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    2012-04

    番外編 奇妙な音のその後

    4月29日

    また極端に遅い更新になってしまった。いつも読んでくださっている読者の方々には感謝する。

    お知らせ

    講談社のサイト、プロジェクト・アマテラスに作品の投稿を求められました。以下のサイトで読むことができます。「試論、そもそも予言とはなにか?1」です。画面右側の「このプロジェクトの投稿」から見ることができます。よろしかったらどうぞ!

    未来はどうなるのか
    http://p-amateras.com/project/61

    新しい本の紹介

    「神霊の世界に覚醒して」サンドラ・インガーマン、ハンク・ウエスルマン著、高島康司、豊田泰士訳

    shaman02

    このブログでも何度も紹介したことのあるシャーマンで人類学者、ハンク・ウエスルマン博士の名著、「Awakening to the Spirit World」の翻訳が完成した。2010年にアマゾンで1位になった本である。

    本には、シャーマンの世界をトランス状態で経験しやすくさせるCDが付いている。本は、CDの使い方と、シャーマンの世界で体験する内容の解説書だ。筆者もCDを聞いて見たが、聞ききながら寝ると、たしかに多くの夢を見て、会ったことのない多くの人物が現れる。興味深い体験だった。

    よろしかったらぜひどうぞ!

    新しい本の紹介

    また新しい本が出ます。今度は様々なサイクルに注目し、コルマンインデックス以後どのようなことが起こるのか解説した本です。ブログやメルマガの内容を大幅に加筆修正しました。

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル

    cycle03

    よろしかったらぜひどうぞ!

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。3日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    先週と今週の有料メルマガのご紹介

    前々回は、著名な予言者である松原照子さんが4月18日に行った書き込みの内容を、現実に起こっていることを参照しながら詳しく検討した。

    松原照子さんの書き込みには、「アティラウって何なのだろう。カザフスタン、これは分かる。アラシャンユウってどう云う意味なのですかネ。」とあった。

    「アティラウ」と「アラシャンユウ」は、それぞれ2009年に完成したカザフスタンー中国パイプラインのカザフスタン側の起点と、中国側の終点になる都市の名称だからだ。

    書き込みから見ると、このパイプラインで何か大きな出来事があり、それを背景に中国のエネルギー政策が大きく変化するというように読み取れる。

    また前回は、5月6日に行われるフランスの大統領選挙、およびギリシャの議会選挙がユーロ圏にもたらす変化について詳しく解説した。

    日本ではフランスの大統領選挙が大きく注目されているが、実際は同日に行われるギリシャの議会選挙の方がユーロ圏の将来にとって大きな影響を与えそうだ。

    それというのも、今回の選挙では、与党で中道左派の全ギリシャ社会主義運動も、また最大野党で中道右派の新民主主義党も議席を減らし、どちらの政党も過半数を獲得することは困難と見られるからだ。次の政権には、ユーロ圏離脱を主張する極右の国民正統派運動や、債務の不払いを主張してユーロ圏離脱を提唱する極左のギリシャ共産党と急進左派連合が参加する可能性がある。

    このような結果になった場合、ギリシャ政府は緊縮財政を見直すことも十分にあるので、5月6日の選挙以降、ギリシャ危機が再燃する可能性もある。

    ビリー・マイヤーのエノク予言には、ロシア軍のヨーロッパ侵攻の記述がある。この条件となるのは、ヨーロッパの分裂と混乱である。前回は、最後にエノク予言を参照し、いまヨーロッパで起こっていることが、数年後の予言のイメージに近づくのかどうか考えて見た。

    前々回はと前回はこのような内容を解説した。

    今回の記事

    以前の記事で、世界の各地で空から聞こえてくる奇妙なラッパ音を紹介した。この音のその後について紹介する。

    次に、4月19日に「コースト・ツー・コーストAM」で放送された著名な占星術師の予言を紹介する。

    空から聞こえるラッパ音

    2月27日の記事、「番外編 思いっきり予言4」で世界各地で空から聞こえるラッパ音について紹介した。

    この音が最初にユーチューブにアップされたのは2009年の3月だが、2011年8月にウクライナのキエフで記録されたラッパ音から注目され、同様の音が世界のあらゆる地域で記録されるようになった。

    ラッパ音は、ヨーロッパ全域、ロシア、アメリカ、カナダなど各地で記録されているが、アジアではほとんど記録されていない。

    今年の始めまではこのような状況だった。

    ウィスコンシン州、クリントンビルのパニック

    その後もラッパ音は世界各地で聞こえ続けている。一方、ラッパ音とは異なる音が、アメリカ、ウィスコンシン州、クリントンビル市で大きなパニックを引き起こした。

    3月18日から19日にかけて、クリントンビル市にある住宅街の地中から、ブーンという不気味な音、ならびにお爆発音が聞こえ、警察に問い合わせが殺到した。

    クリントンビル市役所はこれを真剣に受け止め、ガス漏れ、水道管の破裂、米軍関連の事故や実験、地震の前兆現象などを疑い、徹底した調査を始めた。地質学者の調査では、ブーン音は地下1.6キロの当たりの地点から発している可能性が高いという。

    だが、ブーン音の原因は特定化できなかった。その後もブーン音は続いたが、3月22日、同地域でマグニチュード1.5の小さな地震があったことから、この音が地震の前兆現象だったのではないかということで、一見落着したかに見えた。ブーン音も一時的に収まった。

    3月30日頃から再度頻繁に聞こえる

    しかし、3月30日から再度同じ音が聞こえ、その後もずっと続いている。地震はまったく起こっていないので、いまでは地震の前兆現象説はあまり支持されていない。

    音は記録されにくく、ユーチューブにはひとつしかビデオがアップされていない。

    ウイスコンシン州、クリントンビル
    2012/03/30


    ブーン音の騒動は、ウィスコンシン州のあらゆる地方局で報道された。その後、全国ネットのフォックスニュースでも取り上げられ、話題になった。

    クリントンビル、FOX NEWS
    2012/03/28


    全米全域とカナダ、イギリスに拡大

    その後、ブーン音は全米各地とカナダ、そしてイギリスの一部の地域にも拡大している。著名な調査報道の専門家、リンダ・モートン・ハウが主催する「アースファイルスドットコム」も詳しい特集記事を書いている。それによると、以下の地域への拡大が確認されているという。

    boom

    british

    また2月25日には、ハワイ島東部のプナで不気味な振動音が確認されている。ウィスコンシン州の音との関連は分からない。

    ハワイ、プナ
    2012/02/25



    その後も続くラッパ音

    一方、ラッパ音の報告も依然として相次いでいる。これまでは北アメリカとヨーロッパを中心に聞こえていた音は、アジア地域や北アフリカなどの拡大する傾向が見られる。

    イラン、アモル市
    2012/02/25



    モロッコ
    2012/02/24



    そして3月15日、東京でも観測された。東京のどの地域なのかは分からない。

    東京
    2012/03/15


    もちろん、ヨーロッパ各地でも引き続き聞こえている。

    ギリシャ、パトラ
    2012/02/26



    フィンランド、タメラ
    2012/02/10



    スロベニア、ルビアナ
    2012/02/29



    以上である。

    依然としてはっきりした原因は分からない。今後も情報があり次第このブログでお伝えする。

    最近の占星術の予言

    4月19日、全米で2000万人の聴視者を持つ最大手のラジオ番組、「コースト・ツー・コーストAM」に3人の著名な占星術師が登場し、最近の予言の結果を公表した。以下がその要約である。

    リンダ・シュアマン

    占星術はサイキックな能力を使うわけではない。自然や社会の出来事にはサイクルが存在している。それは、地震のサイクル、経済のサイクル、政治変動のサイクルなどだ。過去のサイクルで大きな出来事が起こったときの星の配置を分析し、それを基準にこれからどのようなことが起こるのか予測するのが私の手法だ。

    地震について

    ・カリフォルニアでは、1906年と1989年に巨大な地震が起こったが、これと同じような状況にいまなりつつある。ロサンゼルスでもこれから数年以内に地震が起こるだろうが、一番危険な地域はサンフランシスコだ。

    ・これはカリフォルニアだけではない。世界的に地震が多発するサイクルに入った。この期間は2010年から2016年まで続く。

    ・もっとも危険な期間は、今年の4月から6月までと9月から12月の日食や月食の期間だ。地域は、アメリカ西海岸、インドネシア、チリ、メキシコ、日本だ。

    ・日本国のチャートを見たが、残念ながら日本の災いは終わっていない。これからまだ続くはずだ。(おすらく次の地震のこと)

    ・地震が発生する可能性が非常に高くなる時期は今年はこれから2回やってくる。一回目は6月4日から5日を中心として6月一杯まで続く時期だ。もちろんこの期間には、インドネシア、チリ、メキシコ、日本などの地域のどこかで大きな地震が起こる可能性はあるが、もっとも危険性が高いのはやはりアメリカ西海岸のサンフランシスコを中心とした地域だ。

    ・次は9月の後半から始まり、11月13日から28日を中心にして12月初旬まで続く期間だ。つまり、今年の秋が地震の多発期になるということだ。

    ・カリフォルニアの直近の地震は、4月22日から26日の間に起こる可能性があるが、起こったとしても小規模な地震だろう。たいしたことはない。

    ・アメリカのチャートを見ると、2012年と2013年が自然災害が集中する年になっている。日本で起こったような海底地震による津波などが起こる可能性が高い。

    ・また、地震の発生は太陽黒点とも関連があるように私は思う。1906年、1971年、1989年にカリフォルニア州を襲った大きな地震は、黒点が増大し、太陽活動が活発な時期に起こっている。

    ・こうした予測は占星術から導かれたもので、サイキックな能力とはまったく関係がない。私にはそのような特殊能力がない。

    ・このように地震を予測しているのは、過去に起こったカリフォルニアの巨大地震と同じような星の配置にいまなりつつあるからだ。

    ・もちろん占星術は悲観的な未来だけを予想するわけではない。いま自然災害の多発期に入っているが、長期的に見るとこれは、人類の意識を高めるために必要な経験になるはずだ。

    経済と大統領選挙について

    ・いまアメリカ経済が回復しているように見えるが、それは長く続かない。いま世界経済は、2020年まで続く長い不況の過程にある。2020年以降、新しいエネルギー源に基づく経済システムが台頭し、本格的な上昇期に入る。それまでは、途中に上昇と下降の変動を繰り返しながらも不況の期間が続く。

    ・2020年以降は地域経済が中心となる。この新しいシステムは新しい意識と価値観に基づくはるかに民主的なシステムとなるはずだ。世界経済はその元で栄える。

    ・今年は大統領選挙の年なので、あらゆる勢力が相場が下落しないようにする。だが6月には、金融市場で相場が下落する。また、今年は通貨危機が起こるだろう。ドルとユーロはかなり減価し、反対に元は一層と上昇する。

    ・大統領選挙はオバマとロムニーが接戦の状態になる。このため、相互の陣営であらゆるスキャンダルの暴露のようなことが起こるだろう。結局、ゴアとブッシュが得票数を数えなおした2000年の大統領選挙とほぼ同じような混乱になるだろう。

    マーク・ラーナー

    ミシガン州立大学で学位を取得。すでに1990年代の半ばからウエブサイトで占星術のリーディング結果を好評し、人気を博している。

    2012年12月21日

    ・2012年12月21日にはマヤカレンダーが終わる日としているが、占星術の観点から見るとコルマンインデックスが終了した2011年10月28日がとても重要な日であった。ただ、星の配置から見て12月21日も意識の変化が起こる時期だと思われる。

    ・いずれにせよ、2012年12月21日には世界が終焉するような極端な出来事が起こるとは思われない。これは意識変化が加速する時期になるはずだ。

    経済の行方と2014年の危機

    ・これらら1年半の間には、1929年から32年のときと同じ星の配置になる。これは大恐慌であった。これと同様な状態になる可能性がある。

    ・いまは多くの人々がこれまでの個人的な危機から少しずつ脱出し、これまでの生き方を反省する時期に入っている。新しい方向はまだはっきりとは見えないが、最悪期を脱出し、これからの新しい方向を見いだそうとしているのがいまの時期だ。

    ・7月4日はアメリカの独立記念日だ。1776年4月4日はアメリカの誕生した日だが、アメリカのチャートを見ると、やはりアメリカも中年期の危機のような状態にあることが分かる。中年期に人はこれまでの生き方を反省し、生きる意味と方向を模索するアイデンティティー危機の時期に入るが、同様に国家としてのアメリカもこれと同じような時期に入る。

    ・アメリカにとって最大の危機となる時期は2014年だ。誰が大統領となろうとも、2014年はアメリカにとって極めて厳しい年となるはずだ。

    ・2014年には民主主義、言論の自由などアメリカを支えている基本的な原則が問い直されるほどアメリカは危機的な状況に追い込まれるだろう。

    ミッチェル・ルイス

    金融占星術の専門家。リーマンショックなどを的中させる。

    相場について

    ・2007年に私は金融市場がクラッシュし、その後経済の停滞が続くと予想したが、リーマンショックでまさにこの予言は的中した。

    ・いまは経済の回復期にある。人々は相場の上昇とブームを期待しているがそうはならないだろう。2016年には市場の暴落があると私は考える。

    ユーロの行方

    ・ユーロは極めて厳しい状況にある。ユーロの誕生チャートを見ると分かるが、誕生したときから破滅が運命付けられているような通貨だ。ユーロは崩壊する運命にあると思う。もともとドイツやフランスのような国々と、ギリシャやポルトガルのような南ヨーロッパの国々が通貨を共有した共同体に属することは不可能なのだ。

    ・ユーロが放棄されると、投資家はドルに逃避するのでドルは急騰する。これが原因でアメリカの株式市場は暴落するだろう。

    金と銀の相場

    ・いま金はバブルの状態にある。金のバブルは終わり、暴落する時期が来るだろう。いま金が高騰している背景は、将来的にいまの通貨の価値が暴落し、金が通貨として復権するのではないかと考えられているからだ。だが、金は実際に通貨として使えるほど世界に量があるわけではない。したがって、通貨の価値が暴落し金が高騰すると、どこかの時期に各国の政府は、金の売買を禁止するか、または制限することだろう。この時期まで金を持っていると現金化できなくなるので、逆に危険だ。

    ・銀を持っているともっと危険だ。これまで銀は資源としてのさまざまな用途があったが、技術発展に伴いニーズが少なくなってきている。そのため、将来的に価格が上昇することは期待できないだろう。

    ・もちろん金にしろ銀にしろ、短期で売買し利益を出すのはよい。だが、資産を長期で保全する目的で保持してはならない。危険すぎると思う。

    次期大統領と2014年の危機

    ・次の大統領は間違いなくオバマになるはずだ。

    ・2014年には、世界的に暴動や革命などのような暴力が蔓延し、現在の政治・経済体制とシステムが本格的に変更を迫られる大きな変動の年になるはずだ。

    ・いまイラン問題が注目されているが、イランは張り子の虎のようなもので大きな問題にはならない。

    ・これからもっとも大きな問題にはなるのは北朝鮮だ。先の人工衛生の発射実験は失敗したが、むしろこれが成功していたほうがよかった。そしたら北朝鮮は核実験やミサイル発射実験を改めて行う必要はなかったはずだ。

    以上である。これらの予言が実際にどこまで的中するかどうかは分からないが、ルイスとラーナーがどちらも2014年の危機について語っていることは非常に興味深い。

    続く

    新しい本の紹介

    また新しい本が2冊出ました。表紙はセンセーショナルですが、中身はけっこうまじめです。これまでのメルマガや雑誌の記事の内容に一部加筆し、修正した内容です。いま日本は大きな転換点になっています。世界の現状を踏まえ、現在の日本の立ち位置を確認するにはよい本ではないかと思っています。よろしかったぜひどうぞ!

    elen

    shihaisha

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書かせてもらっているが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

    本の出版のお知らせ

    今度、また講談社から英語の本を出した。筆者も強く感じているが、やはり英語は仕事では必須となりつつある。しかし、実際に英語を使う相手は欧米人とは限らない。中国や韓国なのどのアジア出身の人々も多い。そのような状況のなか、この本では普遍的なコミュニケーションの手段としてのグロービッシュに注目し、これをマスターする方法を解説した。英語に関心がある方にはぜひお勧めしたい!

    日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本 (講談社+α文庫)

    eigohon

    また本が出ます。前著の続編にあたる本です。今度は今のシステムのつっこんだ解説と将来の予測です。よろしかったらどうぞ。

    「支配ー被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる コルマンインデックス未来予測[2020年までの歩み] (ヒカルランド)

    nihonn

    また本を出版しました。今度は徳間書店からです。今回は、このブログの内容を大幅に加筆修正し、未来予測を行った本です。よろしければぜひどうぞ!

    未来予測コルマンインデックスで見えた 日本と経済はこうなる(徳間書店)

    koru

    今回、講談社から英語本を出版しました。通勤途中に電車の中で軽く読める本です。ちょっと英語に興味がある人はぜひどうぞ!

    通じる英語 笑われる英語

    eigo

    「いったい世の中どうなっているんだ!こんな時はマルクスに聞け」(道出版)

    体裁としては「資本論」の解説書のような本だが、マルクス礼讚の本ではない。われわれはこれからなんとしてでもサバイバルして行かねばならない。そのための状況認識のための書として有効だと思う。よろしかったらぜひどうぞ!

    marx

    このブログの基本方針

    このブログの基本方針を掲載しました。記事をお読みになる前にかならず一度はお読みになってください。

    基本方針リンク

    読むとくドットコム

    筆者がコンサルティングにかかわっている会社が子供用の国語音声教材の提供を始めた。子供用だが、実によい名作がmp3の音声ファイルで聴くことができる。大人の心の琴線に触れる作品がとても多い。よいサイトだと思う。よかったらどうぞ!

    読むとくドットコム

    友人の飲み屋

    筆者の友人の一人が飲み屋を始めました。こちらもよろしかったらどうぞ!

    ナイトクルーズ51

    驚異的な前世リーディングサイト
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    意味産出の現場としてのBBSやブログ

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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

    日本に関する思考実験2

    4月13日

    相変わらず遅い更新となってしまった。いつも忍耐強く待っていただき、記事を読んでくださっている読者の方々に感謝する。

    講演会のご案内

    また講演会を依頼されました。よろしかったらどうぞ。

    「F★SEMINAR 3回シリーズ」

    第1回 4月28日(土)
    11時45分開場
    12時30分~14時15分 塚澤健二氏 
    「そして大恐慌が仕組まれる」 

    14時30分~16時15分 岩本沙弓氏 
    「外国為替の『いろは』から相場予想」
      
    16時30分~19時00分 高島康司氏 
    「歴史的な転換点」

    第2回  5月26日(土)
    第3回  6月23日(土)高島康司氏 登場予定

    料金:スポット1名様 15,000円 (税込)
      3回セット1名様  42,000円 (税込)
    詳細は順次お知らせいたします。

    お申込・詳細はこちら

    お申込・詳細はこちら

    お時間があればぜひどうぞ!

    ビオマガジンの講演会

    またビオマガジンから講演会を依頼された。以下の日時で実施するそうである。

    日 時
    2012年4月22日(日)
    14:00~16:00(開場13:00)
    会 場 東京織物厚生年金会館 3階 第1会議室 
    東京都中央区東日本橋3-6-20
    ■JR総武線「馬喰町駅」1番出口より徒歩7分
    ■都営新宿線「馬喰横山町駅」A3 出口より徒歩3分
    ■都営浅草線「東日本橋駅」A3、B2 出口より徒歩3

    ■日比谷線「小伝馬町駅」1番出口より徒歩7分、
     「人形町駅」A4 出口より徒歩7分
    料 金 前売3,000円/当日4,000円(各税込)

    主な講演内容
    ・ユーロ危機の方向。本当にユーロが分裂するのか?
    ・イラン問題の日本ではまったく報道されない情報
    ・北朝鮮の向かっている方向
    ・世界経済はどこまで減速するのか?
    ・世界的に高まる抗議運動、革命になるのか?
    ・これまで紹介していなかったウェブボット最新版
    ・ストラトフォーの2012年予測
    ・LEAPの2012年予測
    ・占星術で見る2012年
    ・日本はどうなるのか?日本の近未来
    ・スピリチュアルな変化は本当に起こっているのか?

    お時間があればぜひどうぞ!

    大阪の講演会

    案内サイト

    ★内容

    『Welcome to THE REAL WORLD~2012年、世界が変わる!私たちが変わる!~』

    出演:高島康司先生、山岡尚樹先生、天野聖子先生、川島伸介

    日時:2012年4月21日(土) 9時30分開場 10時開始
    場所:新大阪丸ビル別館 http://marubiru-bekkan.com/access.php
    **
    プログラム:
    [1部] 『Welcome to THE REAL WORLD』
    9:30~10:00 受付開始
    10:00~11:00 川島伸介 講演
    11:20~13:20 高島康司先生 講演
    13:20~14:20 昼休憩
    14:20~15:50 山岡尚樹先生 講演&ワーク
    16:10~17:40 天野聖子先生 講演&ワーク
    17:50~18:50 高島康司先生×山岡尚樹先生 対談 (司会 川島)
    19:00 終了

    [2部] 『有意の人 集会』

    19:00~19:20 受付開始 、19:20~19:40 川島伸介 挨拶 、

    19:40~20:20 有意の人からのメッセージ

    20:20~20:40 特別ゲストからのメッセージ

    [3部] 『有意の人 交流会』@新大阪 近隣飲食店 21:00~23:00 懇親会&交流会

    *参加費*:

    [1部] 会員:6,000円、一般:7,000円

    ※1部の参加の方は、会員・一般共々、2部の参加費は無料になります。

    [2部] 会員:1,000円、一般:1,500円 ※1部参加の方は、会員・一般共に無料

    [3部] 会員:4,500円、一般:5,000円

    こちらもお時間があればぜひどうぞ!

    新しい本の紹介

    「神霊の世界に覚醒して」サンドラ・インガーマン、ハンク・ウエスルマン著、高島康司、豊田泰士訳

    shaman02

    このブログでも何度も紹介したことのあるシャーマンで人類学者、ハンク・ウエスルマン博士の名著、「Awakening to the Spirit World」の翻訳が完成した。2010年にアマゾンで1位になった本である。

    本には、シャーマンの世界をトランス状態で経験しやすくさせるCDが付いている。本は、CDの使い方と、シャーマンの世界で体験する内容の解説書だ。筆者もCDを聞いて見たが、聞ききながら寝ると、たしかに多くの夢を見て、会ったことのない多くの人物が現れる。興味深い体験だった。

    よろしかったらぜひどうぞ!

    新しい本の紹介

    また新しい本が出ます。今度は様々なサイクルに注目し、コルマンインデックス以後どのようなことが起こるのか解説した本です。ブログやメルマガの内容を大幅に加筆修正しました。

    コルマンインデックス後 私たちの運命を決める 近未来サイクル

    cycle03

    よろしかったらぜひどうぞ!

    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。3日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    先週と今週の有料メルマガのご紹介

    先週と今週の有料メルマガは米陸軍遠隔透視部隊のリーダー、エド・デイムス少佐の最近の遠隔透視の結果を2回に分けて詳しく掲載した。

    デイムス少佐は、キルショットと呼ばれる巨大な太陽フレアが連続的に地球を直撃し、大変な被害が出ると予言している。人間の集合無意識には時間感覚はないためこれがいつ起こるのかはっきりしたことは言えないが、キルショットが発生する前には次の4つの出来事が起こるという。

    1)穀物に感染する病原菌がアフリカから感染を拡大する
    2)日本における巨大地震と原発が破壊され放射能漏れ事故が発生する
    3)すさまじい怒りに駆られた北朝鮮が核攻撃を実施する
    4)太陽フレアが原因で、スペースシャトルと同じような形の宇宙船が地球に強制帰還させられる。

    1)は2007年に発生した小麦に感染する病原菌、UG99に蔓延、そして2)は東日本大震災と福島第一原発の放射能漏れ事故の発生で実現した。3)と4)はまだ起こっていない。メルマガでは、今回の北朝鮮による衛星発射が3)に至るきっかけとなるのかどいうか詳しく検討した。

    少なくとも、今回の衛星発射が3)に当たる出来事ではない。だがこれが、北朝鮮のすさまじい怒りを誘発する出来事のきっかけとなる可能性は否定できないかもしれない。メルマガでは、日本ではほとんど報道されていないシンクタンクからの情報なども用いて、そのような可能性が将来的にあるのかどうか分析した。

    今回の記事

    北朝鮮によるミサイル発射も失敗し、日本のメディアも落ち着きを取り戻しつつあるように見える。北朝鮮に関することはメルマガに詳しく書くので、今回は別のテーマの記事にする。福島第一の現状に関する海外メディアの報道である。

    福島第一原発に関する海外メディアの報道

    いま日本では、福島第一は冷温停止状態にあり、放射能漏れも事故もほぼ落ち着いているかのようなイメージが定着しつつある。テレビなどの主要メディアでも福島第一原発の現状についてはほとんど語られなくなっている。

    しかし、本当に安全だと信じよいのだろうか?福島第一に関して比較的に自由に報道している海外のメディアの最近の報道をお伝えする

    アースファイルズドットコム


    ドキュメンタリーでエミー賞も受賞したことのある著名なジャーナリストにリンダ・モートン・ハウがいる。徹底した調査報道のジャーナリストである。ハウは、環境問題を中心としながらも、ミステリーサークルやUFOなどの目撃情報を含めて徹底的に調査するサイト、アースファイルズドットコムを主催している。ここで発表される記事は質の高さで定評がある。

    今回、このサイトに福島第一原発の現状を分析した記事が複数掲載された。情報のソースはニューヨークタイムスの記事や、アメリカの複数の原子力専門家のインタビューである。非常に長い記事なので、できるだけ原文に近いかたちを取りながらも、要点をかい摘まんで紹介する。以下が原文のソースだ。

    Part 1

    Part 2

    ニューヨークタイムスの記事

    最初にアースファイルズドットコムは、ニューヨークタイムスの記事を要約的に紹介し、福島第一の現状について伝えている。以下である。

    3月29日、ニューヨークタイムスは「日本は原発はまだ危険な状態にあると認めた」と題する記事を掲載した。この記事によると、「メルトダウンを起こした原子炉のひとつはこれまで考えられていた以上に悪い状態にあり、今後の原子炉の安定性と事故処理に深刻な疑念を投げかけている」ということだ。

    この記事の情報源は東電が公表した内部調査の報告書である。この報告書によると、2号基の燃料棒の格納容器には、燃料棒を安定させるに十分な10メートル程度の水位が確保されていると考えられていたが、実際の水位は60センチしかないことが判明したとのことである。

    事故から1年後の2012年3月になっても、東電は毎日9トンの水を注入して燃料棒がメルトダウンしないように冷やさなければならない。だが、格納容器の放射線レベルは毎時72シーベルトと高い。これは数分で人が死亡したり、電気を使用する機器が故障してしまうくらいのレベルだ。いま、このレベルの高い放射線に耐えられる機器の開発が急がれている。

    2号機の水位が非常に低く、なおかつ放射線のレベルが非常に高いということは、これまで考えられていたよりもはるかに大量の放射能汚染水が、パイプなどを通して太平洋に漏れ出ていることを示している。

    ニューヨークタイムスの記事によると、1号機と3号機はさらにひどい状態にあるという。水素爆発で1号機の建屋は吹き飛んだが、2号機や3号機、そして4号機よりも多い量の核燃料が格納容器を破って外に出たという。

    同じく水素爆発を起こした4号機でも、使用済み核燃料は、保護するものもなく外部に露出した状態にある

    アーニー・ガンダーソン氏のインタビュー

    次に、原子力の著名な専門家であるアーニー・ガンダーソン氏にインタビューし、福島第一の現状を評価してもらっている。

    ちなみにガンダーソン氏は、環境コンサルティングを専門に行うフェアウィンズ社のチーフエンジニアである。

    以前は原子力発電大手の原子力エネルギーサービス社の上級副社長であった。ガンダーソン氏は、自分の会社が米政府原子力規制委員会の規定に違反しており、危険な状態で原子炉を運営している事実を内部告発した。ガンダーソン氏はこれで職を失うことになったが、原子力規制委員会は安全基準違反で原子力エネルギーサービス社を告訴したため、ガンダーソン氏は原発の内部告発者として有名になった。

    ガンダーソン氏を有名したのは、1979年にアメリカのスリーマイル島で起こった原発事故である。専門調査員として事故の調査に深くかかわり、スリーマイル島の事故の解明に貢献した。いわばガンダーソン氏は、アメリカでも数少ない原発事故の専門家だ。

    このような原子力の専門家であるガンダーソン氏は、いま福島原発の詳細な分析を行い、頻繁にネットで公開している。今回はアースファイルズドットコムのインタビューに答えた。以下である。

    イントロ

    いま最大の問題は、2011年末に日本政府が放射能に汚染された瓦礫を2014年まで燃やし、これを他の瓦礫とまぜて放射線のレベルを安全値にまで下げた後、全国にばらまく決定をしたことだ。

    だが、バーモント州、バーリントン市にあるフェアウィンズ社の原子力安全の専門家、アーニー・ガンダーソン氏に東電が調査結果を公表する前の3月16日にインタビューした。するとガンダーソン氏は、瓦礫を燃やすプロジェクトには反対しており、また地震で起こる悪夢意のようなシナリオがあることを指摘した。

    インタビュー

    昨年の3月、東日本大震災の後、東京近郊の小学校の裏に防水シートが放置されていました。防水シートをだれかがめくって放射線を測定したところ、大変に汚染されていました。

    日本では、この防水シートを放射能廃棄物として扱うのではなく、単位重量当たりの放射線量を下げるため、汚染されていないその他の瓦礫と混ぜたのです。もちろんこの過程で、廃棄物の量は何千倍も増えました。これを焼却処分した後、放射線量が安全値まで下がったので安全だと宣言し、東京湾に投棄しました。

    私に言わせれば、これは実に馬鹿げています。適切な処理の方法は、汚染した防水シートを放射性廃棄物としてきちんと扱い、しかるべき場所に埋めてしまうことです。東京湾に投棄することなどではないはずです。日本政府は、放射性物質を拡散してしまうとだれもその存在には気付かなくなると思い込もうとしているょうに見えます。これは間違いです。いま起こっていることは、放射性物質は川底に集積しており、すでにそれらが食物連鎖に入り始めているということです。

    すでに福島から100キロの圏内で、高い放射能に汚染されたうさぎが発見されています。

    杉の花粉の問題もあります。いま福島県は春なので、杉が発芽し、セシウムで汚染された花粉が飛び散ろうとしています。花粉は100キロまで飛び、セシウムを運んで行くことでしょう。

    日本では人々は、放射性物資を全国に拡散してしまえば問題はなくなってしまうのではないかと思い違いをしているようです。

    質問:

    では放射性廃棄物が2014年まで継続して焼却されるとするなら、アメリカや世界の他の地域に対してどのような影響があるのでしょうか?

    回答:

    最近の科学的調査では、福島の放射性物質のうち20%は日本国内に止まり、78%が太平洋に流出するとしています。福島からの風は太平洋に向かって吹いています。もし風向が逆であれば、高い放射能で日本はそれこそ分断され、日本という国は機能しなくなっていたことでしょう。78%の放射性物質は太平洋に流れています。放射性物資は海の食物連鎖に入り、数年でマグロ、サケ、カマスのような食物連鎖の頂点にいる捕食魚類に蓄積されるでしょう。

    では、残りの2%の放射性物質はどこに行ったのでしょうか?ほとんどが北アメリカの カスケード山脈の地域に流れたと思います。

    (※カスケード山脈とは、カナダのブリティッシュコロンビア州からワシントン州、オレゴン州、そして北カリフォルニアまでの地域である)

    すでにオレゴン州、ポートランドやバンクーバーなどで通常よりも高い値の放射能が検出されています。2011年4月にはワシントン州のシアトルでプルトニウムが検出されているので、すでにこの地域の人々は被爆していると思ってよいでしょう。

    放射性物質は北米西海岸全域に拡散しているため、だれが福島の放射能に被爆しているのか特定することはできません。だが、日本や太平洋に流れなかった放射性物質の大半はカスケード山脈の地帯にやって来ているので、これからガンは増加するはずです。

    質問:

    あなたの言うカスケード山脈とは、カナダのブリティッシュコロンビア州からワシントン州、オレゴン州、そして北カリフォルニアまでの地域のことですか?

    回答:

    そうです。最近カリフォルニアの松かさを調査したレポートを読んだのですが、すでに松かさからセシウム134と137が検出されています。

    もちろん汚染は、日本で見られるレベルには及びません。しかし、どんな量の放射性物質でもガンの原因になります。私は福島の放射能漏れが原因で、これから20年から30年の間に、日本では100万人くらいがガンになると思います。

    質問:

    どんな国際法でも、放射性廃棄物を焼却処分することは違法ではないのですね?

    回答:

    はい、これは違法ではありません。

    質問:

    日本では、焼却処分になった瓦礫から出る放射線が危険なレベルに達していないかどうか監視する機関は存在しないのでしょうか?

    回答:

    すでに確認されている放射線量だけでもすでに危険なレベルです。日本で安全とされている瓦礫は、アメリカでは放射性廃棄物と見なされます。それらは、たとえばテキサス州にある施設に埋められ監視されることになるはずです。

    だから、日本でこれから全国にばらまかれる瓦礫は、アメリカの基準では放射性廃棄物に当たるのです。

    東京の土壌のサンプル

    私は3週間前東京におり、東京の土壌のサンプルを5つほど採取しました。私は特にホットスポットを探していたわけではありません。除染された子供の遊び場や歩道の裂目、また屋上庭園から土壌を採取しました。科学的な調査が目的だとして税関を通過することができました。すべての土壌のサンプルから高い放射能が検出されました。7000ベクレルでした。アメリカの基準からすると、これらの土壌のサンプルはすべて放射性廃棄物になります。でも東京では毎日人々はその横を通っており、汚染した土壌がそこにあることにもまったく気づいていません。

    日本政府の解決策というのは、放射線の基準値が実質的に無意味になるほど、これを甘く設定することなのです。(※基準値を恣意的に甘くして安全を宣言するということ)

    質問:

    ということは、日本政府は現実に起こっていることを否認し、アリスの不思議な世界のようなお伽話の世界に逃げ込んでいるということなのですか?

    回答:

    まさにその通りです。日本の政府は現実を否認しています。

    質問:

    2号機の温度上昇についてどのように見ていますか?また、3号機のプルトニウムについてはどうですか?

    回答:

    原子炉を停止しただけでは、炉心から出る熱を止めることはできません。核分裂反応が止まっても、核分裂生成物から分離したウランは、5年以上も熱を保ったままの状態になります。これから5年も熱を保ったままの状態が続くのです。だから、水を注入し冷却し続けなければならないのです。

    2号機の温度上昇は温度計の故障が原因だと言われていますが、おそらくそうでしょう。(※2012年2月に2号機の圧力容器の温度が400度を越えていたことに関する言及だとおもわれる)

    いま4号機、3号機、2号機、1号機の炉心はすでに外気に露出された状態にあるので、地震が発生して特に3号機と4号機の燃料プールに亀裂でもできれば、昨年の放射能漏れ事故の発生時と同じ状況になることでしょう。そして日本という国が破壊されるリスクを負うことになるでしょう。

    米エネルギー庁が運営するブルックヘブン国立研究所の調査によると、もし燃料プールから水が失われると、炉心で火災が発生して大量の放射性物質が飛散するため、18万6000人が比較的に早い時期にガンで死亡するとしています。ということでは、原子炉の構造的な破損がもっとも大きい3号機と4号機の炉心が問題となるはずです。ある程度の規模の地震が発生すると、3号機と4号機は持ちこたえることができないでしょう。これが当面私がもっとも心配していることです。大きな地震がないことを祈りましょう。

    東電は、いますぐにでも4号機の燃料棒を取り出すことを最優先すべきです。3号機の状況も4号機と同じくらい悪いのですが、放射能のレベルがあまりにも高く、まだだれも3号機には近づくことさえできません。これから多くの人々が避難しなければならなくなるかもしれない2つの危険な燃料プールがあるということです。

    質問:

    3号機により多くのプルトニウムを含むMOX燃料があるのですよね?

    回答:

    3号機には束になった30本のMOX燃料があります。でもどちらにせよ、3号機には大量のプルトニウムがあります。プルトニウムはウラン238の副産物なのです。原子炉は何年も稼働しているので、すべての原子炉にプルトニウムは存在しています。ですので、3号機のMOX燃料が含むプルトニウムだけが、特に大きな問題だというわけではありません。

    質問:

    メルトダウンは3回発生しているけれども、炉心のさらなるメルトダウンが起こらないようにいま全力を尽くしているということですか?

    回答:

    はい、まったくその通りです。メルトダウンが起こったのは、同じ燃料棒が何年も使われ続けてきたからであり、そのため膨大な量の放射性崩壊生成物があるからです。

    私が日本に行ったとき、世界の人々は、被爆を恐れず福島第一と第二のメルトダウンを防ぐことに全力であたった作業員の努力に感謝すべきだと言いました。最初の1週間から2週間に、日本と世界を救うことに命をかけた1000人か2000人の人々がいるはずなのです。日本政府と東電が問題ないと言い放ち、問題を過小評価しているときに、2000人の人々(作業員)は私達を救うために命をかけて戦っていたのです。

    福島第一からの放射性ガスの放出はチェルノブイリの3倍におよぶ

    質問:

    2011年3月11日直後にインタビューしたとき、あなたはこの事故はチェルノブイリよりもひどい状態になると言っていましたが、いまはどのように感じていますか?

    回答:

    そうですね。福島第一からは3種類の異なったガスが発生しています。希ガスは明らかにチェルノブイリよりもひどい状態です。希ガスの発生はチェルノブイリよりも3倍多いという科学的な論文を読みました。

    (※希ガスとは、ヘリウム・ネオン・アルゴン・クリプトン・キセノン・ラドン・ウンウンオクチウムなどの原子炉内で発生する放射性ガスのこと。3月15日の空間放射線量率の上昇は、キセノン133によるものであったことが確認されている)

    他の2つは放射性ヨウソとセシウムです。これらの放出量はきちんと測定できていないため、はっきりしたことは言えません。どの観測装置も(原子炉の爆発で)電源を失ったり、粉々に吹き飛んでしまいました。原子力産業は数値をチェルノブイリ事故よりも低く見せようとしていますが、私の分析結果ではチェルノブイリよりも高いことは間違いありません。チェルノブイリは大変な事故だったのですよ!ですので、ひどさの程度を比較しているようなものなのですが、日本の希ガスのデータから見ると、発生した希ガスはチェルノブイリの3倍の量です。

    そしてまだ危機を脱していないのです。もし地震が起これば、また2011年、3月11日の時点の状況にに戻ってしまうのです。

    日本の放射能汚染情報

    ・福島第一から375キロの太平洋上で採取されたプランクトンから放射性セシウムが検出された。このプランクトンを食べた魚類が汚染されることになるだろう。

    ・日本の環境庁によると、福島県飯館村の土壌汚染は1kgあたり15万4000ベクレルと以前よりも上昇しているとのことであった。

    ・福島周辺やその他の地域の人口が将来どうなるかは、「1979年、3月28日のスリーマイル島原発事故におけるガン発生の再分析」という報告書を見ると見当がつく。当初、原子力産業と米政府は、スリーマイル島の住民の被爆線量は1ミリシーベルト程度だったので、炉心のメルトダウンは特に健康被害を引き起こすことはないとしていた。

    だが、スティーブ・ウイング博士のチームが「スリーマイル島公衆衛生基金」から得られたデータを再分析したところ、異なる結果が得られた。

    「スリーマイル島原発事故以後の同地域におけるガンの増加率を調査したところ、流れてきた放射性物質にさらされた地域の住民ほどガンの発生率は高くなっていることを発見した。この関連はすべてのガン、および白血病で見られた。メルトダウンの後、住民は紅斑、抜け毛、吐き気、ペットの死亡などを経験していたが、当初はこれはすべて感情的なストレスのせいにされていた。だが、むしろこの原因は、高い放射能にさらされたことだ。」

    パート2、福島のセシウム137はチェルノブイリよりも多い

    米全国放射能防護測定委員会の調査によると、福島第一から放出されたセシウム137の総量は1億3400万キュリーで、チェルノブイリから放出された量の85倍に達していることが分かった。

    3月22日、日本の元スイス大使の村田光平氏は参議院予算委員会で福島の原発事故についての意見を求められた。

    2012年4月5日、村田氏の原発問題サイト、「ミッシングリンクを探して」によると、地上30メートルの使用済み核燃料プールに1535本の燃料棒がある4号機が崩壊すると、6基の原子炉すべてが停止するだけではなく、4号機から50メートルほど離れた場所にある6375本の燃料棒を格納した他の使用済み核燃料プールに影響を与えるとしている。どちらの使用済み核燃料プールでも、燃料棒は格納容器で保護された状態にはない。危険にも、燃料棒は外気にさらされた状態にある。(4号機が崩壊すると)、当然これは、これまでに経験したことのない世界的な大惨事となる。村田氏は、世界に対する日本の責任はあまりに大きいと強調する。村田元大使によると、福島第一には、圧力容器に格納された(安全な)ものを除いて、11421本の(危険な状態の)使用済み核燃料棒が存在するという。

    ネットで原発問題を報告している村松昭雄氏は、村田氏の意見をワシントンの原子力専門家、ロバート・アルヴァレズ博士に伝えた。

    原子力の専門家、ロバート・アルヴァレズ博士、福島のセシウム137の危険性を警告する

    ロバート・アルヴァレズ博士

    1993年~1999年まで、クリントン政権の米エネルギー庁、国家安全保障環境局で副局長補佐を努める。現在は、首都ワシントンにあるシンクタンク、「政策研究所」の主席研究員。研究分野は核軍縮、環境問題、エネルギー政策と幅広い。使用済み核燃料を福島第一のように燃料プールに保管するのではなく、乾いた状態で保管する方法を提案している。

    村田光平氏が参議院予算委員会で行った証言について、ロバート・アルヴァレズ博士のコメントを求めた。

    ロバート・アルヴァレズ博士のコメント

    「最近、福島第一にある使用済み核燃料の状況についてより詳しい情報が入るようになりました。いま4号機には放射線を放出する1231本の使用済み核燃料があります。これは約3700万キュリー(140京ベクレル)の長寿命放射性物質です。4号機は地上30メートルの位置にありうます。構造的に損傷し、使用済み核燃料は外気にさらされた状態です。もし地震やその他の出来事で4号機の燃料プールから水が失われた場合、原子炉から火災が発生し、チェルノブイリ事故の約10倍のセシウム137が放出されることでしょう。

    他の原子炉と同様、4号機から使用済み核燃料を取り出す手段は失われました。使用済み核燃料は、荷物を持ち上げるようにクレーンを用いて取り出すことはできません。深刻な被爆を防ぐためには、使用済み核燃料が水につかった状態で、厳重に遮蔽された容器に格納して移動しなければならないのです。これはいままで実施されたことはないので、移動するには格納する容器を膨大な時間をかけて建設することが必要になります。これはまったく未知の分野です。

    米エネルギー庁のデータから見ると、福島第一には11138本の使用済み核燃料があり、そのすべてが燃料プールに入っていると仮定すると、3億3600万キュリー(1400京ベクレル)の長寿命放射性物質が放出されることになります。これは、米放射線防護測定委員会が調査したチェルノブイリ事故におけるセシウム137の放出量の85倍です。米放射線防護測定委員会の評価によると、福島第一の使用済み核燃料から放出されたセシウム137の総量は、これまで全世界で行われた核実験、チェルノブイリ事故、そして世界各地域にある核燃料再処理プラントが放出した総量の約半分であるとのことです。(2700万キュリー、または990京ベクレル)

    福島第一のような原子炉はすでに何十年も稼働しているので、すでに地球上でもっとも多い量の放射性物質を生成していることを知らなければなりません。」

    日本政府は、福島第一の原発事故の影響が、2011年3月11日のレベルを越えて深刻な放射能汚染に拡大しないように、高い放射線を放出している使用済み核燃料を4号機、1号機、2号機、3号機からすぐに移動しなければならない。

    以上である。

    「日本政府は現実を否認し、アリスの不思議な国のようなお伽話の世界に逃げ込んでいる」とあるが、まさに言い得て妙である。我々自身がそうならないように注意しなければならないだろう。

    続く

    新しい本の紹介

    また新しい本が2冊出ました。表紙はセンセーショナルですが、中身はけっこうまじめです。これまでのメルマガや雑誌の記事の内容に一部加筆し、修正した内容です。いま日本は大きな転換点になっています。世界の現状を踏まえ、現在の日本の立ち位置を確認するにはよい本ではないかと思っています。よろしかったぜひどうぞ!

    elen

    shihaisha

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書かせてもらっているが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

    筆者のいとこのブログ

    筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。

    ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」

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    今度、また講談社から英語の本を出した。筆者も強く感じているが、やはり英語は仕事では必須となりつつある。しかし、実際に英語を使う相手は欧米人とは限らない。中国や韓国なのどのアジア出身の人々も多い。そのような状況のなか、この本では普遍的なコミュニケーションの手段としてのグロービッシュに注目し、これをマスターする方法を解説した。英語に関心がある方にはぜひお勧めしたい!

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