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    2012-09

    ふたたびリンゼー・ウィリアムス2

    9月12日

    今回は、ちょっと緊急性が高い情報を入手したので、いつもよりも早く更新することにした。いつもこのくらいのペースで更新できればよいのだが。いつも記事をお読みいただいている読者の方々に感謝する。

    対談イベントのご案内

    立ち上がったばかりの団体、「しゃべり場事務局」から興味深い対談イベントの依頼を受けた。アジア圏の投資のプロである高橋守氏との対談だ。

    高橋さんは中国投資の専門家でもあります。日中関係が極度に緊張するいま、中国への投資が実際にはどうなっているのかプロに聞くもっともよい機会だと思います!ぜひお申し込みを!

    高橋氏は中国、カンボジア、フィリッピン、マレーシアと豊富な投資経験に基づき、今後のアジア投資の展望などを語っていただく。日本人がだまされる典型的なケースも語ってくれる。とても面白い話になると思うので、関心がある方はぜひどうぞ!

    トークイベント「ヤスのしゃべり場 」

    shaberi

    日程:2012年9月30日(日)

    会場:インプリメントセミナールーム (築地駅徒歩3分)

    人数:50名限定

    料金:1名 5,000円 
    ※懇親会料金別途

    ナビゲーター:高島康司
    ゲスト: 高橋守
    一橋大学社会学部卒、フィリピンアダムソン大学、メキシコユカタン州立大学に留学。
    英語、中国語、広東語、スペイン語に堪能 。住友信託銀行にてインベストメントバンキング・国際業務に就き、香港・台湾に通算 10 年近く勤務。中国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン等華僑に幅広い交流を持つ。国際金融、ペンチャー投資、不動産投資、不動産ファンド等広範な知識と実務経験の持ち主。中国不動産投資コンサルティングの第一人者として、毎月のようにベトナム、中国各地を訪れると同時に、ベトナム・中国不動産投資教育を行う。 
現在、ディーエー代表取締役、ベターハウス取締役東京事務所長、早稲田大学ビジネススクール講師 

著書に「華僑に学ぶお金の哲学投資のルール」あさ出版 
「人民元で大儲け!」あさ出版 
「インド株で大儲け!」あさ出版などがある。

    時間:12:30 開場
    13:00 ヤストーク
    今年の数ヶ月で大きな変動が発生する可能性が出てきました。日本は岐路に立つかもしれません。特にアジアとヨーロッパを中心に、経済、政治の両面からこれから来る変動を詳しく解説します。あらゆる手段を予測に使います。また、これまで紹介してきたコルマンインデックスやウエブボットがいまどうなっており、どのような予測を展開していているのか紹介します。
    14:30 休憩
    14:45 対談 ヤス(ナビゲーター)
    高橋守(ゲスト)
    アジア投資の専門家の高橋さんを招き、特に中国とカンボジア、そしていま注目のミャンマーへの投資について話します。しかし、日本人投資家が騙されるケースも大変に多くなっています。高橋さんは、多くのアジア向け投資ファンドを立ち上げ成功させてきているので、豊富な経験に基づき、どのような状況で日本人投資家が騙されるのか、ディープな情報もお話してもらいます。
    16:15 休憩
    16:30 質問
    17:00 終了
    17:30〜20:30 終了後懇親会予定

    ※ご参加希望の方は、下記のメールアドレスまで必要事項を入力しお送りください↓
    yasunoshaberiba@gmail.com

    【名前】

    【住所】

    【携帯他】

    【メールアドレス】

    【イベント参加人数】

    【懇親会参加人数 希望者のみ】

    お申込後、ご案内をお送り致します。

    主催:しゃべり場事務局

    担当 : 島田


    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成24年9月27日(木) 18:30受付   19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel:087-844-3511  Fax:087-844-3524

    会費   3,000 /人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・やばくなるアメリカ経済
    ・もちなおすヨーロッパ
    ・2013年上半期はマイナス成長か?
    ・竹島、尖閣問題と日本の行方
    ・ずれてきたコルマンインデックスのシナリオと今後の行方
    など


    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    お知らせ

    講談社のサイト、プロジェクト・アマテラスに作品の投稿を求められました。以下のサイトで読むことができます。「試論、そもそも予言とはなにか?1」です。画面右側の「このプロジェクトの投稿」から見ることができます。よろしかったらどうぞ!

    未来はどうなるのか
    http://p-amateras.com/project/61

    新しい本の紹介

    「神霊の世界に覚醒して」サンドラ・インガーマン、ハンク・ウエスルマン著、高島康司、豊田泰士訳

    shaman02

    このブログでも何度も紹介したことのあるシャーマンで人類学者、ハンク・ウエスルマン博士の名著、「Awakening to the Spirit World」の翻訳が完成した。2010年にアマゾンで1位になった本である。

    本には、シャーマンの世界をトランス状態で経験しやすくさせるCDが付いている。本は、CDの使い方と、シャーマンの世界で体験する内容の解説書だ。筆者もCDを聞いて見たが、聞ききながら寝ると、たしかに多くの夢を見て、会ったことのない多くの人物が現れる。興味深い体験だった。

    よろしかったらぜひどうぞ!

    新しい本の紹介

    今度、ウィリアム・スティックエバース氏と対談本を出しました。かなり面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    black

    宇宙の設定を読み解く[BlackBox]超予測

    また新しい本が出ます。今度は様々なサイクルに注目し、コルマンインデックス以後どのようなことが起こるのか解説した本です。ブログやメルマガの内容を大幅に加筆修正しました。

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル

    cycle03

    よろしかったらぜひどうぞ!

    有料メルマガのご紹介


    前回は複数のテーマを紹介した。

    まず、竹島と尖閣の領有権問題を解説した。この問題は、アメリカが日中韓プラスASEANの自由貿易協定をつぶし、TPPに日本を組み入れるために仕掛けた可能性がある。しかし日本は、竹島と尖閣で問題が発生した後でも日中韓FTAの交渉を開始する一方、TPP参加を早期に表明することは断念した。アメリカは目標が実現できなかったため、日中韓の緊張を高める事件を再度仕掛けてくる可能性がある。

    次に筆者が、周囲のサイキックの人々から入手した地震に関する情報を解説した。内容がどぎついので、ブログでは公開しない。

    最後に、2chで話題になっていた「異なる時間軸から来た男」の情報を検討した。この人物がやって来た異なる次元の平行宇宙では、すでに7月に首都圏で地震が起こっていた。この地震には、1)フィリッピンの大地震、2)サウジアラビアの爆弾テロという2つの先行する出来事があるとされていた。フィリッピンの大地震はすでに起こったが、これからウジアラビアの爆弾テロは起こる可能性があるかどうか探って見た。

    次回のメルマガ予告と今回の記事

    今回は、リンゼー・ウィリアムスの最新情報を詳しく紹介する。9月5日に「ゴールド・シーカスドットコム」という貴金属相場を専門に扱うネットラジオのインタビューだ。8月24日のリーク情報と重複する部分もあるが、まったく新たな情報が多い。

    一方、リンゼー・ウィリアムスはネットラジオにたくさん出ており、このブログ記事だけでは到底紹介しきることは不可能だ。ブログでは紹介できない内容も含め、残りの情報は次回のメルマガに書くことにした。


    リンゼー・ウィリアムスの最新情報


    以下がリンゼー・ウィリアムスの最新情報である。ウィリアムスにインタビューは内容が多岐にわたる。また話題が急に逸れたりするので、分かりやすくするために、項目別にまとめて掲載することにした。

    リバティー油田の採掘停止

    ・私は数日前に奇妙なメールを受信した。メールの差出人は私にグローバルエリートの機密情報をリークしてくれているARCO社(Atlantic Richfield社)の元重役であった。70代の人物である。

    ・そのメールによると、「アラスカ州、プルドー湾のガル島にあるリバティー油田からの原油の採掘を一時的に停止した」という。メールを読んだ後、私はこの人物に直接電話した。すると、「採掘の停止は一時的な処置」だという。原油価格が1バーレル、150ドルになった時点で産出を再開する計画のようだ。

    ・1976年、私がアラスカ州でARCO社の牧師として石油採掘労働者のカウンセリングをしていたころ、アラスカ州北部、プルドー湾のガル島で北米最大の埋蔵量の油田が発見された。

    ・このとき、重役のひとりであったケン・フロムという人物は、「この油田は原油価格が1バーレル、150ドルになるまでは採掘しない」と私に明言した。ケン・フロムは、その後私に情報をリークしてくれたグローバルエリートのひとりである。彼は最近亡くなったが、亡くなる前に名前を公表する許可をもらったので、こうして名前を言うことができる。

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    中東の計画

    ・グローバルエリートには原油価格を引き上げるための計画が存在する。それは、エジプトから順次中東の政権を倒す革命を開始し、中東を混乱させるという計画だ。エジプトを始め、中東の多くの国々はイスラム原理主義の「ムスリム同胞団」の手にわたることになる。

    ・当初の計画は、エジプト革命が起こってから1年で中東の国々は次々とイスラム原理主義化し、混乱が拡大する。その結果、1バーレル、150ドルの原油価格を実現するはずだった。だが、その計画は8カ月ほど遅れている。

    計画の遅れとロシア軍のシリア撤退、アサド政権の崩壊

    ・その原因のひとつはシリアだ。シリアのアサド政権は、グローバルエリートの予想に反してしぶとく生き延び、そのため計画が6カ月遅れたのだ。

    ・だが、いまシリアからシリアを援助していたロシア軍が一斉に撤退を開始した。最近ロシアは、大規模な海軍の演習を中止した。また、北海艦隊、バルチック艦隊、黒海艦隊は、シリアにおける一切の活動を停止した。

    ・さらにロシアは、アサド政権に対し、すべての援助を停止すると告げた。現在はロシア海軍の軍艦でシリアをに停泊しているのは一隻だけだが、それも近いうちに引き上げる予定である。

    ・グローバルエリートはすでにロシアと中国をコントロールしている。ただ、コントロールの方法がアメリカとは異なっているだけだ。どのような方法を使ったかは分からないが、グローバルエリートはプーチン大統領の説得に成功したようだ。

    ・アサド政権の崩壊はかなり近い。アサド政権が崩壊した後、シリアは「ムスリム同胞団」が支配するイスラム原理主義の国になる。グローバルエリートは、アサド政権が倒れるのを待って、リバティー油田の採掘を再開する。

    次のターゲットはサウジアラビア、クラーク元将軍のインタビュー

    ・ユーチューブで退官したウェズリー・クラーク将軍のインタビューを見るべきだ。このインタビューでは、グローバルエリートが私に告げたと同じ情報が語られている。中東地域の政権を次々と打倒する計画だ。

    ・グローバルエリートの次のターゲットはサウジアラビアだ。サウジアラビアの現政権を打倒するのだ。



    エクスプローラでユーチューブから動画を開き、右から6番目の「字幕」を選び日本語を選択すると、日本語字幕で見ることができます。

    グローバルエリートの計画の全容

    ・これがグローバルエリートの計画の全容だ。

    1)中東全域で革命を起こして政権を打倒した後、各国でイスラム原理主義の「ムスリム同胞団」の政権を樹立する。

    2)これで中東は混乱するので、原油価格は1バール、150ドル、金は1オンス、3000ドル、銀は1オンス、750ドルまで高騰し、ドルの価値は大幅に低下する。

    3)これとともに、デリバティブの崩壊から、全面的な金融崩壊を引き起こし、金本位制に基づく新世界秩序を導入する。

    ・しかし、この当初の計画は大幅に遅れている。リビアのカダフィー政権の打倒に手間取り2カ月の遅れが生じた。さらに、シリアのアサド政権では6カ月の遅れが生じている。計画全体では、8カ月遅れている。このため、グローバルエリートは大変に焦っている。彼らは必死だ。

    オバマに激怒したグローバルエリート

    ・オバマの支持率は上がっていない。その背景のひとつは、オバマに対しグローバルエリートが激怒しているからだ。

    ・ガル島のリバティー油田の原油を輸送するために、グローバルエリートはカナダとアメリカを通るパイプラインの建設を計画した。

    ・実はオバマはイスラム教徒である。「ムスリム同胞団」からの莫大な献金と引き換えに、このパイプラインの建設を許可する約束だった。

    ・だがオバマは、実際に献金が行われると態度をひるがえし、パイプラインの建設を保留してしまった。

    イラン攻撃とサウジアラビア

    ・イスラエルによるイラン攻撃はない。グローバルエリートは混乱を引き起こす地域を変更したからだ。すでにイランはターゲットではない。

    ・これからのターゲットはサウジアラビアだ。サウジアラビアは世界最大の原油産出国なので、サウジアラビアが混乱すると原油価格は高騰することは間違いないからだ。

    リバティー油田採掘中断のもうひとつの理由

    ・プルドー湾、ガル島のリバティー油田の採掘の一時的な中断には、もうひとつ別な理由がある。それは、2010年にメキシコ湾で起こった原油流出事故と同様の事故が起きないように、油井を強化する工事を実施するからでもある。原油採掘中断の表向きの理由はこれである。

    これから起こることとその準備

    ・グローバルエリートによると、自分と自分の家族を守るために、これから以下のことを念頭におくべきだという。

    1)モンタナ州とノースダコタ州にまたがる地域には、バッケン油田という大規模な油田が存在する。これから本格的な採掘を開始する。これから始まる金融崩壊で職を失い路頭に迷うことになったら、この油田に行くようにするとよい。仕事はたくさんあり、かなり稼げるはずだ。私はここに実際に行ってきたばかりだが、原油ブームで沸いていた。

    2)ウォールストリートで起こっていることは一切信用してはならない。ウォールストリートはグローバルエリートが完全にコントロールしている。これから市場は崩壊するが、崩壊してから準備しても間に合わない。

    3)ユーロ圏で起こっていることは重要ではない。関心をそちらに奪われてはならない。たとえギリシャがデフォルトしてもユーロに影響はない。

    4)また、スペインやイタリアの財政状況は悪化するだろうが、これはグローバルエリートの計画を読み取るための指標にはならない。新世界秩序が導入されたとき、借金の増大という、グローバルエリートがこれらの国々を支配しやすくするための条件を作っているにすぎない。

    金融崩壊の引き金

    ・グローバルエリートの計画でもっとも重要なのはデリバティブの崩壊である。

    ・トム・ファラという人物がいる。彼は40年前、金融産業に深くかかわりグローバルエリートの計画を知ることになった人物だ。私はトム・ファラに実際に会った。彼はグローバルエリートに嫌気がさし、金融界を去った人物だ。彼は、「デリバティブの目的は、デリバティブ崩壊の引き金を引くことによって、グローバルエリートが希望する時期に金融崩壊を引き起こすために開発された特別な商品である」と言っている。

    ・連銀はQE1とQE2の量的緩和で大量の資金を銀行に流したが、銀行はすべての資金をデリバティブの購入にあてた。アメリカの主要銀行だけですでに250兆ドルのデリバティブを保有している。これが崩壊すると、アメリカの金融システムは崩壊する。

    ・私は金融崩壊がいつくるかは分からない。半年後かもしれないし、1年後かもしれない。だが、確実にやってくることは間違いない。

    ドルは無価値化とグローバルエリートの目的

    ・グローバルエリートの目的は、世界やアメリカを破壊することではない。崩壊した世界をグローバルエリートの手で復興し、彼らが完全にコントロールできるような世界を構築するためである。特にアメリカはそうである。

    ・2012年末までのドルは無価値化する。ドルという通貨はなくならないだろうが、ドルの価値はほとんどなくなる。それまでに、ドルに基づく一切の投資や預金を引き上げ、金に変えておくべきだ。

    デリバティブ崩壊の予兆

    ・デリバティブの崩壊が起こる前には、いくつかの予兆がある。ひとつは、通貨戦争の始まりである。2012年4月14日、中国は人民元を、これまでの0.5%から、1%の範囲でドルに対してフロートさせる決定した。このようなことが通貨戦争である。4月11日、ブラジルの大統領は絶対にQE3を絶対に実施しないように要請した。もしQE3を実施するなら、ブラジルは報復して通貨戦争を引き起こすと言った。

    ・通貨戦争の次に起こるのは貿易戦争だ。これがデリバティブ崩壊の第2の予兆だ。

    ・連銀が金利を1%引き上げることが、デリバティブと金融崩壊の最後の予兆となるはずだ。

    以上である。

    ある程度証明可能なウィリアムスの情報

    これが9月5日にリークされた情報のすべてである。もちろん、こうした陰謀系の情報を頭から信じ込んでしまうことは危険である。あくまでも批判的な視点を失わずに、参考になる情報を取り入れるべきだろう。

    一方、他の陰謀系の情報に比べて、ウィリアムスのリーク情報は証明できるものが非常に多い。その点ではウィリアムスの精度は群を抜いている。今回のリーク情報も実証できるものは多い。

    アラスカ州、プルドー湾ガル島のリバティ油田

    ウィリアムスが冒頭で述べているアラスカ州、プルドー湾ガル島のリバティ油田は、実際に存在する超深度掘削の海底油田である。以下の場所にある。

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    また、ニューヨークタイムスに掲載された公式の説明では、リバティー油田はBPが1997年に発見し、2008年に油井の建設が始まった。2010年4月に原油採掘の準備をしていたところ、メキシコ湾の原油流出事故があったため、採掘が遅れた。

    しかし、2010年5月27日、オバマ政権は超深度掘削油田の掘削一時停止を宣言したが、停止される油田にはリバティー油田は含まれていなかったので、掘削が続けられた。2011年には毎日40000バーレルの採掘量になっている。

    リバティー油田は、公式発表では1997年に発見されたことになっているが、ウィリアムスのリーク情報ではすでに1976年に発見され、原油の高騰を待ってから採掘が始まったということだろう。

    油井の建設の動画を見ることができる。



    バッケン油田

    また、ウィリアムスの情報に出てくるバッケン油田も実際に存在する。以下はウィキペディアからの引用である。

    1951年にノースダコタ州、タイオーガ近くで石油が発見され、1984年まで年間5,300万バーレル (8,430,000 キロリットル) の原油を産出した。可採埋蔵量も近年飛躍的に増加している。バッケン油田の埋蔵量は4,000億バーレル (640億 キロリットル) であり、北極野生生物国家保護区の埋蔵量の25倍に相当している。しかしアメリカ合衆国地質調査所が2008年4月に発行した報告書では、現在の技術で採掘できるバッケン油田の埋蔵量を、2桁少ない30なし40億バーレル (4.8 - 6.4億 キロリットル)、中央値を36.5億バーレル (5.8億 キロリットル) と推計している。 州西部は現在石油ブームにあり、ウィリストン、タイオーガ、スタンレー、マイノット、バーリントンの町が急成長している。2010年時点で州内石油産出量は1日355,000バーレル (56,000 キロリットル) と2007年水準の3倍以上となり、全米第4位になった。

    保留になったアメリカーカナダパイプライン

    また、グローバルエリートが激怒したとされるアメリカーカナダのパイプラインの建設が、オバマ政権によって許可されなかったとの情報だが、これも事実であった。2011年11月初旬にオバマはパイプライン建設を保留にしている。以下の記事で読むことができる。

    「米大統領:給与税減税延長、パイプライン計画承認との抱き合わせ拒否

    12月7日(ブルームバーグ):オバマ米大統領は7日、給与税減税措置の延長について、「キーストーンXL」パイプラン計画の政府承認迅速化と抱き合わせを狙う議会共和党の動きを拒否する考えを示した。

    オバマ大統領はホワイトハウスでカナダのハーパー首相と会談した後、カナダから米国に原油を輸送するトランスカナダのパイプライン計画の承認など他の問題と絡めて、給与税減税を「人質に取るべきではない」と強調した。

    大統領は、パイプライン計画に関する決定を大統領・議会選挙後の2013年初めまで延期したことについて、政治的な意図はないと言明。パイプライン建設をめぐっては「適切な環境影響評価」が必要だと述べた。

    共和党指導部は、年末期限切れとなる給与税減税措置の延長法案にパイプライン計画の承認手続き迅速化を盛り込むことを検討している。オバマ政権と議会共和党の双方にとって減税措置の延長は最優先課題だが、税収の減少分を富裕層への増税で賄う民主党案に共和党は反対している。」

    サウジアラビアの情勢

    だが、我々にとってもっとも気になるのは、サウジアラビアでテロが起こるかどうかということだ。前回、第188回のメルマガで書いたように、これから起こる日本の地震に先行する出来事としてサウジアラビアの爆弾テロがあげられているからだ。興味のある読者は188回のメルマガを読むとよいだろう。本当にそのような出来事が起こるのだろうか?

    サウジアラビアの東部地域

    サウジアラビアは、スンニ派のなかでも厳格なワッハービ派が統治する国である。人口の12%のシーア派は、油田の90%が集中する東部地域に居住しており、さまざまな規制や差別を受けているとされている。世界最大のガワール油田もこの地域にある。

    一方、これまでサウジ国内のシーア派は露骨な抗議運動を控えてきたが、2010年12月から始まった「アラブの春」が拡大するにしたがって、東部地域でも抗議運動が激しくなった。だがサウジ政府は、要求を受け入れるどころか、これを徹底的に弾圧した。

    特に抗議運動は、今年の7月に著名な反体制派シーア派の聖職者ナムル師が、治安部隊の襲撃により逮捕されて以来、激化している。以下は東部の町、カティーフで8月に実施されたデモだ。

    他の地域にも拡大

    しかし、東部地域で始まった抗議運動は宗派の違いを越えて、サウジアラビアのスンニ派地域にまで拡大している。以下は、イランのプレステレビのニュースだ。

    バーレーンとサウジで、反政府デモ拡大


    サウジアラビアで、これまでは同国東部地域のみに限られていた反政府デモが、西部地域にまで拡大しています。

    サウジアラビアではここ数日、首都のリヤドやメディナ、ターイフなどの都市で、激しい抗議行動が行われています。

    サウジアラビア西部の町ターイフでは、地元住民がここ数日、街頭に繰り出してサウード政権の弾圧措置に反対する抗議行動を実施しました。

    抗議行動の参加者は、反政府スローガンを掲げ、現在身柄を拘束されている政治犯全員、特に女性の釈放を求めています。

    現在拘束されている女性の政治犯は、裁判を受けないまま長期間拘置所に拘留されています。

    1ヶ月前に、サウジアラビアの著名な反体制派シーア派聖職者のナムル師が、同国の治安部隊の襲撃により逮捕されて以来、同国の東部地域では抗議デモが激化し、他の地域にまで広がっています。

    サウジアラビアの隣国バーレーンでも、同様の状況が見られ、国民による平和的な抗議デモが日々高まっています。

    バーレーンでは10日金曜、数千人の国民が反政府団体の呼びかけに応じて街頭に繰り出し、ハリーファ政権への反対を訴えました。

    バーレーンとサウジアラビアは、情勢が安定していた時期もありましたが、現在は地域でのアラブ革命の影響を受け、この2つの国でも状況は緊迫しており、地域の政界の大部分は、この2つの国の王制が衰退する日が近いと見ています。

    反体制戦闘組織

    さらに、拡大するに抗議運動から武力による政権打倒を目指す反体制戦闘組織も設立されている。以下はl、中東情勢の分析では非常に定評のある「中東TODAY」からの引用である。

    サウジアラビアにスンニーの反体制組織誕生


    サウジアラビアに敵対す立場にあるイランからは、これまでもサウジアラビアの体制不安や、反体制の動きに関する情報が、何度と無く報じられてきている。そのような状況から発しられる情報なので、何処まで信頼性があるかについては断言できないのだが、そのような情報が出てきた以上は、いちおう把握しておく必要があろう。

    イランのプレス・テレビというネットが報じたところによれば、サウジアラビアにスンニー派の反体制戦闘組織が、誕生したということだ。その組織の名前はバタル・アルウバイリスで、戦闘を専門に展開する集団だということだ。

    つまり穏やかな政治経済社会の条件闘争などではなく、武力でサウジアラビアの現体制を打倒することを、目的とした集団だということだ。

    このバタル。アルウバイリス組織のメンバーは、サウジアラビア国家が国民の要望に全く応えていないとし、生命を賭して体制に挑戦すると主張している。つまり、特攻攻撃をも含む闘争方針を立てており、その戦闘方針を宣言しているのだ。

    特攻攻撃といえば、車に爆弾を搭載した車を、自身が運転して目標に近づき、自爆テロを行うことを言う。イラクではこの闘争方式で、これまでに何万人という人たちが、犠牲になっているのだ。

    このバタル・アルウバイリス組織は、国民と宗教の敵を打倒する、とも宣言している。

    サウジアラビアはこれと似たようなグループによる、体制への挑戦が1979年に起こっている。それは、オタイビという名の青年を中心とし、彼をマハデイ(救世主)とあがめるメンバーが、サウジアラビア政府の支配するイスラムの聖地メッカを占拠し、そこに立てこもってサウジアラビア軍と、戦闘を展開するというものだった。

    このオタイビ一派の抵抗に対し、サウジアラビア軍は対応に苦慮し、最終的にはフランスの特殊部隊に、掃討作戦を依頼して、問題を解決したという経緯がある。

    今回、イランのプレス・テレビが報じた情報が、正しいものであるとすれば、サウジアラビアでも遂に反体制の、武力闘争が始まるということであろう。それは世界経済にも、大きな不安を抱かせるものになろう。従って、サウジアラビア国内の状況を、今後も注視し続ける必要がありそうだ。

    以上である。

    ウィリアムスのリーク情報が正しければ、サウジアラビアで起こっているこれらの一連の出来事は、グローバルエリートが中東全域を混乱させ、原油価格を1バーレル、150ドルを越えて高騰させるために仕掛けていることだということになる。

    以前の記事でも紹介したが、抗議運動によって政権を打倒するためのプロ集団が存在しており、彼らの手口を撮影した優秀なドキュメンタリーが撮られている。以下のビデオがそうだが、ブラウザーはエクスプローラーを使い、ユーチューブ本体で動画を見てほしい。右から6番目のボタンをクリックして日本字幕を選び、見てほしい。日本語の字幕が現れる。



    この続きの情報はメルマガで書くことにする。

    続く

    新しい本の紹介

    また新しい本が2冊出ました。表紙はセンセーショナルですが、中身はけっこうまじめです。これまでのメルマガや雑誌の記事の内容に一部加筆し、修正した内容です。いま日本は大きな転換点になっています。世界の現状を踏まえ、現在の日本の立ち位置を確認するにはよい本ではないかと思っています。よろしかったぜひどうぞ!

    elen

    shihaisha

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    本の出版のお知らせ

    今度、また講談社から英語の本を出した。筆者も強く感じているが、やはり英語は仕事では必須となりつつある。しかし、実際に英語を使う相手は欧米人とは限らない。中国や韓国なのどのアジア出身の人々も多い。そのような状況のなか、この本では普遍的なコミュニケーションの手段としてのグロービッシュに注目し、これをマスターする方法を解説した。英語に関心がある方にはぜひお勧めしたい!

    日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本 (講談社+α文庫)

    eigohon

    また本が出ます。前著の続編にあたる本です。今度は今のシステムのつっこんだ解説と将来の予測です。よろしかったらどうぞ。

    「支配ー被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる コルマンインデックス未来予測[2020年までの歩み] (ヒカルランド)

    nihonn

    また本を出版しました。今度は徳間書店からです。今回は、このブログの内容を大幅に加筆修正し、未来予測を行った本です。よろしければぜひどうぞ!

    未来予測コルマンインデックスで見えた 日本と経済はこうなる(徳間書店)

    koru

    今回、講談社から英語本を出版しました。通勤途中に電車の中で軽く読める本です。ちょっと英語に興味がある人はぜひどうぞ!

    通じる英語 笑われる英語

    eigo

    「いったい世の中どうなっているんだ!こんな時はマルクスに聞け」(道出版)

    体裁としては「資本論」の解説書のような本だが、マルクス礼讚の本ではない。われわれはこれからなんとしてでもサバイバルして行かねばならない。そのための状況認識のための書として有効だと思う。よろしかったらぜひどうぞ!

    marx

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

    友人の飲み屋

    筆者の友人の一人が飲み屋を始めました。こちらもよろしかったらどうぞ!

    ナイトクルーズ51

    驚異的な前世リーディングサイト
    遠い記憶・前世からの約束

    前世リーディング問い合わせ電話番号
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    筆者の友人の作家のブログ

    茶房ちよちよ
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    また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。

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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    放射能情報、再びリンゼー・ウィリアムス

    9月6日

    また更新に2週間以上かかってしまった。もっと早く更新できればと思いながら、いつも反省している。いつも読んでくださっている読者の方々には感謝する。

    船井幸雄オープンワールド2012のご案内

    「船井幸雄オープンワールド2012」に講師として出演を依頼されました。横浜で行います。よろしかったらぜひどうぞ!今回は占星術のスティックエバース氏と一緒です。

    船井幸雄オープンワールド2012

    高島の出演日時

    9/22(土・祝)大ホール
    11:30-12:40
    歴史的な転換点の相実:2012年から先の未来へ


    対談イベントのご案内

    立ち上がったばかりの団体、「しゃべり場事務局」から興味深い対談イベントの依頼を受けた。アジア圏の投資のプロである高橋守氏との対談だ。

    高橋氏は中国、カンボジア、フィリッピン、マレーシアと豊富な投資経験に基づき、今後のアジア投資の展望などを語っていただく。日本人がだまされる典型的なケースも語ってくれる。とても面白い話になると思うので、関心がある方はぜひどうぞ!

    トークイベント「ヤスのしゃべり場 」

    日程:2012年9月30日(日)

    会場:インプリメントセミナールーム (築地駅徒歩3分)

    人数:50名限定

    料金:1名 5,000円 
    ※懇親会料金別途

    ナビゲーター:高島康司
    ゲスト: 高橋守
    一橋大学社会学部卒、フィリピンアダムソン大学、メキシコユカタン州立大学に留学。
    英語、中国語、広東語、スペイン語に堪能 。住友信託銀行にてインベストメントバンキング・国際業務に就き、香港・台湾に通算 10 年近く勤務。中国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン等華僑に幅広い交流を持つ。国際金融、ペンチャー投資、不動産投資、不動産ファンド等広範な知識と実務経験の持ち主。中国不動産投資コンサルティングの第一人者として、毎月のようにベトナム、中国各地を訪れると同時に、ベトナム・中国不動産投資教育を行う。 
現在、ディーエー代表取締役、ベターハウス取締役東京事務所長、早稲田大学ビジネススクール講師 

著書に「華僑に学ぶお金の哲学投資のルール」あさ出版 
「人民元で大儲け!」あさ出版 
「インド株で大儲け!」あさ出版などがある。

    時間:12:30 開場
    13:00 ヤストーク
    今年の数ヶ月で大きな変動が発生する可能性が出てきました。日本は岐路に立つかもしれません。特にアジアとヨーロッパを中心に、経済、政治の両面からこれから来る変動を詳しく解説します。あらゆる手段を予測に使います。また、これまで紹介してきたコルマンインデックスやウエブボットがいまどうなっており、どのような予測を展開していているのか紹介します。
    14:30 休憩
    14:45 対談 ヤス(ナビゲーター)
    高橋守(ゲスト)
    アジア投資の専門家の高橋さんを招き、特に中国とカンボジア、そしていま注目のミャンマーへの投資について話します。しかし、日本人投資家が騙されるケースも大変に多くなっています。高橋さんは、多くのアジア向け投資ファンドを立ち上げ成功させてきているので、豊富な経験に基づき、どのような状況で日本人投資家が騙されるのか、ディープな情報もお話してもらいます。
    16:15 休憩
    16:30 質問
    17:00 終了
    17:30〜20:30 終了後懇親会予定

    ※ご参加希望の方は、下記のメールアドレスまで必要事項を入力しお送りください↓
    yasunoshaberiba@gmail.com

    【名前】

    【住所】

    【携帯他】

    【メールアドレス】

    【イベント参加人数】

    【懇親会参加人数 希望者のみ】

    お申込後、ご案内をお送り致します。

    主催:しゃべり場事務局

    担当 : 島田


    アネモネ講演会

    アネモネからいつもの講演会を依頼された。話す内容は上の「対談イベント」とはまったく異なる。よろしかったらこちらもどうぞ!

    日 時 2012年9月23日(日)
    14:00~16:00(開場13:30)
    会 場 東京織物厚生年金会館3階 第一会議室 東京都中央区東日本橋3-6-20
    料 金 前売3,000円/当日4,000円(各税込)【イベント番号:STY01】
    ・JR総武線「馬喰町駅」1番出口より徒歩7分
    ・都営新宿線「馬喰横山町駅」A3 出口より徒歩3分
    ・都営浅草線「東日本橋駅」A3、B2 出口より徒歩3分
    ・日比谷線「小伝馬町駅」1番出口より徒歩7分、「人形町駅」A4 出口より徒歩7分

    内容
    ・竹島、尖閣の真実
    ・公開されていないビデオ
    ・日本の将来
    ・隠蔽された放射能汚染の実態
    ・リモートビューイングから見えてくる2013年
    など


    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!今回の講演会は面白くなりそうです!

    日時  平成24年9月27日(木) 18:30受付   19:00~公演開始
    場所  高松テルサ  

    テルサ会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします
    〒761-0113 香川県高松市屋島西町2366-1
    Tel:087-844-3511  Fax:087-844-3524

    会費   3,000 /人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・やばくなるアメリカ経済
    ・もちなおすヨーロッパ
    ・2013年上半期はマイナス成長か?
    ・竹島、尖閣問題と日本の行方
    ・ずれてきたコルマンインデックスのシナリオと今後の行方
    など


    お知らせ

    5月21日、ウエブボットの報告書の最新版が発表になりました。いま詳細な要約の作業を続けていますが、これまでのように「予言解説書」のような体裁で出すことはしないことにいたしました。詳細な要約はすべてメルマガに発表いたしますので、最新報告書の内容を知りたい方は、メルマガを購読なさってください。

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    お知らせ

    講談社のサイト、プロジェクト・アマテラスに作品の投稿を求められました。以下のサイトで読むことができます。「試論、そもそも予言とはなにか?1」です。画面右側の「このプロジェクトの投稿」から見ることができます。よろしかったらどうぞ!

    未来はどうなるのか
    http://p-amateras.com/project/61

    新しい本の紹介

    「神霊の世界に覚醒して」サンドラ・インガーマン、ハンク・ウエスルマン著、高島康司、豊田泰士訳

    shaman02

    このブログでも何度も紹介したことのあるシャーマンで人類学者、ハンク・ウエスルマン博士の名著、「Awakening to the Spirit World」の翻訳が完成した。2010年にアマゾンで1位になった本である。

    本には、シャーマンの世界をトランス状態で経験しやすくさせるCDが付いている。本は、CDの使い方と、シャーマンの世界で体験する内容の解説書だ。筆者もCDを聞いて見たが、聞ききながら寝ると、たしかに多くの夢を見て、会ったことのない多くの人物が現れる。興味深い体験だった。

    よろしかったらぜひどうぞ!

    新しい本の紹介

    今度、ウィリアム・スティックエバース氏と対談本を出しました。かなり面白い本だと思います。よろしかったらどうぞ!

    black

    宇宙の設定を読み解く[BlackBox]超予測

    また新しい本が出ます。今度は様々なサイクルに注目し、コルマンインデックス以後どのようなことが起こるのか解説した本です。ブログやメルマガの内容を大幅に加筆修正しました。

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル

    cycle03

    よろしかったらぜひどうぞ!

    有料メルマガのご紹介

    今回も竹島と尖閣諸島の領有権問題とその背景について詳しく解説した。

    どうも、いろいろな情報を調べて行くと、竹島と尖閣諸島で緊張が高まるように仕向けたのは、実際にはアメリカの国防総省と軍産複合体である可能性が高いように思われる。

    いまアメリカは、債務が自動的に削減される「財政の崖」と呼ばれる状況にある。予算の削減はあらゆる項目で実施されるので、毎年5%の緊縮財政となる。すると、2013年上半期ではGDPはマイナス2.0%の逆成長となる深刻な不況に突入する。

    緊縮は国防総省と米軍の予算も例外ではない。今後10年間で毎年14.5%の予算が削減される予定だ。これが実施されると、政府の戦略がどうあれ、現在の米軍の規模は縮小しなければならなくなる。東アジアからの部分的な撤退も余儀無くされる。

    もちろん、民主、共和両党が合意すれば「財政の崖」は回避できるが、議会では超緊縮財政を基本方針とする茶会派が多数派なので、合意はかなり厳しいと見られている。

    深刻な不況を回避するためには、TPPを早期に開始して、米国企業の新たな市場を確保しなければならない。そのためには、アメリカが不参加の日中韓プラスアセアンの自由貿易協定をつぶし、TPP参加に難色を示している日本を、参加へと追い込んで行かなければならない。

    また、軍産複合体にしても、国防予算を維持して既得権益を確保するためには、世界のどこかで緊張状態を作り出し、米軍の必要性を既成事実化しなければならない。

    こうした目的を達成するためには、竹島と尖閣の領土問題をけしかけて、日本と中韓の関係を緊張させることがもっとも手っ取り早い。日本はナショナリズムに走って中韓への敵対意識が強くなる一方、同盟国である米国への依存を一層深める。このため国内では、「アメリカに守ってもらっているのだからしょうがない」という世論が強くなる。その結果、TPP参加、オスプレイ配備容認、普天間基地問題の立ち消えとアメリカの目的が実現される方向に進む。

    竹島と尖閣諸島の問題は、アメリカがこのシナリオを実現するために、日本や韓国のアメリカの息がかかった政治家を動かしてけしかけた可能性が非常に高い。

    前回はこのような内容を解説した。

    次回の予告

    9月になにかがあるかもしれないという情報を複数入手した。その情報の信頼度をいろんな角度から検証して見る。不特定多数の人が見るブログではどうしても書けない。メルマガで報告することにした。関心のある方はどうぞ。メルマガは毎週木曜日の深夜0時過ぎに配信している。

    今回の記事

    今回は複数のテーマを扱う。最初は放射能の健康被害に関する新しい情報だ。

    次に、久しぶりに、エネルギー産業の隠された計画をリークしているリンゼー・ウィリアムの情報をお伝えし、警告が的中する可能性を探って見る。

    チェルノブイリ事故後の健康被害の報告

    元記事リンク



    Video streaming by Ustream

    8月31日、チェルノブイリ事故以後、ベラルーシで被爆者の支援を長年続けているドイツ人医師が来日し、ベラルーシにおける放射能を健康被害の状況を報告した。とても参考になる内容だ。全文をそのまま掲載する。

    アメリカ×ドイツからの非核医師来日記念
    2012年8月31日(金)


    場所:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)ホール
    主催/避難者と未来をつくる会 
    共催/Hibakusha Project ・ストップ!放射能汚染ガレキ関西ネットワーク ・ストップ!放射能汚染ガレキ関西原告団  
    企画/川井和子 賛同/コープ自然派ピュア大阪

    ジーデントップフ医師(ドイツ)
    20年以上チェルノブイリ事故後のベラルーシの人たちを継続支援。事故後病人は増加の一途。人工雨と中絶手術、本当の被災者支援

    ミュンヘンでは放射能の雨が5月の初めに降りましたが、1987年1月にはダウン症と診断された子どもが2~3倍に上りました。同様のことがベルリンでも起きました。ベルリンでは通常は一カ月に2、3人が報告されているのですが1987年1月にはダウン症の子どもが12人生まれています。

    放射性ヨウ素131は卵巣で濃縮するため、そのヨウ素131が原因であると議論されています。

    ドイツの多く町で早産児や不当軽量児の数がかつてないほど多くなりました。口唇外裂のようなその他の奇形や中枢神経の異常、そしてありとあらゆる種類の腹部の危険がピークに達しました。最近科学者が発見したのですが、チェルノブイリの翌年には、ヨーロッパ中で、統計上で予測されるよりも80万人も少ない赤ちゃんが生まれたそうです。

    ドイツで起こったことは当然ベラルーシでも起きたのですが、放射線レベルがずっと高いため、もっと多種多様にわたっていました。ベラルーシでの放射線の量は広島原爆の10万発分だと言われています。ベラルーシの国土の25%以上が汚染されました。

    事故直後の数日間は、風が南東から北西に吹いていました。そのため事故は最初スゥエーデンで検出されたのです。風向きが西からモスクワ方向に変わった時、人口の雨を降らせて放射能の雲を降ろしました。その結果、チェルノブイリから200kmのところにあり、ロシア国境の隣にあるモギレヘフ州は、深刻な汚染を被ったのです。

    放射性ヨウ素131は半減期が8日間です。すなわち環境中では同位体が半減期の10倍の間存在し続けますから、この80日間にヨウ素131は、赤ちゃん、子ども、特に母親がヨウ素131を吸い込んだり、食物を通して取り込むので、体内の中でも生物学的に活性なのです。

    その理由は甲状腺は特に成長する生体に於いて活性があり、甲状腺ホルモンを生産するためにはヨウ素が必要なのですが、悪いヨウ素と良いヨウ素を区別せずに取り込む事は、取り込めるものを取りこむからです。

    1990年、私は子どもの甲状腺がんを治療

    ーここから無音(非常に残念です)ー

    ー10分ごろから音声復活ー

    セシウムはまた、抗血栓作用を減じるので、血管内の血液凝固を起こし、子どもの高血圧や若い人の心筋梗塞や脳溢血の原因となっているのです。

    また子どもの白内障も年を追って増加しています。コシュクコビッチの友人によれば、お年寄りはほとんどが白内障を患っているそうです。またいわゆるリコビダートルの間では広範囲血栓や慢性結膜炎などが見られます。

    次にストロンチウム90についてお話ししようと思います。生体はストロンチウム90をカルシウムと取り違えます。そのため、歯と骨に最も蓄積します。
    半減期は29年で、ベータ線を骨髄の中で発して、造血系を損傷します。これがチェルノブイリ直後の白血病、肉腫、リンパ腫等の悪性の血液疾患の原因で、現在は、2世にも現れています。

    また、免疫系が弱まり、いわゆる「チェルノブイリエイズ」の原因となっています。1991年にオキリエフ州の子ども病院を訪れましたが、普通なら大したことがない怪我や手術が、生命に関わる重篤な問題になっていたのです。重複感染や耐抗生物質等の問題もありました。

    昨年の夏コシュクコビッチから私たちの町に保養プロジェクトできた10代の少女二人は、歯科治療を完全に行って帰りました。ところが今年の夏この二人が戻ってきまして、この1年間で虫歯が16本と12本増えたという事が分かったのです。炎症がひどくて抜糸しなければならなかった子どもたちもいます。鼻血や慢性気管支炎、疲れやすい、中枢神経系の様々な疾患などが、多くの子どもにみられます。

    いまのコシュクコビッチですが、これはモギレフシュ州の軍の??の町の名前でもあります。1986年の5月はじめコシュクコビッチの1500平方kmの上に、黄色っぽい雨が降り注ぎました。その時住民は何の警告も受けていなかったのです。頭痛、吐き気、嘔吐、のどの痛み、さまざまな皮膚疾患や咳が報告されています。住民は数カ月後にこの雨がチェルノブイリと関係があることを、またコシュクコビッチ肥よくな土地の25%が汚染したことを知ることになります。
    その当時コシュクコビッチ地方には3万5000人の人達が住んでいました。

    1989年、「チェルノブイリの子どもたち」という市民団体が、政府に圧力をかけ、ベラルーシの汚染地図を公表させました。私はこの団体を訪れて、支援は都市ではなく地方に必要なことを知りました。そのため私たちはコシュクコビッチで人道支援と医療支援を始めたのです。初めの10年間は主に医療支援に力を入れ、町の100年もの歴史を持つ病院に医薬品や医療物質を提供しました。現在では人道支援、または社会支援に力を入れております。

    夏には汚染地域の子どもたちを保養に招待しています。向こうの学校の先生によると、「綺麗な環境で数週間過ごした子どもは病気にかかりにくくなり、少なくとも1年間は大丈夫だ」という事です。

    放射性物質は毎年ベラルーシの砂地に2cmの速度で沈下していきます。森の中では葉っぱやコケから離れません。野生のベリー類、キノコ、野生の動物の肉は、安全が確認されないと食べることはできません。現地の食べ物からは1kgあたり9000ベクレルが発見されています。そして田舎の村の人達は森で採れたものを食べてきたのです。

    古かった町の病院は現在では新しい建物になっていますが、そこで働く地元の医師の友達に会いに行き、なんか統計がないかと聞いてみました。

    そうするとその医師は私を笑って、「統計はモギレフ州の保健局から貰っているよ。ボーナスが無いとみんな暮らせないからなぁ。コシュクコビッチ郡ではチェルノブイリ関連の病気で死ぬ人なんていないのさ。死因は何時も事故、感染、アルコール、出稼ぎ先のモスクワでうつった結核で、60歳を超えたらここではみんな老人だからなぁ」

    しかし他の友人からの話では、「ほぼ全部の??で、チェルノブイリ関連の病気で亡くなった人がいる」ということです。

    モシュクコビッチ郡の人口は年々減り続け、26年間で1万人減少しました。

    出生に関する統計も入手が困難ですが、早産児や不当軽量児の数は増え続けています。子宮内の異常が超音波で発見されると、中絶手術が行われます。

    ベラルーシ政府は「チェルノブイリは過去のことである」と国民を納得させようと多大な努力をしています。しかし、健康に問題のある国民は次のように語っています。

    「チェルノブイリ事故の後、26年間私たちは生きてきたのではなくて、この26年間チェルノブイリ事故と一緒に生きてきたんだよ」

    以上である。思った以上に深刻な状況だ。

    福島の状況

    ダウン症など新生児の異常の増加が報告されているが、福島などでも同じような報告があるのかどうか検索して見た。

    すでにご存知の読者も多いと思うが、今年の6月に書かれた以下のブログの記事が注目されていた。元記事が削除されているので、阿修羅掲示板に書き込まれていたものを全文掲載する。

    福島の妊婦、7人中5人がダウン症や奇形児、流産の恐怖
    2012年6月13日


    私の知り合いが、福島県から三重県にやっと避難しました。それほど仲の良い人ではなかったけれど、放射能は怖いと感じた出来事があったそうです。

    彼女の住んでいた福島県の○○市の、勤務先である病院で、7人の妊婦のうち、5人の胎児が流産、ダウン症、奇形児だったそうです。

    7人の内訳

    ・ダウン症 2人
    ・指が6本の子供  1人
    ・無脳症 1人
    ・流産  1人
    他2名は当時の段階でまだ4ヶ月とかなので経過観察中。

    同じ病院内でこんな確率はあり得ない、と恐怖を感じたそうです。専門家たちの経験と知識で、やはり放射能の影響としか考えられないとの結論だったようです。

    やっと旦那さんも理解してくれて、家族で避難したとのこと。

    放射能でなければ、毒物混入無差別テロしか考えられなくなります。

    私の周りでも、食べ物を気にしていない妊婦3人が流産しました。今年だけで3人も聞いています。6ヶ月や7ヶ月で。食べ物による放射能被曝くらいしか、原因が考えられません。

    以上である。

    明らかに、奇形児の出生割合としては相当に高い。ちなみに、日本における奇形児の出生率は以下のようになっている。ひとつの目安になるだろう。

    2002年度 1.77%
    2003年度 1.84%
    2004年度 1.77%

    何度も書いているが、こうした異常の原因が放射能であると科学的に証明されたわけではない。ほとんどまともな調査が実施されていないからである。

    しかし、限りなく怪しいことだけは確かだ。高度な自己判断が重要になる。

    リンゼー・ウィリアムスの最新情報

    最近、リンゼー・ウィリアムスの情報は掲載していなかった。筆者は情報は収集していたのだが、ウィリアムスがリークする情報に新しい内容が少なかったのと、他の複数のブログで情報が紹介されるようになってきたので、このブログでは長らく書いていなかった。

    ただ、8月の後半にリンゼー・ウィリアムスが出演したネットラジオのインタビューで、かなり重要な情報がリークされたので、今回はこれを書くことにした。

    ウィリアムスのサイト

    長い間リンゼー・ウィリアムスは、自己紹介とDVDの内容を紹介する簡単なホームページしか持っていなかった。ウィリアムスが出演したネットラジオの多くのインタビューは、ユーチューブをはじめ多くのサイトに分散して掲載されていた。

    ウィリアムスは、2011年5月になって、自分が出演したメディアのインタビューを網羅的に掲載するサイトを立ち上げた。

    8月24日のリーク情報

    最近、このサイトで掲載されたインタビューで、もっとも重要なものは8月24日のものである。幸い、これをいち早く日本語の翻訳したサイトがあった。このブログの投稿欄でも紹介されていたが、重要なので改めて全文掲載する。

    なお、このブログに掲載した過去の記事との用語の統一をはかるために、表現を若干修正さえていただいた。以下である。元記事は「日本や世界や宇宙の動向」にある。

    ・グローバルエリートは、新世界秩序の計画を着々と実行に移しているが、計画も通りには進んでいない。

    ・全米の通信衛星システム(飛行機のナビ、GPS、インターネット、電話など)を供給しているレシオン社は、米政府を裏で支配している会社である。米政府はレシオン社に対し、もうじき米政府の財政が破たんする可能性があるので、その準備をしておくようにと言った。

    ・グローバルエリートは、石油産出地域のアラブ、中東諸国を次々に破壊しようとしている。なぜなら、彼等の設定した価格まで石油価格を高騰させる計画だからだ。

    ・その中心的なターゲットが、エジプト(政変)、リビア(政変)、シリア(内戦)、サウジアラビアである。しかし、これらの国を崩壊させるプロセスに時間がかかり過ぎており、計画は6か月遅れている。

    ・計画が遅れている原因のひとつはシリアである。グローバルエリートの予想よりも、アサド政権が持ちこたえているからだ。

    ・現在、オバマはシリアのアサド政権に対し、化学兵器を使用した場合、アメリカが戦争に加わると脅しているが、実際はシリアが化学兵器など使用しなくても、理由をでっちあげてでシリアを攻撃するかもしれない。アメリカがシリアを攻撃するとロシアが反撃するので戦争は一気に拡大する。

    ・ブリティッシュ・ペトロリアム社(BP)は、メキシコ湾の石油流出事故後、1年前からアラスカの世界最大の油田であるリバティーオイルリグのあるゴール島で石油の掘削を開始した。この油田は、ロシアで発掘が始まった無生物起源の油田である。超深度掘削を行い、40000フィートまで掘り進んだ。

    ・しかし突然、掘削を停止した。石油の市場価格を1バーレル、150ドルまで上昇させることにしたためだ。

    ・米連邦準備銀行は、米ドル紙幣を刷ることを止めた。その結果、刷りすぎた米ドル紙幣が古くなって使えなくなっても新しい米ドル紙幣とは交換されない。エクアドルなど、米ドルを自国通貨として使っている国が世界にいくつか存在するため、その影響は大きい。

    ・12月末までに、米ドルが紙くずになる。米ドルでモノを購入することができなくなる。紙幣以外の資産を確保することをすすめる。自宅を所有し、裏庭に野菜を作る。金や銀を購入するなどだ。グローバルエリートは、今後、金本位制度に戻すつもりである。また、デジタルマネーを導入する計画だ。

    以上である。

    実現が遅れている当初の計画とはなにか?

    この8月24日の情報では、「計画は6か月遅れている」と述べているが、当初の計画はどのようなものだったのだろうか?

    過去のリーク情報

    当初の計画がもっともはっきり読み取れるのは、2010年10月22日と、12月15日の情報ではないかと思う。特に10月22日の情報は「アラブの春」が始まる前のリークであることに注意して読んでほしい。的中したことが分かるはずだ。

    2010年10月22日のリーク

    ・支配エリートは、今後4ヶ月から5ヶ月以内に中東での危機を望んでいる。危機はイラン戦争とはかぎらない。グローバルエリートがいうには、「原油価格の成り行きを見ると我々の計画がどこまで進行していているのか分かる」ということだ。

    ・原油価格は1バーレル、150ドルから200ドルまでかならず上昇する。

    ・しかし、グローバルエリートは次のようにも言っていた。「朝鮮半島や中東で起こることに惑わされては行けない。これはさらに重要なことを隠すためのカマフラージュにすぎない」

    ・これに合わせて金貨格も上昇する。現在は1オンス、1300ドル近辺だが、これが2000ドルになるはずだ。

    ・ドルは2012年までにはほとんど無価値になる。

    ・中国とロシアの動きに注意しろ。これがドルの価値下落を主導する重要な動きとなる。ロシアは超深度掘削に成功し、いまではサウジアラビアを抜いて世界第1位の原油産出量になっている。

    ・最近、中国とロシアは密約を交わした。これは、中国が必要とする天然ガスや原油などのエネルギーをすべてロシアが供給するとうものだ。

    ・そして、この決済通貨にはドルはまったく使われない。この動きが基軸通貨としてのドルの下落を主導することになる。

    ・一方、グローバルエリートはアメリカ国民が反抗し革命を起こすことをもっとも怖がっている。イラン攻撃もドルの下落も、時間をかけ自然な成り行きであるように演出する計画だ。

    ・しかし、アメリカにとって最大の問題になるのはイラン攻撃による原油価格の高騰ではない。住宅や商業施設などの不動産ローンを証券化した「不動産担保証券(MBS)」の破綻こそがもっとも大きな問題となる。

    ・これは自然に破綻するのではない。グローバルエリートが破綻させるのである。私に情報をリークしている人物は、「われわれはこれを破綻させる」とはっきりと言っていた。

    ・ニューヨークダウの上昇に絶対に目を奪われてはならない。アメリカの主要企業の経営陣は自分が持っている膨大な量の自社株をいっせいに売りに出している。経営陣が自社株を売ることは法律で禁止されたインサイダー取引だ。だが、堂々と行われている。

    ・彼らは、相場が下落することをにらんで先手を打っているのだ。近いうちにグローバルエリートは、相場を大きく下落させる引き金を引くはずだ。

    2010年12月15日のリーク

    ・私にこれまで情報をリークしていた人物は2人いる。そのうち一人はBPの系列会社、「アトランティックリッチフィールド社」の元CEO、ケン・フロム氏である。フロム氏は87歳で最近死去した。私は本人から彼の名前を公表する許可を得た。

    ・フロム氏は、自分が死亡した後に公表するようにと情報を私に託した。情報を公開する情報の一部はそうしたものだ。

    ・私はグローバルエリートとの電話の会話を録音している。それを今回実際に多くの人に聞けるようにした。近いうちにDVDで手に入るようにする。

    ・ところで、なぜ軍産複合体の支配層が私に情報をリークするのか疑問に思われるかもしれない。実は、支配層には彼らなりの倫理規定が存在していることが理由だ。すべては操作されているのだが、計画を実行する前には、しかるべき人物に計画の情報をリークしなければならないというのが彼らの倫理規定である。私は過去に彼らとともに働いた経験がある。おそらくこの経験から、私が情報のリーク先として選ばれたのではないかと思う。

    ・EUは大きな問題に遭遇し、ユーロは近いうちに崩壊する。ユーロの崩壊はドルの崩壊の前に起こる。しかし、いつ崩壊するのかはいまのところ明示できない。

    ・ユーロの下落が始まると、準備する期間が2週間から3週間ある。この期間に資産の喪失を防ぐために準備しなければならない。

    ・私に情報をリークしているグローバルエリートは、どのようなことが起こるのか暗示する彼らなりの方法がある。それはいま起こっていることを示し、これからどうなるか注意を換気するという方法だ。

    ・日本やアメリカを含む世界主要15カ国の借金の利払い総額は10.2兆ドルという天文学的な水準に達している。利払いだけでこの額である。借金の総額となると、これらの国々のGDPの27倍に相当する規模だ。借金の支払いはもはや不可能であり、どの国も財政破綻に向かう。

    ・金証券や銀証券で貴金属を売買する方法がある。だが、貴金属が契約した通りに引き渡されることはまずない。これからは現物で持っていないとすべてを失うことになる。

    ・中国や日本が米国債を買わなくなり、FRBが米国債を買うようになるときが、ドルの下落が止らなくなる兆候だと支配エリートは見ている。

    ・グローバルエリートは、アメリカ経済の崩壊を計画している。その理由は非常に単純だ。アメリカ経済が崩壊すると企業も含めドル建て資産が暴落する。これを買い叩き、主要な企業を手中に収めることが目的だ。相場がもっとも安くなったときに株を大量に買うのと同じ手口である。

    ・1年半前、フロム氏はあと2年でアメリカは貧困化し、現在のアメリカは見る影も無くなるといった。いまその方向に向かっている。

    ・先にも予告したが、原油価格はこれから急騰する。急騰の原因はドルの暴落である。

    ・中国とロシアは相互の取引でドルの使用を停止した。そのため、ドルが暴落しても中国とロシアは大丈夫だ。だが、サウジアラビアなどの中東の諸国はそうはゆかない。バーレル当たり150ドルを越えて高騰しても、それでも中東諸国は大変な状態になる。

    以上である。

    これがウィリアムスが過去にリークした、グローバルエリートの当初の計画である。「ドルを紙くず化させる」ことは何度も述べている。

    先の8月24日のリークでは、「計画は6カ月遅れている」としているが、計画そのものを断念したわけではないようだ。とするなら、こうした状況へと動かして行く操作はまだ続いていると見てよいだろう。

    ウィリアムスの情報はどの程度正確なのか

    このようなウィリアムスだが、リークする情報がどの程度正確なのか気になるところである。

    ウィリアムスの情報のリークは、原油価格から国際情勢まで多岐にわたるが、特に原油価格の警告はこれまではすべてがが的中している。

    たとえば、2007年12月7日、原油価格が1バーレル、90ドル前後だったときに「半年くらいで1バーレル、150ドル近辺まで上昇させる決定をした」と発言した。事実、2008年7月には1バーレル、146ドルまで高騰した。

    また、2008年10月26日、原油価格が120ドル前後だった時には「3カ月前後で原油価格を50ドル近辺まで下げる決定をした」と語った。そして約3カ月後の2009年1月には、1バーレル、36ドルまで暴落した。

    その後の番組では、「これから2年くらいは1バーレル、60ドルから70ドル近辺に据え置く」とリークした。事実、中東の混乱で原油価格が高騰する前まで、2年近く60ドルから70ドル近辺で価格は推移した。

    このようにウィリアムスの警告は比較的に正確であると見てよいかもしれない。

    またウィリアムスは、原油価格のみならずドルの相場についても情報をリークしているが、これもかなりの程度的中している。

    荒唐無稽な話なのか?

    しかし、比較的に情報が的中しているとしても、「アメリカの財政が破綻し、2012年12月までにドルが無価値化する」というのは、どう考えても荒唐無稽にしか思えない。あと、3カ月と少しである。アメリカの景気は決してよくないものの、急に崩壊する予兆はいまのところ何もないように見える。

    しかし、実はそうでもないことが明らかになっている。

    危険な財政の崖

    それは、大統領選挙のキャンペーンのなかでかき消され、あまり報道されていない米国財政の危機、「財政の崖」である。前回のメルマガで解説したので、その部分を引用する。

    「財政の壁」とはどのようなものだろうか?それは、財政に関連した次の3つの事態がほぼ同じ時期にやってくるとするものである。

    1)債務上限引き上げ法案の交渉

    米国は、国債発行に歯止めがきかなくなることを恐れ、発行できる国債の上限を定めている。国債発行の上限を引き上げるためには、「債務上限引き上げ法案」を議会が可決しなければならない。

    一方、アメリカの国債償還(借金の返済)は、新規の国債発行で調達された資金で賄われている。したがって、もし議会が紛糾し「債務上限引き上げ法案」が可決できないようなことにでもなれば、アメリカ政府は資金難から国債の償還ができなくなり、その時点でデフォルトすることになる。

    昨年の8月、民主党と共和党は「債務上限引き上げ法案」の可決で妥協ができなかっため、米国債のデフォルトの可能性が出てきた。8月2日のデッドラインぎりぎりで可決されたものの、これで市場の信頼は一部失われ、大手格付け会社のムーディーズは、史上初めて米国債の格下げを実施した。

    「債務上限引き上げ法案」はぎりぎりで可決し、米政府は新規の債務を調達できた。だが、大統領選挙終了直後の11月半ばには、国債の発行枠を使いきり、新たに「債務上限引き上げ法案」を可決しなければならなくなっている。昨年と同じように、民主党と共和党の紛糾が続くと見られ、昨年のようなデフォルト寸前のような事態に突入することも予想されている。

    2)ブッシュ減税の終わり

    「財政の崖」の問題はこれだけではない。前ブッシュ政権は富裕層向けの減税である「ブッシュ減税」を実施した。これは時限立法なので、年内に期限が切れることになっている。

    期限が切れると減税は終わるので、いきなり増税になる。形を変えて「ブッシュ減税」を継続しようと、いま民主党と共和党の協議が進んでいる、だが、いつものように、中低所得者用の減税に切り替えることを主張する民主党と、富裕層の減税では絶対に譲らない共和党とが対立し、収拾がつかなくなっている。このまま行くと、突然の増税も避けられない事態も予想されている。

    3)自動歳出削減処置

    この2つだけでも、昨年の「債務上限引き上げ法案」の騒動を上回る混乱になる。だがこれだけではない。もっとも懸念されているのは、「自動歳出削減処置」の発動である。

    一昨年に実施された中間選挙で、極端な保守主義の茶会派が米下院の共和党で過半数を占めるに至った。茶会は極端な極小政府主義で、国防と外交などの基本的な機能を除き、政府機能の大幅な縮小を唱えている。このため茶会派は、政府にこれまでにない大幅な赤字削減を要求した。

    だが、民主党と共和党は赤字削減の項目を巡って対立し、交渉は完全に決裂してしまった。そこで両党はそれぞれの党から6人の上院議員を選び、超党派に議員団を結成してそれに判断をゆだねたが、これも完全に決裂してしまった。交渉が決裂した場合、政府支出のすべての項目から容赦なく赤字を削減する「自動歳出削減処置」が発動することした。

    この処置は、2013年1月2日から自動的に発動する。「自動歳出削減処置」では、10年間で2兆1000億ドルの予算を削減する計画だ。これは毎年、2100億ドルの削減となる。これは米国の全予算の5%の規模となる大変な削減だ。

    以上のように、「債務上限引き上げ法案」だけでも大変なのに、これに「ブッシュ減税の終了による増税」、そして「自動歳出削減処置の発動」が加わるのである。これが「財政の崖」と呼ばれる状況だが、すべてが発動した場合、上に書いたようなマイナス2.0パーセントの逆成長という不況にアメリカは沈むことになる。

    これが「財政の崖」だ。もしこの3つの危機がすべて発現した場合、予想のできない混乱があるはずだ。それは、マイナス2.0%という予想された不況をはるかに上回る混乱を引き起こすのかもしれない。

    これは、リンゼー・ウィリアムスがリークし続けているグローバルエリートの計画なのだろうか?

    他に情報が入り次第伝えるつもりだが、内容が衝撃的な場合、メルマガだけで報告するかもしれない。

    続く

    新しい本の紹介

    また新しい本が2冊出ました。表紙はセンセーショナルですが、中身はけっこうまじめです。これまでのメルマガや雑誌の記事の内容に一部加筆し、修正した内容です。いま日本は大きな転換点になっています。世界の現状を踏まえ、現在の日本の立ち位置を確認するにはよい本ではないかと思っています。よろしかったぜひどうぞ!

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    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

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