ゲリー・ボーネル氏2007年予言全訳2
ブッシュ政権の政教一致政策(※キリスト教原理主義団体を政治的に優遇し、その政治的な発言権を増大させた政策)はメデイアが(教会の)スキャンダルと腐敗をだんだん報道するようになるので、宗教的な偽善としてみなされ政治的に激しく攻撃されるだろう。純粋な信仰心に基づいた奉仕活動(※救世軍などの社会的奉仕活動)がそのもっとも大きな被害者となる。彼らを頼りにしてきた多くの(貧しい)人々を寒空の中に放り出すことになる。貧しい人々に家や食事を提供するという名目で政府が教会に巨額の助成金を与えているため、困っている人々に新たなチャンスを提供しようとしていた多くの社会奉仕活動は予算がカットされ活動停止に追い込まれている。多くの教会はこの思いがけない棚からぼたもちで巨額の利益を受けた。教会はこのお金を地域コミュニティーのために使うのではなく、日曜の礼拝にやってくる貧乏な人たちの精神的なニーズを満たすための巨大な建物を立てることに使った。だが、困っている人たちの多くは日曜礼拝に参加するにはあまりにも貧乏なのだ。
イタリアの地震によってローマの宗教的な芸術品が新たに発見されることになるだろう。何人かの聖人の墓が(地下から出てくるため)見られるようになり、聖ペテロの墓の正しい場所も明らかになるだろう。
世界経済:
中国は、ハイテクでよく装備され先制攻撃が可能な強力な軍隊を作り上げている。中国の国防費はまだアメリカよりも少ないが、中国は将来の征服を視野に入れながら国防費を支出している。結局、世界は台湾に対する態度が試される時が来るのだろうか?もしアメリカが主権国家であるイラクを侵略できるのなら、中国は、すでに歴史的な所有権を十分に主張する根拠のある台湾をなぜ占領してはいけないのだろうか?
中国が世界の富の3分の1を支配したがっていることは霊感が強くなくても十分に分かることだ(※だれでもわかるだろう)。インドは、中国が国内の富の多くの部分をすでに占有している1%のインド人特権階層に富をそのまま享受できるとの約束を与えることで、中国を利するように行動することになるだろう。
来月さらに掲載する。
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いままでまったく知らなかったことを発見しよう。
終了
この予言は今年の1月に掲載されたものである。この続きはまだ発表されていない。(ヤス)
ゲリー・ボーネル氏 2007年予言全訳1
ゲリー・ボーネル氏2007年予言全訳1
これは一般向けフォーラムにすでに掲載した2007年予言の続きである。
政治:
民主党のイメージが弱くなるため、ペロシ下院議長は初めての女性大統領になるすばらしい機会を失うだろう。女性のほうでもまだ大統領になる準備はできていないのだ。オバマ・エドワーズのコンビはロムニー・ジュリアーニ候補のコンビに敗れるであろう。この二人の共和党員は、過去8年間の大企業優遇政策や腐敗から距離をとり、アメリカを癒すことができる人物とみられることだろう。ではクリントン女子はどこにいるのだろうか?クリントン女子は民主党党大会の前に選挙から撤退することを表明し、これでクリントン夫妻の大統領選挙は終わりになる。派手な前宣伝にもかかわらず、彼女は本格的な候補者では実はなかったのだ。
米国はメキシコの国境を閉鎖することになるだろう。カリフォルニア州が採用する新健康保険制度(健康保険を全州民に一律に与える制度)が国境閉鎖の引き金となる。メキシコから多くの人が無料の医療サービスめあてに殺到するのだ。あまりにも多くの人が殺到するので、米国が侵略されたかのような様相を呈する。メキシコ政府は不法移民の流れを食い止めるいかなる方策も実施しない。民主党は(皆保険を主要な政策の一つとしているので)この件で悔しがることになる。
戦争:
興味深いことに、今年は一般の兵士を通して平和が現れる年になる。ぞれはアメリカ兵から始まる。兵士はもうたくさんだと叫び、軍の上層部に抵抗するようになるだろう。聖なる戦争という理念の矛盾に気づき始めた多くの人々には良心的兵役拒否が選択の一つになるだろう。(※良心的兵役拒否 - 宗教や個人の信念に基づいて兵役を拒否する行為)
核兵器開発の重要な煙幕になるので、イランは米国を中東の戦争に釘付けにしたがっている。イランはもうすぐ核兵器を手に入れることになる。砂漠で米軍はイラン軍工作部隊の一団と偶然に遭遇し、戦闘状態になる。イラン軍は殺戮される。イランは国際世論に訴え米国を激しく非難するが、イランは部隊を米軍に発見させ兵士の命を犠牲にするためにわざと送り込んだことが証明される。
北朝鮮が核兵器の実験を再度行ったとしても、イスラエルの存在を決して認めてはならないと喧伝するイランの潜在的な脅威からすれば実に小さなことである。シーア派とスンニ派の抗争は中東全域に拡大する一歩手前の状況にある。米国は急いでイラクから撤退するが、戦闘に備えるために部隊の一部を残しておくだろう。米軍は目標を限定し、以前よりも多くのスマート爆弾を使用するだろう。
宗教とスピりチュアリズム:
今年ローマ法王が変わる。キリスト教三千年紀を記念する法王が選ばれ、彼は教会を世界の統治者として再度位置づけしなおそうとする。青少年を性的に虐待した聖職者は教会から許され、教会は被害者にもはや賠償金の支払いをしなくなる※。(※2002年にアメリカのメディアが大々的にとりあげたことをきっかけに多くの報告が行われるようになったカトリックの聖職者による青少年性的虐待事件のこと)これまで教会は裁判所の判断にしたがっていたが、このような態度は終わりになる。先進国では多くの人々の信仰心が揺らぎ、教会には行かなくなるだろう。貧しい発展途上国の国民はまだ教会に自らの苦しみの答えを見出すことだろう。教会は、宗教をもっとも必要としているものから現金をごっそりと掠め取ってゆくだろう。他の多くのキリスト教徒はこの新しい法王を悪魔の化身としてみるだろう。
「メリークリスマス」という代わりに「休日おめでとう」という人たちからクリスマスは攻撃の対象となるであろう。マスメディアの世論調査は、アメリカの平均的なキリスト教徒は、福音派キリスト教徒※がその原理主義的なキャンペーンで行過ぎていると見ていることを明らかにするだろう。(※ブッシュも影響を受けたキリスト教原理主義の教会)
続く