2017-08

    強権化へ向かう新たな展開3 マヤカレンダーとの関連で

    前回にも書いたように、アメリカ政府の強権化を予言していた人物はいた。それがだれであるのか知りたいところだろう。だがその人物の名前を出す前に、もう少しジェローム・コーシーの記事につきあってもらいたい。いまアメリカで起こっている事態を把握する必要がある。

    新しい施設の建設

    すでに書いたように、2010年に導入が予定されているAMEROは、北米経済圏の樹立という経済的な意味に止まらず、統合司令部であるNORTHCOMの指揮のもと、暴動を含めたあらゆる国内緊急事態に対処できるようにアメリカ軍を動員する強大な権限を大統領一人に与えてしまう、きわめて政治的な意味合いの強いものであった。のみならずAMEROによりアメリカ軍は、必要とあらば国境を越え、カナダとメキシコに自由に展開することができるようになった。アメリカ大統領は、AMEROにより巨大な権力を手にすることになる。

    このような動きに、憲法に保証された個人の自由を守る立場から、疑念を抱き、強く反対しているコーシーなどの伝統的な保守派の論客は、強権化へ向けたどのような動きがさらに進行しつつあるのか報道している。

    最近、コーシーは次のような記事を書いた。

    Feds prepping for 'continuity' hub?
    (連邦政府が政府機関継続のための施設を準備?)
    大意
    「会計検査院は、国防総省が計画している軍事司令部の移転を阻止しようとしていることがこのたび明らかとなった。国防総省は、NORADや、最近カナダ軍と合同で国内の緊急事態の発生にも対応可能となったNORTHCOMの司令部を、コロラド州パームスプリングスにあるマウントシャイアンのミサイル基地からパターソン空軍基地に移転しようとしている。マウントシャイアンは冷戦期の1957年に建造され現在にいたっている。会計検査院は、基地移転計画があまりにも費用がかかると反対し、議会がこれを阻止することを期待している。

    だが問題は、軍の移転後にシャイアンの施設が何に使われるかということだ。国防総省は、緊急事態が起こった時に政府がその機能を継続することのできるセンターとして使用すると説明している。これが、"国家安全保障大統領命令 NSPD-15”と"国土安全保障大統領命令 NSPD-21"という、大統領権限を大幅に強化した先頃出された2つの命令とどのような関係にあるのか明確ではない。」

    ちょっと複雑な内容の記事だが、ようするにコーシーは、マウントシャイアンの施設は、権限を大幅に強化したホワイトハウスが国家緊急時に影の政府の司令部として使うのではないかと疑っているのだ。"緊急時に政府が機能を継続させるセンター"という表現はまさに影の政府を意味している。マウントシャイアンがこの目的に使われる可能性は十分にあると思われる。コーシーはこれを警戒しているわけだ。

    影の政府

    ところで影の政府が話題になったのは今回が初めてではない。ご存知の人も多いだろうが、すでに2002年の時点でBBCやワシントンポストがその存在をすっぱ抜いていた。

    Bush defends shadow government
    (ブッシュ、影の政府を擁護する)

    Shadow Government Is at Work in Secret
    (影の政府、秘密裏に動く)

    2つの記事の大意要約
    「9.11以降、大規模テロなどの緊急事態の発生にそなえるため、ブッシュ政権は影の政府を立ち上げ、それがすでに稼働していることを明らかにした。影の政府は東部のしかるべき場所に存在し、そこには70名から150名の政府職員が24時間態勢で勤務している。彼らは家族に行き先を告げることは許されておらず、秘密裏に90日間のローテーションで出張が命じられる。

    おそらくコーシーは、この"しかるべき場所"の一つに軍移転以降のマウントシャイアンが加わるのではないか、と考えているようだ。

    2002年の時点でこの"しかるべき場所"は、災害時の国土復旧を担当する連邦緊急管理局(FEMA)が管理するマウントウェザーとその関連施設であろうと考えられていた。古い記事だが、田中宇氏の以下の記事に詳しい。

    アメリカで秘密裏に稼動する「影の政府」

    「FEMAでは、核ミサイルの攻撃などの大事件で政府機能が麻痺した場合に備え、あらかじめ有事に政府の各行政機関を動かす合計100人のリストを作り、緊急事態になったら、大統領の配下にある「安全保障会議」(NSC)が、この100人を動かして交通や通信、マスコミ、発電所などのエネルギー源などをおさえる体制が作られた。

     この100人の組織は、事実上「影の政府」ともいうべきものだ。政府機関の避難用の地下施設は、マウント・ウェザーのほかアメリカ東海岸の山中に96カ所作られている。マウント・ウェザーは大統領とホワイトハウスのスタッフ用で、そのほかにたとえば国防総省はペンシルベニア州のラベン・ロックという場所に、ワシントンのペンタゴンが使えなくなった場合に備えた地下施設を持っている。」

    2002年にすでに影に政府が稼働しているのであれば、マウントシャイアンがこの施設の一つに新たに加わったとしてもべつだん不思議はない。

    だた、マウントシャイアンが突出しているのは、ここが現役のミサイル基地であり、地下600メートルに建設された秘密軍事基地だということだろう。
    司令部へのドア

    マウントシャイアン基地入り口

    もしここが影の政府の施設の一つであるとするなら、大幅に権限を強化した大統領は、緊急時にここを何の目的でどのように使うのだろうか?コーシーでなくとも、警察国家化へ向けた大きな一歩ではないかと疑い深くなっても当然だ。

    いずれにせよ、現在のアメリカは、いったん国家的な緊急事態が発生したならば、あらゆる権限を大統領一人に集中し、すべての組織を大統領の直接管理下におく態勢がすでにできあがっているといっても過言ではないのである。

    強制収容所

    さらにこのような動きと並行して、新たな施設がどんどん作られている。以前の記事で書いたが、ベンジャミン・フルフォード氏がフブログで以下のように書いていた。

    ベンジャミン・フルフォード氏のブログ

    「とにかく極めて危険な状況である事は間違えないです。60万人のための強制主要所の建設も進んでいるし悪夢みたいです。しかし裏ではもう勝負がついているからこのネオコン達はいずれ刑務所に入ると思う。問題は入る前に何人が死ぬだろう?」

    これを証明するかのように、コーシーは以下の記事を書いた。

    Emergency detention plan: 'This way to the camps!'
    (緊急時の収容所の計画:収容所はこちらです)
    大意要約:
    「チェイーニー副大統領がCEOを勤めていたハリバートン社の一時子会社であったKBR社は、国土安全保障省より収容所の建設を受注したことが明らかとなった。担当官によるとこの収容所は、国外から入国する不法滞在者(おもにメキシコ)の入国目的を確認するまで一時的に収容しておくための施設だというが、あらゆる国家的な緊急事態が発生した場合にも使用可能とのこと。なお担当官は最近署名された”国土安全保障大統領命令”の存在を知らなかった。」

    コーシーが述べているこの収容所の目的は、メキシコからの急増する不法移民を本国に送還するために一時的に収容することだろう。その意味では、すでに紹介したゲリー・ボーネル氏の以下の予言とシンクロする。

    ゲリー・ボーネル氏の2007年予言

    米国はメキシコの国境を閉鎖することになるだろう。カリフォルニア州が採用する新健康保険制度(健康保険を全州民に一律に与える制度)が国境閉鎖の引き金となる。メキシコから多くの人が無料の医療サービスめあてに殺到するのだ。あまりにも多くの人が殺到するので、米国が侵略されたかのような様相を呈する。メキシコ政府は不法移民の流れを食い止めるいかなる方策も実施しない。民主党は(皆保険を主要な政策の一つとしているので)この件で悔しがるだろう。」

    後の記事で書くつもりだが、この見方は他の多くのサイキックや、さらに専門家によっても支持されている。

    ところでコーシーはこの収容所が単に不法移民の一時的な収容所ではなく、政府の強権化へ向けた大きな一歩ではないかと疑っている。警察国家化を促進する流れの一環ではないかということだ。"あらゆる国家的な緊急事態が発生した場合にも使用可能とのこと"とはこのことを指している。

    いまのアメリカで影の政府が実際に存在しており、その施設も存在していることは分かったが、強制収容所のようなたぐいの全体主義国家にはなくてはならないような施設は実際に存在するのだろうか?

    Rex 84

    “Rex 84”という計画がある。これは1984年にレーガン政権の下で始められた計画だ。戒厳令が発令された国家の緊急時に、アメリカ国民を裁判所の命令なしで強制的に収容するための施設を多数建設するための計画だ。収容所はFEMA(連邦緊急事態管理局)が管理、運営することになっている。

    Rex_84

    その存在がはじめて明らかになったのは1987年であった。

    Rex 84: FEMA's Blueprint for Martial Law in America
    (Rex84:戒厳令下のアメリカの計画書)

    「戒厳令がしかれたあと、これらの収容所はFEMAのもとで管理、運営される。収容する人物の名簿が添付された大統領と司法長官の署名入りの布告書の発令によって、直ちに実施されることになっている。」

    FEMA's 911 Concentration Camps
    要約:
    「すでにアメリカ全土で600を超える強制収容所が存在しており、その最大のものはアラスカ州フェアバンクスの収容所で、最大10万名の収容が可能だということだ。ただ、現在はどの収容所にも収監者はいない模様だ。それらの施設には、かならず、収容者を移動する鉄道や飛行場があるのが特徴だ。」

    下はカリフォルニア州の収容所
    カリフォルニア州の収容所

    ところで、これらの記事によると、FEMAの実際の役割は、災害復旧を円滑に進めるためではなく、アメリカ国内で暴動などの事態が発生押した場合、強制収容所などの施設を活用し、国民の権利を制限して政府の権力を守ることではないか、ということだ。災害復旧は表面上の口実にしかすぎず、国民の徹底した管理がその本来の目的ではないのかという。その証拠に、2005年のハリケーンカトリーナとリタがニューオリリーンズなどの都市を直撃したときに、災害復旧で本来機能するはずのFEMAはまったく機能していなかった。このあたりの状況を田中宇氏の記事で確認してほしい。

    アメリカ「カトリーナ後」の孤立主義と自滅主義

    「カトリーナがニューオリンズに上陸する前後には、アメリカの連邦政府の防災体制は、奇妙な無策や失敗に満ちていた。たとえば、ハリケーン襲来から数日の間、ニューオリンズ市内では、貧困層の市民たちが、交通手段がないため避難できず立ち往生していたが、被災者を助けようとする外からの動きは、すべて連邦政府の有事対策部門である国土安全保障省とその傘下のFEMA(米連邦緊急事態管理局)によって拒否された。アメリカ赤十字は、被災者に食糧を配るために被災地に入ろうとしたところ、国土安全保障省から拒否されたし、水没したニューオリンズ市内の中心部で、避難できずに困っている市民を助けようと、フロリダ州から救援に行こうとした500艘の民間のボート協会もFEMAから拒絶された。」

    つまり、こうした無策の背景には、FEMAは影の政府のための権力維持機関であり災害復旧とはほとんど無縁の組織ではないのか、という疑念がある。そして国家のこうした機能は、ブッシュ政権の下で、特に9.11以降非常に強化されているといことである。

    反対勢力

    確かに、警察国家化への流れは、ブッシュ政権のもとで大幅に強化されていることは、他の記事ですでに述べた。9.11以降の流れである。「国家安全保障法」「国土安全保障法」「愛国者法」の制定→「国家安全保障大統領命令」「国土安全保障大統領命令」はその一連の流れを象徴している。

    ただ、すべての政府組織や部局がこれにおずおずとしたがっているかといえばまったくそうでではない。

    つい最近もシンシア・タッカーというよく知られているコラムニストがNBCのニュース番組に出演し「ブッシュ大統領がイラク戦略を根本的に変えなければアメリカ軍は9月に反乱を起こすだろう」と発言し、アメリカ軍がそう簡単に大統領には従わないことを明確にした。

    Cynthia Tucker(シンシア・タッカー)のプロフィール

    「米コラムニスト、1976年オウバーン大学(米アラバマ州)を卒業。88年から89年にかけ、ハーバード大学の研究員。アトランタ・ジャーナル紙、フィラデルフィア・インクワイアラー紙で記者を務めた後、現在はアトランタ・コンスティチューション紙の論説主幹。専門は外交政策から、地域の教育問題まで幅広い。2000年には、すぐれた論説が評価され、全米新聞編集者協会から、論説部門で年次表彰を受けた。全米黒人ジャーナリスト協会会員で、国際メディア女性財団の理事、ポインター研究所の諮問委員会の委員なども務める。CNNなどにも出演し、コメンテーターとして活躍中。」

    Active-Duty Generals Will ‘Revolt’ Against Bush If He Maintains Escalation Into 2008(ビデオ)(もしイラク戦争が2008年まで継続するようであれば米軍は反乱すると現役の将軍が語る)

    ベンジャミン・フルフォード氏がこの解説を書いる。

    アメリカは九月にクーデター?

    「ブッシュ大統領がイラク戦略を根本的に変えなければアメリカ軍は9月に反乱を起こすだろうと、Cynthia Tucker(シンシャーターカー)という有名なコラムニストがNBCテレビで言いました。現役軍の幹部複数と良い関係を持つターカー氏によると、ブッシュのイラク増兵を9月までに終わらせなくてはもはや命令に従わないという。また実際のところ、在イラクアメリカ軍の数は発表している145,000人じゃなく300,000人になっているということだ。」

    日本語の記事でも参考になるものがある。以下だ。

    メディア頼みのネオコン勢力

    「自国のイラク侵攻/占領作戦に反対しているアメリカ軍の将軍、ジョン・バチステ退役少将が意見広告でジョージ・ブッシュ政権を非難、その中で自分が軍需産業と関係がないことを強調している。つまり、前統合参謀本部議長のように、戦争推進派の軍人は軍需産業と結びついていることを暗に批判しているわけだ。」

    確かにこれらはイラク戦争の継続に反対する軍内部の反対勢力だ。だが、国内の緊急事態から、政権が実際に警察国家化の方向を明確にとったとき、軍はすんなりとは従わないことを示唆してもいる。やはり、反対勢力は確実に存在しているのだ。後に書くが、それは軍だけではもうとうない。反対勢力が十分な大きさであれば、必要とあれば反対運動などが起きても不思議ではないだろう。

    長くなったのでいったん終わるが、警察国家化へ向かう事態をはっきりと予言した人物の名前を言おう。それは2000年3月に以下のように語った人物だ。

    アメリカ国内で暴動勃発 、2011年、内戦が原因でアメリカ合衆国が解体されるが、翌年にはアメリカ連邦帝国が建国する。2020年、アメリカ都市部の敗北により内戦はほぼ終結、新たな連邦政府が成立するが、地方区分は現在の州ではなく、分裂したときと同じく5勢力になり、社会主義国家に近くなる。アメリカ内戦後の生存者は図書館や大学の周りに集結してコミュニティを結成している。連邦政府は首都をオマハ(旧ネブラスカ州)に置いている。

    その人物とは、日本ではネットで誤訳が多く残念ながら評価が低いが、ご存知の方も多いジョン・タイターだ。

    続く
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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

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