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    2014-03

    ウクライナで本当はなにが起こっているのか?

    3月3日

    ウクライナ情勢が緊張しているので、このブログには珍しく、今回はかなり早く更新することにした。

    お知らせ

    船井幸雄.comに筆者のページが出来ました。月一回のペースで更新します。ぜひご覧ください!

    船井幸雄.com
    ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

    「ヤスの勉強会」のご案内

    これまで筆者はさまざまな講演会やセミナーにお招きいただきましたが、仲間が始めた「ヤスのしゃべり場」をはじめ、筆者個人でイベントを主催したことはありませんでした。

    しかし次第に、日本と世界のこれからの動きに対する危機意識が強くなり、自分の足場となる情報発信の場所を作るべきだという思いが強くなってきました。そこで、「ヤスの勉強会」という対話型のセミナーを開催して、多くの人々と問題意識を共有することにしました。内容は政治経済の動きから、精神世界の動向、そして最先端のテクノロジーなど多岐にわたります。

    主な内容(これからどんどん加筆します)

    ・2014年は本当に1914年とシンクロしているのか?シンクロしているとすればこれからどうなるのか?
    ・日中は本当に武力衝突するのだろうか?するとしたら時期はいつになるのか?
    ・おそらくアベノミクスは長くは続かない。アベノミクスの終焉後はどのようなことが起こるのか?
    ・コルマンインデックスが言う意識進化は現実的にあり得るのか?
    ・人間の意識は歴史的にどのように変化してきたのか?
    ・これから出現するブレインネットとはなにか?これで人間の存在形態はどう変わるのか?

    よろしかったらぜひご参加ください。セミナーの詳しい内容は近くなったらお伝えします。

    日時:3月29日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

    記載必要事項
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    メールアドレス
    参加人数

    info@yasunoeigo.com

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年3月20日(木)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・失速するアベノミクス、これからどうなるのか?
    ・アメリカ発の金融危機はまた起こるのか?JPモルガンの動き
    ・日中の武力衝突はあるのか?
    ・驚異的な新しいテクノロジー、ブレインネットとはなにか?
    ・新しい意識の出現
    など

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    次回の有料メルマガの紹介


    やはりこれから、株式相場のみならず世界経済全体が減速するさまざまな予兆が出て来ている。これを詳しく紹介する。また、ウクライナの今後について新しい情報を入手したので詳しく紹介する。もしプーチンが後退し、暫定政権が掌握するようなことになると、近い将来ウクライナは極右民族主義者に乗っ取られるかもしれない。

    次に、ジョン・ホーグの「2014年予言」の第5回目を掲載する。内容は佳境に入っており、ますます興味深くなっている。


    前回の記事に関して

    前回は相当にぶっ飛んだ内容の記事だった。世界各地を大洪水と津波が襲うとした昨年の「2013年6月1日の光景」を大きく外してから、コートニー・ブラウン博士はアメリカでもまじめには受け取られなくなっている。前回紹介した「内容暗示投稿」は、再度注目を集めるために意図された書き込みだと思う。軽いエンターテイメントとして読むのがよいだろう。

    ただ、これから行われるとされる本発表にはやはり興味があるので、このブログで紹介する。

    今回の記事


    ウクライナが危機的な状況になっている。日本ではほとんど伝えられていない情報を中心に解説する。特に、アメリカのヌーランド国務次官補と、ウクライナの米国大使との携帯電話のリークされた内容が必見だ。

    ウクライナの現状

    いまウクライナが危機的な状況に突入しつつある。2月24日、首都キエフに結集した反政府運動により、合意されていたEU加盟申請を拒否し、ロシアに財政援助を求めていた親ロシアのヤヌコビッチ政権は崩壊し、親欧米派の暫定政権が誕生した。

    しかし、ロシア人が多数を占める南部のクリミアは、いまだにヤヌコビッチ氏を正式な大統領としており、暫定政権を認めていない。そのためクリミアでは、暫定政権を違法なクーデターであるとして抗議するデモが拡大しており、一時は地方政府の建物も民衆によって占拠される事態ともなっている。

    こうした動きに対し、ロシアのプーチン大統領はクリミアのロシア人保護を名目に軍事的な介入の姿勢を強めており、ウクライナの主権を尊重すべきだとするアメリカやEUと鋭く対立している。

    プーチン大統領の説得は困難と判断したオバマ大統領は、ロシアの米国資産の凍結を含めたあらゆる制裁処置を検討することを明らかにした。また、ソチで開催が予定されているG8サミットの準備会合も中断され、さらにプーチン大統領も、暴力があれば自国民保護のために武力介入するとしている。情勢はこれからかなり緊張してくる可能性が高い。

    日本で喧伝されているイメージ

    これがいまの情勢だが、どうしても日本の報道では、国際法を犯して主権国家を軍事的に侵略するロシアと、これを阻止し、ウクライナの民主主義を守るアメリカとEUという構図が喧伝されている。国民の民主主義の要求を抑圧する19世紀型の帝国主義のロシアと、民主主義と人権を守る西欧という構図だ。

    この構図から現実を見ると、これからどうやってウクライナの民主主義を守り、横暴なロシアをコントロールするのかという視点に必然的に焦点が当たってしまう。

    このような視点が喧伝されるのも、これがアメリカの大手メディアの視点だからだ。日本のメディアもこのシナリオを踏襲しているだけであろう。

    実際に起こっていること

    しかし、ロシア・ツデーのようなメディアや、ストラトフォーのような国際情勢の分析を専門とするシンクタンクからの情報をもとに実際に起こっていることを見ると、日本の報道で伝わってくる内容とは大きく異なっていることが分かる。

    暫定政権とはなにものなのか?

    周知のように、今回のウクライナの混乱の発端になったのは、EUに求めた財政援助が得られなかったことから、ヤヌコービッチ政権が国民に約束したEUへの加盟申請の第一歩となる貿易・政治協定の調印を取り消し、反対にロシアに財政援助を求めたことにある。EUへの加盟を求める市民が抗議し、混乱が広まった。

    一時は、野党の3党派を政権に参加させること、そして大統領選挙を前倒しして5月に実施することで合意した。だがデモ隊と治安部隊の衝突が発生し、77名が死亡したことから混乱が一層拡大し、結局ヤヌコービッチ大統領は2月24日に首都キエフを離れ、政権は崩壊した。

    そして、野党3党による暫定政権が成立し、そのもとで議会はヤヌコービッチ大統領を解任した。これがいま伝えられている状況だ。

    しかしこの暫定政権が、これまでの親ロシアではなく親欧米であるという以外に、どのような存在なのかほとんど伝えられていない。

    暫定政権の中核には極右の民族主義者も

    現在の暫定政権は3つの党派で構成されている。

    トゥルチノフ大統領代行とヤツェニュク首相代行は、親西欧のユーシェンコ元首相の党派、そして閣外協力に止まった元ボクサーのクリチコは首都キエフ周辺に支持が限定されている政党「ウダル」の出身だ。この2党派はどちらも、EU加盟でウクライナの経済をヨーロッパ水準に引き上げることを目指しており、深刻な対立はない。

    しかし閣僚となった全ウクライナ連合「自由」のチャフニボークは、極右の民族主義者だ。ウクライナには、ロシア語を公用語としている人口が南東部を中心に30%ほど存在しており、かねてからウクライナ人との間で民族対立が存在しているが、チャフニボークは全土のウクライナ化を目標としている。

    暫定政権では、極右の民族主義者の数はさほど多くはない。少数派である。しかし、全ウクライナ連合「自由」のチャフニボークの周辺には、もっと暴力的な極右集団が結集しており、ヒトラーを賛美するネオナチも相当数入っている。

    これらの集団こそ、抗議運動で治安部隊との武力衝突の全面に立ち、ヤヌコービッチ政権を崩壊に追い込んだ集団だ。政権が崩壊したいまは、「右翼セクター」という極右集団が首都キエフの警備を担当している。

    下のビデオは英語だが、極右集団の雰囲気は伝わると思う。

    キエフ市内をパトロールするネオナチの極右グループ


    南東部各地に広がるロシアの支持集会

    ウクライナには、クリミア半島などの南東部を中心にロシア語を母国語とする人々が相当数いる。これらの人々から見ると、今回の暫定政権の成立は親ロシアのヤヌーコビッチ政権を打倒したクーデターであり、合法性はないものと写る。ヤヌーコビッチは2010年の選挙で選ばれた大統領であり、独裁者ではない。憲法の規定にしたがって辞任するならともかく、なんの権限もない暫定政権が一方的に罷免することは完全に非合法だと見られている。

    事実、ウクライナ憲法では、議会には大統領を罷免する権限はなく、大統領は病気で職務の続行が不可能になるか、または自ら辞任しない限り、大統領を辞めさせることはできない。

    ましてや、ヤヌーコビッチ大統領と野党勢力との間には、大統領選挙を5月に前倒しして実施するとの合意があったのに、なぜクーデターのように政権を奪わなければならなかったのか、大きな疑念があるとしている。

    さらに、この疑念を強くしているのは、極右のウクライナ民族主義政党の台頭である。ウクライナの母国語は公式にウクライナ語とロシア語の2言語だが、民族主義政党はロシア語を母国語から排除するなどして、民族の純化政策を推し進めるのではないかと恐れられている。

    ロシア・ツデーなどによると、すでに極右集団は、ウクライナからロシア人を排除するために、チェチェンのイスラム原理主義勢力に援助を求めたとの情報もある。

    また、過去2週間で14万人がロシアに亡命申請したとも伝えられている。

    このような恐怖も手伝って、ロシア人がもっとも多いクリミアだけではなく、南東部の大都市を中心にロシアに支援を求める大集会が行われている。

    オデッサ


    ドネツィク


    ハルキウ


    このような状況は、ロシアのプーチン大統領に武力介入する理由を与えることは間違いない。

    実はドイツが仕掛けた

    では、そもそもヤヌコービッチ政権への抗議集会を組織した勢力はなんだったのだろうか?2004年にウクライナは、不正選挙の告発から親ロシアのヤヌコービッチ政権に対する抗議運動が起こり、親欧米のユシチェンコ政権を樹立させた「オレンジ革命」が起こった。

    「オレンジ革命」は、「フリーダムハウス」などブッシュ政権の息がかかった共和党系のNGO組織が、キエフ大学などから抗議運動の指導者となれる人材を募集して、国外にある米国務省のトレーニングセンターで抗議集会の組織方法を訓練していたことが、すでに明らかになっている。2004年の「オレンジ革命」は、まさに米ブッシュ政権の工作によるところが多い。これは、あらゆる記事やドキュメンタリー番組などで散々報道されている。

    では、今回のウクライナの抗議運動では、外部勢力のこのような関与はあったのだろうか?

    実は今回の抗議運動の組織化には、ドイツのメルケル政権が深く関与していることはあらゆる証拠から明らかになっている。CIAを最大のクライアントにもつシンクタンク「ストラトフォー」も、これを詳しく解説する記事をいくつも発表している。

    コンラッド・アデナウアー財団

    ドイツは、海外における政治工作を専門に実行する専門機関をいくつかもっている。それらは、社会民主党の影響下にあり、もっとも大きいフリードリッヒ・エルベルト財団や、与党キリスト教民主党の影響が強いコンラッド・アデナウアー財団である。ウクライナにおける今回の工作は、コンラッド・アデナウアー財団が担当したと見られている。

    工作の対象は元ボクサーで、党派「ウダル」のヴィタリ・クリチコである。1990年代にクリチコは、ボクサーとしてのキャリアを積むためにドイツに入国した。そしてボクサーとしての名声を得た後、2006年にウクライナに戻り、「ウダル」を立ち上げ政治家としてのキャリアをスタートさせた。このような経歴から、クリチコは完璧なドイツ語を話す。

    「ストラトフォー」によると、メルケル政権は、豊富な資金援助を行い、クリチコを将来親欧米政権の担い手になるように育てていたという。クリチコは、昨年パリでオランド政権とも会っていることから、ドイツのみならずフランスもバックアップしていると見られている。

    おそらくメルケル政権は、2004年の「オレンジ革命」でアメリカが行ったように、クリチコを通して抗議運動の組織化そのものに深く関与していると見てよいだろう。ロシア・ツデーなどでは、ドイツ人、アメリカ人、ポーランド人などの外国人が抗議運動に多数参加していたという証言が出てきている。

    ドイツの目的はなんなのか?

    では、メルケル政権がこうした工作を行う目的はいったいなんなのだろうか?ストラトフォーによると、目的ははっきりしないという。

    ドイツとオーストリアは、ロシアからパイプラインを通して天然ガスの供給を受けている。ドイツにガスを供給するパイプラインの多くは、ウクライナを通過する。したがってドイツとしては、ウクライナにEU寄りの政権ができると、エネルギーの供給が一層安定するという利点はたしかにある。

    しかし、ドイツがエネルギー供給の安定性だけが目的ならば、ロシアとの安定した関係を維持することに努力するほうがよいだろうし、政治工作で反ロシア的な政権を樹立した場合、ロシアとの関係は緊張するので、むしろマイナスになる。

    そのように考えると、今回ドイツが工作に動いた裏には、まったく別の事情があるのではないかとしている。

    ドイツの背後から見ていたオバマ政権

    では、オバマ政権はこのときどうしていたのだろうか?やはりストラトフォーによると、今回のウクライナの工作ではドイツとアメリカの利害は一致していたため、オバマ政権は全面には立たず、メルケル政権を背後から支援する立場にあったとしている。

    したがって、抗議運動が始まった当初、オバマ政権はさほど関与していなかったのではないかとしている。

    失敗したドイツの工作

    しかし、メルケル政権の工作は失敗に終わったのではないかという。反政府勢力の中核的な担い手として育成していたヴィタリ・クリチコは政治家としてはまったく機能せず、むしろ親欧米の指導者のトゥルチノフやヤツェニュク、そして極右民族主義者のチャフニボークなどと対立を深め、収拾がつかなくなったのではないかとしている。

    その結果、工作が失敗に終わったと見たメルケル政権は、ロシアとの関係が悪化することを恐れ、フランスのオランド政権とともに工作から手を引いてしまったのではないかという。

    メルケル政権の工作を引き継いだオバマ政権

    そして、メルケル政権が放棄した工作を引き継いだのがオバマ政権なのではないかという。その結果オバマ政権は、使いものにならないヴィタリ・クリチコを排除し、政治経験の豊富なトゥルチノフとヤツェニュクをそれぞれ大統領代行と首相代行に就任させた。

    リークされたヌーランド国務次官補の会話

    このようなことを読むとチープな陰謀論ではないかと感じてしまうかもしれないが、この見方にははっきりした根拠がある。

    ロシアは、アメリカのユーラシア担当のヌーランド国務次官補と、ジェフ・パイアット駐ウクライナ大使との2月初旬に行われた携帯電話の会話内容を盗聴しており、それをユーチューブに公開した。この内容が事実であることは、オバマ政権の報道官も認めた。

    以下がリークされた内容だ。非常に臨場感があるので聞いて見るとといだろう。

    リークされた会話内容


    早口で、外交の専門用語も多く非常に困難な翻訳であったが、なんとか全文を日本語に翻訳してみた。以下である。

    リークした会話の翻訳

    ヌーランド:どう思う?

    パイアット:工作にはかかわっていますが、クリチコの存在は明らかに複雑な問題ですね。彼が副首相になるという発表でしたが、ほかの指導者との連携に問題があり、クリチコがどこに収まるのか早く見極めないと行けないという私のメモは読みましたよね。でも、あなたがヤツェニュクに言ったようなことを、次の電話会談で言わなければなりませんね。そして、あなたがこのシナリオに収まる場所に彼を収めたのはよかったと思います。そして、彼がそのように反応したのはよかったですよ。

    ヌーランド:よかったわ。クリチコは政権に加わるべきではないわよ。政権への参加はよい考えではないわ。

    パイアット:はい、そうですね。クリチコは政権の外部にとどまり、政治の勉強をさせるべきです。この状況を進めるためには、穏健派の民主主義勢力を結集すべきでしょう。ただ問題は、極右のチャフニボークとその一味です。これはヤヌコービッチ前大統領も計算しているはずです。

    ヌーランド:必要なのはヤツェニュクだと思うわ。彼は経済の経験も政権で働いた経験もあるわ。彼に必要なのは、クリチコと極右のチャフニボークを政権の外部に置き、頻繁に協議させることね。クリチコが政権に参加し、ヤツェニュクと一緒にやるというのはまったくうまく行かないと思うわ。

    パイアット:はい、うまくは行きませんね。分かりました。では、次の段階としてヤツェニュクとの会談をアレンジしましょうか?

    ヌーランド:要するに、3人の大物がそれぞれ別々に協議しているけれども、ヤツェニュクはスリープラスワンか、あなたを含めたスリープラスツーの会談を行うように働きかけるということね。これがあなたの理解よね?

    パイアット:
    いえ、これはヤツェニュクの提案です。でも、いまの状況ではクリチコが一番権力をもっています。クリチコはどんな協議に参加すべきなのか自分の賛同者と話し合っており、結論が出るまでしばらく時間がかかるでしょう。ですので、あなたがヤツェニュクに直接話すことは、3人の衝突を回避するのを助けることになるだろうし、あなたにしてもこの件で速く動くことで、全員の協議の場でヤツェニュクがなぜクリチコを嫌いなのか説明する前に問題を処理することができるでしょう。

    ヌーランド:いいわね。ヤツェニュクに連絡していつ話をしたいのか聞いたらどう?

    パイアット:了解です。そのようにしましょう。

    ヌーランド:よし。ジェフ、もう苦労はしなくいていいわ。あなたに言ったか、今朝ワシントンででジェフ・フェルトマンに言ったのか覚えていないけど、新しい国連特使の名前が出てきて、ロバート・セリーと言ったわ。今朝、これを書いたっけ?

    パイアット:はい、読みましたよ。

    ヌーランド;国連のバン・キムンとセリーは、セリーが月曜日か火曜日には来られるように合意したようよ。これが実現すれば、この状況をなんとかする助けになるだろうし、国連が助けになるわ。そして、EUはくそくらえだわ。

    パイアット:はい、そうですね。暫定政権の指導者を団結させておかないと、ロシアは背後で動き、暫定政権はつぶされてしまうでしょう。そのような状況で私は、なぜヤヌコービッチ前大統領がこの状況を取り違えたのか考えています。ところでいま、親ロシアの「地域党」では盛んな議論が行われていることでしょう。ま、いずれにせよ速く動くと、きっとうまく行きますよ。ですので、クリチコのことは私に任せ、国際的な立場の人が政権の助産婦役になれるようにしましょう。もう一つの問題は、ヤヌコービッチ前大統領への接近ですが、明日状況が落ち着いたらまた対処できますね。

    ヌーランド:で、その件だけど、サリバンが戻って来ることをメモに書いた後、VFRが言うにはバイデン副大統領が必要だということです。私は明日には詳しい情報をまとめ、祝の日になると言ったわ。なので、バイデンの望みよ。

    パイアット:分かりました。ありがとう。

    以上である。

    細かいことまでは分からないものの、これを見るとクリチコの排除など、オバマ政権がウクライナの情勢の工作に深く関与していることが読み取れる。

    これは明らかにウクライナの政権が外部の勢力によって操作されていることを示しており、おそらくプーチンではなくても、強い危機感を感じることだろう。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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