたかったのは日銀総裁をコントロールしたかったからです)国債が不人気で価格の暴落により、長期金利に影響が出ると「国家財政」に大きな影響が出ることになります。
日本国家の資産について
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1209233884/l50
ジュセリーノの予言26
http://hobby11.2ch.net/test/read.cgi/occult/1207120874/l50
今日2008年5月1日 7時38分 千葉県東方沖で震度4の地震があったそうです

明暗分かれるヘッジファンド
も注力くださりありがとうございます。
『今何が起ころうとしているのか(経済編)』だけでも十分難しいお題ですね。
下の記事も参考にしてください。要するに、みんな総ウリだった三月から、4月は買ってもいい、というファンドが出始めたということですよね。
渡邊さんのコメントも勉強になります、ありがとうございます。
http://www.hf-klug.jp/hfnews/hfcomp/hfcomp001953.html
http://www.hf-klug.jp/hfnews/hfcomp/hfcomp001944.html
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予言が当る当らないではなく、未来図から解析する現状の注意点が面白いです
現状を色んな角度で紹介されているのがこのブログの醍醐味だと思います
気長にマイペースで記事をアップされていって欲しいですね
予言の面白い所は、破滅にあると思います
想像的ジェットコースターとでも言おうか・・
でも楽しめるのは外れるから
たとえ日本が世界が破滅するとしても、皆が苦しんで逝ってしまうなら、自分も同じように最後まで日本で生きたいと思います