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    2008-05

    いったい何が起ころうとしているのか?6(後半)

    一両日中に更新する予定がまた大幅に遅れてしまった。いま次の本の執筆が佳境に入っており、なかなか更新する時間がとれなかった。毎度のことだが、ここにお詫びする。

    経済も含め書くことも多いが、とりあえず前回の続きとしてメルリンプロジェクトについて書く。今回は軽めの話題にした。世界経済の全体的な動きについてはいま書いているが、あまりに長くなるので先に送ることにした。

    メルリンプロジェクト

    前回紹介した「ソフトウェア系予言」の一つであるメルリンプロジェクトは、時間についてユニークが理解をしている。これは「Web Bot予言」や「タイムウェーブゼロ」などの他の「ソフトウェア系予言」とは大きく異なる特徴である。

    変化のパターンとしての時間

    メルリンプロジェクトは、個人や社会がたどらざるを得ない変化の必然的なパターンがあると考える。彼らはこの変化のパターンそのものが「時間」であるという。

    ちょっと分かりにくかもしれないが、それはこういうことだ。例えば、どの個人にも自分が生まれた誕生日があるが、これをその個人の出発点とすると、その個人は特定の変化の軌道をたどることが宿命づけられており、その軌道は数学的に計算可能であるということなのだ。

    彼らがどのようなプロセスでこうした結論を得るにいたったのかはよく分からないが、それが数学的な解析の結果であると主張している。

    個人が焦点

    もう一つのメルリンプロジェクトの特徴は、あくまで個人に焦点をおいているということだ。「WebBot」や「タイムウェーブゼロ」が社会システムの変化を対象としているのとは対照的だ。

    メルリンプロジェクトが社会変化を予想するときは、政治家や官僚など、その社会で中心的な意思決定の役割を担っている個人の人生軌道を見ることで、社会全体がどのような変化を受けるのか予想しようとするものである。社会そのものの変化の解析を対象とするものではない。

    個人が変化する軌道

    では個人はどのような軌道で変化するのだろうか?先も書いたが、メルリンプロジェクトによると、個人の変化は個人の出発点である誕生日によって定められ、特有の軌道をとるという。誕生日が同じかまたは近い個人は、同じような時期になんらかの変化を経験する近似的なパターンのもとにあるとされる。

    ただ変化の具体的な内容はそれぞれ個人によって異なっているという。たとえば、ある人にとっては昇進であるが、同じ誕生日の別な人はそれが結婚であるというようにである。ただ、人生の同じ変化軌道上にある場合、それがほぼ同じような時期にやってきやすいのだという。

    変化軌道の計算

    個人がたどる変化軌道の計算方法は彼らのホームページで公開されている。これを要約すると以下のようになる。それぞれ自分の人生に当てはめて見るとおもしろいだろう。

    二つの時期

    個人の人生には二つの明確な時期があるとされる。一つは、自己のイメージの低落から自尊心が傷つけられ、それが原因で緊張しイライラしてストレスが高まる緊張期と、これとはまったく対照的に、自己のイメージが高まり、すべてがうまく行くような高揚感にあふれ楽観的になる高揚期の二つがあるとされる。

    前者は、その高まった緊張感と低い自己イメージから、すぐにでも自分のおかれた環境を変えたいと望むようになるが、反対に高揚期には自分のいまおかれた境遇に満足し、環境を変えたいという衝動は低くなるとされる。

    メルリンプロジェクトによると、前者はいわゆる「不運の時期」にあたり、後者は「幸運の時期」にあたるとされる。

    二つの時期の特徴

    「不運の時期」には、自己のイメージの低落によって緊張感の高まるので、この時期には自分が嫌になり、環境を変えたいと真に願うようになるため、大きな決断をしやすい時期になるという。例えば、転職、引っ越し、結婚などがそれにあたる。

    だがこの時期に行った決断は、それが不要な緊張感と過剰なストレスに基づいたものであるため、多くのケースでは不満足な結果となり失敗するという。

    それに対し、「幸運の時期」はストレスが最小限になり自己イメージが高まるため、今の環境を変化させたいという欲求は低くなる。特に環境を変化させる動機が少ないこのような時期に行う意思決定こそ、満足の行く結果が出るという。

    幸運な人に共通する特徴

    人生の運、不運は厳然と存在しているが、どのようなタイプの人間が幸運をつかみやすいのか明らかにする多くの心理学的な調査が存在するという。彼らによると、こうした調査結果とメルリンプロジェクトの「幸運の時期」の特徴が一致するという。

    その特徴を一言で言うと、「何かを変える必要性がないときに大きな決断を直感的に行う人」だという。すべてが比較的に順調でストレスも少なく、リラックスして人生を楽しんでいる時期に、転職、大きな投資、引越し、会社の設立、結婚など人生を左右しかねない大きな決断をすることが、多くの幸運な人に共通した特徴だというのだ。当然、こうした時期には、今の人生を楽しんでいるのだから、人生を大きく変えたいという欲求は低い。このような時期に、それもさして大きな理由もなく直感的に行う決断こそ、幸運をつかむ道なのだという。

    年に数回おとづれる「幸運の時期」はまさにこうした時期なのだそうだ。ストレスがなくて今の自分の環境を全面的に受け入れているときこそ大きな決断を行う時期であり、それは満足の行く結果をもたらすのだそうだ。

    不運な時期の期間

    「不運の時期」も「幸運の時期」もあるパターンにしたがって年数回訪れるという。まず「不運の時期」だが、これは以下のパターンにしたがって時期が決定される。

    1)誕生日がもっとも否定的なエネルギーが集中するときである

    2)誕生日の2週間前から誕生日の2週間後の四週間の期間

    3)自分の誕生日からちょうど半年後に当たる日の前後2週間。半年後の月は以下を参照
    ・1月生まれ→7月
    ・2月生まれ→8月
    ・3月生まれ→9月
    ・4月生まれ→10月
    ・5月生まれ→11月
    ・6月生まれ→12月

    4)自分の誕生日の90日前と90日後の前後10日間の期間。90日後の月は以下を参照
    ・1月生まれ→10月と4月
    ・2月生まれ→11月と5月
    ・3月生まれ→12月と6月
    ・4月生まれ→1月と7月
    ・5月生まれ→2月と8月
    ・6月生まれ→3月と9月
    ・7月生まれ→4月と10月
    ・8月生まれ→5月と11月
    ・9月生まれ→6月と12月
    ・10月生まれ→7月と1月
    ・11月生まれ→8月と2月
    ・12月生まれ→9月と3月


    ちなみに筆者は10月10日生まれなので「不運の時期」は毎年以下のようになる。参考までに掲載する。

    ヤスの不運の時期
    1月1日~1月10日~1月20日
    3月28日~4月10日~4月24日
    7月1日~7月10日~7月20日
    9月26日~10月10日~10月24日

    何度も言うようだが、こうした期間は何か不運な出来事が起こることを予告した期間ではない。この期簡には何か特別の出来事があるかもしれないし、またないかもしれない。そうではなく、こうした期間にはネガティブな心理的エネルギーが高まり、このため緊張感とストレスが増大して、自分やいま自分のおかれた環境に対して否定的になるので、この時期に決断をすると不満足な結果になりやすいということなのだ。だが一方、自分や環境に対するストレスから、自分や環境を大きく変えることを願うのもこの時期なので注意するべきだという。

    メルリンプロジェクトによると、米国の医学ジャーナルに発表された調査では「自分の誕生日近辺に入院してくる患者が圧倒的に多い」のだそうだ。これはこの時期に、多くの人が高いストレスを経験していることを証明しているという。

    こうした期間を見ると筆者には思い当たるふしが十分にあるが、みなさんはどうであろうか?期間を出してみると面白いであろう。

    幸運な時期の期間

    では次に「幸運な時期」の期間だが、これは毎年以下のパターンに従うとされる。

    1)誕生日から数えてそれぞれ約2ヵ月後の日の前後2週間。2ヶ月後の月は以下を参照
    ・1月生まれ→3月、5月、9月、11月
    ・2月生まれ→4月、6月、10月、12月
    ・3月生まれ→5月、7月、11月、1月
    ・4月生まれ→6月、8月、12月、2月
    ・5月生まれ→7月、9月、1月、3月
    ・6月生まれ→8月、10月、2月、4月
    ・7月生まれ→9月、11月、3月、5月
    ・8月生まれ→10月、12月、4月、6月
    ・9月生まれ→11月、1月、5月、7月
    ・10月生まれ→12月、2月、6月、8月
    ・11月生まれ→1月、3月、7月、9月
    ・12月生まれ→2月、4月、8月、10月


    10月10日生まれの筆者の「幸運な期間」は以下だ。

    ヤスの幸運な期間
    1月28日~2月10~2月24日
    5月28日~6月10日~6月24日
    7月28日~8月10日~8月24日
    11月27日~12月10日~12月24日

    この期間も「不運な期間」と同様、なにか特別な事件や出来事が起こることを予告しているわけではない。これらの期間は、自分がリラックスして自己肯定的となり、ストレスが軽減されるので、大きな決断をするのは一番よい時期だという。自分や環境を変えた対という衝動は起こりにくく、切羽詰った状態ではないので、直感やk興味本位で大きな決断をすることが出来る。これが結果として大きな成功につながるのだそうだ。

    みなさんはどうであろうか?心当たりはあるだろうか?

    人物のサイクルからみた今後

    メルリンプロジェクトは、こうした人物本位のサイクルから意思決定にかかわる人物たちの運勢期間を割り出し、将来を予想するという方法論をとっている。この方法から見ると、民主党の大統領候補指名争いでは、オバマが大統領候補、すでに氏名争いから撤退したジョン・エドワーズが副大統領候補となる公算が大きいという。

    経済に関して

    ヘビーな話題が続いたので、今回は軽めの話題のみにするつもりだが、経済の動きに関してちょっとだけコメントしておく。

    米国金融市場は、4月半ば前後にクラッシュしてもおかしくない状況にあったが、金融機関の巨額な損失などこれを示す多くの予兆があったにもかかわらず、実際にはクラッシュどころか株価は上がり、大方の予想は完全に裏切られた。

    こうした展開になった背景には、米国証券取引委員会が各金融機関に当てた「粉飾決算を容認するレター」の存在や、FRBによる「BIS自己資本比率規制の見直し」など、市場の通常の動きからは考えられないような当局によるイレギュラーな介入や裏取引があり、金融機関の損失を市場の予想の範囲内に抑えることに成功したことがあると思われる。一部ではこれを「陰謀論」の一語で切り捨てる向きもあるが、今ではこうしたことが構造的に十分に可能であることを証明した本が出版されたのでそれを紹介する。筆者も早速注文した。

    スーパークラス

    それは「スーパークラス」という本である。すでにいくつかのサイトで紹介されているので知っている人もいるかもしれない。著者の「デビッド・ロスコフ」はクリントン政権下では商務省の幹部を務め、その後戦略コンサルティング会社「キンシンジャー・アソシエーツ」の取締役を勤め、現在は自分のコンサルティング会社を経営している。

    SUPERCLASS

    「グローバルパワーエリートと彼らが形成している世界」と本のサブタイトルにもあるように、それは実質的に世界を動かしている「人脈」に関する本である。陰謀論の枠を超え、世界を動かす実力も持った「人脈やグループ」の存在を実証的に証明した本はすでにいくつか出てきているが、この本のユニークな特徴は、パワーエリートのインサイダーグループにもっとも近いか、実質的にその一員である人物が、約150人のパワーエリートにインタビューして書かれた点であろう。背後で世界を動かしている人物たちがじつに生々しく語られているようである。

    「スーパークラス」に関するデビッド・ロスコフ本人の講演は以下で見ることができる。

    Book TV

    ロスコフの講演会

    本の紹介としてロスコフは講演会で以下のように語った。

    ・90年代から経済のグローバル化が進展してから、あらゆる産業部門で資本の集中が進み、これまで存在しなかったような巨大な多国籍企業が多数出現するようになった。

    ・例えば、50年前は米国の国防予算の規模は、米国のすべての大企業の売り上げの約2倍の大きさであったが、現在では国防予算はエクソン・モービル一社の総売り上げの約半分にしかすぎない。

    ・毎日行われる金融市場の総取引の約30パーセントから50パーセントがヘッジファンドによる取引だ。

    ・ヘッジファンドの総資産の80パーセントは、上位300社が所有している。

    ・エクソン・モービルなどの巨大多国籍企業一社の売り上げはスエーデン一国に匹敵する規模になっているように、一つの企業の経済規模が国民国家並みの規模になっている。

    ・世界の上位2000社の巨大企業には7500万人が直接雇用されているが、その家族や系列、また子会社の従業員や家族を含めるとその数はゆうに10億を超える。

    ・このように、現在の巨大企業や金融機関はかつてないほどの経済規模に達しており、その影響も計り知れないが、これらの組織はごく少数のCEOによって支配されている。彼らがパワーエリートになるが、その総数は6600名程度だ。

    ・これらのパワーエリートの三分の一はハーバード、スタンフォード、シカゴ大学など特定の20の大学の出身者によって占められている。これを40大学まで拡大すると約半分になる。それは同窓会にも似たパワーグループなので、互いによく知っている。

    ・経済の調整もこうしたインサイダーグループの機能に依存して行われることが多くなっている。例えば、ニューヨーク連銀のティモシー・ガイトナー総裁にインタビューしたが、「金融市場が危機に陥ったら、その日のうちにゴールドマンサックスをはじめ14の主だった金融機関のCEOを一室に集め、対応を協議すれば済む」とのことであった。


    このような内容から推察すると、1)経済や市場を実質的にコントロールする能力がある巨大な資金規模を持つ機関が複数存在しており、2)それらはいわば同窓会的なパワーエリートのグループによって支配されているので、3)彼らの内部的な調整によって、経済および市場の動きはコントロールできる、ということである。

    このように考えると、今回クラッシュが起こらなかったのも納得が行く。もしかしたら市場の動きは、すでに市場に織り込まれた予想の範囲内に収まるように調整されてしまい、本格的なサプライズは発生しにくい構造にすでになっているのかもしれないのだ。

    近いうちに詳しく書こうと思う。

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