2017-09

    ビッグデータで未来予測はどこまで可能になるか?

    7月23日

    あいかわらず遅くなったが、今回もなんとか更新できた。いつも記事を読んでくださっている読者の方々に感謝する。

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年7月26日(金)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・実は怖いのはTPPではない。真の脅威は日米並行協議
    ・資本主義2.0の社会とは?集合意識と集合無意識
    ・グーグルとCIAが立ち上げた未来予測検索エンジン、なにが見えるのか?
    ・ビッグデータを使った数々の予測サービス
    ・中国のバブル崩壊の可能性は?
    ・我々はこれからどのように変化すべきなのか?
    など


    船井メールクラブ・オフ会 vol.1

    フナイメルマガを書いています。オフ会を行うそうです。よろしかったらどうぞ。

    船井メールクラブオフ会告知ページ

    日  時:8月23日(金)開場18:30 スタート19:00 終了21:30~22:00頃
    参加費:会員様 5,000円(税込) ご同伴者様(非会員様) 6,500円(税込)
    ※お飲み物(アルコール含む)・軽食込みの会費です^^
    会 場: JR四谷駅より徒歩3分のオフィスビル内(ご入金いただいた方に直接ご案内いたします)
    タイムスケジュール:
    18:30   開場
    19:00~ 高島康司先生ご講演
    「実はいまこそが歴史の転換点。水面下で進む新しい国際秩序の形成」
    20:00~ 船井勝仁との対談・皆様との懇親会(終了21:30~22:00頃予定)


    ヤスのしゃべり場 vol.6

    こちらもどうぞ!今度は本当に面白くなりそうです!

    「社会的トラウマの徹底把握で、自立した個人は生み出されるか?」
    日程:9月7日(土)
    会場:お申込の方に直接インフォメーション
    時間:午後13:30~17:00の予定(決定ではありません)
    料金:5,000円 ※懇親会料金別途(終了後2時間予定)
    高島康司 / 川島克之

    「世界は、日本は、どこに向かっているか。
    新興国デモの拡大、日・米・欧・中の経済関係の根本的変貌、そして天変地異……。
    予想を超えたブラックスワンは、一体いつ現れるのか。
    人々の集合無意識はどう働き、私たちはどこへ向かっているのか?
    社会がもつトラウマ、その克服の道はあるのか?
    第一部はヤスの最新情報をお届けし、第二部は、ヤスと克の脳みそを徹底解剖!!
    ひとりの人物の生き方を貫く普遍的なテーマに焦点をあて、参加する皆さんとも
    対話を行なっていきます。」
    ヤスからの推薦人物は、
    「大杉栄」(1885-1923) 香川県生まれ
    社会運動家。東京外国語学校卒。アナーキストとしてアナ-ボル論争に参加するなど、
    大正期の労働運動に大きな影響を与えた。関東大震災の際、妻伊藤野枝らとともに
    憲兵大尉甘粕正彦らに虐殺された。
    そして克もハワイの秘法「ホ・オポノポノ」の観点から、大杉栄を解剖。
    異色の取り合わせで見えてくるものとは? 自立した個と、社会との出会いとは?
    いよいよ進化するしゃべり場から、目が離せない!!

    お申込希望の方は下記を yasunoshaberiba@gmail.com
    までご連絡をお願いします。
    【お名前 ふりがな】
    【人数】
    【〒 住所】
    【電話番号 携帯優先】
    【メールアドレス】
    【懇親会参加希望有無 参加人数】※5000円予定
    しゃべり場事務局 島田


    新刊本のご紹介

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    有料メルマガのご紹介

    今週のメルマガかなり重要な内容について解説した。
    明日から日本はTPPの交渉に参加する。TPPへの参加は、農業のみならず、医療や保険など日本独自の社会制度の根幹を脅かす脅威になると反対が叫ばれているが、本当の脅威はTPPではない。TPPは多国間協議であり、日本が個別の懸案で他の国々と連帯し、アメリカに対抗することも不可能性はない。なので、アメリカのすべての要求が実現されない可能性もある。

    そこでアメリカは、日本のTPP参加の条件として、TPPと並行して行われる日米並行協議への参加を要求してきた。安倍政権はこれを了承、明日から日米並行協議も同時に行われる。

    日米並行協議は日本とアメリカの2国間協議である。この交渉におけるアメリカの要求項目はまだ明らかになっていはいないが、そのおおよその内容はTPPの交渉を担当している米通商代表部(USTR)が毎年出している「外国貿易障壁報告書」に明記されている。これを見ると、農業のみならず、医療、保険、年金、司法、教育、流通、投資など日本のあらゆる分野に徹底的な構造改革を迫る内容になっている。

    過去の日米の経済交渉では、いずれの交渉でも日本が勝ったためしがない。ほぼすべての交渉で日本はアメリカの要求を丸呑みしてきた経緯がある。その意味では、日本はこれを丸呑みすることになるだろう。

    また安倍政権は、アベノミクスを継続させるためには、海外の市場と投資家が要求する大幅な規制緩和と徹底した構造改革を実施せざるを得ない状況になっている。これを実施しないと、海外からの投資は逃避して株が下落するだけではなく、アベノミクスは実体経済の成長に結びつかないと海外から判断される。すると、国債の過剰発行で借金を増大させているというアベノミクスのリスクの側面が注目されるので、国債の下落と長期金利の上昇は一層進み、アベノミクスが失速する懸念も出てくる。

    安倍政権がこれを回避するためには、大幅な規制緩和と大胆な構造改革の実施を表明しなければならないので、これを要求している日米並行協議も受け入れざるを得なくなっている。

    一方アメリカは、TPPではある程度譲歩して日本に花をもたせながらも、日米並行協議で要求をすべて実現させるという戦略に出てくる可能性もある。もしそうなった場合、日本のマスメディアは、アメリカのTPPの譲歩を安倍政権のポイントとして喧伝しながらも、日米並行協議の内容は一切報道しないということもある得る。

    いずれにせよ、日米並行協議の内容を日本がすべて飲むと、2年くらいの間にいまの日本が激変する可能性が大きくなる。戦後日本の社会システムの根幹が崩れることにも成りかねない。

    そのような状況になる可能性は非常に高くなっている。メルマガでは、そうした困難な状況に我々一人一人がどのように対処し、生き残ることができるのか真剣に検討してみた。カギは意外にスピリチュアルな方向にあった。

    前回はこのような内容を詳しく解説した。

    次回のメルマガの予告

    参議院選挙で自民は圧勝した。これで、アベノミクスはバブルに終わりクラッシュするだろうと言われていたが、アベノミクスは簡単にはクラッシュしないことがはっきりした。それというのも、アベノミクスは、アメリカのQE3の出口戦略と明確にリンクしているからだ。これがどういうことなのか解説する。

    次に、これからやってくる日本の変化を一層具体的に概観する。これから日本に訪れる変化は、小泉政権の構造改革どころではない。はるかに根源的な変化になるはずだ。過去の例を参照しながら、これから2年間の日本社会の変化をイメージし、生き残るための方策を考える。


    最後に、レコーデッド・フューチャー社の未来予測検索エンジンが予測したこれから起こる世界の出来事を概観し、どこにブラックスワンがあるのか探る。

    今回の記事

    今回は、このブログで書いてきた未来予測の記事を振り返りながら、ビッグデータを活用した未来予測がどの程度可能なのか検討する。

    ビッグデータを活用して未来予測はできるか?

    いまあらゆる分野で、ビッグデータの活用が大きなテーマとなっている。フェイスブックやツイッターなどのSNSの使用の一般化とともに、スマホ、タブレット、GPS、パソコンなどの使用が日常化し、こうしたデバイスを通して個人の膨大な情報がサービスを提供する企業や組織のサーバに蓄積されるようになったからだ。ビッグデータを統計処理すると、人間の集合的な行動のパターンを解析することができ、それを適用して将来の人の行動を予見することが可能となる。

    いま、SNSやBBS、そしてブログが急速に拡大しているので、SNSの会話を収集すると、特定のテーマやトピックスについて多くの人がどのように考え、そして行動しようとしているのか、比較的に容易に分かるようになっている。とするなら、そのようなビッグデータを活用すると、将来起こる社会変動などは予測できるのだろうか?

    ブラックスワンを予測する

    このブログやメルマガでは、ブラックスワンという概念を紹介してきた。何度も解説したので詳術はしないが、ブラックスワンとは、だれも予想していなかったパニック型の出来事のことである。

    普通、「~は~になる。したがって~という危機が起こる」というような、いまある問題の悪化から論理的に危機の発生を予想するシナリオは、ほとんどの場合実現しない。なぜなら、危機が予想可能である場合、関係機関は危機を全力で回避しようとするので、危機は実際に発生しない。したがって、本当の危機の原因となるのは、予測可能なシナリオではなく、だれも予想していない突発的な出来事だ。これがブラックスワンである。

    自己組織化臨界状態

    どの出来事がブラックスワンになるのかは予測できない。ちょうど一年ほど前に「自己組織化臨界状態」という概念を紹介した。この概念を使うとなぜブラックスワンが予測できないのかよく分かる。以前の記事を引用して説明しよう。

    「自己組織化臨界状態」と聞くと、とてつもなく難しい概念であるように聞こえるかもしれない。だが決してそうではない。比較的に分かりやすい考え方だ。

    この概念は、複雑系と呼ばれている理論群に属する考え方で、15~16年くらい前の1990年代の後半にブームとなった。覚えておられる読者の方も多いだろう。

    これは、どんなシステムでも、ストレスが溜まりいつでも変化してもおかしくない臨界状態に達したとき、小さな変化がシステム全体を根本的に変化させる起爆剤になり得るとする考え方だ。ストレスが高い状態が続くと、どんなシステムでも、そうした臨界状態に到達してしまう。この引き金になる変化こそブラックスワンである。

    ヒット曲の例

    これは、具体的な例を参照すると分かりやすい。たとえばヒット曲だ。ある曲が大ヒットすると、その後に続く曲は同じスタイルの曲が主流になる。ラップがヒットすればラップが主流のスタイルになり、KPOP(筆者も大好きだが)がヒットすると、日本でもKPOPと同じようなスタイルの曲が多くなるというような具合である。

    だが、同じような曲ばかりがリリースされる状態が長く続くと、市場は飽和状態となり、消費者は飽きてくる。すると、もっともヒットしているミュージシャンを集めた鳴り物入りの曲を出しても、思ったほどにはヒッしない状態になる。このとき、市場は新しいスタイルの曲を求め、変化を望む。これが臨界状態である。

    このようなとき、新宿の裏通りのライブハウスで固定ファンに人気があるバンドがあった。これを特に大きなプロモーションもせずにデビューさせたところ、空前の大ヒットにつながった。このバンドのヒットの後は、同じスタイルの曲ばかりが出され、これが主流のスタイルになった。

    ここでは、市場は新しいスタイルの曲を求めているので、ちょっとした曲のリリースが大ヒットにつながる可能性があった。

    このちょっとした曲こそブラックスワンである。だが、どの曲がヒットするのかは事前に予測が困難だ。これは、ヒット曲だけではなく、あらゆる製品とその市場に当てはまる原則だ。

    巨大地震の例

    自己組織化臨界状態の概念は、経済のみならずあらゆるシステムに適用できる。プレート型の巨大地震も自己組織化臨界状態のよい例である。

    周知のように、プレート型の地震は、沈み込むプレートに引きずり込まれた陸地側のプレートが、歪みの圧力に耐え切れなくなって反発することで発生する。

    しかし、2つのプレートのすべての接触面で同程度のエネルギーが蓄積されているわけではない。2つのプレートの密着する度合いはエリアによって異なっている。2つのプレートの岩石が密着した領域と、そうでない領域が存在する。密着した領域は「固着域(アスペラティー)」と呼ばれている。

    「固着域」が沈み込むプレートの圧力に耐えられなくなり弾けると、地震が発生する。2つのプレートがぶつかるエリアには複数の「固着域」が存在し、それぞれが震源となる。

    ひとつの「固着域」だけが単独で弾けても巨大地震にはならない。せいぜいM6からM7クラスである。東日本大震災のようなM9クラスの巨大地震は、複数の「固着域」が同時に弾けた場合に発生する。つまりは複合型の地震だ。東日本大震災ではまさにこれが起こった。

    どの地震がきっかけになるのか?

    では、複数の「固着域」を同時に反発させるきっかけとなる地震はどのような地震なのだろうか?

    イメージからすると、M7くらいのそれなりの規模の地震であるように思うかもしれない。しかし、現実はそうではない。どんな規模の地震でも引き金になり得るということが分かっている。たとえ、M2のような小さな地震でもだ。

    そのため、どの地震が複合型の巨大地震の引き金になるのか予想がつかないと考えられている。この引き金になる地震こそブラックスワンだ。

    自己組織化臨界状態の視点では?

    これは、ヒット曲や製品の市場などのような例とほぼ同じような状況だ。2つのプレートがぶつかっているので、大変なストレスが溜まっている。ちょっとした変化が引き金になり、巨大地震がいつ発生してもおかしくない臨界状態に達している。

    この状況では、どの地震も複合型の巨大地震の引き金になり得るので、引き金は特定できないということだ。

    それは、音楽の市場が臨界状態に達している状況で、プロモーションもせず、ふとしたことでリリースした曲が予想を越えてヒットし、ヒット曲の動向を変化させてしまうようなことと同じような変化だ。

    社会的断層とブラックスワン

    これで、ブラックスワンの正体が明らかになる。まず、地震と同じように社会でも、人々のあらゆる不満やストレス、そしてトラウマが蓄積している社会的断層が多数存在している。これもブログやメルマガで何度も解説しているので詳述はしない。

    ストレスが臨海状態に達した社会的断層では、ヒット曲や地震の例のように、ちょっとした出来事が社会的断層のストレスを一気に解除し、歴史の方向を劇的に変化させてしまうきっかけになる。第一次世界大戦の引き金になった1914年のサラエボのフェルディナンド大公の暗殺、大恐慌の引き金となった1929年の株の大暴落などはそうした出来事の典型だ。

    最近では、「アラブの春」が中東全域に拡大するきっかけとなった「チュニジアの野菜売りの青年の焼身自殺」などがこうした例だ。この焼身自殺が地方の小規模なデモを誘発することは予想できたであろうが、これが中東全域に拡大する「アラブの春」の引き金を引く出来事になることはだれも予想できなかった。

    このちょっとした出来事こそブラックスワンである。ストレスが臨界状態に達した断層では、どんな出来事もブラックスワンになる可能性がある。その意味で、どの出来事がブラックスワンになるのかは事前に特定できない。

    ビッグデータでブラックスワンを予測する

    だが、ブラックスワンは本当に予測できないのだろうか?複数の固着域を反発させる引き金となる小さな地震は予測できないとしても、ビッグデータを使うと、例えば飽和状態に達した音楽の市場で、どの場末の曲(ブラックスワン)が新しいヒットになるのか予測することはできるのではないか?

    資本主義2.0とイミーバ

    それというのも、現代の社会は「資本主義2.0」の社会なので、無数に存在するSNSの会話がモニター可能となっているからだ。

    筆者のメルマガでは、「資本主義2.0」と「イミーバ(意味場)」という概念を紹介してきた。「資本主義2.0」の特徴は、インターネットやスマホ、携帯電話の発達が可能にした、BBSやチャットサイト、そしてツイッターやフェースブックのようSNSの急速な拡大である。これらは、多くの人々が相互につながることのできる巨大なコミュニケーションの場である。

    こうしたサイトでは、参加者はすべて個人に引き戻される。「先生」も「作家」も「医師」も「生徒」も「消費者」も、社会的主体を脱ぎ捨て、名前をもった一個の個人になる。高校では「先生」であった人も、フェースブックでは「鈴木太郎」という個人に還元される。

    そうした状況では、個人の間の階層や差別は一切存在しない。参加した個人は、「作家」や「先生」や「読者」としてではなく、あくまで個人として、コミュニケーションの発信と受信を行い、他の多くの個人と自由につながることができる。

    イミーバ(意味場)の出現

    それは、規制のない巨大な井戸端会議の場所ができたような状況だ。規制のない井戸端会議では、あらゆる話題が話し合われ、固定化された社会的主体のコミュニケーションでは、不適切として抑圧され、おおよそ話題にすることのできないような内容でも、話し合われる。

    このような、あらゆる話題が規制なく話し合われる場所を、ここではアメーバのような無限の増殖可能性のイメージで「イミーバ(意味場)」と呼ぶことにする。この場所を「イミーバ」と呼ぶ理由は、日常では遭遇しない奇想天外な話題も含めて、あらゆるものの新しい「意味」が出現する場所であるからだ。

    産出された「意味」がリアリティーをもち一人歩き

    イミーバで産出された会話の内容は、1)内容が分かりやすくまとめられ、2)他のサイトの内容にリンクして拡散し、そして、3)現実に起こった出来事や他のサイトの内容との一致を見いだすことで、どんな奇想天外な話でも、現実にあってもおかしくないようなリアリティーを獲得する。こうしたいわばイミーバの作品は一人歩きし、今度は本や動画などさまざまな商品となって市場に流通する。

    これは筆者のメルマガですでに紹介したので、ここでは詳術しない。

    集合意識と集合無意識が出現する

    イミーバから産出される「意味」は、対話にかかわった多くの人々の集合意識と、また日常では表現が許されない抑圧されている集合無意識の内容が、目に見えるかたちとなって出現したものである。その意味ではイミーバとは、集合意識と集合無意識は同時に組織される場所である。

    臨界点に達した社会的断層上のイミーバ

    このようなイミーバは、人々の不満やストレス、そしてトラウマなどが蓄積した社会的断層上でも当然出現する。すると、イミーバが産出する「意味」は、人々の集合的なストレスの直接的な表現となる。

    そうしたストレスがイミーバの対話の題材になると、もはや個人的な不満ではなく、多くの人々が共有する現実の認識となる。つまり、集合意識となる。

    もちろん、ストレスが低い社会的断層も存在するが、ストレスが臨界点に達した爆発一歩点前の社会的断層上でこうしたイミーバの活動が行われると、デモや集会など、イミーバを通して呼びかけられたちょっとした出来事が、巨大な社会変動という地震の引き金になったりする。つまり、ブラックスワンの出現である。

    ビッグデータを使うとブラックスワンは予測できる

    巨大地震の場合でも、また社会変動でも、ストレスが臨界点に達した断層では、M2の小さな地震が巨大地震の引き金になるように、どんな小さな出来事も全体の大きな変化を誘発するブラックスワンになることができる。その意味で、どの特定の出来事がブラックスワンになるのか予測することは困難だとされていた。

    だが、いま我々は、イミーバで行われたすべての対話をモニターしたビッグデータが入手可能となっている。もちろん、ストレスが臨界点に達した社会的断層上のイミーバの活動もモニターできる。

    だとするなら、どの出来事が巨大な社会変動の引き金となるブラックスワンなのか、ある程度予測することは決して不可能ではない。

    たとえば、5月28日にトルコ、イスタンブールの中央公園で始まり、トルコ全土に拡大した反政府抗議集会は、中央公園の再開発に伴う木々の伐採に抗議するというささやかな運動であった。これがブラックスワンであった。もちろんトルコ政府は、このささやかな運動が、全国規模の抗議運動に拡大するとは考えてもみなかった。

    だが、ビッグデータを使うとこのささやかな運動が全国規模の抗議運動に点火するブラックスワンになり得ることが事前に予測することができる可能性が出てくるのだ。

    レコーデッド・フュチャーの未来予測検索エンジン

    それを可能にする試みにひとつこそ、CIAとグーグルが共同出資して設立したレコーデッド・フュチャー社の未来予測検索エンジンだ。以前のメルマガの記事を一部転載する。

    2009年、CIAとグーグルはレコーデッド・フュチャー社というITベンチャーに共同で出資した。その後、2010年にレコーデッド・フュチャー社のプロジェクトは始まり、2年後の2012年6月からは事業として一般に公開された。

    未来予測検索エンジン

    レコーデッド・フュチャー社が提供するのは、未来予測検索エンジンである。基本的なバージョンは、サイトで登録すればだれでも使える。さらに詳細な未来予測検索が可能なプロフェッショナルのバージョンは、月1万4900円ほど支払えば使うことができる。

    未来予測検索が行うこと

    CIAとグーグルが注目した未来予測検索エンジンだが、これはネット上に存在する無数のSNSやBBSなどのイミーバ、さらにはブログやニュースサイトを一括して検索し、特定のテーマに関して人々がどのようなことを考え、発言しているのかを時間軸にしたがって表示する検索エンジンだ。

    検索結果は、「環境」「軍事」「公式発表」「政治」「政治関係」「抗議運動」「引用」「旅行」「その他」の9つのカテゴリーで表示される。

    また表示の方法だが、1)時間軸にしたがった出来事の予測、2)世界地図上での未来の出来事の空間的な表示、3)予測される出来事相互の関係、4)予測される出来事の一覧表、5)地図を加えた一覧表、6)予測される出来事のカテゴリー別の分類という6つの表示方法の選択が可能だ。

    time

    world

    net

    レコーデッド・フュチャーの予測するもの

    レコーデッド・フュチャー社の検索エンジンが予測する内容は、人々のメッセージに込められた隠された内容を読み取るというような、いわば集合無意識の検出に焦点を置いたものではない。

    その意味では、BBSなどで交わされた、人々が意識していない言葉の感情値を検出し、それを元に未来の出来事を予測するウエブボットとは根本的に異なっている。レコーデッド・フュチャー社の未来予測検索エンジンが対象にしているのは、あくまで実際にやり取りされたメッセージだけである。感情値のような隠されたシグナルを読み解くことを目的にはしていない。

    具体的に言うと次のようなことだ。たとえば、未来のある特定の日時でトルコのどこかの町で抗議運動への参加がツイッターやフェースブックで呼びかけられたとしよう。この呼びかけは日を追って拡大し、さまざまなSNSでどんどん呼びかけられるようになった。ある時点から呼びかけの数は数万件に達した。

    もちろん、こうした呼びかけが行われているのはネット上のSNSなどのイミーバが中心なので、デモの開催が予定されている都市では、なんの変化もない普段と変らない日常が続いている。

    ところが、デモの開催日になると、呼びかけに呼応した数万人の市民が中央広場に集まり、巨大な抗議集会を開催した。

    このような現象だ。この現象にはなんの不思議もない。ただ、ネットのイミーバでデモへの参加が呼びかけられていたことをまったく知らなければ、なんの予兆もなく突如として数万の民衆が結集し、抗議をしたように見えるだけだ。これは驚きのはずだ。

    レコーデッド・フュチャー社の未来予測検索エンジンは、このようなデモが特定の場所で呼びかけられているのを、かなり早いうちに表示し、その拡大の様子を時系列で表示してくれるエンジンなのだ。

    ブラックスワンの臨界点を越えると出来事が連鎖

    このような、レコーデッド・フュチャー社の未来予測検索エンジンから出来事を見ると、ストレスが臨界点に達した社会的断層でブラックスワンの役割を果たす出来事には、はっきりとした特徴があるのが分かる。それは、どんな出来事でもいいというわけではない。当然かもしれないが、多くの人々の関心と反応を引き出すような出来事ではないとブラックスワンにはなり得ない。

    そして、そうした出来事にもやはり臨界点が存在している。ある小さな出来事が起こる。そして、この出来事に対するイミーバでの人々の反応数が一定の臨界点を越えると、抗議集会なり、デモなり、さらに大きな出来事が組織される。

    するとその出来事に対する反応が起こり、これがまた臨界点に達すると、さらに大きな出来事が組織されるという具合に発展する。つまり、連鎖的に出来事が起こり、勝手に拡大するというパターンだ。

    そして最後には、政府でもコントロールすることが難しい巨大な出来事となって爆発する。

    トルコのデモが連鎖的に拡大する様子

    まだ盛んに行われているトルコの抗議運動は、こうした過程からブラックスワンが解除された典型的な例だろう。トルコ全土に拡大した現エルドラン政権に対する抗議運動の発端は、イスタンブールの中央公園の再開発に伴う木々の伐採に反対するささやかな運動であった。

    そのような運動だったものが、5月28日からはエルドラン政権に対する巨大な抗議運動に転化し、全国に拡大した。それは、突然となんの前触れのなくいきなり始まったかのように見えた。3日後にはトルコ全土、90カ所の抗議集会に拡大した。トルコ政府やイスタンブール市民も含め、これを予想していたものはほとんどいなかった。

    しかし、過去のデータに溯って確認すると、まさにデモの呼びかけが早いうちに行われ、拡大して行くさまがとてもよく分かる。以下がそのイミーバにおける反応数のデータだ。丸の大きさと縦軸は、反応数を示している。反応数が多い出来事ほど丸が大きく、また縦軸の上位に位置している。

    istan

    過去のデータを調べると、1カ月前の4月27日のイスタンブールの中央公園に抗議集会への最初の呼びかけが行われた。この呼びかけは、時間とともに他のあらゆるイミーバで取り上げられ、人々の反応数はどんどん増加し、臨界点に越えたものと思われる。

    そして、5月28日の最初の大きな抗議運動が発生した。さらにイミーバにおけるこの抗議運動への反応数は一気に増加して臨界点を越え、今度は5月31日のさらに大きなデモになった。

    もし、トルコ政府などの関係機関が、最初の抗議集会が実施された5月28日以前に、レコーデッド・フュチャー社の未来予測検索エンジンを使い、こうした反応数が連鎖的に増大する経緯を把握していたのなら、この日にかなり大きな抗議集会が実施され、さらにそれがトルコの他の地域に拡大することは、かなり早い段階から予測がついていたはずだ。

    予測できるのはブラックスワンだけではない

    ここではブラックスワンとなった抗議運動を取り上げたが、もちろん検索できるものはこれには限らない。たとえば、「マイクロソフト」という会社名を検索すると、イミーバにおける「マイクロソフト」に関する会話の記録が時系列で整理されて表示され、マイクロソフトのなにに多くの人々が反応しているのかはっきりと分かる。もしかしたら、マイクロソフトの立ち上げるプロジェクトが中国で失敗する可能性を表示し、それい対する反応が連鎖的に拡大するかもしれない。

    もしそのような状況になったら、これは市場の見方にも影響を与える。その結果、マイクロソフトの株価にも一定の影響を及ぼすことだろう。

    これから起こる抗議運動

    では、直近の未来でどのような出来事が起こるのかきになるところだ。調べると7月24日にマニラの中国大使館前と、ニューヨークの国連本部ビル前で、南シナ海のフィリッピン領への中国の領有権主張に反対する大規模な抗議集会が予定されている。以下がその具体的にデータだ。

    だが、上のトルコの抗議運動を比べてくると分かるが、この運動の反応数はまだまだ小さく、ブラックスワンになる規模には達していないのではないかと思う。いずれにせよ、日本時間では25日だが、注視すべきだろう。

    phil

    まとめ、過去の歴史にも適用可能な原則

    さて、長くなったので記事を終える。話が複雑になったので少し整理しよう。

    ストレスが臨界点に達した社会的断層では、どんな小さな出来事でもブラックスワンとなり、大きな変化の引き金になる可能性がある。その意味では、ブラックスワンとなる出来事は特定することも予測することもできない。

    だが、資本主義2.0の社会では、人々が個人として規制のない対話を行うイミーバが無数に存在しており、人々が共有する集合意識が組織される。だから、社会的断層上に存在するイミーバで行われる会話の内容をモニターすると、どの出来事がブラックスワンになるのか予測することができる。

    ブラックスワンとなる出来事は、イミーバにおける人々の反応数が臨界点を越えた出来事である。反応数が臨界点を越えると、さらに大きな出来事が引き起こされる。そしてその出来事にはさらに多くの反応がイミーバに集まり、一層大きな出来事が引き起こされる。そのような出来事の連鎖的な拡大のスイッチとなる出来事こそブラックスワンだ。

    おそらくこの原則は、インターネットが存在していない過去の歴史の事件でも当てはまることだろう。そうした過去の時代でイミーバの役割を果たしたのは、居酒屋やサロン、スポーツクラブなどの人の集まる社交場、そして新聞や雑誌だったはずだ。SNSのようなイミーバに比べると、これらからブラックスワンが発生し、連鎖的に出来事が拡大するには、はるかに時間がかかったはずだ。

    これからの課題

    もちろん、これはまだ仮説である。すると、未来予測をするためには、次が課題になるはずだ。1)ストレスが臨界状態に達した社会的断層を確定すること、2)臨界点に達してブラックスワンになる反応数の確定、の2点だ。

    この2点を確定し、どこまでブラックスワンの予測ができるのかどうかやって見る。成果はおもにメルマガで掲載する。

    続く。

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

    驚異的な前世リーディングサイト
    遠い記憶・前世からの約束

    前世リーディング問い合わせ電話番号
    080-3128-8600

    筆者の友人の作家のブログ

    茶房ちよちよ
    駒村吉重のブログ。いつもの飯、酒、より道、脱線、思いごと


    便利な学校検索サイトです!

    海外子女.com

    投稿に関しては以下の方針に従い、どうしても必要な場合以外は削除しないことにしておりますが、他者の人格を傷つける不適切な表現がある場合は例外とし、予告無しに削除し、投稿禁止にする場合もあります。

    意味産出の現場としてのBBSやブログ

    また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

    いま何がおこっているのか?

    ヤスの英語
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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    コメント

    アメリカの今後

    債務上限問題と、富裕層、中間層にオバマ大統領は税金を吐き出させようとしています。
    そのあたりの記事を次回お願いします。

    お久しぶりです!

    今夜のアナザースカイ良かったですね。
    映画監督 紀里谷和明のいきあたりばったりの酒場と下町探検キューバ旅面白かったですね。

    家族を大切に、人と人の関わりこを大切にする。
    人を愛する、人と和む、人と助け合う、人と支え合う。
    愛を持って、楽しむことをもって。。。
    貧乏でも人生を楽しみ、家族や仲間を大切に人生を楽しむ。
    貧乏さもあるがモノを大切にする。
    車も何十年も乗る。ピカピカに磨いて。。。
    100円ライターだって修理してガス入れなおしてずっと使う。
    楽しく酒を飲み、人と交わり、こよなく音楽を愛し。。。
    人を愛し。。。
    恋を楽しむ。。。
    そして様々な国の支配を退けた革命家、ジェゲバラを今も愛しつづける。。。
    だけど、この国は社会主義国家です。
    自由と愛が溢れる社会主義国家です。
    幸せって、なんだろう???
    資本主義国家(自由主義国家)って結局は、資本家ご都合主義、拝金主義国家であり
    幸せはマネーを得ることでしか得られないと思ってる我々とはなんか違っている。
    平均主義の権化となった今の日本(日本人)とは正反対の国だけどキューバって魅力的ですね。
    ここに原点を見出したように思います。
    だけど日本人も潜在的そのことに、どんどん気づきだしているように思います。

    私は今、山歩き(アルパイン、トレッキング、ハイキング)にはまっています^^;
    自然のなかっていいですよね。。。
    山ではすれちがう人と必ず挨拶をします。
    「こんちには」そして「こんにちは」ってね。
    山と森の静寂と清々しいグリーンシャワー、そして見知らぬ人とも普通に挨拶を笑顔で交わす^^
    みんな山をあいする仲間ですからね。
    一期一会が自然に行われる。
    良いもんです。
    山歩きは体力も付くから、それと同じだけ心も気力が高まってくる。
    最近は山で「こんにちわ」っていうと「アンニョンハセヨ」って返ってきます。
    韓国もアウトドアブームなんですが高い山がないので、最近はいっぱい日本の山に来られています。
    大山(西日本の伯耆大山)なんかは直行便もあるから多いですね。
    拝金主義のショッピングツアーで日本にこらる方々とちがってとっても気持ちいいです。

    日本でもすこしづつですが、全体的に幸せ観が原点回帰しはじめているのを感じます。

    マネーも大切ですが、人と人の関わり、家族や仲間の関わりはもっと大切な幸せを感じるツールですね^^

     緊急 北茨城、大量被曝の可能性

    武田邦彦氏緊急提言youtube動画
    【緊急】北茨城市で7マイクロシーベルト...発表は選挙の翌日!福島
    http://www.youtube.com/watch?v=hK8A1Dk3xiE

    武田邦彦氏のブログ
    「北茨城市で緊急事態!!  大量被曝の可能性あり!!至急、北茨城市から逃げるか、市に問い合わせる必要あり。夜でも休日でも国民は問い合わせるべき!!」
    7/26記事
    【緊急】北茨城市で7マイクロシーベルト・・・どうするべきかも判らない!!
    http://takedanet.com/2013/07/7_80de.html

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    東京含む関東の子供の身長が伸び悩んでいるようです。
     被爆がこれから本格化する前兆です。
    恐ろしい現実から目をそむけては病気になるでしょう。
     あなたの大事な命を守ってください。

    身長が伸び悩むw
    ぜひソースを知りたいもんだ。

    ソースは実際に会った何人かの家族の子供の身長が去年と比べて伸びていないことからです。
     これから増えると思います。

    追記 東北関東で震災前より顔色が悪くなった人や子供がちらほらいませんか?顔色が悪い人や子供は、震災前にはたくさんはいなかったはず。
     これからもっと増えると思います。被爆の関係です。青白くなります。
     よく観察しておいてください。

    僕の周りの親せきの子供はよく身長が伸びていますよ。
    空想の世界に遊んでは精神病になります。
    体を動かしましょう。

    戯言ですが

    金融型資本主義(市場経済主義)による米国の国益確保と世界覇権。米国産業、企業の世界寡占。
    それをやるために金融・為替の操作を、誘導をする。マネーの価値を支配する。
    TPPも日米FTAもしかり
    今回のロスの従軍慰安婦像も裏はCIAがしかけているんでしょうね。。。
    日本政府に揺さぶりをかけている。。。
    東アジア(日本・中国・台湾・韓国)が団結することは米国(米国の資本家)にとって覇権が揺らぐので絶対させないし、今のように分裂させておく。
    しかし日本の市場活性化は米国にとって当面必須だから自民党政権、安倍政権は認知していくのでしょう。
    長期金利もじわりじわりと上がってきました。
    アパート、マンション経営など金利が上がると成り立たないビジネスがいっぱいでてきます。
    アベノミクスも実質的にアメリカ経済が上向かないと一蓮托生ですから成功しないでしょう。。。
    戦略的にリンクしてますからね。。。
    しかし、インターネットがここまでライフスタイルの中枢システムになってくると既存の代理店商売は上がったりですね。
    問屋、卸売という商売が消え去ったように。。。
    旅行代理店が今や、成り立たなくなっています。
    流通もしかり、インターネット通販と国内ではイオンが異常な独禁法なんて有名無実だから寡占(市場経済容認)をして、ついに百貨店マーケットをも寡占していくのでしょう。地方商店街の崩壊のように資本力のない地方百貨店はなくなりますね。

    さてさて、こんな実態でどうやって景気回復、雇用回復、賃金上昇させていくのでしょう。
    既存の企業システム、特に中小企業儲からないことには無理ですからね。
    これは日本に限ったことではないですが・・・
    しかし様々なビジネスも既存のビジネスシステムが崩壊し、新しいシステムになっていく変革期ですから今年、来年はまだまだ崩壊する流れが強いから、雇用や賃金アップは難しい気がします。
    となると来年の消費税アップも予定通りには上げれなくなりますよね。。。
    しかし、世の中うまくできたもんで、なんとかなっていくのでしょうが。。。
    変化自在力は日本の伝統的お家芸ですからね。

    しかし気になるのは異常なまでの機械的な思考がアメリカはじめ日本はじめ蔓延していてグローバルスタンダードな価値観になっていることが心配です。
    オンオフ、是か非かしかない思考、勝ち負けしかない思考、合理主義、効率主義、利己主義、拝金主義、、、2進法、2極しかない思考。冷淡な切り捨て思考。
    市場経済主義の思考がその権化ですが。。。
    どんどん寡占一極支配が拡大する。循環がなくなり部分壊死が拡大し結局は総体も壊死する。

    戦後の社会主義(全体主義)的な素養を残した資本主義、自由主義国家の日本的思考は消えてしまいましたね。
    守り育てる、連携する、均衡させる、シェアしあうといった一極に偏らない、循環、バランス思考が国家として上手くいっていた。。。

    ここが変わらないと、世界は人類社会は崩壊していくしかないように思います。

    今という時代は仏教でいう搾取しあう地獄界的思考が容認、蔓延し、天国的な与え合う共生思考が軽んじられる時代です。

    此処の変革が鍵と思うのです。

    まぁ、今の異常気象の激しさは今の行き過ぎた金融資本主義社会、市場経済主義をストップさせる神の手のはじまりなのかもしれません。

    それにしてもこの夏の土砂降り(洪水)は凄い。
    ノアの方舟の物語を想起させます。










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