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    2010-04

    この夏に何かあるのか?番外編 占星術の見地

    4月11日

    今回もなんとか更新できた。これも多くの読者の方々のお陰である。

    本の出版のお知らせ

    marx

    「いったい世の中どうなっているんだ!こんな時はマルクスに聞け」高島康司著

    定価¥ 1,470 道出版

    体裁としては「資本論」の解説書のような本だが、マルクス礼讚の本ではない。われわれはこれからなんとしてでもサバイバルして行かねばならない。そのための状況認識のための書として有効だと思う。よろしかったらぜひどうぞ!

    最新版 予言解説書13の有料配信

    最新版 「予言解説書13」が完成しました。配信をご希望の方は筆者に直接メールしてください。これは3月12日に配信されたALTAのレポート、「来るべき未来の形 0巻4号」の詳細な要約です。

    今回のレポートはこれまでになく危機迫る内容になっています。7月8日から「革命」の本流に入るとされ、アメリカのみならず日本への警告と予測が書かれてあります。それは鳩山政権の崩壊の過程になっています。この部分を早くお読みになりたい方は、本文40ページの下をご覧ください。

    info@yasunoeigo.com

    有料メルマガのご紹介

    前々回はフランスの著名なシンクタンク、LEAP/E2020の最新レポート、GEAB No43有料版の詳しい内容を紹介した。LEAPによると、現在の世界は多極化した新しいシステムが出現する直前の地政学的配置転換という混乱期にあり、それは次の5つの段階を経過して進行するとした。

    開始段階 地政学的配置転換の過程のはじまり
    2009年第四四半期から2010年第二四半期まで

    第1段階 各国の通貨を巡る争いと財政的な危機
    2010年第一四半期から2012年第四四半期まで

    第2段階 各国の貿易を巡る争い
    2010年第三四半期から2013年第四四半期まで

    第3段階 政府の危機
    2009年第四四半期までから2010年第三四半期まで

    第4段階 社会政治的危機
    2010年第一四半期から2013年第四四半期まで

    第5段階 戦略の危機
    2011年第一四半期から2013年第四四半期まで

    第5段階の戦略の危機以降、現在のシステムに代る新しい秩序が姿を表すとした。前回はこれらの段階がそれぞれ何を意味するのか詳しく解説した。

    また、上記のLEAPの時期設定が太陽黒点の極大期と重なっていることを指摘した。何度も紹介しているが、旧ソビエトのチェゼフスキー博士は、太陽黒点の変動周期と社会変動とが相関しており、黒点の極大期には反乱や革命などの変動が起こりやすいとした。

    現在の黒点周期はサイクル24と呼ばれる。それは2013年に太陽活動のピークを向かえ、黒点数も最大となることが予想される。このピークにいたるタイミングが、はからずもLEAPの地政学的配置転換という混乱期にほぼ重なることを指摘した。したがって、黒点周期の観点からも、今年から2013年にかけて社会変動の時期に入ることが予想される。

    また前回は、コルマン博士の最新論文の全訳を掲載した。今回の論文では、7月17日と18日から本格化する意識変化の流れが加速するが、新しい統一した意識が出現するためにはこの実現を願う強い意志を持つことが条件となるとし、この意志を再確認し強化する機会となるのが7月17日と18日の両日に行われるコンシャス・コンバージェンスのイベントであるとした。

    今回の記事

    今回は貴重な情報を入手することができた。それは、経済予測で定評のあるニューヨークの著名な占星術師、ウィリアム・スティックエバース氏が来日した際に、日本のメディアのために行ったプレゼンテーションの内容である。社会と経済の今後の変動を占星学が検出した壮大なサイクルから把握するというものである。今回はその理論の基本的な内容と、その予測結果を紹介する。

    記事の経済にあたって

    今回の記事はスターマジック社のご好意で掲載許可をいただいた。したがって紹介する内容の主要部分は「ウィリアム・スティックエバース2010年2月12日メディア・カンファレンス資料」からの抜粋である。読み安い日本語にするために表現を書き直した箇所や割愛した部分はあるが、内容にはまったく変更は加えていない。

    この資料では、7月31日にTスクエアという惑星の配列がもっとも悪い状態となる時期がやってくると指摘している。後で詳しく解説するが、Tスクエアとはホロスコープ上で3個以上の惑星がT字型を形成している配置で、占星術上ではもっとも悪い配置の一つとされている。

    そして7月31日のTスクエアでは以下の誕生日に生まれた人達が一番大きな影響を受けるという。

    Tスクエア該当誕生日:

    3月19日から25日、6月20日から27日、9月21日から27日、12月20日から26日


    スターマジック社では、スティックエバース氏を招き、以下の日程でこの影響を回避するためのセミナーを実施するそうである。今回、資料の情報をブログに掲載させていただくにあたり、セミナーの案内を掲載するようにリクエストされた。以下である。

    Tスクエア該当者セミナー:

    2010年7月17日(土)15:00-17:00開催場所:都内(現時点未定のため都度HPにてご確認ください)


    スターマジック社HP:
    http://www.starmagick.com/

    該当者で興味のある方は問い合わせるとよいだろう。

    はからずも7月17日は、意識の変容が加速するとされるコルマンインデックスのコンシャス・コンバージェンスの日である。この日程の一致にはなにか意味があるのだろうか?さまざまな予測が特定の日程や期間に集中しつつあるように感じる。実に不思議である。これは何を意味するのだろうか?

    占星術の基礎

    このプレゼンテーションを理解するためには占星術の基礎を若干知っていなければならない。西洋占星術やインド(ヴェーダ)占星術などさまざまな手法があるが、どの占星術も複雑な体系である。十分に理解するにはそれなりの時間と真剣な勉強が必要になる。

    残念ながら筆者にはまだその機会がないため、占星術の知識はまったくない。そのため詳しい解説をする能力は筆者にはない。しかし、プレゼンテーションの概要を理解するためには最低限の基礎知識は必要となる。そのため、今回は占星術の細部には入ることなく、資料の理解に必要となる最低限の範囲で解説することにした。筆者の解説に間違いや十分に及ばない点がある可能性は十分にある。知識のある読者の方は投稿欄でご指摘いただければ幸いである。

    占星術とはなにか

    占星術は天体の星の配置を象徴にして、人間の集合無意識が変化する方向を読み取り、将来起る可能性のある出来事を予想する手法である。

    深層心理学者のユングは、人間の集合無意識は元型(アーキタイプ)と呼ばれるイメージのパターンによって構成されていると考えた。元型はビジュアルなイメージであるだけではない。元型は、それぞれの元型に特有の強い心的エネルギーを帯びており、元型が意識に昇ってくると人間はこのエネルギーに支配されてしまうと考えられた。たとえば目の前の人物を「敵」と考え憎悪の対象にしたり、初めて出会った人に一目ぼれし、その人物があたかも「理想の女性」であるかのように錯覚するような心理状態は、集合無意識の元型が活性化し、意識に昇ってきたことが原因だ。前者は憎悪と破壊の否定的なエネルギーも持つ「影」の元型で、後者は理想的な女性像の究極的なイメージである「アニマ」と呼ばれる元型である。

    無意識内部の元型の配置はいつも変化している。アニマ元型が活性化し一目ぼれしやすくなる時期もあればそうではない時期もある。占星術は、星の配置を象徴に見立て、こうした元型の配置の変化を読み取ろうという方法なのである。

    占星術とアスペクト

    細かな説明はすべて省き、資料の理解に必要な基本的な部分だけを解説する。このような占星術では、星の配置を示すアスペクトが重要だと考えられている。ウィキペディアでは次のように解説されている。

    アスペクト(aspect)または相(そう)とは、占星術や天文学で、天体(惑星、太陽、月、恒星、占星点など)どうしの間の黄経差のこと。0度~180度の角度で表される(右回りか左回りかは問題にしないため、最大は360度ではなく180度となる)。

    そして、アスペクトには以下のような種類が存在し、それぞれに運勢的な意味があてがわれている。

    aspect

    Tスクエア

    上の表にはないが、アスペクトの中でも最も否定的な意味合いを持つのがTスクエアと呼ばれる配置である。Tスクエアとは、ホロスコープ上で3つ以上の惑星がT字型の位置関係で配列しているものを指す。以下の赤線で結んだ箇所がそうである。

    17

    困難なアスペクトとされ、強力な否定的な作用をもたらすが、うまくのりきれば逆にプラスの効果を与えるとされている。。

    ボーボルドサイクル、惑星配置の収縮局面と拡大局面

    このようなスクエアやTスクエアのアスペクトをいっそう詳しく解析し、その動きをグラフ上で上昇と下降の運動として分かりやすく表示することに成功したのがフランスの著名な占星術師、アンドレ・ボーボルトである。第二次大戦中、グーションという占星術師が、木星から冥王星までの外側の5つの惑星が形成する10通りのサイクルの黄道上の距離を計算した。グーションはこの計算を毎年3月21日に行い、10通りの黄道上の距離を合計してグラフに表した。この方法は、60年代半ばにアンドレ・ボーボルトによってさらに体系化され、ボーボルドサイクルとして発表された。

    グラフでは、上昇と下降を繰り返す変動の波が出現した。下降局面は惑星同士が180度から0度に接近する収縮局面を表し、谷は惑星がもっとも集中し0度で一列に並ぶ時期を示す。逆に上昇局面は、0度から180度に向かって惑星が相互に離れる拡大局面を表す。この180度から0度に向かう収縮と、0度から180度に向かう拡大を交互に繰り返すというのがボーボルドサイクルである。

    ボーボルドサイクルは、ソルボンヌ大学パリ校のスーゼル・フューズ・ブランチ博士らによって研究され、かなりの確率でサイクルの波動と実際に起こった歴史的な出来事が一致していることが確認された。

    経済収縮と危機の下降局面と経済成長と発展の上昇局面

    ボーボルドサイクルの下降と上昇の局面は、それぞれ社会変動の異なった過程と一致しているという。

    下降局面
    経済収縮や危機、悲観主義、不安定、混乱、退行、全体的な混乱および破壊的戦争

    上昇局面
    経済成長や発展、楽観主義、安定、科学的発明や無制限の創造性、そして軍備拡張


    このサイクルを20世紀に適用してみると、第一次世界大戦と第二次世界大戦の両時期に最大の収縮を表す谷が来ていることが分かる。これが社会変動の予測する有効なツールであることを示している。

    03

    ボーボルドサイクルから20世紀から21世紀初頭までの歴史を見ると以下のようになる。

    1907-1915年

    1907年のバンカーズ・パニック(銀行の流動性危機)が起こった。これはニューヨーク株式市場が50%暴落したことから生じた金融危機であった。第一次世界大戦前にも、6大国(英国、ドイツ、フランス、ロシア、オーストリア・ハンガリアおよびイタリア)の間で軍備拡大競争が起こり、1908年から1913年の下降局面では、軍事費への出費が50%増大した。

    04

    1914-1923年

    第一次世界大戦の下降局面(1914-1918年)の後、1918年に「狂騒の20年代」と呼ばれる上昇局面が始まった。これは、芸術と文化が花開く繁栄期であり、戦後の欧州や米国における大きな社会変化、ならびに発明の時期でもあった。

    05

    1928年-1940年

    1918年~24年の上昇局面の後、20年代後半から下降局面が始まる。30年代の下降局面には、世界経済恐慌、大規模な失業、インフレ、食糧不足、穀物不作、欧州や日本でのファシズムの台頭へと続き、1939年の欧州における第二次世界大戦の勃発へと至る。

    06

    1940年~1947年

    1940年代の上昇局面では、大恐慌の終焉、同盟国の軍事的勝利、第二次世界大戦の終結、そして、圧倒的な軍事、テクノロジーおよび経済的スーパーパワーとしての米国の台頭が見られる。

    07

    1947年~1953年

    1940年代後半の下降局面にはソ連との冷戦の始まる。それに続いて、1950年の朝鮮戦争勃発から53年の停戦がある。さらに米国においては、1947 ~57年のマッカシー上院議員による「赤狩り」(共産主義者追放運動)があった。

    08

    1953年~1961年

    1950年代半ばの上昇局面には、欧州と日本の経済再建、米国企業の拡大、科学技術分野のブレイクスルー、ホワイトカラーの増加、ベビーブーム、テレビ放送の普及よる世界のコミュニケーションの拡大などが見られた。

    09

    1962年~1965年

    1960年代初頭の下降局面には、米国のピッグズ湾侵攻作戦の失敗とそれに続くキューバのミサイル危機、ならびにケネディー大統領暗殺、ベトナム戦争、米国とソ連との際限の無い軍事拡大競争や宇宙競争へと続いていった。

    10

    1966年~1970年


    1960年代後半から上昇局面に入った。経済成長、住宅市場の拡大、完全雇用政策による失業率の低下があった。またこの時期は、ヒッピーによる反抗文化の爆発、新しいライフスタイルを模索するコミュニティーの出現、サンフランシスコのサマーオブラブやウッドストックが象徴するような社会変化に対応している。月面着陸によって、前の下降局面から始まった宇宙競争に米国が勝利した。

    11

    1972年~1980年

    1970年代の下降局面では、60年代の覚醒運動が終焉を迎え、インフレ、石油危機による燃料費の高騰、破産、失業率の上昇などで世界経済が急速に鈍化した。その直後の1979年にはソ連軍によるアフガニスタン侵攻が始まり、米ソのデタントが崩れた。さらにイラン・イラク戦争も始まった。この長期にわたる下降局面は、大きな不信と敗北主義の時代を象徴している。1974年、ボーボルトは第二の冷戦の始まりを予測していた。事実、1979年、ソ連のアフガニスタン侵攻と米国議会による第二次戦略兵器制限条約(SALT 2)の批准拒否という二つの出来事によって、冷戦の緊張がピークに達した。

    12

    1983年~1987年

    1983年、サイクルは上昇局面に転じた。世界経済は長期の不況から回復し、1985年のゴルバチョフの出現とペレストロイカの改革の結果、国際的に緊張が緩和された。日本と西ドイツは経済大国として台頭し、米国の主要な貿易相手国となった。

    13

    1988年~2000年

    1989年と1990年に波は突然と下降し、ベルリンの壁の崩壊とそれに続くソ連の解体が起こり、東欧の共産主義体制が崩壊した。米国と西欧も深刻な不況に突入した。一方、1990年代の10年間、長い上昇局面に入った。この時期には、冷戦の終結、グローバリゼーションの加速、ITが主導した世界経済の拡大、燃料価格の低下、失業率の低下、中国やインドの経済成長、発展途上国への投資の伸長、インターネットとワイアレス通信の急速な拡大などが見られた。

    14

    2001年~2008年

    2001年から2009年にかけての21世紀の最初の10年は、長期の下降局面である。この時期は、株式市場の暴落、9・11の同時多発テロで政治的安定が崩れた時期となった。9・11はアフガニスタンおよびイラク侵攻の引き金となった。下降局面のこの10年には、国際的なテロリズム、エネルギー供給への懸念、地球温暖化、北朝鮮やイランの核問題、中国の経済成長と米国の失墜といったいくつかの広範囲にわたる問題が生じた。

    15

    2009年~2012年までの危機の時代

    では2009年からのサイクルはどうなるのだろうか?資料によると、この期間には特徴的な危機が存在しているという。それは土星/冥王星のスクエアである。

    土星/冥王星: 収縮と危機

    著名な占星術師、リチャード・ターナスの「宇宙とサイキ:新しい世界観の暗示」には以下のようにある。

    「土星/ 冥王星のサイクルは、長年続くトラウマのような影響力を持っている。この期間には、国際的な危機と対立が激化する。また、この4年間の耽溺、デカダンス、甘さ、インフレなどが特徴であったそれまでの人生のあり方が完全に壊れ去る。新時代の開始に向けての古い時代の終焉が起こる傾向がある」

    2010年の危機

    しかし、この4年間の中でも危機が高まる年が2010年であるという。2010年にはスーパーTスクエアの配置が起るからだ。

    スーパーTスクエアの配置

    2010年には、木星と天王星が牡羊座に、そして土星が天秤座に入ってくる。牡羊座、蟹座、天秤座および山羊座の0度、および牡牛座、獅子座、蠍座と水瓶座の15度がもっとも重要だ。これらの度数に位置する惑星は、その元型のエネルギーを、際限ない力とパワーで世界的に表現する。7月には、冥王星、天王星、木星、土星、火星および月が牡羊座、天秤座および山羊座の0度から3度に来て、Tスクエアを形成する。

    日本の将来に日本の将来に対するTスクエアの影響

    資料では、日本のホロスコープから見た日本の将来に対するTスクエアの影響を分析している。

    19

    神武天皇による建国の日を日本の誕生の日とすると、2010年半ばから2012年にかけて、冥王星が、日本の金星と土星にコンジャンクト(0度)する。国家のホロスコープでは、金星は貨幣制度および通貨の本来の価値を意味する。さらに金星は、外交および国際関係も支配する。そして土星は、その国の政府、機関および官僚制度を意味する。土星はまた、国家のインフラストラクチャー、経済の状況、および信用格付けや公的負債を支配する。アセンダント/ ミッドヘブンのミッドポイントは、国の威信を支配する。

    いま日本では、結婚率が低下し出生率が下がり続けている。これが原因となって、日本は深刻な金融危機に向かっている可能性がある。今や日本は、人口減少と高齢化による国内消費の低迷、および所得の継続的な低下が中心的な問題となっている。

    この人口減少は、数十年にわたる政策の失策、際限ない給付金制度、公的負債の拡大、慢性インフレ、高い債務不履行率、上昇する失業率などによる根深い経済問題と相まって、日本を社会的に不安定な状態に導いている。今後長年にわたって日本は、極端な経済変化に苦しみ、改革を余儀なくされる。2010年に日本政府の財政は逼迫し、これをどうするかが大きな問題となる。

    したがって日本は、2012年までに、国債格付けの格下げの瀬戸際におかれるだけではなく、政府債務不履行に陥るか陥らないかの危うい立場におかれる。日本政府の長期刺激策が日本経済を正常化し、再活性化することを期待している人々のように、現実から目を逸らしている人々でさえ、その真実を認めざるを得ない現実に直面するだろう。

    2010年という年

    ホロスコープ上におけるTスクエアは、問題を克服するために立ち上がる必要性を強調している。そして、問題の解決策を見つけ出し、それを実現し実行するための意欲と決意をも要求するという、チャレンジングな組み合わせである。Tスクエアは、ダイナミックで強力な惑星によって構成されることから、2010年が、途方もない変化、危機、収縮、大変動および革命をもたらすとてもチャレンジングな年となることが予想される。

    20

    未来の予測

    資料では、これからどうなるか将来の予想が展開される。

    2010年~2020年


    2009年9月に始まった金融危機は、2020年頃まで続く長期的な不況の先駆けとなる可能性が強い。この長い期間は、3つの基本的な局面に分けて考えることができる。

    1)2001年から2008年への急激な下降。この時期は、ブッシュ政権下の中東戦争と金融崩壊に対応している。

    2)2010年から2013年までの局面。これはオバマ政権に対応している。

    3)2016年に始まる顕著な下降局面。木星・土星・冥王星のトリプルのコンジャンクションの年である2020年に底を打つ。

    22

    2021年~2027年

    2020年では、サイクルの上昇局面は、急速な経済成長、発展と楽観主義を示している。驚異的なテクノロジーの進歩が、この10年の中心的特徴となるだろう。事実、この時期には、人間の知能を超えた人口生命が地球上に現れることさえ期待できる。

    この10年間に、驚異的な知能を持つコンピュータ、知覚能力がある巨大コンピュータネットワーク、および人間に高い知能を与えるコンピュータや新しいタイプの人間の開発などが期待できる。また、老齢化をコントロールして寿命を劇的に延ばす技術、また、人間の知能を高くするといった、生物科学における主要なブレークスルーが期待できる。人類は、自らの進化をコントロールすることのできる最初の種となることで、逆に岐路に立つだろう。遺伝学、ロボット工学、情報やナノテクノロジーといった異なる種類のテクノロジーが人間の能力向上を主導し、人間であるとはどういうことなのか、その意味を根本的に変えてしまうだろう。

    23

    以上である。

    スティックエバース氏のボーボルドサイクルに基づいた予測では、いまわれわれは2010年前後から始まり、2020年に底を打つ長期的な下降局面のさなかにいることになる。これはLEAP/E2020や太陽黒点説など他の予測ともシンクロしていることが興味深い。

    LEAP/E2020とのシンクロ

    すでにメルマガで詳しく紹介したが、3月16日、LEAP/E2020は最新レポートのGEAB No43を配信した。そこでは、現在はドル本位体制に代わる安定した多極的システムが出現する直前の「地政学的配置転換」という混乱期にあるとしている。「地政学的配置転換」は以下の6つの段階を経て進行するとされている。この部分だけメルマガから引用する。

    開始段階
    2009年第四四半期から2010年第二四半期まで

    地政学的配置転換のはじまり。すでに過去の報告書で詳しく解説しているのでそちらを参照。

    第1段階
    2010年第一四半期から2012年第四四半期まで

    通貨を巡る争い。ドルの下落に伴い各国通貨の対ドルレートは上昇する。これは各国の交易条件を悪化させるため、各国は自国通貨の切り下げ競争が始まる。さらにこれと並んで、切り下げを見込んだ投機が横行する。このため、各国はこれを規制する処置を導入する。すでにスイス政府は自国通貨の減価を戦略的に行っているし、ブラジルは通貨への投機を抑制する目的で、投機筋による自国通貨の売買に制限を加えている。

    いすれにせよ、こうした過程でドル離れが急速に進行し、米国債の需要も大きく落ち込む。また、この期間にイギリスはギリシャのように経済的に破綻する。

    第2段階
    201年第三四半期から2013年第四四半期まで

    貿易を巡る争い。各国の通貨の切り下げ競争による輸出攻勢から自国の国内市場を守るため、各国は外国製品や外国資本を排除するための保護貿易的な処置を採用する。これにより保護主義が台頭し、世界貿易は縮小する。このよい例がいまのアメリカと中国との論争である。

    第3段階
    2009年第四四半期までから2010年第三四半期まで

    政府の危機。政府の財政が危機的な状態を向かえる。どの国もギリシャのような財政的な危機状態となり、予算を工面することが困難になる。特に厳しい国は、アメリカ、イギリス、そして日本であろう。

    第4段階
    2010年第一四半期から2013年第四四半期まで

    社会政治的危機の発生。中産階級の貧困化が背景となって、デモや暴動などの抗議行動が多発する。これにより、多くの国々で社会秩序が脅かされる。

    アメリカでは2月にジョセフ・スタック氏がテキサス州オースティン市の内国歳入庁のビルに小型飛行機で突っ込んだ事件があったが、スタック氏が公開した怒りの自殺宣言はアメリカで大きな反響を得ている。これに鼓舞された人々による反抗の時期も近い。これはこの段階のよい例である。

    第5段階
    2011年第一四半期から2013年第四四半期まで

    戦略の危機。不安定な国内の政治状況が背景となり、各国間の論争が次第に激しくなる。言葉の応酬による非難から、次第に軍事的な圧力など、より危険な対立へと向かって動いて行く。インドとパキスタン、中国と台湾など対立の要因となっていた問題が軍事的な衝突へと発展する事態も見られるようになる。だが、極地紛争は起こるだろうが、大きな戦争には発展しない。


    ボーボルドサイクルの下降局面は2020年まで続く。これを見ると、ボーボルドサイクルの下降局面の前半部分に当たる内容が具体的に説明されているように思える。

    チェゼフスキーの太陽黒点説

    何度も解説しているが、太陽黒点の増減が示す太陽活動の周期と、社会変動の過程は密接な相関関係にあることが知られている。それらは以下である。

    第1期(黒点最小期)

    ・大衆の統合性の欠如
    ・大衆は政治的、軍事的な問題に関心を示さない
    ・穏やかで平和的な大衆
    ・寛容で忍耐強い大衆

    第2期(黒点増加期)

    ・新しい指導者などが出現して大衆は次第に団結する
    ・政治的、軍事的な扇動が行われる
    ・新しい方針や計画が試される
    ・報道機関の影響力の拡大
    ・政治的、軍事的な問題が持ち上がり、大衆はそれに強い関心をもつようになる
    ・大衆は神経質でいらいらしているため、この時期の後期になると社会は次第に荒れて来る

    第3期(黒点最大期)

    この時期は、戦争などの国家の狂気が実行されやすい時期であり、また偉大な事業が達成される時期でもある。歴史を決定的に転換した大戦争や大革命などは大抵この時期に起こっている。この時期の特徴は以下の5点に集約される。

    ・政治的、思想的な指導者が出現し大衆に大きな影響を与える
    ・大衆に大きな影響を与える思想の出現
    ・思想の中心センターのようなものが出現し、大衆を鼓舞するゆになる
    ・大衆運動の拠点が多数出現する
    ・大衆は結集して団結し、自己主張を始める


    そしてNASAによると、現在のサイクル24では、2013年から14年にかけて太陽活動はピークを向かえるとされている。

    sunspots

    黒点増大期に入ったいま、タイの暴動など明らかに暴力的な運動が次第に増えつつあるように見える。

    今後、どうなるだろうか?続く。

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