2017-10

    マヤカレンダー(8)

    バイブレーション

    コルマンによると、「Days」に放出されるケツァルコアトルの創造的なエネルギーは、世界樹のバイブレーションとして放出されると古代マヤでは考えられていたのではないかという。その意味で世界樹は、意識進化をつかさどるペーズメーカのような役割を果たしている。それはマヤカレンダーを進行させるいわばエンジンのような存在である。図式化すると次のようになる。

    世界樹のバイブレーション→ケツァルコアトルのエネルギーの放出→マヤカレンダーの回転

    そしてこうした世界樹は、経度20度に位置に実際に存在すとマヤでは考えられていたのではないかという。

    宇宙樹

    だがマヤカレンダーの根源は世界樹に止まらないとコルマンはいう。世界樹にエネルギーを放出するように働きかけるさらなる実体があるというのだ。

    それが宇宙樹である。コルマンによると、宇宙樹は世界樹とまったく同一の形をしたその宇宙大の拡大版である。宇宙樹の幹の部分は天の川にあり、その中心は銀河中心とちょうど重なる位置になる。

    古代マヤでは、銀河中心はフナブ・クー(Hunab Ku)とよばれていた。フナブ・クーは、数あるマヤの神々の中の最高神である。それは地球や太陽を含むさまざまな惑星を形成したいわば「母の子宮」としての宇宙神であるのみならず、意識進化のパルスを送っている大本にあるものだとも考えた。

    そうすると、DaysとNightsが織り成すマヤカレンダーは、けっきょく宇宙樹の活動、なかんずくフナブ・クーの活動を表現したものだというのだ。

    世界樹は、あくまでフナブ・クーを中心に持つ宇宙樹のコピーだ。それは宇宙樹のバイブレーションを受信して一緒に共振する地上の受信機のようなものだとコルマンはいう。

    では宇宙樹、フナブ・クーのバイブレーションとはどのようなものなのだろうか。コルマンがいうには、これをマヤ人は、フナブ・クー(銀河中心)から発せられる光やパルスとしてとらえていたのではないかという。マヤ人は銀河中心が存在することを明らかに知っていた。フナブ・クーとしての銀河中心から発せられる光やパルスは地上の世界樹によって受信される。それがマヤカレンダーを回転させるケツァルコアトルの真の姿だ、ということだ。それは次のように要約できよう。

    フナブ・クー(銀河中心)からの光やパルスの放出→地上の世界樹のバイブレーション→マヤカレンダーの回転→新たなDayの開始(意識進化の過程)

    奇妙なシンクロ

    だが本当にこのようなことが実際に起こっている可能性はあるのだろうか。それは古代マヤ人が、マヤカレンダーが何であるのか説明するために考えついた神話ではないのか。

    そうかもしれない。だが、これが現実に起こっている可能性を示唆する発見が相次いでいるのも事実なのだ。以下の記事を見てもらいたい。

    Strange Rumblings at the Center of our Galaxy
    (銀河中心の奇妙な轟き)

    日本語要約はエハン・デラヴィ氏のブログから引用

    「2005年10月18日に発表されたのは、物理学教授、または天文学者でもあるスコット・ハイマン博士の驚くべき発表でした。

    天の川銀河の中心に何かたいへん不思議なものが発見された。ニューメキシコ州にあるソッコロ天文台を使って、低周波のラジオ波を分析したところ、点滅したような、シグナルのようなものに気づきました。

    そのシグナルは(2002年の9月30日から10月の1日までの間)7時間中77分毎に五つの、とてもエネルギーの高い、そして明るいラジオ波が10分ずつに点滅し続いたとのことです。

    博士と同僚たちは、そのシグナルは何らかの知性があったように思いました。9世紀のマヤ文明の崩壊までは、彼らの驚くべき天文学的な知識では今の科学がようやく分かってきたことですね。」

    この記事の全文翻訳は「ChemBlog-ケムログさん」が発表している。ぜひお読みいただきたい。ここではその一部を引用する。

    『2005年10月18日、アルタ・カリフォルニア、ロサンジェルス(ACN)この年の3月、スウィート・ブライア・カレッジの物理学教授で天文学者のスコット・ハイマンは、驚くべき発表を行った。ハイマン博士と彼の同僚は、天の川銀河の中心で非常に奇妙な何かを検出したとする記事を、科学誌ネイチャーに寄稿した。2002年にニューメキシコ州ソコロの、巨大なアレイ望遠鏡が撮影した、低周波の電波イメージを分析しているうちに、ハイマン博士と彼の同僚の研究者は、理知的に指向する断続性の信号を検出した。信号は、5つの活動的な等光度の無線放射で構成されており、9月30日から10月1日にかけての7時間に、77分周期で現れ、それぞれは10分間継続した。発見は、スコット・ハイマン博士と天文学会全体を「頭をかくほど当惑させた」。』

    これが本当なら、もしかしたら、われわれはマヤカレンダーにある通りの意識進化の過程に実際にいるのかもしれない。だとするなら、これからわれわれはそれぞれ個人として何を体験するのだろうか?興味がつきないところだ。

    最後に、コルマンのサイトを紹介する。残念ながら日本語の翻訳は一切ないが、興味にある方はぜひ読んでみたらいかがだろうか。

    The website of Carl Johan Calleman

    とりあえずここで一度マヤカレンダーを終えることにする。
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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    コメント

    マヤカレンダーに関する書物

    はじめまして。

    ドランヴァロ氏の本を読んで、マヤに興味を持ち、マヤカレンダーを知りたいのですが。

    直感に従いたいのに、違った解釈の本だと困りますので。

    コルマン氏の著作は日本では出てないということですが、コレという書物をご紹介いただきたいのですが。

    どうぞよろしくお願いします。

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    光度_(天文学)光度(こうど、luminosity)とは、天文学で天体が単位時間に放射するエネルギーを指す物理量である。国際単位系では ワット|W、CGS単位系では エルグ|erg/s で表される。また、太陽の光度 Ls (= 3.827×1026W) を単位とすることも多い。(測光の分野で使われる

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