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    2012-12

    リンゼー・ウィリアムスは外れたのか?大きく変化する状況、アメリカの復権?2

    12月10日

    またあいかわらず遅い更新になってしまった。いつも読んでいただいている読者の方々には感謝する。

    むちゃくちゃうまい醤油!

    筆者は、隔月で高松の経済団体で講演会を行っている。そのとき、高松で評判になっているおいしい醤油のことを教えられた。小豆島の醤油である。早速、注文して見たが濃厚な味でものすごくうまかった!世の中にはうまいものがあるののだと思った。よろしかったらどうぞ。

    金両醤油

    講演会のご案内

    また、講演会を依頼されました。よろしかったらぜひどうぞ!

    shaberi02

    ヤスのしゃべり場 vol.2

    いよいよマヤカレンダーが本格的に終了します!一体なには起こるでしょうか?!

    第2回のゲストは、某大手出版社ベテラン編集者の登場です。2007年からはじまった「ヤスの備忘録」から重要なテーマを絞り出し、編集者独特の観点から、眠っているヤスの魅力を引き出していただきます!

    日程:12月22日 (土)
    会場:お申込の方に直接ご案内いたします(東京都内)
    料金:5,000円
    予定時間:13:30〜16:40
    13:30〜15:15 ヤストーク

    12月22日はマヤカレンダーが終了する日本時間です!筆者には変化をリアルタイムで経験している多くの人々からいろんな情報が集まっています。これはブログやメルマガには書けません。直接お話ができる講演会だけで話すことができます。

    また、政治経済、スピリチュアルを含め、とことん話すつもりです。日本は本当の岐路に立っています。多くの日本の指導者は中国を甘く見ています。私の得ている情報では、中国は本気です。ブログなどでは絶対に話せない情報を話すつもりです。

    15:30〜16:40 ヤス&川島克之氏 対談&質問タイム
    ◎川島克之氏とは?
    東京大学卒、某大手出版社編集者。
    「高島康司氏に早くから注目し、高島氏のマジメな経済予測とトンデモ系予言への関心がどこでつながっているかが、とっても気がかり。
    その奥にナニがあるのだろうか、それはもしかして新しい現実を思いのままに生み出してしまうカッキ的試みなのでは、との問いを胸に、
    高島氏に迫りたいと思っている。」
    17:00〜懇親会

    申込希望の方は,必要事項をご記入いただき、下記までメールにてお願い致します。
    yasunoshaberiba@gmail.com
    おってご案内をお送り致します。

    【氏名・ふりがな】
    【〒・住所】
    【連絡先(携帯優先)】
    【参加人数】
    【懇親会参加 有無 人数】
    ※懇親会料金は別途お知らせします(5,000円前後)

    主催:しゃべり場事務局 島田


    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文の音声ファイル

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    お知らせ

    講談社のサイト、プロジェクト・アマテラスに作品の投稿を求められました。以下のサイトで読むことができます。「試論、そもそも予言とはなにか?1」です。画面右側の「このプロジェクトの投稿」から見ることができます。よろしかったらどうぞ!

    未来はどうなるのか
    http://p-amateras.com/project/61

    新しい本の紹介

    「神霊の世界に覚醒して」サンドラ・インガーマン、ハンク・ウエスルマン著、高島康司、豊田泰士訳

    shaman02

    このブログでも何度も紹介したことのあるシャーマンで人類学者、ハンク・ウエスルマン博士の名著、「Awakening to the Spirit World」の翻訳が完成した。2010年にアマゾンで1位になった本である。

    本には、シャーマンの世界をトランス状態で経験しやすくさせるCDが付いている。本は、CDの使い方と、シャーマンの世界で体験する内容の解説書だ。筆者もCDを聞いて見たが、聞ききながら寝ると、たしかに多くの夢を見て、会ったことのない多くの人物が現れる。興味深い体験だった。

    よろしかったらぜひどうぞ!

    新しい本の紹介

    また、ハンク・ウエスルマンの新書の翻訳が出ます。人類の起源など、ハワイの精神的な指導者から非常に興味深いスピリチュアルな事実が伝えられます。実に興味深い本です。ぜひどうぞ”

    ハワイの長老が語り伝える先住民族の聖なる知恵

    bowl

    今度、ウィリアム・スティックエバース氏と対談本を出しました。かなり面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    宇宙の設定を読み解く[BlackBox]超予測

    black

    また新しい本が出ます。今度は様々なサイクルに注目し、コルマンインデックス以後どのようなことが起こるのか解説した本です。ブログやメルマガの内容を大幅に加筆修正しました。

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル

    cycle03

    よろしかったらぜひどうぞ!

    有料メルマガのご紹介

    衆議院選挙が来週に迫っているが、これは今後の日本の将来を決めるもっとも重要な歴史的選挙となる可能性がある。

    一方、12党派、1500人も立候補し、各党派がなにを主張しているのか皆目分からない状況が続いている。マスコミでも、1)TPPの賛否、2)消費税の賛否、3)原発の賛否など基本的な争点に対する態度だけで各党派の違いを解説しているが、これだけでは各党派がなにを基本にしているのか見えてこない。

    そこで今回のメルマガでは、戦後の日本の歴史を概観していまの日本の陥っている問題の本質を解説しながら、各党派がなにを基本的に目指しているのか見て見た。

    すると、いま日本の将来に対する2つの異なったビジョン対立しており、今回の選挙はビジョン選択の選挙であることが明らかとなった。それは次の2つのビジョンである。

    1)市場原理を導入し、国民に自己責任を求めるシステム、中国と韓国には強く自己主張する外交

    日本の成長をけん引した、かつてのような政府管理型のシステムには回帰できない。長期の低迷で将来的にも税収の伸びは期待できないので、このシステムを支える財源がないからだ。

    このような状況でも国の発展を維持するためには、市場原理を導入して大規模な規制緩和を実施しなければならない。そして、年金や健康保健、そして生活保護などの社会保障費を切り詰め、どうしても最小限必要な場合のみ政府が援助するというように、国民が自己責任で生きるように促さなければならない。

    また、外交では日米関係を強化して断固たる姿勢を堅持し、強い日本を目指す。

    2)地域社会と地域経済を強化し、国民の生活基盤を強化するシステム、日中韓の東アジア共同体も視野に入れた外交

    あからさまな市場原理の導入と社会保障費の削減は、格差を拡大させ、多くの国民を貧困化させる。これで需要は落ち込むので、デフレが続く。

    だから、先に地域社会と地域経済を強化し、民間のNPOなどを通して国民が相互に協力して行政や社会保障を担えるシステムを構築しなければならない。このように、地域共同体を強化することで、安定した社会を再構築できる。これが実現できれば、内需も安定的に確保できるので、デフレスパイラルを脱却することができる。

    また外交では東アジアを重視し、日中韓の東アジア共同体の構築も将来的に視野に入れる。

    この2つの要素はどの党派にも存在する。しかし、どの党派もどちらか一方の特徴が強く出ていることは明らかだ。この2つの特徴を基準にして各党派を分類すると次のようになる。

    1)の要素が強い党派

    自民党、日本維新の会、みんなの党、新党改革

    2)の要素が強い党派

    民主党、日本未来の党、公明党、共産党、社民党、国民新党、新党大地

    このような結果になった。かなり大ざっぱな見方だが、対立軸がはっきりした。

    次に、特使能力を持つ人々から筆者が得た2013年以降の日本の将来のビジョンを詳しく紹介した。日本にとって、来年は相当に大きな転換点になるようだ。

    次回は、さらに日本の将来に関する情報の紹介と、掲載が遅れているウエブボット最新報告書の要約を徹底して行う。

    今回の記事

    どうも風向きが大きく変わってきた。これがどのような動きなのか詳しく解説する。

    次に、リンゼー・ウィリアムスの最新リーク情報を紹介する。

    次に、今回筆者が監修した人類学者のハンク・ウエスルマンの新著、「ハワイの長老が語り伝える先住民の聖なる知恵」の一部を掲載する。画期的な本だ。

    「財政の崖」とアメリカの覇権の失墜?

    「財政の崖」の期限まであと22日となった。もしこの期限までにオバマ政権と議会との妥協が成立しない場合、「財政の崖」が発動し、米経済は失速する。するとアメリカは最大でマイナス4%の不況に入る可能性が出てくる。

    さんざん報道されているので周知だろうが、ちなみに「財政の崖」とは次のことを指す。

    1)ブッシュ減税の終わり

    前ブッシュ政権は富裕層向けの減税である「ブッシュ減税」を実施した。これは時限立法なので、年内に期限が切れることになっている。期限が切れると減税は終わるので、いきなり増税になる。

    2)自動歳出削減処置

    政府支出のすべての項目から、容赦なく歳出を削減する。

    この処置は、2013年1月2日から自動的に発動する。「自動歳出削減処置」では、10年間で2兆1000億ドルの予算を削減する計画だ。これは毎年、2100億ドルの削減となる。これは米国の全予算の5%の規模となる大変な削減だ。

    これに、国債発行の上限を引き上げる「債務上限引き上げ法案」が加わることもある。

    オバマ政権と共和党との協議が決裂し、「財政の崖」が発動すると米経済は失速することは間違いない。最悪な場合、マイナス3%の深刻な不況になることも懸念されている。

    これが起こると、米国債の格下げとドルの下落、さらに米株価の下落も避けられなくなる。

    すでに「財政の崖」は回避できないと見られているため、米国内ではすでに新規の雇用や投資が手控えられる方向に動いているのではないかと見られている。

    「財政の崖」の発動から始まる米国の覇権失墜

    このような状況なので、ネットを中心にして、「財政の崖」の発動から米経済は失速し、アメリカの覇権が失墜する最終過程に突入するとのシナリオが広まっている。

    米経済失速の余波で中国経済も大きく減速するため、2013年は先の見えない混沌とした状態になるとの見方も強い。

    これは、2012年末までにドルを無価値化させ、その後、アメリカでハイパーインフレを引き起こすとしているリンぜー・ウィリアムスのこれまでのリーク情報と一致したシナリオだ。

    現実はシナリオとは正反対

    しかし、実際に調べて見ると、「財政の崖」の発動は回避され、米経済は不況どころか、かなりの好景気に突入する可能性もあることが分かる。

    もちろん、まだ「財政の崖」回避の協議が妥結するにはほど遠い状態だ。オバマの民主党と茶会派が強い共和党の協議は膠着状態で、決着する見込みはついていない。

    昨年は、米国債の発行上限を引き上げるための「債務上限引き上げ法案」の可決で混乱し、このため大手格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズは、史上初めて米国債の格下げを実施した。これと比べると、今回は共和党の態度がはるかに弱く、妥結は時間の問題であるとの印象が強い。

    それというのも、昨年は大統領選挙の前だったからだ。オバマを強く拒否する茶会派が強い共和党は、「債務引き上げ法案」を政局にして混乱させ、オバマ政権の無能ぶりを徹底的に見せつけることで、オバマを一気に追い込む。そして、翌年の大統領選挙を共和党に有利に展開しようとした結果、一切の妥協を拒否する強硬な戦略に出た。

    しかし、今回は状況はまったく逆である。接戦を伝えられていたオバマは難無く勝利し、国民の信任を得た状況だ。茶会派にはかつてのような勢いはまったくなく、共和党は完全に守勢に立った状況だ。

    そのため、最終的な妥結からはまだ遠いものの、多くの点で妥協が成立しており、交渉の妥結は時間の問題とも見られている。

    焦点は富裕層への増税

    妥協の結果、争点も一つに収斂しつつある。国民の2%を占める年収25万ドル以上(約2000万円以上)の層に増税を実施し、減税を中間層に拡大するというオバマの案だ。

    共和党はこれに反対しており、逆に社会保障費の大幅な削減を要求している。

    一方オバマは、富裕層への増税を共和党が妥協するならば、社会保障費の削減にも応じるとしているので、交渉が妥結するかどうかは、富裕層への増税に焦点が絞られつつある。はるかに妥協しやすくなっているという状況だ。

    これは、一切の妥協を許さない頑強な共和党の姿勢に追いまくられた昨年の「債務上限引き上げ法案」ときとはかなり異なる状況だ。交渉は妥結し、「財政の崖」は回避される可能性の方がはるかに高い。

    「財政の崖」が回避されるとシナリオは?

    では「財政の崖」が回避されると、米経済は失速し、米国の覇権が失墜する最終局面になるとのシナリオはどうなうのか?

    もちろん、そうはならない。それどころか、前回の記事にも書いたように、シェールオイルとシェールガスによるエネルギー革命に主導され、米経済は力強く回復すると見た方がよいだろう。

    したがって、アメリカの覇権は簡単には失墜しないことは明らかだ。

    予見可能な危機は起こらない

    しかし、どうして想定されたシナリオは間違いなく外れるのだろうか?それは、「予見可能な危機は起こらない」という8月の記事に書いた原則が適用されるはずだ。該当する部分だけ、再度掲載する。

    最悪のシナリオが想定できるとき、政府や関係機関はそれをを回避するために全力を尽くすので、最悪の危機は事前に回避されるからだ。

    もちろん、回避行動を取ることができなかったとしたら、最悪のシナリオは現実のものとなる。たとえば、もし金融商品のCDOの破綻から始まった金融危機を手を打つことなく放置していたら、金融危機は拡大し、いまの世界経済のシステムはクラッシュしていたに違いない。

    だが、最悪のシナリオが想定可能、認識可能である限り、そのようなことにはまずならない。危機のシナリオが予測できるとき、崩壊のプロセスは回避されるのだ。

    いま世間では、危機のシナリオがたくさん出回っている。それらは論理的であるだけに、一見説得力があるように見える。たとえば、それは次のようなシナリオである。

    緊縮財政に消極的なギリシャ政府とEUとの交渉が決裂し、金融支援を受けられなくなったギリシャがデフォルトする。ギリシャ国債は紙くずとなり、これを保有する世界の金融機関は巨大な損失を計上する。その結果、銀行間取引が縮小し、資金繰りに困った金融機関の連鎖倒産からリーマンショックを上回る金融危機が襲来するというようなシナリオだ。

    これは、「~は~になる。したがって~のような危機が起こる」というように、現状の認識から危機の可能性を論理的に導くタイプの認識である。このような危機のシナリオが予見可能であるとき、関係機関はこれを回避するためにあらゆる手を打つ。その結果、危機は実際に回避され、予想は外れる。予想可能な危機は起こることはないというのはこの意味だ。

    想定外の危機

    本当の危機とは、事前に予想が不可能な想定外の危機である。そうした出来事は想定外であるので、論理的な予測を行うことは困難だ。そのため、事前に回避する処置を取ることは非常に難しい。

    ちなみに、このブログを始めた2007年5月は、金融危機が起こる前であった。世界経済は不況や恐慌を完全に乗り越えたので、今後はテクノロジーの急速な進化がけん引する世界経済の未曾有の拡大が永遠に続くとするとするニューエコノミー論が一世を風靡していたときだ。

    同じころには、フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」という本がまだ強く信じられていた時期でもあった。この本は、アメリカは共産主義に勝利したので、アメリカ流の自由主義に基づく民主主義が世界をリードし、全世界が民主化し永遠に発展するだろうという内容であった。

    しかし、その後数年で起こったことは、これらの予想がすべてなんの根拠もない幻想であることを暴き出した。サブプライムローンの破綻と2008年9月のリーマンショック、2010年2月から始まったアラブの春、2010年から始まり、いまも続くPIIGS諸国の財政破綻とユーロの信用危機、メキシコ湾の原油流失事故、2011年3月11日の東日本大震災といまも続くとフクイチの放射能漏れ事故など、過去のすべての楽観的な見通しを吹きどばす未曾有の危機の連鎖であった。

    これをそれ以前の2002年から2007年の5年間と比べると、この期間の危機がいかに多かったかが分かる。2002年から2007年の期間の目だった出来事は、イラク戦争、スマトラ大地震、ニューオリリーンズが冠水したハリケーン・カトリナなどだ。危機の数は圧倒的に少ない。

    これを見ると、やはり2007年から2012年は未曾有の危機が連鎖した時期であったと改めて思い知らされる。

    これらの危機に特徴的なことは、これらの出来事が起こることはだれも予想できなかったことである。つまり、想定外であったことだ。金融危機しかり、アラブの春しかり、東日本大震災しかりである。もしこれらの危機が少しでも事前に予測できていたのなら、事前に回避処置が取られ、パニックが起こるほど危機は拡大しなかったはずだ。

    東日本大震災のような自然災害でもそうだ。いまとなってみれば、2日前からM6を越える地震が相次いで起こったり、震源域上空の電離層の温度が極端に高いなど、数々の予兆があった。もしこれらの予兆を事前に把握できていたなら、早期の避難勧告を出すことができ、大惨事は回避されていたかもしれない。

    このように、予測不可能で想定外の出来事こそ危機の本質であり、パニックを引き起こすのである。

    本来の危機は、「~は~になる。したがって~のような危機が起こる」というように、現状の認識から危機の可能性を論理的に導くことは不可能なのだ。それは、想定可能な認識の外部にある。つまり、危機は認識の極北に存在するからこそ危機なのだ。

    筆者は、認識の極北に存在する危機を予見する手段としてサイキックな人々の能力や、スピリチュアル系の枠組みなどが使えるかどうか試して見た。

    しかし結果は芳しくなかった。筆者が信頼するほんの一握りの例外を除いて、ほとんどの予言は大きく外れた。これは、サイキックな特殊能力やスピリチュアル系の枠組みを使っても、認識の外部にある出来事を予見することがいかに困難であるのか証明している。

    ではアメリカの覇権は?

    では、アメリカの覇権はこのまま継続し、2013年はそれこそ2008年9月のリーマンショック以前に回帰したような世界に戻ってしまうのだろうか?

    実はまったくそうではない。アメリカの覇権は、失墜して崩壊するというようなハードランディングとはおおよそことなる方向で、確実に退潮する。

    だがこれは、「認識の極北に存在する危機」をあえて認識することを要求する。

    記事が長くなるので、これは次回の記事、ないしはメルマガで詳しく掲載する。

    リンゼー・ウィリアムス最新情報

    次のテーマに行く。前回の記事の投稿欄でも紹介されていたが、12月4日、リンゼー・ウィリアムスはアメリカの長命な陰謀系ネットラジオ、アレックス・ジョーンズの「インフォウォードットコム」に出演し、入手した最新情報を公開した。

    しかし内容はというと、先の「予見可能な危機は起こらない」を反映するかのように、内容がかなり薄いものであった。

    アレックス・ジョーンズの質問

    番組では次の点をアレックス・ジョーンズがしつこく質問した。

    グローバルエリートは、2012年末までにドルを無価値化させ、大幅に減価した米国内の資産を買い占めた後、アメリカを再建するためにニューワールドオーダーを適用するということだったが、そのような動きにはまったくなっていない。いったいなにが起こっているのか?

    また、原油価格は1バーレル、150ドルを越えて上昇させるとも言っていたが、これも起こっていない。計画に変更でもあったのか?

    リンゼー・ウィリアムスのインタビューは、このような質問に答える形で行われた。だが、リンゼー・ウィリアムスは話が頻繁に横道にそれるなどして、内容はあまり濃いインタビューとはならなかった。

    計画の変更について

    ・つい最近私は、またグローバルエリートからコンタクトされた。会話は3時間を越え、彼らの詳細な計画について教えられた。

    ・グローバルエリートは2012年の終わりまでにドルを崩壊させると言っていたが、彼らはいまはまだその時期ではないと考えている。ドルを崩壊させるという計画には変更はないが、時期が変わった。今後4年かけてゆっくりとドルを崩壊させるという。

    ・選挙の後、私に情報をリークしてくれているグローバルエリートは今後4年間の計画を伝えてくれた。それは10項目ある。(※しかし、ウィリアムスの話はそれるので、すべての項目は話さなかった)

    ・グローバルエリートはアメリカの債務はまだ十分な大きさではないので、ドルを崩壊させる計画を延期した。

    ・今後4年間かけて、米政府、ならびに米国民の借金が増え続けるようなメカニズムをスタートさせる。財政の崖の問題に決着がつき次第、あらゆる分野での増税が計画されている。多くの米国民は支払いに困り、借金を増加せざるを得なくなる。

    ・そのような状況になったときに、デリバティブを崩壊させ、ドルを無価値化するかねてからの計画を実行する。これは2016年に実行する予定だ。そのときには、金の価格は1オンス、3000ドルになる。

    グローバルエリートの混乱

    ・いまグローバルエリートのなかで大きな変化が進行している。いまでは3つのグローバルエリートが存在し、それぞれ異なった計画で動いている。それらは以下のグループだ。

    1)伝統的なグローバルエリート

    私に情報をリークしてくれている軍産エネルギー複合体の伝統的なグローバルエリート。

    2)グローバルエリートの反逆者

    伝統的なグローバルエリートは、オバマを大統領としては望まなかった。なぜなら、オバマは彼らとの約束を反故にし、裏切ったからだ。

    だがオバマは当選してしまった。もうオバマは伝統的なグローバルエリートではコントロールすることは不可能な存在になってしまった。オバマは独立したグループを形成している。

    3)中国とロシアをはじめとしたBRICs諸国のグローバルエリート

    オバマ以外にも伝統的なグローバルエリートではコントロールすることのできない第3のグループが存在する。それは、中国とロシアをはじめとしたBRICs諸国のグローバルエリートだ。

    このように、グローバルエリートと言っても3つのグループに分かれており、三つ巴の闘争が起こっている。

    以上である。

    残念ながら、今回は長いインタビューであるにもかかわらず、注目すべき内容はさほどなかった。リンゼー・ウィリアムスも言っているように、他に大きな力を持つグローバルエリートが出現しており、軍産エネルギー複合体を代表する伝統的なグローバルエリートには、かつてのような力はもはやないことを伺わせた。

    ハンク・ウエスルマンの最新刊

    最後のテーマに行く。人類学者で自らもシャーマンのハンク・ウエスルマンの新著、「ハワイの長老が語り伝える先住民の聖なる知恵」の内容紹介である。

    監修して思ったのだが、これは活気的な本だ。ぜひ一読願いたい。読むと、心の深い部分がどこか大きく変化するのを感じる。今回は、筆者が書いた監修者の解説部分を掲載する。

    監修者による解説

    この本は、古人類学で自らもシャーマンのハンク・ウエスルマン博士が著した「Bowl of Light」の全訳である。

    ハンク・ウエスルマンは、コロラド大学ボーダー校で動物学を専攻し、カリフォルニア大学バークレー校で人類学の博士課程を終了したバリバリのプロの人類学者である。

    2010年10月、エチオピアで約440万年前の人類、アルディピテクス・ラミダス(ラミダス猿人)の全身化石が発見され、猿人と人類とを結ぶミッシングリンクが見つかったとされたが、ウエスルマンはこれを発見した国際調査隊のメンバーでもあった。ラミダス猿人の特徴はこの調査隊に参加した人類学者たちが書いた11の論文に詳しくまとめられているが、ウエスルマンもこの論文の執筆者の一人である。現在はハワイ大学などで講座を持っている。

    しかし、ウエスルマンには人類学者とはまったく異なった顔がある。それはシャーマンとしての顔である。いや、ウエスルマンがシャーマンの研究者であるというのではない。彼自身がシャーマンなのだ。

    30歳の時の体験

    ウエスルマンは、アメリカの深夜ラジオの「Coast to Coast AM」に出演し、シャーマニズムに目覚めた自分の体験を詳しく語っている。

    ウェセルマンは60代前半であろう。ウエスルマンが博士課程で学んでいた30歳のころ、スーダンで行われた人類学の調査に参加した。目的は猿人の化石の発掘である。調査隊は現地に長期滞在するため、現地人の部落とはひときわ友好な関係を結ぶように努力した。発掘にも多くの現地の人達が協力した。

    あるときウエスルマンは、発掘のあと現地の人々とくつろいでいた。すると急に、明らかに誰かに見られているという強い実感に襲われた。その感じは時間が経つにつれ強くなった。すると、目の縁にちらっとトラの皮を被ったような生き物の姿が見えた。そばにいた誰にも見えないようだった。すると、近くにいたシャーマンだけは見えるようで、その生き物を自分とともに凝視していたという。

    ウエスルマンは現地語で「いまのはなにか?」とシャーマンに聞いた。すると、「霊だ」という答えがかえってきた。

    この体験の後ウエスルマンは、たびたび同じような生き物と遭遇するようになった。それはまさに、自分が人類学者として研究している伝統的な部族社会の神話に出てくるような生き物を、じかに体験するようなことだった。

    スピリチュアルウォーカー

    しかし、ウエスルマンの体験はこれに止まらなかった。これはほんの始まりにしかすぎなかった。

    1985年の夏のある日、深夜ハワイの自宅の寝室で妻と休もうとしていたとき、心臓の鼓動が頭の中で鳴り響いたかと思うと、いきなり鼓動が止まった。するとウエスルマンは、自分の体を抜け出て別の人間の体に入ったのに気づいた。ハワイの自宅とはまったく異なる環境にいるのが分かった。それは、自意識が二つあるような状態だった。向こう側の世界にいる別の人物の意識があるが、それをウエスルマンの意識が客観的に観察しているというような状態だ。

    ウェセルマンが入った人物は、20代後半の屈強なハワイ原住民の青年だった。彼の名前はナイノアといった。ナイノアは、自分が属する部族から未知の土地の探検を命じられ、長期間の旅に出たところだった。そこは、熱帯雨林の原生林に覆われた土地だった。

    これ以来、ウェセルマンは幾度となくナイノアになり、彼の世界を体験した。体験は、たいてい寝る前になんの予告もなくいきなりやってきた。そして、ナイノアとして熱帯雨林のジャングルを探検するうちに、ナイノアが「偉大な時代」と呼ぶ太古の時代があったことを知った。それは249世代前、つまり約4900年前であった。ナイノアの探検している熱帯雨林のジャングルにはときおり、巨大なビルの残骸のようなものが見られた。

    なんとそこは、4900年後のカリフォルニアであった。現在のカリフォルニアのかなりの部分は水没しており、ところどころに陸地が残っているような状態だった。

    85年から89年の4年間、ウエスルマンは幾度となくナイノアになり、ナイノアの世界を体験した。その後、体験の内容を本にまとめた。これが「スピリチュアルウォーカー」だ。1995年にアメリカでベストセラーになっている。

    ウエスルマンのその後

    「スピリチュアルウォーカー」の執筆以降、ウエスルマンはプロの人類学者らしく、自分の体験した世界の解明に情熱を注いだ。自分の体験した世界は、特定の周波数の脳波のもとで現れる世界であり、実は我々が体験できる現実はひとつではなく、異なった種類の脳波に合わせて複数存在していることが分かった。

    ウエスルマンが体験した世界は、4から7ヘルツのシータ波のもとで現れる世界だった。ウエスルマンの脳に興味をもった大脳学者が彼の脳波を計測したところ、シータ波の数値が異常に高いことが分かった。

    ウエスルマンは、シータ波から現れる世界は、多くの伝統的な部族社会でシャーマンが体験している世界であり、それは、どの部族社会でも行われているドラムの特定のリズムを再現することで、現代のわれわれも比較的に難無く体験できることを発見した。

    詳しくは前著、「神霊の世界に覚醒して」(道出版)を参照するとよいだろう。

    ウエスルマンのワークショップ

    いまウエスルマンは、古代から延々と受け継がれてきたドラムのリズムに合わせ、自分が体験した世界を多くの人々にも体験してもらうウエスルマンを多数開催している。そうしたウエスルマンでは、普通の現実とは異なった次元に存在する新たな世界と、そうした世界に存在する生き物たち(霊たち)を直接体験できるという。

    いつものワークショップは、大学や学校などの普通の環境で行われる。ときおり、遠方の霊と出会うためにエジプトなどにツアーを敢行し、ピラミッドや古代の神殿の中で行うのだという。

    ウエスルマンは自分の体験をブログで詳しく報告している。その報告には驚愕するものがある。

    Shared Wisdom
    http://www.sharedwisdom.com/

    精神の進化の考え方

    ところで、この「ボウル・オブ・ライト」は、ハワイの精神的指導者の最高位にいるカフナとの接触を通して教えられた、人間の魂の本質について詳しく解説している。

    ウエスルマンによると、人間の精神はこれまで4つの段階を経て進化し、いま最後の第5の段階に入り、意識の驚異的な覚醒が進んでいるのではないかと考えている。

    第1段階ー後期旧石器時代

    人間はまだ周囲の自然と完全に同一化し、分離していない段階。周囲の自然すべてが意識をもった生きた存在として信仰の対象となるアニミズムが一般的。シャーマンが媒介者。

    第2段階ー新石器時代

    まだアニミズムの状態にあるが、女性の繁殖力が崇拝の対象として突出してくる。まだ聖職者や宗教組織のようなものは存在しない。

    第3段階ーバビロンからギリシャ、ローマ帝国時代

    崇拝の対象が自然そのものや女性の繁殖力ではなく、神という特定の対象に限定されてくる。多くの神々がおり、それらは階層化される。専門の聖職者が現れる。

    第4段階ー過去2000年の西欧文明

    多神教の神々に代り、絶対的な唯一神が崇拝の対象となる。一神教の神を祭る巨大な宗教教団が台頭する。

    第4段階の終わりー現代

    科学の発達により、一神教の教えが無効であり、神話でしかないことが証明された時代。多くの一神教が信用を失墜する。

    第5段階ー2012年前後にやってくる新しい精神の時代

    これまで「神」と呼ばれ、崇拝されてきた超越的存在を個々の人間が自分の内面に直接体験できるょうになる時代。このため、聖なるものを信者に伝える聖職者の必要性はなくなるので、宗教教団のような組織も消滅する。新しい神秘主義のはじまりの時代。

    ウエスルマンは、このような人間の精神の進化をベースに、いままさに人々が覚醒し、新しい精神に目覚めようとしていると考えている。

    第5段階の精神性とは

    いま、2012年も終わろうとしている。ということは、すでに我々は第5段階の精神性が開花する時期に入っている。では、ウエスルマンの考える第5段階の精神性とはどのようなものなのか?

    ウエスルマンはこれを具体的にイメージできるエッセーをブログに掲載している。本書の理解の助けになると思い、全訳することにした。

    The New Mysteries
    http://www.sharedwisdom.com/article/new-mysteries

    新しい神秘
    ハンク・ウェセルマン


    私のようなシャーマニズムを専門にする人類学者の視点から「私達の精神構造がどのようなものであったのか」、また「私達の精神はこれからどのように変化するのか」という問いに答えよとするとき、すでに起こっているいくつかの出来事から考えなくてはならない。

    すでに起こっている出来事

    たとえば、世界中どこを見渡しても、多くの宗教があるので、人間は自分よりも偉大な存在を心理的に必要としていることは明白だ。

    第二に、現在は大きな変化のときであり、これまであったさまざまなものがバラバラになりつある。精神的なより所を求める多くの人々が既製の宗教を去り、西欧とは異なる伝統に引き寄せられている。

    そして第三に、過去20年間、古い神秘主義の伝統を掘り起こすさまざまなサイトやワークショップ、そして膨大な本が出版されている。これを見ると、興味深い問いが自然と沸いて来る。

    それは、2012年でひとつのサイクルが終わり、次の新しいサイクルが始まるにあたって、我々が本来何物であり、また何物になろうとしているのか明確にできるように、過去の神秘主義の英知を新しく鍛え直すべきではないのかという問いである。

    神秘主義の道

    シャーマンの世界では、シャーマンの伝統を単に維持するのではなく、伝統に新しい精神性を付け加え、絶えず刷新して行くことが求められている。そうすることで、古代から受け継がれている神秘主義の道が、これを受け継ぐものにとって意味のあるものとなり、必要不可欠なものとなるのである。

    2012年のサイクルの終わりと次のサイクルの開始に際して、我々には祖先と同じ聖なる責任がある。この責任をまっとうするためには、宗教を含め、すでに役に立たなくなったさまざまなものを手放さなければならない。

    それは、古いものの破壊だけではなく、新しいものの建設でなくてはならない。つまり、これからやってくる次のサイクルのための精神的な基礎を構築し、次のサイクルに見合った新しい世界を創造しなければならないのである。これは最大の努力を要求する仕事である。

    これがどういうことか分かりやすくするために、深層心理学者のカール・ユングが出会ったマックス・ゼラーという人物の夢の話があるので、それを紹介しよう。

    1940年代の終わりにユングは、友人のマックス・ゼラーという人物から、彼が繰り返し見た夢について告げられた。

    夢ではあらゆる人種と文化の膨大な数の人々が、神殿と思われる建物の基礎を作っている。そして、地平線まで続く恐ろしい数の人々が多くの柱を立てているのが見える。その中には、夢を見ているゼラー自身もいた。

    ゼラーはユングにこの夢の意味を聞いた。ユングは、神殿は新しい宗教の象徴であり、すでに多くの人々がその新しい宗教とかかわっているということだと述べた。

    ゼラーがどうしてそのような解釈なのかと聞くと、ユングは、自分の多くの患者が同じような夢を見ているからだと答えた。ゼラーはこの新しい宗教を作るのにどのくらいかかるか聞くと、ユングは目を輝かせ「300年くらい」と答えた。

    私はこの話を、何年も前にユング協会が発行する文献で読んだ。それ以来、この夢の意味とユングの言わんとしたことがなんであるのかずっと考えてきた。

    新しい精神の形

    300年。この期間はローマ時代にザデキムと呼ばれるユダヤ人の小集団が結束し、キリスト教を公式に認めさせるまでにかかった時間だ。それはちょうど26000年のサイクルの第3段階に当たっている。西暦325年のコンスタンティン皇帝の改宗で、キリスト教は一気に拡大した。ローマ帝国の軍事力に支えられ、それから1700年間キリスト教は世界を席巻した。

    我々はいま、サイクルの最後のステージである第4段階の最後の時期にいる。それに対する反応として、神秘主義、シャーマニズム、仏教、道教、カバラ、スーフィー、グノーシス、そして自己覚醒を促進するあらゆる教えの助けによって、より多くの人々がこれまでの古い信仰と信念を打ち破り、拡大した本来の自分を受け入れ、自分がこれから何物になろうとしているのか理解し始めた。

    一層多くの人々が、自分の中の集合無意識に眠っている元型とつながる方法を模索しているのだ。なぜなら、元型は我々に協力し、我々を助けてくれる大きな力であるからだ。神秘主義の伝統は、どの時期にも元型とつながる方法を模索している。

    これは、すでに始まっている新しい精神の形をわれわれの内面に構築する運動の一部である。それが新しい神秘主義の方向である。新しい神秘主義こそ、ユングが「新しい宗教」と呼んだものなのだ。

    これは深く考察するに値するテーマである。今後数カ月でもっと詳しく説明するが、今回は新しい神秘主義の基礎がどのようなものなのか簡単に素描する。

    基礎

    どんな時代においても、神秘の発見は自己発見の過程で始まる。それは、我々は何物であり、本当はどんな存在なのか、そして我々はどこから来て、いまここにいる意味はなんなのかという問いに答えることである。このような問いに答えることで、今の人生の意味が分かるのである。

    これらの疑問に答えて行く過程は、タマネギの皮を一枚づつ剥いて行く過程に似ている。つまり、友人や家族、また社会が作った自分のアイデンティティー、さらに、自分がどうあるべきか決めている社会的な価値観やモラルなど、自分を外側から規定している自己像を一枚づつ剥がして行く作業である。

    この皮剥きの作業が進むにつれ、われわれの魂の本質のようなものが姿を現してくる。魂は、両親がだれであるかというような、われわれの生い立ちとは一切関係のない実体である。

    このような、本来の自己の発見の次に待っているのは、こうした自己と、家族や友人、そして社会との関係を再度構築することである。神秘主義の道は周囲との不調和は求めない。もちろん、このような不調和は必然的に起こることもあるが。

    我々が通る唯一の道

    こうした神秘主義を実践すると、本当の神秘がわれわれを誘う。その英知を通して、現実の真の姿や、そうした現実と本来の我々がどのような関係を持つのか学ぶことができる。

    私の経験では、このような英知は、既存の信念の体系や既製宗教の信仰では得ることはできない。この英知を得るためには、我々の中にもあり、周囲にもいつでも存在している不可視の世界を直接体験しなければならない。このような体験のみが、われわれを本格的なイニシエーションへと導くのである。

    この体験をすると、すべてが変わってしまう。すべての存在がすべてのものと結び付いているのが分かるからだ。そして、意識こそ、すべてのものが関係付けられ、関係が維持される場なのだとうことを実感する。

    これを体験すると、今度は我々が自身も、すべてのものをものすごい生命力で結び付けている場(意識)の一部であることを実感する。この場(意識)こそ「神」と呼ばれるものである。

    生命力の場に関する研究で分かったことは、「神」は、ものや名詞で表すことのできる存在ではないということだ。「神」というのは動詞であり、プロセスなのだ。それはあらゆる存在にあるプロセスであり、超越的でもあり内在的でもある力である。それは、遠くにありながらもいたるところに偏在する力だ。それは、ここにもあちらにもあり、上にも下にも、中にも外にもある。

    源泉

    西欧の文化で「神」と呼ばれている存在の真の姿は、道教では「道」と呼ばれ、他の教えでは「源泉」と呼ばれるような、始まりも終わりもない光の場のことだ。それは、潜在的な力をもった時間のないエネルギーの海である。すべての存在がこの光の現れなので、この光はいたるところに存在している。

    これこそ、多くの神秘主義者が「形を越えた光」そして「光を越えた形なきもの」と呼ぶものの実体である。

    これは、我々の祈りの言葉に耳を傾け、ときおりわれわれにメッセージを送ってくるような神的存在ではない。それとは異なるものである。神的存在は、われわれが生まれ落ちた瞬間に神の光を吹き込んだわれわれ自身のハイアーセルフ、ゴッドセルフのことである。

    これとは対照的に、光の場、大いなる中心の太陽は非人格的である。それは遠くにある。だが私の経験では、うまく条件が整えば、この光の場は我々の働きかけに反応する。この反応を受け取ったものは本質的に変容してしまう。そしてそれに合わせて世界も変容する。

    探求

    まず真理の探求は、本来の自己の発見から始まる。この発見があると、覚醒とか気づきと呼ばれる不可逆的な過程が始まる。現在このような探求は、十分に管理された既成宗教の境界の外側で行われているが、すでに数千万人が参加している。

    数千万人が同時に参加するこの過程で、60年前にマックス・ゼラーがカール・ユングに報告した新しい宗教を打ち立てる過程が静かに進行しているのである。今後、これが既存の宗教に置き換わるか、または既存の宗教的伝統を本質的に変容してしまうはずだ。ハイテクとグローバルなコミニュケーションが発達した現代にあっては、この過程は300年などという時間はかからない。はるかに短い時間で達成できるはずだ。

    いま出現しつつあるこの新しい神秘主義は、ひとつ重要な質問を投げかけてきている。それは次のようなものだ。

    我々ひとりひとりはどうやって人間という存在を定義するのか、そして人間とはなになのかということである。

    これはとってもよい質問である。なぜなら、この神秘主義の道を通してこそ、われわれが本来なるべき存在になれるからだ。

    以上である。

    このエッセーは実に興味深い。進化した精神性がどのようなものになるのか、具体的に説明し、描写している。一言で言えば、偉大な超越性の存在を、個々人が自分の内面に直接体験するということである。これが覚醒であり、気づきであるという。

    本書では、ハワイのカフナの言葉を通して、この覚醒の内容が一層具体的に説明される。

    読者の方はどのように感じるだろうか?

    以上である。

    どうも転換点はこれから来るようだ。

    新しい本の紹介

    また新しい本が2冊出ました。表紙はセンセーショナルですが、中身はけっこうまじめです。これまでのメルマガや雑誌の記事の内容に一部加筆し、修正した内容です。いま日本は大きな転換点になっています。世界の現状を踏まえ、現在の日本の立ち位置を確認するにはよい本ではないかと思っています。よろしかったぜひどうぞ!

    elen

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    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

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    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

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