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    2014-02

    相当にぶっ飛んだ話題

    2月28日

    今回もなんとか更新できた。いつも読んでくださっている読者の方々に感謝する。

    お知らせ

    船井幸雄.comに筆者のページが出来ました。月一回のペースで更新します。ぜひご覧ください!

    船井幸雄.com
    ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

    「ヤスの勉強会」のご案内

    これまで筆者はさまざまな講演会やセミナーにお招きいただきましたが、仲間が始めた「ヤスのしゃべり場」をはじめ、筆者個人でイベントを主催したことはありませんでした。

    しかし次第に、日本と世界のこれからの動きに対する危機意識が強くなり、自分の足場となる情報発信の場所を作るべきだという思いが強くなってきました。そこで、「ヤスの勉強会」という対話型のセミナーを開催して、多くの人々と問題意識を共有することにしました。内容は政治経済の動きから、精神世界の動向、そして最先端のテクノロジーなど多岐にわたります。

    主な内容(これからどんどん加筆します)

    ・2014年は本当に1914年とシンクロしているのか?シンクロしているとすればこれからどうなるのか?
    ・日中は本当に武力衝突するのだろうか?するとしたら時期はいつになるのか?
    ・おそらくアベノミクスは長くは続かない。アベノミクスの終焉後はどのようなことが起こるのか?
    ・コルマンインデックスが言う意識進化は現実的にあり得るのか?
    ・人間の意識は歴史的にどのように変化してきたのか?
    ・これから出現するブレインネットとはなにか?これで人間の存在形態はどう変わるのか?

    よろしかったらぜひご参加ください。セミナーの詳しい内容は近くなったらお伝えします。

    日時:3月29日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

    記載必要事項
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    メールアドレス
    参加人数

    info@yasunoeigo.com

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年3月20日(木)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・失速するアベノミクス、これからどうなるのか?
    ・アメリカ発の金融危機はまた起こるのか?JPモルガンの動き
    ・日中の武力衝突はあるのか?
    ・驚異的な新しいテクノロジー、ブレインネットとはなにか?
    ・新しい意識の出現
    など

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    有料メルマガのご紹介

    前回と前々回のメルマガでは、いま市場で起こっている不気味な動きについて紹介した。ニューヨークダウのチャートが1929年の大恐慌の引き金になった株価大暴落のチャートに近似してきており、バフェットやソロスなどの著名な投資家が、相当数の生活関連株や銀行株などをすでに売却していることが明らかになった。

    いま日本では、金融危機が起こるとすればそれは新興国発であると想定されている。だが、アメリカなどの先進国が次の金融危機の引き金になる想定外のシナリオが十分にあり得ることを解説した。

    次に、ジョン・ホーグの「2014年予言」の第3回目と4回目を掲載した。これから起こる世界同時不況の予言など、まさに佳境に入って来た。

    次回のメルマガの予告

    やはり、これから株式相場になにかある可能性を示唆する情報がたくさん出て来た。最大の取引所、「マウント・ゴックス」の一時閉鎖でビットコインの価格は暴落しているが、これは次に起こる大規模な相場変動の予告かもしれない。これを詳しく解説する。

    次に、ジョン・ホーグの「2014年予言」の5回目を紹介する。終わりに近くなるにしたがって、目が離せない予言がとても多くなっている。必見である。


    今回の記事

    今回はかなりぶっ飛んだ内容だ。ジョージャ州アトランタにあるエルモア大学政治学部で、統計学を教えているコートニー・ブラウン博士の遠隔透視に関する最新記事だ。相当にぶっ飛んだ内容なので、一種のエンターテイメントとしてお読みいただければ幸いである。

    読者の方からのリクエスト


    読者の方々から筆者に、「遠隔透視のコートニー・ブラウン博士がフェースブックでびっくりするような内容を発表するというので、解説してほしい」というリクエストをいただいた。

    たしかにブラウン博士は、フェースブックでそのようなことを予告しており、筆者も知ってはいた。だが2月中に発表するということだが、いままだ正式な発表はない。

    内容暗示投稿

    しかしブラウン博士は、フェースブックに「内容暗示投稿」という題名で13回にわたり、意味深な投稿を行っている。これは、発表の内容そのものではないが、事前に内容を暗示し、フェースブックで議論してもらうために掲載したという。

    内容を見ると、どうもブラウン博士は、最近行った遠隔透視でなにか決定的なものが見えたらしい。

    コートニー・ブラウン博士とはどのような人物か?

    投稿の内容を紹介する前に、コートニー・ブラウン博士をよく知らない読者もいると思うので、博士がどのような人物なのか先に紹介したい。これは2012年5月のメルマガに掲載したものを転載した。

    本格的な科学的研究としての遠隔透視

    遠隔透視というと、米陸軍情報局遠隔透視部隊と、その指揮官であったエド・デイムス少佐がよく知られている。この部隊は、旧ソビエト国内の秘密軍事基地などを発見して大きな成果を残したとされている。だが米陸軍情報局遠隔透視部隊は、1995年、冷戦の終結で旧ソビエトを対象とした諜報活動の必要性がなくなったとの理由で、政府から予算を打ち切られ、解散した。

    しかし、その後も遠隔透視の実用化に向けた実験と開発は、アメリカ軍や政府のさまざまな部署で、いまも積極的に行われていると見られている。それらは、国防総省情報部(DIA)やCIAのプロジェクトである。これらのプロジェクトの実態はまだ公開されていない。

    そうした機関で訓練を受けたベテランの遠隔透視の専門家の何人かは、退職後に新たに民間の組織を立ち上げ、活動を継続している。エド・デイムス少佐が立ち上げた遠隔透視の研修会社もそうした組織のひとつである。

    これ以外に、次の2つの組織がよく知られている。

    1)ハワイアン・リモートビューワーズ・ギルド

    エド・デイムス少佐の出身母体である米陸軍情報局で訓練を受けたグレン・フィートンが主催するプロジェクト。訓練された遠隔透視の専門家を使い、遠隔透視を証明する数々の実験を実施している。

    2)CRV・ビューワーズ

    米陸軍情報局で訓練を受け、その後、遠隔透視を用いた国防総省情報部のプロジェクトで活動したリン・ブキャナンが主催する組織。やはり多くの遠隔透視の専門家をネットワークで結び、数々の実験を行っている。

    ファーサイト・インスティテュート

    こうした組織のなかには、プロの科学者が遠隔透視の有効性を科学的に解明する目的で設立した組織もある。その代表的なものは、ファーサイト・インスティテュートである。

    この組織は、アメリカ、ジョージャ州、アトランタにあるエルモア大学の教官であるコートニー・ブラウン博士が、ハワイアン・リモートビューワース・ギルドとCRV・ビューワーズの協力を得て、1995年に設立した組織である。

    コートニー・ブラウン博の専門は応用数学で、エルモア大学政治学部では統計学などを教えている。1982年にワシントン大学で博士号を取得したれっきとしたプロの科学者だ。

    これは民間の会社ではなく、研究機関であるため、遠隔透視の訓練用ビデオも含め、すべての資料が無料で提供されている。すべて英語だが、内容のクオリティーの高さには定評がある。

    際だった手法

    ファーサイト・インスティテュートと、たとえばエド・デイムス少佐などのような軍出身者との大きな違いは、その手法の科学的な厳密性にある。エド・デイムス少佐のように、将来どのような出来事が起こるのか単純に透視をするのではなく、見えた将来のビジョンが実際には何であるのか厳密に確定しようと試みていることに特徴がある。

    パラレルワールドの存在、未来はひとつではない

    これまでファーサイト・インスティテュートでは、未来を遠隔透視する数々の実験を行ってきた結果、ある結論を得た。

    それは、宇宙はパラレルワールドのような状態になっており、起こる未来はひとつではないということである。つまり、条件を少し変更するだけで、将来の起こり得る未来は異なってくるということだ。未来は複数存在する。

    したがって、将来起こることを無作為に遠隔透視したとしても、その未来は、いま我々がいる世界の時間軸の未来とは限らないことになる。

    我々がいまいる時間軸の未来を確定する

    すると、問題になってくるのは、いま我々がいまいる世界の時間軸の未来は何なのかということだ。これを確定する方法はあるのだろうか?

    ブラウン博士はこれは可能だが、未来予知にはならないと指摘する。それは、未来の人物に協力者がいないと正確な予知はできないということだ。これがどういうことか説明しよう。それには遠隔透視のターゲット、実際の出来事、そしてタスクの3つが重要になる。

    1)遠隔透視のターゲット

    たとえば、「2014年7月に起こる重要な出来事」というように、遠隔透視の目標となる未来のある時点で起こる出来事。

    2)実際に起こった出来事

    たとえば、「2014年7月15日の南米のチリでマグニチュード8.6の大地震が起こった」というように、指定された期間に実際に起こった出来事。

    3)タスク

    出来事が起こった後に選択された出来事がタスクである。たとえば、2014年9月の時点で、2014年7月に起こったもっとも重要な出来事を指定してもらう。たとえば、「南米チリの大地震」というように。

    1)の遠隔透視を行う人と、3)のタスクを選ぶ人ととは異なる人物である。お互いに誰であるか知らないし、そのような人物がいることもまったく知らされていない。

    宇宙の本来の姿はパラレルワールドなので、2014年5月の時点で、「今年の7月に起こる重要な出来事を透視してください」と聞くと、異なったいくつかの未来のビジョンが出てくる。それぞれのビジョンは、異なる時間軸上の未来を表しており、どの未来が実現するかは確定できない。

    ところが、出来事が起こった後にタスクを選ぶと、出来事が起こる前の2014年5月の時点で、選んだタスクが存在する時間軸上の未来を的確に透視することができる。つまり、未来に行われたタスクの選択が、過去に行われた透視をそちらの時間軸に引き付ける役割を果たすという。

    1)のターゲットを遠隔透視した結果も、3)のタスクの選択結果も、どちらもだれにも見れないように隠し、金庫に保管される。そして出来事もタスクの選択もすべて終わった2014年10月の時点で金庫を開けてみると、1)の透視結果と3)のタスクの選択結果はほとんど一致しているという。ブラウン博士によると、これは、タスクを選ぶ未来の行為が、遠隔透視の結果を、いま我々がいる時間軸に引き付けたからそうなるのだとしている。

    試みに、3)のタスクの選択がない状況で遠隔透視を行った場合、見える未来は複数存在し、確定できなかった。異なった時間軸上の未来を同時に見ていることになる。

    厳密な未来予測は困難

    この実験からどのようなことが言えるかというと、タスクの選択を未来に行ってくれる人がいない限り、正確な未来予測はできないということだ。つまり、未来の出来事は説明はできるが、正確な予測は難しいということになる。

    エド・デイムス少佐は、「集合無意識には時間感覚がないため、出来事がいつ起こるのか予知することは難しい」と言っているが、ブラウン博士に言わせると、集合無意識に時間感覚がないだけではなく、「異なった時間軸の未来を同時に見るため、どれが我々の時間軸なのか特定できないので未来予知は難しい」ということになる。

    いくつかの可能な時間軸を同時に透視する

    未来予知にかかわるこのような困難さを十分に理解すると、ある程度有効な予知がどのようなものなのかよく分かってくるとブラウン博士は言う。それは、透視で見えた異なる時間軸上の未来を複数提示し、その間に共通の特徴があるかどうか調べるという方法である。

    どの未来のビジョンが実現するのか確定はできないものの、この方法だと、どのビジョンにも存在する共通した特徴が分かるので、未来の輪郭を知ることは可能になるとしている。

    内容暗示投稿の全文翻訳

    さてこれが、コートニー・ブラウン博士が行っている遠隔透視の科学的な研究である。ではいよいよ、ブラウン博士の内容暗示投稿の全文を翻訳したので、その内容を見て見よう。

    投稿は複数の画像ファイルに分けて、1月末から投稿された。いまは13回個目の投稿画像が掲載されている。以下が全文である。

    内容暗示投稿 第1回

    ザカリア・セッチェンなど、古代に地球外生命体が人類の文明に介入したと主張する人々がいるが、彼らの主張は正しいようだ。

    覚書

    1)この文章はいわゆる二ビル星の存在を解説するものではない。

    2)この「内容暗示投稿」は、2014年の2月に行われる発表を暗示するためのものである。発表の後は、すべての内容はwww.farsight.org.にて掲載される。

    3)この投稿は、2014年2月の発表を広く議論してもらうための投稿である。発表される内容そのものとは関係があるわけではない。

    内容暗示投稿 第2回

    さまざまな証拠から、地球は、人類文明とその集合意識の発達を抑制するために、宗教とモニュメントの建設が、(人類の)奴隷に近い状態で行われるように計画された、超古代の刑務所惑星と同じ軌道に入りつつあったことが明らかとなった。この動きは明らかに中断されたものの、いまだにこの破壊的な影響は残っている。

    内容暗示投稿 第3回

    歴史のどんな時代でも、人類文明の根本的な変化は暴力だけによってもたらされたものではない。根本的な変化は、新しい知識や思想の拡大と受容がもたらした。知識は自由な意思を強化する。全体をコントロールする少数の人々に資するべきだという考えをもつ人々だけが、(知識は自由な意思を強化するという)考えを進んで放棄する。だが、このような考えをもたない人々で、どんなに抑圧的な暴力を使ってもこの考えを放棄させることはできない。

    内容暗示投稿 第4回

    なによりも、大衆が真実だとして受け入れる内容をコントロールしている人々は、この操作が彼らの権力の源泉であるだけに、あらゆることを行う。統治しているエリートが、厚かましくも自分たちの利益をために知識を操作することはないという大衆の思い込みこそ、彼らの統治を長続きさせている唯一の基盤だ。この思い込みは、支配される側では、混乱、絶望、そして無慈悲なシニシズムをもたらす。だが、一旦この信念が放棄されると、自由な意思がよみがえり、大きな変化は必然となる。

    内容暗示投稿 第5回

    もし地球が刑務所惑星だった過去があるのなら、現在地球に住んでいる人類は、おそらく遠い場所から地球に逃げて来たか、または地球に追放になった過去をもつ存在である。刑務所の管理当局は、人類がなにものでどこから来たのかを忘れさせ、エネルギーを奪う活動を実行しているはずだ。このような活動と(植え付けられた)信念は、反乱やかつての状況の回復と補償、そして正義を求める声が民衆から沸き上がるのを防止する。もしこれが事実であるなら、かつての環境では、複数の人生にわたる記憶をもつことは普通であったことを示している。

    内容暗示投稿 第6回

    地球外生物が地球にやってくる方法には2つある。あるものは宇宙船でやってくる。彼らは自分たちがどこから来て、なぜ地球にやって来たのか記憶している。だが多くは、地球に生まれることを選んだ人々で、彼らは過去をほとんど覚えていない。だが、人格は継続しているので、漠然とした記憶としているかもしれないが、だれでもなんらかの記憶はもっている。もし古代に、はるか遠くの場所で衝突が起こり、その結果として地球が刑務所の惑星となったとしたら、自由の戦士もその追っ手も、宇宙船と生まれ変わりという2つの方法で地球にやって来たはずだ。どちらの集団も、過去の記憶をもちながら、または記憶なしに、過去の役割をそのまま演じ、過去の闘争を継続したいと思う衝動に駆られることだろう。記憶をすべてもつ人々は、自分たちの本当の素性を明かすと、有利な立場を失うことになる。

    内容暗示投稿 第7回


    クイズ
    問題:なぜ映画「スターウォーズ」はもっとも利益が上がり、フランチャイズ商品もヒットした映画になったのだろうか?答えを以下の選択肢から選びなさい。

    1)運がよかっただけ

    2)映画にあるなにかが、人類の集合無意識と連動していたため

    問題:選択肢から選び、以下の文章を完成させなさい。「ジョージ・ルーカスは....」

    1)偉大なイマジネーションをもつハリウッドのオタク

    2)かつての悪の皇帝

    3)かつての自由の戦士

    4)セクシーな女性と結婚した人物

    内容暗示投稿 第8回

    第二次世界大戦中に合衆国から核兵器技術が盗まれ、その後、冷戦が続いたことには重要な教訓がある。それは、重要な情報を鍵をかけて管理することなどできないということだ。情報が厳重に管理されていると、逆にその情報に価値があることを強調することになり、固い決意をもつ敵であれば、かならずその情報を入手することになろう。こうした情報を守り抜く唯一の方法は、だれの目にもとまるサイトに掲載しておき、情報の重要度を最小化することだ。その意味では、関心のある人々が非生産的な手掛かりにアクセスしないように、彼らをそらしておかなければならない。そして、主流のメディアは、重要なテーマとこれに関心をもつ人々を愚弄し、信用を貶めるように誘導しなけれなければならない。現代の世界では、最高のトレーニングを通して得られる遠隔透視の潜在的な能力ほど、極秘扱いされているものは存在しない。

    内容暗示投稿 第9回

    影の支配勢力は、受け入れられるべき情報はまずエリートによって公式に認められなければならないという広く行き渡った思い込みを通して、民衆のコントロールを維持する。もし現実が影の支配勢力の流す情報と一致しなくなると、民衆のなかからこの緊張状態を解決できる「公式の情報」を流すように要求する声が強まる。この要求の声は、民衆がなにを受け入れられ、なにを受け入れるべきではないのか影の支配勢力が決定し、民衆はこのコントロールに挑む能力はないという思い込みを強化するという、意図しない結果をもたらす。影の支配勢力の側には、この緊張を完全に解決する意志は存在しない。なぜなら、彼らの権力を強化してくれるものこそ、この緊張関係にほかならないからだ。

    内容暗示投稿 第10回

    多くの人々は、地球の変化は、大災害、大統領による真実の暴露、地球外生命体の着陸、ポールシフト、神の降臨、神の怒りなどを通して起こると信じている。彼らは、こうした出来事が人類を変え、世界をよりよい方向に変えることを希望している。だが、こうしたことは絶対に起こらない。民衆は、こうした出来事を基本的に被害者として受動的に体験する。被害者はなにも変えることができないのだ。困難な状況やトラウマ、そして混乱などからの救済は、消極的な態度や、だれかが与えてくれることを、祈りや投票などの行動を通して訴えることで得られるものではない。どんなに知恵のあるエリートでも、地球をペンや演説の力で一瞬のうちに変えることはできない。

    内容暗示投稿 第11回

    人類の知性は集合的である。集合的な知性は、多くの人々の思考と信念が進化するときにこそ変化する。異なった思考と信念は、現実を変化させるのである。この変化を、ある国の大統領、聖人、普通の人のような、ひとりの個人が実現することは不可能である。また、エリートに社会を変えるように要求することも無意味である。なぜならエリートは、いまある通りの現代の社会意識を反映してエリートになったのだから、社会が変わってはじめてエリートも変化するのだ。よりよい世界を望むのであれば、民衆と一緒に活動するほかに道はない。なぜなら、民衆自らがよりよい世界への道を切り拓いて行かねばならないからだ。これは例外のない原則である。

    内容暗示投稿 第12回

    多くの人々にとって、正確に遠隔透視をするのは難しい。しかし、正確な遠隔透視がひとりの人間によってであっても可能であるということは、あらゆる人間の意識は、時間と空間を通して広がっていることを示しているはずだ。もしその人が過去に生きていなければ、過去を遠隔透視することはできない。なぜなら、人は過去に存在していなければ過去を体験することなどできないからだ。これは、未来についても同じことが言える。したがって意識は、(肉体の)物理的な死には拘束されない。意識は(肉体の)物理的な死を生き延びる。なぜなら、現在の物理的な肉体をもちながらも、我々は生と死を越えて意識を拡大できるのだから。またこれは、物理的な存在としての我々を限定しているものは、我々の思考と信念であることを意味している。なぜなら、我々の思考と信念だけが知覚を制限し、我々が体験する内容を定義しているからだ。

    内容暗示投稿 第13回

    過去幾度か、地球外生命体は人間の引き起こした出来事に介入し、人類の思考と信念を変えたことがる。ある地球外生命体は、人類の奴隷状態と苦しみを引き起こすために、神のような存在として振る舞ったことがある。別の地球外生命体は、奴隷状態と苦しみを終わらせるために、神として振る舞ったこともある。しかしこうした行為は、人類の思考と信念の変化とかかわりがあり、神として振る舞うことは、これを変化させるための簡単なトリックでしかなかった。知覚したものしか我々は経験できない以上、知覚は経験の内容を決定している。そして、知覚を制限しているものこそ、我々の思考と信念なのだ。我々が自分が真実だと信じたものを、我々はいつも見るのである。

    以上である。

    さて、読んでいただくと分かるが、相当にぶっ飛んだ内容だ。どう解釈するかは読者の判断に任せたいと思う。

    ただ、ブラウン博士が最近の遠隔透視でなにか決定的なことを見たのは確かなようだ。正式な発表があれば、できるだけ早くこのブログに掲載する。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

    驚異的な前世リーディングサイト
    遠い記憶・前世からの約束

    前世リーディング問い合わせ電話番号
    080-3128-8600

    筆者の友人の作家のブログ

    茶房ちよちよ
    駒村吉重のブログ。いつもの飯、酒、より道、脱線、思いごと


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    海外子女.com

    投稿に関しては以下の方針に従い、どうしても必要な場合以外は削除しないことにしておりますが、他者の人格を傷つける不適切な表現がある場合は例外とし、予告無しに削除し、投稿禁止にする場合もあります。

    意味産出の現場としてのBBSやブログ

    また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

    いま何がおこっているのか?

    ヤスの英語

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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    アベノミクスが終わる時期は近いのか?

    2月18日

    今回も非常に遅い更新になってしまった。いつもブログを読んでくださっている読者の方々には感謝する。

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    しかし次第に、日本と世界のこれからの動きに対する危機意識が強くなり、自分の足場となる情報発信の場所を作るべきだという思いが強くなってきました。そこで、「ヤスの勉強会」という対話型のセミナーを開催して、多くの人々と問題意識を共有することにしました。内容は政治経済の動きから、精神世界の動向、そして最先端のテクノロジーなど多岐にわたります。

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    ・2014年は本当に1914年とシンクロしているのか?シンクロしているとすればこれからどうなるのか?
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    ・おそらくアベノミクスは長くは続かない。アベノミクスの終焉後はどのようなことが起こるのか?
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    内容
    ・失速するアベノミクス、これからどうなるのか?
    ・アメリカ発の金融危機はまた起こるのか?JPモルガンの動き
    ・日中の武力衝突はあるのか?
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    いま、アメリカの著名な予言者で、「在野の哲学者」とも呼ばれているジョン・ホーグの2014年予言を数回に分けて紹介している。極めて興味深い内容だ。今回のブログ記事ではその一部を紹介する。

    次回の有料メルマガのご紹介

    いまアメリカでは、著名な投資家によるニューヨーク市場暴落の予想が駆け巡っている。これを発表したサイトにはアクセスが殺到し、いまは見れない状態が続いている。幸い筆者は、粘りに粘ってこれをなんとか読むことに成功した。かなり興味深く、留意すべき内容を含んでいる。これを詳しく紹介する。

    次に、ジョン・ホーグの「2014年予言」の第3回を掲載する。こちらも必見だ。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。


    今回の記事

    今回は、メルマガで掲載したジョン・ホーグの「2014年予言」の最初の部分を掲載する。未来を予測する上で非常に重要な指摘を含んでいるので、ブログにも掲載する。

    次に、安倍政権の外交政策とアベノミクスに対する海外の激しい批判が増えている。アベノミクスの将来を占うためにも重要なので、これを紹介する。

    ジョン・ホーグの「2014年予言」

    では最初のテーマに行く。メルマガで詳しく紹介したが、ジョン・ホーグはノストラダムスの研究者として著名な人物だ。だがホーグはそれにとどまらない。

    ユング派の深層心理学や占星術などを駆使して、社会の集合無意識の変化と動きを突き止め、歴史の深層の海流を読み取り未来を予想するという、ユニークな方法論を展開している。その意味でホーグは、「在野の哲学者」と呼ばれている。

    2月1日に配信された「2014年予言」は244ページの電子ブックである。メルマガでは内容の詳細な要約を掲載しているが、ブログでははじめのページのごく一部を紹介する。以下である。

    未来とはなにか?

    「歴史は繰り返す」というが、これは同じ出来事が繰り返すことを意味するわけではない。科学やテクノロジーを発展させ、矛盾の少ない社会制度を立案する人間の理性の力の奥底には、動物的で荒々しく、まったく飼いなされていない集合無意識の感情的な力が荒れ狂っている。これは、過去から永遠に存在している人間の無意識の力だ。

    理性の岩盤がかち割られ、集合無意識の荒々しい力が外に噴出してくると、あらゆる個人の心はこの津波のような力に押し流されてしまう。それが起ると、歴史の流れは集合無意識にあらかじめプログラミングされた方向に動いて行く。過去、幾度となく行われた戦争、虐殺、破壊などは、このプログラミングのなせるわざだ。

    歴史の大きな変化は、集合無意識の噴出が決定的な役割を果たす。その意味で言えば、我々の「未来」とは、過去から永遠に続く「集合無意識」という「過去」の再現なのである。つまり、厳密な意味で歴史が繰り返すことはない。だが、「未来」を形成するのは集合的に受け継がれた「過去」にほかならないのだ。これが我々の「未来」である。「過去」こそ「未来」を生成するものなのだ。

    1914年と2014年

    では、いままさに集合無意識から現れようとしている我々の未来とは、どのような姿なのだろうか?そのヒントになるのは、2014年こそ第一次世界大戦が勃発した1914年の100周年であるという事実だ。

    第一次世界大戦は、それ以前のヨーロッパを中心とした世界秩序を完全に破壊した。1914年以前は、経済のグローバリゼーションと科学技術の急速な発展という、まさに理性の合理的な力がもたらした繁栄を享受していた。国際紛争は、大きな戦争にならないように、ヨーロッパ各国の王侯貴族が密接に結び合ったネットワークのなかで管理され、安定した国際秩序の維持に成功していた。それは、王侯貴族と特権階級である外交官が活躍する壮麗な世界であった。事実、ヨーロッパで戦争は43年間も起こっていなかった。

    これを180度変えたのものこそ、第一次世界大戦だった。第一次世界大戦は、周到に計画されて起こった戦争ではまったくない。理性の勝利によって、経済や政治を完全にコントロールしたと思い込んだ傲慢さの背後で、抑圧された暗く動物的な集合無意識の力がなんの前触れもなく突然と解除されてしまったのだ。

    集合無意識の力がもたらす破壊は壮絶なものだった。オスマントルコ帝国やオーストリー・ハンガリー帝国、そしてロシア帝国は完全に消滅し、ドイツ帝国は崩壊した。そして、それとともに、長い間ヨーロッパの国際秩序を管理していた王侯貴族の世界は、それを支えていた伝統的な階級社会とともに吹き飛んでしまった。第一次世界大戦前と後の世界では、ほとんどなんの共通点もないほどに変化してしまった。

    2014年のいま、100年前と同じことが起きようとしているのだ。読者の方々は、自分の内面に、また社会の激しい動きのなかに、集合無意識が息を吹き返し、荒々しいエネルギーの発散をはじめたのを感じないだろうか?2014年のいま、まさに100年前の過程が再現されようとしている。

    おそらく、第一次世界大戦の終結100周年にあたる2018年には、かつてと同様、世界の様相は相当に異なっているはずだ。

    2014年に始まる根本的な変化

    では我々の集合無意識は、100年前と同じように、世界大戦へと我々を追い込んでいるのだろうか?いや、そうではない。これから破壊されるのは、コントロールがつかないほど肥大化した金融システムと、それに過度に依存した現代の経済システムである。

    2014年から2018年にかけて、世界経済は1930年代の大恐慌を上回る不況に突入する。これが引き起こされる原因は、民衆の怒りというかたちをとる、激しい集合無意識の炸裂だ。

    過度なグローバリゼーションは、低賃金労働の導入で中間層を没落させ、地域の住宅街を中心とした共同体を消滅させた。多くの人々の生活は先が見えないほど不安定になり、これまでの慣れ親しんだ安定した生活世界は消え去ってしまった。グローバリゼーションはほんの一部の人々に莫大な富を残したものの、大部分の人々には極端な格差しか残さなかった。

    この恨みが、集合無意識の荒れ狂う力を解除させ、世界各地で激しい抗議運動に火を付ける。

    トルコ、ブラジルなどの新興国ではこうした抗議運動はすでに起っているが、新興国の経済の停滞が続くにしたがって一層激しいものとなろう。

    またアメリカでは、これまでにない激しい抗議運動が全米各地で起こるはずだ。

    以上である。

    ホーグは、2014年は第一次世界大戦がはじまった1914年とシンクロしており、2018年には現在の世界は大きく変化していると見ている。

    そして、集合無意識に蓄積されたエネルギーが向かう方向のひとつが、荒れ狂うナショナリズムであるとされている。注視すべきだろう。

    依然として収まらない安倍政権への非難

    では次のテーマに行く。日本では依然として安倍政権に対する否定的な内容の報道は抑制され、復活した強い日本を喧伝するイメージが流布されている。

    しかし、昨年の12月26日の安倍首相の靖国参拝以来、安倍政権の外交政策やアベノミクスへの強い懸念や批判を表明する記事がとても多くなっている。そのような記事が載らない日はないほど多い。

    アベノミクスに懸念を表明する記事は以前からかなり書かれているが、安倍政権の産業競争力会議のメンバーでアベノミクスの推進者の一人である竹中平蔵氏がロイターに寄稿した記事は、アベノミクスの将来性にこれまでにないリアルな疑念を投じた。重要なので全文を掲載する。以下である。

    海外投資家にアベノミクスへの失望感=竹中平蔵氏
    2014年 02月 2日 16:39 JST

    [東京 2日 ロイター] -政府の産業競争力会議で議員を務める慶應義塾大学の竹中平蔵教授は2日都内で開かれた講演会で、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」に対する「海外投資家の失望感は非常に高まっている」と指摘。岩盤規制に対する改革など十分な成長戦略を実現できなければ「アベノミクスが腰折れするリスクもある」と強調した。

    また、日中・日韓の外交問題は日本人が意識されている以上に海外では不透明要因と重視されていると指摘した。

    竹中氏は1月のダボス会議で安倍晋三首相が、外国人投資家が注目している岩盤規制の改革と法人税減税について触れたことを評価。「安倍内閣の支持率がなぜ高いか。株価が高いから。株価に影響を与えている外国人投資家が注目しているのが規制改革と法人税の引き下げだ」と述べた。

    また、2年間ですべての岩盤規制に手を付けると安倍首相が発言したことは「岩盤規制の改革を進めるうえで『葵の御紋』になる」と述べ、2年間で20程度の法案を裁く必要があると指摘した。

    <規制改革・官邸は熱心、海外勢は東アジア安保重視>

    もっとも現在の安倍政権について「安倍首相と菅官房長官は(規制改革で)頑張っているが、その下(の閣僚)で(政策の)交通整理ができていない」と苦言を呈した。「現状のまま何もしなければ6月の新成長戦略は大した中身にならない」との懸念を示した。

    1年前のダボス会議で日中・日韓関係が大きな問題として取り上げられて違和感を持ったとも発言。「中国・日本ともに外交方針が分かりにくいとみられている。安全保障問題は日本で認識されている以上に大きく見られており、アベノミクスに対する評価にも関わっている」との見解を示した」

    以上である。

    やはりここで注目すべきは、「安全保障問題は日本で認識されている以上に大きく見られており、アベノミクスに対する評価にも関わっている」という発言ではないだろうか?

    日本では、靖国参拝や従軍慰安婦の問題で中国や韓国を刺激する外交姿勢とアベノミクスは分けて考えられ、こうした外交姿勢がアベノミクスに与える影響はさほどリアルにイメージされていない。

    しかし、最近の海外のメディアの記事を読むと、まったくそうではないことが分かる。安倍政権の中韓に対する強硬な外交姿勢は、日本で想像する以上に大きなリスク要因として認識され、安倍首相が日中の武力衝突の引き金を引くのではないかと恐れられている。

    この恐れがアベノミクスに対するリスク要因として見られ、近い将来、外国人の売りが加速して株価の大幅な下落につながらないとも限らない。この数日の記事を見て見よう。

    ワシントンポスト紙の社説

    まずはワシントンポストの社説だ。2月17日、ワシントンポストは「日本の挑発的な動き」と題する社説を掲載した。執筆者はワシントンポスト紙の外交問題を専門とするコラムニスト、ジャクソン・ディールだ。以下に簡単に要約した。

    「日本という国は、長い停滞の後、突然と過激化する歴史をもっている。この20年間アメリカは日本を、成熟し、金持ちだが停滞し、民主的だが強いリーダーシップが存在しないため、地域の安全保障にとっては重要ではない存在しというイメージで見ていた。

    しかし、保守的な国粋主義者の総理、安倍晋三はこのイメージを根本的に変えた。安倍はオバマ政権の要請を無視して戦争犯罪人を祭っている靖国に参拝したかと思えば、日本の公共放送(NHK)の12人の経営委員のうち、南京虐殺はなかった、東京裁判はアメリカの犯罪を隠蔽するためのものだ、そして自殺した極右を礼讚するエッセーを書くような4人を新たに選任した。

    そして、従軍慰安婦を軽く見る発言をし、NHKは靖国参拝や原発再稼働などで政府を批判すべきではないと言った籾井勝人を新しい会長に選んだ。

    さらに安倍はダボス会議で、現在の日中関係は第一次世界大戦時のドイツとイギリスの関係に類似しているとして騒ぎを引き起こした。

    安倍のこのような姿勢は次の3つの理由で、東アジアの緊張を高める結果になった。

    第一は、安倍の靖国参拝で中国や韓国との緊張緩和は実質的に不可能になったことである。衝突を回避するための軍事レベルのコミュニケーションすら存在しない。

    第二は、靖国参拝はオバマ政権との関係を相当に損ねてしまったことだ。今では、日米に存在するコミュニケーションの行き違いは、米中間のそれよりも深刻であると言われている。米政府や国務省には、日本のことをよく知る高官は存在しない。オバマ政権は、尖閣で日中の衝突が発生すると、安倍がなにをするのか予想がつかなくなったと見ている。アメリカは戦闘に巻き込まれないように注意している。

    第三は、中国の動きである。日米の理解にギャップが生じているため、中国は日米関係の強さを試す動きを始めるだろう。多数の漁船を尖閣に差し向けたり、中国軍を尖閣に上陸させることもあり得る。このとき、安倍は日米安全保障条約の規定に基づき、米軍に出動要請をするのだろうか?またオバマ政権は、この要請を受け入れるのだろうか?それとも拒絶するのだろうか?

    4月にオバマはアジアを歴訪し、日本も訪問する予定だ。いまはまだ公表されていないが、この問題が話し合われることは間違いない」

    以上である。

    ここではオバマ政権が安倍政権を強く警戒していいる様子が伝えられている。

    ブルームバーグの社説

    安倍政権のナショナリスティックな姿勢への強い警戒感は、2月16日のブルームバーグの社説、「日本のナショナリズムを叱責する」にも現れている。

    「これまでオバマ政権は、安倍政権がどれほど過去の歴史を否定する国粋主義的な言動をしようとも大目に見て来た。その理由は、アメリカが日本を諌めたりすると、日米関係に亀裂ができたと見られるので、中国に有利になるからだ。

    しかし、もはやアメリカのこのような自制は逆の結果を生む。安倍は、戦争神社である靖国に参拝したかと思えば、南京虐殺の存在を否定し、従軍慰安婦に異を唱える経営委員を選任した。安倍政権は歴史の書き換えに余念がない。

    安倍は、バイデン副大統領の要請を無視して靖国を参拝した。これは安倍政権が、日本が何をやってもアメリカが助けてくれと思い込んでいる証拠だ。日本政府の高官からは、オバマ政権は信頼できないという声が聞こえてくる。どうも日本は、アメリカの惜しみない支援という姿勢以外、信頼感の欠如として見ているようだ。

    やっとオバマ政権は、防空識別圏を拡大し、東シナ海と南シナ海で領土を拡張しようとしている中国に強い警告を送った。4月のオバマはアジア歴訪の一環として日本を訪問する。そのとき、中国にしたと同じような強い警告を日本の安倍政権にも送るべきなのだ。

    もちろん警告を送ったとしても、安倍は聞く耳をもたないだろう。しかし日本国民は別だ。オバマの警告を深刻に受け止める国民が多くるはずだ。そうした国民が安倍に態度変更を迫る圧力をかけることに期待したい。

    安倍は日本の経済と軍備を強化し、普通の国になることを目指している。それ自体は決して間違ったことではない。国際的な平和維持のために貢献できる。

    だが、韓国や中国を怒らせる発言を繰り返すことはなんの利益にもならない。日本は東アジアの緊張を高め、善意ある模範的な民主主義国家として培ってきた国際的な信用をすべて失うことにもなりかねない」

    以上である。

    これは、日米同盟に安易に依存する安倍政権の甘えた姿勢を批判し、オバマ政権に強い警告を安倍に送るように期待した内容だ。そうしないと安倍は何をするか分からないといったニュアンスが滲み出ている。

    経済誌フォーブスの記事

    経済の専門誌、「フォーブス」も将来、日中の衝突が起こるのではないかと警戒した記事だ。2月16日に掲載された「中国と日本の経済はリンクしなくなっている」という記事だ。以下が要約だ。

    「中国と日本の経済的な結び付きが弱まりつつある。2013年、日中の貿易は5.1%下落した。2012年は3.9%下落したが、昨年の下落幅はより大きい。

    また、両国の直接投資も大きく減少している。昨年は、世界の中国への投資は5.3%増大したにもかかわらず、日本から中国への投資は4.3%減少した。そして、中国から日本への投資は23.5%減少した。これは、中国の世界への投資が16.8%も伸びているにもかかわらずである。

    もちろん、日本の対中投資が減少している背景には、中国の労働コストが高くなったため、日本企業が清算拠点を東南アジアなど賃金の安い国に移転したということがある。しかしそれだけではない。尖閣を巡る日中の対立という地政学的なリスクの高まりが、背景にあることは間違いない。

    90年代に有名になった「文明の衝突」で著者のサミュエル・ハッチントンは、「経済的な相互依存関係が長くは続かないと認識するようになると、戦争の危険性は高まる」と書いている。依存関係が薄らぐと、国はお互いに関心をもたなくなるので、戦争は起きやすくなるのだ。歴史はそのような実例に満ちている」

    以上である。

    安倍政権への警戒感

    これらの記事を読むと、中国や韓国との関係を改善させることができない安倍政権が、将来日中の武力衝突の引き金を引くのではないかという警戒感がとても強いことが分かる。こうした海外の警戒感の強さは日本で報道されることはほとんどない。

    もし将来、海外の市場が、安倍政権では中国や韓国との関係改善は不可能で、このままでは日中の武力衝突の可能性は十分に高いと判断すると、海外勢の日本売りはかなり加速することだろう。

    安全保障問題がアベノミクスを葬り去ることにもなりかねないことに注意しなければならない。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

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    驚異的な前世リーディングサイト
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    便利な学校検索サイトです!

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    意味産出の現場としてのBBSやブログ

    また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

    いま何がおこっているのか?

    ヤスの英語

    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    日本の核兵器開発疑惑?

    2月2日

    今回は少しだけ早く更新できた。いつも読んでくださっている読者の方々に感謝する。

    お知らせ

    書泉グランデで僕の書籍のコーナーができるそうです。また、「ヤスさんと呑もう❗️」というDVDも出るそうです。下がコーナーの写真です。よろしかったらぞうぞ!

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    「ヤスのしゃべり場 vol.8」

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    トークイベントです。よろしかったらどうぞ!

    いま、世界経済の多極化、中国の軍事的台頭、日中の武力衝突の可能性、米国覇権の凋落、先進国の中間層の解体などの大きな変化の背後で、目に見えない変化が確実に進行している。それは、我々の世界の体験様式の変化である。海外では、突然と見えないものが見えるようになったというような体験や、世界をエネルギーの流れとして見るような体験が多数報告されている。いま我々の社会の深層で何かが進行中なのだ。

    今回のしゃべり場では、さまざまな神秘体験をもつ著名なコンタクティーでアーティストでもあるはせくらみゆきさんにインタビューし、なにを体験しているのか、その実相に迫って見たい。これからの我々の変化の方向性が見えてくるはずだ。

    日程:2014年2月15日(土)

    会場:サンパール荒川 第7集会室<末広>
    日比谷線三ノ輪駅下車 南千住方面改札を出て明治通りを王子方面へ徒歩12分(荒川警察署向い)

    タイムスケジュール(予定)※昼食は済ませてきてください。
    11:30~受付開始
    12:00~13:30 ヤストーク
    13:45~15:15 はせくらみゆきさんトーク
    15:30~16:30 対談(コーディネイター高島敏子)
    終了後、懇親会を予定(2時間ほど、店未定)

    料金:6,000円 ※懇親会料金別途5000円
    過去のしゃべり場は、料金を変更せずに行なってきましたが、
    遠方のゲストの方の交通費・宿泊費等の経費の一部として、どうぞご了承ください。

    ご参加を希望の方は、必要事項をご明記のうえ下記のメールアドレスまでお送りいただき、
    合わせてご入金をお願い致します。
    yasunoshaberiba@gmail.com
    ※ご入金の順番で申込の受付とさせていただきます。
    開催日程間近の申込の場合は、念のため申込可能かの確認のご連絡をいただけますと幸いです。

    記載必要事項
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    電話番号(携帯優先)
    参加人数
    懇親会へのご参加有無(人数)

    【ご入金案内】
    ①【トークイベントのみ】1名6,000円
    ②【懇親会参加の場合】+1名5,000円(合計:11,000円)

    【振込口座】
    ※振込手数料はご負担お願い致します。
    ※ご入金確認後のメールはお届け致しません、直接会場へいらしてください。

    ゆうちょ銀行 記号:10090 番号:75872551
    口座名義:しゃべり場事務局

    ※他の金融機関からのお振込は
    ゆうちょ銀行 支店名:00八(ゼロゼロハチ) 店番:008 普通預金口座番号:7587255
    口座名義:しゃべり場事務局

    しゃべり場事務局
    島田
    yasunoshaberiba@gmail.com


    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    前回の有料メルマガのご紹介

    前回のメルマガでは、オバマ政権が安倍政権に見切りを付け、本格的につぶしにかかる可能性があることを指摘した。

    米連邦政府の予算案である「米歳出法案」が上下両院で可決されたが、それには2007年の従軍慰安婦非難決議を日本政府に履行させるよう国務省に要請する文書が添付されていた。いま日本では、安倍政権に好都合な情報しか報道されてないので、こうした情報もほとんど知られていないが、ケネディー駐日大使のイルカ漁批判などとともに、安倍政権への包囲網ができつつある。

    次に、日本の核兵器開発疑惑に関して詳しく解説した。この部分は今回のブログの記事に掲載する。

    最後に、ジョン・ホーグが新たに公表した「ブラッド・ムーン」の予言を紹介した。東シナ海や南シナ海における武力衝突は、今年の4月から5月にかけて起こる可能性も十分にあるとのことである。

    次回の有料メルマガの告知

    やっと待ちに待ったジョン・ホーグの「2014年予言」が配信になった!252ページの本だが、待っただけあってすごい内容だ。このレベルのクオリティーの予言書はジョン・ホーグしか書けないだろう。日本に関する予言もたくさん掲載されている。

    次回から5回くらいに分けて、この要約の掲載を行う。必見だと思う。


    今回の記事

    今回は、日本の核開発疑惑に関する記事だ。これは前回のメルマガの後半部分に掲載したものだが、原発の再稼働が焦点の都知事選の最中でもあるので、そのまま転載することにした。

    小泉元首相の反原発宣言

    昨年の小泉元首相の反原発宣言は多くの人々を驚かせた。本人は放射性廃棄物の処理がいかに大変であるか認識を新たにしたためと動機を述べているが、なぜこの時期に急に反原発の態度を鮮明にしたのか、その狙いと真意を巡って大きな議論が沸き起こった。

    もっとも一般的な憶測は、息子の小泉進次郎氏が将来総理になる可能性を拓くため、継承できる安定した支持基盤を残すことなのではないのかとしている。

    いま日本では、明らかに反原発の世論が強い。だがこの世論のうねりを支持基盤の拡大に政治的に取り込むことに成功している政治勢力はあまりない。そこで、これをいち早くしっかりとした支持基盤として政治的に取り込み、息子に継承させようというのが小泉元首相の狙いなのではないかというのだ。

    松原照子さんの書き込み

    もちろん、これは十分に合理性のある説明である。しかし本当にそうした政治的な理由さけで小泉元首相は反原発に態度変更したのだろうか?本当な、なにか別な理由があるのではないだろうか?そのような疑念が出て来てもおかしくない。

    そのようなとき、昨年の10月27日、311の東日本大震災を2月に予知していた日本を代表する予言者の松原照子さんは、以下のような書き込みをご自身のブログで行っていた。

    「小泉元総理が「脱原発」を言われるようになった理由には私達が知り得ない何かを知っているからだと思います。」

    もちろんこれが事実であるという確証はない。だが、万が一そうだとすると、小泉元総理はなにを知っているのだろうか?

    日本が核兵器40~50発分のプルトニウムを保有

    ところで、1月27日、実に興味深いニュースが流れた。日本は40~50発分の核兵器を作ることのできる量のプルトニウムをアメリカから提供されており、オバマ政権はその返還を要求してきたのである。極めて重要なニュースなので、東京新聞に掲載された記事を全文掲載する。以下である。

    「研究用プルトニウム300キロ 米、日本に返還要求

    核物質や原子力施設を防護・保全する「核セキュリティー」を重視するオバマ米政権が日本政府に対し、冷戦時代に米国などが研究用として日本に提供した核物質プルトニウムの返還を求めていることが分かった。複数の日米両政府関係者が明らかにした。

    このプルトニウムは茨城県東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で使う核燃料用の約三百キロ。高濃度で軍事利用に適した「兵器級プルトニウム」が大半を占め、単純計算で核兵器四十~五十発分に相当する。

    日本側ではこれまで「高速炉の研究に必要」と返還に反対する声も強かったが、米国の度重なる要求に折れて昨年から日米間で返還の可能性を探る協議が本格化している。米側は三月にオランダで開かれる「第三回核安全保障サミット」を機に返還合意をまとめたい考えだ。

    オバマ政権は核テロ阻止の観点から、兵器転用可能な核物質量の「最少化」を提唱。二〇一〇年に初の核安保サミットを主宰した前後から、東海村にある日本原子力研究開発機構のFCA用のプルトニウム三百三十一キロ(うち核分裂性は二百九十三キロ)を問題視し、日本に返還を求めてきた。

    英国産のプルトニウムも含まれているため、米国は英国の理解を得た上で日本から米国への「第三国移転」を図りたい考え。外交筋によると、日米英三カ国間でも政策調整が進められている。

    文部科学省などはこれまで「研究に必要。他では取れない良いデータが取れる」と主張。日本は原発の使用済み核燃料の再処理によって他にも約四十四トンのプルトニウムを保有するが、「研究用のものと比べ不純物が多く、高速炉研究には使えない」(日本の政府系専門家)という。

    東京電力福島第一原発事故後、日本のプルトニウム消費の見通しが立たず、米政府は日本側に懸念を伝達していた。FCAは高速炉の特性を調べるため造られ一九六七年に初臨界した」

    以上である。

    記事では、これら「兵器級プルトニウム」は、茨城県東海村の高速炉の臨界実験に必要だと説明しているが、はたして本当にそれだけの理由だけでこれだけの量のプルトニウムを保有していたのだろうか?他の目的はなかったのだろうか?

    このような疑念は、誰しももつのではないだろうか。小泉元首相が反原発に転向した理由が、松原照子さんの言うように、「私達が知り得ない何かを知っているから」だとしたのなら、「私達が知り得ない何か」とはこのプルトニウムの運用の真の目的にかかわるなにかなのかもしれない。そのように勘ぐってしまいたくもなる。

    日本には核兵器の開発計画が本当にあったのか?

    この情報は海外でも広く紹介されている。そのようななか、3年前に書かれた古い記事が改めて注目されている。日本の大手英字新聞「ジャパンタイムス」の週刊紙、「ジャパンタイムス・ウィークリー」の元編集長、島津洋一氏が311直後の2011年4月に書いた記事だ。

    これは「日本のエリートは、原子力発電所内に兵器開発計画を隠しているのか?」という記事で、アメリカン・ニューメディア紙に掲載されたものだ。

    その後、同じ内容が「福島原発での極秘の兵器プロジェクト?」という題名でカナダの著名なシンクタンク、「グローバルリサーチ研究所」にも掲載された

    はからずも筆者は、記事が掲載された直後の2011年4月15日、有料メルマガの第115回の配信で、この記事について詳しく紹介していた。

    この記事の内容は今回の有料メルマガの後半部分でも紹介したが、重要なのでブログにもそのまま転載することにした。以下である。

    なぞの多い4号機の爆発

    ※注意
    投稿欄で、「濃縮ウランは遠心分離機で製造するもので原子炉では作れるものではない。この記事は「濃縮ウラン」と「プルトニウム」を混同している」というご指摘をいただいた。これは正しい指摘である。記事の原文には「Unit 4 was being used to enrich uranium(4号機はウランを濃縮するために使われている)」とあるので、 記事の書き手は明らかに2つを混同している。これで、記事の信頼性はかなり低下するので、これを差し引いて読んでほしい。


    まず記事は、説明できない4号機の爆発に注目する。今回の事故では1、2、3、4号機が爆発したが、事故当日稼働していたのは1号機から3号機の3つの原子炉のみであった。4号機、5号機と6号機は停止中で、稼働していなかった。

    このため、5号機と6号機では、電源が停止し冷却装置がストップしたため炉心の温度は上昇したが、稼働していた1、2、3号機のように、火災や爆発は起こらなかった。

    一方、検査のため停止中であった4号機では原因不明の火災が発生し、その後なぜか水素爆発を起こした。稼働していない状況では考えられないことである。

    記事では、4号機が他の稼働している原子炉と同じく爆発したとするなら、4号機は東電の報告のように停止していたわけではなく、発電とは異なる目的で実際には稼働していたのではないかというのだ。

    核爆弾のための濃縮ウラン

    ではその目的はなんなのか?それは、核兵器製造のための濃縮ウランの生成である。日本では、1959年に成立した岸内閣が核兵器製造の強い意志を持っており、その意志を受け継いだ佐藤政権のときに東海村に最初の原発が建設された。

    自民党は、長期政権の元で核兵器開発のプロジェクトを推進したが、それは東電、当時の通産省、ジェネラルエレクトリック、そして米政府の一部による極秘プロジェクトとして推進されたのではないかという。日本国民の強い核兵器アレルギーから、これは当然の処置であった。

    このプロジェクトは現在も続いており、ウランの濃縮は、表向きは停止中とされた4号機で行われていたのではないかという。そのため、停止中であるにもかかわらず、4号機は爆発したのだ。

    IAEAの警告

    核兵器の開発は米政府の承認の元で行われていた可能性がある。それというのも、2009年にはIAEA(国際原子力機関)が日本が核兵器開発の動きを見せていると警告したが、この警告は握り潰されてしまった。

    事実を知らされていない当時の菅政権

    自民長期政権の元で核兵器が開発されていたという事実は、民主党の菅政権にはまったく伝えられていない可能性が高い。この事実が政権に発覚しないように、東電と経済産業省、そして米政府が堅く結び付き、菅政権には正確な情報を流さなかったというのだ。これが、菅政権と東電、及び経済産業省との連携がちぐはぐに見えた真の理由ではないかという。

    米大使と自民党高官との会談

    このような核開発の極秘プロジェクトは、自民党の長期政権のときに始まった。いまも米政府と自民党との連携は続いており、原発の事故が起こるとすぐに、ロス米大使と自民党の高官との緊急会談がもたれたことからも明らかだ。

    通話の切断

    記事の執筆者の島津洋一氏は、これを確認しようと、福島第一原発で復旧に当たっている知人の東電職員の一人に連絡を取ろうとした。しかし、現在第一原発にいる職員は、すべての携帯電話が没収され、外部との連絡がまったく取れない状況におかれているという。このような極端な処置は、秘密の漏洩を防ぐ目的以外は考えられないとしている。

    さらに、知人の東電惻隠が任務を解かれ、東京に戻った時に電話したところ、会話の中で島津氏が「ジェネラルエレクトリック」と一言言っただけで回線は突如切断されたという。これは一般回線で通話中の切断なので、回線の切断にはNTTも一枚からんでいるはずだとしている。

    以上である。

    この事実が明らかになるか?

    さて、これが2011年4月に書かれた島津洋一氏の記事だ。もちろん、こうした事実が確実に存在するという確証はまだない。

    だが、高濃度の兵器用プルトニウムの返還を明確に求めてきたオバマ政権が、こうした事実をあえて公表し、日本の危険性を国際的に強く印象付けることで、安倍政権を追い込むためのひとつの材料にすることは、可能性として考えられるかもしれない。

    小泉元首相の反原発に潜む裏の事情

    さてこの記事を読むと、日本がアメリカの支援で核兵器を開発していた事実は、民主党政権には知られていないどころか、自民党の内部でもごく限られた人々にしか知られていなかった可能性が示唆されている。もしかしたら、いまの安倍政権も知る立場に無いのかもしれない。

    もちろん、この記事そのものがどこまで事実を反映しているのか分からないので、結論を出すことはできないが。

    しかしもしこの情報が事実だと仮定すると、小泉元首相の反原発への態度変更の本当の理由は、日本の核兵器開発となにか関係があるのかもしれない。

    想像力をたくましくするとさまざまな可能性が考えられるが、まだ確証が十分にないので、今回の記事はここまでにしておく。新たに情報があれば掲載する。

    続く


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