これからアメリカはどうなってしまうのか?
また遅い更新だ。いつも読んでくださっている読者の方々に感謝する。
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「第3回舩井メールクラブ・オフ会」開催のお知らせ
第一回目ではこれから危機の時期に入ると言いました。アメリカのデフォルトの可能性で、いままさにそのような状況になりつつあります。第3回目はこれからどうなるのか、真剣に予測します!
船井メールクラブオフ会告知ページ
第3回舩井メールクラブ・オフ会
●日 時: 10月25日(金)開場18:30 スタート19:00 終了21:30~22:00頃
●参加費: 会員様 5,000円(税込) ご同伴者様(非会員様) 6,500円(税込)
※お飲み物(アルコール含む)・軽食込みの会費です^^
※ご参加費は、事前の銀行振込にて承ります。
●会 場: JR四谷駅より徒歩3分にある船井セミナールーム内
(ご入金いただいた方に直接ご案内いたします)
●タイム
スケジュール: 18:30 開場
19:00~ 高島康司先生ご講演
20:00~ 船井勝仁との対談・皆様との懇親会(終了21:30~22:00頃予定)
新刊本のご紹介
また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!
日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!

むちゃくちゃうまい醤油!
筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。
金両醤油
お知らせ
5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。
記事全文の音声ファイル
記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。
音声ファイル
前回のメルマガ
いまメルマガでは、「抑圧されたものの噴出」というキーワードを手掛かりにして、これからどのようなことが起こるのか考えている。
それというのも、アメリカの覇権が凋落する最終段階に入ったため、これまでアメリカの存在によって抑圧され、管理されてきたものが、世界各地で表面に現れ、噴出する過程に入ったからである。
それには、イスラムの怨念とトラウマ、中国やロシアの被害妄想と歴史的なトラウマのような、民族の歴史的な集合意識が含まれる。
今回のメルマガでは、我々の日本をテーマにして、アメリカの覇権の存在によって、日本人の集合意識に抑圧されたものがなんであり、それがこれからどのように噴出するのか詳しく分析した。その結果は、驚くべきものだった。
次回のメルマガの予告
次回も、アメリカの覇権崩壊後に予想される「抑圧されたものの噴出」をひとつのキーワードにしながら、これから起こることを具体的に予測する。
特に次回は、アメリカ人の集合無意識の内容を表現したウエブボットの最新版を紹介しながら、アメリカ人がこれから集合的にどのような現実を引き寄せつつあるのか見て見る。
また、アメリカを代表する著名なノストラダムス研究者であるジョン・ホーグが2014年を展望し、実に興味深いことを述べている。2013年5月から2014年12月までの期間は、我々と社会が変化する最後の機会になるという。2015年に入ると、変化の流れが一気に加速し、もとの状況には戻ることはできなくなるという。
これはどういうことだろうか?次回に詳しく解説する。
今回の記事
アメリカのデフォルトはなんとか回避できたものの、アメリカの覇権の凋落は最後の段階に入った可能性が高い。これからアメリカ国内でどのようなことが起こるのか見て見る。
今回の記事の多くの部分は、前々回のメルマガに掲載した内容だ。アトラスシュッラグドという日本ではまったく知られていない映画を見てほしいので、ブログでも掲載することにした。
回避されたデフォルトと解除された連邦政府の閉鎖
アメリカでは、債務上限引上法案の可決が難航し、可決されなければ10月17日にもデフォルトする可能性があるとされていたが、ぎりぎりの16日に、米政府に来年2月7日までの国債発行を認めると同時に、1月15日まで政府機関を再開するための暫定予算が成立した。これで、短期間だがデフォルトは回避され、また連邦政府も再開された。
来年早々にも繰り返される
だが、当然これで問題が解決したわけではまったくない。国債の新規発行では4カ月、連邦予算では3カ月だけ期限が伸びたに過ぎない。来年早々にも、同じことが繰り返され、世界がはらはらする状況が再現されるはずだ。
下手をすると、来年は交渉がまとまらず、本当にデフォルトしてしまう可能性もある。
何が起こっているのか?
しかし、それにしても、なぜ国を破綻に追い込むほど交渉がまとまらないのだろうか?それは、アメリカの政治が茶会派と呼ばれるイデオロギー集団にいわば乗っとられてしまい、もはや現実的な交渉ができなくなっているからだ。これは、メルマガで詳しく解説したので、そちらを参照してほしい。
茶会派は、リバタリアンと呼ばれ、18世紀のアメリカを理想化する自由至上主義者と、キリスト教原理主義の福音派や再洗礼派の集団だ。グローバリゼーションで地域共同体が崩壊したため、中間層に基盤をおいた社会集団が後退し、政治の領域はこれらのイデオロギー集団が自分たちの理想を追求する手段となってしまったからだ。
絶滅危惧種アメリカ中産階級
ジーザス・キャンプ アメリカを動かすキリスト教原理主義
Tea Party America BBC Documentary
2分30秒くらいから見てほしい。英語のドキュメンタリーだが、リバタリアンの理想が分かる
今回、暫定法案の可決後も茶会派は、問題となった医療保険改革法の延期ないし廃止に向けての取り組みから後退する気配はみせていない。茶会派の議員団は、同法は不公正であると論じ、保険に加入しない人に罰金を科すことを阻止するとの目標を改めて強調している。
来年早々にも、今年と同じことが繰り返されることになることは間違いない。実際にデフォルトすることもあり得る。そうなると、極端なドル安と米国債の下落もあながちあり得ないことではない。
アメリカ人が恐怖する共通のモチーフ
ところで、極端なドル安と米国債の下落が発生し米国内が大混乱して、アメリカ第2革命が起こるとするイメージは、多くのアメリカ人が集合無意識で共有している恐怖のシナリオだ。
そうしたシナリオには共通したモチーフが存在する。そのモチーフはこうだ。
1)米国主導の金融システムの崩壊でドルと米国債は価値を失い、紙くずのような状況になる。
2)このため、米国内ではハイパーインフレが発生するため、多くの米国民が食料とエネルギーの確保ができなくなる。
3)一方、軍産複合体や金融界の支配エリートは、ハイパーインフレで大幅に減価した米国内の資産を独占的に買い占める。そして、民主主義を停止し、彼らが支配する独裁的な社会主義の体制を実現する。
4)米国民の多くは、これに抵抗して内乱を起こす。これでアメリカは政治が機能しない分裂状態になる。
5)他方、反乱を起こした集団は、既存の経済システムには依存しない自給自足の共同体を形成し、独自の広域経済圏の樹立を目指す。
6)こうした自給自足の共同体をベースにして、フリーエネルギーのさまざまな形態が生まれ、新しい社会の基盤となる。
このようなモチーフだ。
リンゼー・ウィリアムスのイメージ
前半の1)から3)までのモチーフをもっともよく表現しているのは、グローバルエリートのリーク情報を流しているリンゼー・ウィリアムスだ。以下がそのモチーフだ。共通のモチーフに焦点を当てるため、日時の指定はすべて削除した。以下は2010年にリークされた典型的なモチーフだ。
・石油資本の支配エリートは、ドルの価値をほとんど紙くず同様の水準まで暴落させる計画だ。
・次の覇権国は中国にすると決定した。そして、ドルが紙くず同然になった時点で、我々はアメリカの主要な資産を独占的に購入する。
・支配エリートはアメリカのデフォルトを確実に誘導している。いつデフォルトするのか彼らは私に告げたが、その日時を言うことはできない。
・現在、国債の上限引き上げ法案の可決でもめているが、この法案が可決するかどうかにかかわりなく、アメリカは予定どおりデフォルトする。
・ドルの暴落の後、新しい基軸通貨が導入される。支配エリートはこの新基軸通貨をペトロドルと呼んでおり、金がその価値の保証となる。
・金の価格が1オンス、3000ドルになった時点で彼らはペトロドルを導入するつもりだ。銀の価格は1オンス、75ドルから100ドルになっている。
・このような状況を作り出し、民主主義を停止した独裁的な社会主義の体制を樹立する。
ウエブボットのモチーフ
他方、4)から6)までの米国民による反乱と、新しい経済が生まれる過程の代表的なイメージは、ウエブボットだ。以下がそうだ。ここも日時の指定はすべて省いた。
・アメリカで暴動が激増する。国民と当局との間で散発的な小競り合いが多発するのである。しかし、春の終わりから夏にかけて、散発的な小競り合いは全米に拡大し当局はコントロールできなくなる。
・アメリカ国内では税金の不払い運動が激化する。これは、税の申告日を越えるとよりいっそう大きな動きとなってゆく。そしてアメリカの経済悪化によってさらに運動は拡大し、革命のうねりへとつながって行く。「革命」への動きはアメリカのみならず世界の各地域で発生する。
・また、税金の不払い運動は、教会のような宗教団体への課税を同時に要求する。これにより、税の支払いを拒否した教会の資産は差し押さえられるが、その隠し資産の大きさに驚愕することになる。
・「革命」への機運は経済的な困難や破綻を背景にして拡大するが、これ以降は「革命」に明確な方向性を与える知的枠組み(思想)が出現する。これが契機となり「アメリカ第2革命」へと突き進んで行く。組織的な運動体も形成される。
・われわれのデータでは、経済の悪化は世界的に継続し、転回点を向かえることになっている。この転換点以降「革命」は本格化し、社会のさまざまなシステムは機能を停止し、社会的に劣化した状態となる。
・転換点がやってくると、移民の逆流現象が起こり始める。先進国の経済があまりに悪化するので、比較的に最近やってきた移民は本国に自ら引き返すのだ。
・移民がいなくなると、これまで先進国のサービス産業や農業分野では労働者の数が激減し、これが大きな問題を引き起こす。すでにこの次期には異常気象と自然災害で食糧不足は激化しているが、労働者不足で収穫が難しくなり食糧難をいっそう悪化させるのだ。
以上である。
来年もデフォルト懸念で現実味を帯びるモチーフ
さて、このまま行くと来年早々にもデフォルト懸念が発生するわけだが、もし本当にアメリカがデフォルトすると、これは米国債の急落と極端なドル安の引き金になることは間違ない。
いわばこれは、恐怖のモチーフが的中し、ハイパーインフレによる食料難とエネルギー不足が実際に発生するということである。大抵こうしたモチーフは、近未来予言や陰謀系の計画として提示されているが、それらがいよいよ的中するというわけだ。
これは予言ではなく、アメリカ人の集合意識
だがこのモチーフは、予言や陰謀であるとは限らない。あらゆる媒体で共通のモチーフが出現する再帰性から見ると、このモチーフはいわゆる予言のようなものとして扱われるべきではなく、多くのアメリカ人が恐怖の対象として広く共有している集合意識の内容なのではないだろうか。つまり、いまの生活が破壊され、貧乏になるのではないかというアメリカ人が恐れる恐怖のシナリオだ。
イミーバでまとめられ、現実性が高まる
メルマガでは、我々の生きる新しいタイプの資本主義2.0では、多くの人々が匿名で対話をするSNSなどのイミーバで提供されるどんな奇想天外な情報も、内容がまとめられ、実際に存在する現実の出来事とリンクされると、強いリアリティーをもち本当の現実であるかのように一人歩きが始まると何度も解説してきた。
ドルの紙くず化からハイパーインフレが起こり、米経済が崩壊して社会主義体制が樹立され、これと戦う過程で自給自足的な経済圏が形成されるとする恐怖のシナリオは、イミーバの通常のプロセスを媒介して、強いリアリティーのあるビジョンになり、一人歩きを始めている。
信じた多くの人々が自己実現的に行動する
そして、リアリティーのあるビジョンが一人歩きを始めるとなにが起こるのだろうか?それは、これを信じた多くの人々が、このビジョンがまさにこれから実現する現実だと信じ込み、これを実現するために自己実現的に動くということだ。
このケースで言えば、それは、地域ベースの自給自足的な経済圏を理想と考える集団が、連邦政府の閉鎖とアメリカのデフォルトをむしろ望み、経済をゼロ状態から刷新することになるドルの紙くず化を誘導する行動に出るということである。
このビジョンこそ、茶会派が支持するもの
実は、このビジョンこそ、連邦政府の閉鎖の原因となり、債務上限引上法案にも反対している茶会派のビジョンなのである。
このビジョンは、ハルマゲドンが実現し、神の降臨による千年王国の実現を理想化する再洗礼派などのキリスト教原理主義者が、ハルマゲドンのシナリオの実現に向かって行動するようなものである。すでにそうした行動は実際に始まっているが。
とするならば、今回の連邦政府閉鎖とデフォルト騒ぎは、いわば茶会派が象徴しているアメリカ人の集合意識が、自己実現を目指して動き出したことを意味しているのではないだろうか?
アトラス・シュラッグドと抑圧されたものの噴出
よくこのメルマガやブログでは、いま「抑圧されたものが噴出」する時代に入ったと指摘している。茶会派が象徴するこのようなシナリオは、これまで抑圧され、表現することが許されなかったアメリカ人の恐怖のシナリオが、自己実現を目指して勢いよく噴出してきた形なのではないかと思う。
そしていま、この恐怖のシナリオをもっとよく表現し、アメリカ国内で高い支持を集めている映画に「アトラス・シュラッグド」がある。アカデミー賞にノミネートされながらも、日本では不気味なほど無視された映画だ。
以下がアトラスシュラッグドのビデオだ。2016年9月に、共通のモチーフにあるような状況になるとしている。
アトラスシュラッグド
この共通のモチーフこそ、アメリカにおける「抑圧されたものが噴出」する過程なのだろう。
続く
むちゃくちゃおもしろかった講談
筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。
田辺鶴瑛
筆者のいとこのブログ
筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。
ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」
このブログの基本方針
このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。
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筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!
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