2017-10

    マヤカレンダー(4)

    コルマンのいう通り、Night4までは大きな事件や災害はマヤカレンダーの変化と安定のリズムに沿って発生した。ではDay5以降は何が実際に起こるのだろうか。これを探るためには「Galactic Underworld」といわれる第8サイクルが何をわれわれにもたらすのかより詳しく考察しなくてはならない。

    第8サイクル(Galactic Underworld)

    コルマンの解釈では、意識の進化の予定表を表したのがマヤカレンダーである。それは、多細胞生物の生成に始まる「Cellular Underworld」から開始し、物質文明と物質的価値観の発展を通過しながら、最終的には人間がもともと持っている自らの精神的な存在の姿を具現してゆく過程である。

    コルマンによると、この意味では第8サイクルは、物質を中心とした世界観からスピリチュアルな精神的な世界観へのシフトが進み、その速度が過激なまでに早まる時期だとされる。

    ここで重要なことは、このシフトは精神的なものの変化に止まらないということだ。意識の進化は現実の世界を変化させる。人類の意識変化にともない、現実世界がそれに合致した形にいっしょに進化するということだ。

    したがって第8サイクルのDaysとNightsの変化のリズムは、意識の覚醒とともに引き起こされる現実世界の変化をも示している。むしろ反対に、現実世界の変化を通してわれわれの意識が大きく変化したことを気づくようになるのだと思う。

    左脳的原理と右脳的原理

    コルマンは、こうしたシフトの意味を説明するために、左脳と右脳の機能の相違を比喩的に用いる。

    周知のように左脳は別名言語脳といわれるように、ものごとを分析的、論理的に理解しながら個々の部分の総和として全体を理解する機能を担当し、反対に右脳は、直観的にものごとの意味を把握し、一挙に全体像を捉えてしまう全体知を司るとされる。

    ところで、左脳と右脳は協力して働いているので、上の二つの機能をそれぞれ左脳だけ、また右脳だけに局在するものとして理解するのは誤りだとする考えもある。むしろ近年はこちらの考えのほうが主流かもしれない。ただコルマンは、左脳と右脳の違いを意識のスピリチュアルな進化のありようを説明するための比喩として使っているようなので、区別の妥当性にこだわらなくてもよいだろう。物質から精神への大転換がいまわれわれの足下で起こっているという事実が重要なのだ。

    コルマンは、権力や階層秩序、そして経済成長や物質的豊かさや科学技術の発達を実現した現代の文明は、左脳の父性的な機能に特化し、これに極端に偏った文明であると理解している。人間の能力や世界の見方を左脳を中心にして統合しているのが現代の特徴だということだ。

    コルマンによれば、左脳を中心とした父性の統合原理がはじめて出現したのは5116年前に始まった第6サイクル(National Underworld)であるということだ。第6サイクルは、文字、金属、階層的な社会秩序、国家、大規模戦争、経済成長、科学技術の発展をもたらしたサイクルである。左脳の分析的な機能を強化することでこれらの発達が可能になったということだ。

    左脳的な能力の強化は第7サイクルまで続く。だが、いまわれわれがいる第8サイクルから統合の原理が対極にある母性的な右脳の原理に移行し、それにともない人間の新たな精神性が出現するというのが第8サイクルの意味なのだ。この移行に伴い、左脳を中心とした現在の世界のありようも、右脳の母性的統合原理を基づいた新しい精神性に合致したものへと急速に形を変えざるを得なくなるのが第8サイクルである。

    コルマンは、左脳原理は世界の特定の地域に局在しており、左脳の統合原理が支配的な時代にはこの地域が繁栄して主導権を握るが、母性的な右脳原理が主流になるにしたがって世界を主導する地域も根本的に変化するだろうと考えている。左脳原理の地域は欧米を中心とした西欧であり、右脳原理の場所は中国やインドなど東洋の精神文明であるとしている。

    さらにこの変化は、われわれ個々人の精神的な変化を伴いながら進展するとされる。世界の秩序の変化と個人の精神性の変化はそのままリンクしているということなのだ。これを表したのが下の図である。

    脳と地球


    したがって第8サイクルの進展は次の2つのことを表す。

    1)米国から中国への主導権のシフト
    政治的経済的に、欧米(特にアメリカ)が世界を主導する力が急速に失われる。それにともない、米国主導の国際秩序が破綻し、これとは異なった国家が主導する国際秩序が出現する。コルマンによればその中心の一つは明らかに中国だということだ。


    2)個人の内面的な変化
    金、権力、社会的地位などの物質主義的価値観ではなく、宇宙的な原理に気づき個人の精神性をより高めることに関心が移る。これはある種のスピリチュアルな覚醒として多くの人間が体験する。


    ところで、このような変化は、変化が実際に起こる7つのDaysと変化の種が撒かれる相対的に安定した6つのNightsを交互に経過することで達成される。これはすでに述べた。いまわれわれは2006年11月23日に始まり2007年11月18日に終了するDay5のちょうど中間地点にいる。コルマンのマヤカレンダー解釈には厳密な期日がある。ではDay5では何がおこるのだろうか?次回はこれを本格的に探ってみる。

    続く
    スポンサーサイト

    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    http://ytaka2011.blog105.fc2.com/tb.php/4-f1b2bb9a
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

    «  | ホーム |  »

    私はペット殺処分ゼロを応援しています!ピースワンコ・ジャパン

    まぐまぐ大賞2016

    メルマガ登録 月840円

    メルマガ登録・解除
    未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ
    >> サンプル
    詳細ページへ
    powered by まぐまぐプレミアム
     

    WEB検索

    Google

    プロフィール

    ヤス

    Author:ヤス
    普通の中年のおやじです。

    他の活動:ヤスの英語

    ※注意
    投稿欄としての本来の機能を維持するため、本ブログの管理人が内容としてふさわしくないと考える投稿は、予告なく削除いたします。また、投稿する方自らが自粛していただければ幸いです。

    最近の記事

    最近のコメント

    月別アーカイブ

    カテゴリー

    フリーエリア

    リンク

    このブログをリンクに追加する

    ブログ内検索

    RSSフィード

    フリーエリア

    ヤスの本

    翻訳・監修本

    「神霊の世界に覚醒して」 shaman02

    ハワイの長老が語り伝える先住民族の聖なる知恵 bowl

    社会分析

    望みなき時代の幸福論 koufuku

    日本はこう変わる コルマンインデックス未来予測 nihonkawa

    「マルクスに聞け」(道出版) marx

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル cycle03

    コルマンインデックスで見えた日本と経済はこうなる koruma

    語学教育

    日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本 (講談社) pera

    通じる英語笑われる英語 tsu

    きちんと伝える英語 tsutaeru

    英文社内メール例文集 shanai

    実践 英文ライティング入門 bizw

    音声読み上げソフトで練習する速読即解英文リーディング sokudo

    「確実に意志が伝わる英会話」 kakujitsu

    ビジネスレター実用フォーマット bizletter

    英会話「英訳」トレーニング cd

    ネイティブはゼッタイ使わない nat

    ビジネスコミュニケーション

    論理的会話トレーニング ronri

    知的論理トレーニング chiteki

    対談本

    宇宙の設定を読み解く[BlackBox]超予測 black

    日月神示の緊急未来予測 hitsu01

    日月神示のサバイバルガイド hitsu02

    フリーエリア