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    2008-01

    2008年と今後の世界1

    みなさま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新のスピードをなんとかするといいながら、のっけから遅い更新となってしまいました。とうとう2008年になってしまいました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

    年頭から異変の兆候

    年末から年初にかけて、2008年がどのような年になるのか予告するようなさまざまな出来事が相次いで起こった。パキスタンのブット元首相の暗殺などはその典型であろう。世界をこれまで維持してきた構造と秩序が徐々に崩壊し、あたかも想定不可能な世界にわれわれ放りこまれたかのような印象を受ける。

    だが、政治的経済的な変動については次回以降に譲り、今回はもう少し違ったニュースを紹介する。

    コルマンのメール

    いまわれわれはNight5の時期におり、コルマンが予測したように事態は進行しているが、コルマンがNight5の論文を発表したのは、すでに4年前の2004年である。それ以来、コルマンのNight5に関する論文は出ていない。マヤカレンダーに関してコルマンが発表した論文で一番新しいものは昨年の5月のものである。それ以来、どのサイトでも論文は発表されていない。

    また、コルマンは昨年の半ばまではネットラジオなどに比較的に頻繁に出演していたが、出演する番組も明らかに減った。最後に出演したのはオハイオ州コロンバスにある「Radio Orbit」の2007年10月22日の番組である。番組はコルマンのマヤカレンダー解釈の全体的な解説で、現在起こっている出来事の解釈はいさいなかった。もちろんNight5に関してもそうであった。Night5という時期があることが述べられただけで、その具体的な内容の解釈はなかった。

    そこで筆者はコルマンが現在のNight5についてどのように考えているのか直接メールを出し、問い合わせてみた。するとコルマン本人から以下のようなメールがすぐに送られてきた。

    拝啓

    私の仕事に興味を持っていただきありがとうございます。現在、私は自分の私生活に集中しているため、Night5に関する新しい論文を発表する気にはなれないのです。私の本の日本語訳を出版しようとしている人がおり、近いうちに翻訳が出版されることを望みます。あなたのブログのアドレスをお教えいただけますか?添付しました論文を日本語に翻訳し、あなたのブログで議論していただいてもかまいません。

    敬具
    カール・ヨハン


    「The Hidden Agenda of The Thirteen Moon/Dreamspell Calendar」(13月/ドリームスペルカレンダーの隠された目的)と「Dialogue on the origin of the Dreamspell calendar between Lloydine Arguelles and Carl Johan Calleman」(ドリームスペルカレンダーの由来に関するロディン・アウグエリアスとカール・ヨハン・コルマンの対話)という二つの論文が添付されていた。マヤカレンダーにはさまざまな解釈が存在するが、二つの論文とも、マヤカレンダーの一つの解釈であるドルームスペルカレンダーに対して疑問を提起するという論争的な内容の論文であった。Night5に関係する話題は含まれていなかったので、翻訳は別の機会に譲る。

    いずれにせよ「私は自分の私生活に集中しているため、Night5に関する新しい論文を発表する気にはなれない」というのはちょっと残念だ。昨年の10月22日にコルマンが出演した「Radio Orbit」の番組によると、「いま生物学者としてのキャリアに戻りつつあり、生物の進化の歴史を概観した本を2009年頃に出版する」とのことである。また、マヤカレンダーに関しては「やはり2009年頃に、コルマンの解釈によるマヤカレンダーのドキュメンタリーが作成される」そうである。要するに、いまは生物学者としての仕事が忙しいので、マヤカレンダーに関する新しい論文を書く余裕はないといことのようだ。

    事情が許せば、時間をみつけてぜひ書いてほしいとのメールを送っておいたので書いてくれるかもしれない。

    余談になるが、このメールを読んだ筆者の友人は「コルマンはサバイバルの準備に入ったのではないか?」と言っていたがもしかしたら本当にそうなのかもしれない。

    地球温暖化と太陽の変動サイクル

    その間にもマヤカレンダーの正確さを証明するかのような事態が相次いで起こっている。

    いずれ詳しく記事するつもりだが、基本的なことを確認しておきたい。地球の温暖化は、人類が産出する温室効果ガスが主要な原因だとされているが、地球の平均気温の上昇が太陽の長期的な変動サイクルによって引き起こされているとする太陽原因説の立場をとる科学者も少なくない。

    事実、地球の平気気温は1856年頃からゆるやかな上昇の過程にすでに入っており、1970年代を過ぎるころから気温上昇の速度が急に早くなっているといわれている。1856年は世界で工業国はイギリ一国であり、主要な産業資本も繊維産業であった。地球温暖化を引き起こすほどの大量の温室効果ガスの発生は考えられない時代である。

    太陽には明らかに数千年や数百年にも及ぶいくつかの超長期的なサイクルが存在しており、これが地球温暖化の原因ではないかというのである。

    11年サイクル

    こうした長期的なサイクルとともに、約11年周期で変動する短期のサイクルも観測されている。これは、太陽黒点の増減を巡るサイクルであり、黒点数が50を下回ると太陽の活動は低下して非活動期に入り、これおを上回ると活動期に入るとされている。

    過去1100年間の地球の気温の変動と、太陽の11年周期の変動との関係を調査したところ、約90%の確率で密接に関連していることが発見されたということである。黒点数が増大し太陽が活動期に入ると地球の平均気温も明らかに上昇し、太陽が非活動期に入ると平気気温も下がるちうことだ。

    サイクル24

    これまで太陽はサイクル23といわれる非活動期にあった。非活動期にもかかわらず、サイクル23は活動が非常に活発で、その影響で地球の気温上昇も激しかったが、これが活動期に入った場合、予想をはるかに越えて気温が上昇するのではないかと危ぶまれていた。

    年の明けた1月10日、NASAは正式に声明を出し、新しいサイクルのサイクル24に太陽が入ったことを発表した。

    サイクル24は活動期になる。これまで400年間、黒点数は記録され太陽の活動は観測されてきたが、その中でも過去最大の活動になるだろうという。サイクル24はサイクル23よりも30%から50%は活発になるとのことである。このため、極端な気温上昇がいまから予想されている。

    2012年

    11年周期の短期サイクルには活動のピークが存在する。サイクル24の活動が頂点に達するのは、なんと2011年から2012年ということである。周知のようにマヤカレンダーが終わる年だ。ではこの年に何がおこるのか?

    NASAの予測によると、最悪のシナリオの場合、「2012年の夏には、グリーンランドをはじめ、北極圏の氷はすべて氷解し、完全に氷のない状態になるだろう」ということだ。

    ジョン・ジェイ・ハーパー

    少し前「Coast to Coast AM」にジョン・ジェイ・ハーパー博士という未来学者が出演した。国防総省の元コンピュータエンジニアで、いまは将来やってくるさまざまな危機的事態の研究をしているそうである。今回の番組では、サイクル24について特集した。

    ジョン・ジェイ・ハーパーによると、グリーンランドなどの北極圏の氷が全部溶けると、当然海水量は増大し、これによって海水面は一気に上昇する。

    さらに、増大した海水は地球の重心である赤道付近に移動するため、これによって地軸のバランスは失われ、地軸のすれが生じる可能性があるという。これは海流の循環などに甚大な影響を与えるため、これに起因する異常気象、巨大台風などが相次ぐだろうという。そして地軸のずれは最終的にポールシフトのきっかけになるだろうと予想している。

    この変動によって、沿岸部にある都市は水没し、下記の地図のような状態になるだろうと彼はいう。

    ヨーロッパ


    アメリカ


    アジア


    サイクル25

    さらにNASAは、サイクル24が終了するとすぐに今度はサイクル25に入ると予測している。

    うって変ってサイクル25では、太陽の活動が極端に低迷することが予想されている。太陽黒点数も50くらいまで落ち込み、太陽活動の低迷の結果、地球の平均気温も大きく低下する。

    NASAの研究者によると「約200年前の1793年から1830年にダルトンミニマムといわれる黒点極小期が存在し、この時は気温が極端に低下したため食糧生産は低迷し、歴史学者のジョン・D・ポストのいう人類にとっての『最後の巨大な生存の危機』を迎えた」そうである。日本ではちょうど天明天保の大飢饉の時期に当たる時期だ。

    だがNASAによると、サイクル25は200年前のダルトンミニマムよりもはるかに厳しいものになるだろうという。いわば、小氷河期の到来である。

    2012年以降われわれはサバイブできるのだろうか?

    2004年のペンタゴンレポート

    すでに4年前になるが、2004年2月に英国ガーディアン紙が当時の国防総省がブッシュ大統領に劇的な環境異変を警告したレポートの内容がすっぱ抜かれたことがある。これは広く報道されたが、危機意識の欠如からあまり注目を浴びなかった。

    「Now the Pentagon tells Bush: climate change will destroy us」

    しかしこれをあらためて読んでみると、サイクル24とサイクル25の後に訪れる世界がどのようなものになるのか的確に予言しているように思う。記事全文の訳出を掲載する。元記事は「日刊ベリタ」に掲載されていたものである。

    2020年までに地球温暖化の影響で数百万人の人々が死亡する
    【米国防総省報告書】


    ▲米国防総省が衝撃的な報告書を作成していたことを英国のオブザーバー紙が暴露した。

    急激な地球温暖化によってテロ問題などをはるかに上回る世界的な大規模戦争が起きる、と予測した米国防総省の極秘研究レポートがリークされて大騒ぎになっている。

    このレポートはラムズフェルドが推し進めている米軍改革のブレインで何十年も国防総省の顧問を務めているアンドリュー・マーシャル(82)の命令によって作成されたもの。研究チームを率いたのはCIAのコンサルタントのピーター・シュワルツ。その極秘レポートを英誌「オブザーヴァー」が入手したのだ。

    内容は衝撃的である。

    地球温暖化によって、近い将来、世界規模の気象災害が多発し、水位の上昇や砂漠化によって難民が大量に発生、水資源・食料を巡って世界中で紛争が起き、数百万人の犠牲が出る破滅的な状況になると予測しているのだ。いくつか具体的な予測を挙げると……

    1)ヨーロッパの気温は2020年までに急激に低下し、イギリスの冬は現在のシベリアと同じ気温になる。

    2)2007年までに、激しい暴風雨によってオランダの大部分が居住不可能な状態になる。カリフォルニアにおける給水システムが破壊され、南カリフォルニアの人口密集地帯への給水が困難になる。

    3)海面水位の上昇による国土の水没および旱魃による農地が荒地化し、数百万人の難民が発生する。これに対しヨーロッパとアメリカは受け入れを拒否し、事実上、要塞化せざるを得なくなるだろう。

    4)2020年までに破滅的な飲料水・エネルギー不足が発生し世界規模での戦争が勃発するだろう。

    そしてレポートは、地球温暖化・環境破壊の問題を科学的な問題から政治的・軍事的な戦略問題に転換することが、指導者が行うべき困難だが不可避の課題だとしている。

    このレポートが衝撃的なのは、反体制のエコロジストグループなどから出されたものではなく、米国防総省という保守派の拠点から出てきたものだけに、その悪夢のような未来図に信憑性があるからだ。

    さらにこのレポートは、政治的な大混乱を招く爆弾に化ける可能性が高い。

    アメリカは世界最大の温室効果ガスの排出国であるにも関わらず、経済への影響を優先して近視眼的に地球温暖化防止会議が定めた京都議定書を拒否している。このレポートは、ブッシュ政権が、こうした地球温暖化に関する科学的調査をシステマティックに矮小化して、世論を誤った方向に誘導したことを裏付けるものだ。当然、今後、大統領選挙の問題をして浮上し、ブッシュの命取りになる可能性が十分にある。

    レポートは予想される各国の被害状況を次のようにまとめている。

    ヨーロッパ 
    寒冷化によって大打撃を受ける。平均気温は最高6度まで下がり、主要な農業地帯は大規模な干ばつに襲われる。特にイギリスは2020年までに急低下し、シベリア化する。ただ、過去に蓄積した富が惨事への緩衝材となる。難民への対処は大きな問題となる。

    北欧
    年間降雨量が約30パーセント低下し、気候はシベリア並となる。

    オランダ 
    強く厳しい嵐に堤防が決壊し、ハーグなど沿岸の都市は居住不能となる。

    ロシア
    気候変動で大打撃を受け貧窮化する。

    アメリカ合衆国
    豊かな経済力と技術、資源のお陰で変動に対処しやすい。しかし、結果として国際的な貧富の差が広がり、米国への脅威を助長することになる。他にも、核エネルギーや中東の石油資源を確保するために、高いコスト負担を要求される。

    アメリカ南部
    現在より平均15パーセント強い強風を伴う大干ばつに襲われ、広い範囲で砂塵嵐 と土壌の損失を被る。

    中国
    厖大な人口とそれらがもたらす食料需要が被害への弱点となる。干ばつで裸になった地域に壊滅的な洪水を引き起こす。

    日本
    資源に乏しいが、一体化しやすい国民性が、政府の号令下、資源の節約・保存へと行動を促す。

    中東
    気候の寒冷化で石油の需要に拍車がかかり、供給はパンク寸前になる。

    オーストラリア
    国土の大きさと豊かな資源、そして、南半球に位置するという点が対処を容易にする。

    続く

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    テーマ:歴史と予言 - ジャンル:学問・文化・芸術

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