コルマン博士主要論文全訳1
今週もなんとか更新できた。これも読者の方の応援があったればこそである。感謝する。
WebBot予言解説書⑦の有料背信
「WebBot予言解説書⑦」が完成しました。配信をご希望の方は筆者に直接メールしてください。今回の内容は特に重要かもしれません。経済崩壊の具体的な過程と戦争の勃発が焦点です。
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有料メルマガの紹介
今回のメルマガも引き続きこの秋以降新型インフルエンザがパンデミックを起こした場合に想定される事態を現実的にシミュレートしてみた。その経済的な影響は計り知れない。すでに進行しているブロック経済化の流れに拍車がかかり、思ってもみない方向へと動く可能性があることを指摘した。
また、パンデミックとドルの暴落が同じタイミングで起こり、さらに状況を悪化される可能性も探った。これはWebBotなど数多くの予測が指摘する点でもある。
北朝鮮の核実験
北朝鮮の核実験以後、緊張した状態が続いている。本日は、米国主導の大量破壊兵器拡散防止構想への参加を決めた韓国に対し、北朝鮮はこれを「宣戦布告」とみなし軍事行動に乗り出すと警告した。これまで北朝鮮の挑発行動は、相手を交渉のテーブルに引きづり出すための常套手段として見られ、実質的な脅威は薄いとして理解されてきたが、今回はそうでもなくこれから本格的な衝突に発展する可能性も否定できないような情勢になってきている。4月15日の記事に紹介したデイムス少佐の発言が改めて気になってくる。
「今後5カ月か6カ月以内に、北朝鮮は韓国を核兵器で攻撃する。この攻撃による被害はすさまじい。中国は北朝鮮の攻撃計画を早い段階から知っているが、戦略的な理由から計画を阻止せず、北に韓国を攻撃させる。
その戦略とは中国の覇権拡大である。北の攻撃の後、北の攻撃に備えるために米軍は朝鮮半島に大部隊を展開しなければならなくなる。このため、世界の他の地域から撤退を余儀なくさせられる。これが世界に軍事力の空白を生み、中国にアメリカに代り覇権を拡大するチャンスを与えるということだ。
これは中国の戦略通り実現する。アメリカは朝鮮半島のさらなる混乱を恐れて、北を核攻撃することはない。」
これに関しては書かねばならないことは山ほどあるが、次回以降に譲りたい。
コルマン博士の主要論文の翻訳
今回はマヤカレンダーのコルマン博士の主要論文の全訳を2回に分けて掲載することにした。コルマン博士には2冊の著書と、ネットで誰でも読めるおびただしい数の論文があるが、今回はその中でもコルマン博士の手法がもっともよく分かる主要論文を掲載することにした。
この論文は、2004年12月4日から始まる第4の日(Day4)に向けて、2004年11月13日に発表されたものである。5年も前の論文なので決して新しくはないが、その後に起こった金融危機と世界恐慌などがかなり正確に予言されているのに驚かされる。2004年といえばまだまだ世界はバブルの絶頂で、世界経済も記録的な成長率を達成していた時期である。金融破綻や世界恐慌など考えられもしなかった時期だ。このような時期に行われた予測としては驚異的な的中率だとしか言いようがない。この論文の経済予測は第2回目に掲載する「テツカリポカが支配する困難な第五の夜(2007年11月18日~2008年11月12日)」のセクションで集中的に行われる。
また、システムの転換以後にどのような価値観や社会がやってくるのか展望して論文は終わっている。非常に深い見識とメッセージにあふれた論文である。いま経済破綻の真っただ中にいるわれわれに、今後向かうべき道を示す一つの里程標となるのではないかと思い、掲載することにした。
2004年12月4日、宇宙の予定表(マヤカレンダー)の新しい段階が始まる。意識変容の本格的な開始
カール・ヨハン・コルマン 2004年11月13日執筆
第4の日
宇宙の進化の予定表(マヤカレンダー)の第4の日がもう少しで始まる。第4の日は2004年12月4日に始まり、2005年11月28日まで続く。第4の日は、光の期間である。それはトゥンと呼ばれ、それぞれスピリチュアルなエネルギーが象徴するマヤカレンダーの「1年」にあたる360日間続く。この期間は、前進のエネルギー、創造の光が満ちる期間である。この意味を込めて、この期間をわれわれは日(Day)と呼ぶ。これからやってくる日の期間は、1999年1月5日に始まり2011年10月28日に終了する、われわれにもっとも強く影響しているギャラクティックアンダーワールド(第8サイクル)の第4の日のである。この第4の日にこそ、意識の本格的な変容のプロセスが始まるのである。もうすぐ、ギャラクティックアンダーワールド(第8サイクル)は、地球全体と人々の生き方のあらゆる側面に影響を与える不可逆的なプロセスであることが、だれの目にも明らかとなるであろう。
ところでアンダーワールドの意味だが、これはマヤとアステカ文明の宇宙観で「意識の進化段階」を意味する言葉である。意識の進化は、7つの光の期間、すなわち7つの日(Day)を経過して実現する。マヤカレンダーを理解するためには、どのアンダーワールドでも意識は7つの日の期間を通過しながら発達するということを認識しなければならない。こうした日の期間には宇宙樹で形成された新しい意識の場が地球の核へと送られ、それによって人間の創造力とものの感じ方が変化するのである。
この意味でマヤカレンダーは意識の進化という神的な計画の予定表なのであり、それはほかのカレンダーのような天体の運行に基づいたものではない。事実マヤカレンダーは、われわれの太陽系が存在するはるかに前の時期や、ビッグバンの始まりなど壮大な時間の範囲をカバーしているのである。最近では天文学者が、マヤカレンダーは歳差運動など、いかなる意味でも実際に存在する天体の物理的なサイクルには根差していないという結論に達した。(http://www.astro.uu.nl/~strous/AA/en/2012.html) 。マヤカレンダーは、天体の動きなどの物理的な現実には基づいていないというこれまでは考えられもしなかった事実を認識し、マヤカレンダーこそ地球上の生命の進化の方向性を示す神的な計画の具体化した予定表であることを認識しなければならないのである。
現在人間はギャラクティクアンダーワールドといわれる第8番目のアンダーワールドにいる。マヤカレンダーの終了までには残すところユニバーサルアンダーワールド一つである。われわれが進化のリズムに呼応し呼吸を合わせようと思うのなら、夜空の星を見て天体の動きを観察しても無意味である。自分の内面に耳をすまし、それ自身が巨大な脳である地球が媒介するエネルギーの変化を、われわれの内面にこそ感じ取らなければならないのだ。
下の表の時間軸を見ると、いま第4の日に入りつつあることが分かる。第4の日は、古代アステカ文明の神話ではトウモロコシの神であるセンテオトルの支配する期間である。その意味ではこの期間に独自な創造性が開花する時期でもある。この論文の目的は、これがどのような創造性なのか明らかにすることである。

上の表を理解するためには次の2つの問いに答えなければならない。まず、あらゆるアンダーワールドで第4の日がもたらすものとは何なのかということ、そして第2は、ギラックティクアンダーワールド(第8サイクル)に特徴的な意識とはどのようなものなのかということだ。
最初の問いに答える方法は、それぞれのアンダーワールドの第4の日にどのようなことが起こったのか実際に検証してみることである。私はこれを2001年に出版された『マヤカレンダー』、ならびに2004年に出版した『マヤカレンダーと意識の変容』の2つの著作ですでに行っている。ここでは重複を避けるために、プラネタリーアンダーワールド(第7サイクル)の第4の日(1873年~1893年)との比較に限定して説明する。プラネタリーアンダーワールドは1755年から始まった。この期間にイギリスで産業革命が起こったが、第4の日はこの期間のちょうど中間地点であるミッドポイントであった。産業革命は、1755年から人間をあらゆるスピリチュアルなものに対して盲目にしてしまう特定の意識形態から生まれた動きである。この新しい意識の形態が生まれるにしたがって、人間は地球環境を自分たちがいかようにでも収奪できる死んだ資源として見るようになり、これを行うために左脳の計算力を使うようになった。この方向に向けた意識の変化は比較的にゆっくりとしていた。
だが、第4の日から変化は加速し始めたのである。1873年には電気モーターが発明され、1875年には電球が、そして1876年には電話が発明された。第4に日のミッドポイントである1883年~84年前後の期間はもっとドラマチックな発明が相次いだ。1882年~83年には家庭電化製品、そして1884年には自動車が発明された。この期間の第4の日の特徴を一言で言うと、産業革命の成果が家庭にまで進入し、個人の手の届くテクノロジーになったということだろう。先の時代には電報や蒸気機関が発明されていたが、そうした重工長大なテクノロジーと比較すると、電話や自動車は個人が操作できるコンパクトなテクノロジーである。
他のどのアンダーワールドを見てもわれわれは同じ結論に行き着く。すなわち、第4の日というのは、そのアンダーワールドの特徴である意識の形態が一般化し、一般の人々に広まる時期なのである。したがって第4の日には新しい意識の形態が強まり、これまでの古い意識形態と拮抗するようになる時期なのだ。この第4の日にこそ、そのアンダーワルドを特徴付ける意識形態が誰に眼にも明らかとなる。
ギャラクティックアンダーワールド
しかしながら、現在のわれわれにもっとも強く影響しているギャラクティックアンダーワールドの焦点は技術的な進歩ではない。このアンダーワールドの目的は、人間が直観的な能力を開花させ、そうすることによって人間社会に平和で全体的なバランスをもたらすことのできるホリスティック(全体的な一体感のある)な世界観を構築することなのである。これによって、合理的で物質主義的な、これまでの古い西欧に主導された意識形態との間でバランスを取ることができるようになる。この新しい意識の形態はさまざまな現れ方をし、われわれの生活のあらゆる側面に影響を与えるが、ここでは次の3点に絞ってこの変化を説明する。
1)西半球(西欧)の政治的軍事的な覇権の崩壊
2)世界経済の変化
3)覚醒への道
相互に分離され、全体的な視点からものごとを見ることのできない古い意識の形態からすると、これら3点は相互に何の関係もない独立した事象であるように見えるかもしれない。だが、マヤカレンダーに基づく世界観では、これら3つの事象はすべて新しい意識形態の現れであり、相互に密接不可分な関係にある。宇宙のすべての現象は相互に関連していることが次第に明らかとなっているが、それと同じ意味で上記の3点は意識の進化といういま進行しつつある神的な計画の異なった領域での現れなのである。
われわれが現在いるギャラックティックアンダーワールドの目標は、人間性の最終的なアセンションの前提となるあらゆる意味でのバランスのよさを獲得することである。なぜならわれわれは過去のアンダーワールドの発展から、西半球(西欧)および左脳が肥大化し支配してしまうという恐ろしいアンバランスを引き継いでいるからである。したがって、ギャラクティックアンダーワールドの目標がバランスを取り戻すことであるなら、それは西欧の支配と覇権が失墜することを意味する。そしてそれは同時に、西欧文明の特徴でもある社会の父性的な階層秩序の崩壊を意味している。
むろん父性的な階層秩序(権威主義的秩序)の支配は西欧に限定されるわけではない。イスラムのような父性的(権威主義的)で左脳に依存した宗教は、ギャラクティックアンダーワールドの、東半球から起こってくる女性的なエネルギーへのシフトによって危機に瀕することだろう。
しかし、意識の変容は一朝一夕に実現するわけではない。意識はマヤカレンダーの変容のリズムにしたがい、ギャラクティックアンダーワールドの、東半球と直観的な右脳を強化し、バランスのはるかによい平等な状態を取り戻す過程を通して実現するのである。これこそいくつかの日(Day)の期間を経過しながら実現するのである。
こうした日の期間の間には夜(Night)の期間がある。夜の期間は昼の期間に起こった変化が統合される期間であり、変化そのものは小休止した状態となる。いまわれわれはこの小休止の期間を抜け出し、2004年12月4日からよりバランスのよい状態を目指して変容が加速する昼の期間に入ろうとしているのだ。
上のようなことを書くと私が日々にニュースを読んでいるのかどうか疑う読者もいることだろう。近年起こった多くの戦争はすべて日(Day)の期間に起こった。第1の日にはコソボ紛争、第2の日にはアフガン戦争、そして第3の日にはイラク戦争が起こった。その戦争すべてで西欧が勝利したのではなかったか。これら一連の戦争では、西欧の石油・軍需産業の愛国的な代表であるジョージ・W・ブッシュが大統領選の勝利者ではなかったのか。
私はニュースをちゃんと読んでいる。事実は、こうした戦争は没落しつつある西欧の覇権への反応として起こったものだということなのだ。いま、アメリカを中心とした西欧は、世界でどんどん孤立してきている。これら一連の戦争は、アメリカを中心とした西欧が一歩一歩世界から孤立している過程なのだ。
その証拠に、第1の日のコソボ紛争ではNATO軍が結束して事に当たり、そして第2の日のアフガン戦争でも国連の支援と世界の同情を集めることができた。しかし第3の日のイラク戦争では、アメリカは国際法に違反して戦争を継続し、これを強い形で支援したのは英国のみであった。イラク戦争のため、アメリカの人気は多くの国の国民の間で地に落ちてしまった。意識の進化をステップバイステップで行われる漸進的な過程だととらえるなら、アメリカへの支持の喪失は意識の世界的な変化をあらわしていると言える。
最近の大統領選挙の結果(2004年のブッシュの勝利)もこの傾向をはっきりと表わしている。それは覇権の強化とはまったく正反対の事態である。大統領選挙の結果は、宇宙的な計画が地球にもたらしている根源的な変化に対する西欧(アメリカ)の反応という側面が強いのだ。ギャラックティッアンダーワールドの日の期間の変化がもたらすものとは、東半球(東洋)の強化であり、右脳から世界を見る見方なのである。これから始まる第4の日は、こうした新しい意識の形態が本格的に姿を現す期間なのである。新しい形態の意識は、直観的な右脳に媒介されて強化される。
アメリカが今後の戦争に万が一勝つようなことがあったとしても、それは戦争のリスクを犯すことを嫌う多くの国々との関係をとことん悪化させるという大きな代償を払ってのことであろう。それに、そうした大きな代償を支払ってまで戦争に勝つ意味があるのかどうなのかが問われなくてはならない。以前の記事に書いたと思うが、宇宙的な計画から見るとイラク戦争は、もはや戦争で「勝利」とうことが不可能になった状態を表している。戦争は新しい秩序の誕生を意味するのではなく、テロと反テロの果てしなく続く戦いに道を開き、誰がどの側を支援しているのか分らない状態になってしまうのが今日の戦争である。もちろん、戦争はどの価値観から見るかによって見方がまったく異なってこよう。人によっては、いまの戦争が自分の主張を正当化しているように見えるかもしれない。はっきりしていることは、われわれはものすごい変化の時期におり、この戦争に簡単な抜け道などないということだ。
世界経済のシフト
ギャラクティックアンダーワールドの第4に日には経済分野で西欧の覇権の移動がはっきりしてくる時期になるだろう。この時期に西欧の覇権が終焉するのである。その理由を理解することはさほど難しくはない。アメリカの現在の借金はすでに7兆ドルを超えているにもかかわらず、財政赤字はすでに4000億ドルに達し、国の貯蓄もほとんどないのである。他の国々はただ単にアメリカを信用して引き続きこの国に投資してくれているのだが、今後ともアメリカが良い投資対象であり続けるという保証はない。
同様な状況にある国がイギリスである。この国の国民の借金の総額は最近1兆ポンドの水準を突破した。
一方、GDP比では中国が世界第2位の経済となった。ちなみに、日本が3位、インドが4位である。
しかし、経済の大きさを比較しただけでは実際に起こっていることをつかむことはできない。2000年から2003年の世界の投資の実に60パーセントが中国向けであり、また中国は世界第3位の石油消費大国になった。2004年度の日本の経済成長の40パーセントが中国への輸出に依存している。
いまわれわれは、東アジア、中でも中国が世界経済の中心に躍り出ようとしている大きなシフトを目撃しているのである。
マヤカレンダーから見ると、東半球が強化されているというこの変化は、不可逆的で元に戻すことが不可能な根本的なパラダイムシフトなのだ。最初はイギリス、次にアメリカによるこれまで250年間続いた世界経済の支配はいま終焉しつつあり、これに代わって東アジアが世界経済の牽引力として登場してきたのだ。まだ世界はこの変化が根源的なものであることには気づいていないようだが、第4の日にはこれに気づかざるを得なくなるだろう。
90年代に私が西欧の支配が終焉することを書いたときには、まだそれはSFの夢物語としてしか受け取られなかった。われわれはすでにそこまで来たのである。あまりはっきりとは目には見えない宇宙の計画のエネルギーは、特に経済の分野では強力に現れるということである。
世界経済のシフトは次の2つのステップで起こるだろう。
まず第4の日には東アジア、中でも中国が世界経済のエンジンとなり、没落しつつあるドルとポンドの支配に取って代るだろう。ドルの価値は次第に減価し、海外の投資家から忌避されるようなことも起こり、それにともなう政治的経済的な混乱が起こる可能性がある。
そして第5の日(2006年11月23日~2007年11月18日 ※ヤス注 金融危機はこの期間に発生した)にはわれわれの「価値」に対する見方は大きく変化するだろう。そしてなんらかの形で国際的な通貨システムが崩れ、世界経済の大きな流れのシフトが起こるだろう。このような崩壊は、エネルギーが右脳へとシフトし、紙幣やサイバーマネーのような抽象的なものを通して現実を見るのではなく、より具体的に現実を見る動きの反映なのである。
さらに、銀行がどうやって信用を創造しているのかその秘密が目に見えるようになるであろう。
そして、左脳の抽象的な計算能力は、現実を具体的に把握する右脳の能力から出現する新しい価値観とは整合性が取れなくなるだろう。この左脳と右脳との間に生じる現実の感覚能力の本質的な衝突によって世界経済は経済成長が不可能な水準に到達し、そこから下降へのスパイラルが始まることだろう。これは経済成長の限界が来るということだ。この地点に達すると、信用創造の拡大などどんなことをしようとも、経済はこれ以上成長することはない。
経済が成長の限界にぶち当たることの真の原因は、(宇宙からの)光りの照射によってわれわれ人間の意識が大きく変容するからである。その意味では、なぜ経済が限界にぶち当たるのか経済学的な説明はあまり必要とはしないかもしれない。
これは多くの人にとって非常にショッキングな事態であるが、しかしまたこれを肯定的に評価する必要もあるのだ。経済成長の終焉は地球環境にとってはよいことなのである。そして、意識の変容という経済成長を終焉させた同じ理由で、人口の増加も停止する可能性がある。
実は経済成長の希求は、人間の意識が左脳と右脳に二極分化し、統合できなくなっていた事実にあるのでる。この分裂状態から心の限りない空虚感が生まれるのであり、人間はこの空虚感を物質的な満足で充足しようと、あくなき経済成長を希求するようになったのだ。過去5000年間、経済成長は人類史のメインテーマであったが、それは特にプラネタリーアンダーワールド(1755年~1999年まで)の盲目的な意識が一般化した時代にとことん加速し、これとともに人口も増加したのである。
だが、意識の統合とバランスの回復がテーマとなるギャラクティックアンダーワールド(1999年1月~2011年10月28日)では、経済成長と人口の増加を希求する欲求そのものが消失してしまうのである。この意識変化により、われわれ人間は、地球環境や地球上に存在するあらゆるものを、これまでのように左脳の計算によっていかようにでも収奪が許される生命のない単なる物質として考えることはできなくなる。
これらは、第4の日がもたらすであろうほんのいくつかの変化にすぎない。だが、それにしてもこの変化はどのように個々人に影響するのであろうか。
まず、第3の夜のミッドポイントである2004年6月6日から8日に行われる「ワンネスセレブレーション」で体験される内容が、第4の日で個々人が何を体験するのか表している。この期間、多くの人々はテレパシーのような能力の増進、精神的な進化の感覚、高次元の目的には役立たなくなった人間関係の亀裂などのようなできごとを体験した。宇宙の流れと呼吸が合っている人々は、第4の日にはこうしたことをほぼ毎日のように経験することになるはずだ。
われわれ個々人は、いま再編成されようとしているグローバルブレインのいわば神経細胞のような存在なのだ。このような状況では、われわれ個々人の人生は単線的に進むことはない。グローバルブレインの再編成が進にしたがって、われわれのものの見方や感覚の仕方が激変してしまうというようなこともあり得るのである。
グローバルブレインのこうした再編成は、個々人の限定された認識ではなかなか見えないような現れ方もする。われわれとしては、この再編成には高次な目的が存在しており、それは基本的に善であるということを信頼するほかないのだ。第4の日が始まる12月4日には、宇宙の計画と呼応している人々は、背中を押してくれる強い風を感じることだろう。
第4の日は文明の発展過程の中で転換点にもなり得る期間である。この期間を起点として、より多くの人々がギャラクティックアンダーワールドのエネルギーと時間の加速を感じるようになり、われわれ人間がマヤカレンダーに明記されている意識進化の宇宙的な計画の対象となっていることを感じることだろう。
ギャラクティックアンダーワールドで重要な期間はそのミッドポイントである。このミッドポイントは、第4の日のミッドポイントとも重なっているのである。これは2005年6月2日である。この日はマヤのツォルキン暦ではワニの日とされており、政治的経済的に、さらに個人的にも左脳の支配が終わろうとする日でもある。そしてこの支配が終わるにしたがい、平和が後に続くのである。
左脳の支配の終焉は、われわれの中では左脳と右脳とのアンバランスが終わりを告げることでもある。そしてバランスの回復とは、単線的な時間や、戦略的にものごとを考える左脳の影響を受けずに、まさに「いまの一瞬一瞬」を充実して生きるようになることなのだ。これこそがマヤカレンダーの終わりにやってくる覚醒への準備なのである。
第一回終了
このあと、「覚醒」「テツカリポカが支配する困難な第五の夜(2007年11月18日~2008年11月12日)」「カオスから覚醒された世界へ」などのセクションが続く。明日以降掲載する。
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また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。
いま何がおこっているのか?
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いよいよ地獄の夏なのか?1
WebBot予言解説書⑦の有料背信
「WebBot予言解説書⑦」が完成しました。配信をご希望の方は筆者に直接メールしてください。今回の内容は特に重要かもしれません。経済崩壊の具体的な過程と戦争の勃発が焦点です。
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有料メルマガの紹介
今回も前回同様新型インフルエンザについて集中的に書いた。現在のインフルエンザはさほど危険ではないが、これがより毒性の強い菌へと変異し、なおかつこの菌がパンデミックを起こした場合、危険性は一気に高まる。今回は突然変異の可能性を探った。
なぜか日本ではまったく報道されていないが、ストラトフォーなどによると、豚インフルエンザの変異型はすでにメキシコで出現しているという。幸い変異型は強毒性のH5N1型ではなく、弱毒性のH1N1型、ならびにH3N2型であった。今回のメルマガでは、将来的にH5N1型へと変異する可能性を探った。
WebBotプロジェクトからの通知
クリフ・ハイは今回のレポートで、ALTAのこれまでの配信形態の変更を発表した。心を深く揺さぶる文書でもあるので、全文を掲載する。
クリフ・ハイのエッセー
残念なことを報告しなければならない。われわれはALTAのそれぞれのシリーズを各パートに分けて毎週配信してきたが、そのような配信方法はもう行わないことに決めた。それは、短期的な予言データの解析に終われ、われわれに時間的な余裕がなくなってきたこと、そしてWebBotの解析サーバ全体のメインタナンスが必要になってきたことによる。そのため、12年間続けてきたこの形態での配信を停止することにした。
しかしながら、WebBotの配信そのものを止めるわけではない。毎週ではなく、何ヶ月かに一回くらいの割合で、特に3ヶ月から6ヶ月の中期予測、そして19ヶ月の長期予測を中心とした解析報告を提供するつもりである。それはシリーズのすべてのデータの解析が終了した後、一括して電子ブックのような形で配信する計画である。これまでの購読者には通知するので待っていてほしい。
実はこのような決定をしたのは、われわれの個人的な事情によるとことが大きい。今年の夏の後半から大変な状況になることはこれまでのALTAの予測から明白だ。(※ヤス注「2009年地獄の夏」のことであろう)われわれWebBotプロジェクトのメンバーもこれからやってくる社会的な混乱に備えなければならないのだ。この激動の時期に向けて、われわれ自身も自分を組み替え、再生し、そして再度エネルギーを充満させなければならないのだ。2010年以降、地球は銀河中心と重なり始め、われわれに内的な変容を強く即すようになる。
伝統的にモンゴル人は挨拶するときに「ザー」という。これは中央アジアのモンゴル平原を駆け抜ける風の音を伝えているし、また人間が言葉を超えた感情の高まりを表現するときのため息にも似た音なのだ。
宇宙の高みにある山脈から、宇宙の隅に存在するちっぽけな地球に吹き込む冷たい風を感じると、冷たい土を蹴りながらひたすら前に進んでいるモンゴルの乗馬者が知っている真実を思い出す。
「人は二つに一つの選択しかない。自らの運命に出会うために未来へと自らが乗り出してゆくのか、それとも何もしないで宿命に踏み倒されるのを待つのかだ」
ザー
クリフ・ハイより
以上である。
彼らのホームページでは、電子ブックが出るまでにあいだ過去のシリーズを読むように勧めている。ALTAのシリーズでは、最長19カ月先までの未来が予測対象となるので、2009年5月から9月までの期間は、まだ日本語には翻訳されていないALTA709と509に集中的に予測されている。これらは昨年の9月ころに配信されたバージョンである。したがって、来月からは「WebBot予言解説書⑧」としてこれを中心に配信する。むろん、電子ブックの配信が始まり次第、そちも配信する予定である。
ALTA1309パート5および6の内容
今回の内容は特に緊急性が高く重要だと思われるので、少し長めの掲載する。イスラエルによるイラン攻撃は11月5日前後に起こるとされる。
イスラエルのイラン攻撃について
・戦争というのはイスラエルがイランを攻撃するのである。これは感情値が大きく変化する10月26日以降に発生する。
・この攻撃は空爆だが、イランの人口が密集している地帯に対して行われるため膨大な数の一般市民の犠牲者が出る。
・イスラエルは攻撃の残虐さを否定するが、一方では自国の破壊力を誇示するような態度に出る。イラン攻撃はイスラエルの視点から見ると戦略的に成功する。
・だが少し時間をおきながらも、このイスラエルの攻撃は激しい反撃に会う。この反撃でイスラエル軍は壊滅的な打撃を被る。
・この後、攻撃はイスラエルと関連した世界中の施設が対象となる。この攻撃が始まると、イスラエルは困り国際社会に助けを求める。しかしながら、これ以降イスラエルにとって状況は軍事的にどんどん悪化して行く。
・ビルダーバーガーに支配されたアメリカの政府はイスラエルの側に立ち、イスラエルを援助する決定をする。だがこの決定はアメリカに大きな犠牲を強いることになる。
・まず、イスラエルを助けるためにアメリカ軍が中東に投入される。これでアメリカ軍に大きな犠牲が出るがそれだけではない。
・中東に投入される米軍はヨーロッパに駐屯している米軍である。このためヨーロッパの米軍は手薄となり、ヨーロッパの米軍基地が報復攻撃の対象となる。これにより、米軍に大量の犠牲者が出る。
・アメリカ政府のイスラエルを支持する方針は、米国内で激しい反対運動に会う。だが、イスラエルを支持する運動も盛り上がり、一時的にはこちらの運動が反イスラエルの運動を圧倒する。
・だが、米軍の死傷者の数が増加するに及んで状況は一変する。政府はパニックする。
・イスラエルのイラン攻撃とそれに続く報復攻撃の嵐で国際貿易は完全にストップしてしまう。これにより食料価格は高騰し、死亡率は高まる。
・一方、米国政府は中東戦争に深く関わる。そのため徴兵制を復活させようとするが、米国内ではこれに反対する大きな運動が発生する。これは抗議運動から革命の規模にまで発展する。
・だが政府はこの反対運動を大変な暴力で抑圧する。
・東南アジアの秩序が崩壊するが、これによりビルダーバーガーに支配された米国政府は中国に対して大きな間違いを犯す。この間違いにより米国は軍事的に中国に圧倒されてしまい、この結果、世界的に力の空白が生まれる。
・ビルダーバーガーに支配された米国政府は無差別に米軍を投入するため、世界のさまざまな地域で米軍は敗退する。
・核兵器が使用されたり、アメリカ本土が侵略されることはないが、2ー3カ月の短い戦争でも米軍は勝利できずに敗退し、それに伴いイスラエルも焦土と化す。
・ドルの暴落と戦争は同時期に起こるが、これによるドル覇権の崩壊は、アメリカのみならずその同盟国も社会的経済的に困難な状態に陥れる。
・これにより、米国政府の方針は支持を失いかける。またアメリカの巨大企業が戦争へと関わることになる。
・しかし、実際に戦争を起こすのは偶発的な事態である。この戦争はドルの死と関係があるが、これはアメリカの国民に報道されることはない。
・だが、多くのアメリカ国民は政府の説明を信じないため、戦争には参加しない。戦争で国民が一つにまとまることはない。
・アメリカで行われる最初の大規模なゼネストと反戦運動は、ヨーロッパとアジアで行われる反戦運動とくしくも同じ時期に行われる。
・戦争は11月5日に始まる模様だが、戦争の開始直後から米軍の敗退のニュースが多くなる。
・これにより、12月後半から翌年の2010年にかけて、全国的に深い悲しみの期間に入る。そしてアメリカの戦争への介入は、何の効果もなく、米軍の弱さと無能力さを証明することになったと受け取られるようになる。
・アメリカ国民の戦争に対する態度は複雑である。しかしながら基本的にそれは全国的な深い悲しみの感情と喪失感、そして怒り、絶望、そして混乱などの言葉によって特徴付けられる。
・10月には、主要メディアのプロパガンダマシーンは反吐が出るような虚偽の報道を大規模に行う。しかしながら、こうした戦争宣伝用の虚偽報道が逆に民衆の反抗と暴動を刺激していることに気づき、3月に入ると報道はトーンダウンするようになる。
ドルの死
・また、ドルの死が発生するので、米国の政府や官僚はイスラエルの望むように、アメリカの国力すべてをかけての戦争には消極的になる。アメリカ政府のこうしたやる気のない態度は、背後にいる影の支配勢力の態度を反映している。
・戦争の原因はドルの死によってもたらされた資源の奪い合いである。これによって世界の3分の2の人口が飢えることになる。
・ドルの暴落はドルを再度復活させる努力を開始させるが、この努力によってドルが生き返ることはない。次の危機の発生を一時的に延期するだけである。
・ドルの死の衝撃は奇妙な形をとって現れる。ドルは一気に暴落して死ぬわけではないからである。それは比較的にゆっくりとしたペーズで下落して行く。そしてそれに伴い、世界の金融機関がいわば凝固したような状態となり、機能停止に追い込まれるのである。
・夏の終わりから秋の初めにかけて、ドルは急速に信用を失う。そうなる理由は複数ある。一つは政府が財政の現実を反映した監査に失敗したことであるし、信用を回復する能力に欠けていたことも原因である。また、旱魃、洪水、嵐などの大きな自然災害が発生し、それにアメリカ政府が(復旧のための)資源の配分に失敗し、政府に対する失望感が蔓延することが原因の一つともなる。
・これにより、アメリカンドリームというパラダイムは完全に終焉する。
・影の支配勢力にとって春がドル紙幣の信用を維持できる最後の時期となる。7月の半ばを過ぎる頃になると新たな危機が浮上する。それはデリバティブ関連の危機である。主要メディアに情報を依存している多くのアメリカ人にとってこれは突然の事件のように見えるが、危機そのものは十分に予測可能なものであった。それは夏から秋にかけてどんどん悪化する。
・7月5日前後から10月くらいにかけて、異常気象に基づく自然災害が多発する。9月になると、この自然災害はただでさえ弱くなっている社会のシステムを直撃し機能不全に追い込む。これにより、権威主義的な階層構造のシステムへの信頼は大きく揺らぎ、それとともにドルの信用も失墜する。
・2009年の夏にかけてドルが信用を失うにつれ、ボッグスライフやSOCと呼ばれる自給自足型のライフスタイルの成功が注目を浴びるようになる。これはALTAのシリーズで何度も出てきた記述である。
以上である。
LEAP/E2020の最新レポート
5月16日、驚異的な的中率と大胆な予測でよく知られているフランスのシンクタンク、LEAP/E2020が最新レポート、GEAB No.35を公表した。以下にその内容を紹介する。一読して分かるように、上のALTAの内容と実によくシンクロしているように思う。米国債の暴落ももしかしたら近いのかもしれない。
LEAP/E2020 GEAB No.35要約
経済指標の信頼性について
過去60年間さまざまな指標が経済の状態を判断するために使用されてきたが、これらの指標の信頼性はまったく消失したと判断してよい。今回オバマ政権が発表した大手銀行のストレステストの結果がよい例だが、米国政府は自国の金融機関のひどい財務状態が明らかになり、これによって金融危機がさらに進行することを恐れるあまり、粉飾決算の許容、不良資産評価基準の改ざんなどあらゆる手を尽くして、金融機関が危機的な状態にはなく、経営が改善しているとの幻想を作り出すことにやっきになっている。
これに呼応して株価などは上昇しているが、これはほとんど何の根拠もない。米国政府のこうした改ざんによって、過去60年間まがりなりにも経済の状態を判断するために参照されてきた多くの経済指標は、ここにきてその役割を終えた。いま経済が本当はどのような状態にあり、そしてどのくらい危機的な状態なのか理解できている機関はまったく存在してないのが現状だ。
米国や中国などの巨額な財政政策に関して
米国のオバマ政権は72兆円、中国は57兆円の経済対策を実施している。だが、こうした巨額な経済対策が成功することはまずないであろう。日本も15兆円規模の経済対策を立ち上げたが、これもうまくはゆかないだろう。
なぜなら、効果的な経済成長を達成するには、経済を成長軌道へと牽引することのできる新しいシステムが必要で、そうしたシステムを構築するには何年も時間がかかるからである。
これはEUが形成された時の経験を見れば明らかである。1990年代、EUは統合した東ヨーロッパの経済を支援するために巨額の経済対策を実施したが、そのほとんどは失敗した。それというのも、経済を成長軌道に乗せるためには、成長を実際に牽引することのできる新しい産業などのシステムや枠組みが必要だが、そのようなシステムを準備することなくただ巨額の資金を投入したからである。このため、資金は使われずに余るか、または土地などの投機に使われバブルを生んだ。
米国、中国、そして日本の経済対策では、新しい成長型のシステムの方向性が見えてこないか、またそのような計画があったとしても、それを立ち上げるにははるかに長い時間がかかる。したがって、今回の巨額の資金の投入は、下手をすると投機的なバブルの発生を誘発しし、そのバブルの破裂からさらに深刻な金融危機を招き兼ねないのである。おそらく3カ国はこの方向に向かって行くだろう。
英国の国家破産について
英国の財政はすでに取り返しのつかないとこまできており、実質的に破綻状態である。ポンドは基軸通貨ではないので海外からの投資資金の還流がない分、米国よりもひどい状態にある。このままゆくと、この夏でもIMFの支援を要請しなければならなきなるだろう。
英国はオイルショックによる経済悪化から1976年にもIMFから巨額の資金援助を受けたが、この当時といまでは状況は大きく異なっている。当時は北海油田が発見されたばかりで、巨額の原油収入が将来期待できた。また、当時は冷戦期だったので米国はヨーロッパの防衛のためのポラリス核ミサイルの売り込みに積極的で、これの購入を条件にIMFから有利な融資条件で資金を借りることができた。今はこうした英国に有利な条件は存在していない。はるかに厳しい状況だ。英国の財政破綻は時間の問題であろう。
以上である。今回は歴史学者でこのブログでも何度も紹介しているイマニュエル・ウォーラスティンもドルと米国債の将来的な暴落を予測する記事を書いている。今回は長くなるので次回に譲るが、夏以降、それもコルマンインデックスのNight6(11月7日から)の前後から世界経済は新たな危機の状態に入る可能性もある。
ところで、好評いただいているコルマン博士の論文だが、実はまだ博士の主論文は翻訳していない。未来に向けた希望にみちあふれた論文だ。近いうちに掲載したい。
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また、私はいま日本で起こっている変化を以下のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。
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ミッドポイントに向けたコルマン論文の全訳
すでにミッドポイントの最後の日に入ってしまったが、今回は4月14日に発表されたコルマン論文の全訳を掲載することにした。
最新版の「WebBot予言解説書⑥」を配信しております。ALTA1309のパートのパート2からパート4までの詳細要約です。希望者は筆者まで直接メールしてください。詳細についてお伝えいたします。10月26日が大きな転換点になるようです。
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今回は新型インフルエンザの続きとして、今年の秋から冬にかけて強毒性の進化型のインフルエンザがパンデミックを起こす可能性について書いた。20世紀に発生したインフルエンザのパンデミックには1918年のスペイン風邪、1957年のアジア風邪、1968年の香港風邪があるが、これらはいずれも春に発生した第一次感染の波が収まった後、秋から冬にかけて発生した第二次感染でパンデミックになったのである。今回の新型インフルエンザも同じパターンになるものと思われるが、第二次感染のときに強毒性のウィルスに進化するかどうか検討してみた。その可能性は確かにあるようである。
再生の儀式
ギャラックティックアンダーワールド第六の日のミッドポイント、2009年5月9日~11日
カール・ヨハン・コルマン
現在のわれわれの状況を理解するためには、下記の図のようなギャラックティックアンダーワールドの転換点で何が起こったのか確認することが必要だ。例えば第5の夜の始まりである2007年11月19日のように。私が2003年に出版した『マヤカレンダーと意識の変容』の233ページで経済に関して私は次のように書いた。

「それがどのような金融崩壊になるにせよ、それは2007年11月の第5の夜に始まるであろう」
この予言の根拠は、マヤカレンダーのすべてのサイクルで第5の夜は古い秩序が崩壊する時期になっているからである。現在、大多数のエコノミストは今回の世界不況は2007年12月に始まったとしているので、マヤカレンダーの正確さが証明されたことになる。(下記の図を参照)マヤカレンダーの予言は何が起こるのか石に刻まれているようなものではない。だがそれは、特定の時期にどのような行動や意識の形式が出現するのか教えてくれるのである。

次の大きな転換点は2008年11月12日の第六の日の始まりであった。この一週間前、オバマは大統領に選出され、再生のエネルギーが現れたのである。これも特定の時期に始まることが予言されていた出来事だった。この日はヨハルティシティという再生の神がシンボルとなっている日である。また面白いことに、バラク・オバマはマヤカレンダーの9ベンといわれる日に生まれており、これはアメリカが建国された1776年7月4日と同じシンボルである。これはオバマはこの国の歴史で非常に重要な役割を果たすことを示しているが、オバマの出現によってこの国の一つのサイクルが完結するのである。他国のとの対等で友好的な関係を重視する彼の透明性の高い政治理念は、以前の数人の大統領とは異なり、世界から歓迎されるものとなろう。オバマの出現によって倫理的な価値が新ためて再生し、世界の統合へと向けた新しい流れを作り出している。
だが第六の日に入ったからといって経済が回復したわけではまったくない。その理由は、信用の拡大によって成長してきた経済がすでに限界にきてしまったことだ。ローンをしているものなら誰でも分かると思うが、ローンとは未来の所得を先取りするようなものである。未来の限界まで先取りしてしまったということだろう。これも一つの見方であろう。
だがマヤカレンダーから見ると違った結果になる。現在われわれのいるギャラックティックアンダーワールド(第8サイクル、1999年1月~2011年10月28日)の目的は技術の発展や経済の成長を目的にしたサイクルではないということだ。そうではなく、これまでわれわれの経済システムが矛盾を引き起こしてきた地球環境や他の生物種に配慮する全体的な視点を獲得することのなである。いまメディアの報道はいつこの不況が終わり成長が回復するのかと持ちきりだし、オバマ政権の政策もその方向に向けられているが、マヤカレンダーから見ると、経済成長などということが今後可能となるのかどうか疑ってかからなければならないだろう。
いま行われていることは、国民の税金で銀行を助け、そしてその同じ税金を使って銀行が国民に融資するという冗談のようなことである。これがまともなこととしてまかり通るということは、多くの人が古いシステムからまだ抜け出せないでいることに証であろう。多くの人がまた経済成長があることを当然のこととして考えている最大理由は、大多数の人が一つ前の1755年~1999年のプラネタリーアンダーワールド(第7サイクル)の期間に生まれているかれである。プラネタリーアンダーワールドではDayに好景気になり、Nightに不況になるというリズムを正確に繰り返したのである。つまり、Dayは好景気のことであり、Nightは不況期のことであった。しかしながら、2007年11月9日から始まったギャラックティックアンダーワールドの第5の夜で乗り越えられたのはまさにこのリズムと動きなのである。ではこの時期の後でも経済成長は可能なのだろうか?一時的な成長や特定の産業分野が成長することはあり得るのかもしれないが、基本的には経済成長はあり得ないと私は考える。第6の日にも成長は落ち込むが、これがよりはっきりと強い形で現れるのは2009年11月7日から始まる第6の夜の期間である。現在のギャラクティックアンダーワールド(第8サイクル)の目的はプラネタリーアンダーワールド(第7サイクル)とは異なっている。ギャラクティックアンダーワールドの目的は、男女、国家、人種、宗教の間でより平等で全体的な見方の枠組みを導入することである。この方向に向かう意識の流れをせき止めていたのが前ブッシュ政権であった。
これまでの予言が的中しているように、確かにわれわれはマヤカレンダーの影響下にある。しかしながら、新しい意識の現われを促進するのかせき止めるのかの選択はわれわれ人間の側にあるのである。したがって、前ブッシュ政権の政策は状況を悪化させたに違いない。多くの人がこの世界的な不況で仕事や住む家を失うことだろう。これは大変な困難であるに違いない。だが、別な惑星からやってきた異星人が今の状況を見るなら、経済成長という地球にとってのガンの増殖が止まったので、まだこの星には希望があると感じることだろう。マヤカレンダーが内包する宇宙的な視点から見るなら、経済成長が止まらない限り世界が終わってしまうので。これは地球が自らを守るための防御機構が働いたかのうな状態だともいえる。地球環境の崩壊の実際に引き金になるものが地球の温暖化なのか、海洋生物の減少なのか、熱帯雨林の破壊なのか、ミツバチの消滅なのか、または他の事態なのかは分からない。重要なことは、これら地球環境の崩壊の引き金になり得るどの現象も孤立した現象ではなく、抑制の効かなくなった経済成長が引き起こしたということである。いまギャラクティックアンダーワールドに出現した新しい意識によって、われわれがこの結果に直面することが要求されているのである。
これは近い将来われわれ一人一人が大きなジレンマに直面することを示している。「私が自分の世話をしなければいったい誰がするのか?私が全体のことを考えなければいったい誰が考えるのか?」というわけだ。将来の資源を使い果たすような現在の経済システムを作り上げた銀行家に、この不況の責任を押し付け彼らを非難することもできるだろう。だが、われわれ全員がこの経済システムの物質的な恩恵に浴していたのだ。だから、少数の例外を別にして、人間が自分の意思で経済成長を終わらせることはできないのだ。
では経済成長がもはや存在しないとするなら、今度はどのようなシステムが出現するのであろうか?そのように聞くかもしれない。これから起こることは、過去5000年間人類が経験したことにない持続可能な経済への移行なのである。それは、環境と人間とが分裂していないそれこそ高次元のエデンの園のような、いまの時点では把握することはかなり困難状態への回帰であろう。いま持続可能な経済への移行を唱えている世界の指導者はいない。また、経済成長がもはやあり得ないという事実を意識している人もほとんどいない。経済成長が不可能となった現実に直面すると、さまざまな国で絶望した人々による社会不安が増大することだろう。権力的な階層構造の組織は崩壊することだろう。
では持続可能な経済は出現するのだろうか?マヤカレンダーにはこの問いに関する答えはない。なぜなら、それはわれわれが将来行う選択とどのようなものを創造するかに依存して決まってくるからである。このような点から見ると、マヤカレンダーが、ポールシフト、小惑星の衝突、自然災害、太陽黒点などの物理的な現象の影響で世界が終焉することを予言していると考えることは実にばかげている。マヤカレンダーは意識の進化を説明しているのであり、どのような意識が人間の内面から湧き上がってくるのか説明すること以外に、具体的な出来事の発生を予言するものではないのである。換言するならこれは、意識の変容とシフトはわれわれ人間の内面で起こる変化であるということだ。今回の世界的な不況突入の時期が比較的に正確に予言できた理由は、不況は人間の行動の結果であり、その行動はマヤカレンダーの基礎となっている宇宙樹との共振で出てきたものだからである。古代マヤ人によると宇宙樹とは、フナブ・クーという中心を持つ巨大な知性であり、マヤカレンダーの特定の時期にエネルギーの変容とシフトを引き起こしている実体である。2003年には銀河系のそのような中心が実際に存在していることが科学的に確認されている。これは科学のもっとも重要な発見の一つであり、2009年12月に出版される私の次回作、『目的を持った宇宙』でも詳しく取り上げた。この宇宙樹から放射されるエネルギーによって全宇宙の進化がシンクロナイズするのである。また、7つのDaysと6つのNightsという波のようなエネルギー変化のリズムと共振しながら、われわれ人間は自らの世界を作り出しているのである。
この点から見るなら、ヒストリーチャンネルやハリウッド映画が唱えるマヤカレンダーは世界の終わりを予告しているとするような理解は実にばかげている。マヤカレンダーいついて少しでも知見がある人ならば拒否する見方だ。このような見方は恐怖心を植え付け、いましなければならない課題から人々の注意をそらすものでしかない。持続可能な経済を構築しないと世界は終わってしまうことは事実だとしても、これはわれわれ人間の行動が招いた結果であり、すでに破滅することが事前に決まっているようなものではない。もし世界が滅ぶとしたら、それは、平和と一体性の意識へと進化しなければならないというマヤカレンダーのメッセージにわれわれは耳を貸さなかったからであろう。Y2Kのような未来の特定の日付に焦点を当てて恐怖心を煽ることは、われわれが自分の行動に責任を持つことを阻害する行為となる。
このような罠に引っかからないようにするためには、マヤカレンダーから見ると、われわれはいまどのようなエネルギーの影響下にあるのか把握することが重要だ。世界不況の突入を予言することができたのは、ほかのアンダーワールド(サイクル)で何が起こったのか参照したからだ。一つ前のプラネタリーアンダーワールド(第7サイクル)の第5の夜の開始は1932年であった。この年は大恐慌が世界的な規模に拡大した年であった。われわれはいま第5の6の日の中間地点(ミッドポイント、2009年5月9日~11日)にいる。同じやり方で以前のアンダーワールドで何が起こったのか参照することで、ミッドポイントおよび11月7日で終了する第6の日の後半にどのようなことが起こるのか見当をつけることができる。プラネタリーアンダーワールドの第6の日のミッドポイントは1962年である。このアンダーワールドの後半は1962年から72年である。この年に何が起こったのか思い出してほしい。冷戦の発展としてのキューバのミサイル危機が起こった年だ。そして翌年にはビートルズが大ブームとなった。私はこの年イギリスにおり、ヨーロッパやアメリカにビートルズが広がる前にブームを体験する幸運に恵まれた。もちろんここで私が強調したいのは音楽のことではない。フランスの5月革命からアメリカの反戦運動やヒッピームーブメントへとつながる新しい文化の再生と実験の動きなのである。この運動はそれぞれの国で特徴的な形をとって現れたが運動は世界的にシンクロしていた。すべての運動は、すべての権威を疑問に付し、体制に組み込まれることを拒否した。中国の文化大革命のように明らかに行き過ぎのケースもあったが、現在のわれわれの社会に存在する平等主義や開かれた社会の思想はこの時代に起こった運動に負っている。もちろん、現在の世界は1962年当時とは大きく異なっている。1962年は経済成長がテーマだった異なったアンダーワールドの支配下にあった。現在のわれわれの課題は、持続可能な経済を下から作り上げて行くことなので、過去のアンダーワールドとの比較も意味がある。危機の時代は創造性が開花するときでもある。そのような創造性は、既存の体制には埋没しない自主的な運動の形態をとるのである。そしてもし世界不況がマヤカレンダーで予測可能だったのなら、宇宙樹は将来思ってくる下からの庶民による運動をサポートするはずなのだ。すでにはっきりしていることは、古いやり方はもはや通用しないので、新しい何かが出てこなければならないということだ。もしこのことがいま理解できないのなら、2009年11月7日から2010年11月2日の第6の夜の期間に経済成長を目標にするシステムにはもはや戻ることが不可能なことがはっきりするだろう。こうした理由から、私はこの読者全員を5月9日から11日まで続く、5000年間で最初の持続可能な経済の出現を祝う世界的な瞑想の儀式に招待したい。これは多くの人々が一緒に共有している意志である。しかしながら、世界的な規模で持続可能な経済のシステムが実際に形成されるかどうかはこの瞑想の儀式とは異なった問題である。
この瞑想でわれわれが焦点をあてなければならないことは、このような変化を引き起こすためにわれわれはどのような存在とならなければならないのかということだ。いま宇宙樹(マヤカレンダー)の考え方はまだほんの少数の人が共有しているに過ぎないが、この考え方が多くの人に広まることで、これから人間が資源や仕事など多くのものを共有する慈悲深い生き方が形成されるのを助けることだろう。共有の精神、協力と思いやりが、2009年5月9日~11日の第6の日のミッドポイントに行われる世界的な瞑想の儀式には必要なのである。もし新しい方法にそのような思いやりと協力の精神が欠如していたのなら、われわれは再度古い秩序に逆戻りしてしまうことだろう。世界的な瞑想の儀式はそれだけで問題を解決するものではない。だが、明らかにそれは大きな助けとなるのである。宇宙樹と結合することで、2011年10月28日というエネルギーが最大限に高まる日に向けて、われわれが目標を実現できるように慈悲心を喚起することができるのだ。世界的な瞑想の儀式では、宇宙の計画の一つであると思われる持続可能な経済を作る庶民による下からの運動に焦点を当てるつもりである。
以上
日本時間では今週の日曜日からミッドポイントに入った。この期間は明日まで続く。
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番外編3
数日後に記事追加の予定
もう少し早く更新するつもりだったが、新しい本の執筆に追われ忙しく、更新がままならなかった。今度の本は「マルクスに聞け」という題名の経済書である。このブログの記事、および有料メルマガの記事に大幅に加筆修正するとともに、新たなページを追加した。近いうちに詳しく紹介できると思う。
有料メルマガの内容紹介
今回のメルマガは新型インフルエンザについて書いた。今回の豚インフルエンザは大きな被害もなく比較的に早期に終結する可能性があるが、もしH5N1のような強い毒性を持ったウィルスでパンデミック(感染爆発)が発生した場合、それは各国の国境閉鎖、特定品目の輸入制限などの実施で、保護主義によるブロック経済への移行とほぼ同じ効果があることを解説した。
また、すでにアメリカでは2007年以来、大統領の権限がこれまでになく強化されており、パンデミックのような非常事態には多くの組織が軍とFEMAの管理下に入り、これが北米共同体とアメロの導入に道を開くことになる可能性を解説した。
講演会の御礼
4月26日の講演会には多くの方々がいらしていただき盛況だった。感謝する。ところで講演会で2000局を越える世界のテレビ局が無料で見れるサイトを紹介したが名前が間違っていた。お詫びする。正式な名前は以下である。
Livestation.com
多くのチャンネルは英語だが日本語のチャンネルも見ることができる。サイトから専用ソフトをダウンロードすると、普通のテレビ感覚で番組を楽しむことができる。ただ、快適に見るためにはそれなりに高速なビデオカードを搭載したPCが必要だ。
クリフ・ハイからのメール
一週間ほど前、WebBotプロジェクトのリーダーのクリフ・ハイからALTAの購読者に充てたメールが届いた。クリフ・ハイによると、「予言解説祖⑤」のALTA1309にある以下の記述が今回の豚インフレンザを予告していたのではないかということである。以下である。


・天候異変や気象異常はファッションや衣服に大きな影響を及ぼす。強風や強雨に見舞われた地域では、これに十分に耐えられる新しい衣服のニーズが生まれる。しかしながらこうした新しい衣服のニーズは、影の支配勢力にはよく受け取られない。こうした新しい衣服のスタイルは当局によって禁止されることになる。
・こうした新しいスタイルの衣服を生み出すことになった環境異変は、強風、火災、塵、大雨、大雪などの現象である。人々はこれに対応するために、マスクをかけて顔を隠すので、誰が誰だか判別できなくなる。
・この顔が判別できないという新しい衣服の特性が、影の支配勢力に衝撃を与える。当局は、国民が顔を見せるように法令で規制するようになる。
・また、顔を完全に隠してしまうこのような衣服は、病気の感染から身を守る必要からも流行する。さらに、オゾンホールの拡大によって増加した紫外線から身
を守るためにも必要になってくる。だがこうした必要性にもかかわらず、影の支配勢力はこの新しいファッションを受け入れない。
・影の支配勢力は、主要メディアや有名人を使って、顔を隠したこうした新しいファッションを締め出そうとする。しかしながら、このファッションは性的行動
の新しいスタイルを広めることになる。特にこの新しい性的行動は、1982年から2001年までに生まれた「ミレニアムジェネレーション」に大きな影響を及ぼすが、これは影の支配勢力によって推奨される。
以上である。
まだここまでの状況は起こっていない。将来のパンデミックでの光景だろうか?
豚インフルエンザに関して
豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)に関してはすでに多くのサイトで紹介されているので、今回は改めては書かないことにする。ただ、いまのところ死亡率は毎年流行している一般のインフルエンザより低く、またメキシコの拡大は収まりつつあるので、このインフルエンザの拡大は近いうちに終息する可能性があるように思う。
数名の方から、エブリン・パラガニとデイムス少佐のパンデミックに関する予言を紹介してほしいとのメールをいただいた。すでに一部投稿欄でも紹介済みだが、改めて紹介する。
エブリン・パラガニのパンデミック予言
パラガニは「Coast to Coast AM」で以下のように予言していた。
「この冬から新種のウィルスが流行し、多くの人間がこの犠牲になる。このウィルスはもともと研究所で開発され、どのような効果をもたらすのか実験的に放たれたものだが、それが突然変異を繰り返し致命的なウィルスに進化したものだ。自然に発生したものではない。人工的に開発されたものだ。いくつかの国で感染は広まるが、アメリカもその内の一国だ。」
4月26日、パラガニは再度「Coast to Coast AM」に出演し、以下のように発言した。
「2年前、私が予想したパンデミックはいま流行している豚インフルエンザではない。本格的な驚異となるのは次に流行するものだ。」
また、すでに紹介済みだが、デイムス少佐は次のように発言した。
デイムス少佐
「世界経済はもうじき破綻する。だが、この破綻はこれまで歴史的に何度も繰り返されてきた恐慌のような経済現象とは異なる。経済の破綻と同時に発生するのは進化型の鳥インフルエンザである。これは人対人感染で広がる新型だ。北海 道などの北日本、韓国、南西ロシアなどから広まり、3カ月以内に全世界に拡散する。来年の2009年には全世界に広まっていることだろう。1918年のイ ンフルエンザの大流行では、全世界で約3千万人が死んだが、今回の死亡者数はこれをはるかに上回るはずだ。」
「また、この進化型鳥インフルエンザにはタミフルはまったく効かないはずだ。いまのところ特効薬は存在しない。」
さらに、ここで初めて紹介するが、昨年作成され、現在警告用として無料で配布されているDVD、「Viewing the Future」で次のパンデミックに関して次のように述べている。
「この新型のウィルスが感染するのは人だけけではない。牛に感染する。牛の被害はものすごく、膨大な頭数の牛が感染で死ぬ。」
そしてこのパンデミックが起こるタイミングとして次のように言っている。
「金が2000ドルに上昇する時がこのパンデミックが発生する時期だとみてよい。これは進化型の鳥インフルエンザだ。」
さらに、同じ時期に収録されたと思われるインタビューでは次のように述べている。インタビューはここからダウンロードできる。
「次のパンデミックは強毒性のH5N1型だ。その被害はものすごい。この蔓延によって世界経済崩壊の最終的な引き金が引かれる。」
以上である。
あまりに衝撃的な内容だが、決して真に受けてはならないように思う。リモートビューイングの予測は確かに的中する。だが集合無意識には時間の概念が存在しないようで、時期は大きく外れる。10年以上ずれることもよくある。これらの予言が的中するとしても、はるかに遠い将来かもしれない。
ジェラルド・セレンテのトレンドジャーナル
現在の金融危機と世界同時不況の到来の予測に成功した数少ないシンクタンクいくつかある。一つはすでに紹介したLEAP/E2020だが、それ以外にもう一つある。それはトレンドリサーチインスティテュートという1980年にジェラルド・セレンテによって設立された民間のシンクタンクである。
CEOのジェラルド・セレンテはCNN、FOXニュースなどアメリカの大手の主要メディアでもコメンテーターとして頻繁に登場し、トレンドワッチャーの異名で呼ばれている。過去には1987年のブラックマンデーなど数々の経済変動の予測に成功したしてきた。今回も、LEAP/E2020同様早くも2006年から金融危機と世界恐慌の到来を予測しており、的中させた。
トレンドリサーチインスティテュートは季刊のレポートを発行しており、全文英語だが一定額を払い込むとだれでも予測を読むことができる。最新のレポートは2009年春号だが、セレンテはこのレポートで、世界恐慌はいま始まったばかりであり、ここ数年ではるかに深刻化すると予想している。そして次に破綻するのはアメリカの商業不動産バブルであり、今年の6月頃にも起こる可能性があるとのことである。
商業不動産のバブルは総額2500兆円と巨額である。サブプライムローンはたかだか150兆円だから、その17倍近い大きさだ。
注視する必要がありそうだ。
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