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    2014-02

    アベノミクスが終わる時期は近いのか?

    2月18日

    今回も非常に遅い更新になってしまった。いつもブログを読んでくださっている読者の方々には感謝する。

    「ヤスの勉強会」のご案内

    これまで筆者はさまざまな講演会やセミナーにお招きいただきましたが、仲間が始めた「ヤスのしゃべり場」をはじめ、筆者個人でイベントを主催したことはありませんでした。

    しかし次第に、日本と世界のこれからの動きに対する危機意識が強くなり、自分の足場となる情報発信の場所を作るべきだという思いが強くなってきました。そこで、「ヤスの勉強会」という対話型のセミナーを開催して、多くの人々と問題意識を共有することにしました。内容は政治経済の動きから、精神世界の動向、そして最先端のテクノロジーなど多岐にわたります。

    主な内容(これからどんどん加筆します)

    ・2014年は本当に1914年とシンクロしているのか?シンクロしているとすればこれからどうなるのか?
    ・日中は本当に武力衝突するのだろうか?するとしたら時期はいつになるのか?
    ・おそらくアベノミクスは長くは続かない。アベノミクスの終焉後はどのようなことが起こるのか?
    ・コルマンインデックスが言う意識進化は現実的にあり得るのか?
    ・人間の意識は歴史的にどのように変化してきたのか?
    ・これから出現するブレインネットとはなにか?これで人間の存在形態はどう変わるのか?

    よろしかったらぜひご参加ください。セミナーの詳しい内容は近くなったらお伝えします。

    日時:3月29日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

    記載必要事項
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    メールアドレス
    参加人数

    info@yasunoeigo.com

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年3月20日(木)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・失速するアベノミクス、これからどうなるのか?
    ・アメリカ発の金融危機はまた起こるのか?JPモルガンの動き
    ・日中の武力衝突はあるのか?
    ・驚異的な新しいテクノロジー、ブレインネットとはなにか?
    ・新しい意識の出現
    など

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    有料メルマガのご紹介

    いま、アメリカの著名な予言者で、「在野の哲学者」とも呼ばれているジョン・ホーグの2014年予言を数回に分けて紹介している。極めて興味深い内容だ。今回のブログ記事ではその一部を紹介する。

    次回の有料メルマガのご紹介

    いまアメリカでは、著名な投資家によるニューヨーク市場暴落の予想が駆け巡っている。これを発表したサイトにはアクセスが殺到し、いまは見れない状態が続いている。幸い筆者は、粘りに粘ってこれをなんとか読むことに成功した。かなり興味深く、留意すべき内容を含んでいる。これを詳しく紹介する。

    次に、ジョン・ホーグの「2014年予言」の第3回を掲載する。こちらも必見だ。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。


    今回の記事

    今回は、メルマガで掲載したジョン・ホーグの「2014年予言」の最初の部分を掲載する。未来を予測する上で非常に重要な指摘を含んでいるので、ブログにも掲載する。

    次に、安倍政権の外交政策とアベノミクスに対する海外の激しい批判が増えている。アベノミクスの将来を占うためにも重要なので、これを紹介する。

    ジョン・ホーグの「2014年予言」

    では最初のテーマに行く。メルマガで詳しく紹介したが、ジョン・ホーグはノストラダムスの研究者として著名な人物だ。だがホーグはそれにとどまらない。

    ユング派の深層心理学や占星術などを駆使して、社会の集合無意識の変化と動きを突き止め、歴史の深層の海流を読み取り未来を予想するという、ユニークな方法論を展開している。その意味でホーグは、「在野の哲学者」と呼ばれている。

    2月1日に配信された「2014年予言」は244ページの電子ブックである。メルマガでは内容の詳細な要約を掲載しているが、ブログでははじめのページのごく一部を紹介する。以下である。

    未来とはなにか?

    「歴史は繰り返す」というが、これは同じ出来事が繰り返すことを意味するわけではない。科学やテクノロジーを発展させ、矛盾の少ない社会制度を立案する人間の理性の力の奥底には、動物的で荒々しく、まったく飼いなされていない集合無意識の感情的な力が荒れ狂っている。これは、過去から永遠に存在している人間の無意識の力だ。

    理性の岩盤がかち割られ、集合無意識の荒々しい力が外に噴出してくると、あらゆる個人の心はこの津波のような力に押し流されてしまう。それが起ると、歴史の流れは集合無意識にあらかじめプログラミングされた方向に動いて行く。過去、幾度となく行われた戦争、虐殺、破壊などは、このプログラミングのなせるわざだ。

    歴史の大きな変化は、集合無意識の噴出が決定的な役割を果たす。その意味で言えば、我々の「未来」とは、過去から永遠に続く「集合無意識」という「過去」の再現なのである。つまり、厳密な意味で歴史が繰り返すことはない。だが、「未来」を形成するのは集合的に受け継がれた「過去」にほかならないのだ。これが我々の「未来」である。「過去」こそ「未来」を生成するものなのだ。

    1914年と2014年

    では、いままさに集合無意識から現れようとしている我々の未来とは、どのような姿なのだろうか?そのヒントになるのは、2014年こそ第一次世界大戦が勃発した1914年の100周年であるという事実だ。

    第一次世界大戦は、それ以前のヨーロッパを中心とした世界秩序を完全に破壊した。1914年以前は、経済のグローバリゼーションと科学技術の急速な発展という、まさに理性の合理的な力がもたらした繁栄を享受していた。国際紛争は、大きな戦争にならないように、ヨーロッパ各国の王侯貴族が密接に結び合ったネットワークのなかで管理され、安定した国際秩序の維持に成功していた。それは、王侯貴族と特権階級である外交官が活躍する壮麗な世界であった。事実、ヨーロッパで戦争は43年間も起こっていなかった。

    これを180度変えたのものこそ、第一次世界大戦だった。第一次世界大戦は、周到に計画されて起こった戦争ではまったくない。理性の勝利によって、経済や政治を完全にコントロールしたと思い込んだ傲慢さの背後で、抑圧された暗く動物的な集合無意識の力がなんの前触れもなく突然と解除されてしまったのだ。

    集合無意識の力がもたらす破壊は壮絶なものだった。オスマントルコ帝国やオーストリー・ハンガリー帝国、そしてロシア帝国は完全に消滅し、ドイツ帝国は崩壊した。そして、それとともに、長い間ヨーロッパの国際秩序を管理していた王侯貴族の世界は、それを支えていた伝統的な階級社会とともに吹き飛んでしまった。第一次世界大戦前と後の世界では、ほとんどなんの共通点もないほどに変化してしまった。

    2014年のいま、100年前と同じことが起きようとしているのだ。読者の方々は、自分の内面に、また社会の激しい動きのなかに、集合無意識が息を吹き返し、荒々しいエネルギーの発散をはじめたのを感じないだろうか?2014年のいま、まさに100年前の過程が再現されようとしている。

    おそらく、第一次世界大戦の終結100周年にあたる2018年には、かつてと同様、世界の様相は相当に異なっているはずだ。

    2014年に始まる根本的な変化

    では我々の集合無意識は、100年前と同じように、世界大戦へと我々を追い込んでいるのだろうか?いや、そうではない。これから破壊されるのは、コントロールがつかないほど肥大化した金融システムと、それに過度に依存した現代の経済システムである。

    2014年から2018年にかけて、世界経済は1930年代の大恐慌を上回る不況に突入する。これが引き起こされる原因は、民衆の怒りというかたちをとる、激しい集合無意識の炸裂だ。

    過度なグローバリゼーションは、低賃金労働の導入で中間層を没落させ、地域の住宅街を中心とした共同体を消滅させた。多くの人々の生活は先が見えないほど不安定になり、これまでの慣れ親しんだ安定した生活世界は消え去ってしまった。グローバリゼーションはほんの一部の人々に莫大な富を残したものの、大部分の人々には極端な格差しか残さなかった。

    この恨みが、集合無意識の荒れ狂う力を解除させ、世界各地で激しい抗議運動に火を付ける。

    トルコ、ブラジルなどの新興国ではこうした抗議運動はすでに起っているが、新興国の経済の停滞が続くにしたがって一層激しいものとなろう。

    またアメリカでは、これまでにない激しい抗議運動が全米各地で起こるはずだ。

    以上である。

    ホーグは、2014年は第一次世界大戦がはじまった1914年とシンクロしており、2018年には現在の世界は大きく変化していると見ている。

    そして、集合無意識に蓄積されたエネルギーが向かう方向のひとつが、荒れ狂うナショナリズムであるとされている。注視すべきだろう。

    依然として収まらない安倍政権への非難

    では次のテーマに行く。日本では依然として安倍政権に対する否定的な内容の報道は抑制され、復活した強い日本を喧伝するイメージが流布されている。

    しかし、昨年の12月26日の安倍首相の靖国参拝以来、安倍政権の外交政策やアベノミクスへの強い懸念や批判を表明する記事がとても多くなっている。そのような記事が載らない日はないほど多い。

    アベノミクスに懸念を表明する記事は以前からかなり書かれているが、安倍政権の産業競争力会議のメンバーでアベノミクスの推進者の一人である竹中平蔵氏がロイターに寄稿した記事は、アベノミクスの将来性にこれまでにないリアルな疑念を投じた。重要なので全文を掲載する。以下である。

    海外投資家にアベノミクスへの失望感=竹中平蔵氏
    2014年 02月 2日 16:39 JST

    [東京 2日 ロイター] -政府の産業競争力会議で議員を務める慶應義塾大学の竹中平蔵教授は2日都内で開かれた講演会で、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」に対する「海外投資家の失望感は非常に高まっている」と指摘。岩盤規制に対する改革など十分な成長戦略を実現できなければ「アベノミクスが腰折れするリスクもある」と強調した。

    また、日中・日韓の外交問題は日本人が意識されている以上に海外では不透明要因と重視されていると指摘した。

    竹中氏は1月のダボス会議で安倍晋三首相が、外国人投資家が注目している岩盤規制の改革と法人税減税について触れたことを評価。「安倍内閣の支持率がなぜ高いか。株価が高いから。株価に影響を与えている外国人投資家が注目しているのが規制改革と法人税の引き下げだ」と述べた。

    また、2年間ですべての岩盤規制に手を付けると安倍首相が発言したことは「岩盤規制の改革を進めるうえで『葵の御紋』になる」と述べ、2年間で20程度の法案を裁く必要があると指摘した。

    <規制改革・官邸は熱心、海外勢は東アジア安保重視>

    もっとも現在の安倍政権について「安倍首相と菅官房長官は(規制改革で)頑張っているが、その下(の閣僚)で(政策の)交通整理ができていない」と苦言を呈した。「現状のまま何もしなければ6月の新成長戦略は大した中身にならない」との懸念を示した。

    1年前のダボス会議で日中・日韓関係が大きな問題として取り上げられて違和感を持ったとも発言。「中国・日本ともに外交方針が分かりにくいとみられている。安全保障問題は日本で認識されている以上に大きく見られており、アベノミクスに対する評価にも関わっている」との見解を示した」

    以上である。

    やはりここで注目すべきは、「安全保障問題は日本で認識されている以上に大きく見られており、アベノミクスに対する評価にも関わっている」という発言ではないだろうか?

    日本では、靖国参拝や従軍慰安婦の問題で中国や韓国を刺激する外交姿勢とアベノミクスは分けて考えられ、こうした外交姿勢がアベノミクスに与える影響はさほどリアルにイメージされていない。

    しかし、最近の海外のメディアの記事を読むと、まったくそうではないことが分かる。安倍政権の中韓に対する強硬な外交姿勢は、日本で想像する以上に大きなリスク要因として認識され、安倍首相が日中の武力衝突の引き金を引くのではないかと恐れられている。

    この恐れがアベノミクスに対するリスク要因として見られ、近い将来、外国人の売りが加速して株価の大幅な下落につながらないとも限らない。この数日の記事を見て見よう。

    ワシントンポスト紙の社説

    まずはワシントンポストの社説だ。2月17日、ワシントンポストは「日本の挑発的な動き」と題する社説を掲載した。執筆者はワシントンポスト紙の外交問題を専門とするコラムニスト、ジャクソン・ディールだ。以下に簡単に要約した。

    「日本という国は、長い停滞の後、突然と過激化する歴史をもっている。この20年間アメリカは日本を、成熟し、金持ちだが停滞し、民主的だが強いリーダーシップが存在しないため、地域の安全保障にとっては重要ではない存在しというイメージで見ていた。

    しかし、保守的な国粋主義者の総理、安倍晋三はこのイメージを根本的に変えた。安倍はオバマ政権の要請を無視して戦争犯罪人を祭っている靖国に参拝したかと思えば、日本の公共放送(NHK)の12人の経営委員のうち、南京虐殺はなかった、東京裁判はアメリカの犯罪を隠蔽するためのものだ、そして自殺した極右を礼讚するエッセーを書くような4人を新たに選任した。

    そして、従軍慰安婦を軽く見る発言をし、NHKは靖国参拝や原発再稼働などで政府を批判すべきではないと言った籾井勝人を新しい会長に選んだ。

    さらに安倍はダボス会議で、現在の日中関係は第一次世界大戦時のドイツとイギリスの関係に類似しているとして騒ぎを引き起こした。

    安倍のこのような姿勢は次の3つの理由で、東アジアの緊張を高める結果になった。

    第一は、安倍の靖国参拝で中国や韓国との緊張緩和は実質的に不可能になったことである。衝突を回避するための軍事レベルのコミュニケーションすら存在しない。

    第二は、靖国参拝はオバマ政権との関係を相当に損ねてしまったことだ。今では、日米に存在するコミュニケーションの行き違いは、米中間のそれよりも深刻であると言われている。米政府や国務省には、日本のことをよく知る高官は存在しない。オバマ政権は、尖閣で日中の衝突が発生すると、安倍がなにをするのか予想がつかなくなったと見ている。アメリカは戦闘に巻き込まれないように注意している。

    第三は、中国の動きである。日米の理解にギャップが生じているため、中国は日米関係の強さを試す動きを始めるだろう。多数の漁船を尖閣に差し向けたり、中国軍を尖閣に上陸させることもあり得る。このとき、安倍は日米安全保障条約の規定に基づき、米軍に出動要請をするのだろうか?またオバマ政権は、この要請を受け入れるのだろうか?それとも拒絶するのだろうか?

    4月にオバマはアジアを歴訪し、日本も訪問する予定だ。いまはまだ公表されていないが、この問題が話し合われることは間違いない」

    以上である。

    ここではオバマ政権が安倍政権を強く警戒していいる様子が伝えられている。

    ブルームバーグの社説

    安倍政権のナショナリスティックな姿勢への強い警戒感は、2月16日のブルームバーグの社説、「日本のナショナリズムを叱責する」にも現れている。

    「これまでオバマ政権は、安倍政権がどれほど過去の歴史を否定する国粋主義的な言動をしようとも大目に見て来た。その理由は、アメリカが日本を諌めたりすると、日米関係に亀裂ができたと見られるので、中国に有利になるからだ。

    しかし、もはやアメリカのこのような自制は逆の結果を生む。安倍は、戦争神社である靖国に参拝したかと思えば、南京虐殺の存在を否定し、従軍慰安婦に異を唱える経営委員を選任した。安倍政権は歴史の書き換えに余念がない。

    安倍は、バイデン副大統領の要請を無視して靖国を参拝した。これは安倍政権が、日本が何をやってもアメリカが助けてくれと思い込んでいる証拠だ。日本政府の高官からは、オバマ政権は信頼できないという声が聞こえてくる。どうも日本は、アメリカの惜しみない支援という姿勢以外、信頼感の欠如として見ているようだ。

    やっとオバマ政権は、防空識別圏を拡大し、東シナ海と南シナ海で領土を拡張しようとしている中国に強い警告を送った。4月のオバマはアジア歴訪の一環として日本を訪問する。そのとき、中国にしたと同じような強い警告を日本の安倍政権にも送るべきなのだ。

    もちろん警告を送ったとしても、安倍は聞く耳をもたないだろう。しかし日本国民は別だ。オバマの警告を深刻に受け止める国民が多くるはずだ。そうした国民が安倍に態度変更を迫る圧力をかけることに期待したい。

    安倍は日本の経済と軍備を強化し、普通の国になることを目指している。それ自体は決して間違ったことではない。国際的な平和維持のために貢献できる。

    だが、韓国や中国を怒らせる発言を繰り返すことはなんの利益にもならない。日本は東アジアの緊張を高め、善意ある模範的な民主主義国家として培ってきた国際的な信用をすべて失うことにもなりかねない」

    以上である。

    これは、日米同盟に安易に依存する安倍政権の甘えた姿勢を批判し、オバマ政権に強い警告を安倍に送るように期待した内容だ。そうしないと安倍は何をするか分からないといったニュアンスが滲み出ている。

    経済誌フォーブスの記事

    経済の専門誌、「フォーブス」も将来、日中の衝突が起こるのではないかと警戒した記事だ。2月16日に掲載された「中国と日本の経済はリンクしなくなっている」という記事だ。以下が要約だ。

    「中国と日本の経済的な結び付きが弱まりつつある。2013年、日中の貿易は5.1%下落した。2012年は3.9%下落したが、昨年の下落幅はより大きい。

    また、両国の直接投資も大きく減少している。昨年は、世界の中国への投資は5.3%増大したにもかかわらず、日本から中国への投資は4.3%減少した。そして、中国から日本への投資は23.5%減少した。これは、中国の世界への投資が16.8%も伸びているにもかかわらずである。

    もちろん、日本の対中投資が減少している背景には、中国の労働コストが高くなったため、日本企業が清算拠点を東南アジアなど賃金の安い国に移転したということがある。しかしそれだけではない。尖閣を巡る日中の対立という地政学的なリスクの高まりが、背景にあることは間違いない。

    90年代に有名になった「文明の衝突」で著者のサミュエル・ハッチントンは、「経済的な相互依存関係が長くは続かないと認識するようになると、戦争の危険性は高まる」と書いている。依存関係が薄らぐと、国はお互いに関心をもたなくなるので、戦争は起きやすくなるのだ。歴史はそのような実例に満ちている」

    以上である。

    安倍政権への警戒感

    これらの記事を読むと、中国や韓国との関係を改善させることができない安倍政権が、将来日中の武力衝突の引き金を引くのではないかという警戒感がとても強いことが分かる。こうした海外の警戒感の強さは日本で報道されることはほとんどない。

    もし将来、海外の市場が、安倍政権では中国や韓国との関係改善は不可能で、このままでは日中の武力衝突の可能性は十分に高いと判断すると、海外勢の日本売りはかなり加速することだろう。

    安全保障問題がアベノミクスを葬り去ることにもなりかねないことに注意しなければならない。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

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