2017-10

    ブッシュ政権強権化に向けたその後の動き

    更新がまた大幅に遅れてしまったことをここにお詫びする。なかなか思ったようなペースで更新できないことが悩みだ。

    これまでの強権化への動き

    このブログでも何度も書いたように、ブッシュ政権は9.11直後に制定された「国土安全保障法」や「愛国者法」で大幅な大統領権限の強化が行われた。これにより、ブッシュはかつてないほどの強力なな権力を持つに至った。

    この権力を強化がする動きはいまだに続いており、今年の5月には「国家の緊急事態には州政府、郡政府、および民間のあらゆる組織(民間企業を含む)を大統領の直接管理化におき」ホワイトハウスの指示に従わせる「国家安全保障大統領命令」と「国土安全保障大統領命令」の二つの大統領命令が発令され、大統領権限がさらに強化された。

    さらに今年の7月には、「イラク復興にかかわるアメリカの努力の障害となりこれを弱めるあらゆる団体や個人のアメリカ合衆国におけるその財産を没収する」権限を大統領に与えた新たな大統領命令が発令されていることが発見された。この命令の発効により、イラク戦争に反対する運動に参加した米国市民の私有財産を任意に没収することができる権限を大統領が持つことになった。

    反対運動

    こうした強権化の動きに対して強い懸念が示され、草の根的に抵抗運動が広がりつつあることもすでに書いた。抵抗は都市のリベラルな民主党支持者のみならず、今まではブッシュ政権の強力な支持基盤のひとつであった草の根の伝統的保守層から、さらには米軍の中枢にまで及んでいる。「米軍が9月までにイラクから撤退する方針が明確に示されなければ米軍はクーデターを起こすだろう」とのシンシア・タッカーによる報道もある。

    非常事態を望むブッシュ政権

    すでに述べたように、ブッシュ政権は、このような動きに対し、国家の非常事態を宣言することによって憲法や議会の権限や言論の自由などの市民権を停止し、一気に独裁化の方向をとるものと考えられている。

    だが一方、国家の非常事態というのは国家の危機にのみ発令される宣言である。これが可能になるためには、突発的な事件や事態が発生する必要がある。反対運動の支持者はブッシュがこうした突発的な事態をうまく利用して一気に独裁化しようとしているのではないかと疑っている。

    すでに出されている先の大統領命令はそのための準備だと考えられている。

    きっかけを予知するもの

    ではその事態のきっかけには何がなるのだろうか?

    国家非常事態宣言の発令に結び付く事態はテロなどの突発的な事件である。突発的な事件の発生は、社会システムの通常の循環的な動きからは予想がつかない。市場の突然の暴落や恐慌などはそのよい例であろう。それは、社会システムの通常のメカニズムからは予想ができない。

    これを予測するにはシステムのメカニズムそのものには還元できないシステムの長期的な変動のサイクルの理解などが大いに役立つだろう。

    予言や予知がそれなりの妥当性を持ち得るのも、こうした突発的な事件性の領域かもしれない。サイキックの非常に敏感な感性は、大多数の人間には感じられない事態の発生をとらえている可能性があるように思う。

    きっかけの種類

    これまでこのブログでは異なったサイキックによるさまざまなきっかけとなりそうな事態を紹介してきた。以下のようなものがある。

    経済破綻(ショーン・デービット・モートン、Web Bot Prediction、サラ・ホフマンなど)
    「深刻な不況→ドルの崩壊→非常事態宣言→ブッシュの独裁政権化→AMEROの導入」などのシナリオ

    核テロ(エド・デームス)

    軍事訓練を利用した自作自演テロ(ベンジャミン・フルフォード)

    市民の真相究明を求める反政府運動(デービット・ウィルコック)
    「9.11の真相解明を求める市民の運動が拡大し、これがもとで非常事態が宣言される」

    メキシコ不法移民の強制送還に伴う混乱と国境閉鎖(ジェローム・コーシーなどの伝統的な保守派)


    これらのどれが起こっても国家非常事態宣言を発令し、ブッシュ政権は、市民権や議会の停止を経て一気に独裁化へと動く可能性はあるだろう。

    だが、周知のようにまだ何も起こっていない。政府が独裁化し「緊急事態の発令による米国政府の強権化→市民権の大幅な制限→国民による抵抗運動」というタイター的なシナリオが実現するあらゆる条件が整いつつあるにもかかわらず、事態を実現する最後の一突きとなるもっとも重要な「きっかけ」だけが欠如しているのだ。

    最近の動き

    ブッシュのもっとも重要な側近のカール・ローブ特別補佐官やゴンザレス司法長官の辞任などはそれなりに大きいニュースだが、すでに広く報道されているのでここではあえて書かない。ブッシュ政権の弱体化を示すそれなりに意味のあるニュースではあるが、ここのテーマの「きっかけ」となる事態ではない。

    よくこのブログで取り上げた伝統的保守派のジェローム・コーシーは最近「Coast to Coast AM」に出演し次のように警告した。

    「いま非常に緊張した状態だ。何がきっかけとなるかまだ分からないが、なにかあると思う。実にいやな感じだ。」と述べ次のような事実を紹介した。「米国、カナダ、メキシコの首脳は8月12日、モルドー市で「安全保障と繁栄のためのパートナーシップ」会議を開催した。まだ北米には上陸していない鳥インフルエンザだが、これやこれと同様の脅威のある伝染病が広がった場合、3カ国は歩調を合わせてこれに対処する方針で合意したようだ。」

    一見するとコーシーはなぜこれを脅威としているのか理解に苦しむが、コーシーはこれをブッシュ政権が独裁化する口実として鳥インフルエンザの流行を使うのではないかと疑っているのだ。これがどういうことか少し説明しよう。

    「安全保障と繁栄のためのパートナーシップ」とは、アメリカ、カナダ、メキシコの北米3カ国がテロや災害で共同歩調を取り、北米自由貿易協定を促進して3カ国の関係の強化を目指した協定だ。3カ国の首脳が2005年3月に宣言した。

    以前の記事の繰り返しになるが、コーシーのような伝統的な保守主義者は、この協定こそ北米版EUである「北米共同体」を樹立する一歩ではないかと警戒している。

    すでに書いたが、コーシーによると「北米共同体」は単なる経済共同体ではないという。ドルを廃止してAMEROという新通貨に置き換え、さらにアメリカ、カナダ、メキシコの3軍を統合し強力な統一政府の樹立を目指すことが真の目的ではないかという。これにより、政府は独裁化し、アメリカ人の市民権は否定されるというのだ。コーシーは鳥インフルエンザの流行による非常事態がこうした体制に移行するきっかけとして利用されるのではないかと警戒しているのである。

    ノースカロライナ州の運転免許証

    つい最近コーシーは次のような記事を書いた。

    「North American Union driver's license created」

    以下が大意である。
    ノースカロライナ州運転免許証ホログラム

    「ノースカロライナ州はこのほど、新しくなった運転免許証のロゴの裏側に北米全体をあらわす上のようなホログラムを付けていたことを認めた。ホログラムは下の「安全保障と繁栄のためのパートナーシップ」のロゴに酷似している。これを発見した多くの州民は、このホログラムが将来樹立される北米共同体で使われる運転免許証のモデルになるのではないかと疑っている。ホログラムをデザインしたのは「アメリカ自動車管理者協会(AAMVA)」という非営利団体だ。この団体は自動車に関するよりよい行政のモデルを作ることを目標にし、1933年に設立された。アメリカの各州の担当者のみならず、カナダおよびメキシコの地方政府もこの協会に加盟している。協会によると、このホログラムはカナダとメキシコを含め北米全域での使用を目的に考案されたという。」
    安全保障と繁栄のためのパートナーシップのゴロ

    コーシーはこれが「北米共同体」が樹立され、さらに共通通貨のAMEROが近いうちに導入される証拠なのではないかと疑っている。もしそうだとしたら、今年の1月にショーン・デービット・モートンが行った以下の予言はやはり当たるのだろうか?

    「ダウジョーンズは1万3千ドルを突破するだろう。だが、これはたかだか最上位30社の株価平均にしかすぎない。(※ダウは最上位30社の株価の平均値であることをいっている)これらの会社は互いに合併と買収を繰り返している。これは経済全体にとってはあまり好ましいことではない。世界の全面的な株価崩壊を誘発するだろう。そして米国のインフレ率は20-25%を記録することになる。ドルの平価切り下げ後、アメリカ、カナダ、メキシコの共通通貨のAMERO(アメロ)が導入されるだろう。」

    やはりもう少し情勢を見極めなければならないだろう。

    続く

    ヤスの英語

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    テーマ:歴史大好き! - ジャンル:学問・文化・芸術

    コメント

    ヤス様、お久しぶりです。銀色狼です。参考になれば幸いですが、「非常事態のきっかけ」として以下のニュースが気になります。

    「ビンラーディン容疑者 3年ぶりビデオ声明 広島・長崎言及 米、本人と断定」
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070908-00000112-san-int

    このニュースを読んで、実行者は謎ですが、米国内での核テロ計画を示唆しているように感じます。

    ビンラーディンとは何者なのか?本当に実在の人物で今も生きているのか?などの疑問も感じますね。

    おっしゃる通りですね

    李皇さん、かせーソーダさんコメントありがとうございます。これから本当にタイター的なシナリオになってゆくのかどうか大変に気になるところです。これからどのように情勢が発展してゆくかしっかりとみなければなりませんね。またコメントをぜひ。

    銀色狼さん、お久しぶりです。確かにおっしゃるようにまたビンラディンが出てきましたから、ブッシュは核テロを諦めていないのかもしれません。ところで銀色狼さんはフィラデルフィア実験をご存知でしょうか?ニコラ・テスラの実験で1943年にエルドリッジという駆逐艦が忽然と消え、乗組員の一部が1983年の未来に行ったとされる事件です。日本ではほとんど紹介されていないようなのですが、この未来に行ったとされる乗組員が証言をしており注目されています。いずれブログに書くつもりです。

    CIAエージェント?

    ビン・ラディンはもともとアフガニスタンの人間ではなくて、エジプト、又はアラブ諸国出身ともいわれていて旧ソビエトのアフガニスタン侵攻時においてCIAのエージェントとして潜り込んだという話を某情報サイトで読みました。アフガニスタン侵攻もベトナム戦争も冷戦時は、旧ソビエトとアメリカとの代理戦争であったから、アメリカなら様々な手段を用いてスパイを潜り込ませているんじゃないでしょうか?

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

    ビン・ラディンはもう死んでるかも……あのビデオだって専門家の手にかかれば、時間はかかるかもしれないけど手のこんだモノが作れるかもしれないし、ブッシュやチェイニー達のいい宣伝材料や裏工作材料になるから!(ところでチェイニーはどうなったのでしょうか???)アメリカのサイキッカーの人達は世界経済破綻が9~11月に言われてますが破綻前後においてアメリカでは徴兵制を導入?するんですか???アメリカの秘密結社は鳥インフルエンザの生物兵器を完成実用化にまで入ってて近いうちに世界中にバラ撒く計画だとか‥‥核テロを起こすとかなんとか‥‥今年は大混乱になりそうですね

    謎が謎を呼ぶ

    私が思うにブッシュ大統領は多極化世界とAMEROを計画している者たちに嵌められたのではないでしょうか?ちょうど尾崎秀美と米内光政に嵌められた近衛文麿のようにです。彼自身としては利権と宗教的信念のためにイラク戦争を始めたのでしょうけど…。ブッシュ大統領はどうみても傀儡です。捨て駒だからこそ彼が選ばれた…。ヒトラー憎さにスターリンを支持する。これから世界の世論はそうなっていくのだろうと思います。あまり喜べませんね。

    9日に大混乱になりそうですね?ってコメ入れましたが、もうそれどころか超破滅にまで足突っ込んで首もとまでドップリ浸かっちゃってる状態ではないでしょうか!!これだけ世の中が異常でおかしくなってるのに、米国の9.11同時多発の事をアルカイダがやったんだとマトモな顔してみんなが言ってて、かなりあきれてます!いろいろなサイトで訴えて証拠まででているのに……しかも自分の親父でさえ、全く疑っていない状態です。このまま日本は米国や中国の奴隷になってしまうのでしょうか???僕らになにか出来る事ってなんかあるでしょうか?情報サイトを立ち上げる??ビラをまく???政治・経済の基礎知識もないですが‥‥‥‥

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    非常事態宣言非常事態宣言(ひじょうじたいせんげん)は、国家の運営が何らかの理由により破綻の危機に瀕したことに対し、平時の法制を超えた措置を実施することをその最高責任者が発令するものである。国家の運営を脅かすものとして代表的なものは外国からの武力攻撃、内乱

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