2017-11

    予言から見た米国大統領選挙2

    まったく別なシナリオ

    反対に、これらとはまったく異なったシナリオを予想させる予言もある。

    ボーネルは年にほんの数回だが、フォーラムのメンバーにメールでメッセージを送信している。昨年の5月29日がもっとも最近のメールだ。これらは、緊急警告という性質が強いメールであることが多い。

    「私からのアドバイス:いますぐにできるだけ多くの金と不動産を購入してください!(中略)金の先物は避け、金貨を購入するように。純度の高い銀貨も持っておくとよいでしょう。不動産はミシシッピーの西部、テキサス州の北部、そして北西部地域の高度2000フィート(約660メートル)より高いところにある土地を購入するように。(いま購入するのは難しくないでしょう。)ガソリン車の代わりにディーゼル車を買うように。ディーゼル車はどんな悪路も走行可能です。市の水道設備や井戸の設備を補完するために、飲料水や料理用の水を作ることができる機械(atmospheric water maker)を買ってください。インターネット電話のサービスに加入する前に、この電話は共有可能なフォマーットであなたの通話や会話をすべて記録することに注意してください。(私の言わんとしていることは分りますよね。)時代遅れの有線電話ほどプライバシーが守れるものはありません。

    これは一年ほど前の警告なのでもはや期限切れかもしれない。だが最近「世見」も次のように予言しており、これらを総合するとこれからアメリカで起きる事態を予見しているのかもしれない。

    世見
    「アメリカの株式市場が大きく荒れる、そんな気がしてなりません。時期は・・・・・ウ~ン、自然界が原因?ジャスダック、この呼び名が気になるのです が2007/05/25 13:00 照」

    どうも大きな自然災害が発生するらしい。それが引き金となって米国株が下がるということか。

    しかし、ここで重要なのはボーネルの以下の発言だ。

    「インターネット電話のサービスに加入する前に、この電話は共有可能なフォマーットであなたの通話や会話をすべて記録することに注意してください。(私の言わんとしていることは分りますよね。)時代遅れの有線電話ほどプライバシーが守れるものはありません。」

    ボーネルは政治にかかわる発言を行う場合、婉曲な表現を好んで使うが、それにしても「時代遅れの有線電話ほどプライバシーが守れるものはありません」とはどういうことだろうか。

    確かに9・11以降アメリカでは「愛国法」「国土安全保障法」「国家安全保障法」などの法案が可決されており、必要とあれば政府はいつでも国家の非常事態をたてに個人のメールや通話の内容などをいつでも盗聴できる権限を持っている。そのような状態は2002年からずっと続いている。いまに始まったことではない。だが、まだ一度も電話で話すことが危険になるほどの状態にはなったことはないはずだ。

    電話で話すことが危険になるほどの状態というのは、個人のプライザシーが徹底的に監視される状況だろう。それは、米国政府のさらなる強権化と独裁国家化により、市民権が大幅に制限される事態が一番考えやすい。

    はたしてこのようなことが実際起こる可能性はあるのだろうか。コルマンのマヤカレンダー解釈ではいまはDay5である。コルマンの解釈が正しければ、たしかに既存の秩序を揺るがす大きな事件や変動が起こってもよい時期にいることは間違いない。

    しかし、これだけでこのような変動の発生を信じてしまうことは早計かもしれない。どの予言もそうだが、現実にその方向を示す何の兆候もないときに、事件だけが唐突に発生するとは考えにくいからだ。例えば「今年の夏に日本は財政破綻し、極端な円安、国債の暴落からいままで経験したことのないような不況に突入するだろう」という予言があったとしても、将来はいざしらず、少なくとも現在の日本経済にこのようことが起こることを示すいかなる兆候もない。そのようなときに、財政破綻がいきなり起こると考えることには無理がある。このような予言があったとしても、外れる確率のほうが高いと判段せざるを得ない。

    一方、われわれが生きている社会や自然環境は絶えず変化している。絶え間のない変動にさらされている。これは当たり前のことだ。そしてその変動は、たとえば地球の平均気温が上昇すると極の氷が溶け、その結果海面が上昇するというように、特定の原因からそれに見合った結果が論理的に導かれるというように、無理なく因果関係がつながって行く。とするなら、もし上のボーネルの予言が的中する可能性があるとしたら、いまの現実の中に予言の兆候がすでにあるはずなのだ。

    強権化へ向かう新たな流れ

    そのような兆候は確かに存在しているようだ。5月9日にブッシュ大統領が「国家安全保障大統領命令」と「国土安全保障大統領命令」と非常に強制力が強い二つの大統領命令に秘密裏に署名していたことが、27日に明らかになった。数日前からアメリカのローカルラジオや一部のメディア、人権団体が騒ぎ出しているが、この大統領命令は、国家の安全保障上の緊急時に「州政府、郡政府、および民間のあらゆる組織(民間企業を含む)を大統領の直接管理化におき、ホワイトハウスの指示に従わせる」というものだ。アメリカには緊急時の政府権限を定めた「国家緊急法」というものがあるが、この法律では大統領は議会に対する厳格な報告義務がある。

    しかし今回の大統領命令は、議会への報告義務や承認を得る義務はいっさいなく、大統領一人の判断でアメリカ国内のすべての組織を意のままに動かせるというものだ。5月9日に議会にもいっさい報告されることなく、秘密裏に署名が行われていたことが発覚した。また、「国家緊急事態」の定義も「米国内のインフラ、環境、経済、政府施設の破壊、または米国民の大きな犠牲を引き起こすあらゆる事態」とかなり漠然と規定されているだけだ。いまいろんな団体が「これはアメリカの独裁国家化の流れだ」として行動を起そうとしている。

    ベンジャミン・フルフォード氏

    試みに先の「大統領命令」の意見をジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏のブログで聞いてみた。以下が答えだ。

    ベンジャミンフルフォード
    「この話は前から聞いていてブログに書こうかと思っていましたが、よく考えたらブッシュが既にこのような権限を持っている。また偽テロ事件を起こして(今回核の可能性が高い)戒厳令を出して独裁政権を作ろうとしている。
    しかしペンタゴンが命令を聞かない可能性も高いし反対勢力も動いている。とにかく極めて危険な状況である事は間違えないです。60万人のための強制主要所の建設も進んでいるし悪夢みたいです。しかし裏ではもう勝負がついているからこのネオコン達はいずれ刑務所に入ると思う。問題は入る前に何人が死ぬだろう?」

    さらに、民主党左派に属する代表的な論客で、高名な歴史学者でもあるイマニュエル・ウォーラスティンが2006年9月に書いた評論がある。情勢分析はいつも鋭く的確だ。かなり意味深な表現をしている。

    The Tiger at Bay: Scary Times Ahead

    全文要約:
    チェイニー副大統領を中心とするネオコンが主導した過激な政策は、イラク戦争で大きく敗北した。その結果、国際社会における米国の地位は決定的に低落し、米国の覇権はもはや維持不可能にみえる。だが一方、ネオコンはすぐに政権の座を引き渡すとは思えない。低落する支持率に、海外ではより大きな戦争を引き起こしたり、国内ではブッシュ大統領の権力を強化して市民の権利を徹底的に制限することで対抗しようとするだろう。当然これには国内で強い反対が出てくる。一つは軍の上層部である。かれらは公然とネオコンを批判し、命令には従わないだろう。また、米国の経済界も批判を強くすることだろう。さらに(民主党の)左派や中道左派も反対運動を活発にしてくることは間違いない。だが一方、ネオコンがこのままやられ続けるとは考えにくい。イラクは内戦状態だが、米国は国内の内戦を心配しなくてよいのだろうか?

    これらのことを総合すると最初のものとは異なる次のようなシナリオが考えられる。

    シナリオ2
    災害、テロ、騒乱など国家的緊急事態の発生→緊急事態の発令による米国政府の強権化→市民権の大幅な制限→国民による抵抗運動


    二つのシナリオ

    考えてみると、上の二つのシナリオのうちどちらが実現するかは、いま米国内で戦っている二つの勢力のうちどちらが主導権を握るかによって決まってくるように思う。上下両院を制した民主党、および伝統的な共和党の保守派、さらには米軍上層部などが主導権を握りチェイニー副大統領などのネオコン派が守勢に回ると1のシナリオの実現性が高くなるが、逆にネオコン派が主導権を制すると2のシナリオが現実性を帯びてくる。

    いま米国ではわれわれの目が届かないところで大変な戦いが行われているのかもしれない。どちらのシナリオになってもやはりこれはDay5なのだ。目が離せない。
    スポンサーサイト

    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    http://ytaka2011.blog105.fc2.com/tb.php/7-abb36122
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

    «  | ホーム |  »

    私はペット殺処分ゼロを応援しています!ピースワンコ・ジャパン

    まぐまぐ大賞2016

    メルマガ登録 月840円

    メルマガ登録・解除
    未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ
    >> サンプル
    詳細ページへ
    powered by まぐまぐプレミアム
     

    WEB検索

    Google

    プロフィール

    ヤス

    Author:ヤス
    普通の中年のおやじです。

    他の活動:ヤスの英語

    ※注意
    投稿欄としての本来の機能を維持するため、本ブログの管理人が内容としてふさわしくないと考える投稿は、予告なく削除いたします。また、投稿する方自らが自粛していただければ幸いです。

    最近の記事

    最近のコメント

    月別アーカイブ

    カテゴリー

    フリーエリア

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    ブログ内検索

    RSSフィード

    フリーエリア

    ヤスの本

    翻訳・監修本

    「神霊の世界に覚醒して」 shaman02

    ハワイの長老が語り伝える先住民族の聖なる知恵 bowl

    社会分析

    望みなき時代の幸福論 koufuku

    日本はこう変わる コルマンインデックス未来予測 nihonkawa

    「マルクスに聞け」(道出版) marx

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル cycle03

    コルマンインデックスで見えた日本と経済はこうなる koruma

    語学教育

    日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本 (講談社) pera

    通じる英語笑われる英語 tsu

    きちんと伝える英語 tsutaeru

    英文社内メール例文集 shanai

    実践 英文ライティング入門 bizw

    音声読み上げソフトで練習する速読即解英文リーディング sokudo

    「確実に意志が伝わる英会話」 kakujitsu

    ビジネスレター実用フォーマット bizletter

    英会話「英訳」トレーニング cd

    ネイティブはゼッタイ使わない nat

    ビジネスコミュニケーション

    論理的会話トレーニング ronri

    知的論理トレーニング chiteki

    対談本

    宇宙の設定を読み解く[BlackBox]超予測 black

    日月神示の緊急未来予測 hitsu01

    日月神示のサバイバルガイド hitsu02

    フリーエリア