2013-03

    いま起こっていること

    3月26日

    いつも記事を読んでくださっている読者に感謝する。

    新刊本のご紹介

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    「ヤスのしゃべり場」 Vol.4 4月20日(土) 開催!

    しゃべり場のホームページとブログができました。よろしかったらどうぞ。

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    *急告!* ゲストに*エハン・デラヴィ*さんが登場します!


    オンラインお申し込みフォーム

    2013年春、時代はますます軋みを増し、日中間のかつてない緊張、旧体制の再浮上、超大企業の国家支配、ローマ法王の退位、巨大隕石の落下、キプロスの銀行閉鎖、北朝鮮の暴発……など、想像を超えた現象が噴出しています。これらは何を意味しているのでしょうか。

    これらの「社会的断層」の地滑りともいえる諸現象に対して、多方面の情報収拾と分析を信条としてきた高島康司氏は、どんな共通するメッセージを受けとり、そしてどこに行こうとしているのか。ハワイのシャーマン、ウェスルマン博士との2013年1月の出会いで、高島氏は、「ウエスルマンとの対話は、私の一見バラバラな関心がどこに向かっているかに気づかせ、私を「個性化」させてくれる意味で、大変重要なものだった」と語っています。

    そこで「ヤスのしゃべり場」第4回は、「*集合的無意識=ブラックスワンの噴出と試練、そして個人の個性化へ*
    」というテーマで、高島康司氏に、社会情勢の分析から、オーバーソウルまで、存分に語っていただきます。

    そしてそのカウンターバートには、スピリチュアル・ウォーカーとして世界各地を長い間冒険して回り、2012年を通り越して、自らの内省を深め、世界の人類としての意識の進化とルネッサンスを説く、エハン・デラヴィ氏です。
    ヤスの講演後、その講演を引き取って、「*2013年 のトラウマとルネサンス*」というテーマで語っていただきます。

    一見おふたりはかなり異なった考え方の持ち主だと感じるかもしれませんが、しかし二人を知るしゃべり場プロデューサーの川島克之は、二人の意外な近似性に気がつき、二人を引き合わせると面白いのでは、と感じました。
    二人とも、世界のできごとを、意識あるいは無意識の出来事としてとらえ、意識の進化、そして覚醒、さらには自らの内なる「神仏」を説いている、ということです。

    またエハン氏は、日本に初めてリモートヴューイングを紹介した方でもあり、これまでも将棋の羽生善治 王位・王座・棋聖など千人以上の方に教え伝えてきた実績を持っている、とのことです。

    超能力ではなく、誰もが本来持っている能力といわれるリモートヴューイングは、今後小学校の授業に導入が検討されてるとかで、ますますニーズが高まっていく可能性があるでしょう。
    ヤスさんのブログでも出てくるリモートヴューイングについて、おふたりの間で、議論になるかもしれません。

    さて、果たしてヤスとエハン氏はその生きるビジョンや目的において深く通じ合うのか、はたまた論争になるのか、それは参加した人だけが共有できる世界。
    一期一会の「しゃべり場」に、ぜひ皆様、お誘いあってご参加ください!

    ※すでにvol.4へお申込済みの方へは、再度ご案内申し上げます。

    時:4月20日(土)
    13:30 開場 (時間は若干変更することがございます)
    14:00~15:30 ヤストーク 「集合的無意識=ブラックスワンの噴出と試練、そして個人の個性化へ」
    15:45~17:15 エハン氏トーク(日本語) 「2013年 のトラウマとルネサンス」
    17:30~18:30 ヤス&エハン氏&川島克之 対談
    終了後、懇親会を予定
    所 :都内某所(申込みの方に直接御案内いたします)
    参加費:5,000円

    申込み方法は、下記の必要事項をご明記のうえ下記のメールアドレスまでお送りください。
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    電話番号(携帯優先)
    参加人数
    懇親会へのご参加有無(人数)

    しゃべり場事務局
    島田
    yasunoshaberiba@gmail.com

    エハン・デラヴィ
    1952年イギリス、スコットランド生まれ。ケルト族の末裔。1974年来日。シャーマニズム、リモートビューイング、医学、超常現象、古代文明、意識の進化など幅広いテーマを研究。卓越した情報力と流暢な関西弁で講演活動を行う。著書に「こわれかけたこの星に今してあげられること」(徳間書店)「日本を襲うテロ経済の本質」(ヒカルランド)など多数。
    エハンさんのリモートビューイング http://www.maca-pro.jp/RV22013-7


    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

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    有料メルマガのご紹介

    前回は、新しく即位した今回の法王がローマカトリック、最後の法王であるとする「聖マラキの予言」を解説し、いまローマ法王史の専門家も交えて論争になっている状況を詳しく紹介した。

    「聖マラキの予言」はそれぞれの法王を「モットー」と呼ばれる象徴で暗示している。「最後の法王」は「ペトロス・ロマーノス(ローマびとペテロ)」の名で象徴されている。果たして、フランシスコ1世がこれに当たるのか、「ペトロス・ロマーノス」につながるヒントをフランシスコ1世の周辺に探している。

    いくつかの解釈は存在するものの、多くの証拠から見てこの法王こそ「ペトロス・ロマーノス」であり、「最後の法王」であるとする解釈が多い。「聖マラキの予言」では、このときにローマは破壊されるとある。

    次に、北朝鮮の情勢には国防費の削減をくい止めたい米軍産複合体の意図がかかわっている可能性がある。いまのところはっきりした証拠はないが、そのような可能性があることを詳しく解説した。特にこれを、日本の植民地化と朝鮮戦争の民族的なトラウマを演出することで国を支配している「劇場国家」としての北朝鮮の権力構造から見て見ると、これまでにない視点が得られた。はからずも今回は、北朝鮮と米軍産複合体の利害は一致しているのである。

    前回はこのようなことを解説した。

    次回のメルマガ

    次回はまず、法王フランシスコ1世に関する黒いスキャンダルが明らかになっている。この人物が本当に「最後の法王」なのか異なった視点から検討してみる。

    次に、いま国内で大きな論争になっているTPPの実態について解説する。どうも、実態は国内で報道されていることとは大きく異なり、日本はTPPのターゲットではないようなのだ。

    TPPの実態は、いま進行している第3次産業革命を背景にして見ないとよく分からないのだ。我々が想像する以上の事態が進行している。「TPPはアメリカによる日本支配の道具」という反対論、または「TPPで日本は大きく成長する」という賛成論だけではまったく見えてこない側面が大きい。

    いつもメルマガは金曜日の早朝、(木曜日の午前0時過ぎ)に配信しているので、よろしかったらどうぞ。


    今回の記事

    まず今回は、いまネットで大きな話題になっているNASAのボールデン長官の、「地球に小惑星が接近していたら祈るしかない」という警告とも取れる発言が実際にどのようなものであったのか紹介する。

    次に、いま進行中の第3次産業革命に関するビデオをたくさん掲載する。メルマガと連動した記事だ。

    NASA長官の発言

    このブログの投稿欄でもご紹介いただいたが、いまネットではNASAのジョン・ボールデン長官の「小惑星が地球に接近していたら祈るしかない」という発言が話題になっている。日本では、「これはNASA長官が小惑星の激突が近いことを認めた発言ではないのか」との憶測を呼んでいるが、実際の発言内容を伝える日本語のサイトは少ないように思う。

    これは3月18日に開催された米下院科学委員会の公聴会で、ボールドウィン長官が行った発言だ。実際にころがどういう発言であったのだろうか?ボールドウィン長官は本当に小惑星の接近が間近であることを警告したのだろうか?

    最初に米下院科学委員会の公聴会の内容を紹介したのはロイターである。ロイター配信の記事は他の多くのメディアで再編集され、配信された。ここでは英国の大手紙、「デイリーテレグラフ」の記事を全文訳出した。

    デイリーテレグラフの記事全文翻訳

    小惑星激突に対するNASAのアドバイス:祈れ
    NASAのジョン・ブローデン長官は、地球に接近する小惑星の最も効果的な対処法は「祈る」ことだとアドバイスした
    フロリダ州、ケープカナベラル、ロイター発
    サラ・テティルトン編集
    2013年3月20日午後9時(グリニッジ標準時間)配信


    米下院議員にボールデン長官は、地球に激突する軌道にある未知の小惑星や隕石に対して、アメリカならびに他の国々ができる唯一のことは、祈りしかないと告げた。

    直系55フィート(17メートル)の隕石がロシアのチェルバビンスク上空で爆発し、衝撃波で窓ガラスが割れ、建物に被害が出た。1500人以上がケガをした。

    その日の遅く、昨年発見されたこの隕石とは無関係の小惑星が、17200マイル(27681キロ)という通信衛星よりも近い距離で地球を通過した。

    これらの出来事は「潜在的に危険な物体が高い頻度で地球の近辺に接近している活動的な太陽系に我々は生きていることの証明だろう」とテキサス州、民主党選出のエディー・バーニス・ジョンソン下院議員は言う。

    「先月の出来事が巨大な災害の原因とはならず、興味深い偶然に終わったことは幸運だった」と米下院科学委員会の議長であるテキサス州、共和党選出のラリー・スミス下院議員は言う。

    スミス議員は、地球を守るための費用と対応策を検討するために、火曜日に公聴会を開催した。

    NASAは地球の周辺に存在する直径0.62マイル(1キロ)以上の物体の95%を発見し、追跡している。

    「1キロよりも大きいこのくらいのサイズの小惑星であれば、地球の文明を終わらすことができる」とホワイトハウスの科学アドバイザー、ジョン・ホールデンは公聴会の議員に告げた。

    しかし、「都市を破壊できる」直径が165フィート(50メートル)の小惑星は10000個ほど存在していると見られているが、そのうち10%程度しか見つかっていないとホールデン氏は付け加えた。

    平均すると、このくらいの大きさの物体は1000年に一度の頻度で地球に衝突していると推定されている。

    「いま我々が入手している情報では、アメリカの人口を脅威に陥れる小惑星はない」とボールデン氏は言う。「だが、そのような物体が3週間で地球にやってくるなら、もはや祈るしかない」

    小惑星のモニターに一層努力し、国際的なパートナーシップを構築すると同時に、いまNASAは、地球に衝突する物体を回避するためのテクノロジーを開発する可能性を検討している。

    「地球に接近した物体が激突し、大きな人的被害とインフラの破壊をもたらす可能性が非常に低い。だが、それがもたらす被害はあまりに大きいので、このリスクは真剣に受け止めるべきだ」とホールデン氏は言う。

    約6億6千万年前、直径6マイル(6キロ)の物体が現在のメキシコ、ユカタン半島に激突し、これにより、恐竜ならびに地球上のほとんどの動植物が滅亡した。

    先月、ロシア上空で爆発した隕石は、1908年に830平方マイル(2150平方キロ)にわたり8千万本の木を倒したツングースの衝突以来のものである。

    ロイターより

    以上である。

    この記事から分かるように、ボールデン長官はかなり一般的な意味で小惑星や隕石の激突に注意を促し、いまの技術ではどうすることもできないと言ったまでで、小惑星の激突が間近であることを警告したわけではない。

    もちろんこれを、「NASAの長官が小惑星の激突があることを示唆した発言」として解釈することもできなおことはないかのしれない。だが、素直に読めばそのような解釈は難しいと思う。

    いずれにせよ、この記事をどのように見るかは読者の判断と解釈にゆだねたいと思う。

    進展する第3次産業革命

    2013年に入ってからの動きだが、いまもしかしたら第3次産業革が始まっており、これが背景となり、これから世界経済や世界情勢が大きく変化するのではないかという記事が方々で書かれるようになっている。

    産業革命という概念にはいくつかの解釈があるので、いま始まっているのが第3次産業革命なのか、第4次産業革命なのか解釈が分かれるところである。だが、製造業、通信、エネルギー、ITのさまざまな分野で新しいテクノロジーの導入による革命が進行していることは間違いないようだ。

    この動きを背景に読まないと、TPPの実態も見えてこないようだ。これはメルマガに詳しく書く。今回の記事はメルマガに連動している。ビデオはメルマガに掲載できないので、ブログに掲載した。メルマガの読者はビデオも一緒に見てほしい。今回の記事は、テクノロジーの解説は極力省き、ビデオの掲載を優先した。

    第3次産業革命を主導する3つのテクノロジーと製品

    1)3Dプリンター

    いま製造業を革命的に変革すると見られているのが3Dプリンターだ。コンピュータ上で作成した3Dのデータを3Dプリンターに送ると、どんなものでもその通りに加工してくれる。金型もパーツも、そして組み立て工程も必要ない。また、金型もこの方法で加工でいる。

    3Dプリンター紹介ビデオ


    ロンドンで開催された2013年3Dプリンター展示会


    3Dプリンターの大手、Zコープ社の紹介ビデオ


    3Dプリンターで加工した電気自動車


    3Dプリンターで成型した自動小銃


    3Dプリンターによる顔面コピーサービス
    これは「That's my face」のサイトにアクセスし、顔写真を2枚アップロードすると作ってくれる。価格は9000円くらいだ。


    また、「Shapeways」というサイトは、3Dのデータをユーザがアップロードすると、どんなものでも作ってくれるサービスを展開し、すさまじい勢いで伸びている。リンクはこちら。「Shapeways」

    2)ヒューマノイドロボット

    これまでの産業用ロボットは単純作業に特化していた。だが、人間とほぼ同様の複雑な作業が可能なヒューマノイド型ロボットが開発され、製造業の現場を変えつつある。サービス業への応用が期待されている。

    リシンキング バックスター
    ロボットの手を取り一通りの作業を教え込んだだけで、すぐにどんな作業でも行うことが可能なロボット。アメリカで飛ぶように売れている。


    ネクステージ
    日本の川田工業が開発したヒューマノイド型産業用ロボット、「ネクステージ」。人間と同様の複雑な組立て作業が可能。


    これらのテクノロジーで生産ラインは大きく変わり、労働力も削減されて、労働生産性が大きく上昇するため、中国などの新興国に移動した生産拠点が、先進国に戻るという逆転現象が起こっている。

    3)3Dホログラム

    日本では初音ミクの3Dライブで有名になった3Dホログラムの技術がさまざまな分野で適用されている。将来の映画やテレビもこのような方式になる可能性がある。

    テレプレゼンスと呼ばれる3Dテレビ会議システム
    遠隔地の人々が実際に目の前にいるかのように3Dで映る。目の目の男性はホログラム


    ライブコンサートとエンターテイメント
    カリフォルニアにいる人物をテキサスから見ている。


    有名な初音ミクライブ


    クルスティーデジタル社
    この初音ミクのテクノロジーの開発者。


    4)脳ーコンピューターインターフェース

    コンピューターに脳を直接結合し、脳の信号だけでコンピューターなどさまざまな装置を動かすことのできるテクノロジー。軍事利用が優先だが製品を出始めている。

    サイボーグテクノロジー
    かなり古いビデオだが、もっとも分かりやすい、5分10秒くらいから見てほしい。


    脳ーコンピューターインターフェースは、すでに一部で製品化している。

    Emotivという会社の製品「EPOC」。考えただけでゲームが操作できる。

    Emotiv社のリンク

    EPOCの紹介ビデオ


    EPOCで考えただけでゲームを操作する


    Microtellect社が開発中のBrainlink。考えただけでスマホの操作ができる。


    ベンチャー企業が開発したニューロフォン。考えただけでスマホで電話がかけられる。


    5)その他の有力な製品

    その他、有力な製品がいくつも開発され市場に出回る直前の状態になっている。

    グーグルメガネ
    年内にも発売になるメガネ型コンピューター。次世代のスマホになると言われている。


    装着した状態


    グーグルカー
    どんな自動車にも装着可能な完全自動運転システム、グーグルカー。


    文盲の人が運転する


    まだまだあるが、これからすごいことになりそうだ。この第3次産業革命で社会や世界経済、そしてなによりも我々の意識が変化するだろう。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

    驚異的な前世リーディングサイト
    遠い記憶・前世からの約束

    前世リーディング問い合わせ電話番号
    080-3128-8600

    筆者の友人の作家のブログ

    茶房ちよちよ
    駒村吉重のブログ。いつもの飯、酒、より道、脱線、思いごと


    便利な学校検索サイトです!

    海外子女.com

    投稿に関しては以下の方針に従い、どうしても必要な場合以外は削除しないことにしておりますが、他者の人格を傷つける不適切な表現がある場合は例外とし、予告無しに削除し、投稿禁止にする場合もあります。

    意味産出の現場としてのBBSやブログ

    また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

    いま何がおこっているのか?

    ヤスの英語

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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    試論 世界の多極化の隠された意味 社会的断層と歴史のトラウマの活性化

    3月17日

    今回の記事はかなり長いが、興味深い内容だと思う。いつも記事を読んでくださっている読者の方々に感謝する。

    新刊本のご紹介

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

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    「ヤスのしゃべり場」 Vol.4 4月20日(土) 開催!
    *急告!* ゲストに*エハン・デラヴィ*さんが登場します!


    2013年春、時代はますます軋みを増し、日中間のかつてない緊張、旧体制の再浮上、超大企業の国家支配、ローマ法王の退位、巨大隕石の落下、キプロスの銀行閉鎖、北朝鮮の暴発……など、想像を超えた現象が噴出しています。
    これらは何を意味しているのでしょうか。

    これらの「社会的断層」の地滑りともいえる諸現象に対して、多方面の情報収拾と分析を信条としてきた高島康司氏は、どんな共通するメッセージを受けとり、そしてどこに行こうとしているのか。
    ハワイのシャーマン、ウェスルマン博士との2013年1月の出会いで、高島氏は、「ウエスルマンとの対話は、私の一見バラバラな関心がどこに向かっているかに気づかせ、私を「個性化」させてくれる意味で、大変重要なものだった」と語っています。

    そこで「ヤスのしゃべり場」第4回は、「*集合的無意識=ブラックスワンの噴出と試練、そして個人の個性化へ*
    」というテーマで、高島康司氏に、社会情勢の分析から、オーバーソウルまで、存分に語っていただきます。

    そしてそのカウンターバートには、
    スピリチュアル・ウォーカーとして世界各地を長い間冒険して回り、2012年を通り越して、自らの内省を深め、世界の人類としての意識の進化とルネッサンスを説く、エハン・デラヴィ氏です。
    ヤスの講演後、その講演を引き取って、「*2013年 のトラウマとルネサンス*」というテーマで語っていただきます。

    一見おふたりはかなり異なった考え方の持ち主だと感じるかもしれませんが、しかし二人を知るしゃべり場プロデューサーの川島克之は、二人の意外な近似性に気がつき、二人を引き合わせると面白いのでは、と感じました。
    二人とも、世界のできごとを、意識あるいは無意識の出来事としてとらえ、意識の進化、そして覚醒、さらには自らの内なる「神仏」を説いている、ということです。

    またエハン氏は、日本に初めてリモートヴューイングを紹介した方でもあり、これまでも将棋の羽生善治 王位・王座・棋聖など千人以上の方に教え伝えてきた実績を持っている、とのことです。

    超能力ではなく、誰もが本来持っている能力といわれるリモートヴューイングは、今後小学校の授業に導入が検討されてるとかで、ますますニーズが高まっていく可能性があるでしょう。
    ヤスさんのブログでも出てくるリモートヴューイングについて、おふたりの間で、議論になるかもしれません。

    さて、果たしてヤスとエハン氏はその生きるビジョンや目的において深く通じ合うのか、はたまた論争になるのか、それは参加した人だけが共有できる世界。
    一期一会の「しゃべり場」に、ぜひ皆様、お誘いあってご参加ください!

    ※すでにvol.4へお申込済みの方へは、再度ご案内申し上げます。

    時:4月20日(土)
    13:30 開場 (時間は若干変更することがございます)
    14:00~15:30 ヤストーク 「集合的無意識=ブラックスワンの噴出と試練、そして個人の個性化へ」
    15:45~17:15 エハン氏トーク(日本語) 「2013年 のトラウマとルネサンス」
    17:30~18:30 ヤス&エハン氏&川島克之 対談
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    1952年イギリス、スコットランド生まれ。ケルト族の末裔。1974年来日。シャーマニズム、リモートビューイング、医学、超常現象、古代文明、意識の進化など幅広いテーマを研究。卓越した情報力と流暢な関西弁で講演活動を行う。著書に「こわれかけたこの星に今してあげられること」(徳間書店)「日本を襲うテロ経済の本質」(ヒカルランド)など多数。
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    今回は、北朝鮮の情勢を解説した。人類学者のハンク・ウエスルマン博士との対談でも話題になったが、2013年は集合無意識に抑圧されているさまざまなものが最終的な解決を求めて噴出してくる時期になる可能性がある。

    世界のさまざまな地域には、歴史の集合的なトラウマが蓄積された「社会的断層」が存在するが、そのようなもののひとつとして、いま緊張している北朝鮮の情勢を解析した。

    次回のメルマガ

    新しい法王が決まった。いまローマ法王史のジョン・ホーグなどの専門家が「聖マラキの予言」のさまざまな解釈を提示している。やはり、新しく選出されたフランシスコ1世こそ「ペトロスロマーヌス」であり、「最後の法王」であるとする解釈が圧倒的に多い。新法王の周辺には「ペトロスロマーヌス」であることを示す印が多数存在する。極めて興味深い。それを詳しく紹介する。

    次に、北朝鮮に関する追加情報を得た。これを詳しく紹介する。

    最後に、もし紙幅に余裕があれば、いまヨーロッパで進行している重大な変化について解説する。

    関心がある方はぜひどうぞ!

    今回の記事

    今回は世界の多極化の背後に隠された集合無意識的な意味を探る。極めて興味深い結果が得られた。今回の記事はメルマガの内容と一部連動している。メルマガの読者はぜひこの記事も読んでほしい。

    世界の多極化とは基本的になにを意味するのか?

    世界の多極化が叫ばれて、すでに久しい時間が経つ。アメリカは以前世界経済の中心として機能しているものの、キリスト教原理主義とネオコンを母体に成立したブッシュ政権による強制民主化の外交政策でアメリカの政治的な威信は失墜し、アメリカの世界覇権の柱のひとつであった「民主主義のモデル」としての求心力を完全に失った。

    一方、アメリカ以降の世界覇権の担い手として期待されたEUは、2008年のリーマンショック以後始まったユーロの信用不安で経済的・政治的な求心力を失い、一時は分裂の可能性まで指摘されるようになり、次期覇権の担い手には到底なり得ないことがはっきりした。

    そのようなとき、中国は経済的、政治的に台頭しアジアの地域覇権国になることを目標としているが、中国の覇権の構想は中国の国益の一方的な保護に重点がおかれ、他の国々が同意できるようなバランスのある秩序の構築へと向かっているようには見えない。

    これは中央アジアの覇権を再構築し、旧ソビエトの勢力の回復を目指すロシアも同じ路線である。ロシアの中央アジアの覇権構想はやはりロシアの勢力圏の拡大にしかすぎず、長期間機能できるバランスのよい秩序のイメージが見えてこない。

    こうした動きを背景に、「アラブの春」以降中東は西欧型の民主主義ではなく、独裁政権によって厳しく弾圧されていたイスラム原理主義が復権し、エジプトを筆頭に各地で原理主義政党が躍進している。

    また東アジアでは、中国の地域覇権構築の動きは南シナ海と東シナ海でベトナム、フィリッピン、マレーシア、そして日本との間に摩擦を引き起こし、武力衝突も十分あり得る緊張した状況になっている。

    アメリカの覇権は失墜し、世界が多極化していることはもはや誰の目にも明らかだ。

    アメリカの経済は維持しつつ、覇権は失墜する

    しかし、これはアメリカの経済的な退潮と失墜を意味するわけではない。前回の記事にも書いたように、3Dプリンターなどの新しいテクノロジーの導入などによる製造壕の復権、シェールオイルやシェールガスのエネルギー革命などにより、米経済はかなり力強く回復している。その意味では米経済の金融覇権と基軸通貨としてのドルは存続するので、米経済の地盤沈下からアメリカが覇権を失うというシナリオではもはやない。

    もちろんいまでもネットを中心に、米経済の将来的な破綻からアメリカの覇権の失墜を予測するクラッシュシナリオが出回っているが、いまの米経済の動きを見ると、おそらくそのようなクラッシュシナリオにはならないのではないかと思う。

    覇権の3つの柱

    では、米経済が安泰なのでアメリカの覇権が継続するかと言えばそうではない。アメリカの覇権には3つの基礎が存在する。それは、1)民主主義の世界的なモデルとしての政治的・イデオロギー的な求心力、2)世界最大の経済としての求心力、3)世界の警察官としての軍事的な求心力の3つの柱である。

    これを見ても分かる通り、いまのアメリカが維持できているのは2)の経済的求心力だけである。これは、これからもかなりの期間維持されるだけではなく、強化されながら存続する可能性が大きい。その意味では、ドルとアメリカの金融を中心としたアメリカの経済覇権に関する限り、存続するはずだ。

    喪失した民主主義のモデルとしての柱

    一方、もっとも重要な1)の民主主義のモデルとしての政治的な求心力は、8年間に及ぶブッシュ政権によるイラク侵略の失敗、強制民主化による世界の混乱、そしてなによりも、キリスト教原理主義と茶会派のような草の根極右の台頭によって、実はアメリカが理想とする民主主義の基礎は、基本的人権や言論の自由という近代法の普遍的な原理ではなく、16世紀のようなキリスト教原理主義カルトや、18世紀の建国時に存在した独立自営農民の共同体を理想化し、21世紀のグローバル社会の変化を受け入れることをかたくなに拒否する茶会派のような前時代的なイデオロギーという、いわばアメリカだけに独自なカルトに根ざしていることが明らかになってしまった。

    アメリカの精神的な基礎の重要な一部は、ローカルなカルトでしかなかった。もちろんいまのオバマ政権は、アメリカのこうした伝統的なカルトとは縁を切った政権である。しかし、アメリカという国家の深層にある精神構造がさらけ出された以上、これを無視して「普遍的な民主主義的価値の守護者」としの位置に戻ることは基本的に不可能だと見た方がよい。

    失いつつある軍事的な柱

    では、3)の世界の警察官としての軍事的な求心力はどうであろうか?

    もちろん、アメリカの軍事力は他の国々を圧倒している。中国がいまのアメリカの規模になるには、現在の成長を維持しても2030年までかかると見られている。その意味では、アメリカの軍事的な優位は相当の期間揺るがないと見た方がよい。

    しかし、世界の紛争に介入し、これを抑止できるような警察力としてその軍事力を使い、既存の世界秩序を保持できるかと言えばそうではない。

    リビアやシリアの内戦への不介入、イラク撤退、2014年のアフガン撤退に見られるように、アメリカはすでに世界の紛争地域に対するコミットメントを減少させつつある。

    その大きな理由となっているのは、大きな財政赤字によって肥大化する軍事費を抑制しなければならない状況にあるからだ。

    軍事費の削減はこれからどんどん進む可能性が大きくなっている。それというのも、「財政の崖」の引き金が引かれ、予算の強制削減処置が発動したからだ。

    今年度は850億ドル(8兆円)の予算が削減されることになっている。一時はこの処置の発動で米経済はマイナス2%程度になるのではないかと言われていたが、強制予算削減処置の米経済に対する影響はかなり限定的であることが明らかになった。その証拠に、米株価は米経済の回復を反映して史上最高値を更新しつつある。

    しかしながら、予算削減の大きな部分を担うのは国防費の削減である。これに軍産複合体は恐怖していると見て間違いない。

    もちろんまだ実際に国防費の削減は行われたわけではないが、実際に実施されると10年間で総額5000億ドル、毎年8%の削減となる。早ければ、新しい会計年度が始まる3月27日にも実施される。

    実は、すでにこれを見越して軍の削減は進んでいるのが現状だ。日本では、バージニア州の海軍造船所の3万人のリストラが報道されているが、削減はこんなものではない。

    ストラトフォーなどの軍事情報に詳しいシンクタンクの評価によると、1)後方部隊の訓練中止、2)海外に展開する部隊数の削減、3)空母機動部隊の母港待機、4)海外基地の縮小などがすでに進んでいる。

    最大の削減は東アジア

    中東では2隻の空母が配備される予定であったが、1隻に削減された。だが、ストラトフォーなどによると最大の削減が予定されている地域は東アジアだとしている。

    まだ日本の米軍基地には削減の波は来ていないが、韓国の米軍基地は順次削減し、ソウルの南にある基地に統廃合する方向が決定している。これに伴い、これまで米軍が中心であった米韓合同軍の指揮系統を、韓国軍に委託し、規模を縮小させた米軍が韓国軍の指揮下に入ることになった。ちなみに今回行われている米韓合同軍事演習、「キー・リゾルブ」は韓国軍の指揮のもとに実施されている。2015年には移行が完了する。

    これから予算削減の波は、将来日本の米軍基地にも及ぶ可能性が極めて大きい。

    このように見ると、アメリカは世界各地の紛争に介入し、これを抑止できる軍事力の確保は今後かなり難しくなると見ることができる。事実、すでにそうなりつつある。

    世界秩序の維持ではなく、国益の確保のための軍事力

    おそらくこれからは、アメリカの軍事力は国益の焦点となる核心的な分野に重点的に投入される傾向が強くなり、覇権と国際秩序の維持のためには投入する余地はかなり限定されてくるはずである。

    その意味では、アメリカは世界覇権の維持というよりも、国益の維持に必要な限りで世界にかかわるという傾向が強くなるはずだし、すでにそうした兆候ははっきりしている。それこそ日本や韓国のようなアメリカの国益の核心的な地域が攻撃されない限り、アフガンやイラク戦争のように、アメリカ軍が世界の紛争で出動するということはあまりなくなると見ることができる。

    普通の経済大国に近い位置

    では、このように経済の優位性は維持しながらも、もはや政治的、軍事的に覇権を取る力を失ったアメリカはどのような国になるのだろうか?

    簡単に言うなら、あくまで複数の地域覇権国が存在する多極化した秩序における大国のひとつというイメージに近くなるはずだ。

    社会的断層から多極化を見る視点

    さて、多極化のこのような現状はすでによく知られたことである。特に新しい情報でもなんでもない。しかし、この多極化の現状をまったく別の視点から見るとこれからはっきりしてくる可能性のある新たな現実の局面が見えてくる。

    社会的断層とは?

    このブログおよびメルマガでは、「社会的断層」という概念からいまの世界を見る視点を模索してきた。何度も書いているが「社会的断層」とは、戦争、紛争、侵略、虐殺など歴史的な出来事が社会集団に刻印したトラウマのことである。このトラウマは「過去の悲劇」として、民族などの社会集団全体の集合的な記憶として共有される。

    たとえば、広島と長崎の原爆や東京大空襲、南京事件がそうであるように、「過去の悲劇」は民族の共通の記憶になり、公教育を通して広く共有される。それとともに、記念式典、追悼集会などのさまざまな儀式を通して、記憶とそこが内在する「悲劇の出来事」を追体験し、「悲劇の記憶」が生き生きとよみがえるように、それこそ何度も繰り返し開催される。それは、社会集団の深い深層無意識にまで到達するトラウマの記憶を形成する。この集団的な深層無意識の記憶層を「社会的断層」と呼ぶ。

    昨年の7月20日に、「未来はどのように決定されているのか?」という記事を書き、そこで「自己組織化臨界状態にあるストレスが溜まった断層」という見方を紹介した。これの最大のものが「歴史のトラウマが刻印された社会的断層」である。

    社会的断層と恨み

    もちろん、「社会的断層」にトラウマとして刻み込まれているのは「悲しい悲劇の感情」だけではない。かつての敵に対する憎しみ、恨み、そして復讐心のようなネガティブな感情も刻印されている。歴史的な出来事の記念式典や追悼集会では、このようなネガティブな感情の再確認も行われる。

    社会集団の刷新と再生

    そしてなによりも重要なのは、社会集団はこのような共通した記憶層を共有することで、集団としての一体性が高まるということだ。その意味では、記憶層の共有を通して、これまでまとまりのなかった人間の集合体が、統合性のあるひとつの社会集団として再組織化されるということでもある。つまり、民族のような社会集団は固定しているものではなく、記憶の共有とともに絶えず刷新されるということだ。

    普段は意識に表層には上らない集合的トラウマ

    しかし、他方、歴史的なトラウマのエネルギーを内在させているこうした「社会的断層」の存在を我々は意識して生きているわけではない。日常の生活では、我々は歴史的なトラウマの記憶はまったく忘れて生活しており、「社会的断層」の存在に気づくこともめったにない。

    ましてや、ここに蓄積されている感情のエネルギーの強さにもまったく気づくことなく生活している。「社会的断層」は集合無意識の一部なのだ。

    「社会的断層」こそブラックスワンのひとつ

    このブログとメルマガでは、「危機が予見されるとき、関係機関は回避に必死になるので、危機は回避される」ということを書いて来た。危機の本当の引き金になるものは、だれも予測していないパニック的な出来事である。これをこのブログやメルマガでは「ブラックスワン」と呼んできた。

    そして、これもすでに何度も書いたことだが、最大の「ブラックスワン」こそ「社会的断層」の刺激による歴史のトラウマのエネルギーの噴出である。

    これが引き金となって危機が発生し、それがきっかけで歴史の流れが大きく転換した事例はとても多い。

    1950年代の大躍進で3000万人の餓死者を出した中国共産党への不満と怒りが爆発し、毛沢東によって政治的に誘導されながらも、最終的にはコントロールが効かなくなった中国の文化大革命などは、民衆の抑圧されたエネルギーが爆発し、歴史の方向性が変化した分かりやすい例だ。

    最近でも、チュニジアの野菜売りの青年の自殺が発端となり、アラブ各国に一気に拡大した「アラブの春」があった。また、いま中国では、抗議運動や反日デモが頻繁に発生しているが、政府のコントロールが効かなくなり、将来の中国の危機に発展する可能性は否定できない。

    なにが社会的断層を活性化する引き金になるか?

    では、なにがこうした「社会的断層」を活性化し、それに内在したトラウマのエネルギーを噴出させる引き金になるのだろうか?

    あらゆる出来事が「社会的断層」の刺激となることができる。失業などへの抗議運動、反戦デモ、局地的な暴動、民族紛争などだ。2010年に世界的に拡大した「オキュパイ運動」のような無政府的な運動も刺激になり得る。

    もちろん、すべてのデモや暴動が「社会的断層」が刺激されたことで起こるわけではない。これらの運動は、「社会的断層」に刻印された歴史のトラウマとは基本的に関係のない理由で起こる。それらは、失業、公共料金の値上げ、食糧費の高騰、反戦など、民衆の生活にじかにかかわる問題である。そうして起こる運動は「社会的断層」とは基本的に関係はあるわけではない。

    しかし、民衆の具体的な要求から始まった運動が「社会的断層」を刺激し、歴史のトラウマのエネルギーの噴出と結び付くと、もはや手がつけられない状態になるということだ。


    たとえば、いま内戦で混乱しているシリアだが、独裁的なアサド政権に対する抗議運動は、宗派間の歴史的なトラウマが内在した「社会的断層」を刺激し、アラウイ派、スンニ派、シーア派が死闘を繰り広げる状況となっている。

    また、いま周知のように、中国政府は特に貧困層の不満が共産党に向かうのを避けるため、尖閣の領有権問題を使って反日運動を煽っているが、これが日本の中国侵略の民族的なトラウマの「社会的断層」を活性化させてしまった場合、政府がコントロールできない「戦争を渇望するうねり」となって荒れ狂い、戦争を始めるように政府に強制する。この「うねり」が相当数の国民を巻き込むほど拡大すると、一党独裁の共産党の言えども国民の戦争を求める声に応えないと、政権を維持することが難しくなる。

    「社会的断層」の刺激となるのは普通の政治的経済的な出来事であるかもしれない。また、政治家が権力基盤を強化するために、歴史の悲劇に働きかけることもあるだろう。よく使われる手である。「2度とあのような悲劇を繰り返さないために、我々は敵に対する警戒心を失ってはならない」というようなスローガンだ。

    どのような方法にせよ、社会集団の歴史的なトラウマが蓄積した「社会的断層」がはからずも刺激されると、手がつけられなくなるということだ。それが起こると、予期しないブラックスワンの出現となる。

    日本でもかつて起こった

    日本の歴史を見ると、やはり幾度となくこの歴史的なトラウマの噴出が起こり、歴史の方向を変えたことがあった。

    1960年の日米安保闘争がそうである。当初から日本の左翼やリベラルは「反安保」であったが、「反安保」が一部の限られた党派の枠を超え、大きな国民運動となったのが1960年の「安保闘争」であった。

    もちろん、この拡大を仕掛けた背後には岸信介政権の追い落としを画策したアメリカの策謀が存在していた。だが、こうした策謀の歴史を見ると、国民運動として拡大させることに成功した事例はわずかだ。国民が共有するトラウマが刺激されない限り、これは成功しない。

    たとえば、数年前から「アラブの春」を準備してきた米国務省の息のかかったユーゴスラビアの「CANVAS」という組織だが、50カ国で国民運動を画策しながらも、実際の成功例はわずかであることを認めている。国民の歴史的なトラウマという「社会的断層」が刺激されないと、国民運動にまでは拡大しない。

    反安保闘争で刺激されたのは、敗戦のトラウマである。「二度とあのような戦争に巻き込まれ、破壊を破壊の悲劇を経験するのはいやだ!」という感情だ。日米安保を調印することは、日本が米ソの核戦争に巻き込まれるのではないかと日本の国民は恐れたのである。

    反対運動にもかかわらず日米安保は調印されてしまったが、岸信介政権は吹き飛び、岸は二度と政界の表舞台に出ることはなかった。

    日本の最近の出来事

    また、激しい国民運動に発展するのは、歴史的なトラウマという古い記憶だけではない。リアルタイムで起こった出来事に対する激烈な感情的反応ももちろん含む。激しい感情の噴出ということでは、これは「歴史の悲劇を共有した過去のトラウマ」と同じである。政府や政治家への怒りの爆発は、政権を崩壊に追い込むくらいの力は十分にあることは間違いない。

    この視点から見ると、フクイチの放射能漏れ事故に対する政府は、国民の怒りの爆発への恐れで事故への対応を決定していたことが読み取れる。フクイチの放射能漏れ事故が起こったとき、我々が目にしたのは「スピーディーの放射能拡散予想データの非公開と隠蔽」、「放射能汚染状況の非公開」、「健康被害状況の極小化と隠蔽」のような事態であった。

    このような隠蔽と情報の非公開が行われた理由は、当時の細田原子力損害賠償支援機構担当が言っている通り、「我々は国民の怒りとパニックを恐れた」からであった。

    国民の集団的な怒りのエネルギーの爆発は、とてつもない破壊力を発揮する。ましてや、何年も蓄積され、時代を越えて生きられている歴史的な悲劇のトラウマであれば、そのエネルギーの大きさはなおさらである。

    世界の多極化と社会的断層の活性化

    さて、長くなったので、結論を急ごう。

    このように、社会集団の集団的な感情が一つの方向にいっせいに放出される「社会的断層」の刺激はとても危険である。それが、かつてないほど刺激され、集合無意識に抑圧されたエネルギーが放出される時期に入っている。

    その理由こそ、進展する世界の多極化である。多極化は、アメリカの覇権失墜と紛争抑止力の減退と、EUの経済的失墜による政治的な統合力の減退を伴いながら進行している。これまでの古い秩序は、秩序が支配している地域で起こるさまざまな紛争に介入し、これを抑止する能力を保持していた。

    そのような状況で「社会的断層」に蓄積されている歴史的なトラウマがはからずも刺激され、激烈な感情が放出されそうになっても、これが現実的な紛争に結び付かないように管理する装置が機能していた。

    ヨーロッパの状況

    たとえば、ヨーロッパではもう何年も前から、極端なナショナリズムとネオナチのような極右の運動は存在したが、これが大きな社会運動となったり政治勢力になることは、失業率の低下、経済成長、生活水準の向上など、統合EUが約束する「成長と安定の保証」によって抑止され、高まらないように管理された。政治的、経済的に生活の安定が保証された状況では、あえて歴史の悲劇に浸り、憎しみと復讐の奔流に身を任せるものはない。経済的な安定の保証こそ、よく機能する危機管理の装置であった。

    多極化はEUの統合性の弱体化とともに、EU経済の弱まり、以前のような経済的な危機管理機能が動かなくなることを意味する。それに伴い、失業と生活不安とともに、集合無意識の闇に抑圧されたトラウマと、それに基づく他の社会集団への復讐心が噴出してきた。

    中国の状況

    一方、多極化はこの動きのまさに中心に位置する中国でも起こっている。軍事的な退潮を余儀無くされているアメリカは、東アジアでは日本や韓国のような同盟国にこれまでより大きな軍事的な役割を担わせ、米軍そのものは規模を縮小する方向に動いている。

    中国にとってこの動きは、国益を優先した新たな秩序を構築する絶好のチャンスである。米軍の突出した存在を前提にした、これまでの米国主導の覇権体制とは異なる秩序を模索する機会である。

    こうした中国主導の秩序の構築への動きは、米軍の存在や、日本の圧倒的な経済力のもとでこれまで抑制されて来たナショナルプライドの強い表現を要求する。これは、「社会的断層」に抑圧された日本、そしてアメリカへの復讐心と敵愾心のエネルギーを噴出させる引き金になる。

    抑圧されたものの噴出

    このように、世界の多極化の進展が意味するのは、アメリカの覇権の退潮と、中国の地域覇権の台頭という政治的、経済的現象だけを示しているわけではない。多極化は、これまで活動していなかった「社会的断層」が世界各地で活性化する可能性を示唆するのだ。

    「社会的断層」は最大のブラックスワンである。これから、予想外の出来事による、歴史のコースが大きく変化するような現象を我々は目の前で目撃することが多くなるはずだ。

    しかし、これは2013年から始まる新しい動きではない。「社会的断層」の活性化はすでに2010年の後半くらいから起こっている。「アラブの春」はその活気を示す出来事であった。

    2013年に、多極化の進展と歩調を合わせ、この過程は一層加速するはずだ。それに合わせて、予想外のブラックスワンがさまざまな地域をさかんに飛び回るはずだ。世界は政治・経済的合理性を越えた混沌へと突入したようだ。

    これが、「抑圧されたものの噴出」という前回の記事に書いた内容だ。

    意識進化のもっと大きな流れとの関係

    このブログ、そしてなによりもメルマガでは、「社会的断層」が刺激され、エネルギーが放出される様をリアルタイムで追いながら、どのようなブラックスワンが発生するのかこれから全力で解析する。

    しかし、このあたかも混沌へと向かう流れが、意識の歴史的な変化である、さらに規模の大きい人間の精神的な進化を示しているのだろうか?

    これは改めて検証を必要とする。これに関しては、特にメルマガを中心にして改めて書く。


    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

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    また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

    いま何がおこっているのか?

    ヤスの英語

    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    2013年はどのような時期なのか?

    3月2日

    先月は2回しか更新ができなかった。今月は4回は更新したいと思う。

    新刊本のご紹介

    また本が出ます。すごく面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    日本、残された方向と選択~緊急分析!! 近未来の予測・予言を大解明!
    houkou

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成25年3月15日(金)18:30受付 19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel: 087-844-3511   Fax:087-844-3524

    会費   ¥3000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・復権するアメリカとEU、米国覇権の衰退はない?
    ・アベノミクスが招く本当の危機
    ・中国で始まる改革の流れ
    ・歴史のトラウマと社会的断層
    ・我々の向かう精神的な変化
    など


    「ヤスのしゃべり場」 Vol.4 4月20日(土) 開催!

    2013年春、時代はますますたわみ、きしんで、様々な所に想像を超えた出来事が噴出しています。日中間のかつてない緊張、旧体制の再浮上、超大企業の国家支配、ローマ法王の退位、巨大隕石の落下……。
    これらは何を意味しているのでしょうか。

    これまで自分の関心の赴くままに、多方面の情報収拾と分析をしてきた高島康司氏は、これら諸現象からどんな共通するメッセージを受けとり、そしてどこに行こうとしているのか。ハワイのシャーマン、ウエスルマンとの今年1月の出会いは、一体高島氏のどこを変えたのでしょうか。高島氏自身、「ウエスルマンとの対話は、私の一見バラバラな関心がどこに向かっているかに気づかせ、私を「個性化」させてくれる意味で、大変重要なものだった」と語っています。

    そこで「ヤスのしゃべり場」第4回は、「集合的無意識=ブラックスワンの噴出と試練、そして個人の個性化へ」
    というテーマで、再び高島康司氏に、社会情勢の分析を起点に、主にウエスルマンとの出会いその意義について、存分に語っていただきます。聞き手はプロデューサー&ファシリテイターの川島克之氏です。

    時 2013年4月20日(土) 13:30~16:30 (終了後、懇親会を予定)
    所 都内某所(申込みの方に直接御案内いたします)
    参加費 5000円

    申込み方法は、下記の必要事項をご明記のうえ下記のメールアドレスまでお送りください。
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    電話番号(携帯優先)
    参加人数
    懇親会へのご参加有無(人数)

    しゃべり場事務局
    島田
    yasunoshaberiba@gmail.com


    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

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    今回はまず、福島で明らかになった放射線の健康被害について解説した。

    いま日本では、PM2.5の大気汚染が問題となっているが、2月13日に新たに発表になった2人を加えると、福島ではすでに10人の子供たちが甲状腺ガンにかかっていることが明らかになった。

    子供の甲状腺ガンは非常にまれな病気で、100万人に1人しかかからないとされている。

    甲状腺ガンは福島県立医大が中心となって行っている調査だが、約38000人の子供が調査対象になっている。その10人だから、3800人に1人とかなり高い割合だ。昨年の6月の調査では、36%の子供たちに甲状腺異常が見つかっているので、これからも増える可能性がある。

    それにもかかわらず、福島県立医大は「甲状腺ガンと福島第一原発の放射能漏れとは無関係」と関係を否定し、また問診票の回収率の低さから調査そのものをやり直そうとしている。極めて深刻な事態だ。

    次に、日本ではほとんど報道されていないが、ワシントンポスト紙に掲載された安倍首相のインタビュー記事が大きな波紋を広げている。これを詳しく紹介した。日本への欧米の警戒感を引き出した記事だった。

    最後に、日中関係の背景にある民族的なトラウマに関して詳しく解説した。

    日本では、中国人が反日感情をもつのは、中国政府が実施している反日的な愛国教育が原因だとされている。共産党一党独裁による抑圧的な体制、共産党幹部の汚職、そして大変な格差が原因で国民の不満は高まり、中国は不安定になりつつある。そのため中国政府は、共産党の支配を維持する必要から、国内の不満を国外に向ける方法として反日運動を利用しているという見方だ。

    しかしこのような見方は、現実の一面しか反映していない。もちろん、中国では愛国教育の一環として反日が叫ばれていることは間違いない。中国の教育現場では、反日教育が行われていることは否定しようがない事実だ。

    だが、中国政府が実施している日本を敵視する愛国教育だけが反日感情の主な原因なのかというと、決してそれだけではない。もちろん、反日教育は重要な背景であることは間違いない。しかしもし、中国国民のなかにもともと日本に対する否定的な感情がなければ、反日教育は成り立たないのではないかと思う。

    つまり、反日感情の根は日本人が考えるよりも深い原因が背景にあって起こっているということだ。おそらく反日感情の根は、戦時中に中国国民が日本の侵略で体験した民族としてのトラウマが原因であろう。そのトラウマは、親から子へ世代を越えて伝えられ、日本人に対する基本的に否定的な感情を形成する背景となっている。

    このような下地があるからこそ、中国政府の反日教育も国民から受け入れられる下地が存在する。したがって反日感情の原因は、反日教育だけではなく、はるかに根が深いものであるということができる。

    これがどういう感情なのか、日本人である我々には少し分かりにくいかもしれない。広島と長崎に対するアメリカ人の意見を聞くと、これがどういうことなのか理解し安くなる。

    筆者には保守的なアメリカ人の友人が数人いる。彼らは広島と長崎の原爆に対して次のように言う。

    「広島と長崎の原爆投下があったからこそ、日本は降伏し、第二次大戦は早期に終了したのだ。原爆の投下で多くのアメリカ人の将兵の命、および戦争を継続していたら死んでいた多くの日本人の命も助かった。だから、原爆の投下は正しい行為であることは間違いない。

    なのに、なぜ日本人は、いまだに原爆の悲惨さに執着するのか?なぜ原爆の記憶を受け継ごうとするのか?また、学校で原爆の悲惨さを教育する必要があるのだろうか?

    原爆の投下がなければ、日本は本土決戦となり、膨大な数の日本人が死んでいたはずだ。原爆の投下は、これを回避するための必要悪だったとして、なぜ納得しないのか?理解に苦しむ」

    日本人であれば、このような発言には顔をしかめることだろう。このようなアメリカ人には、原爆投下がいかに悲惨なものであり、それが日本人の大きなトラウマとなっており、いまだに癒されていないことを切々と解く以外にない。事実、筆者もこれまでそうしてきた。しかし、これを理解できるアメリカ人は決して多くはない。

    おそらく日本人としては、アメリカ大統領が広島に行き、簡単ながらも心のこもった謝罪の言葉をひとこと言うと、我々のトラウマはかなり癒されるに違いない。

    おそらく中国では、これと同じくらい強い民族的なトラウマが絡み合っているはずだ。これを解消するには、これまでとはまったく異なったアプローチが必要になる。我々は問題の深さに気づくべきだ。

    前回はこのような内容を詳しく解説した。

    次回のメルマガの予告

    リモートビューイングを科学的に研究している数学者、コートニー・ブラウン博士は、「2013年6月1日」の光景を遠隔透視した結果を明らかにしている。世界の9地点におけるビジョンだが、ほとんどの地域では大きな津波と洪水が起こり、水没していた。

    この原因は大きな小惑星が太陽に接近し、それが引き金となり巨大なフレアが地球方向に放出されることが原因だとしている。

    ロシアに隕石が落下し、地球に小惑星が接近している。3月にも新たな小惑星の接近が確認されている。追加情報の掲載を求めるリクエストをたくさんいただいた。また、これらの出来事を受けて、コートニー・ブラウン博士はビデオで新しい情報を出した。それにたいして、ウエブボットプロジェクトのリーダー、クリフ・ハイもネットラジオで意見を出している。次回のメルマガでは、これらの追加情報を詳しくお伝えする。


    今回の記事

    アメリカの「財政の崖」の引き金が引かれ、強制的な予算削減処置が発動することになった。まずこれに関して簡単にコメントする。

    次に、メルマガにも掲載したが、筆者が東日本大震災の約3週前に書いた記事を再度紹介する。2013年がどのような時期なのか知るのにちょうどよ記事なので、ブログでも紹介する。

    「財政の崖」による予算強制的削減処置の発動

    民主党と共和党の合意が期限中にできなかったため、3月1日、「財政の崖」による予算強制的削減処置が発動することがほぼ確実となった。本格的に発動すると、10年間で2兆1000億ドルの予算削減となる。これは毎年2100億ドルの削減だ。米国予算の5%の削減となる。

    削減の負担がもっとも大きいのは防衛費で、毎年13%ないしは14%規模の大幅の削減になる。

    米経済への影響も深刻だ。これが本格的に実行されると、約2%ほどのマイナス成長になるのではないかと見られている。

    連邦予算がつかなくなる

    アメリカの抱える問題はそれだけではない。周知のようにアメリカでは、米国債の発行上限を定めた「国債の発行上限」が存在しているが、この枠を越えて国債を発行するためには「債務上限引き上げ法案」を米議会が可決しなければならない。

    いつものように、これを政局化した共和党の抵抗で法案の通過は難航し、やっと1月31日になって、3カ月分の予算をカバーするだけの上限引き上げが行われた。いま連邦政府の手持ちの予算と合わせると、これで5月19日までの予算の工面はつく。また、連邦政府がやりくるいすれば、8月までの予算は確保できるとしている。

    連邦政府の閉鎖と米経済の失速

    しかしもし、この最終期限を越えても上限引き上げの延長が実現しなければ、政府は予算を組むことができなくなるため、連邦政府の閉鎖という事態になる恐れも出てくる。

    いま日本でもアメリカでも、この危機感が大きく喧伝されている。

    このように、「財政の崖」による「赤字強制削減処置」による米経済の失速、ならびに連邦政府の閉鎖という事態にでもなれば、米国債の信用は下落し、それにより米国債の格下げなどという事態にもなりかねないと言われている。

    連邦政府の閉鎖は頻繁に起こる

    連邦政府の閉鎖などと聞くと驚くが、実はアメリカの現代史では比較的にしょっちゅう起こっている。「債務上限引き上げ法案」の可決は、かなり以前から民主党と共和党によって、相手から最大限の譲歩を引き出すための政治的な常套手段として使われており、さほど不自然なことではない。以下が近年に起こった連邦政府の閉鎖である。

    1981年 米国連邦政府閉鎖
    1984年 米国連邦政府閉鎖
    1990年 米国連邦政府閉鎖
    1995-1996年 米国連邦政府閉鎖

    クリントン政権期の1995年から1996年にかけての米国の政府閉鎖では以下のような影響が出た。

    ・368の国立公園、国立美術館、博物館、科学館などが閉鎖
    ・パスポートの発給が停止し20万人に影響
    ・毒物処理機関の閉鎖
    ・社会保障給付や恩給の停止

    一方、重要な政府機関の閉鎖は回避され、航空交通管制や郵便など重要な機関も閉鎖されなかった。(ウィキペディアより引用)

    これを見ると、それなりに大きな影響があるにはあったが、米経済の失速に至るようなものではなかった。事実、1995年から1996年の期間は米経済の回復期と重なっており、景気はかなりよかった。

    その意味では、たとえ連邦政府の閉鎖があったとしても、その影響はかなり限定的であったと見てよい。

    予算強制削減処置の影響も限定的

    では、いま引き金が引かれた予算強制削減処置の影響はどうだろうか?たしかにこれが全面的に実施された場合、その影響はかなり大きいと見なければならない。

    しかし、実際の交渉の過程を見て見ると、民主党と共和党の合意は、予算強制削減処置の引き金が引かれた3月にも実現する可能性が高いと見られている。

    それというのも、アメリカ人の市民生活に影響が出てくると、米国民の合意に抵抗している共和党に対する批判が強くなり、共和党は妥協せざるを得なくなるからだとされている。

    いずれにせよ、予算の大規模な削減処置が実施される前に、両党の間で妥協が成立し、影響は限定的なものに止まると見られている。事実、そうなるだろう。

    スクラップアンドビルドの国、アメリカ

    このように、アメリカは連邦政府閉鎖だの、米国債の償還ができずデフォルトするだの、また予算の強制削減だの、政治的な対立が原因で政府が機能しなくなるぎりぎりまで追い込まれながら、寸前のところで危機を回避し、また成長するというパターンを繰り返している。

    その意味から言えば、今回の大騒ぎもアメリカの歴史に埋め込まれた伝統的なゆらぎだと見た方がよい。3月を過ぎると妥協が成立し、何事もなかったような状態に戻ることだろう。

    本当の危機は想定外の危機

    「予算強制削減処置」や「債務上限引上法案」がよい例だが、想定できる危機は回避され、大事に至ることはない。したがって、「~のような危機が存在する。したがって、~という大変な事態になる」というような、既存の問題から危機を論理的に導き出すような予想は、ほぼ間違いなく外れる。

    では、システムの崩壊の引き金となる本格的な危機とはどのようなものなのか?それは、このブログの記事やメルマガで何度も書いているように、だれも想定していないところで起こる「想定外の危機」なのだ。ここではこれを「ブラックスワン」と呼んでいる。

    ブラックスワンの予測は大変に困難

    だが、どこにブラックスワンが存在しているのか予測することは大変に難しい。それというのも、何度も書いている通り、ブラックスワンは論理的な思考の「外部」に存在し、理性的なアプローチの彼岸にあるからだ。

    ブラックスワンとは集合無意識の変化か?

    数々の歴史的な出来事を見ると、人々の集合的な感情が予想を越えて爆発し、コントロールできなくなることがしばしば起こる。戦争を求める国民の熱情を押さえ切れなくなった第一次大戦時のヨーロッパの政府、権力闘争の手段として毛沢東の主導で開始されながらも、コントロールの効かなくなった民衆のエネルギーが爆発した中国の文化大革命、チュニジアの野菜売りの青年の自殺がきっかけとなった「アラブの春」など枚挙にいとまがない。

    もちろん、「アラブの春」が良い例だが、小さなグループのしかけた運動が巨大な社会運動に拡大するのを意図的に誘導する勢力は絶えず存在する。

    だが、こうした勢力と言えども、社会の表面で頻繁に起こるどの抗議運動が、歴史を変えるような大規模な運動に拡大するかまでは予測できない。事実、米国務省の支援で「アラブの春」を仕掛けたベオグラードに本拠を置く組織、「CAVAS」は、これまで約50カ国で運動を仕掛けたが、実際に革命にまで拡大したのは数件にすぎないことを認めている。

    民衆の集合的な感情は突然と高まり、荒々しい感情のエネルギーの渦となりながら、歴史の巨大な変化を実現してしまう。集合的な感情のうねりが個人ではコントロールできない。それは、それこそ集合無意識から突然と現れる荒々しい力ではないだろうか?

    このブログをはじめたきっかけ

    ところで、筆者はこのブログを2007年5月にはじめた。講演会などでは、「コルマンインデックスを紹介したかったのでブログをはじめた」と言っていたが、実はよく考えて見ると、そうではないことに気づいた。

    筆者には特殊能力も霊感もまったくない。普通のオヤジである。飲み会の余興で手相を見る程度だ。

    だが、2007年5月頃から、通常の意識では見ることのできないものかが、多くの民衆が共有する集合無意識で目を覚まし、我々の心の深層から意識や社会の表面に姿を現わしつつあるのではないかという予感が強くしたからだ。その言葉にならない実態がなんであるのかつかむために、コルマンインデックスやその他多くのスピリチュアル系の枠組みを参照したのだ。

    実は、この予感は毎年強まっている。特に2013年に入ってからは、極めて強くなっている。

    予感を言葉にしようとした過去の記事

    この予感がどういうものであるのか、あくまでコルマンインデックスを参照しながら書いた過去の記事がある。それは、東日本大震災の約3週間前の2011年2月14日に書いた「あらゆる大きな出来事の共通テーマ、「抑圧されてきたものの噴出と統合」である。

    もしその後に起こった東日本大震災を「抑圧されたエネルギーの噴出」と解釈するなら、予感は的中したことになる。

    筆者は、ここに書いた予感が日増しに強まっている。まだはっきりした言葉にはならないが、集合無意識が大きく動き、何かが出現しつつあるように思う。

    もしかしらた重要になるかもしれないので、全文を掲載することにした。以下である。

    あらゆる大きな出来事の共通テーマ、「抑圧されてきたものの噴出と統合」
    2011年2月14日


    抑圧されたものが噴出し、隠されてきたものが暴かれる過程

    コルマン博士は、「これまでのサイクルでは人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化されたが、第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」という。これは言い換えると、抑圧されてきたものが統合を求めて噴出してくるということを指しているはずだ。

    つまり、「これまでのサイクルでは人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化された」ということは、「左脳的もの」か「右脳的なもの」どちらか一方がいつも抑圧の対象となってきたということだ。

    そしてこれから始まる第9サイクルで「左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れる」ということは、これまで抑圧の対象となってきたものが噴出し、意識への統合を求めてくるということだろう。

    「抑圧されてきたものの噴出と統合」というのが、第9サイクルのテーマだということだ。

    このような視点からいま起こっている世界中の変化を見ると、確かにこの共通したテーマに貫かれているように見える。ここでいう「抑圧されたもの」とは、秘密や隠された慣行、過去の歴史的な矛盾やトラウマ、歴史的な事件や出来事の真実、人々の欲望や欲求など、抑圧の対象であったさまざまな内容であるはずだ。

    最近、世界では以下のような出来事が起こった。

    ウィキリークスによる外交公電のリークと秘密の暴露、朝鮮戦争へと発展しかねなかったヨンピョン島の攻撃、チュニジア、エジプトからその他の中東諸国へと急速に拡散している民衆運動の波、ユーロ崩壊の危機、ドルのさらなる信用失墜などであろう。

    もちろんこれらの出来事にはそれぞれ独自の原因が存在している。しかし、これらはすべて事件や事故のような突発的に起こった新しい出来事ではない。これまで長期間に内在していた矛盾が臨界点に達し、何かの出来事をきっかけにして表層に噴出してきた事件である。

    21世紀に入ってから多くの歴史的な事件が相次いでいる。こうした事件や出来事のすべてが、内在している矛盾の表層への噴出という図式で捉えられるので、この図式にはたいした意味はないという反論が成り立つかもしれない。

    しかし、いま我々が目にしている事件は、9.11同時多発テロやアフガン攻撃、それにアメリカのイラク侵略などとは明らかに異なっている。こうした出来事は突発的な事件性という性格が強い事件である。だれも予想していなかった事件なので、「やっと起こったか」とか「ついに起こったか」というような既知感は存在しない。強い驚きというのが共通した感覚だ。

    一方、いま起こっている事件はそうではない。ウィキリークスが暴露する外交公電の内容に人々は「やはりそうだったのか」とうなずき、朝鮮戦争になりかねないヨンピョン島の攻撃には「ついに来たか」という印象をもつ。そして、チュニジアやエジプトの民衆革命は、その国の事情を多少とも知るものなら、「やはり来たか」という思いを抱くことだろう。

    こうした既知感が強いのは、起こっている事件や出来事は新しいものではなく、過去からすでに内在している矛盾の噴出だからである。

    これは日本で起こっていることでも同様である。内在している矛盾が臨界点に達して表層に噴出する出来事は後がたたない。尖閣諸島の問題発生で明らかとなった日中の密約の存在、勝手なシナリオ作りによる特捜検察の手口の暴露、大相撲の八百長慣行、沖縄返還時の日米の密約の暴露などはこうした問題のほんの一部だ。

    崩れ去る自明性と構造的な矛盾

    これらの事件は、きちんと機能していると信じていた我々の社会システムが、いかに多くの矛盾や不正の抑圧のもとに成り立っていたのかを一気に白日のもとにさらした。そして、社会システムのいわば裏が明らかとなることで、社会システムに対して我々がもつ「最低の信頼感」という自明性はもろくも崩れ去った。

    こうした事件が起こる前、我々は「検察もときには大きな間違いを犯すが、総じて制度としては機能しているはずだ」とか、「大相撲ではときとして八百長をする不逞の輩が出てくるが、制度としの大相撲そのものは国技なので健全なはずだ」というような最低限の信頼は成り立っており、それを当たり前なこととして生きていた。これが我々の常識だった。つまり、どんな大きな事件があっても、それは「悪い奴」がいたからであり、それを取り除きさえすれば、制度は健全なものに戻ると信じていた。

    いわばこれは、起こった事件は制度やシステムのバグであり、取り除きさえすればもとの正常な状態に戻るという考えだ。

    しかし、実態はバグどころの話ではなかった。特捜検察のシナリオ作りは「筋読み」という、日本の検察の機能を100年以上支えてきたなくてはならない手法であったし、十両の八百長も、このクラスの全力士が給料をもらえるようにしている、いわば何年も続く公然の秘密であった。

    ということでは、表面化した事件は、制度にたまたま生じたバグどころか、それなくしては制度そのものが機能しなくなる制度の裏の部分、つまり制度の構造に深く埋め込まれた影であったのだ。

    そしていま、この「影の部分」が勢いよく噴出してきたというのが「いま」という時間の特徴なのだ。

    これはエジプト革命でもそうだ。ムバラクの長期政権のエジプトは、決して停滞した社会ではなかった。経済成長は年率5%~7%あり、IMF(国際通貨基金)はエジプトを「中国やインドに続く次の新興国」として位置付けていた。

    しかし、そうしたムバラクのエジプトは、反対勢力に対する弾圧と抑圧があってはじめて成立することのできた体制であった。弾圧と抑圧は、ムバラク体制に構造的に組み込まれていたのである。

    そして、そのような抑圧された内在的な矛盾が臨界点に達し、体制にそのものを崩壊させたのが今回の出来事だ。

    抑圧されたものの噴出とその統合

    我々は世界各地で抑圧されたものの噴出を見るようになった。コルマンインデックスの第9サイクルに入ると、この噴出はいっそう激しくなるだろう。では、噴出した内容はどうなるのだろうか?それは、システムや体制を破壊する力としてだけ作用するのだろうか?

    上にも述べたように、コルマン博士は「第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」と言っている。

    第9サイクル以前は、左脳か右脳の一方が優位に立つため、一方が抑圧されるという関係にあった。第9サイクルではその抑圧が解除され、抑圧されていた一方の脳が全体としての人格に統合されるということだ。

    そのように見ると、抑圧された内容の噴出は、やはりシステムや制度に統合されなくてはならないし、その統合を実現するのが第9サイクルのテーマだということだ。

    統合するために変化し変容するシステム

    だがその統合は簡単には進まない。抑圧されたものの統合が実現するためには、システムや体制、また制度が大きく変容し、統合が達成できる構造へと進化しなければならないのだ。この新しい構造をもった体制や制度こそ、おそらく「左脳と右脳が統一した統合的な意識」に相当するものだろう。

    個人でも進む同様の過程

    また、抑圧されたものの噴出と、その統合による体制や制度の変容というプロセスは、社会の事件や出来事に限定されるわけではない。個々の人間の内面でも起こっていることだ。

    これも以前の記事に書いたが、自我や意識やこれまで無意識へと抑圧してきたトラウマ、怒り、欲望、あきらめ切れない思いなどさまざまなものが噴出し、これを統合するために、意識の変容が迫られる過程でもある。

    もちろん、抑圧された噴出物は、トラウマのような否定的な内容だけとは限らない。思考の合理性のもとで抑圧されていた直観力やインスピレーション、そして夢やイメージなども意識の表面に勢いよく現れてくるはずだ。

    そして、そうしたものすべてを包含する過程で出現する新しい意識のあり方が、おそらく第9サイクルに出現が予定されている意識なのだろう。

    同じ変化は自然環境でも起こる

    そしてなによりも、我々は同じテーマにもとづく変化が自然環境で起こっていることを目撃している。それは、巨大地震、洪水、干ばつ、氷床の溶解などの年々巨大化する自然災害だ。

    こうした自然災害も、地殻の歪みが臨界点に達してエネルギーが放出されるように、出現が抑圧されていた矛盾の蓄積が臨界点に達して、表層に噴出したものとして見ることができる。

    抑圧されていたものの噴出が終わった過程で出現するのは、これまでとは違った地球環境であろう。

    社会、個人、自然が共時的に進む過程

    このように、抑圧のされたものの噴出とその統合による変容という過程は、社会や個人、そして自然環境まをも結ぶ共通した糸である。少なくともいま、我々が目撃している変化は、この共通のテーマのもとで、社会と個人、そして自然環境が相互にシンクロしながら進んでいるように見える。

    それはあたかも、社会も個人も自然も、それぞれを横糸や縦糸として織り込まれて行くひとつの壮大な織物のようだ。我々はまさにこの共通テーマの織物に組み込まれているのだといってもよい。

    では我々はどうすべきなのか?

    個人が経験する抑圧されていたものの噴出という現象は、善か悪かという価値判断では捉えられない。それは、これまでのプライドや自我に対する執着が突然と消失し、体験したことのないインスピレーションや直感が湯水のように湧いているくる過程かもしれないし、反対に、過去のトラウマが解決を迫って頭をもたげてくる過程でもあるだろう。

    大抵は、この両者が同時平行に進む過程となるはずだ。ユング派の深層心理学に「個性化」という概念がある。「個性化」とは、これまで人格から排除されていたさまざまな感情や性格を人格へと統合し、ひとつとないユニークな個人となる過程のことをいう。「個性化」へと向かう力は強烈で、人生の過程で誰しも経験するという。

    ユング派のこのような言葉を借りるなら、コルマンインデックスの第9サイクルとは、個性化の過程が限界点まで強化される時期なのかもしれない。

    内面のそのような変化に直面して我々ひとりひとりはどうするべきなのだろうか?答えは比較的に単純である。変化を受け入れ、変化させる流れが我々をどこに連れて行くのか旅を楽しむことだ。

    同時に、我々のなかからは変化を押し止どめ、これまでの自己に止まり、溢れでてくるインスピレーションやトラウマを再度抑圧する方向を選ぶ人々もでてくるだろう。

    しかし、我々ひとりひとりが時間を共有した巨大な織物に組み込まれている以上、変化を押し止どめることは土台不可能なのだ。

    変化の彼岸に待っているのは、少し変容した意識と感情をもった新しい自己の姿であろう。そしてそうした新しい自己には、それに適合した社会環境や、そして自然環境さえも存在しているはずだ。そうした新しい自己は、その理想的な社会環境の構築へと向かって、もっとも自然な形で歩み出すはずだ。

    個々の人間を結集させたこうした歩みのなかからは、おそらく新しい意識に適合した社会システムが構築されてくるはずだ。

    以上である。

    半分だけ捉えた?

    実は筆者は、この2年間で、この集合無意識から噴出してくるものの実態を半分くらい認識できたかもしれない。このブログ、そして特にメルマガで書いて行くつもりだ。

    それは、大いなる希望の光でもある。

    続く

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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