第9サイクルでいったいなにが起こるのか?7
ヤス先生の
未来社会創造講座 勉強会
筆者のいとこのブログ
筆者にいとこがスピリチュアル系のカウンセラーになっていたのを最近知ることとなった。以下にリンクする。よろしかったらどうぞ。
ねもとまどかの「宇宙のゆりかご」
講演会のご案内
またビオマガジンから講演会を依頼された。以下の日時で実施するそうである。今回は、これから本格化する激動の2011年を予測する。
日 時
2011年5月29日(日)
14:00~16:00(開場13:30)
会 場 東織厚生年金会館 3階 第1会議室
東京都中央区東日本橋3-6-20
■JR総武線「馬喰町駅」1番出口より徒歩7分
■都営新宿線「馬喰横山町駅」A3 出口より徒歩3分
■都営浅草線「東日本橋駅」A3、B2 出口より徒歩3分
■日比谷線「小伝馬町駅」1番出口より徒歩7分、
「人形町駅」A4 出口より徒歩7分
料 金 前売3,000円/当日4,000円(各税込)
時間があればぜひどうぞ!
記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。3日で削除されますので、お早めにどうぞ。
音声ファイル
予言解説書18の有料配信
最新版 「予言解説書18」が完成しました。これは、ウェブボット最新報告書、「来るべき未来の形0巻9号」の詳細な要約です。今回は内容が濃く、普段の1.5倍の分量があります。新しい磁極の出現、「ドルの死」の過程などいよいよかと思わせる内容です。入手を希望する方は筆者まで直接メールください。
info@yasunoeigo.com
本の出版のお知らせ
また本が出ます。前著の続編にあたる本です。今度は今のシステムのつっこんだ解説と将来の予測です。よろしかったらどうぞ。
「支配ー被支配の従来型経済システム」の完全放棄で 日本はこう変わる コルマンインデックス未来予測[2020年までの歩み] (ヒカルランド)

有料メルマガのご紹介
前回は外部被爆と内部被曝の違いを説明し、いま福島県の小学校の校庭使用の基準として定められている20ミリシーベルト/年という非常に高い被爆線量がどうして定められたのか背景を詳しく解説した。
いまユーチューブには、かつて福島第一原発で働いており、原発の近くに住んでいて被爆した元東電従業員の証言がアップされている。この人は3週間で20ミリシーベルトを被爆した。その結果、鼻水と鼻血が止まらなくなり、喉も痛み、相当に具合が悪くなったという。20ミリシーベルトという数値は決して安心できる基準ではない。
ではなぜ日本政府はこのような高い基準を採用したのだろうか?20ミリシーベルトという基準は、国際放射線防護委員会という国際的な学術団体の勧告に基づいて決定されている。
だがこの団体は、原子力発電を強く推進する立場の組織であり、そのため放射線の被害を極力小さく見積もる傾向がある。放射線被爆には、外部にある放射性物質から放射線の照射を受ける外部被爆と、体内に取り入れた放射性物質による内部被曝の2つがあり、内部被曝のほうがはるかに危険だとされている。
国際放射線防護委員会は、内部被曝を無視し、外部被爆を中心に安全基準を作成していた。外部被爆だけだと、許容基準はずっと高くなってしまう。
一方、国際放射線防護委員会のモデルが一面的だとしてこれに異を唱え、内部被曝の危険性を十分に考慮した基準を作成している欧州放射線リスク委員会がある。この組織も、国際放射線防護委員会同様、科学者が集まった学術団体である。この機関は、はるかに厳しい被爆基準を提示し、内部被曝の危険性を警告している。
前回はこのような内容を解説した。
今回の記事
すでにメルマガにも詳しく書いたが、アメリカがデフォルトする可能性が以前よりも高くなってきた。これをリンゼー・ウィリアムスがリークした支配エリートの情報を背景に見ると、奇妙なことが見えて来る。
次に、コルマン博士の最新論文を掲載する。いつも博士の論文の翻訳を提供してくださっているキクチさんから今回も翻訳をお送りいただいた。キクチさんの同意が得られたのでこれを掲載する。
アメリカのデフォルトの可能性
すでにネットで多くの情報が出回っており、またメルマガでも詳しく解説したので、要点だけ簡単に説明する。
巨額な財政赤字からアメリカがいつかデフォルトするのではないかといううわさは絶えず存在した。だが、そうした懸念がうわさのレベルを越えたことはなく、アメリカのデフォルトが現実のものとなることはなかった。
国債発行の上限
連邦政府には、議会が設定した国債発行額の上限が存在する。今回の上限は14.2兆ドルである。
この上限を越えて国債を発行することはできないため、上限に到達した段階でアメリカはデフォルトすることになる。
しかし、連邦政府はこれまで何度も上限を突破したものの、議会はその都度法案を改正し上限を引き上げたので、実際に上限に到達し国債の発行が不可能になるなどということはなかった。上下両院の民主、共和両党は、デフォルトの危険性について認識は共有していたので、上限の引き上げで紛糾することはなかった。
リバタリアンとキリスト教原理主義
しかし、昨年の11月に実施された中間選挙で共和党右派のティーパーティー運動の候補者が多数当選を果たし、下院議員や上院議員、そして州知事になった。
ティーパーティー運動の中核は、18世紀の自立した自給自足的な共同体を理想として考え、自分たちの生活圏に対する連邦政府の一切の介入を排除するリバタリアン(自由至上主義者)と、聖書を字句通りに解釈し、ハルマゲドンによる神の降臨を信じるキリスト教原理主義者の団体である。キリスト教原理主義者は、聖書に少しでも反する連邦政府の政策をすべて拒絶する。
このような集団は、現在の大きな連邦政府の存在そのものを悪として考えており、連邦政府の破産は、これを小さな政府に置き換える絶好の機会になるので、むしろ好都合なことと考えている。
したがって、ティーパーティー運動出身の議員が、大きな政府の延命につながる国債発行の上限引き上げに同意するとはいまところ考えにくい。
5月16日の財務省の声明
そのようななか、5月16日、ガイトナー財務長官は声明を出し、連邦政府の借金が14.2兆ドルの上限に到達してしまったことを明らかにした。
もちろんアメリカは、これですぐにデフォルトするわけではない。8月2日までは、連邦政府職員の年金基金を使い、国債の償還に応じる(過去の国債の返済)にとしている。
8月2日がぎりぎりの期限になる。もしこの日までに上限を引き上げる法案が妥結しなければ、アメリカがデフォルトする危機はいっそう高まることになる。
リンゼー・ウィリアムスの予言
このブログやメルマガでは、軍産エネルギー複合体の支配エリートの計画をリークしているリンゼー・ウィリアムスの情報を何度も紹介した。昨年の10月22日が最新のリークだが、そのときはこれから起こることを示唆するヒントを3つ提示した。第一のヒントは以下のようなものである。
第一のヒント、11月5日のFOXニュース、グレン・ベックの番組
最初のヒントは、アメリカの主要メディア、「FOXニュース」のコメンテイターであるグレン・ベックが11月5日に放送した番組を聞くように言われたというヒントだ。ウィリアムスのCDにはこの番組も収録されている。以下がその内容である。
・私は現在の世界経済や政治を動かす中枢にいる人々の秘密の会合に出席する機会に恵まれた。
・そこで中心者であるある女性が発言した。
・彼女によると、ある大きな事件があるという。その事件がなんであり、それがいつあるのかは示さなかったが、その事件があってからちょうど13日目に世界経済をパニックに陥れる大きな出来事があるという。
・その出来事とは、中国政府による米国債の不買宣言である。中国政府は米国債を二度と買わないことを宣言するのだ。
・この宣言があると、EU諸国や日本を始め、市場で自国の国債を販売するために、国債の利回りを切り上げる。各国は利回り切り上げ競争に入り、利回りは一気に上昇する。
・これが引き金となり、まずアジアの市場がクラッシュする。それに合わせて他の市場も順次クラッシュする。
・この出来事以降、アメリカは激変してしまう。
・彼女のこの発言には他のメンバーも同意していた。
以上である。このリーク以来、中国の米国債の不買宣言の起点となる出来事がなんであるのか、多くの予想がなされていた。いまのところどれも当たってはいない。
5月29日か30日になにかある可能性は?
では、5月16日の借金の上限到達声明が、中国の米国債不買宣言の起点となる出来事になる可能性はないのだろうか?もしそうであれば、13日後の5月29日、ないしは30日がなにかあることになる。
もちろん、そうなる保証があるわけではない。だが、東日本大震災が起こる1カ月前の2月11日に「陸前高田」の地名を出し、地震を予告した「世見」の照さんは、5月25日のブログで以下のように述べている。
「<世見>2011/05/25 株価
今いきなり変な表が見えました。線が上下しています。チャイナショックってあったのですよネ。その表の下辺りと同じ所に、その線が落ち着いています。そして、少し横ばいで上がりそうな所で消えています。
NYダウ平均株価票と書かれています。チャイナショックの右にサブプライムの字があったように思います。
この書き方では分かりにくいとは思いますがチャイナショックで一番低い位置と同じ位置になる日が来ると、とっていいのかなァと思っています」
照さんの予言は、直近の未来に実現することが比較的に多いように思う。この「チャイナショック」とはなんのことだろうか?先のグレン・ベックの「13日後に起こる出来事」のことだろうか?
8月2日の13日後
そうではなく、起点となる出来事が、8月2日の上限引き上げの期限である可能性も十分にある。すると、その13日後は8月15日になる。
コルマンインデックスでは?
下に邦訳を掲載したコルマン博士の最新論文でもドルの崩壊に言及しており、以下のようにある。
「西洋について言えば、米ドルの価値はいつ崩壊するかという議論が盛んになっている。(ドルの死も統一した意識をもたらす革命の一部と見なせるかも知れない。)そして、それは8月18日から9月4日の第5夜に起こると予想する意見がある。だが、私は違う見方をしている。私は、第3昼、第4昼、第5昼を通じて段階的にドルの価値が崩壊していくのではないかと思う。なぜならば、統一した意識の視点から見れば、ドルの崩壊は破壊ではない。だから、私は、それは一つの昼か、あるいはいくつかの昼を通して起こるのではないかと考えている。それよりも、第5夜には、古い通貨システムへの一時的な回帰が起こるのではないかと予想している。これは地球にとっては危険な現象なのだ」
以上である。ちなみに、第3、第4、第5の昼は以下の期間である。
第3の昼(萌芽)
5月20日~6月6日
ミッドポイント 5月28日~29日
第4の昼(葉の形成)
6月25日~7月12日
ミッドポイント 7月3日~4日
第5の昼(つぼみの生長)
7月31日~8月17日
ミッドポイント 8月8日~9日
5月29日は第3の昼のミッドポイントにあたる。第3の昼のミッドポイントは、第9サイクル全体のミッドポイントにあたり、もっともエネルギーが高い期間だとされている。
また、8月15日は第5の昼である。ひとつ前の第8サイクルの第5の昼の期間では金融危機が始まった期間だ。
第8サイクル
第3の昼
2002年12月5日~2003年12月9日
イラク侵略戦争開始
第4の昼
2004年12月5日~2005年11月28日
スマトラ大地震と大津波
第5の昼
2006年11月24日~2007年11月18日
サブプライムローン破綻、金融危機開始
第5の夜
2007年11月19日~2008年11月12日
リーマンショックによる金融危機のピーク
とりあえずは5月29日から30日にかけて注視しなければならないだろう。
コルマン博士最新論文
コルマン博士の最新論文が発表になった。いつものように、キクチさんの翻訳をご好意で掲載させていただく。また、これまでの翻訳と表現を統一させるため、若干の表現の手直しを行った。
第9サイクル(ユニヴァーサルアンダーワールド)の第3の昼と、統一意識をもたらす革命
日本の大震災と、それに続いて起こった災害に象徴される2011年3月9日の第9サイクル、すなわちユニヴァーサルアンダーワールドの開始による波動の高まりに、全世界は激しく揺さぶられている。しかし、第9サイクルとは一体何だろうか?これを”カオス”や”カタストロフィ”だと考えるのは容易だが、このサイクルがもたらすプロセスの方向性を見定めるのは、それほど易しいことではない。私はこれまで、漠然と、第9サイクルは統合された意識をもたらすことを目標とすると述べてきたが。しかし、統合された意識とは何を意味し、それは第9サイクルを通じてどのようにして出現するのだろうか?
これを理解するためには、1755年に始まった第7サイクルと、これが人類にもたらした、覚醒する以前の統合意識の検討から始めよう。第9サイクルも統合された意識をもたらすが、これは覚醒した意識なのだ。第7サイクルと第9サイクルは、いずれも最初に巨大地震が起こったという驚くべきシンクロがあったが、それぞれの地震が、地球の反対側に位置するリスボンと日本で起こったことも理にかなっている。もう一つのシンクロは、2つのサイクルが、いずれも既存のシステムを破壊する革命から始まったことである。第7サイクルの始まりはアメリカ独立革命とフランス革命が起こり、専制政治に対する反抗は徐々に世界中に拡がった。第9サイクルが生み出す革命は、専制支配の拒絶だけでなく、あらゆる形態の他者への支配を退けようとしている。このように、第9サイクルによって作り出される統一した意識の場(下記参照)は、(民主主義のように)4年ごとの選挙で選ばれた人々に権力を委譲する現代の政治システムすら容認しないだろう。すべての魂の自立性に基づいた、より根源的な自由が求められているのだ。
さらに統合した意識は、紙幣の印刷で人々の日常生活を支配するいまのような経済システムは許容しないだろう。第9サイクルがもたらす世界規模の革命は、第6サイクルの君主制や第7サイクルの民主主義よりも、はるかに根源的な自由と統一した意識をもたらす可能性があるのだ。第9サイクルの世界革命を背後から押しているのは、統合された意識を望む、神性に導かれた力なのだ。このように、今日の世界で起こっている現象は、宗教的、ないしはスピリチュアルな言葉でも、政治経済的な言葉でも、いずれもうまく表現することができる。肝心なことは、現在次々と起こっている現象や支配体制の崩壊は、まさに、マヤカレンダーに記された宇宙の計画に沿っているという事実を認識することなのだ。(マヤカレンダーは、それぞれに異なる極性を持つ9つのサイクルから構成されている。下図参照。)人間には、この極性を変える力はない。宇宙の計画全体の方向は、不可逆的なのだ。
第9サイクルの意識は、最初に東洋と西洋を分ける東経12度線に沿って現れると予想された。第6サイクルと第8サイクルによって作り出された正反対の極性を持つ意識は、すでにギャラクティックアンダーワールド(第8サイクル)の第7の昼が始まった2010年11月3日から、この東経12度線の地域で政治的な支配を崩壊させる兆候を顕在化させ、そして2ヶ月後にはチュニジアとエジプトでそのプロセスは表面化した。これらの革命は第8サイクルが発達させたソーシャルメディアのネットワークによって支えられた側面が大きいが、そればかりでなく、女性の活躍、ならびにエジプトでは、イスラム教徒とキリスト教徒の結束が見られた。カイロでは、人々は「私たちはみな一つ」と歌ったのである。(このような現象のうちのいくつかは、一時的に後退しているが、しかし、全体が向かう方向が変わることはない。)
異なるサイクルの波の陰陽の極性によって作り出されたさまざまな支配形態

この統一意識の革命は、現在、ポルトガル、ギリシャ、スペインなどのヨーロッパのいくつかの国々に拡がりつつある。これらの国の人々が突き付けている要求は、ほとんどが経済的な要求で、EUやIMF、世界銀行などが決めた緊縮財政計画へ向けられたものなので、一見すると統一意識の革命の一部とは映らないだろう。だが、現在の経済システムは統一意識に基づくものとは程遠く、持つ者と持たざる者を生みだし、今や多くの人々がこれを受け入れ難く感じている。ヨーロッパの国々は、北アフリカのアラブ諸国と同じく東経12度線上に位置し、そのために第9サイクルの始めからプロセスの影響を受けているのだ。第9サイクルの進行につれて、統一意識へと向かう世界とは相容れない側面が次々と表面化し、時には日本を襲ったような大災害の形で迫ってくるだろう。それは徹底的な変化を引き起こす契機になるだろう。地球と共生ができないようなテクノロジーは、急速に廃れていくことだろう。(訳注:たとえば原子力のことか) しかし、第9サイクルは、ワンネスに向けて一直線に進行していくわけではない。そしてアメリカのような西の端と、中国のような極東の国々では、ヨーロッパやアラブ世界とは異なる道をたどっていくことだろう。
西洋について言えば、米ドルの価値はいつ崩壊するかという議論が盛んになっている。ドルの死も統一した意識をもたらす革命の一部と見なせるかも知れない。そして、それは8月18日から9月4日の第5夜に起こると予想する見方がある。だが、私は違う見方をしている。私は、第3の昼、第4の昼、第5の昼を通じて段階的にドルの価値が崩壊していくのではないかと思う。なぜならば、統一した意識の視点から見れば、ドルの崩壊は破壊ではないからだ。だから私は、それは一つの昼の期間か、あるいはいくつかの昼の期間を通して起こるのではないかと考えている。それよりも、第5の夜には、古い通貨システムへの一時的な回帰が起こるのではないかと予想している。これは地球にとっては危険な現象なのだ。
ドルの死と世界の通貨制度の崩壊(それは多大な困難を意味するだろう)が迫っているとすれば、何がこれに取って代われるのかを、真剣に考えなければならないだろう。多くの人々が、このような崩壊から身を守り、積極的な投資方法を見つけ出そうと首をひねっているのは、無理もないことだ。インターネットで情報を集めても、それは達成できるかも知れないし、できないかも知れない。しかし、もっと深く考えなければならないことは、新しい統一した意識が、金融に基づく支配の復活をもはや許さなくなった状況で、全人類はどのようにして通貨の崩壊に対処すればいいのかということなのだ。公然とこのような議論をすると、避けようとしている事態を引き起こしかねないので、もちろん主流メデイアは、こんな議論は取り上げない。
私は、もし通貨が崩壊したら、現在の通貨の使い方に代わる3つの方法があると思う。一つは、通貨の交換がないという事実を無視したまま、全ての人々がこれまで通りの行動を取り続けるというものだ。農業従事者は作物を作り続け、トラックドライバーはそれを都市に運び続け、人々は家賃の支払いも抵当権もないまま家に住み続ける。そこには通貨の移動は全くない。おそらく、これが通貨崩壊に対処する最良の方法だろう。だがこれは、低い意識レベルを前提にした既存の法体系や契約とはまず相容れないだろう。もちろん、通貨が使われなくなれば、金融関係に従事している人々にとっては死活問題となるし、さしたる葛藤も伴わずにこのようなシフトが実現すると信じるのは無邪気過ぎるだろう。2つ目の選択肢は、フードスタンプあるいは配給の制度を作り、誰でも確実に生活必需品を入手できるようにすることだ。三つ目の選択肢は、交換基盤として地域通貨を創設することだろう。地域通貨の問題点は、若年層、高齢者、病人など、交換できるサービスを提供できない人をたくさん生み出してしまうことだ。このほかにも、通貨崩壊に対処するためのさまざまな方法があることだろう。私が述べたことは、全体に仕えるという視点から通貨崩壊にどう対処すればいいかという議論への、少しばかりのヒントに過ぎない。
これらの検討は、多くの人々が現在抱いている統合した意識の定義とはかけ離れた結論となっているし、メンタルな、あるいはスピリチュアルな状態よりも現実にずっと重きを置いている。これは、決して個人が統一意識の達成を助ける方法に価値がない、と言っているのではない。実際私は、まだ始まっていない世界革命が成功するためには、神性による導きが必要で、神的な計画に仕えようとする人々の熱望に支えられなければならないと信じている。それでも、この統一した意識の定義には、実践的で共同的な努力がなければ統一した意識の世界は創造できないということを意味している。結局、私たちが誰であるかは、他者との関係性から決定されるのだし、根源的かつ実践的な方法で私たちと他者との関係の本質を変容させることによってのみ、調和に満ちた世界を生み出せるのだ。統一した意識をもたらすこの世界革命がどのように達成されるのか、その詳細については誰にも分からない。しかし後戻りはできないのだ。2011年10月28日のマヤカレンダーの最高点に近づくにつれて、それは激しさを増していくだろう。この時は、偶然にもエレニン彗星が地球に最接近する時でもある。何はともあれ、この接近が私たちを、スピリチュアルな意味で、宇宙意識に導く助けになるだろう。それには、この政治的・経済的な変化が基盤になるのだ。
マヤカレンダーの完成する日とは、私たちの惑星の、意識の「最終フィールド」が完成されるという意味に過ぎないのだ。調和に満ちた世界が完成するまでには、さらにいくばくかの「時間」を必要とするように思われる。しかし、その時には、「時間」とは、決して現在と同じ意味ではないのだ。
以上である。
筆者の友人の作家のブログ
茶房ちよちよ
駒村吉重のブログ。いつもの飯、酒、より道、脱線、思いごと
また本を出版しました。今度は徳間書店からです。今回は、このブログの内容を大幅に加筆修正し、未来予測を行った本です。よろしければぜひどうぞ!
未来予測コルマンインデックスで見えた 日本と経済はこうなる(徳間書店)

今回、講談社から英語本を出版しました。通勤途中に電車の中で軽く読める本です。ちょっと英語に興味がある人はぜひどうぞ!
通じる英語 笑われる英語

「いったい世の中どうなっているんだ!こんな時はマルクスに聞け」(道出版)
体裁としては「資本論」の解説書のような本だが、マルクス礼讚の本ではない。われわれはこれからなんとしてでもサバイバルして行かねばならない。そのための状況認識のための書として有効だと思う。よろしかったらぜひどうぞ!

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第9サイクルでいったいなにが起るのか?6
先月には2回しか記事を更新できなかったので、今月はいつもより多く記事を更新したい。いつも記事を読んでくださっている読者の方には感謝する。
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有料メルマガのご紹介
すでに前回の記事で今週の有料メルマガの内容は紹介したので、今回は特にない。
今回の記事
前回の約束したように、今回はコルマンインデックスの第9サイクルでこれから何が起こるのか展望する。さらに、福島第一原発で深夜に観察された3号機の黒煙に関して、アメリカの原子力の専門家に意見を聞こうとメールを出したところ、回答がきた。それを紹介する。思っても見ない意見であった。
オサマ・ビンラディンの殺害
オサマ・ビンラディンが米軍特殊部隊、ネイビーシールスによって殺害された。パキスタンの首都カラチ郊外にあるパキスタン軍や情報局の退役軍人が多く住む高級住宅街に潜伏しているところを襲撃され、殺害された。
殺害された人物が、本当にオサマ・ビンラディンであったのかどうか怪しむ声が多い。おそらく別な人物か人違いであった可能性は高い。これに関しては、すでに多くの情報が出回っており、話題にもされているので、今回は特に論じない。
オサマ・ビンラディンが殺害された日
今回は特にオサマ・ビンラディンが殺害された日に注目したい。オバマ大統領がオサマ・ビンラディンの殺害を発表したのが、5月1日の深夜である。おそらく実際に殺害されたのは、発表よりも少なくとも数時間前であろう。
コルマンインデックスでは、5月1日は第9サイクル第2の昼の期間の最後にあたる。
第9サイクル第2の昼(発芽)4月14日~5月1日
以前の記事にも何度か書いたが、コルマンインデックスでは、その期間には以前のサイクルと近似的な出来事が起こるとされる。
この原則を今回のオサマ・ビンラディンの殺害に適用すると、やはり奇妙なシンクロがあることがはっきりする。第8サイクルの第2の昼の期間は以下である。
第8サイクル第2の昼 2000年12月25日~2001年12月19日
この期間を見ると一見して分かる通り、第8サイクルの第2の昼の期間には、2001年9月11日の同時多発テロが発生している。それも、第2の昼の期間の最後の方で起こっており、第9サイクルの第2の昼の最後で起こったオサマ・ビンラディンの殺害とよくシンクロしている。
第7サイクルとのシンクロ
また、さらにひとつ前の第7サイクルでもおもしろいシンクロがある。
第7サイクル第2の昼 1794年~1814年
この期間はフランス革命の混乱の中からナポレオンが台頭し、一時はヨーロッパ全域を席巻するも、1814年にエルバ島に追放され失脚した期間に相当する。ナポレオンは、第7サイクル第2の昼の期間に登場し追放された。
一方、オサマ・ビンラディンは90年代後半から名を知られていたが、やはり歴史の表舞台に登場したのは、第8サイクル第2の昼の期間に起こった9.11の同時多発テロである。そして、第9サイクル第2の昼の期間に殺害された。
むろん、ナポレオンとオサマ・ビンラディンはあまりに異なるので同列に並べるわけには行かない。
ましてや、9.11の首謀者が実際にオサマ・ビンラディンであったかどうかは相当に疑わしい。あらゆる情況証拠から見て、そうでない可能性のほうが圧倒的に高いことは言うまでもない。
だが、どちらも歴史の表舞台でそれなりに重要な役割を果たした人物であるということでは共通している。そうした人物の登場と消滅が、どちらも第2の昼の期間に起こったことは実に興味深いシンクロだ。
これは、第9サイクルが始まった第1の昼の期間に東日本大震災が起こり、第8サイクルの第1の夜では台湾とトルコの大地震、そして第7サイクルの第1の昼ではM8のリスボン大地震と大津波によるリスボン壊滅がシンクロしていることと非常によく似ている。
第2の夜の期間には何が起こるのか?
我々はいま第2の夜の期間にいる。第2の夜の期間は以下である。
第2の夜(反作用) 5月2日~5月19日
この期間に起こるとされる「反作用」は、オサマ・ビンラディン殺害に関連した反作用と見て間違いないだろう。だとするなら、それはどのような反作用なのだろうか?あと少しで第2の夜の期間は終わるが、これからの歴史の方向性を見定めるためには、「反作用」がなんであるのか押さえておくのは重要だろうと思う。
アメリカで始まった反動の動き
「反作用」と聞くと、オサマ・ビンラディンの殺害に対する報復としてのテロが予想される。確かに、5月19日までの数日間でテロが起こる可能性があることは決して否定できない。
だが、テロとともに重要なことは、アメリカ国内の雰囲気の大きな変化である。
ブッシュを批判して大統領に就任したオバマ
一般的にオバマ大統領は、前大統領のブッシュとは根本的に異なる大統領として見られている。ブッシュは、善と悪、神と悪魔という、あまりに単純なキリスト教原理主義の勧善懲悪的な枠組みを世界に押し付け、アメリカだけが神から与えられた超法規的な単独主義が可能であるとの幻想から、イラク侵略戦争を始めた。
オバマは、あまりに歴史に逆行するこうした16世紀のようなカルト的なアメリカを反省し、イスラムを含む異なった文化圏を許容し、世界との対話を重視するリベラルな路線を全面に押し出して大統領になった。これで、アメリカは180度変わり、少しはまともになるという希望を多くの人に抱かせた。事実、就任まもないオバマは、イスラムとの対話を積極的に行う姿勢を見せた。
一気にブッシュ時代に戻ってしまったかのようなアメリカ
しかし、オサマ・ビンラディンの殺害が発表になったかと思うと、アメリカでは、殺害を祝う熱狂が起こった。その熱狂の中で、ブッシュ時代のキリスト教原理主義的な勧善懲悪の世界観が息を吹き返し、善の勝利と報復の成功が祝われている。その雰囲気の中で、オバマの支持率も急上昇しているのがいまのアメリカなのだ。
これは、ブッシュ時代のアメリカを反省して登場したこれまでのリベラルなオバマを歓迎したアメリカからみると、これは明らかに「逆行」であり、「反動」である。いわば、2001年9.11直後、多くのアメリカ人が狂ったかのように「USA!USA!」と絶叫して、戦争を支持した当時のアメリカへの退行であろう。
コルマンインデックスの第2の夜の期間の「反動」とはこのような意味ではないのだろうか?
本格的な変動の時期となる第3の昼
しかし、時間が加速して、それぞれの期間が短くなっている第9サイクルでは、「反動」の期間は一時的なものにしかすぎない。大きな変動は次の第3の昼の期間に起こると考えられる。以下が第9サイクルの第3の昼の期間である。
第3の昼(萌芽) 5月20日~6月6日
この期間は、第8サイクルと第7サイクルでは以下の期間になっている。
第7サイクル第3の昼 1834年~1853年
第8サイクル第3の昼 2002年12月5日~2003年12月9日
この期間のシンクロも実に興味深い。第8サイクルの第3の昼にはイラク戦争が始まっている。そして、イラク戦争開始に反対する史上最大の世界的な反戦運動が起こったのもこの時期だ。
また第7サイクルの第3の昼には、1848年革命という、ドイツから始まりヨーロッパ全土を席巻する一般選挙による民主主義を要求する巨大な革命が起こった時期だ。
どちらのサイクルも、いわば歴史の転換点となる戦争や、大きな市民運動や革命が起こった時期にあたっている。
第9サイクル第3の昼では何が起こるか?
では第9サイクルの第3の昼では、どのようなことが起こるのだろうか?5月20日からその期間に入るのでもうすぐだ。
もちろん、イラク戦争のような戦争や、世界的な反戦運動や1848年革命のような革命が起こる可能性はある。
しかし、第8サイクルを見ると、この期間にはこれとは異なった出来事が起こっていることも注目に値する。それは地震だ。
第8サイクル第3の昼と地震
この時期は大きな地震が連続して地震が起こった時期だった。以下の地震である。
2003年5月26日 三陸南地震
宮城県沖を震源とするM7.0の地震。
2003年7月26日
宮城県北部の地震。M6.2。震度6強
2003年9月26日
十勝沖地震。北海道襟裳岬沖を震源とするマグニチュード8の十勝沖地震が早朝に発生。主に北海道に津波などの甚大な被害を与える
特に9月26日の十勝沖地震はM8と巨大であった。
むろんこのような地震が、第3の日の5月20日から6月6日という短い期間に起こるかどうかはまったく分からない。しかし、この期間には前回の記事で解説した惑星の直列が発生することになっている。以下である。
5月18日~21日前後 地球、金星、水星、火星直列

惑星の直列が地震の遠因になっている可能性が高いことは、前回の記事で紹介したコーネル大学の論文で詳しく解説されている。
もちろん、地震が本当に起こるかどうかは分からないし、起こったとしても日本で起こるとは限らない。
しかし、第1の昼に起こった東日本大震災とトルコ、台湾の大地震、そしてリスボン地震と大津波のようなシンクロが起こらないとは言えない状況だ。注意するにこしたことはないはずだ。
福島第一原発の状況
次に、福島第一原発の状況について書く。いま1号機で炉心が完全にメルトダウンしていることはすでに広く報道されている。
また、5月8日と12日の早朝に、3号機からかなりの量の黒煙が上がったことは前回の記事に書いた。この黒煙が何を意味するのか、いぶかしく思った筆者は、ガンダーソン氏にメールし、氏の意見を聞くことにした。
アーニー・ガンダーソン
ガンダーソン氏がどのような人物なのか簡単に紹介する。
ガンダーソン氏は環境コンサルティングを専門に行うフェアウィンズ社のチーフエンジニアである。
以前は原子力発電大手の原子力エネルギーサービス社の上級副社長であった。ガンダーソン氏は、自分の会社が米政府原子力規制委員会の規定に違反しており、危険な状態で原子炉を運営している事実を内部告発した。ガンダーソン氏はこれで職を失うことになったが、原子力規制委員会は安全基準違反で原子力エネルギーサービス社を告訴したため、ガンダーソン氏は原発の内部告発者として有名になった。
またガンダーソン氏は、1979年のスリーマイル島の原発事故の調査に専門家として深くかかわっている。
このような原子力の専門家であるガンダーソン氏は、いま福島原発の詳細な分析を行い、ネットで公開している。
ガンダーソン氏の詳細な分析
5月13日(日本時間14日)、フェアウインズアソシエーツの福島第一原発分析サイトに、最新の詳細な分析ビデオが掲載されていた。そこに、筆者の質問に対する回答もあった。ビデオは「一歩前進、四歩後退」と題名がつけられていた。以下で見ることができる。
フェアウインズアソシエーツ
以下がその内容の要約だ。
ガンダーソン氏の分析
夜間に黒煙が見える現象について
インターネットでは夜間に3号機から黒煙が上がっているとの情報が寄せられているが、これはあまり心配しなくてもよいと私は思っている。
3号機のみならずすべての原子炉から、放射性物質は高温の水蒸気として漏れ続けている。夜間になると気温がかなり下がるので、高温の水蒸気が大気に触れて厚い黒煙のように見えることが原因だと思う。だから、火災が起っているということではないので、さほど心配いらないだろう。
1号機
圧力容器、格納容器ともに水がまったくなく、炉心はメルトダウンを起こし、格納容器の底に溜まっている。格納容器の放射線量は致死的な水準に達しており、この場所に4時間いると死亡するレベルである。したがって、格納容器に人が入ることは不可能である。東電は新たに対応策をたてなければならない。
2号機
特に大きな変化はない。冷却プールは損傷しているので、注入した水はすべて漏れ出ている。汚染された水を回収し浄化することが必要になるが、浄化しなければならない水の量は一日100トンを越える。しかし、浄化能力は一日1トンから2トンが限界である。浄化能力を越えた場合、水は海や地中に漏れだし、深刻な汚染を引き起こす。
3号機
原子炉上部の温度は極めて高いが、原子炉内の圧力はかなり低い。この条件では水が原子炉内に存在することはできない。原子炉内は高温の空気が満たしている状態である。水が存在していないので、3号機の冷却はまったくできていない。だから、3号機では水素爆発が起る可能性はまだある。
3号機の冷却プールの動画が公開された。炉心はめちゃくちゃに壊れていて原形を止めていない。これは、3号機の爆発が規模の大きいものであったことを示している。
さらに3号機では、高い濃度のヨウ素131が燃料プールから検出されている。ヨウ素131の半減期は8日と短いので、大量のヨウ素が検出されたということは、3号機の炉心が再臨界に達し、核分裂反応をしている可能性があることを示唆している。
4号機
4号機の建屋の上部が傾いている。この状態で余震が起こると、建屋は完全に崩壊してしまうだろう。
4号機近くでプルトニウムの破片が発見された。これは3号機から2キロも離れた地点である。このプルトニウムの破片は3号機から出たものと思われる。破片がこの距離まで吹き飛ばされるためには、時速1600キロという音速を越える速度が必要である。おそらく、3号機の爆発はこれを可能にするほどの規模であった可能性が高い。
原子炉の周囲の環境
原子炉のコンクリートでできた基礎は損傷し、亀裂が走っている。そこから放射性物質が地下水に流れ込んでいる模様である。
総合評価
1号機から4号機では放射性物質は継続して漏れ続けている。漏れが止まる兆候はまったくないのが現状だ。
ところで、米国の原子力規制委員会は、格納容器から放射性物資が漏れることはあり得ないと言っているが、これは間違いだ。格納容器から漏れ出すことは十分にある。
以上である。
これがガンダーソン氏による最新の分析である。
注目に値するのは3号機の分析である。もし再臨界に達しており、核分裂反応がすでに起こっているとするなら、炉心はメルトダウンしていることは確実かもしれない。
やはり、京都大学の小出助教と同様、1号機のメルトダウンした炉心は圧力容器ではなく、その外側の格納容器の底に溜まっていると言っている。おそらく、こちらの方が正しいように思われる。
日本で一般に報道されている以上に事態は深刻であることが分かる。
ところで、筆者の3号機から深夜に上がった黒煙についても丁寧に回答してくれた。もしガンダーソン氏の分析の通りであれば、黒煙に関してはさほど心配することはないのかもしれない。
続く
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日 時
2011年5月29日(日)
14:00~16:00(開場13:30)
会 場 東織厚生年金会館 3階 第1会議室
東京都中央区東日本橋3-6-20
■JR総武線「馬喰町駅」1番出口より徒歩7分
■都営新宿線「馬喰横山町駅」A3 出口より徒歩3分
■都営浅草線「東日本橋駅」A3、B2 出口より徒歩3分
■日比谷線「小伝馬町駅」1番出口より徒歩7分、
「人形町駅」A4 出口より徒歩7分
料 金 前売3,000円/当日4,000円(各税込)
時間があればぜひどうぞ!
記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。3日で削除されますので、お早めにどうぞ。
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有料メルマガのご紹介
今回の有料メルマガはブログの記事と連動しているので、記事の本体で詳しく説明する。
後半では、政府が設定した福島県内の小学校の校庭使用の基準である20ミリシーベルト/年に本当に科学的な根拠があるのかどうか解説した。これを調べる過程で、政府が20ミリシーベルト/年に基準値を決定した経緯も分かって来た。
このような内容を詳しく解説した。
今回の記事
今回はコルマンインデックスに基づくこれからの予測を書くつもりであった。
オサマ・ビンラディンが殺害されたが、殺害された日時は第9サイクルの第2の昼の終わりから第2の夜の始まりにかけての時期であった。コルマンインデックスでは、それぞれの期間には以前のサイクルで起ったことと近似した出来事が起るとされているが、今回もまさにそうであった。
第8サイクルの第2の昼の終わりには、2001年の9.11同時多発テロが起っている。第9サイクルの第2の昼の最後でオサマ・ビンラディンが殺害されたことは、第8サイクルと第9サイクルが密接にシンクロしていることを証明している。
これを手掛かりとして、今後何が起るのか書くつもりであった。特に第3の昼の時期には、戦争と革命にむびつく大きな変動がある可能性が大きい。
だが今回は、より緊急性の高い情報があるので、こちらの方を優先する。コルマンインデックスに関しては次回に詳しく書く。
12日の早朝、午前2時くらいに福島第一原発でなにか起ったようだ。東電の発表はまったくない。明らかに東電はなにか隠しているとしか考えられない。これを詳しく書く。
次に、メルマガと連動した惑星直列と地震との相関関係について書く。今後の地震の発生時期を知る重要な手掛かりになると思う。
福島第一原発1号機の状況
すでにニュースなどで報道されているので周知だろうが、水で満たされているはずの福島第一原発1号機の圧力容器と格納容器にはまったく水が存在していないことが明らかとなった。
そのため、これまで70%から55%程度損傷していると見られていた福島第一原発1号機の炉心は完全に溶解し、どろどろに溶けた炉心が原子炉の底に溜まった状態であることが明らかとなった。
溜まっているのは圧力容器の底なのか、それとも格納容器の底なのか
炉心が溶けたことははっきりしているにしても、溶けた炉心がどこに溜まっているかで2つの意見が存在する。
NHKと主要メディア、ならびに出演している東大系の原子力の専門家などは、溶けた炉心は溶岩のような状態で、外側は堅いクラスト状だが中はどろどろに溶けた状態になっているはずだと推測している。そして、圧力容器の底に溜まっているとしている。
一方、京都大学実験原子炉の小出助教などの信頼できる専門家は、溶けた炉心は圧力容器を突き抜け、その外側にある格納容器の底に溜まっているとするより深刻な推測を行っている。
東電は原子炉の入り口から温度を計ったところ、100度と比較的に低かった。これで、炉心の冷却は進んでいると見ているようだ。
だが、溶けた炉心の温度は2500度と高温になる。小出助教は、原子炉の入り口から計った温度が100度ということは、高温の溶けた炉心は原子炉の入り口からはるかに遠い位置にあることを示しているので、圧力容器をすでに突き抜け、格納容器の底に溜まっている可能性の方が高いとしている。
どちらが本当か?
これまで、NHKなどの主要メディアは現実を明らかに歪曲した報道を行って来た経緯がある。むしろ、ネットなどで小出助教などの心ある専門家が示す分析を、しぶしぶ後追いで認めてきたという印象が強い。おそらく今回も同じパターンであろう。溶けた炉心は圧力容器をすでに突き抜け、格納容器の底に溜まっていると判断して間違いないように思う。
5月8日早朝に起ったこと
ところで、最近筆者は、TBSがライブで配信している福島第一原発の映像をつけっ放しにするのが日課となってしまった。日中、福島第一原発には大きな変化は見られないが、最近は煌々とライトを灯した深夜の第一原発で不審な動きが観察されることが多い。
5月8日の午前12時から3時前後にかけて、2号機、3号機、4号機からいっせいに白い煙が勢いよく吹き出した。それが1時間半ほど続き収まったかと思ったら、今度は3号機から黒煙が吹き出し、午前4時前後まで続いた。
いまはその光景は以下のサイトで確認できる。ライブで見たときの煙の勢いはもっと激しかった。
5月8日早朝の動画
翌朝、東電からなにかの発表があるかと思ったが、何の発表もなかった。筆者は、日本国内の利害関係とは関係がないい外国の専門家に意見を求めようと思い、第一原発の状況を詳しく分析しているアメリカの著名な原子力専門家のアーニー・ガンダーソン氏にメールをした。返事が来たらブログで公開する。
5月12日の早朝に起ったこと
そして、5月8日に起ったと同じようなことが12日の早朝にも起った。
はっきりした時間は覚えていないが、午前1時過ぎから3号機と4号機から黒煙が勢いよく上がり、なにか異常な事態が起っていることを示していた。以下がそのときの画像である。背景が暗いので、ライブ映像ほどはっきりとは見えないが、3号機と4号機から黒煙が吹き出しているのは確認できると思う。



だが、いまだに東電からは何の発表もない。
突然と中止されたライブ配信
また、12日の日中から、これまで普通に見られていたTBSが配信する第一原発のライブ映像が見られなくなっている。見えるのは真っ白い画像だけだったので、12日は天気が悪く霧でも発生して第一原発が見えなくなっているのかと思っていたが、そうではないようだ。
12日午後10時に、TBSはライブ映像の配信を完全に打ち切った。
また、東電がこれまで提供しているフクイチの定点カメラをチェックすると、第一原発の光景だけが見えないように、その部分だけフィルターがかけられたように見えた。これはやはり天候悪化でカメラに水滴がかかったのが原因だろうか?TBSのライブ映像配信打ち切りを考えると、単純に天候の悪化だけが原因とは考えにくい。
いずれにせよ、13日は第一原発の天候も好転することになっている。13日の朝になれば、実際にどうだったのか分かるだろう。
カマフラージュとしての1号機問題発表?
いま1号機の状況を東電は公開しているが、それをはるかに凌ぐ深刻な事態が、2号機、3号機、そして4号機で起っていると考えることもできる。
確かに1号機で起っている炉心の完全溶解は大変に深刻な事態だ。だが、もし東電が8日と12日の早朝に起ったことを必死に隠そうとしているのだとすれば、1号機の問題の発表はむしろはるかに深刻な事態のカマフラージュに過ぎないのかもしれない。
いずれにせよ、東電が隠し通せるものとは思えない。明らかになるのは時間の問題だろう。
惑星直列と地震の発生
次のテーマに行く。これは今回のメルマガにはるかに詳しく書いたが、メルマガという媒体の性質上、画像が添付できない。画像はこの記事に全部添付したので、メルマガの読者の方は、ぜひこの記事にある画像をメルマガの記事とともに参照していただきたい。
9Naniaの3月11日の予測
ハンドルネームを9Naniaという若い女性が、3月8日ころユーチューブにアップロードしたビデオで、3月11日から15日にかけて大きな地震が来るので、活断層に近い沿岸部に住んでいる人はすぐに内陸部に避難するように、との警告を行った。この警告の通り、3月11日に東日本大震災が発生した。
9Naniaはサイキック(霊能者)である。しかしながら、彼女の警告はサイキックな能力だけに依存したものではない。エレニン彗星と地球の直列が大きな地震の引き金になるとの考えから3月11日の地震を予測したのだ。
なぜエレニン彗星と地球の直列が地震の引き金になるのかの科学的な説明はない。
一方9Naniaは、自分はサイキックなので将来どのようなことが起るのかはっきりと見えるという。それは地震どころではなく、ポールシフトだという。ポールシフトとは、70万年から45万年に一度の割合で発生する地球の北極と南極の位置が大きく変化する現象である。これが起こると、地球のあらゆる活断層が活性化し、巨大地震と津波が連鎖するとされている。
9Naniaは、エレニン彗星と地球の直列こそポールシフトの引き金になる現象だというのだ。彼女によると、9月までは巨大地震や津波などの大きな自然災害があまり発生しない相対的な安定期になるという。しかし、再度直列が起ると、10月からは一気に自然災害の連鎖が始まり、半年後の2012年の春くらいまでにポールシフトが始まるはずだというのだ。
名門コーネル大学の論文
今回、フリーライターの町田光氏から貴重な情報を紹介していただいた。町田氏によると、アメリカの名門大学のひとつであるコーネル大学の学術論文専門の図書館にエレニン彗星に関する論文があり、ダウンロードが可能だということであった。
早速ダウンロードしたが、その内容には驚愕した。この情報を紹介していただいた町田氏には感謝する。
この論文には、エレニン彗星と地球との直列が地震を引き起こす遠因のひとつになり得ることが明確に書かれているのだ。
その論文とは、「マグニチュード6を越える地震の原因としての惑星直列」である。執筆者はメンサー・オマーバシッチ博士という人物である。
メンサー・オマーバシッチ博士
本人のホームページによると、経歴は旧ユーゴスラビアのボスニア出身で、カナダに移住後、カナダのニューブルンスウィック大学で博士号を取得し、MITで研究者としての訓練を受け、その後、ハンガリーのマリー・キュリー研究所やカリフォルニア州の国立ローレンスバークレー研究所などでキャリアを重ねてきたれっきとした地質学者だ。
一方、ユーチューブで「本人のアイデンティティーに疑念があるという批判ビデオも出ている。
しかし、内容を見ると論文には連絡先として2つのメールアドレスが記載されているが、そのひとつがかなり怪しい団体のドメインを使ったものだということだった。メールの送信先となっているサーバのドメインが怪しいので、博士の言うことはすべて嘘だと断罪する内容だ。
論文の内容には一切触れていない。むしろ、批判ビデオの信頼度のほうがはるかに疑わしいとの印象を受けた。取り合ってもしかたのない批判に思えた。
他方、論文の配信元であるコーネル大学図書館には、掲載されている論文はすべてコーネル大学の学術的水準に見合ったものであるとはっきりと明記されている。少なくとも、コーネル大学の審査を通過して掲載された論文だと思われるので、論文は専門の研究者が執筆したことは間違いない。その意味では、十分に信頼できると思う。
ジェット推進研究所
ところでこの論文は、エレニン彗星の過去の軌道を掲載している。エレニン彗星は2010年12月に発見された。したがって、なぜ2010年12月以前の軌道が掲載されているのか不思議に思われるかもしれない。
しかし、NASAの一部門である国立ジェット推進研究所は、エレニン彗星の過去と現在、そして未来の軌道シミュレーションを提供している。オマーバシッチ博士の論文には、この軌道計算に基づいていると明記されている。シミュレーションは太陽系内のすべての惑星の軌道が出ているので、惑星の位置を見るにはもっとも分かりやすいツールだ。以下でアクセスできる。
ジェット推進研究所軌道シミュレーション
論文の内容
ところで論文の内容だが、太陽系内の惑星の直列による引力の影響でマントルに微振動が発生し、それにより、断層移動などの地殻変動が起る。それが原因で地震が発生するというものだ。
エレニン彗星
前回の記事にも触れたが、エレニン彗星について解説する。ウィキペディアによると、エレニン彗星とはロシア出身の天文学者、レナード・エレニン博士が2010年12月に発見した彗星である。
大きさは直径が3キロから4キロで、一般の彗星と変わらない。軌道が11690年もある長期彗星と呼ばれるタイプである。どこから来たのかははっきりとは分からないが、2007年に天王星の軌道を通過し、太陽系内に入ったとされる。
現在は火星の軌道を通過しており、今年の10月18日から20日にかけて地球にもっとも接近すると見られている。

惑星直列と地震の相関関係
では、論文の内容を解説する。
論文では、マグニチュード6を越える大きな地震の発生には、エレニン彗星を含む太陽系内の惑星の地球との直列が深くかかわっており、引力の変化による地殻変動が原因となっているという。
もちろん、地震の発生にかかわる惑星の直列は、エレニン彗星だけに限定されるものではない。天王星以外のすべての惑星との直列が地震の発生に関与している。
論文では次の3つの表を掲載し、マグニチュード6を越える地震の多くが地球と惑星が直列した時期に起っていることを証明している。ちなみに、以下が東日本大震災のあった3月11日の惑星直列である。
3月11日の直列

表内の用語訳
Earth(地球)Mercury(水星)Venus(金星)Sun(太陽)Mars(火星)Elenin(エレニ彗星)Jupiter(木星)Saturn(土星)Neptune(海王星)Uranus(天王星)Moon(月)
1)2010年に発生したM6を越える地震と、惑星直列の時期との関係

2)2000年代に発生したM8を越える地震と直列との関係

3)1902年から2011年までに発生したM8.6越える超巨大地震と直列との関係

一見して分かる通り、1)、2)、3)のすべての表で惑星直列が起った時期に地震が発生していることが分かる。
これからの惑星直列
もちろん、惑星の直列だけからでは地震が発生する地域までは確定できない。それでも、地震が発生し安いおおよその時期が分かるだけでも大変なものである。
では、年内に予想される惑星の直列はどのようなものだろうか?以下が、筆者がジェット推進研究所の軌道計算を見て調べた年内の惑星直列の結果だ。
赤の線が地球との直列を示している。
1)5月10日~13日前後 地球、金星、水星直列

2)5月18日~21日前後 地球、金星、水星、火星直列

3)8月16日~20日前後 地球、水星、太陽、金星直列

4)9月26日~27日前後 地球、エレニン彗星、太陽、水星直列

5)11月8日~9日前後 エレニン彗星、地球、水星、金星直列

6)12月11日~13日前後 エレニン彗星、地球、水星直列

現在発生しているのは1)と2)である。5月10日から13日にかけて地球、金星、水星の3つの惑星が直列し、18日にはこれに火星が加わり4惑星の直列になる。この状態は5月22日前後まで続く。
この配列で発生した過去の地震
論文から、この惑星の直列時に発生した地震を見ると以下のようになっている。
2000年代に地球、金星、水星が直列時に発生したM8を越える地震
2002年11月3日 アラスカ、M7.9
2004年12月23日 ニュージーランド、M8.1
2004年12月26日 インドネシア、M9.1
2005年3月28日 インドネシア、M8.6
2010年の一年間に地球、金星、水星直列時に発生したM6を越える地震
3月30日 インド、M6.7
4月4日 メキシコ、M7.2
4月6日 インドネシア、M7.8
4月11日 ソロモン諸島、M6.8
4月13日 中国、M6.9
かなり大きな地震が発生しているのが分かる。
すでに、直列が始まった直後の5月10日、南太平洋のバヌアツでマグニチュード7.1の地震が発生した。
ネットでは、5月11日の地震警報が出ていたが、警戒期間が延長になったようだ。もしオマーバシッチ博士のこの論文のように、惑星の直列と地震の発生が本当に相関しているのであれば、これから5月21日まではマグニチュード6を越える地震の警戒期間になる。
もちろん、地震が日本で起るとは限らない。ただ、日本も危険地帯に入ることは間違いないし、はからずもネットの警告と一致しているので、ぜひ注意したい。
続く
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今回は放射能汚染がどこまで拡大しているのか詳しく解説した。
大気中の放射線量が正常値であるなど、放射能汚染による健康被害などまったくないかのような印象を与える報道がなされている。だが、実態はこれとは大きく異なっていることは明白だ。それを証明するかのように、いくつかの信頼できる国際機関やグリーンピースなどのNGOが福島に入り、農産物や土壌の汚染がどこまで進んでいるのか徹底した調査を行っている。今回のメルマガではその結果を詳しく伝えた。
一部出荷規制はあるものの、放射能汚染は風評被害であり、福島産の農産物は基本的には安全であるとの発表がなされているが、こうした調査は決して現実を反映していないことを明らかにした。もちろん、汚染されている野菜は出荷規制されているが、一般に販売されている野菜からも基準値を上回る放射線量がすでに検出されている。
また、東京の土壌汚染の実態についても解説した。想像以上に進んでいる可能性がある。
前回はこのような内容を解説した。
今回の記事
まず今回は東京の土壌汚染の実態について書く。一部、有料メルマガにも紹介したが、重要だと思うのでこの部分だけブログに書くことにする。
次に、おそらく筆者も含めて多くの人が気になっている被爆した放射線量と健康への影響を解説したい。
都心の土壌汚染
各地の土壌汚染がどこまで進んでいるのかはっきりした調査はいまのところない。明らかに政府は調査に消極的で、テレビやラジオなどでは計測値が公表されることはまずない。
だが、さまざまな組織の部署が調査を独自に行っており、そうしたデータの一部が公表されることはたまにある。数日前、文部科学省が行った調査結果がネットで一部公開された。
これは、3月18日から4月20日までの全国各地の放射性降下物の累積量のデータである。一見すると東京の計測値が福島市を上回っているように見えるが、これは福島市ではデータが計測されない日が多く存在していることが原因であろう。実際は福島市の方が線量ははるかに高いと考えられる。しかし、東京の新宿区が他の地域と比べて非常に高いことには変わりがない。
ヨウ素131(1平方キロあたり)
福島市 24147メガベクレル/km2
新宿区 84939メガベクレル/km2
セシウム137(1平方キロあたり)
福島市 2352メガベクレル/km2
新宿区 6911メガベクレル/km2
半減期が8日と短いヨウ素131は自然と消滅するのでよいとしても、セシウム137の半減期は30年である。土壌を徹底して洗浄しないと、どんどん土壌に累積し、土壌から植物に吸収さるだろう。
東京が風下になったことが原因
ところで、東京の計測値が高い原因は、放射性物質が原発から盛んに放出されている時期に、東京が風下になり、なおかつ激しく雨が降った地域に放射性物質が降下したからだろう。
東京でも、こうした条件が存在していないところでは数値は非常に低い。東京全体の土壌が汚染されているわけではないが、汚染された地域では子供を砂場や公園などで遊ばせないような注意が必要だろう。
ガイガーカウンターで多くの個人が計測しているので、同程度の汚染は新宿区のみならず、杉並区と浅草でも確認されている。ぜひご覧いただきたい。放射線を見る場合は以下の数値が基準になる。
基準値:0.6マイクロシーベルト/時
これは、平常時の原子力発電所で特定の有資格者のみが立ち入りを許される「管理区域」の基準となる線量である。「管理区域」に入る場合、防護服を着用してガイガーカウンターを持ち、後で医学的な検査を受けなければならない。
これは年間の線量では5.2ミリシーベルトである。つまり、同じ場所で一年間生活するとこれだけの線量を被爆する。これは一般人の年間許容線量、1ミリシーベルトの5倍である。
杉並区
浅草
動画にあるように、杉並では建物の屋上で降ったばかりの雨を計測したら、6.4マイクロシーベルト/時であった。これは、年間の放射線量では56ミリシーベルトである。年間の許容限度が1ミリシーベルトであるから、なんとその56倍である。
チェルノブイリ事故では被爆線量が50ミリシーベルトを越える地域は高汚染地帯に指定され、別な地域への強制移住が実施された。こうした地域には約27万人が居住しており、2005年の調査では、分かっているだけでも1600人がガンで死亡している。決して低い数値ではない。ソビエトが崩壊したため、調査から漏れた人々が多く存在するので、実際の死亡者数ははるかに高いと予想されている。
現在の放射線量はどのくらい危険なのか?
ところで、いま政府と主要メディアは「ただちに健康被害はない」と「風評被害」の2語を連発し、現在の状況はさほど問題がないかのような印象与えることに躍起となっている。
最近政府は、福島県内の小学校では「児童生徒の年間被曝許容量を20ミリシーベルトとして、一般的な校庭の使用時間などを勘案して算定する方針」を明らかにし、年間の許容限度の20倍にあたる20ミリシーベルト/時までは健康に被害はないとした。
しかし一方では、政府が打ち出しているこうした判断や基準がとんでもなく緩く、後に深刻な健康被害をもたらすとの見方や疑念も強い。
最近、放射線の影響に関するアドバイスを与えていた内閣官房参与の小佐古敏荘氏が辞任した。その理由は「今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出され」たが、この数値は「約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ない」くらいに高く、これを「乳児、幼児、小学生 に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」ということであった。
さらにこうした決定が、「極めて短時間にメールで審議、強引に」決定された「行政上の手続き無視」の「モグラたたき」的、場当たり的な政策決定のプロセス」でなされたことも辞任の大きな理由である。
つまり、大変な健康被害をもたらす可能性のある数値を「安全な基準」として定め、それもきちんとしたプロセスを経ることなく、官僚と閣僚がメールで合意し決定するというとんでもないことが行われているというのだ。
この校庭使用の基準のみならず、政府は水道水や食品に関する放射線の許容限度をのきなみ緩め、新しい基準に変更しつつある。はたして、こうした基準は本当にどこまで安全なのだろうか?非常に気になるところである。
政府が採用しているIAEA(国際原子力機関)の報告書
もちろん、政府はこうした基準値を何の根拠もなく決定しているわけではない。その根拠になっているのはWHO(世界保健機構)とIAEA(国際原子力機関)の見解である。
特にIAEAが2005年9月に公開した「チェルノブイリフォーラム」と呼ばれる報告書が大きな影響を及ぼしていると思われる。
チェルノブイリフォーラム
1986年に発生したチェルノブイリ事故では数万人から数十万人が犠牲となったとされ、世界的に大きな反原発運動が広まった。こうした認識の火消しを目的に提出された報告書がチェルノブイリフォーラムである。
チェルノブイリフォーラムは、世界の100人を越える科学者や専門家が一同に介し、チェルノブイリ事故の実際の影響と健康被害について評価した。
原発の推進を目的にしたIAEA
ちなみにIAEAは、我々が一般的に想像するような機関ではない。原子力の平和利用の推進を目的に設立された機関なのだ。当時のエルバラダイ事務局長は、報告書が提出される以前から「死亡者が何万人にも上るという情報が事態をさらに悪化させた。原子力産業への根深い不信をもたらした」と発言し、報告書が原子力を推進するためのものであることをはっきりと示した。
チェルノブイリフォーラムの内容
報告書では以下の内容が示された。
・250ミリシーベルトを越えない低線量被曝では顕著な健康被害は確認できない
・1986年から2005年までのチェルノブイリ事故の死者数は総計で4000名ほどである
・事故の死亡者が何万人、何十万人にも上るという主張があるがこれは誇張である。多くは、放射線の影響というよりも貧困や医療の不備によるもので酒の飲みすぎ、たばこの吸いすぎの方が問題である
・チェルノブイリの後始末を担当したリクビダートルの死者数は50人程度
・被ばくと白血病の間には因果関係は存在しない
・チェルノブイリ事故後、大人の甲状腺がんが増加した証拠はない。検査技術の向上によって発見が増えただけである
・被ばくによる子供の先天的異常はない。発見と報告の制度が整い、先天的異常の子供が増えたように見えるだけである
現在、日本で問題となっているのは、もちろん100ミリシーベルトよりも低い低線量被曝である。政府が設定した福島市内の校庭利用の基準は20ミリシーベルト/年である。チェルノブイリフォーラムのこのような基準では、20ミリシーベルト/年はあきらかに低レベル被曝とみなされ、健康被害が発生する水準とはみなされない。
日本政府は現在、このような基準でいまの汚染状況を認識していると思われる。
IAEAへの意義と報告書の部分改定
だが、このようなチェルノブイリフォーラムの内容には、世界中の科学者や被曝者の治療に当たっている医療専門家から、「低レベル放射線被曝の影響を極端に歪曲している」として多くの反対意見が寄せられ、IAEAは2006年に報告書の部分改定を余儀無くされた。
しかしながら、報告書の改定は若干行われただけで、基本的な内容はまったく変更されなかった。
低レベル被曝の実態
だが、低レベルの被曝が引き起こす健康被害の実態は、ベラルーシやロシア、そしてヨーロッパなどで実際に被曝の影響を調査しているさまざまな組織や機関が発表している。
その中でも2009年、「チェルノブイリ 人間と環境に大災害がもたらしたもの」という本が出版された。これは、チェルノブイリ事故の低レベル被曝の影響を徹底して調査した本で、アメリカの毒物学者が監修者となり、ロシアの著名な医師や研究者が執筆している。
この本はすべてダウンロードできる。英語だが、関心のある人はぜひ手に入れるとよいだろう。以下からダウンロードできる。
チェルノブイリ 人間と環境に大災害がもたらしたもの
チェルノブイリ事故から現在まで、ベラルーシやウクライナ、そしてロシアの医療機関や研究所ではチェルノブイリ事故の健康被害を長期間調査しており、多くの調査報告書や研究論文が書かれている。これらの報告書のほとんどが英語には翻訳されていない。同書は、こうした未翻訳の5000に上る報告書に基づき、健康被害の全容を明らかにした。
チェルノブイリ事故による死者数は98万5000人
この本によると、チェルノブイリ事故による放射能被曝が原因で死亡したと思われる人数は、チェルノブイリフォーラムの4000人どころではなく、98万5000人に上るというのだ。それは、甲状腺ガン、白血病などの病気のみならず、子供の先天的な障害や知能発達の遅れなど非常に広範囲に及んでいる。
被曝した放射線量と健康被害の関係
では、どのくらいの放射線に被曝するとどの程度の影響が我々の健康に出て来るのだろうか?いま、放射能の被害にさらされようとしている我々の日本人にとってはもっとも気になることだ。
この本は入手したばかりなので、詳細なデータはいまは提示できないが、ざっと見ると以下のような表があった。これは、チェルノブイリ事故の後始末に当たった「リクビダートル(清掃人)」と呼ばれる人々の被曝線量と健康障害との関係である。
リクビダートルは60万人から80万人存在し、そのうちの20万人が大きく被ばくしたとされる。事故当時の平均年齢は35歳と若い。
またここでいう「障害」とは、結腸ガン、甲状腺ガン、膀胱ガンを含むあらゆる種類の健康被害である。

0から50ミリシーベルトのいわゆる低レベル被曝でも、事故後7年たった1993年には半数近い43.5%の人々がなんらかの健康問題を抱えるにいたっていることが分かる。
福島市の小学校の校庭使用の基準である20ミリシーベルト/年はこの範囲である。
汚染地帯の子供の健康
「チェルノブイリ 人間と環境に大災害がもたらしたもの」の内容はのちに詳しく掲載するとして、どのくらいの期間でどの程度の健康被害が出て来たのか示すデータは他にも多数ある。
その一つは京都大学の今中哲二助教の調査報告である。それによると、チェルノブイリに近い汚染地域のゴメリ州では以下のような被害状況となった。

非汚染地域と比べ、明らかに子供の健康状態が悪化し、健康な子供が非常に少ないのが分かる。
被曝線量
では健康へのこうした影響はどのくらいの被曝線量で現れるのだろうか?それを示すデータがネットで公開されている。
それは、「チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響」という論文である。それによると、1986年のチェルノブイリ事故以降、無脳症、多指症、ダウン症などといった新生児の先天性障害は83%も増加している。

そして、この地域における1986年から94年までの年間の平均被曝線量はなんと13.40ミリシーベルトなのである。日本政府が福島県に許可した校庭使用の基準が20ミリシーベルト/年であることを考えると、これは驚きべき数値である。
福島で同様のことは起こる可能性は極めて高いと言わねばならない。
ベラルーシ全体の健康被害
また、京都大学の今中助教は、ベラルーシ全体の15歳未満の子供の甲状腺ガンの発生率を調査している。以下のような状況だった。

95年以降、患者数が減少に転じているのは、実際に患者数が減ったからではない。子供が成長し、15歳を越えると大人として分類されるので、子供のカテゴリーから抜けただけである。したがって、患者数は実際にはどんどん増えている可能性が高い。
ちなみに、大人の甲状腺ガンの増加は以下のようになっている。

一見して分かるように、年をおって患者数は増加している。
チェルノブイリ事故から7年後のミンスクとゴメリ州
このようなデータから見ると、低レベルの放射線被曝による健康被害が現れるには、10年とか20年はかからない。5年くらいからはっきりと現れるようである。
事故から7年後のミンスクとゴメリ州の状態がどうであったのか、ユーチューブで見ることができる。これが5年後や7年後の日本の状況ではないのだろうか?ぜひ見てほしい。
【原発事故】安全宣言のカラクリ そして子供になにが起きたか追跡
拡大する農産物の汚染
ところで、放射線の基準値を越える農産物が東日本各地から報告されている。許容される放射線の基準値は2000Bq/Kgである。これを念頭におくと、放射線量は時間とともに減少しているものの、福島をはじめ、いまだに基準値を超える地域がいくつか存在しているのが分かる。週刊ポストのサイトから引用する。
茨城県における食物の放射能被害 計測数値の推移一覧表
4月27日16時00分
福島第一原発事故にともなう食物への放射能被害が懸念されている。そこで本誌は、各自治体の発表をもとに、茨城県における食物の放射能被害をまとめた。
※(露)…露地物、(ハ)…ハウス栽培
※食品衛生法に基づく野菜類の「暫定規制値」は、ヨウ素131で2000Bq/kg、セシウム134と137の合算で500Bq/kg。飲料水・原乳はそれぞれ300Bq/kg(乳児は100Bq/kg以上)、200Bq/kg
※数値はI(ヨウ素131)/Cs(セシウム134と137の合算)。単位はBq/kg。「×」は不検出
※同一自治体で基準値を超えた同じ作物が複数報告された場合は、その中で最も数値の大きなものを選択
※数値の変遷は基本的に、事故発生後に初めて計測された際の数値→数値が下降し始めた際の数値(初計測時が最高値でない場合は最高値)→最近の数値の順に掲載
※太字は基準値を超えていることを示す
※断わりのない場合「ホウレンソウ」の数値
※東海村、ひたちなか市、那珂市、古河市は、春の収穫終了に伴いその後の検査は実施されていない
※「*」は基準値を超えていることを示す
・北茨城市(露)
3月18日→4月11日
*24000/*690→1800/*621
・高萩市(露)
3月18日→3月30日→4月11日
*15020/*524→*6300/*756→150/202
・日立市(露)
3月18日→3月30日→4月16日
*54100/*1931→*8300/*799→200/129
・常陸太田市(露)
3月18日→3月30日 →4月16日
*8830/374→*2700/176→74/34
・大子町(露)
3月18日→4月6日→4月16日
*6100/478→190/58→110/36
・常陸大宮市(露)
3月18日→4月6日→4月16日
*19200/*1040→560/161→120/65
・茨城町(ハ)
3月20日→3月30日→4月16日
*4100/96→*2900/*691→32/×
・つくば市(ハ)
3月20日→3月30日→4月16日
*2300/105→830/69→17/×
・守谷市(露)
3月18日→3月30日→4月16日
*2100/121→1500/*524→25/×
・東海村(露)
3月18日
*9840/233
・ひたちなか市(露)
3月18日
8420/140
・那珂市(露)
3月18日
*13500/*966
・古河市(露)
3月18日
*4200/270
・鉾田市(パセリ・ハ)
3月21日→3月30日→4月16日
*12000/*2110→*7300/*903→150/210
・行方市(パセリ・ハ)
3月21日→3月30日→4月16日
*2000/*552→770/193→21/117
・北茨城市沖(コウナゴ)
4月1日→4月4日→4月11日
*4080/447→1700/*526→*2300/420
群馬県における食物の放射能被害 計測数値の推移一覧表
2011.04.29 16:00
・伊勢崎市(ホウレンソウ・露)
3月19日→3月24日→4月12日
*2630/310→1440/230→24/×
・高崎市(カキナ・露)
3月19日→3月24日→4月12日
1910/*555→872/148.6→×/40
千葉県における食物の放射能被害 計測数値の推移一覧表
2011.05.01 16:00
・旭市(春菊・18日は東京都による調査)
3月18日→3月30日→4月14日
*4300/50以下→*2300/103→120/47
・旭市(パセリ)
3月22日→3月30日→4月14日
*3100/162→*2300/110→340/89
・旭市(サンチュ)
3月22日→3月30日→4月14日
*2800/66→730/30→×/×
・旭市(セルリー)
3月22日→3月30日→4月14日
*2100/92→1500/159→160/36
・旭市(チンゲンサイ)
3月22日→3月30日→4月14日
*2200/106→530/43→×/×
・多古町(ホウレンソウ)
3月24日→3月30日→4月14日
*3500/46→1800/31→260/14.6
・香取市(ホウレンソウ)※旧佐原市を除く
3月30日→4月8日→4月14日
*2117/50以下→204/50以下→40/17.3
栃木県における食物の放射能被害 計測数値の推移一覧表
2011.04.29 16:0
・さくら市(春菊・ハ)
3月24日→3月30日→4月13日
*4340/153.2→1200/125→82/45
・宇都宮市(ホウレンソウ・露)
3月19日→4月13日
*3500/*570→480/420
・真岡市(春菊・ハ)
3月24日→4月6日→4月13日
*2080/148.2→530/133→180/75
・上三川町(ホウレンソウ・露)
3月19日→3月24日→4月13日
*4600/*740→*5230/*652→170/140
・壬生町(ホウレンソウ・露)
3月19日→4月13日
*5700/770→120/171
・佐野市(カキナ・露)
3月19日→3月24日→4月13日
*2000/280→1970/252→×/43
福島県における食物の放射能被害 計測数値の推移一覧表
2011.04.27 16:00
【浜通り】
・相馬市(原乳)
3月19日→3月22日→4月7日
42/×→*500/59→25/12.6
・飯舘村(原乳)
3月19日→3月22日→4月7日
*5200/*420→*1000/53→46/27
・いわき市(原乳)
3月19日 →3月22日→4月12日
*980/6.6→*390/×→18/×
・南相馬市(キャベツ)
3月21日→3月28日→4月11日
*5200/*2600→140/93→×/240
・飯舘村(ブロッコリー)
3月21日→3月28日
*17000/*13900→*4400/*10600
・いわき市(ブロッコリー)
3月21日→3月28日→4月11日
*8100/*1780→*2300/*690→160/240
【中通り】
・国見町(原乳)
3月19日→3月22日→3月29日
*1400/36→140/13.9→18/×
・川俣町(原乳)
3月16日→3月20日→4月7日
*1190/18.4→*5300/20→28/5.6
・西郷村(原乳)
3月19日→3月22日→3月29日
*250/×→87/10.5→29/×
・本宮市(茎立菜)
3月21日→3月28日→4月11日
*15000/*82000→*3000/*18700→57/*630
・田村市(ホウレンソウ)
3月21日→4月4日→4月11日
*19000/*40000→*5200/*19000→*1100/*5600
・西郷村(山東菜)
3月21日→3月28日
*4900/*24000→*2100/*15700
【会津】
・喜多方市(原乳)
3月19日→3月21日→3月28日
96/×→25/×→10/×
・下郷町(原乳)
3月19日→3月22日→3月28日
14/×→13/×→×/×
・会津若松市(ホウレンソウ)
4月11日
180/*2200
・下郷町(ホウレンソウ)
4月11日
19/*530
最後に
放射能汚染はどんどん拡大している。最後に、NHKが2006年に放映した「汚された大地で~チェルノブイリ20年後の真実」をぜひ見てほしい。
汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~1
2
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5
続く
筆者の友人の作家のブログ
茶房ちよちよ
駒村吉重のブログ。いつもの飯、酒、より道、脱線、思いごと
また本を出版しました。今度は徳間書店からです。今回は、このブログの内容を大幅に加筆修正し、未来予測を行った本です。よろしければぜひどうぞ!
未来予測コルマンインデックスで見えた 日本と経済はこうなる(徳間書店)

今回、講談社から英語本を出版しました。通勤途中に電車の中で軽く読める本です。ちょっと英語に興味がある人はぜひどうぞ!
通じる英語 笑われる英語

「いったい世の中どうなっているんだ!こんな時はマルクスに聞け」(道出版)
体裁としては「資本論」の解説書のような本だが、マルクス礼讚の本ではない。われわれはこれからなんとしてでもサバイバルして行かねばならない。そのための状況認識のための書として有効だと思う。よろしかったらぜひどうぞ!

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