2017-11

    酔っ払いオヤジのspiritual meeting 第13の2

    10月11日

    次回の有料メルマガの予告

    IMFが今後の金融危機に準備すりための協議を始めた。株式ではなく、中国の社債市場で相場の大きな変動がある可能性が出てきた。不気味な動きである。10月16日、午前0時10分に配信する次回のメルマガは、これらのテーマを予定している。また、さまざまな動きが激しいのでいろんな方面の最新情勢をお伝えする。

    新しい本

    新刊本が出ます。面白い本になったと思います。よろしかったらどうぞ!

    「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来
    世界の政治・経済はこれからこう動く
    著者:高島 康司

    amazonで注文

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    今回もいつものペース更新ができた。いつも記事を読んでくださっている方々に感謝する。

    今回の記事

    今回はいつもの対談の第13回である。その後半だ。

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    「ヤスの勉強会」第19回のご案内

    「ヤスの勉強会」の第19回を開催します。やはり、世界は一層流動化する方向に向かっているようです。今回の勉強会は9月・10月変動説を総括し、2015年末から2016年の世界を展望します。

    【主な内容】
    ・2015年末から2016年初頭になにが起こるのか?
    ・全体主義のファシズムに向かう日本とその危険性
    ・大きな戦争の火種になりかねないシリア
    ・スピリチュアリズムの向かう方向

    よろしかったらぜひご参加ください。

    日時:10月31日、土曜日
    時間:1時半から4時半前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

    記載必要事項
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    メールアドレス
    参加人数
    懇親会の参加の有無

    info@yasunoeigo.com

    『「資本主義2.0」と「イミーバ」でみた衝撃の未来』出版記念ジョイントセミナー  講師:高島康司 12/6、1/16

    12月6日と1月16日の2回、『「資本主義2.0」と「イミーバ」でみた衝撃の未来』出版記念ジョイントセミナーを行います!第一回目のパートナーは有名ブログ「In Deep」の岡靖洋さんです。よろしかったらどうぞ!

    申し込みリンク

    ツイッターに書き込むことにしました。よろしかったらフォローをどうぞ。日々情報を発信します。
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    船井幸雄.comに筆者のページが出来ました。月一回のペースで更新します。ぜひご覧ください!

    船井幸雄.com
    ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    酔っ払いオヤジのspiritual meeting 第13の2

    ojaji131

    ビッグデータに潜む盲点

    西塚 そういった意味で、ヤスさんはやはり評価するというか…

    ヤス あれはすごく評価しますよ。だから、ある意味でカルマの転換のときですね。その意味で、安倍さん、ありがとうですよ。こういう機会を与えてくれて(笑)。

    西塚 本当にそう思いますね。

    ヤス 彼はね、将来、刑事被告人になる可能性があると思いますね。

    西塚 僕は御多分にもれず、というか僕だけかもしれませんが、前回まではとんでもないとこまでいくなと、これはもうちょっと絶望的というか、お先真っ暗な感じが半分あったんですね。今日だったかな、新聞を読んでびっくりしたんですが、今回、連休前に何としても決めたかったという自民党の方針がありましたよね? その理由が奮ってて、要するに連休が明ければ皆、忘れるって言うんですよ(笑)。それを読んだとき、たしか自民党の一部議員のコメントとして名前は出てませんでしたが、国民は忘れるんだから、連休前にとりあえず決めたかったんだと。それだけの理由なんですよ。連休があると、皆でデモとかになってぐちゃぐちゃになって、採決も覚束なくなると。国会は27日まであるんだから、別に連休後だっていいじゃないですか、決めるのは。それを何で、19日にやるのかと…完全にナメてますよね。

    ヤス 自民党というのは、ITの使い方がえらいうまい政党なんですね。たとえばインターネットであるとか、ツイッターであるとかね、民主党などの他の野党に比べるとITの使い方がめちゃめちゃうまいんですよ。ビッグデータの分析とか。自民党は野党から比べると2歩も3歩もずっと先にいってます。

    たとえば、安倍政権を作った2012年の衆議院選挙がありますね? あれなんてね、ビッグデータの逐次分析に基づいた選挙キャンペーンをやってるんです。ビッグデータは何かと言うと、それぞれの候補者のサイトに対するアクセス数であるとか、誰がアクセスしてるかとか、または自民党のいろんなキャンペーンサイトがありますでしょ? そのキャンペーンサイトに対するアクセス数であるとか、そのすべてのビッグデータを分析してね、そしてそれプラス、ツイッター、ソーシャルメディアなどのSNSの発言数を全部解析して、今どういうキーワードで演説をすれば、どのくらいの反響や効果があるか、全部計算しながらやってるんですね。

    西塚 へえー、それで嫌中、嫌韓も出てくるんだ。反応しやすいということで。

    ヤス そうそう。それをやって、それで勝った政党なんですよ。それはたしかにうまくいった。民主党はビッグデータの分析なんかやってないですから。選挙キャンペーンのレベルから見てもね、ITのレベルが根本的に違う。

    西塚 それは自民党が独自に民間の研究所なり、IT関係の人脈との結びつきがあるのか、あるいはアメリカの情報なのかというのは…

    ヤス いやいや、契約すればいいだけですよ。ビッグデータを専門に分析する会社はゴロゴロあるんで。

    西塚 ああ、じゃあアメリカとは関係ないんですか?

    ヤス アメリカまでいく必要性がないくらいですね、おそらく。これくらいの水準であれば。いわゆる、ビッグデータを解析する会社はゴロゴロあるから、それとちゃんと契約してね、それプラス、有力な選挙のキャンペーン会社、これをブランディングしてくっつけりゃいいわけですね。

    西塚 そうか。僕はちょっと感化されてるのか、アメリカの指示でその通りやっちゃったのかなあと思ったんですよね。

    ヤス アメリカの指示はありますよ。ただ、そこまで細かく指示はしてない。おそらく。

    西塚 僕は、安倍側にそんな頭があると思ってなかった。偏見があったんです。

    ヤス いや、安倍はアホかもしれないけど、背後にいる技術的なスタッフとか、技術的な戦略チームはえらい優秀ですよ。

    西塚 官僚ですか?

    ヤス それを率いているのは、首相補佐官ですかね、チーム世耕ですね。世耕(弘成)参議院議員ですよ。彼が率いていたチームですね、ひとつは。えらい水準が高いですよ。問題はね、ITが怖いのは、コントロールできる、予想ができる範囲が広ければ広いほど、盲点も広くなるってことなんですね。ブラックホールがわかんなくなるんです。具体的に言うと、成功例が多くなればなるほど、自分はすべて世論をコントロールするといったような、ある意味で充実感と言うか、全能感が出てくるわけですね。すべてが操作的に動くんだってことになってくる。

    西塚 じゃあ、今回のデモというのは、ブラックスワンに近いんじゃないですか?

    ヤス ブラックスワンです。だから、予想ができる範囲が広くなればなるほど、予想ができないものに対して盲目的になってくる。知性が豊かなやつというのは、何が予想できないかという一番の盲点を探すんですね。今回、盲点を探してないんですよ、やっぱり。いろんなところに盲点がたくさんあるわけ。政治的な発言とは関係ないようなところで、いろんな盲点が生まれてきてる。それは何かと言うと、個を主体とした動きなんですね。

    たとえば、『change.org』というサイトがありますけど、日本人のね。これ、何かおかしくね?ってひとりの人間が言ったら、それにみんな集まってきて、何か運動を起こすわけですね。ちっちゃな運動が多いんですけど。でも、そのちっちゃな運動はけっこう成功例が多いわけですよ。たとえば、杉並区のあそこに歩道橋が必要なのに、区に何回言っても作ってもらえないから、みんな集まって運動をやろうよ、みたいな形のちっちゃなもんなんですよ(笑)。そういうものは成功例が多い。

    それから、いわゆるクラウドファンディングみたいなものがあるでしょ? そこで新しい商品がどんどん出てきてる。そこで、3Dプリンターを持ってるようなチームがみんな連携してね、アイデアを出し合って新しい商品を生産するということが、やはりあるわけです。実はこれがブラックスワンだったということなんです。これがどれだけの大きな政治的な力になるかということを全然、見てない。

    西塚 今回のアメリカのレッシングもそうですよね。クラウドファンディングで100万ドル以上集めた。

    ヤス そうです。僕は世耕さんのインタビューを見たことがあるけど、傲慢ですもん。技術的には優れた人ですよ。でもほとんど、盲点を見てない。自分の知性に盲点が見つからない知性というのは、知性じゃないですね、たぶん。

    西塚 それをもうちょっと具体的に言うと、盲点というのは、ここはよくわからないという部分をちゃんと認識してるということですね。

    ヤス そうそう。

    西塚 実際に予想をするんじゃなくて、ここの部分はどうなるかわからないと。ここらへんは、ブラックスワンになるかもしれないということをちゃんと認識してるという、そういうエリアと言いますか、それをちゃんと認識してるということですね。

    ヤス そうです。ここらへんが外部だということね。我々では操作できない外部だということ。とんでもないものが現われてくるかもしれないから、とりあえずこれは、監視しておかなくてはならないと。

    西塚 そういうようにしてウォッチングするということを含めたものが、やはり知性と言うか…

    ヤス そうですね。包括的な知性だと思いますが、そこまでのものを持ってなかった。それは技術的な知性の限界だと思います。だから、セキュリティなんて分野がありますが、どんなにセキュリティをやっても、必ず盲点ができますから(笑)。どんどんね。優秀なセキュリティのシステムを開発してる人たちというのは、やはりすごい優秀なセキュリティを開発するんだけども、これでも敵わない、この部分はありますよと、必ず提出するんですよ。

    西塚 彼らは、何かわからないけど、そういうことがあるかもしれないと言うわけですね。

    ヤス こういう進行方向、こういう条件でこう進化したら、この部分が盲点になりますよと。うちは絶対、100%完璧だと言っちゃったら、終りだということだと思います。

    西塚 全能感ですね。僕の言葉で言えば、単純に傲慢ですが。

    ヤス 安倍の政権はやはり傲慢だった。それは国民をバカにしてるというのではなくて、自分たちが持ってるようなITの知識の全能性に浸ってしまったということだと思います。それはITを知らない、インターネットを知らないのではなく、知りすぎたがゆえに墓穴を掘ったということですね。おそらくね。

    これから、安倍政権が見落としたブラックスワンのほうからね、やはり新しい提議がどんどん出てきて、非常に大きな動きになってくるんだろうなと僕は思いますよ。これが個を中心とした、新しい日本型の個ですね。それは楽しみですね。

    民主主義と「個」の目覚め

    西塚 楽しみですね。ちょっとヤスさんにお伺いしたいんですが、実際、本会議で可決するまでは、とんでもないねと。これはやっちゃいけないし、でもやっちゃって、むしろ違うものが、ブラックスワン的なものが出てくる可能性が強化されたという言い方もできますね。それ自体、どうですか、正直僕なんかは、自分の気持ちとして、ちょっとね、違ったんですよ。もうダメだなという反面、じゃあ、どうしたらいいかというのもあったんだけど、一端始まると、これは全然違うある種の転換があって、これはこれでよかったのかもしれないと、僕の中でちょっと変わったんですね。ヤスさんご自身は、何か変化がありましたか?

    ヤス ありましたよ。やっぱりあった。僕は、野党の演説、いろんな人の演説を聞いたんですけど、野党が変わったと思った。要するに、変わらざるを得なかったんだと思いますが、国会の外部にいる人たちに語り始めたんですね。彼らと同じ感情で語り始めた。思いとして。まあ、政治家だから、戦略的にやってる部分もあるんだけど、ただ、それを超えて心を打つんですよ。山本太郎もそうだしね(笑)。たとえば、福山哲郎議員であるとか、すごく評価されてますけど、国会という枠を超えて、今興りつつある新しい意識に向って喋ってる。

    西塚 意識的か、無意識的かにかかわらず、ですね。

    ヤス そうですね。彼はその感性が豊かだったんだと、僕は思うんですね。

    西塚 それで、それを見る側の我々も、意識的か無意識的かにかかわらず、何を受け取ったということですね。

    ヤス たとえばああいうような、非常に大きな国会の論戦を見たと。参議院本会議の可決のいろいろな状況を見たと。見て床につく。頭がカッカして、なかなか眠れないかもしれないけどね。多くの人間は、僕も感じたんだけど、自分の心の深い部分のどこかが変わるわけですよ。何か、変わった、クリッと、ちょっとした音を聞く(笑)。

    西塚 ああ、わかります。

    ヤス もっと言うと、魂の奥深いところを何か風が吹き抜けるとでも言うか。

    西塚 そのニュアンスはわかります。それはそれで、ひとつのテーマとしてやりたいぐらいなんですけど。僕はまたひとつ疑問というか、テーマとして提起しますと、原発問題がありますね。3.11以来、反対運動がいまだにありますが、こと憲法、今回に関しては全然違う大きな流れになってる。何か違いがあるんでしょうか?

    ヤス 原発は憲法問題にはいかないんですよ。憲法問題にいかないということは、国の形をどうするかといったような、大枠の議論にまではいかないということですね。原発を稼働するのかしないのかであって、日本の原発政策というね、福祉政策もある、外交政策もある、多々ある政策のうちのひとつの問題にしかならないということだと思います。

    西塚 なるほど。となると今回の場合は、昔の言葉で言えば、国体ですよね。

    ヤス 国体、そう(笑)。

    西塚 古い言葉で、あまりいいイメージがないですけど(笑)、そこに係る問題に反応したということ。

    ヤス そうそう。だから今の日本の国体は民主主義なんですよ。その国体をどうするかという問題であるということに、多くの人たちが本当に気づいたってことだと思いますよ。

    西塚 そうですね。

    ヤス それが、原発問題との根本的な違いではないかと思いますね。

    西塚 将来的にも、60年代、70年代の安保闘争がありましたが、それらを超えるくらいの、実は大きなエポックメイキングかもしれないですね。

    ヤス 今回はすごいと思いますよ。野党のほうから見たならば、民主主義の意識の覚醒という巨大なスイッチがオンになったわけですよ。それは野党にすれば、巨大なリソースですね。だから本来、どうやるべきかと言うと、民主党にしろ共産党にしろ、いろんな党はあるだろうけれども、オンになったスイッチをうまい具合に活用して、集まった人たちと対話集会をとにかく繰り返す。安保法制おかしいね、廃案にしようね、だけではなくて、いわゆる戦後の日本の価値観は何だったのかと。戦後の日本の価値観をベースにした場合、どういう国の形ができ上がってくるのがベストなのか、またはどのようなライフスタイルがベストなのか、どういう価値観に基づいて我々は生きていくのがベストなのか、といったような、ライフスタイル全体を含めるような議論をとことんやっていくことですね。そうするとね、全然違った思想ができ上がる。

    西塚 嫌韓、嫌中じゃなくて、嫌米も出てきませんか?

    ヤス 今回は嫌米はすごいでしょ。

    西塚 そうですね、今回は民主党の議員からも、どこまでアメリカの言いなりになるんですか!といった発言がありました。

    ヤス 今回の安保法制で一番ポイントになるのは、アメリカ観の違いですね。安保法制に賛成する人たちのアメリカ観というのは、冷戦期のアメリカです。1989年以前、ベルリンの壁の崩壊以前のアメリカで、日本をいつ何どきでも守ってくれる親としてのアメリカ。少し専門的な言葉になりますが、無謬性と言って、いっさい間違いを犯すことのない神のような親としてのアメリカという感覚がある。そのアメリカに対して、我々は同盟関係を深めなくては、とんでもない中国に対抗できないだろうという意識がある。

    しかし、反対する人たちの意識というのは、アメリカこそが一番、国際法を破り、国連決議も破り、他国を侵略してね、とんでもない国家だと。ああいう国家に対して、ある程度、同盟関係を維持して防衛力を依存せざるを得ないんだけど、距離をとらなくてもいいのか、という実感ですよね。

    それは、どこに向かうかというと、SEALDsっていますでしょ? SEALDsは20代の人たちなんですけど、彼らの年代を考えてみるとですね、9.11以降に育ってるんですね。9.11のときに10歳とか8歳だった。それからのイラク侵略戦争を見てるしね。とんでもないアメリカを見てるわけです。彼らのアメリカ体験というのは、はっきり言って、とんでもない凶暴な国なわけですね。おそらくね。そのようなアメリカ観の違いというのは、非常に深く根底にあると思いますね。

    西塚 SEALDsはいろいろですね、公聴会やテレビの討論にも出てきて、もちろん場慣れもしてないので、いろいろ批判もありますけど、彼らは純粋と言うか、当たり前のことを主張してるという、僕は好感を持ってます。、明学の学生が中心メンバーなので、やはり高橋源一郎などの後ろ立てもあるし、それで感化された人たちもいるでしょう。しかも今回降ってわいたわけではなくて、活動自体は2年くらい前からやってましたからね。それが今に繋がるわけで、決してファッション的にやってるわけではないということは押さえておきたいですね。そういう人たちが増えてきているし、デモに対する違和感もなくなってきてます。本人たちも、外国人特派員協会の会見で言ってましたよね、正直に。デモなんかダサくね? 何のためにいくの? といった意識が変わってきたと。あの意識ですね。

    ヤス 僕も、安保法制に賛成しているいろんな人たちと話しましたが、やっぱり幻想ですよ。お前さあ、ちょっとネットで情報調べたほうがいいんじゃない? というくらいの幻想ですね、あのアメリカ観というのは。大好きなんですよ、アメリカが。

    西塚 そこがですね、僕はついアナロジーとして、あるいは構造的に見ちゃうクセがあるんですが、個人も同じだと思っています。たとえば、強い父性のもとで育ってきた人たちとかは、やはり幻想を持ってたりするじゃないですか? 父親が立派だとか、たしかに立派だったりもするんだけど、ある種の幻想にすぎなくて、自分が個であるためには、その父親をちゃんと見なきゃいけない。

    とんでもないことをやってるかもしれないし、実際にやってるという場合もある。そんな聖人君子がいるわけないんですから。そこと向き合うと言うんですかね。今のアメリカにしても、あまりにも依存しすぎてる。その依存が、幻想だということにまず向き合って、そこから初めて個人、自分、あるいは父親、アメリカ、日本に向き合えるというところに、ようやく今きてるのかなと。僕は自分も含めて思いま
    した。

    ヤス たとえば、よくね、日本人の多くは洗脳されてるって言い方をされますが、洗脳という以上に、自分で選択して作った考え方なんですね。だから、60年代、70年代のアメリカ像ですよ。まあ、『奥さまは魔女』のね(笑)、あれだけの大きな邸宅に住んでてね、普通の庶民がですよ、みんな車を2台とか3台持ってね、そうしたアメリカの消費社会に憧れたという。あのアメリカの消費社会が作り出したショーウィンドーとしてのアメリカ。それが、やはり根強く今でもありますね。

    西塚 でも、ある程度年齢のいった、年代の一部じゃないでしょうか…

    ヤス そうです。やはり見てると、若い人には少ない。60代、70代だと思いますね。

    西塚 経営者とかじゃないですか?

    ヤス 経営者は強いですよ。いろんな経営者を知ってますが、強い人が多いというか、基本的にはね。僕も小さいころ、最初は1968年、小学校低学年のときにアメリカにいってましたけど、やっぱりびっくりしますよ。まさに『奥さまは魔女』の世界ですよね。ゲーッと思いますよ。

    いずれにしろ、そういう最初に思ったアメリカが偉大な国だというひとつの衝撃、そのような偉大なアメリカに保護されてね、まさに日本があるといったような、アメリカ観ですね。重要なのは、それは日本人全般で共有してるものではなくて、もはや現代では、60代70代以降の、本当に特殊な層によって支持されてる、非常に特殊なアメリカ観にしかすぎということだと思いますね。

    西塚 僕もそう思います。それでさきほどの話で申し訳ないですけど、そうなると、やはり60代70代の人たちの子どもがいるわけで、そういう人たちのもとで育ちますから、感化されますよね。つまり、日本が子どもでアメリカが父親だとして、そういう構造が家庭にもある。そこから個であるということ、今ようやく日本全体が、アメリカから脱して、個としての日本とは何なのかという方向にいく。と同時に、個人も、父親からも脱して、自分は個として何なのか、という方向にく。僕はすごくリンクしてる気がするんですね。

    ヤス そうですね。今回の結論から言うと、ひとつの民主主義の目覚めであり、それはどういうことかというと、新しい個の目覚めだったということです。いわゆる社会というのは、個によって作られ、その個によって作り変えられるようなものであって、超越的な実体ではないということですね。その実感がやはり多くの人たちに、今回、共有されるようなところまでいった。

    おそらくそれを政治運動として指導してくるようなね、もし野党のほうが、党派の利害対立で分裂せずに、このわき上がった大きな国民の流れの中に身を投じてですね、ディスカッションを繰り返していくというような方向をとると、すごい政治的な流れになってくると思いますね。ただし、楽観はできない。何かと言うと、安倍のほうですね。日本国民をナメてる安倍のほう。あれはね、簡単には手放さない。あらゆる手を使いますよ。暴力も使うと思う。

    西塚 国家権力ですね。

    ヤス 国家権力を使いますよ。秘密保護法は使うわ、警察権力は…

    西塚 マイナンバーも来月きます。

    ヤス マイナンバーもくるし、あらゆる手を使って徹底的に締め上げるという方向をとりますから。おそらくね。だから、それに対する抵抗というひとつの闘いが、今度は待ってますね。抵抗するだけじゃなくて、それを乗り越えて、戦後日本の価値を母体にした新しいライフスタイルとか、我々が望んだライフスタイルとか生き方はこうなんだ、ということをはっきりと出さねばならない。そこまで思想として昇華できるかどうか、というのがひとつのポイントだと思いますね。

    それは、やはりスピリチュアリズムを含めねばならない。そうじゃないと説得力はない。深みはない。

    西塚 そのへんは、次回、突っ込んでやりたいと思います。今日はありがとうございました。

    ヤス はい、来週ということで。どうもどうも。


    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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