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    2013-07

    大きな歴史的転換点、激変する世界経済と進行する我々の意識変化、第7回

    7月8日

    蒸し暑い日々が続くが、今回はいつもよりも早く更新できた。いつも記事を読んでくださっている読者の方々に感謝する。

    アネモネ講演会のご案内

    今回の講演会では前回の記事に書いたレコーデッド・フュチャー社の未来予測検索エンジンをお見せします。よろしかったらぜひどうぞ!

    案内リンク

    2013年7月14日(日)
    14:00~16:00(開場13:30)
    会 場 アリアル五反田駅前会議室 
    東京都品川区西五反田1-2-9 アリアル五反田駅前ビル
    ■各線「五反田駅」より徒歩1分
    料 金 前売3,000円/当日4,000円(各税込)

    ・世界再編成の動きと第3次産業革命
    ・まったく報道されていないTPPの真の実態
    ・アベノミクスが終焉?
    ・果たして日本は生き残れるのか?
    ・社会的断層と我々の集合無意識
    ・中国の現実
    ・戦前と似てきたヨーロッパ
    ・ウェブボット最新報告書


    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年7月26日(金)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・岐路に立つ日本、アベノミクスの逆回転はあるのか?
    ・中国のバブル崩壊の可能性は?
    ・資本主義2.0の社会とは?集合意識と集合無意識
    ・アメリカの根本的な変化
    ・我々の向かう精神的な変化
    など


    船井メールクラブ・オフ会 vol.1

    フナイメルマガを書いています。オフ会を行うそうです。よろしかったらどうぞ。

    船井メールクラブオフ会告知ページ

    日  時:8月23日(金)開場18:30 スタート19:00 終了21:30~22:00頃
    参加費:会員様 5,000円(税込) ご同伴者様(非会員様) 6,500円(税込)
    ※お飲み物(アルコール含む)・軽食込みの会費です^^
    会 場: JR四谷駅より徒歩3分のオフィスビル内(ご入金いただいた方に直接ご案内いたします)
    タイムスケジュール:
    18:30   開場
    19:00~ 高島康司先生ご講演
    「実はいまこそが歴史の転換点。水面下で進む新しい国際秩序の形成」
    20:00~ 船井勝仁との対談・皆様との懇親会(終了21:30~22:00頃予定)


    新刊本のご紹介

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    有料メルマガのご紹介

    今回は、巷でうわさになっている中国の金融危機が起こるかどうか検討した。

    中国の金融システムは、不動産及び金融商品バブルを抑えるために実施した金融引き締め政策の影響で、不動産関連などの多くの会社が倒産した。このため多くの金融機関は膨大な額の不良債権を抱え、資金繰りに悪化した金融機関の破綻から連鎖倒産が起こり、中国の金融システムは危機的な状況に陥る懸念も出てきた。

    しかしこのような状況にもかかわらず、中国政府は金融引き締め政策を緩和する気配はない。バブルを終わらせ、コントロールが効かないほど拡大した「影の金融システム」を終焉させたいからだ。このため、金融危機の発生が懸念されている。金融危機が実際に起こった場合、リーマンショックをはるかに上回るとも予想されている。

    このような状況だが、中国は政府が経済をコントロールする国家資本主義の国である。欧米のような市場経済の合理性ではかなわずしも動いていない。現在でも中国の全金融資産の80%は、政府がコントロールする4大国営銀行が保有している。こうした銀行は政府の省庁に似た機関であり、不良債権を抱えたからといって破綻する状況にはない。

    したがって、中国で金融危機が起こるとは必ずしも言えない状況だ。これから金融危機が実際に起こるとすれば、それは輸出と海外投資への依存度が高い中小国で起こる可能性が高いと思われる。

    いずれにせよ、もし中国が今回の危機を乗り越えたのならば、金融システムの再整備ができるので、内需依存の安定した成長の軌道に入る可能性も出てくる。

    一方、1989年からグローバル経済の拡大を主導してきた以下の4つの長期的なトレンドが、いま終焉しつつある。

    1)新興国の急成長と新しい消費市場の出現
    2)グローバリゼーションの拡大
    3)低金利と低インフレ率の実現
    4)個人が大きな資金を動かせる金融革命

    新興国の台頭も、EUの出現も、アメリカの覇権失墜による多極化も、こうしたトレンドがもたらしたものであった。

    この4つの長期的なトレンドの終焉で、いま世界経済のグローバリゼーションによる拡大期は終わり、低成長の時期に入った。この過程では新しいシステムが出現するに違いない。

    このような視点から中国を見ると、面白いことが見えてくる。もし中国がいまの状況を乗り越え、内需依存の安定成長のモデルを確立できたのならば、これはこれからの世界経済を主導する新たなモデルになる可能性もある。

    実は、アメリカの製造業回帰、そしてなによりも日本でいま実施されているアベノミクスも、この視点から見ると、低成長期に生き残るための新たなモデルの提示という意味ももってくる。

    前回はこのような内容を解説した。

    次回のメルマガの予告

    次回のメルマガでは、記事で紹介したレコーデッド・フュチャー社(Recorded Future)が提供している未来予測検索エンジンを実際に使った結果などを紹介する。

    中国の内需主導の発展モデル、アメリカの製造業回帰、日本の政府主導のアベノミクスなどは、もし成功した場合、新しい管理型の国家モデルになる可能性がある。

    一方、現在の資本主義2.0と呼ばれる社会は、社会の表面が、SNSやBBSなどの自己増殖するアメーバのような「意味場(イミーバ)」によって覆われた状況にある。イミーバでは新しい産出物が「集合意識」として出現し、多くの人々の意識に働きかけながら、社会を予想ができない方向に引っ張る力になる。中国や日本、そしてアメリカでこれから新しく台頭するかもしれない国家モデルは、無限増殖するこうしたイミーバをコントロールし、操作する新しい技法をもったシステムになるだろう。

    イミーバによる集合意識の出現は、我々の意識と想念が物質化して姿を現すことを意味する。いわばこれは、意識が世界を産出するプロセスが露になることだ。我々は、客観的な世界に拘束された受動的な存在ではない。これは逆に、我々こそが客観的な世界そのものを形成する主体者であることが明確になるプロセスでもある。

    もしかしたら、我々自身の内面と意識に、これまでにないような変化が起こっているのかもしれない。


    今回の記事


    今回は、エドワード・スノーデンによる国家安全保障局(NSA)の情報暴露事件について書く。すでにメルマガで紹介した内容も一部転載する。

    スノーデン氏とはいったいなにものなのだろうか?日本ではまったく報道されていない内容があるので、これを詳しく紹介する。

    NSA(国家安全保障局)の盗聴

    いま日本でも世界でも、元情報局請負会社社員のエドワード・スノーデン氏が暴露したNSA(国家安全保障局)による盗聴が大きな話題になっている。グーグルやフェースブック、アップルなどの大手ネットワーク企業も協力を強いられていた。スノーデン氏の暴露によって、以下のような諜報活動が明らかになっている。

    1)NSAによる個人情報の収集の実態
    2)中国に対するハッキング
    3)イギリス情報機関の諜報活動
    4)NSAの日本を含めた同盟国への諜報活動

    このなかでも特に大きな驚きを与えているのは、1)のNSAによる個人情報の収集の実態である。

    NSAは米国防省の管轄する情報機関で、ネットが対象の「プリズム」「マリーナ」のほか、電話が対象の「ニュークリオン」「メーンウエー」という4つの盗聴システムを運営していることが発覚した。

    ちなみに、プリズムとニュークリオンは電子メールや通話の内容そのものを、マリーナとメーンウエーはネット接続履歴や通話履歴など「メタデータ」と呼ばれる付随情報を収集するとされている。

    メタデータには、携帯電話の発信元と着信先の電話番号、発信時間、通話時間が含まれる。

    さらに、すべての携帯電話には、一台一台に固有のIMSIという加入者識別番号と、シリアルナンバーが付与されている。NSAがこれを知ると、通話の着信先や発信日時を追跡できるだけでなく、発信者がどこから電話をかけたのかも追跡できる。

    アメリカの情報機関の規模

    これだけでも相当にショッキングなことだが、あらゆるところから個人情報がもたらされるビッグデータの時代であれば、むしろ当然のことなのかもしれない。それにしても、アメリカが展開する諜報活動はどのくらいの規模なのだろうか?

    調べて見ると、3年前の2010年にアメリカの大手紙、ワシントンポストが掲載した長文の特集記事、「トップシークレットアメリカ、コントロールを越えて拡大する隠された世界」が大変に参考になった。これは、2年間の綿密な調査と取材をもとにした記事だ。

    途方もない規模に拡大し管理不能

    2001年、911の同時多発テロ以降、アメリカは愛国者法など、政府の権限を強化させる多くの法律を通過させ、この結果、あらゆる領域の諜報活動が急速に拡大した。この拡大は国防予算の増額に最大の利害関心をもつ軍産複合体にとってもっとも都合のよい状況になった。いまでは以下のような状況にある。

    ・1271の政府機関、1931の民間企業が対テロなどの諜報活動を、米国内にある1万カ所の拠点で展開している。

    ・85万4000人の人員が極秘情報へのアクセス権限をもつ。これは現在の首都ワシントンの人口の1.5倍の規模である。

    ・首都ワシントンでは、911以降、諜報活動関連の新しいビルが33棟も建設された。その占有スペースは、米政府の建物22棟分に匹敵する。

    ・多くの組織や機関がまったく同じ活動を行っており、大きな予算を無駄にしている。たとえば、51の政府と軍の組織がテロリストのネットワークの金の動きをモニターするという同じ仕事を行っている。

    ・諜報機関のアナリストは、諜報活動の結果として毎年5万件の報告書を作成しているが、あまりに量が多すぎ、だれも読んでいない。無視されている。

    ・すべての諜報活動の結果を知る立場にいる「スーパーユーザー」はほんの数名に限定されているが、情報の量があまりに膨大で、だれも全体像をつかめていない。


    また、2011年にミシガン大学が発表した報告書によると、こうした全国レベルの組織の他に、地方レベルで諜報活動を展開する組織が1万6000ほど存在しているという。この報告書では、こうした組織は予算を継続的に確保するために、自分たちの組織の仕事が重要であることをアピールすることに最大のエネルギーを費やしているということだ。

    だれが何をしているのかだれも分からない状況


    このように、アメリカの諜報活動はあまりに拡大してしまい、どんな機関がどこでなにをしているのかだれも把握できていない状況に陥っている。ただ毎年ひたすら膨大な予算が無計画に投入され、まったく監視できていないという状況なのだ。内部がまったく見えない隠された世界のようだ。

    これが先のワシントンポスト紙の記事の結論であった。

    不気味なNSA長官

    隠された世界という意味では、今回スノーデン氏が情報をリークした米国防省の諜報機関である国家安全保証局(NSA)は、その最たるものだ。

    NSAの長官は、キース・アレキサンダー陸軍大将だ。アレキサンダー大将は、NSAの長官だけではなく、アメリカ軍のサイバー戦争を担当するために2010年に創設された部隊、「米サイバー軍」の司令官をも兼ねている。

    アメリカでは最大手のネットテレビ、「デモクラシーナウ」のNSAの専門家、ジェームス・バムフォード氏は次のように述べている。

    アレキサンダー大将は極めて不可解な人物だが、米国の諜報活動の歴史のなかで存在したもっとも権力が集中した人物だ。

    第一に、彼はNSAの長官である。NSAでは膨大な数の人員が働いており、驚くべき電子的な諜報活動を展開している。

    次に、彼は「米サイバー軍」の最高司令官だ。これは彼の意のままになる軍隊だ。「米サイバー軍」はキネティック攻撃と呼ばれる特殊な攻撃を実施している。これは、サイバー空間を使って施設や兵器を実際に破壊する攻撃の方法だ。2010年にイランの原子炉の遠心分離機が破壊されたが、これはキネティック攻撃によって実施された。

    だがアレキサンダー大将の権限はこれにとどまらない。第二陸軍部隊、第24空軍部隊、そして第10海軍部隊が彼の指揮下にあるのだ。

    これは、議会など他の組織の監視を受けない諜報機関と軍事組織が存在し、ひとりの人間の指令で意のままになっているという恐るべき状況であることを示している


    このような内容だ。これは、アメリカという国に、だれの監視もコントロールも受けない独立した諜報機関や軍隊が存在していることを示唆している。

    軍産複合体の牙城

    このような状況になったのは、軍産複合体の意を受けたブッシュ政権の8年間である。その意味では、NSAを始めとした米国内の諜報機関や国防省関連の組織は、軍産複合体が米政府から莫大な額の予算を手に入れるための既得権益の牙城なのである。

    反軍産複合体政権のオバマ

    一方、現在のオバマ政権は、ブッシュ政権の遺産の頸城からの解放を目指す反軍産複合体政権である。ブッシュ政権のときには政策の立案に深く関与していた軍産複合体系やネオコン系のシンクタンクは一層され、対極にあるリベラル系のシンクタンクにすべて入れ替わっている。

    またオバマ政権は、10年間で1兆2000億ドルを削減する強制歳出削減処置を発動させ、これにより毎年8%から10%の国防予算が削減される方向に向かっている。これはオバマ政権が、コントロールができないほど拡大した軍産複合体の力を削ぐ目的で、共和党との妥協を拒み、意図的に実行した可能性が高いとも言われている。

    スノーデン氏によるNSAの諜報活動暴露

    さて、このような背景から、いま大きな問題となっているスノーデン氏によるNSAの諜報活動の暴露を見ると違った側面が見えてくる。もしオバマ政権が、軍産複合体の力を縮小させる一環として、コントロールが効かなくなったNSAを管理できるようにしたいのであれば、今回の情報暴露事件はオバマ政権にとって好都合な側面をもつ可能性が出てくる。

    つまり、米国民の強い反発を利用してNSAの管理を強化し、軍産複合体の牙城のひとつを弱体化させるということだ。

    エドワード・スノーデンとはなにものなのか?

    このような可能性が実際にどこまであるのかどうか、まだはっきりとは分からない。いまの段階ではこのような見方も可能だという程度だ。

    しかしもし、こうした見方が本当に可能だとすれば、エドワード・スノーデンとはいったいなにものなのか気になってくる。市民の自由を守るために立ち上がった内部告発者として脚光を浴びているが、かならずしもそうではない側面があるかもしれない。

    高度なハッキングのプロ

    スノーデン氏は、先の記事にあった米諜報組織で働く85万4000人の職員の一人にしかすぎない。だがスノーデン氏は、NSAがもつもっとも高いレベルの極秘情報へのアクセス権をもっていた。

    またスノーデン氏の最終学歴は高校中退である。そうしたスノーデン氏が、CIAでは若くして1千万円を越える年収を得ており、またNSAの契約企業である「ブース・アレン・ハミルトン社」では2000万円の年収を得ていた。

    その理由は、スノーデン氏が高度なハッキング技術のプロであり、CIAやNSAではハッキング技術の知識を駆使して、ハッキングされないセキュリティーの構築を担当していたからだ。セキュリティーシステム担当として、情報ファイルの安全性をチェックする目的から、あらゆる情報にアクセスする権限が与えられていた。

    スノーデン氏は1000件を越える極秘情報をすでにもっていると証言しており、いまこれらは暗号化され見られないようになっているが、自分の身の安全が脅かされると、公開されるようになっていると言う。

    また、しかるべき時期がくると、ウィキリークスから公開されるだろうとも言われている。

    スノーデン氏への疑問

    このようなスノーデン氏だが、やはり調べて見るといろんなジャーナリストが違和感を覚えているようだ。

    まず、情報をリークした後、スノーデン氏は香港に出国している。そしてその後、香港からモスクワに移動し、現在はモスクワ空港の国際線搭乗待合室にいることになっている。

    香港やモスクワと居場所がはっきりしているのであれば、拉致するなり米当局はスノーデン氏を拘束できたのではないかという疑惑だ。これは、ウィキリークスのジュリアン・アサンジ氏が、アメリカとは犯人引き渡し協定のないロンドンのエクワドル大使館に法的に保護されているのとは異なる状況だ。

    実は米諜報機関の能力も個人の出国を事前に把握してそれを阻止できることはできず、この程度が限界であろうとの見方もある。ましてや、スノーデン氏はセキュリティーシステムのプロである。米当局のやり方は熟知しており、これをくぐり抜けることは容易であったのではないかとの見方もある。

    ナオミ・ウォルフが感じる違和感

    しかし、やはりどうしても違和感を覚えるとしているのが、リベラル派の著名なジャーナリストで、調査報道のプロであるナオミ・ウォルフだ。ナオミ・ウォルフは、多くの内部告発者を取材した自分の経験から、次のような疑惑を示している。記事は長いので、簡潔にまとめてみた。

    ・ガーディアンの取材ビデオではスノーデン氏はあまりにもうまくまとまっており、出来すぎている。明らかに、メディアに露出する専門的な訓練を受けている。普通、内部告発者は混乱しており、証言にはこのよういなまとまりがない。

    ・スノーデン氏はインタビューで、「私が情報をリークしたことが分かったのなら、彼らは私を殺すだろう」とか、「私はこれで20万ドルの年収とハワイの家、そしてガールフレンドを失った」などと自分の払った犠牲を何度も強調した。普通、内部告発者はこのようなことは言わない。個人的なことは一切言わないで、社会的な正義を訴えることに集中する。スノーデン氏は、情報をリークしたらどのようなことになるのか暗にほのめかしているかのように聞こえる。

    ・ウィキリークスのジュリアン・アサンジやその関係者を取材したときは、彼らは専門の弁護士のチームによって完全にガードされた状況ではじめてインタビューに応じた。ちょっとでも問題になりそうなことを言うと、弁護士が割って入り、インタビューを中断させた。NSAの国家機密をリークしたスノーデン氏にこのような弁護士のチームがついていないのは奇妙だ。

    ・スノーデン氏は香港に出国する前に、米国内の安全な場所に身を隠していたという。NSAが察知できないような安全な場所が、本当に米国内にあるのだろうか?

    ・また、なんの問題もなく香港に出国したのも不自然だ。香港はかつてはイギリスが統治していた場所だ。現在でもイギリスの諜報機関がさかんに活動を展開している。そのような香港に潜伏し、なおかつ問題なくロシアに出国するなどということができるのだろうか?むしろ、当局に保護されていたと考えたほうが自然ではないのか?


    このような違和感だ。これを証明する事実は出てきていないので、なんとも言えない。いまのところ、これまでの取材経験からこのような違和感を覚えるという程度だが、これがこれから証明される可能性もあるだろう。

    いずれにせよ、この事件は日本で報道されているよりもはるかに複雑な背景がある。新しい事実が分かり次第、お伝えする。

    まったく報道されないCIAの活動

    一方、アメリカの最大の情報機関であるCIAの活動はまったく報道されていない。NSAがこれだけ大規模な活動を展開しているのであれば、組織としてはさらに大きいCIAがネットの分野でなんの活動もしていないとは考えられない。いったいCIAはどんなことをしているのだろうか?

    CIAの行っているイミーバの調査

    調べて見るとある程度分かると思うが、CIAが力を入れているのは、NSAのような諜報活動ではない。そうではなく、このブログやメルマガで、自己増殖するアメーバにあやかって筆者が名付けたイミーバ(意味場)のSNSやブログの活動の緻密な分析と調査、そして将来のブラックスワンのような出来事の予測なのである。

    これはすでに公開されているイミーバが対象になるので、違法ではない。すでにブログやメルマガで詳しく説明したように、イミーバでは新しい集合意識が出現してくる、なので、イミーバからブラックスワンが形成されるプロセスさえ分かれば、将来起こる出来事は比較的に簡単に予測できるはずだ。

    CIAのベンチャーキャピタル部門、インキュテル社(In-Q-Tel)

    この分野のCIAの活動は、13年前の2000年に始まっている。この年CIAは、有望なIT系のベンチャーキャピタルに専門に投資をする会社、インキュテル社(In-Q-Tel)を立ち上げた。

    それ以来この会社は、ネット上のイミーバの活動を分析し、集合意識の動きを予測し、将来起こる出来事を予知するためのプログラムに投資をしている。そのおもな会社には以下のものがある。

    レコーデッド・フュチャー社(Recorded Future)

    レコーデッド・フュチャー社(Recorded Future)は、マサチューセッツ州ケンブリッジにある社員16名の新興企業だ。CIAのインキュテル社と同時に、グーグルの投資部門であるグーグル・ベンチャー社から投資を受けている。

    レコーデッド・フュチャー社は、リアルタイムでウェブを監視する最先端の技術をもっている。無数に存在するウェブサイトやブログ、ツイッターなどのイミーバを監視し、人々や組織、行動や出来事の間の関係を明らかにし、将来を予測するとしている。

    この予測は、同社の「時間分析エンジン」が行う。このエンジンは、関連する会話や出来事の関係性をすべて洗い出し、一つ一つの出来事について、誰が関わり、どこで発生し、いつ終わりそうなのかを分析することだとしている。分析後、さまざまな情報をグラフ化し、あらゆるできごとの「動き」をオンラインで表示している。

    ビジブル・テクノロジー社(Visible Technologies)

    次にCIAが注目しているのは、ソーシャルメディアの監視を専門とするソフトウェア企業のビジブル・テクノロジー社(Visible Technologies)だ。同社は「オープンソース・インテリジェンス」をもっと有効に利用するためのソフトウェアを開発している。

    オープンソース・インテリジェンスとは、SNSやブログ、またBBSのようなイミーバで日々作り出されている膨大な量の情報のことを指す。

    ビジブル・テクノロジー社では、1日に50万を超えるブログ、SNS、オンラインフォーラム、ユーチューブ、ツイッター、アマゾン上で発生する100万件以上の投稿や会話を収集している。同社は各投稿を調査し、肯定的あるいは否定的な内容か、複雑な感想を持っているか、または中立的かなど、その内容について分類する。この作業により、それぞれの会話あるいは投稿者がどの程度影響力を持っているのかを検討する。

    そして人々の感情をグラフ化し、誰が最も発言しているか、どこの発言が最も多いか、などをリスト化している。

    ウエブボットは時代遅れ

    これがいまCIAが提携している最先端のIT企業のプログラムだ。

    資本主義2.0の社会を覆っている無数のイミーバからあふれ出た会話の一部は、まとめられ、現実とリンクされ、現実感のある集合意識として一人歩きを始める。そして多くの人々に影響を与え、社会的な直接行動の引き金となる。資本主義2.0におけるこのような出来事の生成方法が発見できれば、未来に起こるブラックスワンを予測することはさほど難しいことではないはずだ。

    CIAが提携しているレコーデッド・フュチャー社とビジブル・テクノロジー社が行っていることは、まさにこうしたことだ。おそらくCIAは、すでに相当に広い範囲で、これまでは論理的に予測が不可能であったブラックスワンのような出来事を予測しているはずだ。

    このように見ると、クリフ・ハイと数人のチームが行っているウエブボットプロジェクトは、数年前までは最先端であったのかもしれないが、すでに時代遅れのテクノロジーになってしまったのかもしれない。

    ブラックスワンを操作する

    いずれにせよ、このような予測が可能だとするなら、ブラックスワンのような出来事も、集合意識の発生のもとになっているイミーバに働きかけることによって、操作が可能になっているはずだ。未来予測を越えた未来操作の時代がすでにやってきたのだろう。

    SNSの書き込みから金融市場の動きを予測する

    また最近は、「マーケット・プロフィット(Market Prpphit)」というサイトが立ち上がった。

    株式などの金融市場は、そのときどきの評判や雰囲気、そしてムードなどの感情的な要素に敏感に反応し、値動きが変動する。株式などに関して情報を提供するサイトは豊富に存在しているが、市場の評判やムードの動きをすべて細かく把握することは基本的に困難である。あまりに情報量が多いからだ。

    「マーケット・プロフィット」は、フェースブックやツイッターなどのSNSにアクセスし、やり取りされた会話を高度な自然言語処理技術と予測解析を使って分析し、銘柄や市場の感情やムードの変化を提供するサービスだ。これは「評判分析」と呼ばれており、売りと買いの有力なシグナルになると見られている。

    分析された情報は、契約している機関投資家のみならず、個人投資家、デイトレーダーやヘッジファンドのマネージャー、調査アナリストなど、関心のあるあらゆる人々に提供するとしている。以下がそのサイトだ。

    マーケット・プロフィット(Market Prpphit)

    英語のサイトだが、関心のある人はアクセスしてみるとよいだろう。

    集合意識の抽出

    このサイトが行っていることは、市場を変動させている「集合意識」の動きを事前に読み取り、将来の市場の動向を予測することである。

    したがってこれは、多くのSNSのようなイミーバを解析して「集合意識」を抽出し、これから起こる集合的な運動を予測するCIAのプロジェクトと同じことを行っている。

    おそらくこれから、このような「未来予知」に接近するテクノロジーは大変に発達し、思っても見ない状況が現出することだろう。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

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    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

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