2017-03

    酔っぱらいオヤジのSpiritual Meeting 第70回

    2月28日

    有料メルマガの予告

    3月3日、午前0時10分に配信される今回の記事は、3月15日からアメリカの潮目がさらに大きく変わるとの不気味な情報について紹介する。債務上限引き上げ法案の対立とデフォルトの可能性だ。

    「ヤスの勉強会」第36回のご案内

    「ヤスの勉強会」第36回のご案内

    「ヤスの勉強会」の第36回を開催します。トランプ政権の混乱は続いています。本当にトランプ政権は今後も続くのでしょうか?トランプを引きずり落とす工作が進行しています。北朝鮮も含め、世界はカオスへと向かっている可能性があります。今回はこの動きを詳しく解説します。また今回から、最後の30分を使い情報発信を希望する参加者の方に話す機会を作ります。参加者にはいろんな分野のプロの方が多いので、面白くなりそうです。

    【主な内容】
    ・アメリカが内戦に向かうシナリオ
    ・北朝鮮は崩壊するのか?日本では知られていない事実
    ・第4次産業革命の主導権を巡る争い
    ・厳しさを増す日本の状況
    ・個人のなかで噴出する「抑圧されたもの」

    よろしかったらぜひご参加ください。

    日時:3月25日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

    記載必要事項
    名前(ふりがな)
    住所 〒
    メールアドレス
    参加人数
    懇親会の参加の有無

    info@yasunoeigo.com

    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!毎回ディープな講演会をしています!

    日時  平成29年3月17日(金)18:30受付 19:00~22:00前後まで
    場所  高松生涯学習センター

    会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします。
    〒760-0040 高松市片原町11番地1
    電話:087-811-6222 FAX:087-821-8022
    会費   ¥5000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・トランプ政権の真実
    ・北朝鮮は崩壊するのか?
    ・拡大するユーラシア経済圏
    ・TPPの比ではない日米FTA
    ・エノク予言の不気味


    新しい本

    新刊本が出ます。面白い本になったと思います。よろしかったらどうぞ!

    「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来
    世界の政治・経済はこれからこう動く
    著者:高島 康司

    amazonで注文

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    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    ツイッターに書き込むことにしました。よろしかったらフォローをどうぞ。日々情報を発信します。
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    船井幸雄.com
    ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

    酔っぱらいオヤジのSpiritual Meeting 第70回

    oyasupi70

    西塚 『酔っぱらいオヤジのSpiritual Meeting』の第70回です。また、八王子にきています。今日は新しい店ですね。よろしくお願いしまーす、カンパーイ。

    ヤス 70回はすごいね。カンパーイ。

    西塚 前回はヤスさんのメルマガとも絡めて、トランプ政権の正体ということで、お話をうかがいました。だいたい3つくらいに分けて、日本人がまだ知らないような情報を流していただきました。あれからさらに何かありますか? 今、大統領令も含めて、ガシャガシャやりはじめてるようですが…刻一刻と情勢も変わっているようなので、前回のメルマガや『おやすぴ』、今この5日の日曜日の時点で、ヤスさんのお考えに変化はありますか?

    再確認、トランプ政権とは?

    ヤス トランプ政権の正体を見極めるということで、多くの地政学の専門家の間で論争されましたが、だいたい3つくらいのパターンがあります。前回の繰り返しになりますが、第1のパターンは、エスタブリッシュメント対反エスタブリッシュメントという図式で捉えるパターンです。これが一番多いですね。現在のオバマ政権までのアメリカには、大きな4つのパワーグループがあるわけです。ネオコンだし、軍産複合体だし、ウォールストリートだし、エネルギー産業というね。

       それに対してトランプというのは、本格的な意味で反エリートの政権だと。グローバリゼーションの波に乗り遅れて、没落した中産階層の怨念を背負って、その勢いに乗って立ち上がってきた政権なんだ。従って、もともと反エリートというアイデンティティーを持っている。今までアメリカのエスタブリッシュメントが主導していたようなグローバリゼーション、市場原理主義、そういうものに対して没落した中産階層の利害を代表する政権であると。政策的にはローカリゼーションだし、孤立主義だし、保護主義だという方向を打ち出している。

       これは日本でもすごく一般的で、田中宇さんとか、宮台真司さんとか、かなりの人たちがこの図式で捉えています。農民一揆的、革命的だという捉え方。だから、トランプの就任演説は革命の檄文なんだという。いってみれば、“一揆政権”というニュアンスですね。

       アメリカでも非常に人気のあるセイカーですが、ちなみにセイカーは“はやぶさ”という意味なんですが、もともと軍事ジャーナリストで国連職員だった人ですね。表に出ている著名人というわけではないですが、分析があまりにも鋭い。もともとロシア人でアメリカ移民です。ロシア語はベラベラで、ロシアの情勢に精通している上での分析なので、大変に鋭い。

       今のアメリカは非常に水準の高いネットメディアがたくさんあるので、たとえば日本で言えば『videonews.com』くらいのネットメディアがあるんですが、彼はそういうところで引っ張りだこですね。本も出してます。ウクライナがどういうふうになるかとか、よく当てる。

    西塚 メジャーなメディアには出ない?

    ヤス 出ない。本名を隠してるし。

    西塚 ヤスさんみたいですね(笑)。でも、ヤスさんは本を何十冊も出してるか。顔も出されてるし。

    ヤス そうそう。だから、セイカーは分析の鋭さから見て、僕のようなというとヘンですが、外部から普通に情報を集めているというレベルじゃないんです。ロシアの考え方がどういうものであるかとか、本当にディープなところまで分析して出してくる。

    西塚 何かパイプがあるんでしょう。

    ヤス いや、あるでしょう。なければ無理だと思う。まあ、セイカーは代表的な人ですが、それ以外にアメリカで一般的にトランプ政権を捉えようとしている人たちは、そういう「エリート対反エリート」の図式。たとえば、ジャパン・ハンドラーズっていましたね。有名な構成要因にマイケル・グリーンがいますが、彼のインタビューでも、これは本当に反エリート的な政権だという言い方をするわけです。それが第1の見方。アメリカの80%くらいがそういう見方をしてるんじゃないかと思います。

       だから、没落した中産階層の怨念を担った反エリート的な政権であるがゆえにね、予想がつかない。大枠の方向としては、保護主義だし、グローバリゼーションの否定だし、ローカリゼーション、現在の世界のグローバルな政治・経済のルールを無視することを前提にした政権だと。

    西塚 日本でもそういう見方が主流ですね。

    ヤス そうです。主要メディアでも専門家でも、だいたいそういう見方で共通してると思う。

    西塚 僕は、それはわかるんですが、個人的な希望的観測を反映させた考え方だと思うんです。客観的ではないですね。まあ、余計なことですが。

    エリートたちの内部分裂論

    ヤス それに異を唱えてるのが、F・ウィリアム・エングドール。あの人は中国の大学で教えていますね。地政学の講座を持っている。ロシアの大学でも持っている。それでドイツに住んでるんです。ドイツ在住のアメリカ人。ものすごく実証的な調査とデータに基づいて、何が起こっているのかを表現していく。今、アメリカで地政学に興味がある人だったら、エングドールは必ず読むと思います。それくらい著名な人ですが、セイカーの仲間でもあるんです。

       昨日かな、エングドールの最新のインタビューがありました。いろんなところに出ずっぱりなんですが、私の意見は反主流だと。しかし、エングドールが一番、実態に近いんじゃないか。それは、トランプが反権力のわけがない。そうじゃなきゃ、大統領になるわけがない。トランプの背後には絶対的な勢力がいる。実はアメリカのエリートそのものが分裂したんだと。トランプの背後にいるのはキッシンジャーのグループだ。キッシンジャーのグループはどこにつながっているかというと、ロックフェラーだと。

       彼らはどのように見てるかというと、ネオコンと軍産系にアメリカの外交政策をまかせた結果、ロシア敵視策がいきすぎてしまった。その結果、中国とイランとの同盟のほうに追いやってしまった。そして、ロシアと中国の同盟を中心とした強力なユーラシア経済圏ができつつある。それからアメリカは完璧に排除された。アメリカ覇権の喪失を促進させてしまったのが、ネオコン型の外交政策だった。そういう大きな反省がある。

       それを逆転するためには、ロシアに手を差し伸べて、アメリカがロシアを抱き込まなければならない。そして中国とロシアとイランを分裂させる。上海協力機構というのがありますが、そこに結集しているロシアと中国などの同盟関係の勢いを削ぐ。そういう政権を作るためにはどうしたらいいか。没落した中産階層の怒りをリソースとして使いのが一番いいだろうと。トランプ政権はそれででき上がった政権なんだというわけです。だから反エリートでも何でもない。

       だから、最終的にトランプの背後にいるはキッシンジャー。キッシンジャーの作り出した傀儡政権みたいなものである。外交政策は、ほぼキッシンジャーの手によっている。キッシンジャーはバランス・オブ・パワーということを前提にしながら、アメリカの覇権の維持を担う。キッシンジャーが70年代に何をやったか。アメリカが中国を抱き込むことによって、ソビエトから引き離す。それと同じことを今度は中国に対してやろうとしている。すなわち、ロシアを抱き込むことによって中国を孤立化させて、中国の力を削ごうとしている。

       だから前の均衡理論、バランス・オブ・パワー、地政学による同じストラテジーを今度は中国に適用しようとしているだけだ。それを実行するための政権がトランプ政権だということです。

    西塚 4つくらいあるエリート層の分裂に基づく、ある種の巻き返しの結果できた政権だというのが、エングドールの見立て。

    ヤス そうです。この見方というのは、日本でもあまり出てません。ほとんど、一揆政権という見方が中心なので。

    西塚 そのへんは、安倍内閣はどうでもいいんですが、政府というか官僚はどう見てるんですかね。

    ヤス 僕の印象では、間違ってるかもしれませんが、官僚って僕はすごく頭がいいと思ってるんですよ。いろんなきっかけで何人か高級官僚と知り合って話していると、たしかに頭はすごく切れるんですが、限られた専門分野のプロフェッショナルという感じでしたよ。

    西塚 でもあれだけ、皮膚感覚でどうしたら自分にとって得かと敏感に察知して、頭もいいからそれに基づく政策を立案して、政治家に喋らせるというのが得意な人たちじゃないですか。

    ヤス 大局は見てないんじゃないかな。

    西塚 そういう連中は、今どういうふうに見てるのかなと思うんですね、トランプ政権に対して。たしかに泡を食ったとは思うんだけど…

    ヤス どういう政権かというアイデンティティーの決定はしてないかもしれませんね。だから、トランプ政権がそれぞれ出してきたポイント、いろんな政策のうち、日本に関わる部分のみに限定して、それに対応してるという感じがしますね。

    西塚 今回、トランプとオーストラリアの首相との電話会談で、トランプが最悪の電話だと言ったという報道もありましたが、安倍首相に関しても絶対に信用しないだろうという話があります。そもそもマルコ・ルビオと仲よくなって、その次にヤバいとなってヒラリーに近づく。そして今度はトランプだと。そんなの誰も信用しませんよ。ましてやトランプのような人は、絶対コイツは信用できないと思ったはずです。

    第4次産業革命の主導権争い

    ヤス そうですね。いずれにしろ、先のエングドールの図式は今、アメリカ国内ではだんだん拡がりつつありますね。やっぱりそうだったのかと。それで第3の図式というのが、前回メルマガでも紹介したブラジルの非常に著名なジャーナリスト、ペペ・エスコバルが提示した図式で、簡単にいえば、アメリカのどの政権でも最大の課題になっているのは、アメリカの世界覇権の維持である。これは絶対的な命題である。しかしながら、アメリカは今、世界覇権を維持できる状態にはない。

       なぜなら、軍事テクノロジーでロシアに負けた。それを証明するレポートが出てきていて、CSIS(戦略国際問題研究所)ってありますね、アーミテージとかが結集している。あの出先機関みたいなもので、CNAS(新アメリカ安全保障センター)があるんですね。軍事問題専門のシンクタンクで12月14日のレポートではっきりと、われわれはロシアに軍事テクノロジーで負けたと宣言した。

       ロシアというのは、第4次産業革命で予想されるテクノロジー、AIであるとか、完全に無人化軍隊、極めて高いアンドロイドのテクノロジーとか、そういうものに基づいた軍隊が実現しかかってるというわけです。そのレベルから見ると、アメリカの軍事テクノロジーは徹底的に負けた。

    西塚 本当ですか?

    ヤス 少なくともレポートにはそう書いてある。または負けてなくても、このままでいくと負ける方向に向かっている。負けた一番大きな理由は、アメリカの民生の産業がありますね。製造業とかITとか、世界の最先端に立って第4次産業革命を主導するような立場にあるんだけど、しかし軍事テクノロジーが、民生の非常に高度に進んだテクノロジーにアクセスできるような体制になっていない。

       軍事産業は軍事産業で小さな村の中で循環してしまって、外部にある産業のテクノロジーにアクセスできていないというわけです。それが一番大きな問題だと。だから、軍事産業の生産体制を根本から変えなくてはならない。そのためには時間的な猶予が必要で、まずロシアとの関係を改善する。でも、ロシアもそう簡単にはダマされない。だからアメリカ国内で敵同士を作って、本格的に戦ったフリをせねばならない。それが権力対反権力であるとか、分裂したエリート間で戦うという図式だ。

    西塚 なるほど。前回も言いましたが、何か腑に落ちないんですよねえ、明快すぎちゃって…

    ヤス あ、3番目?

    西塚 ええ。たしかにアメリカが負けたのかもしれませんが、たとえばスーパーコンピューターでいえば中国がずっと1位で、日本も省エネ部門では1位、あとはアメリカで、ロシアなんか出てきませんね。軍事部門で機密事項にしてるのかもしれませんが、アメリカにしてもそんなに進んでないわけないと思うんですよ、AI関係で負けたというのも、何かフェイクっぽい気がしないでもない…

    ヤス その可能性はあります。アメリカというのはかなり大げさに捉えるんです。ちょっとでも自分たちの絶対的な優位が脅かされると、ものすごく警戒するんです。あからさまに警戒心を出す。

    西塚 『ジャパン・アズ・ナンバーワン』のときに日本は脅威だという、ああいう反応ですか?

    ヤス そうそう、ああいう反応ですね。だから僕は、それは十分あり得ると思う。でも、一部の分野でロシアの製兵器というのは、たしかにアメリカを超えているのは事実です。たとえば電磁パルス兵器、EMPというのがあって、あれはアメリカはまだ開発途上ですね。

    西塚 電子パルス系は、アメリカはけっこう早くからやってませんでしたっけ?

    ヤス やってる。ただ、いろいろ調べるとまだちょっと開発途上で、実践配備できてない。まだプロトタイプで。でもロシアの場合は、野戦で使われるくらいの兵器になってる。ちょっとうがった見方をすると、軍事テクノロジーというよりも、おそらく第4次産業革命を誰が主導するのかという争いだと思うんです。

    西塚 第4次というと、AIとか仮想通貨とか…

    ヤス AIだし、仮想通貨だし、アンドロイドだし、いわゆるIOT(Internet of Things)ですね。インターネットがクラウドにつながって、すべての家電に入ってくる。

    西塚 そうなると国家を超えた話じゃないですか。むしろ民間企業の話になってきますね。

    ヤス そうなんです。まさに民間企業の話なんですよ。そうした民間企業がどこに集積するのか。その民間企業の集積地を提供したところが、やはり第4次産業革命を主導するわけです。たとえば、アメリカのシリコンバレーに集積するのは事実ですね。

    西塚 中国の深?とか。

    ヤス そう。中国の一部にも集積センターがたくさんあるわけです。中ロ同盟ということを考えれば、最終的にはロシアの軍事テクノロジーの基盤として使えないこともないだろうと。だから、第4次産業革命をどこのエリアが主導するのかという争いに、僕は見えるのね。

    西塚 大きな流れでいえば、これからはどうしようもなくユーラシア圏に移っていくのは、間違いないんじゃないでしょうか? 中ロ中心でしょうけれども。

    ヤス おっしゃるように、どうしようもなくユーラシア圏に移ってるんです。

    西塚 中東あたりに対する覇権にしても、完全にロシアとか、特に中国が北アフリカも含めて全部入り込んでますね。

    ヤス ユーラシア経済圏はどんどん拡大してます。この勢いは止まらない。ただ、ユーラシア経済圏の拡大のテクノロジーになるのは、かつてのインターネットやITを中心とした第3次産業革命のものかというと、違う可能性がありますね。

    西塚 違いますね。

    ヤス あきらかに第4次産業革命、AIとか仮想通貨とか、クラウドコンピューティングを中心としたタイプのものになってくるでしょう。それに基づいたインフラが一気にできてくる。

    西塚 あっという間でしょう。特に事務系、デスクワーク系のホワイトカラーは全滅してしまう。

    ヤス ホワイトカラーがもともとあったところから見れば全滅なんだけど、ホワイトカラーがないところから出てくる。だから、ペペ・エスコバルの図式を敷衍すると、実は軍事テクノロジーだけじゃない。そうすると、トランプ政権がやろうとしていることが、ある意味で一貫して見えてくるという感じがする。

       まず、保護貿易をやる。アメリカの製造業の生産拠点をアメリカに戻す。第3次産業革命なりのグローバリゼーションのアイデアから見れば、いわゆる人件費が一番高いので、みんなそんなことができるわけないと思っている。でもトランプ政権は、考えてみえれば、本来そういうものではないぞと。

    今、トランプ・インフラストラクチャー・プランといって、アメリカ全土にインフラをどんどん建設して、アメリカ経済を後押しする、それで没落した中産階層に仕事を与えるんだってやってますが、われわれはこれから道路を造ったり、ダムを建設したりするんだなと思ってるけど、そうじゃない可能性がある。第4次産業革命のインフラなのではないか。そうすると、正しいかどうかはわかりませんが、なるほどと筋が通ってくる。

       だから、生産拠点をアメリカに戻すというのもわかるし、トランプ・インストラクチャー・プランもまさにその通りだしね。

    西塚 いずれしろ、まとめると、アメリカに覇権をもう一度取り戻す。

    ヤス そういうことです。

    西塚 そのペペ・エスコバルの記事は、何だかわからないキッシンジャーより上位の存在からアクセスがあって、お前の見方は正しいと言われたということですが、それ自体がどうなのかなあという…何かしらの真実はあるのでしょうが…

    ヤス ペペ・エスコバル自身も疑ってるんですね。自分のソースに関してはね。実証データからみると、エングドールの図式が一番実証的なんです。ジャパン・ハンドラーズが結集しているCSISは、理事にはキッシンジャーも入ってますし、今回のトランプ政権の主要な閣僚は、けっこうCSISの理事出身なんです。レックス・ティラーソンっているじゃないですか、国務長官になった。あれもCSISのキッシンジャーの同僚です。いってみれば、キッシンジャーの息のかかった人たちが閣僚の中心になっている。

    西塚 となると、『おやすぴ』の流れを知っている人ならば、キッシンジャーといえば、例のコーリー・グッドの話にも出てくるキーパーソンですから(笑)。

    ヤス 出てくる出てくる(笑)。

    西塚 いわゆる、あの壮大なストーリーにも絡んでくるわけで、エスコバルのいう上位存在とは何だというところまでいく話ですが、それはちょっとおいておきましょう。

    ヤス いくと面白いですね。その可能性はあると思いますよ(笑)。

    西塚 そういうことも睨みながら見なければいけないとは思いますが…

    ヤス ただ、エングドールでは腑に落ちない点があって、生産拠点をアメリカ国内に戻すとか、保護貿易主義をとるとか、これらの図式だけでは国内政策の整合性の説明ができない。あまりにも外交政策が中心にすぎて、内向的な政策が可能なのかどうか、そのポイントがどこにあるのかが説明できない。むしろ、それを説明できるのがエスコバルの説なんです。

    西塚 そうですね。僕もあえていってる部分がありますが、いやらしくいうと、その説明できないようなところ、何だかよくわからないところが説明されすぎてる気がするわけです。

    本来、ヤスさんがエングドールの図式だけでは説明できないという、はみ出しているというか、よくわからないエリアがあるとするじゃないですか。それは何だろうというのは、われわれというか、ヤスさんはヤスさんで探っていかなければならないようなフィールドなんでしょうが、何だろうというところをものの見事に説明したのがペペ・エスコバル的な見立てであって、僕はそこがちょっと腑に落ちないんですね。何かその…あまりにもきれいに納まりすぎちゃう。

    ヤス まあ、たしかにそうですね。

    西塚 そこに何かこう、これは正しいかどうかという直感ではなく、気に食わないというだけですね(笑)。

    ヤス それはよくわかる。第4次産業革命を誰が主導するのか、どのエリアが主導するのかということは、エスコバルは言ってないんですよ。ただ、エスコバルの記事を読んで、僕がそう思ったわけです。なぜかというと、トランプの国内政策を有効に説明できる図式がないわけです、今ね。反権力の政権ということで没落した中産階層の利害を代表するから、ああいうことをやるんだと。ただ、それが可能かといえば、それは絶対無理。人件費があまりにも高いアメリカにね、製造業の生産拠点を引き戻すなんて絶対無理だと、みんないうわけです。そういうような見方が一般的。だから、トランプ政権はバカな政権で、のちのちに学ぶよねと。そういう結論になってくる。

    でも、そういうふうに見えていても、おそらくそうではない。決定的にはずすと思う。おそらく国内政策にしても、練られに練られて考えられたものだと思う。だとしたら、国内政策に一貫した整合性を与える何かのバックボーンがあるはずなんですね。あるとしたら、第4次産業革命を主導するということがね、ひとつの説明原理にはなってくるという感じですね。

       それはエスコバルが言ってるわけじゃなくて、僕がエスコバルの記事を読んで、そのように感じたということです。

    西塚 ああ、なるほど。ヤスさんの意見なんですね。ヤスさんの意見なら知りたいですね。今のお話を聞いてわかりましたけど。

    ヤス 僕の意見は、第4次産業革命といってるけども、すさまじい産業革命の転換期なんですよ、やっぱり。第1次産業革命、だいたい18世紀の終わり、1760年代から19世紀の初頭まで、資本主義そのものの勃興期。第2次産業革命は19世紀の終わりから、20世紀の初頭にかけて。これもですね、世界史的な体制として根本的に転換するだけの力があった。それから第3次産業革命というのは、いろいろな見方がありますが、ITとインターネット、コンピューターを中心としたもので、だいたい1980年代の終わりくらいから活性化していくわけですね。それぞれ半端な社会変革じゃないわけですよ。

    西塚 そうですね。人類史に刻まれるような変革ですね。

    ヤス どうもね、トランプ政権の背後にいるのは、それを先取りした新しい社会、国際経済システムを考えようとしているところじゃないかなと思います。それは、ロシアも中国もそうなんですよ。特に中国は。

    抑圧されていた感情が解禁された?

    西塚 そうしたことは、特に日本人、ひいては世界でもいいですが、人々のマインドとか気持ちに、老若男女を含めて何か変化が起きていくものなんでしょうか? あるいは、今もうすでに起きているのか、そのへんはどう思いますか?

    ヤス いや、ものすごい大きな変化だと思いますよ。確実に進行していくこの第3産業型のテクノロジーの進化ですね。それによって、今の一番新しい概算だと、現代の一般的な仕事の47.5%が喪失するというわけです。その喪失率はどんどん高くなっていく。喪失した仕事に対する受け皿になるような新しい産業というのは出てくるのか。出てくるとは思う。ただ、出てくる新しい第4次産業革命型の産業というのは、雇える人数はごくごくわずかです、おそらく。そうすると最終的には、かなりの大きな数の人たちがあぶれてくる。

    西塚 そういう、あぶれるかもしれない本人ですね。中高年を含めた内面など、具体的な変化とか、何か感じるものはありますか? 去年から今年にかけて。 

    ヤス それは感じますね。今までの安定した自分の日常生活の基盤を奪われるわけですから。そして、それに代わるほかのものがないわけです。適応しようとしても適応できない状態になりますね。仕事そのものがない。論者の中には、第4次産業革命がもたらす新しい雇用効果があるという意見もあります。

    たとえば、よくそれで出てくるのがUberですね。タクシー会社が過当競争でどんどんなくなってくると。ほかにもいろんな仕事、サラリーマン的な事務労働とかが、第4次産業革命型のAIを中心としたシステムが導入されることによってなくなってくる。だったら、Uberみたいなシステムで食えばいいじゃないかと。これからは、そういう下からどんどん這い上がってくるようなシステムが出てくるぞという意見です。

    ただ、基本的にそうはなり得ない。なぜかというと、新しい産業革命で出てくるテクノロジーというのは、どの時代もそうなんですけど、要するに雇い入れる人間の数は少ないんです。たとえば、第1次産業革命から第2次産業革命に移ったとき、それから第2次産業革命から第3次産業革命に移ったときは、膨大な数の失業者を出しながら変わっていくわけです。彼らが再吸収されるかというと、だいたいされない。それが非常に大きな社会問題になっていく。それと同じことが起こる。間違いなく。

       そうすると、われわれが着目しなければならないのは、仕事を奪われた人たち、安定的な日常生活を奪われた人たち、没落した中産階層という言葉で要約されてますが、彼らの怨念が一般的なエネルギーになるということです。それが多くの人間の内面を支配するということです。めちゃめちゃ否定的な怨念。

    西塚 日本でも、もう出てますか?

    ヤス 出てきてる。

    西塚 そういうふうい感じますか?

    ヤス それはそうです。たとえば、2chのネトウヨ系統はだいたいそうです。インターネットが出てきてちょっとしてからですね。90年代終わりくらいからですけれども、やはり日本の昔のシステム、古い終身雇用制的なシステムが崩壊して、企業の労働者の吸収力がどんどん衰えていく。大学を出ても就職できない。フリーターにならざるを得ないような、膨大な数の若年層が出てくるということと比例して、そういう連中が出てきますからね。

    西塚 それは具体的に、たとえば去年の11月の大統領選挙でトランプが勝った今、就任式まできて、このわずかな2カ月くらいですが、そこで何か変化を感じますか? 日本人というと大げさかもしれませんが、マインドの変化といったものですが。

    ヤス 感じる。

    西塚 それはどういうことですか?

    ヤス 恨みは表面に出していいんだということ。解禁令ですね。アメリカではパンドラの箱を開けてしまったという言い方をする。人種差別は昔からあった。女性蔑視は昔からあった。イスラム教徒に対するものすごい嫌悪感は昔からあった。ただ、誰もそれを表面に出さないで生きてきた。表面に出すことは大変な破壊的な行為だと。普通の一般的な市民として見られなくなるという怖れがあった。だから、それを押し殺してきた。トランプがやったことはその解禁令だと。全部出していい。

       おそらく、その解禁令みたいなものはグローバルな現象として進みますね。だから、いってみればトランプというのは、どの文化でも使えるグローバルなコインみたいなものです。

    西塚 僕も同じようなことを感じますが、特にドゥテルテからトランプにいたって、最近でいえばミャンマーの虐殺ですね。イスラム系の少数民族のロヒンギャに対する迫害。ミャンマー人のほとんどは仏教徒なので。アウン・サン・スー・チーさんは否定しているようですが、おそらく虐殺はあったのでしょう。バングラデシュに膨大な数の人間が逃げてるようですし。それが報道されて国連が介入してきた。

       だから、そういうことが正当化されたとまでは言いませんが、ある種ものすごい極端な暴力をともなったような排除というものが、ドゥテルテ以降、何かが麻痺したのか、許されているとも言いませんが…何というか、その構図自体をみんなが平気で受け止めてしまっているような気がします。

    ヤス いや、一番大きなマインドの変化というのは、今までそういうようなことを思ってはいけない、表現してはダメだと嫌悪していたんだけど、それはいいんだと思ったんですね。許されるのだと。

    西塚 そういう意味では、たしかにパンドラの箱で、ヤスさんのいう解禁ですね。それはすごく怖いことだと思います。

    ヤス 怖いですよ。やっぱり、現実は人間の想念が創ると僕は思うのね。実際、それで動いているわけです。トランプ現象は人間の想念が創ったわけですよ。怒りがね。ということは、トランプを創り出したのと同じようなネガティブな力、抑圧したものの噴出と僕は言ってるけども、そのパンドラの箱を開けた想念の力がね、これから現実を創り出す主なエネルギーになってくるということです。大変なエネルギーだと思う。

    西塚 そして、そういうエネルギーのことをちゃんとわかっている連中がいるかもしれないと思うわけです。そういう怨念を含めた大衆のエネルギーの操り方をですね。そういうネガティブなエネルギーをどこに持っていくのか。争いなのかどうかわかりませんが、そういうことまで考えを及ばせると、ちょっと相当怖いことになるし、しかもそこにコーリー・グッドみたいな地球外生物の話が絡んでくると、もっと壮大な話になりますが、いずれにしろ暴力、強権発動が許される方向に向かっているという気がします。

    ヤス おそらくそうですよ。

    西塚 2、3年前にヤスさんに見せてもらった『アトラス・シュラッグド』、あの映画の世界に近づいているのかもしれない。実現するかどうかはわかりませんが、準備されてるという気がしないでもないですね。

    ヤス そうですね。現実を主導するひとつの想念といったものが、ギアチェンジしたんです、あきらかに。もうOKサインを出してしまったので、破壊的な想念がこれからいろんな現実を創り出していくということにはなると思う。極めて強権的だし、暴力的だという。

       そうすると何が課題になってくるかというと、どのように想念を抑止できるかということです。破壊を抑止できるような、逆に働くようなひとつの希望を持てる想念の形があるかどうか。

    西塚 僕はそういった意味で、先ほどの3つめのペペ・エスコバルみたいな、本人も疑ってるのかもしれませんが、あの見立てに眉にツバをつけて聞くわけです。ここまでインターネットが普及して、人類の想念の大きなダイナミズムが見えるようなところにきている時代ですね。そこで何者かが、その大きな想念を動かそうとしたときに、今までの村レベルとか、地域レベルとか、国レベルとは別に、大きな世界レベルの壮大な絵を描いて、その図式をある種信じ込ませるというか、そこに則って人類の意識を丸ごと操作しようとするに決まってるわけですね。

    僕はそういった意味において、そのエスコバルにアクセスしてきたようなよくわからない連中が、ある図式をガチっと嵌めていくことにものすごく抵抗があるんです。

    ヤス あまりにも規模の小さい図式の中に、壮大な現象そのものを当てはめすぎて、わかりすぎてしまうからうさん臭いという感じですね。

    西塚 それこそ、人類をマニピュレートしようとするものがあるのかもしれない。

    ヤス ペペ・エスコバルが正しいかどうかは別にして、あのような枠組みが存在し得るということは事実だと思うんですね。

    西塚 そうですね。そういう見方はできる。

    ヤス そのような見方が3つあるということは、ひとつの事実として存在するかもしれない。ただ、3つの図式そのものが、実は物ごとのポイントではないということです。

    西塚 だから常に、もし3つが主流であれば、第4に目を向けるべきであって…

    ヤス そうそう、第4って何かというと、はるかに深層にあるわけです。いってみれば、トランプのアイデンティティーが実際はどうあれ、すべての図式で変わらないのは、トランプが没落した中産階層の恨みを代表した政権であるということです。問題はそこなんです。パンドラの箱を開けたという事実です。われわれの現実を形成する想念の中で、今までは現実を形成しないような、個々のマインドの中でうまく抑圧されてコントロールされてたものが、タガがはずれたということです。

    西塚 これはどう思いますか? あえてというか、半分くらい本気で言ってるんですが、トランプは当選したんだけれども、ブッシュとゴアのときのようにですね、フロリダで引っくり返すというようなことをやろうと思えばですよ、ものすごく薄汚いことをやろうと思えば、いくらでもできるアメリカじゃないですか。

    しかもヒラリーとトランプとの競り合い、どっちが勝つのかみんなわからなかったという中で、結局トランプが勝っていくわけだけども、大きな支配層があるとすれば、これから人類を、まずはアメリカなんでしょうが、操っていくにはどういう方向がいいのかなと探っていたときに、勝たそうと思えばヒラリーを勝たせたんだけども、どっちのほうが自分たちにとって有効化と計ったときに、ギリギリのところでトランプにいったという可能性はないですかね。

    ヤス ありますよ。

    西塚 それでトランプにして、それで操っていこうという…となると僕は、エスコバルの話も半分にしろ、別の意味で信ぴょう性が出てくると思う。僕はもう、ずいぶん前からヤスさんが紹介して、コーリー・グッドの話まで出てきてるわけですから、そこまで入れて考えていいような気がします。

    ヤス だから、どのような図式かっていうよりも、われわれが現実を創り出すどの想念を解除するかですね。今回、トランプを勝たせた超越的な勢力がいてという話ですね。それがクリントンよりもトランプを好んだということは、最終的にわれわれ自身の集合的な想念の中で、現実を創り得る集合的な想念の、今まで解禁されたことがなかったあるものを解禁してしまったということですね。

    西塚 どういうことでしょうか? もう少し具体的に言いますと…

    ヤス もっというと、今まで他民族に対する恨みであるとか、異なる宗教に対するものすごい嫌悪感などが存在していた。ただ、さっき言ったように抑圧されてたわけですね。個々の内面のひとつの礼儀として抑圧されていた。

    西塚 中間層の話ですか?

    ヤス 中間層のみならずですね。すべての人間の中でだいたい抑圧されてましたよ。

    西塚 全人類といってもいいくらいな話。

    ヤス いや、そこまで極端じゃなくても、たとえば日本でもそうじゃないですか。普通に社会生活をしている市民が、極端な人種差別意識を剥き出しにするというのは、ちょっとこれは憚られるなと思いますでしょ? 思ったとしてもね。ものすごい女性蔑視の持ち主だとしても、それは公けの場で表現するということに関しては、やはり憚られるということで抑圧してるわけです。抑圧されてる限りは、コミュニケーションの題材にもなかなかのぼりにくいし、したがってそれは集合的な大きな意識を形成しにくい。

       でも、トランプの勝利以降、表に出しちゃっていいんだよということです。自分が内面に抑圧している蔑視であるとか、偏見であるとか、それは偏見じゃないと。キミの思ってるような感情とか違和感は正しいんだから、どんどん出せというわけです。出せば出すほど、それは極めて広大な集合的な意識になりますね。集合的な意識になればなるほど、それはそれで現実を創り出すための非常に大きな基盤になるわけです。逆にいうと、それが抑圧されていた間は、それは現実を創り出すひとつのチャネルとして有効化されていなかったということです。

    西塚 抑えられていた。

    ヤス 抑えられていたものが解除されたわけです。この想念にしたがって、是非とも現実を創り出してくださいという。だから今後、何が創り出されるかというと、とんでもない現実だと思うわけです。

    社会を維持していく次のシステムとは?

    西塚 僕はそれに絡めていうとですね、もちろんその通りだし、パンドラの箱が開いたということでしょうが、抑圧の大もとですね。抑圧された中間層といわれてますが、基本的には資本主義における、お金なんです。お金にみんな苦しめられているわけですよ。そうした状況が飽和状態になって、ここにきて暗号通貨とか仮想通貨といわれてることにしても、おそらく資本主義自体がドラスティックに変わろうとしているのではないか。僕はそれは次の段階へのはじまりであって、あまりだまされてもいけないんですが、いってみれば新しいシステムに移行するだけであって、これまでの貨幣が力を持った資本主義よりは、ひょっとしたらいいのかもしれません。

    でも、結局は同じことになるいかもしれません。暗号通貨にいくのかどうかはまた別の問題で、要するに、お金の奴隷などという言葉がここ数年頻繁に出てきましたが、それまでは、ほとんどの人がそんなことは思ってもみなかったわけです。お金がなければ生きていけないというのは当たり前の感覚だった。でも今、それが移行の時期にきて変わってきている。だから面白いんだけども、僕はもっともっと違うオルタナティブを提案していくという方向を見たいんですね。

    ヤス それはよくわかるんだけども、僕の視点からいうとこうなんです。現代の最先端の資本主義体制では、社会を維持することが不可能になってきたということです。多くの人がお金の問題で苦しむ。多くの人間が職を得ることができない。一方、われわれのひとりひとりの行動原則の根幹に、資本主義的な原理が非常に深くビルトインされている。

       親の保護を受けずに、みんな働くべきなんだという。働くことによって、自らの生きる糧を得るんだと。働くというのはハードな側面がたくさんあるけれどもね。安易な生活保護とか、安易なベーシックインカム制に対しては反対であるという人は、欧米でも多い。そんなに簡単にお金を与えてしまったら、人々は働くなる。社会で労働することは美徳なんだと。これは資本主義ですよ。ただ、この考え方では社会を維持できなくなってきた。

       ということは、仕事を持っているかどうかに関係なく全員食わせるためには、ベーシックインカム制であるとか、社会の維持ということをポイントにすると、まったく違った社会の考え方が必要になってくるということです。

    西塚 そういうことです。でも、ベーシックインカムという発想自体が資本主義ですから。最低のお金を配分するということなので、大枠としては資本主義です。貨幣経済なわけですね。それが今、変わろうという…

    ヤス ビリー・マイヤーがコンタクトしているプレアデス星人の世界ですね。エラ星。政府みたいなものがあって、どんなプレアデス星人でも必要なものは全部、まず政府から与えられる(笑)。社会主義云々というのではなく、社会を維持するためには違った原理が必要だということになってきた。

    西塚 まあ、そういうことです。社会主義でも何にしても、お金というものがある。

    ヤス 僕なりの文脈の中に置き換えると、西塚さんは別なものを提案したいということですね。

    西塚 僕は提案できないんですが、ちょっと言葉が足りなかったですけども、でもじゃあ、次は暗号通貨とか仮想通貨ということではなくてですね…

    ヤス 仮想通貨がどうだとか、オンラインショッピングがこうとか、ユーラシア経済圏がこうであるとか、現在われわれが目に見えているもので考えるのではなく、どんな形でも資本主義的なシステムそのものが行き詰っていて、それで社会をメインテナンスすることはできない。そうすると、社会を維持するということを重要なポイントとしておくならば、全然違う社会をモデルにして考えなければならない。そういうような提案が必要だというふうに僕には聞こえる。

    西塚 そういうことです。でも、それは新しいものではないかもしれない。昔の話かもしれない。

    ヤス それは逆にいうと、昔に出てきた思想を発掘する行為なのかもしれません。

    西塚 昔というより、古代ですね。

    ヤス 僕は、たとえば原始共産制とか、名前をつけないほうがいいと思いますね。

    西塚 そうですね。どうしても歴史的な区分になってしまうので、古くさくなるし、ファンタジーになりやすいんです。

    ヤス なりやすい。イデオロギー化しないためには…

    西塚 新しいものとして提案したほうがいいかもしれませんね。

    ヤス そうそう。プラクティカルなところから考え直したほうがいい。

    西塚 結果的に昔にあったじゃん、でいいかもしれません。

    ヤス そうなんですよ。だからね、一番怖いのはイデオロギーという価値観なんですね。

    西塚 そこですね。イデオロギーは怖いです。宗教と同じですから。

    ヤス そう、本当に宗教。だから、いっさいそういうことは語らないで、本当に純粋にひとつのモデルとして、可能性のあるものとして提案していく。

    西塚 僕は、いっさい語らないのではなくてですね、むしろ語るべきだと思うわけです。ただ、それをイデオロギーとか宗教にするのは、人のマインドじゃないですか。どんなことを語ったって、イワシの頭も信心からじゃないですが、何だって宗教になるし、イデオロギーになる。主義主張になるわけで。

    コーリー・グッドに対するデイヴィッド・ウィルコックの変質

    西塚 これまで『おやすぴ』も70回もやってきて、ビリー・マイやーその他、いろいろな名前もあがってきて、前回はデイヴィッド・アイクの名も出ました。ここにきてちょっとアレ?と思ったのは、前回も話しましたが、コーリー・グッドが来日するという情報がある中、ヤスさんはかなり疑いも持っているし、あくまでも客観的な立場で、もし機会があればそういう場にも参加したいというようなお話がありましたが、僕としては少なからずヤスさんがトーンダウンしたという感じがあるわけです。
     
       去年までは、あの情報はぶっ飛んだ情報でしたが、一番早い段階でヤスさんも情報を出されたと思います。僕もびっくりして、直接本人にインタビューしに行こうかというくらいの勢いだったわけですね。でも、前回あたりのヤスさんのお話を聞くと、話を楽しむためにもあまり近づきたくないといったニュアンスになった。そのへんの何か原因とか、お考えの転換があったんでしょうか?

    ヤス 僕の主観的な変化というわけではないんです。整理すると、最初はコーリー・グッドはすごい面白いと思った。『GAIA TV』で毎週木曜に出てくるわけです。彼が最初に出てきたのは2015年の8月ですね。かれこれ1年半続いてきている。それで、最初はコーリー・グッドが中心にしゃべっていた。コーリー・グッドが自分の体験を赤裸々に述べるわけです。それの内容は驚愕すべきものだった。彼のいう「秘密宇宙プログラム」みたいなものが、本当に存在するのかどうか。存在するとしたら、これは大変なことだ。そしてコーリー・グッドの証言というのは、えらい具体性があった。

       それに対してデイヴィッド・ウィルコックは、一方的に聞く立場です。コーリー・グッドから最大限の情報を引き出すというファシリテーターの役だった。だから、彼がどう考えているかということは、ほとんど背景に退いていた。純粋なインタビュアーに徹していたという感じです。彼のインタビュアーとしての手法がうまいこともあって、コーリー・グッドが体験したことがどんどん赤裸々に暴き出されてくる。そこに僕はすごい面白さを感じた。これはとんでもないんじゃないかと。少なくとも、その何%かが事実であったとしても、これは大変なことになる。どこまでが事実で、どこまでがそうじゃないのか、それを確認したいという欲望があった。だから、コーリー・グッドに直接会って、インタビューしても面白いかなと思ったんです。

       それがですね、去年、インタビューから1年くらい経ったあとですね、だいぶGAIA TVのインタビューが変質してきたんです。特に10月、11月くらいから変質の度合いが大きくなった。デイヴィッド・ウィルコックが中心になったんですね。デイヴィッド・ウィルコックはアセンション主義者です。彼自身が持っているイデオロギーといえるかもしれない。または世界観ともいえる。少なくとも、彼が物ごとを理解していくとき、これからのスピリチュアル的な世界が変化する方向を見据えたときに、認識する枠組みですね。そういうアセンションの枠組みの中に、コーリー・グッドを埋め込むという逆のベクトルになったんです。コーリー・グッドはコーリー・グッドで、それに対して、へえーとか言って、簡単に埋め込まれていく。そのへんからね。かなり興味が失せた。

       つまり、デイヴィッド・ウィルコックが持っているアセンション的なイデオロギーを証明する材料として、コーリー・グッドが使われるという図式になってきた。そのへんから相当、冷めたということです。

    西塚 ちょっと僕の印象と違うのは、コーリー・グッドの話が出てきたときに、あまりにも面白い話だし、刺激的な話だから、『おやすぴ』でも取り上げて話をしました。そのときヤスさんから、デイヴィッド・ウィルコックは実はこういう人間だったという話を聞きましたね。いわゆるアセンションブームの火付け役でもあったし、しかもベンジャミン・フルフォードさんがわるいというわけじゃありませんが、そのへん、ある種の勇み足みたいなこともちょっとあったという話も聞きました。だから、今回のコーリー・グッドの話も色眼鏡をかけて見て、警戒というわけでもないですが、そういうふうに見ていたとおっしゃっていた。

       それがだんだん、話の内容自体があまりにも壮大になってきたし、話としても整合性がとれていた。これは面白いのではないかと、僕もだんだん興味を持っていったし、『おやすぴ』でもさんざん取り上げました。デイヴィッド・ウィルコックも、かつてのアセンションブームの牽引者というよりは、むしろ徹底的にコーリー・グッドを疑ってかかっていたわけです。いろいろな質問をして探ってみたり、お前インチキじゃねえか?くらいの意地悪な質問をしたりしたということがあって、その姿勢はいいよねという話もしましたね。

       だから、むしろデイヴィッド・ウィルコックはアセンションブームからある種抜け出して、もうちょっと客観性を持ったインタビュアーとして、ヤスさんも見ていたと思います。しかも、コーリー・グッドの話はどんどん面白くなっていく。毎回『おやすぴ』でも話したという状況がありました。

    ヤス でも、やはり一番大きいのは、インタビュアーであるデイヴィッド・ウィルコックの変質ですね。

    西塚 そんなに変質しましたか?

    ヤス 最初は、純粋なインタビュアーとしてのデイヴィッド・ウィルコックだったんです。コーリー・グッドからできるだけ細かな事実を引き出すという。

    西塚 去年の暮れころまで、そんなに変わってなかったような印象がありますけども…

    ヤス 比較的最近なんですよ、変わったのは。

    西塚 そうですか。僕もいけないんですが、ちょっと『おやすぴ』のアップの間があいたときから、彼も変わった…

    ヤス 変わった。ウィリアム・トンプキンスというね、グラマン社の秘密プログラム、Solar Wardenの設計をしたとか、彼が出てきたくらいまではよかった。そのあとにも何人か証言者が出てきて、紹介していない部分もあるんですが、それまではよかったんです。去年の冬くらいかな。急激に変わってきた。『ラー文書』がブルーエイビアンズと同一の存在で、それをコーリー・グッドの口から言わしめることによって、実は、僕が長年言い続けてきたアセンションが起こると。そういうアセンション的なイデオロギーのほうに無理やり引っ張っていく。それから、ガーッと冷めてくるんですね、僕は。

    西塚 アセンションの信奉者というのは、何か根強いこだわりがあるんでしょうね…

    ヤス デイヴィッド・ウィルコックは、コーリー・グッドと個人的な信頼関係がしっかりあると思うんだけども、その信頼関係を土台にして、デイヴィッド・ウィルコックが本来持っている世界観のほうにねじ込むわけですよ。それに対してコーリー・グッドは唯々諾々とハマっちゃうわけです。そうすると、最初のコーリー・グッドの生(なま)の存在、生の証言が放っていた輝きが全部、失せてくるわけです。

    西塚 意外と引っ張られそうな人というか、洗脳されそうな感じはありますね、コーリー・グッドという人は。

    ヤス そう。そのあたりから面白さの情熱が引いてくるというのがあった。

    西塚 例のコーリー・グッドを呼ぶという話は、まだ進展ないですか?

    ヤス まだ進展はしてないようです。

    西塚 早く進展させてほしいですね。ぜひ、ヤスさんと対談してほしいです。昨年『おやすぴ』でも、ロフトプラスワンの小さなイベントでしたけれども、コーリー・グッドについて話しましたから、落とし前というと言葉はわるいですが、ちゃんとつけたいですね。質問とかもぶつけて。

    ヤス そう。今もメルマガで紹介はしているけれども、かつてのようなワクワク感と面白さはないですね。デイヴィッド・ウィルコックのアセンション思想の要約みたいになっているから。

    西塚 どこかで、決着というと大げさだけれども、中間報告というか、今のところこういうことじゃないかというのは、ちょっとやりたいですね。

    ヤス そうですね。

    西塚 今現在のわれわれというか、特にヤスさんの見解としては、こういういきさつで、こうだと思うということ。

    ヤス われわれがこの問題を取り上げた2016年の前半から何があったか、基本的にこういうことだったのではないかという。

    西塚 それは発表しましょう。昨年のイベントにきてくれた人たちもいますから。

    ヤス そうですね。

    FXと人類の集合意識の波動

    ヤス これから日本には、確実に不況がきます。不動産業界を中心に破たんの波がくると思います。個人レベルでいろいろ問題がある人がいるのは事実ですが、これまで何とか暮らしてきた人が、どんどん食べられなくなってきている。だから、たとえばFXの手法でも何でも僕が身につけられれば、稼ぐ方法はこれだと教えられるかなとも思うんですが…

    西塚 僕も昨年、別の理由でいろいろ勉強しました。そこにはAIの問題も出てくるし、金を稼ぐのはそういうことにまかせてもいいんじゃにかと思って、ちょっと調べたんです。それでちょこちょことやってみた、5000円くらいで。たしかに儲かることはわかります。でも、詐欺が横行してるのと、高城剛さんなどにいわせると、これからFXをやるのは自殺行為だと。なぜかというと、相手はAIなわけです。相場師とか株屋なんていうのは昔の話で、当時は人間の勘と人脈による情報収集能力で何とかなって、大金持ちになった人がいっぱいいる。

    でも、今は相手はAIです。どういうことかというと、プロのボクサーになるといって脱サラして、1年も2年もものすごく体を鍛えて、完璧にしたとします。でも、いざ戦おうとすると相手はマシーンで、1秒間に何百発もパンチを繰り出してくる。そういうようなものだというわけです。だから、これからのFXとか、トレード関係の仕事は自殺行為だという意見もあるんですね。

    ヤス よくわかる。

    西塚 とはいえ、それを逆手にとったりすることもできるかもしれない。特にバイナリーオプションなんてのは二分の一ですからね。上がるか下がるか。でも、それも操作されてたらどうするのか。パチンコと同じで、みんなパチンコに行って、勝った負けたとやってますが、基本的に大きなところで決まっている

    ヤス 基本的にみんな操作されてますよ。AIなんて、かなり早いうちから入っていた。ただ面白いのは、個人もAIが使えるところまで落ちてきたということです。だから、かなり高度なAIの自動売買システムというものが、かなりアベイラブルなものになってきている。いずれにしろ、これは使ってみても面白いかなとは思います。

    西塚 そうですね。

    ヤス でも、実は僕はFXとかと投資にはほとんど関心がない。なぜかというと、ちょっとデモ口座を開いてやってみたんです。たしかに儲かる。1日、2万とか3万とか儲かるんですよ。でも、やってみて思ったんですが、やはり虚しいというか、これでお金を稼ぐということの無意味さです。嫌悪感があってダメなんですね。

    西塚 僕もそうです。これは僕の言葉ではなく、あまり好きな表現でもないんですが、「命を削られていく感じ」と言った人がいました。でも、わからないでもない。

    ヤス これはやめたほうがいいというか、少なくとも僕はできない。

    西塚 僕もできません、でも、ひとつの可能性としては、それこそAIですよ。5000円とか1万円を突っ込んでおいて、勝手にやってくれるのなら、それはそれでいいんじゃないかと。大負けしなければ。

    ヤス そうそう。だから、その勝手にやるAIを監視できるくらいの知識はいる。あともうひとつは、最近ちょっと関心を持っているのですが、アメリカにサイクル研究所というのがあるんですね。1929年からはじまった大恐慌があるじゃないですか。当時、フランクリン・ルーズベルトになる前の、大恐慌を引き起こしたといわれるフーバー政権の経済顧問がいた。エドワード・デューイという人なんですが、この人は、なぜこのような大不況が起こったのか、ということを考えることに生涯を費やした人なんです。財務省の主席経済顧問だったんですが、当時でいえば、反主流の理論を唱えた。

    サイクル理論です。経済を司る普遍的なサイクルがあるんだと。それはジュグラーサイクルだとか、コンドラチェフサイクルというところからはじめるんですが、その結果、ある面白い発見をした。ある特定の分野のサイクルがあるとすると、全然違った分野のサイクルとシンクロしているのがわかった。同じ波形を描くとかね。それは比較的今でも知られていることですが、たとえばモンタナ州のシマリスの増減のサイクルと、天然ガスの価格の変動のサイクルがピッタリ一致しているとかね。それくらい距離の遠い波動が一致するわけです。

    そうすると、みんな部分的なものの振る舞いである可能性がある。だからFXをやってると、グラフの波形などを見てて、もしかしたらこれもそうかもしれないと。だったならば、これはちょっと面白いなと思いはじめた(笑)。

    西塚 僕もそう思います。何でシンクロするんですかね。

    ヤス デューイはそれにのめり込んでしまう。ただ、それはあまりにも反主流だったので、拒否はされるんです。戦争のサイクルと人間の認識のサイクルとか、全然違った分野とシンクロする。当時の科学から見ても、現在の科学から見ても、トンデモ系として扱われますよね。ただ、ビリー・マイヤー的にいえば、宇宙の掟のひとつ、普遍的な振る舞いのひとつの表現といえるのかもしれない。そのようにして見ると、波動そのものというのは面白いなと関心はありますね。

    西塚 面白いですね。この世はすべて波動といってもいいくらいですからね。全部、絡んでるということです。

    ヤス 波動の動きに人間の集合的な意識も関係するとするならば、特にトランプ政権とか、ドゥテルテとかね、このような波はヨーロッパの中にもどんどん出てくると思う。だから、人間が今まで押し殺してきた、まさに抑圧されたものの噴出のサイクルがどんどん勝ち残って、それによってネガティブな現実が創り上げられていくという想念の過程に入った。

    西塚 そうですね。

    ヤス その想念の動きというのは、改めて読み取ることができる、目に見えるようなひとつの波動になるのかもしれない。だったら、この波動を解説して読み込むという技術は、何としても手に入れたいと思ったんですね。

    西塚 僕はそのひとつが、やはりWeb Botだと思うわけです。

    ヤス Web Botだと思う。

    西塚 ヤスさんのその、ひょっとしたらですね、さっきちょっと腑に落ちたというとヘンですが、ああそういうことなのかなと思ったのは、ヤスさんが抱いたFXに対する嫌悪感みたいなものは、前回のお話でも出たように、やはりWeb Botに対してもちょっと似たような形で、具体的にどれくらい近いかはわからないけども、何かやっぱりあったのかなと…

    ヤス ああ、ただFXに対しては、それで稼ぐということを目的にすることの虚しさというか、いやな感じがした。ただ、今のWeb Botというのは、かつてのシナリオじゃないんですね。全然新しいシナリオで、相当な程度当たる。たとえばひとついえば、Web Botで1月25日が転換点だといってたわけです。それでダウが20000ドルを超える。それとともにビットコインもどんどん上昇するだろうし、金価格も上昇する。1月25日は多くの転換点として、データとしては存在するとのことだった。

    そうしたら、ダウが20000ドルの大台を突破したのが、本当に1月25日だったんですね。

    西塚 珍しく日にちが当たったわけだ(笑)。

    ヤス それ以外も、最近のWeb Botの的中率にはすごいものがある。

    西塚 今までは日時は別として、現象としてはわりと的中率が高かった。今は何だか知りませんが、タイムラインが短くなって、Web Botすらも的中率が上がってきたということなのかな。

    ヤス 上がってきた。今までの的中率が低かったWeb Botというのは、同じシンリオの繰り返しだったんですよ。何かというと、アメリカでハイパーインフレーションが起こってアメリカ経済が崩壊してね、ドルが紙くず化して、食えなくなった人たちの広域自給自足経済圏みたいなものができあがると。それを中心とした新しい文明が栄えてアメリカが変化する、みたいなシナリオがずーっと出るわけですね。どこを切っても同じ金太郎アメみたいなものです。それは見飽きたということです。それがWeb Botへの関心を失った一番大きな理由ですね。

       ただ最近は、そのシナリオがガラッと変わったんですね。読んでいると面白い。そうするとWeb上でも、Web Botファンみたいのが出てくる。そしてYouTubeのビデオに出すわけです。クリフ・ハイから許可を得て、半分くらいだったら要約してもいいと。

    西塚 そういう人が出てきた。

    ヤス 出てきた。彼らのYouTubeのアクセス数もすごいです。また当たったと。

    西塚 今度、『おやすぴ』のチャンネルも作りましょうか。

    ヤス いいですよ。チャンネルなんか簡単にできますから。

    西塚 最初は何回か、ヤスさんにYouTubeに上げてもらいましたからね。

    ヤス ええ。初回とか2回目の『おやすぴ』は、覚えてますか? 「憑依ってどう思いますか?」とかってやってた(笑)。話がよくわからない方向に行って、何をしゃべっていいかわからなくなって、集合無意識とかいろんなことを言っていた。

    西塚 そうでしたね(笑)。今度、五目舎でチャネルを作るろうかな。そこにお招きするという形で、僕はインタビューしてお聞きするという立場で。

    ヤス 最近は、日常生活そのものを相対化するような超常性とは何かと考えるんですが、やはり宗教体験ですね。極めて伝統的な宗教体験、魂に迫る宗教体験、場合によってはそういうものがですね、これからはかなり大きくものをいうような時代に入ってきたかなという感じがします。

    西塚 なるほど。僕は以前から高城剛さんの活動に注目してますが、彼は90年代の後半から、21世紀のテーマは間違いなく、宗教と哲学だといっています。

    ヤス そうだと思う。

    西塚 もう3時間を過ぎましたので、ちょっと途中ですが、今日はいったん終えましょう。ヤスさん、ありがとうございました。

    ヤス いえいえ、こちらこそ、どうもどうも。


    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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    酔っぱらいオヤジのSpiritual Meeting 第69回

    2月9日

    有料メルマガの予告

    2月10日、午前0時10分に配信される今回の記事は、トランプ政権になってから排除が進むジャパンハンドラーの大きな影響について詳しく書く。予想を超えた変化がいま日本に起きている!

    「ヤスの勉強会」第35回のご案内

    「ヤスの勉強会」の第35回を開催します。やっとトランプ政権の実態が見えてきました。前回の勉強会では、これを詳しく解説しました。今回は、相次ぐトランプ政権が発している大統領令の本当の意味と、それが向かう方向をひとつのポイントにします。

    【主な内容】
    ・内戦状態になるアメリカ
    ・日本では報道されないユーラシア経済圏の発展
    ・トランプ政権の本当の狙い、第4次産業革命
    ・厳しさを増す日本の状況
    ・どうやって「抑圧されたもの」と向き合うのか?

    よろしかったらぜひご参加ください。

    日時:2月25日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

    記載必要事項
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    参加人数
    懇親会の参加の有無

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    新しい本

    新刊本が出ます。面白い本になったと思います。よろしかったらどうぞ!

    「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来
    世界の政治・経済はこれからこう動く
    著者:高島 康司

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    ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

    酔っぱらいオヤジのSpiritual Meeting 第61回

    oyasupi48

    西塚 みなさん、こんにちは。『酔っぱらいオヤジのSpiritual Meeting』の第69回です。今日も八王子の居酒屋にきました。ヤスさん、よろしくお願いします、カンパーイ。

    ヤス どうもどうも、カンパーイ。先日も話してましたが、今、何か本の出版を手掛けているとか。

    西塚 はい、復刊ですね。GLAの高橋信次氏の側近の方が書いた本です。

    ヤス 内容は面白いですか?

    西塚 面白いです。ヤスさんと同じで客観的なんです。著者もおっしゃってましたが、Investigative Reportですか、アメリカの調査報道の手法で書くジャーナリストですね。GLA自体、高橋氏が亡くなる前後に混乱というか、ちょっと方向が変わっていったようなんですが、そのあたりのことを現場にいた人間として客観的に記録した本です。高橋氏の貴重なエピソードなんかもあります。

    この『おやスピ』でも以前から話題に出てますが、今後はスピ系でも何でも、ちょっと混乱といいますか、いろいろと有象無象が出てくると思います。何かの判断をするときには、一度このサイトを訪ねて、こういう人たちの本とかデータに触れてほしいという思いで取り組んでるんですが、そういう主旨だったらということで著者も協力してくれたんです。

    ヤス まだ、あるんですか? GLAは。

    西塚 あります。

    ヤス まあ、仕事はちゃんとやってるようなので、取り合えずはエライ!(笑)

    西塚 いやいや、仕事するのはそれは当たり前ですけど…

    ヤス アハハハハ!

    西塚 今日、あるライブにいってきました。ライブが終わって、そのライブで朗読した作家さんとか、ペインティングでコラボした絵描きさんとか、生物学者とか、スタッフたちと一緒にちょっと飲んだんですが、その作家さんというのは、祭文ってご存じですか? 日本の伝統芸能ですね。その作家さんは、その祭文語りとか、デロレン節、あと浪花節とかのイベントもプロデュースしてる方で、ご自身も三味線を弾くという…

    ヤス へえ…

    西塚 祭文なんて今はないんじゃないですか?って言ったら、いや、あると。語る人がいるんですか?と聞くと、いるって言うんです。どこにいるんですか?と言ったら、八王子にいると。

    ヤス あ、そう!

    西塚 そうなんです(笑)。この八王子なんです。他はほぼ全滅らしいんですが、八王子に残ってる。

    ヤス 八王子のどこに残ってるんですかね。

    西塚 そこまで詳しくは聞かなかったですが、八王子に残ってるし、八王子にいらっしゃるそうです、祭文語りをする人が。

    ヤス 八王子でやってるんですか?

    西塚 たぶん…今日聞いたのでちょっとわからないですが、調べてみます。でも、八王子には置屋もあるみたいだし、そういった粋筋も残ってるから、いろいろとまだ奥が深そうですよ。

    ヤス 面白いな、それ。どこかでパフォーマンスやってたら、聞きにいきません?

    西塚 ええ、いきましょう。そういうことをプロデュースされてる作家さんなので、今度きますか?と言われたので、ええ、ぜひということで、何かあったらお誘いします。

    今日のライブは、末森英機さんという昔からの僕の知人というか先輩なんですが、福島の仮設住宅でもライブをしてる人です。ミュージシャンでも何でもなかった人なんですが、中川五郎のイベントをプロデュースしてるうちに、いきなりミュージシャンになっちゃった。話すと長いんであれですが、インドのディネーシュという人と一緒にツアーをしてるんです。このディネーシュという人はインドのお坊さんで、バラモンです。
       
    末森さんのことは昔から知っていて、当時はものすごい酒飲みで、ぶっ倒れて病院に担ぎ込まれたときは、ガンマGTPが4000あったという人ですから。医者に死体の肝臓だと言われた。今は一滴も飲みません。飲んだら死ぬって言ってましたね。まあ、激しい人ですが、僕の周りにはそういう人が多いんです(笑)。

    ヤス まあね、知ってますよ(笑)。

    西塚 そういえば、ヤスさんが暮れに出されたヒカルランドの書籍も評判がいいようですね。

    ヤス そうなんです。瞬間風速だけど、アマゾンのスピリチュアル系で1位でした。総合でも100位くらいだったかな。

    西塚 すごいじゃないですか。売れてますね。

    ヤス それで今回、コーリー・グッドを呼ぶという話があるようなんです。

    西塚 え? 呼ぶんですか! すごい! ヒカルランドがですか?

    ヤス おそらく、そうでしょう。

    西塚 ヤスさんと対談ですね。

    ヤス いや、僕はちょっと距離をおきたい気もするんですね。

    西塚 いや、やるべきだと思いますが…

    ヤス コーリー・グッドはいい人だとは思いますが、かなり疑いも持っているので。

    西塚 え? ちょっと当初と意見が変わりましたね、微妙に…

    ヤス 面白いことは、面白いですよ。

    西塚 面白いですよね。僕は疑うのではなく、ずっとひとつの可能性としてはあるなと思っていました。ある種の直感というか皮膚感覚として、ん?というのはありましたけども…

    ヤス えらい面白い。えらい面白いんだけど、その面白さを享受するために、仲間にならないほうがいいのではないか。ずっと観客でいたいという欲望が強くなりました。客観性を保つためにも。

    西塚 でも、会っても客観性を保つことはできるんじゃないですか。

    ヤス そうですね。そういう意味で仲間にならなければ、やりますけど。

    西塚 すごいな、コーリー・グッドが来日するんだ…今、調整してるってことですかね。いずれにしろ形式はどうあれ、インタビューや対談をするならヤスさんしかいないでしょう、今の日本では。

    ヤス いやいや、そんなことはないですよ。

    西塚 いや、ありますよ。当たり前じゃないですか。

    ヤス 最近、講演会の依頼がよくきますね。

    西塚 ヒカルランドですか?

    ヤス そうですね。僕単独の場合もあるんですが、(ベンジャミン・)フルフォードさんとか、副島(隆彦)さんとかと一緒だったり。それで書籍にもなったりします。だから講演会でも、ちょっと危ういことが言えなくなったというか(笑)。

    西塚 著者チェックはありますよね?

    ヤス あるある。

    西塚 そこでガッサリやればいいんですよ。おっしゃりたいことはおっしゃって、聴衆を沸かせて、あとは著者チェックは入れてカットすればいいんです。講演会と公刊の本は違いますからね。

    ヤス カットしたら読むところがゼロになってしまう(笑)。

    西塚 それは上手にやってください(笑)。よく芸人も言いますが、特に落語家はホールの落語会とか寄席で、テレビでは言えないけどここでは自由に言えるからいいと、平気で好きなこと言いますからね。(快楽亭)ブラックのデヴィ夫人の話なんかすさまじいですよ。そういうものなんですね。平場ではガンガン言うけれども、公刊本になるとチェックも入るし、なかなか出せない。

    だから、ヤスさんも講演会ではガンガンおっしゃって、本はチェックすればいいですね。ヤスさんのお話は、こうして『おやスピ』でも面白い話がたくさんあるので、講演会では遠慮なさらずに話してください。聴いた方もヤスさんのブログをチェックするんじゃないですか。

    ヤス まあ、『おやスピ』もちょっと今のところ掲載を中断してますが…(笑)

    西塚 あ、すみません。これは僕のせいですね。書き起こすのが遅れています。まず、このぶんからはやります。

    トランプ政権をめぐる3つの図式とは?

    ヤス いえいえ、まあ出版界の話ではないですが、今後のひとつの流れとしては、トランプ政権とは何か、ということがありますね。

    西塚 今回のヤスさんのメルマガでも、いろいろと海外の情報をリサーチして紹介されてますね。僕もだいぶトランプ政権がどういうものなのかということを勉強させていただきました。今現在、メルマガから何か変わったというか、ヤスさんご自身の新しい情報とか、お考えはありますか?

    ヤス ありますね。これは昨日の講演会でも話しましたが、トランプ政権に対して3つの図式が出ています。ひとつは、トランプというのは完璧に反エリート、反エスタブリッシュメントの政権であると。エスタブリッシュメントに対するアンチテーゼなんだという理解ですね。日本では田中宇さんなどがこの図式で見ています。トランプが目指しているのは普通の国のアメリカで、多極化を容認していると。

    それに対して、いやいやそうではなく、クリントンを支持する軍産とネオコンと、エネルギー産業とウォールストリートの分裂がはじまったのだと。それぞれ全然違ったアジェンダを目指しているわけです。トランプ政権側についたエリートたち、エネルギー産業とウォールストリートは、軍産系らはロシアを敵視して失敗しただろうと言うわけです。逆に中ロ同盟を強化し、ユーラシア経済圏を強化してしまった。とんでもないことだと。お前らのやり方ではアメリカの覇権というのは維持できない。だから一回ロシアを抱き込んで、中ロ同盟に亀裂を生じさせるんだというのが、トランプの背後にいる勢力である。つまりエリートの分裂です。こう主張するのが、F・ウィリアムズ・エングドールです。日本では副島(隆彦)さんなどに支持されてますね。

    そして、全然違うのが2、3日前に現れた図式で、それをメルマガに書いたんですが、実はエリートは分裂してないというんです。分裂してるように見せかけてるだけで、トランプ政権というのは第4次産業革命を担った政権であると。これから第4次産業革命という恐ろしい波がやってくる。その体制をアメリカ国内で作り上げるための政権なんだというわけです。

    だから、もうグローバリゼーションといった過去のシステムは必要ない。第4次産業革命を主導できる体制をアメリカ国内で構築する。そうじゃないと、中国とロシアに第4次産業革命の主導権を握られてしまうぞ、という政権だという。なぜ中ロが脅威かというと、第4次産業革命の先端的なテクノロジーに基づく軍事テクノロジーは、基本的にアメリカはロシアに負けてるからなんです。

    西塚 負けてるんですか?

    ヤス 最近発表されたシンクタンクのデータによるとそうです。徹底的に負けている。負けているので、アメリカの軍事テクノロジーを最先端の状態にもっていくためには、まず軍事産業を再編成せねばならない。それで重要なことは、今のアメリカの製造業の最先端の部分にアクセスして、第4次産業革命に基づく新しいテクノロジーを導入して、新しい製造業をベースにした軍事産業に再構成せねばならないという考え方です。ロシアのほうが今は先にいってるので、ほっとくと中ロ同盟のほうに第4次産業革命の主導権を握られてしまう。だからトランプ政権はそれを阻止して、アメリカに主導権を取り返すための政権なのである。これが今、一番新しい見方です。

    西塚 海外に出てしまった国内の製造業を取り戻すという。

    ヤス 取り戻す。トランプのいう国内の巨大なインフラ投資は何かというと、第4次産業革命型のインフラ投資なんです。いわゆる道路を造ったり、既存のものを整備するということもやるでしょうが、あくまでも第4次産業革命型のインフラ投資をアメリカ国内でやるんだということです。

    西塚 メルマガにも書いてありましたが、それはブラジルでしたか、ペペ・エスコバルの記事ですね。彼にコンタクトしてきたという、よくわからない人によれば、そういうことであるという…

    ヤス そう。ちょっとほかの記事を読んで、ここ2、3日調べたら、もともとは第4次産業革命ということだった。第4次産業革命に基づく最新の軍事テクノロジーというとんでもないものが出てきた。しかしそれは、今のアメリカの産業体制では無理だと考えてるわけです。

    西塚 じゃあ、トランプが就任演説で“強いアメリカ”とか何とか言ったのは、そっちの意味のほうですか?

    ヤス そっちの意味です。

    西塚 アメリカの覇権をもう一度ですね。

    ヤス そうです。覇権をもう一度なんですよ。だから、全部その通りなんですよ、彼の言ってることは。

    西塚 みんな、ちょっと誤解してますね。

    ヤス 誤解してる。これをわからないと、おそらくトランプ政権の実態はわからないだろうと思います。

    西塚 わからないですね。今3つありましたが、これはペペ・エスコバルの記事の話ですね。本当のところはちょっとわからないにしても、少なくとも大きな図式が今3つあるということです。ヤスさんがメルマガでそうした情報を整理してくれたからわかりますが、そうじゃないと一面的に理解してしまって、これでエスタブリッシュメントがぶっ壊れるんだからいいことなんだと。僕もいいことだと思っていますが、でもほかの見方も見ないといけませんね。一面的になりすぎるとヤバい。

    ヤス ヤバい。意味の図式を決定して、それで終わってしまう。そうじゃない。これもメルマガに書きましたが、ロシアを説得していくためには、時間的な余裕がわれわれには必要なんだと。時間的な猶予です。第4次産業革命の生産拠点をアメリカに作って、そのテクノロジーをベースにして新しい軍事産業を作り上げる時間的な余裕が必要である。そのためには何が何でもロシアを抱き込んで、いい関係を築かなければならない。その手段として、キッシンジャーとブレジンスキーをフロントにして、アメリカの内部に敵同士を作って、われわれはそれを本気で戦わなければならない。戦うフリなわけですが、本気で戦う。そうしないとロシアは納得しないという(笑)。

    西塚 僕もメルマガを読んだとき、そこに気が留まって…

    ヤス ちょっと違和感があった?

    西塚 いえ、果たしてうまくいくのかなと。第4次産業革命にいたるまでには、今のアメリカは弱体化しているから時間を稼がなければならない。だから、内部にそういう構図を作っておいて、要するにプーチンをダマさなければいけないわけですね。でも、プーチンは簡単にはダマされないでしょう。

    ヤス そうそう。

    今のプーチンは本物か?

    西塚 話は突然が変わりますが、プーチンといえば、あのプーチンは本物ですか?

    ヤス 本物じゃないという話はありますね。プーチンの奥さんがそう言ったという…

    西塚 そうですね、ドイツのメディアのインタビューで別人だと話してます。確かに今のプーチンは、どう見ても別人なんですよ。

    ヤス それはよくいわれる。

    西塚 まあ、それは余計な話になってしまいますが、先の3つめの図式にしても、もし別人ならそれはどういうことなのか…いずれにしろ、僕はあれは別人か、プーチン自身が整形したか、どちらかだと思いますね。まったく違いますから。

    ヤス 知ってると思いますが、プーチンが処刑されるという寸前の映像がありますね。

    西塚 ええ、YouTubeにも出てますね。

    ヤス あれを見ても、やはり今のプーチンとは顔が違う。でも、ロシアの指導者はときどきああいうことをジョークでやるともいわれてます。刑務所の中に入ったりして、自分自身がトリックスターになって、民衆のガス抜きをするということらしいんだけど、その一環なんじゃないかという話がある。ただ、本当かどうかはわからない。

    西塚 でも、別人に見えますね。元奥さんの証言も大きいですよ。仮にいくらダンナが嫌いだったとしても、あそこまで言うかな。

    ヤス 別人だと言ってますね。でも、サダム・フセインの奥さんも同じことを言ってるんです。逮捕されたときに会ったサダム・フセインと言われている人物は、あれは私の主人ではないと。

    また、それと関係してるかどうかはともかく、世界は多極化しているのではなく、プーチンも支配勢力の仲間なのだという話もあります。お互いに敵対的な情勢を作り出すんですが、最終的には彼らは超社会主義を作るうえでのパートナーなのだという考え方ですね。それは場合によってはあり得るかもしれない。

    誰が絵を描いているのか?

    西塚 あると思います。僕はそこでヤスさんが紹介しているコーリー・グッドの話とか、スティーブン・グリア博士でもいいんですが、地球外の生物を巻き込んだ話ですね。あのあたりの話も非常に興味深いわけです。最近は古典ですね、『エメラルドタブレット』のような資料を読み返しているんですが、やはり今の世界情勢の図式にもリンクしてくるわけです。昨年のイベントで招いた角田(よしかず)さんの話にまでリンクしてくる。まあ、角田さんに限らず、何かしら古代の叡智のようなものにアクセスする能力者はいろいろといますが、僕は今、その大きな構図を探っているところです。

    ヤス それで面白かったのは、コーリー・グッドがドラコ同盟の会議に出席するわけですね。本にも書きましたが、それは2015年の12月くらいの会議なんですが、ニューヨークの廃墟になったホテルの地下の会議室でやったと。ドラコ同盟の代表がきたり、レプタリアンの代表がきたりして、そこにさまざまな異星人がいた。

    それでブルー・エイビアンズは、2014年の12月に地球をシールドで覆ったわけです。その結果、ドラコ同盟が自分たちの出身の惑星に帰れなくなったので、ブルー・エイビアンズに出してくれと言ったわけです。そういう大きな会議があった。その会議のホスト役でもあり、そこにコーリー・グッドを連れていったのはキッシンジャーなんだと。ここにもキッシンジャーが出てきた(笑)。

    西塚 出てきましたね。キーパーソンですね。面白すぎます。

    ヤス 面白い。本当にキッシンジャーが絡んでるのか絡んでないかは、わかりませんが。ただ、情報の中の可能性ということを単純に整理するとそうなる。それでさきほどの話で言えば、僕は3番目の見方が、今のところは可能性が一番大きいのではないかと思います。

    西塚 今、誰かが絵を描いているとして、世界の人々はいろいろなことでダマされていくわけですが、インターネットを通じて、これはおかしいのではないかと言うヤツがだんだんと多くなってきている。だから、さらにもっと大きな絵を描きはじめているという気がするわけです。その大きな絵の一片がコーリー・グッドの情報とか、あるいはスティーブン・グリア博士との争いとか、さらにはキッシンジャーとブレジンスキーの争いも同じで、今までの政権レベルあるいは国家レベルというところから、もっと違う大きな絵がまた描かれはじめたのではないか。

    でも、結局やってることは同じで、それはいったいどういうことなんだろうと思いをいたらせるわけです。そのためのいいきっかけなんですよ、今回のコーリー・グッドの話は。ビリー・マイヤーの話にしてもそうです。そのへんを暴くというのではないですが、僕はみんなで追究して、考えたいわけです。

    ヤス 今は企業の社長の中にも、コーリー・グッドにのめり込んでいる人がいるようですから。

    西塚 そうですか。どうしたって面白いですからね。できすぎてるわけです。SFの物語を見ているくらいにできすぎている。だから、距離はおいていますが、何かしらの真実も含まれていると思います。僕はそれを見極めるというとおこがましいですが、取り上げていこうと思います。

    ヤス そうですね。何%とかは真実があるでしょうし、ちょっとまあ、前から思っていましたが、デイヴィッド・ウィルコックなんですね、引っかかるのは。どうしてもアセンション文化の中に無理やり引っ張っていこうとするきらいがある。『ラー文書』との一致であるとかね。

    西塚 ウィルコックはのめり込んじゃってるんですかね。

    ヤス そうです。めちゃめちゃ入ってます。

    西塚 もう少し距離はおいたほうがいい。

    ヤス 入っちゃって書いているので、アセンション文化の中の材料にされようとしているところがあるんじゃないか。たしかにコーリーが出現した当初、大きな驚きがありました。しかし、時間がたつと、インタビュアーのウィルコックの手によって、昔からあるニューエイジ系のアセンション文化の中に組み込まれ、取り込まれていっているんですよ。するとコーリーは、アセンションを証明する例証のひとつとして扱われ、かなりうさんくさいものになってしまっている。

    西塚 その可能性はありますね。

    ヤス おそらく全然違った生のコーリー・グッドの別の側面があって、生のコーリー・グッドが伝えるべき現実のリアリティーがどこかにあると思う。

    西塚 あの人もいろいろと洗脳された人みたいだから、自分ではすべて信じ込んでいるんだろうけども…

    ヤス コーリー・グッドとスティーブン・グリア博士は意見が対立してますが、スティーブン・グリア博士とデイヴィッド・アイクはわりと親和性があるようです。コーリー・グッドの情報はアメリカからだけですからね。

    第4次産業革命で人間の意識・経験が変わる!

    ヤス この間、『おやスピ』の掲載が遅れてるのでブログを更新したんですが、ビリー・マイヤーのサイトの最新記事の中に、エノク予言がどのくらい当たったのかみたいなことが書かれていたので、それを出しました。われわれはエノク予言の方向に動いているのだろうかということです。いずれにしろ、トランプと第4次産業革命については徹底的に調べたいと思ってます。トランプ政権は、先ほどの1パターンかもしれないし、2かもしれない。でも、3の図式だと腑に落ちるんです。

    西塚 そうですね。僕もメルマガを読んで3つめのパターンですね、ペペ・エスコバルのあのくだりは、面白いんですが、どうも誘導されてる気がしてしょうがないんです。論理的な問題ではなく、単純な感覚です。

    ヤス 重要だと思う。

    西塚 それは、実はコーリー・グッドなんかにも通じることですけれども、要するにできすぎということなんですが、でも面白いから、誘導だろうが何だろうが、そこに情報はあるわけだから、それは見極めたいと思うわけです。だから無視はできない。それにそういう情報は、丹念に見ていくと何かしらわかってくるんじゃないかとも思う。逆に、今度はこういう情報がくるぞくらいわかるかもしれない。パターンのようなものが見えて、今度こうくるよと(笑)。

    ヤス 軍事テクノロジーの優越性に絡む図式ですね。軍事テクノロジーの観点だけで見ると、確かに引っかかってしまう可能性はあるかもしれません。だから、もうちょっと巨視的に第4次産業革命というところまで押さえれば、もっと多面的にわかってくるという感じがします。もっと資料を手に入れて、多次元的に捉えたいと思ってます。それに地政学も導入する。

    あともうひとつは、第4次産業革命でやはり人間は変わるんです。われわれの人間という自己イメージは根本的に変わるだろうと思う。人間の内面の変化はどのように招来されるのか。そういう人間の内面の変化は、言ってみれば、精神性の変化、精神性のある意味で非常に大きな断絶とも言えるのではないか。今起こっていることはそういうことなのかもしれません。

    西塚 それはかなり深い話ですね。そこは僕も個人的なテーマでもあります。そこでキーになることは、ひとつ言えば、人間は自分が現実を創り出しているという、その感覚が感覚としてはっきり出てくるだろうということです。だから、現実は自分の外にあるのではなく、自分の内部と外部が一体化して創り出されているということ、その感覚にひとつのキーがあると僕は思っているんですね。たとえば第6感とよくいいますが、5感を超えた第6感でも7感でもいいですが、今までにはない新しい感覚を得る段階にきているということです。

    ヤス そうです。世界認識ではなく、根本的に世界経験が違ってきている。その質的に異なった世界経験の中からでき上がってくる、新しいわれわれの意識のスタイル、内面のスタイルがどういうものになるのか。非常に興味がありますね。

    西塚 そうですね。

    ヤス これはデイヴィッド・ウィルコックが紹介してたんだけど、『2045.com』というサイトがあって、2045年にどうもわれわれはシンギュラリティを迎えると。これは読んでみるとすごく面白くて、ダライ・ラマとの対談があるんです。2045年に人間はどうなるのか。ダライ・ラマと一致してるのは、人間のすべてがひとつの小さなコンピューターに入ってしまう。その小さなコンピューターに入った人間を、「アバター・プロジェクト」というのがあるんですが(笑)、人間のアバター(化身)を創り上げる。それにダライ・ラマが協力している。

    西塚 へえ、そんなサイトがあるんですか?

    ヤス 2045年くらいになって、人間の意識全体がひとつの小さなコンピューターになって、それをどのようなアバターに置き換えていくのかという話。これは極めてエキサイティングです。そういった人間の意識がコンピューターに入ってしまうという段階から見たとき、世界経験は根本的に違いますよね。だから今、そこまで見据えたような本を書きたいと思っています。それはトランプとはまた違って、地政学的な展開のメルクマールですね。

    エネルギーレベルの変化と犬

    ヤス 僕は絶えず自分自身の限界を突破したくて、いつも何か面白いものを探している。だんだん飽きてくるんですよ、自分のやってることが(笑)。飽きてくると、自分のエネルギーレベルが低くなってくる。そういうときはヤバい。ちょっかいを出したがるから、人にね(笑)。自分を打破したいという現われなんだけど。

    西塚 エネルギーレベルが低くなるということは、どこかで奪われてるわけです。それが何なのかですね。

    ヤス ああ、そうか。僕は飽きがくるとヤバいですね。飽きがくるといきなりエネルギーレベルが低くなってきて、どちらかと言うとネガティブな方向に引っぱられやすくなる。

    西塚 原因があると思うんですが、ヤスさんみたいな人でもそういうことがあるんですね。

    ヤス いや、何も原因がなくて起こるのね。

    西塚 それはないですよ。

    ヤス 僕が認識できる範囲の原因がないということで、おそらくいろいろなときにいろんなエネルギーに、僕自身がさらされてるんではないかなという感じはしますね。

    西塚 そう思いますよ。エナジーバンパイアといいますが、本人にも意識はないんですが、エネルギーのある人からエネルギーを取る人がいるんです。

    ヤス いるいる。(西塚を指して)取る人?

    西塚 あ、オレですか?

    ヤス いや、ウソウソ(笑)。

    西塚 ああ、そうかもしれない(笑)。そうなのかなあ…

    ヤス いやいや(笑)、でも、確かにそういうことは十分あり得ると思う。ただ、自分自身のパターンがあってね。やっぱり自己充足したらダメで、飽きがくる。飽きがくるとエネルギーレベルが急速に低下していくんです。また違うことに興味を持って集中すると、エネルギーレベルがグーっと上がる。おそらく僕だけではないと思いますが、エネルギーのレースをしてるような感じですね。

    ほっとくと年齢的にも進むし、マイナスエネルギーにもさらされやすくなってくる。自分をネガティブなほうに引っぱっていくエネルギーのほうが強くなってくる。それに抵抗できるくらいのプラスのエネルギーがないと、なかなか前に進んでいかない。絶えずその綱引きのレースの中に生きてるような感じがしますね。

    そういう意味では最近、犬を飼ったということはすごく大きな自分の内面的な変化で、かなり愛情が強くなったということがあります。周囲の人間全体に関して愛情が強くなった。

    西塚 初めの話に戻りますが、今日のライブも犬がひとつのテーマでした。末森さんという人も犬をずっと飼っていて、14歳だったかな、それで死んじゃったらしいんですね。そのとき後追いしようかと思うくらいだったと言ってました。ペインティングでコラボしていたアーティストの女性も犬が好きで、そのペインティングもみんな犬なんです。犬とはなんぞやといった話も出て、なかなか面白かった。

    ヤス 確かに、犬は人間の生き方を変えるだけものがあります。だから、人間以外でも小動物全般に対する愛情が溢れてくるという感じがあったので(笑)、なるほどなあと。ビリー・マイヤーの書籍にも出てくる“自然の掟”というやつね。そういう内面的な変化がありました。

    西塚 霊長類というか人間は、意識レベルで言えば頂点にいるのに、その人間が何をやってるんだという話ですね。犬も含めて動物たちは本能で生きているので、自然と調和して生きている。

    ヤス 調和で生きてる。あんなに可愛いとは思わなかった(笑)。

    西塚 調和の世界なので何もないわけです、基本的に。

    ヤス 何もない、本当に。

    西塚 そのまま純粋に生きている。人間だけがくだらないことをやっている。

    ヤス そのとおりです。

    『Web Bot』とビリー・マイヤーの再検証

    ヤス 日本ではトランプ政権の捉え方にしても、初めに理論的な図式があって、そこにいろいろな現象を当てはめながら理解していくというタイプの言説が多いですね。宮台(真司)さんなどもそうです。今の大きな変化から直感的に何かをつかんで、帰納的に原理を下から組み立てるというスタンスではないですね。宮台さんにそれがあったとしたら、90年代でしょう。古臭い学者を持ってきて、その理論を当てはめたりする。

    西塚 確かに90年代にフィールドワークという言葉ももてはやされましたが、かつての理論やフレームに自分の体験を落とし込むだけの作業には、今はあまり魅力がありませんね。

    ヤス ものすごい古臭い理論の中に最先端の対象を落とし込むことは、やはり古臭いものにしかならないですよ。

    西塚 三島(由紀夫)もそうなんですね。演繹的であって帰納的ではないわけです。だから、ひとつひとつの体験から広がっていくものが感じられない。ボクシングの体験を書いたエッセイがあるんです。これは島田雅彦さんも指摘してましたが、相手の手が千手観音のように見えたとか書いている。要するにパンチがたくさん繰り出されてくるのでそう書いたのでしょうが、実際はそんなもんじゃないですね。いきなり殴られてパーンといく世界です。千手観音に見えたという、そういうビジュアルの表現はあるかもしれませんが、いずれにしろ生の体験をあとから再構成して表現するというのではなく、あらかじめ先に表現がある。三島の場合。

    だいたいあの人は、プロローグからエピローグまで決めてから書くという作家だったので、僕は三島の小説はつまらないと思うんですね。アフォリズムの連続の文章になる。『金閣寺』はちょっと違うと思いますが、僕はそれでは力を持たないと思います。力を持つのはむしろ小島信夫的な小説で、だから小島信夫という作家を三島は大きらいなわけですが(笑)、次に何が出てくるかわからないわけです。本人もわからない。

    ヤス 意味の生産の現場に立ち合うみたいな。

    西塚 まさにおっしゃるとおりで、そのダイナミズムに乗ってる作家だと思うんです。僕は人生とはそうあるべきだと思ってるし、あるべきと言いますか、個人的に好きなわけです。

    だから、また言いますが、例の『Web Bot』のクリフ・ハイですよ。彼の文章に、絶え間なく変化していく現実のダイナミズムの波頭の先端でサーフィンするというような意味の表現があって、僕はシビレたわけです。どうなるかわからないけれども、意味の上でサーフィンしている。あの『Web Bot』はまた掲載したいですね。

    ヤス 最近の『Web Bot』の的中率はすごいですよ。1月の25日を境にして、ダウが2万ドルに上がると。また、ダウが2万ドルのオーダーに乗せるということは、ビットコインの高騰と銀の価格の高騰が連関して進むと言った。そうしたら、1月25日だったんですよ、ダウが2万ドルいったのは。

    西塚 沸いてましたもんね。

    ヤス もうひとつは、銀の価格の高騰のひとつの要因になってくるのは、新しいテクノロジーの開発だと。銀を大量に使う最先端のテクノロジーが開発されて、それによる銀の需要がどんどん大きくなって、それが銀価格の高騰に拍車をかける。そうしたらね、2、3日後に本当に出てきた。銀による発電。

    西塚 うーん、ヤスさん、『Web Bot』はもう一度やりましょうよ。

    ヤス いや、同じシナリオの繰り返しだったから、飽きてきたんですね。

    西塚 そうなんですか? スピリチュアル的な理由ではなく、さっきおっしゃってたような、単純に同じことの繰り返しは飽きるといった話ですか?

    ヤス 飽きたんですよ…。

    西塚 何だ(笑)、それだったらやりましょうよ。何かダークなエネルギーがとかおっしゃって…

    ヤス いや、単純に飽きた。僕は飽きるとヤバい。

    西塚 そういうことですか…じゃあ、ちょっとやりましょう。それに『おやスピ』の対談を絡めてもいいですし、今度は『Web Bot』についても話してください。それをセットでアップしましょう。

    ヤス いいですよ。

    西塚 人間の集合無意識が現実を創造していくということがあるから、『Web Bot』を発表することの影響もあるでしょうが、僕の理屈としては、仮に支配層のアジェンダが集合無意識に関係しているとしても、今の『Web Bot』の内容をあえて意識することによって、ネガティブなことも変わるかもしれないということです。

    ヤス ビリー・マイヤーのエノク予言なんかも一度、徹底的に話し合ってみませんか?

    西塚 わかりました。今度『Web Bot』に限らず、レジュメを作ってやりましょう。

    ヤス そうですね。ビリー・マイヤーの最新のコンタクト記録が面白いんです。だから、エノク予言も交えながらやりたいですね。ビリー・マイヤーはプターとまだ交信してるんです。

    西塚 ああ、プターとはずっとやってるんですね。

    ヤス その会見記録。ビリー・マイヤーがたくさん質問しています。

    西塚 わかりました。次回以降、やりましょう。今日はどうもありがとうございます。これは早めにアップします。

    ヤス どうもどうも。


    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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    エノク預言といま向かっている方向

    1月2日

    有料メルマガの予告

    明けましておめでとうございます。今年は激動の年になりそうだ。ビットコインは急騰しつつも乱高下しているが、人民元の下落と中国経済の減速を嫌気した中国富裕層がビットコインへと資産を移動させていることが背後にあると言われている。

    確かにそれは間違いない。だが、背後にはもっと戦略的な事情があるようだ。それは、将来の基軸通貨を巡る欧米と中国との熾烈な争いである。ビットコインのマイニング(生成)の9割は中国で行われている。ビットコインは中国の仮想通貨となった。

    一方、欧米のメガバンクは中央銀行レベルで使用できる仮想通貨、USCの導入を急いでいる。これはIMFのSDRとリンクされる見込みだ。2018年に導入される。

    基軸通貨としてのドルの凋落が叫ばれて久しいが、それは人民元のような既存の通貨に転換するという一般的なイメージとは異なる展開になる可能性がある。次世代の基軸通貨は、キャッシュレスな社会を前提にした仮想通貨だ。いま、このコントロールを巡る熾烈な戦争が始まりつつある。

    これは世界の覇権を巡る戦いだ。これらのことは1月13日、午前0時10分に配信する次回のメルマガに詳しく書く。


    「ヤスの勉強会」第34回のご案内

    「ヤスの勉強会」の第34回を開催します。2017年になりました。「抑圧されたものの噴出」は臨界点を越え、今年は世界各地で一層勢いづくことでしょう。これを最新の情報で細かく見てみます。

    【主な内容】
    ・アメリカが内戦状態になることはあるのかろうか?
    ・日本では報道されないユーラシア経済圏の発展
    ・欧州で吹き荒れるポピュリズムと排外主義
    ・さらにアメリカ従属を深める日本では
    ・どうやって「抑圧されたもの」と向き合うのか?

    よろしかったらぜひご参加ください。

    日時:1月28日、土曜日
    時間:1時半から4時半前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

    いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

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    高松の講演会

    以下の日程で高松の講演会を行います。お近くの方はぜひどうぞ!毎回ディープな講演会をしています!

    日時  平成28年1月20日(金)18:30受付 19:00~22:00前後まで
    場所  高松生涯学習センター

    会場内の掲示板にて部屋の確認をお願いいたします。
    〒760-0040 高松市片原町11番地1
    電話:087-811-6222 FAX:087-821-8022
    会費   ¥5000/人

    講演会後、高島先生を囲んでの懇親会を予定しております。場所 未定ですが高松市内にて行う予定です。

    主 催  里坊会計事務所 里坊昌俊
    実行委員 有限会社ウエストフードプランニング小西啓介、ソニー生命保険株式会社 山下智幸、株式会社京蔵 京兼慎太郎、株式会社クリード インテグレーション平野伸英

    内容
    ・トランプ政権の政策はどこまで成功するのか?
    ・ビットコイン急騰と中国経済の危うさ
    ・2017年にはなにが起こるか?総合予測
    ・ユーラシア経済圏の台頭
    ・「抑圧されたものの噴出」とヨーロッパ



    新しい本
    新刊本が出ます。面白い本になったと思います。よろしかったらどうぞ!

    「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来
    世界の政治・経済はこれからこう動く
    著者:高島 康司

    amazonで注文

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    記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

    音声ファイル

    ツイッターに書き込むことにしました。よろしかったらフォローをどうぞ。日々情報を発信します。
    https://twitter.com/ytaka2013/

    船井幸雄.comに筆者のページが出来ました。月一回のペースで更新します。ぜひご覧ください!

    船井幸雄.com
    ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情勢予測

    明けましておめでとうございます。2017年になりました。今年もよろしくお願いします。

    このブログに関して

    長らくブログを更新していなかった。現在の記事は筆者のよき友人である編集者の西塚さんとの対談を掲載しているが、いま新しい本の出版で忙しいようで対談が実現できないでいる。そこで今回から、以前のような記事の掲載に戻ることにする。

    このブログを始めたのはちょうど10年前の2007年5月であった。開設の動機は、当時日本でまったく知られていなかったスエーデンの生物学者、カール・ヨハン・コルマン博士のマヤカレンダーの解釈である「コルマンインデックス」を詳しく紹介することであった。読者がこれをどのように思うのか、意見を聞きたかったのだ。

    幸いそれから数年間、「コルマンインデックス」の支持は拡大してここも人気ブログとなり、掲載する記事も、さまざまな予言の紹介や世界情勢の分析、また社会評論と多岐にわたるようになった。しかしマヤカレンダーが終了した2012年ころから、ブログの更新が遅くなり、掲載する記事の数も少なくなった。

    その理由は、ブログで紹介していた予言や予知のほとんどが的中率があまりに低く、筆者は関心を失ったからだった。また、予言の内容はあまりに暗いので、エンターテイメントとしても紹介する価値がないと判断したからでもあった。その後は、メルマガでの世界情勢分析や社会評論、そして日本では知られていない情報の紹介に全力を注ぎ、ブログのほうはおろそかになった。いまは相棒の西塚さんとの対談がメインになっている。

    抑圧されたものの噴出

    他方、これまで筆者は書籍や雑誌の記事、またメルマガでは「抑圧されたものの噴出」というかなり大枠のキーワードをひとつの手掛かりとして世界情勢を分析してきた。筆者は、2008年のリーマンショック以降、没落した中間層の怨念、過去の歴史のトラウマ、民族間の憎しみなど、これまで比較的に安定した社会システムに管理され、あからさまな表出が辛うじて回避されてきた否定的な感情が爆発し、既存の社会構造や国際関係の軌道を大きく逸らす時期に入ったと考えた。アラブの春、オキュパイ運動の世界的な拡大、ISの台頭、ウクライナを巡るロシアと欧米の衝突、シリア内戦の激化、シリアを中心とした極端な数の難民のヨーロッパへの流入、ヨーロッパにおけるイスラム原理主義テロの横行、ヨーロッパの極右の大躍進などこれまで見たことのない激しい出来事が、2011年以降連続して発生した。それはあたかも、抑圧された否定的な感情のエネルギーが、世界各地で爆発したかのような現象だった。

    そして、そうした「抑圧されたものの噴出」の高まりを示す大きな出来事が、昨年11月に行われた米大統領選挙におけるトランプの勝利である。当初は泡沫候補に過ぎなかったニューヨークの不動産王トランプは、グローバリゼーションに取り残され没落した中間層の怨念や、周縁化されつつある白人の優越感情と危機感に訴えて旋風を起こし、すべての予想を裏切って勝利した。

    トランプは、アメリカにおけるまさに「抑圧されたもの」の象徴である。これからトランプが引き起こしたような現象は、世界各地で激しさを増すことは間違いない。その意味では、2011年あたりから表出の度合いを速めた「抑圧されたものの噴出」は、トランプの勝利で臨界点に達したと言える。その結果、2017年からは、さらに制御できない否定的な感情の爆発的な噴火となって世界各地で現れることだろう。

    この否定的な感情のエネルギーの噴出こそ、我々が生きる世界の未来をこれから形成する最大のエンジンのひとつだ。それは、通常の国際関係や社会関係の軌道と動きに強く働きかけてこれを変更し、思っても見ない出来事を発生させる。抑圧された怨念の噴出の勢いで当選したトランプなどは、この典型だ。

    だとするなら、この否定的な感情の爆発がもたらす未来とはどのようなものなのだろうか?もちろん、実現の可能性のある未来のシナリオはいくつか存在するし、そうしたシナリオをいま現実に起こっていることから論理的に予測するのはさほど難しくはない。これはこれからメルマガで詳しく紹介するつもりだ。

    エノク預言

    ところで、いわゆる預言というものはあまりに外れが多く、ある社会で集合的に共有されている恐怖のイメージを表現する、ファンタジーか幻想のようなものにしか過ぎないと言ってもよいくらいだが、そうした預言の中にも無視できないものも存在することは事実だ。つまり、2017年からさらに激しさを増す「抑圧されたものの噴出」の先にある未来の光景をリアルに描写しているビジョンとしての預言だ。

    それは、スイス在住のビリー・マイヤーのコンタクト記録にある預言である。マイヤーは、プレジャリアンという高度に精神的に進化した異星人とコンタクトしていると言われている。

    もちろんマイヤーには、批判者も多いことは筆者も承知している。今回の記事の内容には関係がないので深入りはしないが、UFOの写真や動画の偽造疑惑とともに徹底的に批判され、「MUFON」などのUFOや地球外生物とのコンタクトを調査する専門組織からも排除されたような存在になっている。

    しかし、実際にマイヤーが著した多くの書物を読むと、その内容の精神的な高度さと哲学の深さには圧倒される。マイヤーが異星人とのコンタクティーであるかどうかなどどうでもよくなるくらいに引き込まれる。いずれ記事を改めて詳しく書くが、抑圧された否定的な感情の噴出が今後の方向性を決定しつつあるいまの時期、そのようなネガティブな感情への対処は我々にとっても極めて重要な問題になる。そのもっとも重要な手掛かりとなるのがマイヤーの一連の書物である。これがどのようなことなのか、いずれ詳しく書く。

    そのようなマイヤーの1987年2月28日に行われた第215回目のコンタクトの内容が、21世紀初頭のビジョンであると思われる「エノク預言」だ。筆者のメルマガの読者や毎月行っている「ヤスの勉強会」では散々話題にしているので、内容をよく知っている読者も多いことだろう。どんな内容なのか要点だけを確認しておく。

    預言と予告の違いと実現の時期

    まず「エノク預言」では、未来の出来事には、人間が行動を変化させれば実現を回避できる「預言」と、どんなに努力しても回避が不可能な「予告」の2つがあるとして、「エノク預言」に描写されたビジョンは回避が可能な「預言」であるとしている。

    そして、出来事が起こる正確な時期は告げられないものの、一連の出来事は次のような時期に起こるとされている。

    「地球の人間がこれからも今までと同じやり方で生きるならば、同様にその思考と感情を今までと同じように形成し、同じ行動パターンにふけるならば、これについてエノクの預言は明瞭な言葉で語る。預言が実現し始める時点、それはローマに法王が居住しなくなるときであろう」

    ヨーロッパの混乱

    そして、エノク預言の中核となっているビジョンは、ヨーロッパの混乱と、それに続く第3次世界大戦である。次のようにある。

    「主として政治に関しては、多くの不気味な事件が起きるであろう。第3次世界大戦が始まる前に、フランスとスペインの武装勢力が衝突するであろう。しかしフランスはスペインとの紛争を最後まで戦い抜くことはしないであろう。というのは、ロシアやスウェーデンのように、フランスでも国内に大きな暴動が起こり、政府転覆や内戦に発展するからである。特にフランスとスウェーデンでは、たとえば欧州連合の策謀とその独裁的な発令が、多くの暴動と蜂起に火をつけるであろう。だが、これらの国々ではギャングや組織犯罪も与して、内戦は避けられまい。これに加えて、生まれつき国籍を持っている者と、移住してきた外国人との間に重大な差別が生じるであろう。外国移民はたいてい自国民とは異なる宗教を信じている。そしてまさにこのことも、時間が経つに連れてますます深刻な紛争を招くであろう。排外主義、外国人排斥、そして他の宗教を信じる者への憎しみが、台頭するネオナチ、テロ、極右主義などとともに日常茶飯事となろう。イングランドやウェールズや北アイルランドでも内戦状態になり、多くの死者を出すであろう」

    これを見ると、EUが押し付ける無理なグローバリゼーションに対する反発や、2015年からヨーロッパに大量に流入した難民などが背景となり、これからヨーロッパでは極端な排外主義が席巻し、それが原因で政権が転覆し、内戦状態になる国が増えるようである。

    筆者がこの「エノク預言」を最初に見たのは2004年ころだと思うが、このときはこれはどの預言にもあるような一種のファンタジーでしかないと思った。しかし、難民への排斥、極右とナショナリズムの台頭、そしてイスラム原理主義のテロが襲ういまのヨーロッパの状況を見ると、この「エノク預言」の描写する方向に動いてるのかもしれないとの印象を強くする。

    イスラム原理主義のヨーロッパ侵攻

    さらに、「IS」を始めとしたイスラム原理主義組織がヨーロッパを席巻する様子が描写されている。

    「イスラムの狂信者が決起してヨーロッパの国々を戦争で蹂躙し、それによって一切が激しく揺り動かされるであろう。西側ではすべてが破壊され、英国は打ち破られて、最も悲惨な状況に投げ込まれるであろう。イスラム狂信主義者とイスラム戦士は、長い年月にわたってその権力を維持するであろう」

    この「エノク預言」が公表された1987年では、「イスラム原理主義」という呼称はまだ一般的ではなかった。この当時の「イスラム原理主義」とは、1979年に起こったイラン革命のシーア派の原理主義のことだった。現代の「IS」や「アルカイダ」のような原理主義組織はスンニ派だが、1987年当時、将来危険になるこれらの組織の前身は、ソ連の侵略と戦う自由の戦士、「ムジャヒディーン」として知られ、決して悪いイメージはなかった。

    そのような時期に、ヨーロッパにおける「イスラムの狂信者の決起」を予見していたのは驚異的だ。これから本当に「イスラム狂信主義者とイスラム戦士は、長い年月にわたってその権力を維持する」状況になるのだろうか?

    ロシアのヨーロッパ侵攻

    次に、第3次世界大戦と思われる描写が続く。戦争の引き金となるのはロシアである。

    「ロシアもまた平安をもたらすことはないであろう。ロシアはスカンジナビアを攻撃し、その結果、すべてがヨーロッパ中に拡大するであろう。そのわずか数カ月前には恐ろしい竜巻が北欧で荒れ狂い、実に多くのものを荒廃させ、破壊するであろう。ロシアの攻撃について言うと、それは夏の期間に、アルバンゲリスクを起点に遂行されるであろう。このときデンマークは戦争行為に巻き込まれないが、その理由はこの国が重要ではないからである。しかしこの戦争行為によってロシアは満足せず、その領土拡張欲は激しさを増すであろう。その結果、ロシア人はその戦力を携えてイランとトルコに侵入し、血なまぐさい戦いとものすごい破壊によって両国を占領するであろう。ロシアのこの領土拡張欲には、中東の石油資源を我がものとし、また南東ヨーロッパの領域に直接到達したいという欲求が根を下ろしている。それゆえロシア人はバルカン半島にも侵攻し、多くの死者と破壊を伴う激しい戦闘で、バルカン諸国を容赦なく壊滅的に打ちのめす」

    また、ロシアのヨーロッパ攻撃の条件を準備するのは、フランス国内のイスラム系の移民である。次のようにある。

    「攻撃目標となるのはフランス、次いでスペインであろう。しかし攻撃者の最終目標はヨーロッ全体を軍事的に支配することであり、フランスがその本拠地として定められよう。フランスは外部から攻撃者によって占領されるだけでなく、内部からも占領軍への協力勢力やその他の勢力によって占領されるであろう。内部勢力として考えられるのは、その時点でフランスに在住し、異なる宗教、特にイスラム教を信仰する外国人であろう。フランスが陥落すれば、スペインと英国に対する侵略戦争が始まり、それからスカンジナビアに侵攻する攻撃軍との連合が成立するであろう。フランスを拠点としたこれらのすべての戦争行為に、フランス国内に貯蔵されている大量破壊兵器が使用されて、ひどい荒廃と破壊と破滅がもたらされるであろう。東からの攻撃者は、フランス軍を強制的に同盟軍に編入して北欧の国々に対する侵略戦争を遂行させるであろう」

    アメリカの内戦

    ヨーロッパが対象となるこのような第3次世界大戦では、アメリカの影はほとんど見えない。アメリカでは内戦が発生し、分裂状態にあるからだ。

    「アメリカで2つの大規模な内戦が相次いで勃発するからである。その後、アメリカ合衆国は互いに激しい敵対関係に陥り、やがてアメリカの州は5つの領域に分かれる。その際に教派的な狂信者が独裁的な役割を果たすことは防げまい」

    1987年当時、このような状況は想像することは不可能だった。いまトランプの大統領就任によって、アメリカ国内ではかつてないほどの分裂と混乱が予想されている。これはこれから内戦までいたる状況になってゆくのだろうか?

    中国について


    ではこのような状況のとき、中国はどのような状態にあるのだろうか?中国は危険な国になるとして以下のように書かれている。

    「まさにこの中国が危険な国になるであろう。わけても現在すでに理想的な関係にはないインドに対してである。中国はインドに侵攻するであろう。もし生物兵器が使用されたら、ニューデリーとその周辺だけで3000万人が殺されるであろう。それのみならず、その時点では生物剤を装填して使用される爆弾やミサイルはまだ制御できないため、そのときまだ知られていない恐ろしい伝染病が発生して急速に広がり、多くの地域を見舞うであろう。パキスタンもある事情からインドと交戦するように誘惑されるであろうが、両国は核兵器を開発しているので、それは危険極まりないものとなるであろう」

    これらのことはいつ起こるのか?

    これが1987年2月のコンタクトで公表された「エノク預言」の概要である。筆者が2004年に初めて読んだときは現実化する見込みのほとんどないファンタジーのように見えたが、「抑圧されたもの」が一気に噴出し、それが原因であらゆる状況の流動化が加速しつつあるいま、実現する可能性のある未来のビジョンとして見えてくる。

    とするなら、具体的にこれがいつ頃のビジョンなのだろうか?マイヤーのその後のコンタクト記録を読むと、「エノク預言」が度々言及されていることが分かる。そうした記述には、これがいつ頃の光景なのか暗示するヒントがある。

    2012年9月1日の第544回目のコンタクト

    マイヤーのコンタクトはいまもリアルタイムで行われており、そのうちのいくつかは英語に翻訳されている。ここで読むことができる。そして、2012年9月1日の第544回目のコンタクトには、アメリカの分裂を始めとした「エノク預言」実現の具体的なタイミングが暗示されている。ここには以下のようにある。ビリー・マイヤーと異星人、プターとの対話である。極めて長い文書なので、該当する部分を要約的に掲載する。

    「ビリー:1975年に私があなたと行った大旅行のとき、あなたの計算では、このままアメリカが変化せず、また、同盟国の離反が進めば、2020年以降にスーパーパワーのアメリカは終焉すると言った。とするなら、いまのオバマ政権はこうした未来を避けるための決定的な地点にいるのではないだろうか?

    プター:たしかにそうだが、オバマ大統領の追随者がどのような国内政策と外交を行うかに、2020年以降に起こることは依存している」

    これは、アメリカの終焉が2020年代になることを暗示していると見ることができる。

    さらに同じコンタクト記録には次のようにもある。

    「ビリー:1974年当時あなたは、アメリカ大統領の犯した数々の犯罪を詳しく説明してくれた。そしてこのようなことが変わらない限り、アメリカが確実に崩壊するとも言った。そして、アメリカが崩壊すると中国がスーパーパワーになる機会がやってくるが、そのためには中国は多くの同盟国を集めていなければならないとも言った。もし中国が自らの誇大妄想だけででスーパーパワーになろうとすると、多くの戦争を引き起こすとも言った。(中略)ところで、アメリカが崩壊するとどのようなことが起こるのだろうか?

    プター:アメリカの崩壊後に次の2つの選択肢しかない。ひとつは心ある国民が団結していまのアメリカを改革し、まったく新しい出発点に立つか、または独裁体制になるかである。(中略)しかしいま、米政府に近い元CIAの人物に、政府にコンタクトするように要請している。もしこれに成功すると、預言が回避される可能性は8%ほどある」

    元CIAの人物が米政府のアプローチにどこまで成功したのかは分からない。しかし、成功したとしてもアメリカの崩壊と分裂を含む「エノク預言」のシナリオは92%の確率で実現する方向に向かっているということになる。

    2016年11月6日の第663回目のコンタクト

    ところで、トランプに関する興味深い預言もある。これは、11月8日の大統領選挙の2日前に行われたものだ。要点だけかい摘まんで掲載する。

    「ビリー:今回の米大統領選挙についてだが、クリントンが屈辱され、トランプがリードするとあなたから聞いていた。しかしこれを公表すると、クリントンは全力でこれを阻止しようとするため、身に危険が及ぶことを危惧し、これを公開しないでいた。

    プター:私が6月30日に預言したことを公表するのは非常に危険なことだった。トランプの身に危険が及ぶことも十分にあった。

    トランプは常軌を逸した選挙キャンペーンを行っているが、彼は決して悪い人間ではない。知的な人物だ。もしクリントンが勝利していたら世界戦争にもなりかねなかったが、プーチンとの関係改善を約束するトランプであれば、そのようなことは行わないはずだ。ただ、トランプの閣僚や側近によって徹底して妨害されないかどうかが心配だ。

    またトランプは勝利するだろうが、クリントンはトランプが違法な手段で勝利したという非難を始めるけれども、それがどのような結果をもたらすのか、我々はまだはっきりとは予測できていない。

    ところで世間はトランプの政策を、地球温暖化とオバマケアの2つの点で間違って理解されている。トランプはこれらを破棄しないだろう」

    いまオバマ政権は、ロシア政府が民主党全国委員会のサーバをハッキングしたとしてロシアの外交官の国外追放などの制裁を発動した。トランプは、このハッキングによって流出したクリントンをおとしめる情報の拡散が幸いして選挙に勝利したとされている。トランプはロシアの支援で大統領に当選したので、大統領に就任する正当性はないという声が高まっている。これはまさにプターの言う通りの展開になっている。

    「エノク預言」のシナリオを回避するためには?

    これが、1987年の「エノク預言」とその後のコンタクトで言われた内容だ。これがいま加速しつつある「抑圧されたものの噴出」が将来もたらす光景だとするなら、これを回避することは可能なのだろうか?「エノク預言」は避けられない「予告」ではなく、回避が可能な「預言」であると明記されている。それも我々のような個々人ができることはあるのだろうか?

    それは間違いなくあるようだ。それもビリー・マイヤーの数多くの著作のなかにちりばめられている。その思想が大きなヒントとなるようなのだ。

    これがどういうことなのか、記事を改めて紹介する。

    むちゃくちゃおもしろかった講談

    筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

    田辺鶴瑛

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    勉強会のご案内

    第31回「ヤスの勉強会」の様子

    10月29日に行われた「ヤスの勉強会」第31回の様子です。「抑圧されたものの噴出」の現状がテーマです。



    「ヤスの勉強会」第32回のご案内

    「ヤスの勉強会」の第32回を開催します。トランプが米大統領になりました。いったいこれからなにが起こるのでしょうか?今回はトランプのアメリカとそれが引き起こす世界的な変化の分析に専念します!

    【主な内容】
    ・トランプの人種差別、女性蔑視発言はどこまで本気か?
    ・トランプがもたらすグローバリゼーションの終焉と地域主義の台頭
    ・トランプの孤立主義と多極化
    ・トランプでアメリカは分裂するのだろうか?
    ・自立を迫られる日本とその未来
    ・拡大する中ロ経済圏

    よろしかったらぜひご参加ください。

    日時:11月26日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

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    「ヤスの勉強会」第31回のご案内

    「ヤスの勉強会」第31回のご案内

    「ヤスの勉強会」の第31回を開催します。アベノミクスは確実に行き詰まります。おそらく2017年から2018年くらいまでが限界でしょう。その後には、日本版軍産複合体の構築による国家主義のシステムが台頭するはずです。それとともに、日本人の精神性も根本から変化するでしょう。その生々しい動きを追います。

    【主な内容】
    ・日本版軍産複合体の脅威
    ・本当にクリントンが大統領になるのか?
    ・戦前のスピリチュアリズムへの回帰
    ・日本の隠された統治機構
    ・これから解除される「抑圧されたもの」
    ・急速に進む中ロ経済圏の形成

     よろしかったらぜひご参加ください。

    日時:10月29日、土曜日
    時間:1時半から4時前後まで
    料金:4000円
    場所:都内(おそらく東横線沿線)

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