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    2013-03

    2013年はどのような時期なのか?

    3月2日

    先月は2回しか更新ができなかった。今月は4回は更新したいと思う。

    新刊本のご紹介

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年3月15日(金)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・復権するアメリカとEU、米国覇権の衰退はない?
    ・アベノミクスが招く本当の危機
    ・中国で始まる改革の流れ
    ・歴史のトラウマと社会的断層
    ・我々の向かう精神的な変化
    など


    「ヤスのしゃべり場」 Vol.4 4月20日(土) 開催!

    2013年春、時代はますますたわみ、きしんで、様々な所に想像を超えた出来事が噴出しています。日中間のかつてない緊張、旧体制の再浮上、超大企業の国家支配、ローマ法王の退位、巨大隕石の落下……。
    これらは何を意味しているのでしょうか。

    これまで自分の関心の赴くままに、多方面の情報収拾と分析をしてきた高島康司氏は、これら諸現象からどんな共通するメッセージを受けとり、そしてどこに行こうとしているのか。ハワイのシャーマン、ウエスルマンとの今年1月の出会いは、一体高島氏のどこを変えたのでしょうか。高島氏自身、「ウエスルマンとの対話は、私の一見バラバラな関心がどこに向かっているかに気づかせ、私を「個性化」させてくれる意味で、大変重要なものだった」と語っています。

    そこで「ヤスのしゃべり場」第4回は、「集合的無意識=ブラックスワンの噴出と試練、そして個人の個性化へ」
    というテーマで、再び高島康司氏に、社会情勢の分析を起点に、主にウエスルマンとの出会いその意義について、存分に語っていただきます。聞き手はプロデューサー&ファシリテイターの川島克之氏です。

    時 2013年4月20日(土) 13:30~16:30 (終了後、懇親会を予定)
    所 都内某所(申込みの方に直接御案内いたします)
    参加費 5000円

    申込み方法は、下記の必要事項をご明記のうえ下記のメールアドレスまでお送りください。
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    電話番号(携帯優先)
    参加人数
    懇親会へのご参加有無(人数)

    しゃべり場事務局
    島田
    yasunoshaberiba@gmail.com


    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    有料メルマガのご紹介

    今回はまず、福島で明らかになった放射線の健康被害について解説した。

    いま日本では、PM2.5の大気汚染が問題となっているが、2月13日に新たに発表になった2人を加えると、福島ではすでに10人の子供たちが甲状腺ガンにかかっていることが明らかになった。

    子供の甲状腺ガンは非常にまれな病気で、100万人に1人しかかからないとされている。

    甲状腺ガンは福島県立医大が中心となって行っている調査だが、約38000人の子供が調査対象になっている。その10人だから、3800人に1人とかなり高い割合だ。昨年の6月の調査では、36%の子供たちに甲状腺異常が見つかっているので、これからも増える可能性がある。

    それにもかかわらず、福島県立医大は「甲状腺ガンと福島第一原発の放射能漏れとは無関係」と関係を否定し、また問診票の回収率の低さから調査そのものをやり直そうとしている。極めて深刻な事態だ。

    次に、日本ではほとんど報道されていないが、ワシントンポスト紙に掲載された安倍首相のインタビュー記事が大きな波紋を広げている。これを詳しく紹介した。日本への欧米の警戒感を引き出した記事だった。

    最後に、日中関係の背景にある民族的なトラウマに関して詳しく解説した。

    日本では、中国人が反日感情をもつのは、中国政府が実施している反日的な愛国教育が原因だとされている。共産党一党独裁による抑圧的な体制、共産党幹部の汚職、そして大変な格差が原因で国民の不満は高まり、中国は不安定になりつつある。そのため中国政府は、共産党の支配を維持する必要から、国内の不満を国外に向ける方法として反日運動を利用しているという見方だ。

    しかしこのような見方は、現実の一面しか反映していない。もちろん、中国では愛国教育の一環として反日が叫ばれていることは間違いない。中国の教育現場では、反日教育が行われていることは否定しようがない事実だ。

    だが、中国政府が実施している日本を敵視する愛国教育だけが反日感情の主な原因なのかというと、決してそれだけではない。もちろん、反日教育は重要な背景であることは間違いない。しかしもし、中国国民のなかにもともと日本に対する否定的な感情がなければ、反日教育は成り立たないのではないかと思う。

    つまり、反日感情の根は日本人が考えるよりも深い原因が背景にあって起こっているということだ。おそらく反日感情の根は、戦時中に中国国民が日本の侵略で体験した民族としてのトラウマが原因であろう。そのトラウマは、親から子へ世代を越えて伝えられ、日本人に対する基本的に否定的な感情を形成する背景となっている。

    このような下地があるからこそ、中国政府の反日教育も国民から受け入れられる下地が存在する。したがって反日感情の原因は、反日教育だけではなく、はるかに根が深いものであるということができる。

    これがどういう感情なのか、日本人である我々には少し分かりにくいかもしれない。広島と長崎に対するアメリカ人の意見を聞くと、これがどういうことなのか理解し安くなる。

    筆者には保守的なアメリカ人の友人が数人いる。彼らは広島と長崎の原爆に対して次のように言う。

    「広島と長崎の原爆投下があったからこそ、日本は降伏し、第二次大戦は早期に終了したのだ。原爆の投下で多くのアメリカ人の将兵の命、および戦争を継続していたら死んでいた多くの日本人の命も助かった。だから、原爆の投下は正しい行為であることは間違いない。

    なのに、なぜ日本人は、いまだに原爆の悲惨さに執着するのか?なぜ原爆の記憶を受け継ごうとするのか?また、学校で原爆の悲惨さを教育する必要があるのだろうか?

    原爆の投下がなければ、日本は本土決戦となり、膨大な数の日本人が死んでいたはずだ。原爆の投下は、これを回避するための必要悪だったとして、なぜ納得しないのか?理解に苦しむ」

    日本人であれば、このような発言には顔をしかめることだろう。このようなアメリカ人には、原爆投下がいかに悲惨なものであり、それが日本人の大きなトラウマとなっており、いまだに癒されていないことを切々と解く以外にない。事実、筆者もこれまでそうしてきた。しかし、これを理解できるアメリカ人は決して多くはない。

    おそらく日本人としては、アメリカ大統領が広島に行き、簡単ながらも心のこもった謝罪の言葉をひとこと言うと、我々のトラウマはかなり癒されるに違いない。

    おそらく中国では、これと同じくらい強い民族的なトラウマが絡み合っているはずだ。これを解消するには、これまでとはまったく異なったアプローチが必要になる。我々は問題の深さに気づくべきだ。

    前回はこのような内容を詳しく解説した。

    次回のメルマガの予告

    リモートビューイングを科学的に研究している数学者、コートニー・ブラウン博士は、「2013年6月1日」の光景を遠隔透視した結果を明らかにしている。世界の9地点におけるビジョンだが、ほとんどの地域では大きな津波と洪水が起こり、水没していた。

    この原因は大きな小惑星が太陽に接近し、それが引き金となり巨大なフレアが地球方向に放出されることが原因だとしている。

    ロシアに隕石が落下し、地球に小惑星が接近している。3月にも新たな小惑星の接近が確認されている。追加情報の掲載を求めるリクエストをたくさんいただいた。また、これらの出来事を受けて、コートニー・ブラウン博士はビデオで新しい情報を出した。それにたいして、ウエブボットプロジェクトのリーダー、クリフ・ハイもネットラジオで意見を出している。次回のメルマガでは、これらの追加情報を詳しくお伝えする。


    今回の記事

    アメリカの「財政の崖」の引き金が引かれ、強制的な予算削減処置が発動することになった。まずこれに関して簡単にコメントする。

    次に、メルマガにも掲載したが、筆者が東日本大震災の約3週前に書いた記事を再度紹介する。2013年がどのような時期なのか知るのにちょうどよ記事なので、ブログでも紹介する。

    「財政の崖」による予算強制的削減処置の発動

    民主党と共和党の合意が期限中にできなかったため、3月1日、「財政の崖」による予算強制的削減処置が発動することがほぼ確実となった。本格的に発動すると、10年間で2兆1000億ドルの予算削減となる。これは毎年2100億ドルの削減だ。米国予算の5%の削減となる。

    削減の負担がもっとも大きいのは防衛費で、毎年13%ないしは14%規模の大幅の削減になる。

    米経済への影響も深刻だ。これが本格的に実行されると、約2%ほどのマイナス成長になるのではないかと見られている。

    連邦予算がつかなくなる

    アメリカの抱える問題はそれだけではない。周知のようにアメリカでは、米国債の発行上限を定めた「国債の発行上限」が存在しているが、この枠を越えて国債を発行するためには「債務上限引き上げ法案」を米議会が可決しなければならない。

    いつものように、これを政局化した共和党の抵抗で法案の通過は難航し、やっと1月31日になって、3カ月分の予算をカバーするだけの上限引き上げが行われた。いま連邦政府の手持ちの予算と合わせると、これで5月19日までの予算の工面はつく。また、連邦政府がやりくるいすれば、8月までの予算は確保できるとしている。

    連邦政府の閉鎖と米経済の失速

    しかしもし、この最終期限を越えても上限引き上げの延長が実現しなければ、政府は予算を組むことができなくなるため、連邦政府の閉鎖という事態になる恐れも出てくる。

    いま日本でもアメリカでも、この危機感が大きく喧伝されている。

    このように、「財政の崖」による「赤字強制削減処置」による米経済の失速、ならびに連邦政府の閉鎖という事態にでもなれば、米国債の信用は下落し、それにより米国債の格下げなどという事態にもなりかねないと言われている。

    連邦政府の閉鎖は頻繁に起こる

    連邦政府の閉鎖などと聞くと驚くが、実はアメリカの現代史では比較的にしょっちゅう起こっている。「債務上限引き上げ法案」の可決は、かなり以前から民主党と共和党によって、相手から最大限の譲歩を引き出すための政治的な常套手段として使われており、さほど不自然なことではない。以下が近年に起こった連邦政府の閉鎖である。

    1981年 米国連邦政府閉鎖
    1984年 米国連邦政府閉鎖
    1990年 米国連邦政府閉鎖
    1995-1996年 米国連邦政府閉鎖

    クリントン政権期の1995年から1996年にかけての米国の政府閉鎖では以下のような影響が出た。

    ・368の国立公園、国立美術館、博物館、科学館などが閉鎖
    ・パスポートの発給が停止し20万人に影響
    ・毒物処理機関の閉鎖
    ・社会保障給付や恩給の停止

    一方、重要な政府機関の閉鎖は回避され、航空交通管制や郵便など重要な機関も閉鎖されなかった。(ウィキペディアより引用)

    これを見ると、それなりに大きな影響があるにはあったが、米経済の失速に至るようなものではなかった。事実、1995年から1996年の期間は米経済の回復期と重なっており、景気はかなりよかった。

    その意味では、たとえ連邦政府の閉鎖があったとしても、その影響はかなり限定的であったと見てよい。

    予算強制削減処置の影響も限定的

    では、いま引き金が引かれた予算強制削減処置の影響はどうだろうか?たしかにこれが全面的に実施された場合、その影響はかなり大きいと見なければならない。

    しかし、実際の交渉の過程を見て見ると、民主党と共和党の合意は、予算強制削減処置の引き金が引かれた3月にも実現する可能性が高いと見られている。

    それというのも、アメリカ人の市民生活に影響が出てくると、米国民の合意に抵抗している共和党に対する批判が強くなり、共和党は妥協せざるを得なくなるからだとされている。

    いずれにせよ、予算の大規模な削減処置が実施される前に、両党の間で妥協が成立し、影響は限定的なものに止まると見られている。事実、そうなるだろう。

    スクラップアンドビルドの国、アメリカ

    このように、アメリカは連邦政府閉鎖だの、米国債の償還ができずデフォルトするだの、また予算の強制削減だの、政治的な対立が原因で政府が機能しなくなるぎりぎりまで追い込まれながら、寸前のところで危機を回避し、また成長するというパターンを繰り返している。

    その意味から言えば、今回の大騒ぎもアメリカの歴史に埋め込まれた伝統的なゆらぎだと見た方がよい。3月を過ぎると妥協が成立し、何事もなかったような状態に戻ることだろう。

    本当の危機は想定外の危機

    「予算強制削減処置」や「債務上限引上法案」がよい例だが、想定できる危機は回避され、大事に至ることはない。したがって、「~のような危機が存在する。したがって、~という大変な事態になる」というような、既存の問題から危機を論理的に導き出すような予想は、ほぼ間違いなく外れる。

    では、システムの崩壊の引き金となる本格的な危機とはどのようなものなのか?それは、このブログの記事やメルマガで何度も書いているように、だれも想定していないところで起こる「想定外の危機」なのだ。ここではこれを「ブラックスワン」と呼んでいる。

    ブラックスワンの予測は大変に困難

    だが、どこにブラックスワンが存在しているのか予測することは大変に難しい。それというのも、何度も書いている通り、ブラックスワンは論理的な思考の「外部」に存在し、理性的なアプローチの彼岸にあるからだ。

    ブラックスワンとは集合無意識の変化か?

    数々の歴史的な出来事を見ると、人々の集合的な感情が予想を越えて爆発し、コントロールできなくなることがしばしば起こる。戦争を求める国民の熱情を押さえ切れなくなった第一次大戦時のヨーロッパの政府、権力闘争の手段として毛沢東の主導で開始されながらも、コントロールの効かなくなった民衆のエネルギーが爆発した中国の文化大革命、チュニジアの野菜売りの青年の自殺がきっかけとなった「アラブの春」など枚挙にいとまがない。

    もちろん、「アラブの春」が良い例だが、小さなグループのしかけた運動が巨大な社会運動に拡大するのを意図的に誘導する勢力は絶えず存在する。

    だが、こうした勢力と言えども、社会の表面で頻繁に起こるどの抗議運動が、歴史を変えるような大規模な運動に拡大するかまでは予測できない。事実、米国務省の支援で「アラブの春」を仕掛けたベオグラードに本拠を置く組織、「CAVAS」は、これまで約50カ国で運動を仕掛けたが、実際に革命にまで拡大したのは数件にすぎないことを認めている。

    民衆の集合的な感情は突然と高まり、荒々しい感情のエネルギーの渦となりながら、歴史の巨大な変化を実現してしまう。集合的な感情のうねりが個人ではコントロールできない。それは、それこそ集合無意識から突然と現れる荒々しい力ではないだろうか?

    このブログをはじめたきっかけ

    ところで、筆者はこのブログを2007年5月にはじめた。講演会などでは、「コルマンインデックスを紹介したかったのでブログをはじめた」と言っていたが、実はよく考えて見ると、そうではないことに気づいた。

    筆者には特殊能力も霊感もまったくない。普通のオヤジである。飲み会の余興で手相を見る程度だ。

    だが、2007年5月頃から、通常の意識では見ることのできないものかが、多くの民衆が共有する集合無意識で目を覚まし、我々の心の深層から意識や社会の表面に姿を現わしつつあるのではないかという予感が強くしたからだ。その言葉にならない実態がなんであるのかつかむために、コルマンインデックスやその他多くのスピリチュアル系の枠組みを参照したのだ。

    実は、この予感は毎年強まっている。特に2013年に入ってからは、極めて強くなっている。

    予感を言葉にしようとした過去の記事

    この予感がどういうものであるのか、あくまでコルマンインデックスを参照しながら書いた過去の記事がある。それは、東日本大震災の約3週間前の2011年2月14日に書いた「あらゆる大きな出来事の共通テーマ、「抑圧されてきたものの噴出と統合」である。

    もしその後に起こった東日本大震災を「抑圧されたエネルギーの噴出」と解釈するなら、予感は的中したことになる。

    筆者は、ここに書いた予感が日増しに強まっている。まだはっきりした言葉にはならないが、集合無意識が大きく動き、何かが出現しつつあるように思う。

    もしかしらた重要になるかもしれないので、全文を掲載することにした。以下である。

    あらゆる大きな出来事の共通テーマ、「抑圧されてきたものの噴出と統合」
    2011年2月14日


    抑圧されたものが噴出し、隠されてきたものが暴かれる過程

    コルマン博士は、「これまでのサイクルでは人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化されたが、第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」という。これは言い換えると、抑圧されてきたものが統合を求めて噴出してくるということを指しているはずだ。

    つまり、「これまでのサイクルでは人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化された」ということは、「左脳的もの」か「右脳的なもの」どちらか一方がいつも抑圧の対象となってきたということだ。

    そしてこれから始まる第9サイクルで「左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れる」ということは、これまで抑圧の対象となってきたものが噴出し、意識への統合を求めてくるということだろう。

    「抑圧されてきたものの噴出と統合」というのが、第9サイクルのテーマだということだ。

    このような視点からいま起こっている世界中の変化を見ると、確かにこの共通したテーマに貫かれているように見える。ここでいう「抑圧されたもの」とは、秘密や隠された慣行、過去の歴史的な矛盾やトラウマ、歴史的な事件や出来事の真実、人々の欲望や欲求など、抑圧の対象であったさまざまな内容であるはずだ。

    最近、世界では以下のような出来事が起こった。

    ウィキリークスによる外交公電のリークと秘密の暴露、朝鮮戦争へと発展しかねなかったヨンピョン島の攻撃、チュニジア、エジプトからその他の中東諸国へと急速に拡散している民衆運動の波、ユーロ崩壊の危機、ドルのさらなる信用失墜などであろう。

    もちろんこれらの出来事にはそれぞれ独自の原因が存在している。しかし、これらはすべて事件や事故のような突発的に起こった新しい出来事ではない。これまで長期間に内在していた矛盾が臨界点に達し、何かの出来事をきっかけにして表層に噴出してきた事件である。

    21世紀に入ってから多くの歴史的な事件が相次いでいる。こうした事件や出来事のすべてが、内在している矛盾の表層への噴出という図式で捉えられるので、この図式にはたいした意味はないという反論が成り立つかもしれない。

    しかし、いま我々が目にしている事件は、9.11同時多発テロやアフガン攻撃、それにアメリカのイラク侵略などとは明らかに異なっている。こうした出来事は突発的な事件性という性格が強い事件である。だれも予想していなかった事件なので、「やっと起こったか」とか「ついに起こったか」というような既知感は存在しない。強い驚きというのが共通した感覚だ。

    一方、いま起こっている事件はそうではない。ウィキリークスが暴露する外交公電の内容に人々は「やはりそうだったのか」とうなずき、朝鮮戦争になりかねないヨンピョン島の攻撃には「ついに来たか」という印象をもつ。そして、チュニジアやエジプトの民衆革命は、その国の事情を多少とも知るものなら、「やはり来たか」という思いを抱くことだろう。

    こうした既知感が強いのは、起こっている事件や出来事は新しいものではなく、過去からすでに内在している矛盾の噴出だからである。

    これは日本で起こっていることでも同様である。内在している矛盾が臨界点に達して表層に噴出する出来事は後がたたない。尖閣諸島の問題発生で明らかとなった日中の密約の存在、勝手なシナリオ作りによる特捜検察の手口の暴露、大相撲の八百長慣行、沖縄返還時の日米の密約の暴露などはこうした問題のほんの一部だ。

    崩れ去る自明性と構造的な矛盾

    これらの事件は、きちんと機能していると信じていた我々の社会システムが、いかに多くの矛盾や不正の抑圧のもとに成り立っていたのかを一気に白日のもとにさらした。そして、社会システムのいわば裏が明らかとなることで、社会システムに対して我々がもつ「最低の信頼感」という自明性はもろくも崩れ去った。

    こうした事件が起こる前、我々は「検察もときには大きな間違いを犯すが、総じて制度としては機能しているはずだ」とか、「大相撲ではときとして八百長をする不逞の輩が出てくるが、制度としの大相撲そのものは国技なので健全なはずだ」というような最低限の信頼は成り立っており、それを当たり前なこととして生きていた。これが我々の常識だった。つまり、どんな大きな事件があっても、それは「悪い奴」がいたからであり、それを取り除きさえすれば、制度は健全なものに戻ると信じていた。

    いわばこれは、起こった事件は制度やシステムのバグであり、取り除きさえすればもとの正常な状態に戻るという考えだ。

    しかし、実態はバグどころの話ではなかった。特捜検察のシナリオ作りは「筋読み」という、日本の検察の機能を100年以上支えてきたなくてはならない手法であったし、十両の八百長も、このクラスの全力士が給料をもらえるようにしている、いわば何年も続く公然の秘密であった。

    ということでは、表面化した事件は、制度にたまたま生じたバグどころか、それなくしては制度そのものが機能しなくなる制度の裏の部分、つまり制度の構造に深く埋め込まれた影であったのだ。

    そしていま、この「影の部分」が勢いよく噴出してきたというのが「いま」という時間の特徴なのだ。

    これはエジプト革命でもそうだ。ムバラクの長期政権のエジプトは、決して停滞した社会ではなかった。経済成長は年率5%~7%あり、IMF(国際通貨基金)はエジプトを「中国やインドに続く次の新興国」として位置付けていた。

    しかし、そうしたムバラクのエジプトは、反対勢力に対する弾圧と抑圧があってはじめて成立することのできた体制であった。弾圧と抑圧は、ムバラク体制に構造的に組み込まれていたのである。

    そして、そのような抑圧された内在的な矛盾が臨界点に達し、体制にそのものを崩壊させたのが今回の出来事だ。

    抑圧されたものの噴出とその統合

    我々は世界各地で抑圧されたものの噴出を見るようになった。コルマンインデックスの第9サイクルに入ると、この噴出はいっそう激しくなるだろう。では、噴出した内容はどうなるのだろうか?それは、システムや体制を破壊する力としてだけ作用するのだろうか?

    上にも述べたように、コルマン博士は「第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」と言っている。

    第9サイクル以前は、左脳か右脳の一方が優位に立つため、一方が抑圧されるという関係にあった。第9サイクルではその抑圧が解除され、抑圧されていた一方の脳が全体としての人格に統合されるということだ。

    そのように見ると、抑圧された内容の噴出は、やはりシステムや制度に統合されなくてはならないし、その統合を実現するのが第9サイクルのテーマだということだ。

    統合するために変化し変容するシステム

    だがその統合は簡単には進まない。抑圧されたものの統合が実現するためには、システムや体制、また制度が大きく変容し、統合が達成できる構造へと進化しなければならないのだ。この新しい構造をもった体制や制度こそ、おそらく「左脳と右脳が統一した統合的な意識」に相当するものだろう。

    個人でも進む同様の過程

    また、抑圧されたものの噴出と、その統合による体制や制度の変容というプロセスは、社会の事件や出来事に限定されるわけではない。個々の人間の内面でも起こっていることだ。

    これも以前の記事に書いたが、自我や意識やこれまで無意識へと抑圧してきたトラウマ、怒り、欲望、あきらめ切れない思いなどさまざまなものが噴出し、これを統合するために、意識の変容が迫られる過程でもある。

    もちろん、抑圧された噴出物は、トラウマのような否定的な内容だけとは限らない。思考の合理性のもとで抑圧されていた直観力やインスピレーション、そして夢やイメージなども意識の表面に勢いよく現れてくるはずだ。

    そして、そうしたものすべてを包含する過程で出現する新しい意識のあり方が、おそらく第9サイクルに出現が予定されている意識なのだろう。

    同じ変化は自然環境でも起こる

    そしてなによりも、我々は同じテーマにもとづく変化が自然環境で起こっていることを目撃している。それは、巨大地震、洪水、干ばつ、氷床の溶解などの年々巨大化する自然災害だ。

    こうした自然災害も、地殻の歪みが臨界点に達してエネルギーが放出されるように、出現が抑圧されていた矛盾の蓄積が臨界点に達して、表層に噴出したものとして見ることができる。

    抑圧されていたものの噴出が終わった過程で出現するのは、これまでとは違った地球環境であろう。

    社会、個人、自然が共時的に進む過程

    このように、抑圧のされたものの噴出とその統合による変容という過程は、社会や個人、そして自然環境まをも結ぶ共通した糸である。少なくともいま、我々が目撃している変化は、この共通のテーマのもとで、社会と個人、そして自然環境が相互にシンクロしながら進んでいるように見える。

    それはあたかも、社会も個人も自然も、それぞれを横糸や縦糸として織り込まれて行くひとつの壮大な織物のようだ。我々はまさにこの共通テーマの織物に組み込まれているのだといってもよい。

    では我々はどうすべきなのか?

    個人が経験する抑圧されていたものの噴出という現象は、善か悪かという価値判断では捉えられない。それは、これまでのプライドや自我に対する執着が突然と消失し、体験したことのないインスピレーションや直感が湯水のように湧いているくる過程かもしれないし、反対に、過去のトラウマが解決を迫って頭をもたげてくる過程でもあるだろう。

    大抵は、この両者が同時平行に進む過程となるはずだ。ユング派の深層心理学に「個性化」という概念がある。「個性化」とは、これまで人格から排除されていたさまざまな感情や性格を人格へと統合し、ひとつとないユニークな個人となる過程のことをいう。「個性化」へと向かう力は強烈で、人生の過程で誰しも経験するという。

    ユング派のこのような言葉を借りるなら、コルマンインデックスの第9サイクルとは、個性化の過程が限界点まで強化される時期なのかもしれない。

    内面のそのような変化に直面して我々ひとりひとりはどうするべきなのだろうか?答えは比較的に単純である。変化を受け入れ、変化させる流れが我々をどこに連れて行くのか旅を楽しむことだ。

    同時に、我々のなかからは変化を押し止どめ、これまでの自己に止まり、溢れでてくるインスピレーションやトラウマを再度抑圧する方向を選ぶ人々もでてくるだろう。

    しかし、我々ひとりひとりが時間を共有した巨大な織物に組み込まれている以上、変化を押し止どめることは土台不可能なのだ。

    変化の彼岸に待っているのは、少し変容した意識と感情をもった新しい自己の姿であろう。そしてそうした新しい自己には、それに適合した社会環境や、そして自然環境さえも存在しているはずだ。そうした新しい自己は、その理想的な社会環境の構築へと向かって、もっとも自然な形で歩み出すはずだ。

    個々の人間を結集させたこうした歩みのなかからは、おそらく新しい意識に適合した社会システムが構築されてくるはずだ。

    以上である。

    半分だけ捉えた?

    実は筆者は、この2年間で、この集合無意識から噴出してくるものの実態を半分くらい認識できたかもしれない。このブログ、そして特にメルマガで書いて行くつもりだ。

    それは、大いなる希望の光でもある。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

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