酔っ払いおやじのspiritual meeting 7の2
完璧の夏バテ状態で更新が遅れてしまった。いつも記事を読んでくださっている方々に感謝する。
有料メルマガの予告
8月14日の午前0時10分に配信される今週のメルマガは、複数のテーマを解説する。
最初に、安倍政権を背後からコントロールする「日本会議」関連の新しい情報が入ったのでお伝えする。
次に、リンゼー・ウィリアムスのニュースレターで不気味なことを言っているので、これを紹介する。9月25日に国連である重大な発表がなされるというのだ。さらに、10月にIMFからも重大発表があるという。次回のメルマガは、これらの情報を検証する。
最後に、最近動向が伝えられなくなっている「イスラム国」について情報をお伝えする。不気味な情報がいくつか存在する。
また、予言というもの一般について解説する。興味深い内容になるはずだ。
今回の記事
すっかり更新が遅れてしまったが、今回の記事は前回の続きである。「酔っ払いおやじのspiritual meeting」の7回目の2である。身体に刻印された秩序の感覚について話した。
記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。
音声ファイル
「ヤスの勉強会」第17回のご案内
「ヤスの勉強会」の第17回を開催します。日本は全体主義化の方向に向けて動き出しています。しかしこの動きをグローバルに見ると、成長限界に達した先進資本主義国が模索する新しいモデルとしての意味もあります。これからどのようなトレンドになるのでしょうか?日本では報じられていない情報を紹介し、徹底して解析します!
【主な内容】
・「日本会議」の背後にあるもの
・果たして民族主義だけなのか?
・密かに米国債を売り始めた中国
・生き延びるためにどうしたらよいか
・今年の秋になにか起こるか?
よろしかったらぜひご参加ください。
日時:8月29日、土曜日
時間:1時半から4時前後まで
料金:4000円
場所:都内(おそらく東横線沿線)
いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。
記載必要事項
名前(ふりがな)
住所 〒
メールアドレス
参加人数
懇親会の参加の有無
info@yasunoeigo.com
健幸カレッジ
10月7日、四谷で「にんげんクラブ」の「健幸カレッジ」で講演を行います。普通の講演会では話すことのないスピリチュアルな話を多く話するつもりです。よろしかったらどうぞ!
申し込みリンク
ツイッターに書き込むことにしました。よろしかったらフォローをどうぞ。日々情報を発信します。
https://twitter.com/ytaka2013/
船井幸雄.comに筆者のページが出来ました。月一回のペースで更新します。ぜひご覧ください!
船井幸雄.com
ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測
新刊本です!ハンク・ウエスルマン博士との対談が収録されています!ぜひどうぞ。

むちゃくちゃうまい醤油!
筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。
酔っ払いオヤジのspiritual meeting 第7の2

西塚:ほー。そうした「秩序の感覚」がドイツにもあるのですね。それは「ものごとはこうあるべきだ」というような感覚なのでしょうか?ちょっとわかりずらいですね。
ヤス:はい。まさに「ものごとはこうあるべきだ」という感覚です。うまい言葉にはならないのですが、説明して見ますね。
日本人の秩序感覚
僕らの住んでいる日本を例にするとちょっと分かりやすくなると思います。日本できちんと社会生活をするとき、やはりどうしても守らなければならない規則がたくさんあります。そのうちのひとつでもっとも重要なものは「調和のルール」と「場のルール」というようなものだと思うんですね。
「場のルール」は、僕の英語のホームページにも詳しく解説したので読んだことのある方も多いかも知れません。「場のルール」というのは、その場で自分に与えられた「役割」に見合った振る舞いと行動をしなければならないというものです。
西塚:なるほど。「分をわきまえる」とか「場をわきまえる」ということですね。
ヤス:まさしくそうです。どんな環境や場面でも「分をわきまえて振る舞え」ということなんです。たとえば、自分が車の営業マンだったら、営業マンとして適切な服装と振る舞い、そして言葉使いをしなければなりません。相手に横柄な態度としてうつるような振る舞いだと「場をわきまえていない」と言われ、非難の対象になります。つまり、社会生活のどんな場面にも「立場」があり、それに付随した適切な「振る舞い」「言葉使い」「服装」などがあるということです。
西塚:あ、これは私たちの「きちんとしている」というイメージですね。聞くまでもないかもしれませんが、もしきちんとしていなかったらどうなりますか?
ヤス:そういう人は、「きちんとしていない人」というレッテルを張られ、社会生活ができていないとして排除されますよね。
西塚:まー、これも聞くまでもないかもしれませんが、「和のルール」というのは?
ヤス:「和のルール」というのはいろんな意味があるでしょうが、「分をわきまえて」振る舞い、突出しないということですね。その場の全員が「分をわきまえて」行動すると、理想的な「和」の調和が自然に実現してすべてうまく行くという感覚でしょうね。
西塚:では、これは理屈ではなく感覚的だということですね。それは、理屈ではなく身体から込み上げてくる感覚だということですか?
ヤス:そうです、そうです。全員が「分をわきまえた」振る舞いに徹していれば、「和」の自然な調和が宿る。そうした「和」の秩序こそ美しい。これは僕らの身体に刻み付けられた感覚的なものだと思います。理屈ではないですね。これは、個人が自己主張をして、徹底したディスカッションによってルールを決めるアメリカのような秩序の決定方法とは明らかに異なっています。
西塚:たしかにそうでしょうが、日本的な秩序の感覚の負の側面は存在しないのでしょうか?「分をわきまえて振る舞う」というのがルールですから、「立場」ではなくて自分を全面に出した自己主張が強ければ、どんなに主張に理が通っていても、またどんなに能力のある個人でも、「分をわきまえていない」として叩かれますよね。
ヤス:はい、まったくその通りです。この日本的な調和の秩序の感覚には、突出したものが叩かれるという負の側面が存在しています。また、人を「立場」や「分」で見るので、これには当てはまらない多様な個人への許容度が低くなるというマイナス面があります。とてもユニークなんだけれども、「分をわきまえる」ことが不得意で、集団行動が苦手な人達はいますよね。また、はじめからそのようなルールを共有していない外国人もそうです。
この日本的なルールは、こうした人々にはかなり不寛容です。「立場を分かってない」「空気が読めない」として叩き、排除します。要するに、突出すれば叩かれるのですよ。2004年だったですかね。イラクで人道支援を行っていた日本人の若者がイラクの武装勢力に拘束されましたが、あのときは自己責任論がはびこり、日本では勝手な行動をしたからだとして激しく叩かれました。これなんか、突出した行動をみんなで叩く典型的な例ですよ。
負の側面はこれだけではないと思います。僕らは分をわきまえるべき場面や状況があると、全体の「和」を尊重して「分をわきまえて」振る舞いますが、こうした場面や状況が存在しない環境では、日本人は行動の基準をなくしてしまい、傍若無人に振る舞ったりしますよね。欲望の垂れ流しとでも言うか。電車のなかなんかそうかもですね。僕の外国人の友人が、日本人は普通の環境で会うとすごく親切でおとなしいけれども、電車のなかでは傍若無人に振る舞う人をよく見かける。わけが分からないと言っていますね。
西塚:なるほど。この負の側面も僕らの身体に刻印されているというのですね。これも含めて「日本的な和の秩序」だということなのですね。では、このような秩序の感覚が身体に刻まれいるとして、そうしたものは他の文化にもあるでしょう?アメリカにはアメリカなりの、ドイツにはドイツなりのというような。ヤスさんは、「今回のギリシャ危機に対するドイツの態度にこれが現れている」と言いましたが、それはどういうことですか?
ドイツの秩序感覚
ヤス:はい。先に紹介したイマニュエル・トッドの本などによると、ドイツ人の気性として、「論理的で合理的なものにこそ最上の価値がある」と信じ込んでいるようです。ですから、もっとも論理的で合理性のある意見が尊重されるし、また会社組織などももっとも効率的に編成されています。個人の気持ちや感情が入る余地はありません。
西塚:これは、「分をわきまえる」日本式の秩序の感覚の対極にあるものですね。日本では「分をわきまえて」振る舞うことがもっとも重要なので、「分をわきまえない」自己主張は勝手な行動として叩かれますが、ドイツでは「分」とか「立場」などではなく、論理的な主張こそもっとも大切だということですね。
ヤス:どうもそのようなんです。そしてドイツでは、論理的に正しいものには普遍性があると信じられているようなんです。いわば「論理絶対主義」のようなものですね。論理的に妥当性がないものは許容できないようです。自分たちが論理的に妥当であるとする結論をとにかく押し付けるということです。
西塚:へー、そうなんですね。このドイツの態度は今回のギリシャ危機にも現れていますか?
ヤス:はっきりと現れていると思いますよ。ギリシャは、緊縮財政では経済が停滞して成長できないので、債務の一部を圧縮するか、緊縮財政を緩和してほしいとドイツに頼んでいますが、論理性と合理性を最重要視するドイツは、債務の返済をするために政府と国民が一致団結して合理的に行動するなら、返済できないはずはないと感じるようです。ドイツではユーロが導入されてから、「ドイツ人の賃金は高すぎて、このままでは競争力が失われる。賃金の上昇を年7%に抑えるべきだ」と政府が発表したら、国民は「はい」と言って従いましたからね。合理的な判断にはなんの異存もなく従う。ドイツ人は、ギリシャ人もこのような合理的な行動ができて当たり前だと感じているようです。
これが、ギリシャのみならず、IMFなどにもいくら債務を圧縮するように要請されながらも、あまりに頑なにこれを拒否し続けるドイツの理由なのかもしれません。
西塚:しかし、ドイツにはナチスの忌まわしい歴史がありますよね。これはむしろ破滅に向かう不合理な行動ですよね。どうして論理的なドイツにこのようなことができたのでしょうかね?
ヤス:それが、ドイツ人の気性の逆説的なところだとイマニュエル・トッドは言うのです。彼らの構築した合理的な秩序が成功の頂点に達すると、ドイツ人は急激に不合理な判断へと突き進んで行くとトッドは言うのです。
たしかに、1933年に政権の座についたナチスは見事な経済政策によって第一次世界大戦で荒廃したドイツを立て直しました。1937年には失業率は実質的にゼロになりました。これは、経済の復興を目指して合理的に編成された計画の結果です。
しかしドイツ国民は、この成功の頂点でもっとも不合理なナチスの計画を熱烈に支持し、取り返しのつかない殺戮と破壊へと突き進んで行きました。
西塚:じゃー、これからいまのドイツはかつてのナチスのようになると言うことですか?
ヤス:いえいえ、そうは思いません。イマニュエル・トッドもそのようには考えていないようです。おそらくドイツの向かう不合理な方向というのは、ユーロ圏をドイツの経済圏として吸収しすることで、ドイツが帝国化するという方向性ではないかと思います。EUとユーロ圏は、メンバー国の平等な権利を理念にする民主的な組織です。ドイツはこの理念の立案者でもあり、旗手です。そのドイツが、この理念をあたかも放棄したかのような帝国へと変質するのです。
西塚:これは大変に大きなテーマですね。長くなるので今日はこのくらいにしましょうか?
続く
むちゃくちゃおもしろかった講談
筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。
田辺鶴瑛
筆者のいとこのブログ
筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。
ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」
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筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!
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